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応急危険度判定士 養成講習会
地震で被害を受けた建築物が引き続き使用できるかどうかを判定する応急危険度判定士の養成講習会が、28日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。 講習会には、上伊那の建築士12人が参加しました。 応急危険度判定士は、地震の際に被害を受けた家屋が、引き続き安全に使用できるかどうかを応急的に判定します。 建築士会上伊那支部の要望を受けて、長野県が初めてこの時期に新規登録希望者の講習会を開きました。 判定士は、地元で発災した場合、避難所となっている場所が安全かどうかを判定します。 また、他地域で発災した場合、長野県の要請を受けて派遣され、一般住宅の判定を行います。 長野県内には現在、1,519人、上伊那には、143人の応急危険度判定士がいます。 県内全体では2,000人の登録を目標にしているということです。
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高遠町総合支所庁舎のあり方について建議書・要望書
高遠町地域協議会と地区区長会は、高遠町総合支所の今後の在り方について、建議書と要望書を22日に白鳥孝伊那市長に提出していたことがわかりました。 高遠町総合支所が27日に発表しました。 それによりますと、現庁舎については「支所機能を一時的に高遠町保健センターに移設し、倒壊の恐れがある現庁舎は取り壊す」こと、新たな庁舎のあり方については、「現地建て替えを含め社会情勢の変化に対応し高遠町地域の活性化に繋がる新たな庁舎の建設を強く望む」としています。 「機能や規模、位置はさらに十分な研究・検討が必要である」とした上で、「研究委員会などを設置し広く地域住民の意見等をくみ上げながら推進する」よう要望しています。
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ドローンで松くい虫の被害木実証実験
小型無人機ドローンを使って松くい虫の被害木を調べる実証実験が伊那市の富県で25日、行なわれました。 松枯れの被害が拡大していることから伊那市では、被害状況を確認しようと信州大学などと協力しドローンを使った実証実験をはじめました。 伊那市によりますとドローンを使って松くい虫の被害木を調査するのは国内ではじめてだということです。 25日は、白鳥孝伊那市長や林業関係者、地元住民などおよそ50人が参加しました。 調査区域は、富県の松林およそ5ヘクタールで、ドローンには高性能の特殊なセンサーカメラが搭載されています。 撮影によって松くい虫の被害がないものと感染しているもの、枯れたものに区分できるということです。 上空120メートルから撮影された松林の状況がモニターに映し出され、参加者たちが様子を確認していました。 伊那市の昨年度の松くい虫による被害は2800立方メートルで、初めて確認された平成18年度と比べ4倍となっています。 実験データは、1か月後に解析できる予定で、伊那市では被害拡大防止に期待しています。
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薪や家電製品 プレゼント抽選会
この夏行った森林資源活用キャンペーンとバス乗り放題デーのプレゼント抽選会が25日に開かれました。 木質ペレットや乾燥薪などが合計30人に贈られる森林資源活用キャンペーンには、54件の応募がありました。 家電製品などが合計20人にあたるバス乗り放題デースタンプラリーには、217件の応募がありました。 スタンプラリーは、先月17日のバス乗り放題デーに合わせて行われ、12の路線に合わせて1,678人が乗車したということです。 プレゼントは、10月上旬に贈られます。
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南箕輪村と日本フラッグフットボール協会が協定
南箕輪村は、移住定住促進につなげようと、日本フラッグフットボール協会と連携協定を20日、締結しました。 20日は、唐木一直村長と日本フラッグフットボール協会の岡出美則代表理事が協定書を取り交わしました。 全国に南箕輪をPRしようと公式キャラクターまっくんをデザインしたフラッグフットボール用の「まっくんボール」を制作しました。 フラッグフットボールは、アメリカンフットボールのタックルに代わりプレイヤーの腰の左右に着けた旗を取り合うスポーツです。 全国のおよそ6000校の小学校で授業として取り入れられていて2020年からは新学習指導要領で半必修球技となります。 協定により、日本フラッグフットボール協会では、まっくんボールを500個制作する他、小学校への用具や教材の支援、指導者の派遣などを行います。 村では、来年1月から南部小学校の5年生が体育の授業で取り組みます。 また、12月からは、ふるさと納税の返礼品として1万円以上寄付した人にボール3個を送り村を全国にPRしたい考えです。 唐木村長は「村の認知度アップにつながることに期待したい」と話していました。 日本フラッグフットボール協会によりますと自治体と協定を結ぶのは南箕輪村が初めてだということです。
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日本共産党伊那市議団 市長の答弁を取り消すよう求める
日本共産党伊那市議団は、9月15日の伊那市議会の一般質問で、白鳥孝市長の答弁に事実とは異なる発言があったとして、発言を取り消し、会議録から削除するよう市長と議長に求める文書を、19日に提出しました。 日本共産党伊那市議団によりますと、今月15日に開かれた市議会の議員の質問に対して白鳥市長の答弁内容が事実とは異なるとして削除を求めたということです。 答弁は「企業誘致否定するものではないということを日本共産党の皆さんは言っていますが、どうもそのそういう風に言いつつも企業誘致をさせないようなそうした質問のあり方のような気がして私はなりません(原文のまま)」というものです。 市議会では、市の対応を待つとしていて、市長は対応について検討しているということです。
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六道原の用地取得 経済建設委員会で賛成多数で採択
伊那市議会経済建設委員会が19日市役所で開かれ、美篶の六道原工業団地の用地取得について、賛成多数で採択されました。 賛成4、反対2の賛成多数で、土地の取得に関する議案は採択となりました。 市が取得を目指すのは、美篶六道原工業団地に隣接するおよそ1万1,200平方メートルの土地です。 JA上伊那が肉牛の生産に使用していた民有地で、土地の価格は8,600万円です。 この日の委員会で委員からは「予算や誘致する企業の見通しがあるなら取得しても問題ないと思う。」といった賛成意見が出された一方で、「これまで企業誘致に投資してきた結果を検証してから取得するべきではないか」といった反対意見が出されました。 用地取得に関する議案は、市議会最終日の26日に採決が行われる予定です。
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自殺予防週間に合わせて箕輪町が啓発活動
9月10日から16日までの自殺予防週間に合わせて箕輪町は町内3か所で啓発活動を、13日に行いました。 町の職員のほか、警察や消防、人権擁護委員などでつくる自殺予防対策連絡会のメンバーなど19人が参加しました。 このうちローソン箕輪松島店では、3人が相談窓口を紹介するチラシなどを配りました。 セーフコミュニティを推進する箕輪町は、安全・安心なまちづくりの一環で、毎年3月と9月に啓発活動を行っています。 平成23年から平成28年の6年間の町内の自殺者数は26人で町によりますと特に働き盛りの男性が多いという事です。 町では何か気になる事があったら、躊躇せず気軽に相談して欲しいと話していました。
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伊那市 主防災会連絡会を来年度設置する方針示す
伊那市の白鳥孝市長は、市内にある自主防災会の連携強化とレベル向上のため自主防災会の連絡会を来年度設置する考えを13日に示しました。 伊那市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は、「災害時の危険箇所を良く知っている地元の人からの情報は避難勧告を出す際に重要な情報のひとつになる。自主防災会の拡充とレベルアップを図りたい」と話しました。 また、自主防災会の連携強化や情報交換の場として連絡会を来年度立ち上げたいとしています。 一般質問ではほかに、市消防団を来年度再編する方針が示されました。 消防団の人員不足から、実情にあった定数の見直しや分団の再編を行う計画です。 具体的な内容は、26日の市議会全員協議会で示すという事です。
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子どもの健全育成に サン工業が伊那市に寄付
伊那市西箕輪の金属メッキ業サン工業株式会社は、子どもの健全育成に役立ててもらおうと12日、伊那市に400万円を寄付しました。 この日は、サン工業の川上健夫社長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。 サン工業は平成25年から毎年伊那市に寄付を行っていて、今年は去年よりも100万円多い400万円を寄付しました。 川上社長は「伊那の素晴らしい文化や自然を子どもの時にしっかり体感してもらい、大人になった時にこちらに戻ってきたくなるようなそんな教育に使ってもらいたい」と話していました。 白鳥市長は「毎年の寄付で大変ありがたい。産官で連携して人材育成に取り組んでいきたい」と話していました。 寄付金は、小学校のICT教育や、保育園の備品購入などに活用されるということです。
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箕輪町特定空き家に新たに6件
箕輪町空き家対策協議会が、今日開かれ、倒壊の危険があったり、衛生上有害となる恐れがある空き家を認定し改善を促す特定空き家に、新たに6件が追加されました。 8月31日、箕輪町役場で協議会が開かれ、町から、特定空き家に新たに6件を認定したい考えが示されました。 特定空き家とは、倒壊などの危険がある、衛生上有害となる恐れがある、著しく景観を損なっているなどの空き家です。 認定されれば、指導や勧告が行われ、改善されない場合は解体などの代執行も行うことができます。 町が行ったこれまでの調査では28件の不良物件があり、そのうち、今年度は新たに6件を特定空き家として認定しました。 6件の空き家については、持ち主と連絡を取り改善するよう指導していくということです。 なお、昨年度は3件を認定し指導を行ったところ、1件が家屋を解体、1件は生い茂っていた草木が伐採されるなど改善されたということです。
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市町村職員が防災気象情報学ぶ講習会
防災気象情報に関する知識を学び適切な避難勧告の発令につなげようと長野地方気象台と県は、市町村の防災担当者を対象にした講習会を伊那合同庁舎で6日に開きました。 講習会は冒頭のみ公開で行われ、内閣府が示している避難勧告に関するガイドラインのほか、気象台が発表する台風や土砂災害などに関する注意報や警報の基準などについて説明があったという事です。 講習会は、災害時に避難勧告を発令する市町村の職員に気象情報への理解を深めてもらい、より適切な住民避難につなげようと、長野地方気象台の呼びかけで初めて開かれました。 諏訪、木曽、上下伊那の23市町村の職員37人が参加しました。 この講習会は8日は松本合同庁舎で、11日は県庁で開かれる予定です。
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物流用ドローンの検証実験
自動運転による荷物を搭載したドローンの機体姿勢制御や遠隔監視・確認システムの検証実験が6日、伊那市長谷で行われました。 実験は、ドローンを活用した物流を進める国土交通省、研究、開発をしている東京大学とブルーイノベーション㈱、会場を提供している伊那市が行っています。 今回は、実験は今年3月に実施した実験に次ぐもので、今日は、ドローンポートと呼ばれる着陸地点を目印に自動で降りられるシステムの遠隔監視などの検証をしました。 道の駅南アルプス村長谷から離陸したドローンがおよそ400メートル離れた高齢者住宅に向け自動飛行しました。 今回は、道の駅内にある南アルプス長谷ビジターセンターに監視システムが設置され、監視員がドローンの様子を確認しました。 このシステムは、東京大学とブルーイノベーション㈱が共同開発したもので、風速や飛行状況、ドローンポートの状況が監視できます。 離陸からおよそ5分後、無事に高齢者住宅に着陸しました。 他に、ドローンポートに人が侵入した際に、機体が着陸しないように制御する実験も行われました。 ドローンポートに、センサーがついていて、Wi-Fiで機体に情報が通知される仕組みとなっています。 人が侵入している間は上空およそ40mでホバーリングし、人がいなくなると自動で降りてくるシステムとなっています。 物流用ドローンをつかった実験は11月にも長谷で行われることになっています。
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南アルプスむら長谷の整備計画示す
伊那市が再整備を進める南アルプスむら長谷について、今年度から5年計画で実施する考えを、4日に示しました。 4日は、伊那市議会全員協議会が市役所で開かれ、整備の計画が示されました。 5年間の計画で進められ、今年度は大型バスが停められる駐車場を6,000万円かけて整備する考えです。 来年度以降は、マウンテンバイクの拠点整備や案内看板の設置、既存施設の工事を行います。 総事業費は、1億1,800万円を見込んでいます。 現状の課題として、クロワッサン以外に名物がないこと、マウンテンバイク事業との連携がとれていないことなどをあげていて、これらの解決に向けた既存店舗による新商品の開発、観光協会との連携強化などを施設の整備に合わせて進めていきます。 南アルプスむら長谷は、年間14万3,000人が訪れていて、整備完了後の平成33年には、1万7,000人増の16万人を目標にしています。 市では、今後実施を予定している自動運転サービスやドローン物流などにも対応できる整備を進めていきたいとしています。
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市議会 六道原工業団地用地取得 議案提出
伊那市議会9月定例会が、4日に開会し、美篶の六道原工業団地の用地取得に関する議案など26議案が提出されました。 今議会には、六道原工業団地の用地取得について、取得と造成にかかる費用1億3,600万円が特別会計に、下水道や道路整備などにかかる費用3,300万円が一般会計にそれぞれ補正予算案として計上されています。 取得を目指すのは、美篶六道原運動場に隣接するおよそ1万1,200平方メートルの土地です。 JA上伊那が肉牛の生産に使用していた民有地で、土地の価格は8,600万です。 この土地を取得した場合、市が保有する産業用地は7万5,000平方メートルとなります。 この件について、日本共産党伊那市議団は、「市には5万平方メートル以上の産業用地は保有しないとの基本方針があり、今回の事案は逸脱しているのではないか」との質問が出されています。 市は、「現在所有する用地が売れた場合、新たに取得するのに一定の期間がかかるため」と説明したのに対し、共産党議員からは「たらればの話ばかり。基本方針や基準に基づくべきだ」と意見が出されました。 用地取得に関する議案は、経済建設委員会に付託されました。 今議会には他に、南アルプスむら長谷の駐車場整備にかかる費用2,600万円を盛り込んだ補正予算案などが提出されました。 伊那市議会9月定例会は、13日から一般質問、19日から委員会審査が予定されていて、26日に委員長報告、採決が行われま
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箕輪 女性の生産年齢人口5年で500人減少
箕輪町の女性の生産年齢人口は、ここ5年間でおよそ500人減少しています。町では、働きざかりの女性の減少を大きな課題とらえ、今後さらなる分析と対策をしていきたいとしています。 1日は町民から広く意見を聞く「みのわ未来委員会」が役場で開かれ人口の動向について報告がありました。 ここ5年間の15歳から64歳までの生産年齢人口は、男性が287人の減少でした。 一方女性は、男性の2倍近い496人の減少でした。 また、箕輪町の女性の出産数の平均は1.52人で、上伊那8市町村の中で最も低いとの報告もありました。 委員からは、「女性の減少は、子供の減少にも繋がっている。早急な対策が必要だ。」との意見が出されていました。 箕輪町では今年度、女性活躍推進会議を開き、就職や子育てしやすい環境づくりについて検討していくとしています。
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新しいごみ袋9月1日から販売開始
ごみ処理費用有料制度の見直しにより10月1日から、証紙代金が変更となります。変更までの準備期間として、9月1日から新しいごみ袋の販売が始まります。 ごみ処理費用有料制度は、3年に1度見直しを行っていて、今回、平成15年度に有料制度が導入されてから初めて料金の見直しが行われました。 燃やせるごみ袋は、大小の2種類から大中小の3種類に変わり、小はこれまでの300円と変更なし、中は400円、大は500円。 もやせないごみ袋は300円から400円となります。 9月1日から順次ごみ袋の取扱店で販売が始まりますが、利用開始は10月からとなります。 これまで使用していたごみ袋も、証紙シールを購入し、不足分を張り付ければ使用することができます。 上伊那広域連合では、「10月以降は、シールを貼っていない従来の袋は回収しない。新しい袋や証紙シールを準備して、ルールを守ってごみを出してほしい。」と協力を呼び掛けています。
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新山診療所廃止を諮問
伊那市は患者数が減少し収支が悪化していることや、担当する医師の負担が大きいことなどから、新山診療所を今年度末をもって廃止したい考えを示しました。 25日に伊那市医療政策審議会が伊那市役所で開かれ、新山診療所の廃止について、審議会に諮問されました。 新山診療所では、毎週水曜日の午後3時30分から午後4時30分までの1時間診療を行っています。 収支は年々悪化していて、昨年度は126万円の赤字でした。 患者数も減少傾向にあり、平成26年度に9人だった患者数は、今年度は固定の4人となっていて、今後も増える可能性は少ないとしています。 また、担当する医師は、高遠町長藤、西箕輪、新山の3診療所を兼務していて負担が大きくなっているということです。 これらのことから、伊那市では今年度末をもって新山診療所を廃止したい考えを示しました。 地元からは廃止はやむを得ないとして一定の理解を得ましたが、廃止後の通院手段の確保について支援を求める意見が出されたということです。 審議会の委員からは、「診療所の跡地はどうするのか」「送迎ボランティアの充実が必要だ」などの質問や意見が出されていました。 審議会では9月中に再度会議を開き、答申書をまとめることにしています。
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小黒川スマートIC 9月30日午後3時開通
伊那市などが建設を進めている中央自動車道小黒川スマートインターチェンジの開通が、9月30日午後3時に決まりました。 28日は、定例記者会見が市役所で開かれ、白鳥孝市長が説明しました。 スマートICは、小黒川パーキングエリアに設置されます。 上下線に設けられ、ETC車載器を搭載した車両は24時間出入りが可能となります。 伊那ICから2.9キロ南に位置し、開通により大規模災害時の救急活動の迅速化や企業誘致の促進などへの効果が期待されます。 当日は、開通セレモニーを行い午後3時から利用可能となります。
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将来負担比率 大幅改善の「数値なし」
白鳥市長は、市の昨年度の財政指標について、将来払わなければならない負債の比率を示す将来負担比率が、初めて数値なしと改善したことを28日に明らかにしました。 将来負担比率は、平成19年度から公表が始まり、平成26年度は60.2%、平成27年度は29.7%でした。 昨年度は、負債が基金などで賄える状態となったことから、初めて数値なしとなりました。 市は、土地開発公社の解散により、平成25年に約20億円の借金を肩代わりしました。 平成25年8月から10年間で返済する予定でしたが、土地の売却が進んだことなどにより、昨年度末に全て返し終わることができました。 白鳥市長は、「三セク債の繰り上げ償還やふるさと納税の基金への積み増しが増えたことにより、財政指標が大幅に改善した」と話していました。
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箕輪町ふるさと納税 返礼品見直し
箕輪町の白鳥政徳町長は、ふるさと納税の返礼品について、すべての返礼割合を3割以下にし、資産性の高いものは除外するなどの見直しを行ったことを24日明らかにしました。 24日に開かれた定例記者会見で白鳥町長は、返礼品について見直すよう各自治体に出された総務省からの通達については疑問を感じるが見直したと話しました。 箕輪町には、ふるさと納税が創設された平成20年度から昨年度までの9年間で7,700件、1億1,000万円の寄付が寄せられています。 資産性が高いとして除外したものには、ゴルフのスイングを解析できる機械や時計などがあります。 9月25日から受け入れを停止し、10月2日から再開することになっています。 また、県が来年8月1日から、中学生までの医療費の窓口無料化を県内一斉に実施する方針を示したことから、白鳥町長は、それに伴う条例改正案を9月定例議会に提出したい考えを示しました。 現在は、窓口で医療費をいったん支払い、負担分を除いた額が返還されていますが、施行後は、窓口で支払うのは負担金のみとなります。 負担金の徴収については各市町村にゆだねられていて、箕輪町では、ワンレセプトにつき500円徴収したいとしています。
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市町村長対象の減災研修会
南信の市町村長ら幹部を対象にした減災の研修会が、24日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。 研修会は、災害発生時に住民の生命や財産を守るという重要な責務を担う市町村長を対象に、具体的な対応を考えるきっかけにしてもらおうと長野県が開きました。 去年、県内全域の市町村長を対象に開いたところ好評だったため、今回は、南信で開催されました。 土砂災害発生から4日後を想定し、被災者が何に困っているか、行政はどのような取り組みができるかをワークショップ形式で話し合っていました。 また、マスコミに行方不明者の氏名を公表するよう求められたらどのように対応するかを考えていました。 研修会では、読売新聞の記者が実際に質問する模擬記者会見も行われ、下伊那郡高森町の熊谷 元尋町長が体験しました。 読売新聞の記者は、「災害時の広報について事前に準備していないと、気づいたら報道陣が押しかけ、対応が後手に回り必要なことが伝えられない。逆にマスコミを利用して情報を伝えてほしい」と話していました。
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伊那市がイクボス・温かボス宣言
伊那市の白鳥孝市長ら市の管理職の職員は、職員が育児や介護をしながら仕事を続けられる環境づくりを目指す「イクボス・温か(あった)ボス宣言」を23日しました。 宣言したのは、白鳥市長・林俊宏副市長、北原秀樹教育長と管理職の職員58人です。 23日は、この取り組みを推進している長野県の中島恵理副知事の立ち合いのもと、白鳥市長らが宣言書に署名をしました。 イクボスは、育児に理解のある上司を指す造語で全国の企業で関心が高まっています。 県が進める「イクボス・温かボス宣言」は、長野県連合婦人会が発案し、子育てや介護と仕事の両立ができる職場環境の整備を推進するというものです。 この取り組みが進むと男性も女性も安心して働くことができ、若い世代の結婚と出産、子育ての希望が実現できる社会づくりにつながるとしています。 伊那市では、職員の生活状況を理解し、育児や介護などを担う職員も活躍できる環境を整える取り組みなどをあげています。 県連合婦人会によりますと、8日現在、県内では56の自治体や企業などの2016人が宣言しているということです。 上伊那の自治体で宣言するのは伊那市が初めてとなります。
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地域おこし協力隊 宗京裕祐さんの卒業報告会
8月末で伊那市の地域おこし協力隊の任期が満了する宗京裕祐さんの卒業報告会が、22日に伊那市高遠町で開かれ、3年間の活動を振り返りました。 静岡県出身の宗京さんは、平成26年9月に伊那市の地域おこし協力隊に任命されました。 農業に従事しながら、高遠町地区の農業振興や、農産物のブランド化や販売促進に関わる活動を行ってきました。 活動のひとつとして、野菜の出荷グループ「伊那の谷ユウキの会」の事務局をつとめた経験をあげました。 ここでは、地元で採れた野菜を地元で消費してもらうため、出荷先と生産者との調整などを行いました。その結果、小学校や保育園の給食にも使ってもらえるようになり、取引先が5件から10件に増加したという事です。 宗京さんは「新規就農者の受け皿になりたいと思い販路の拡大にも取り組んできた。流通面の事も知る事ができたのは自分の財産にもなった」と話していました。 宗京さんは協力隊卒業後、地域の野菜を地域で消費できるような、販売と配送を行う仕事を始めたいという事です。
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共産党が伊那市の用地取得に疑問
日本共産党伊那市議団は、伊那市が美篶の土地1万平方メートル余りを新たに産業用地として取得する方針を示していることについて疑問があるとして伊那市に説明を申し入れていましたが、22日、伊那市側から回答がありました。 伊那市は、六道原工業団地に隣接する美篶の土地1万平方メートル余りを、産業用地として取得するため地権者と交渉に入りたいとの考えを6月に示しています。 共産党伊那市議団では、伊那市には5万平方メートル以上の産業用地は保有しないとの方針があり、今回の事案はそれに逸脱するのではないかとして、伊那市に対し説明を求めていました。 22日伊那市から共産党に対し回答がありました。 それによりますと、「現在売却可能な土地は6万4千平方メートルほどだが、そのうちの一区画は業種を限定しているため、臨機応変に対応できるのは3万8千平方メートル程度である。産業用地の準備には一定期間が必要なことを考え取得することにした」としています。 共産党伊那市議団では、「納得できないのでその場で再度質問したいと申し入れた。今後もさらにこの問題を追及したい」としています。
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議員が市民と意見交換
伊那市議会は、市民の話を聞いて地域課題について考えようと、21日の夜、いなっせで意見交換会を開きました。 会場には竜西地区を中心におよそ60人の市民が集まり、議員と意見を交わしました。この日は、総務文教、社会福祉、経済建設の3つの分科会に分かれて意見を交わしました。 このうち、総務文教分科会では「地域コミュニティ」について話し合い、多くの参加者から、区に加入する人が減少していることについて意見が出されました。 ある男性からは「区に入ることを含め、地区の必要性について考える必要があると思う。移住の障壁になっている部分もあると思う」という意見が出されていました。 また、ある地区の区長からは「安否確認など地域防災を考えると区に入ってもらいたいが、なかなか簡単にはいかない」という意見が出されていました。 市議会の黒河内浩議長は「直接話を聞くことで、課題について一歩踏み込んで考えていくきっかけにしていきたい」と話していました。 意見交換会は、市長に直接意見することができる市議会の存在価値を認識してもらおうと毎年開かれているもので、今年で3年目になります。
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15日通り町で盆踊りイベント
伊那まちで途絶えかけている盆踊りを復活させようと、15日に開催される恒例の歩行者天国に合わせて、盆踊りイベントが行われます。 10日は、イベントの実行委員会が、通り町の商店に集まり、当日の打ち合わせを行いました。 伊那市の町部では、ここ数年、荒井区、山寺区、中央区で盆踊りが開催されていましたが、中央区が去年中断を決め、中心市街地で盆踊りを実施する地区がなくなっていました。 このままでは伝統芸能の伝承ができなくなると話が上がり、通り町1丁目商店会、田楽座、伊那節保存会、アスタルプロジェクトでつくる実行委員会が、15日に中心市街地で開かれる歩行者天国に合わせて、イベントを開催することにしました。 踊るのは、伊那節、伊那の盆唄などです。 関係者によると、伊那の盆唄は昭和初期まで伊那まちの各地で踊られていましたが、現在は、踊れる人も少ないということです。 このイベントは、賛同者からの募金で賄われていて、実行委員会では、当日も賛同者を募りたいとしています。 伊那まち盆踊りは、15日(火)午後6時45分から午後8時30分まで、伊那市の通り町交差点で開かれています。
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高遠町総合支所 市長「なるべく早く建設する」
老朽化や耐震性に課題があり高遠町保健センターへの機能移転の方針案が示されている高遠町総合支所について、伊那市の白鳥孝市長は、「場所や規模などについては検討が必要だが、なるべく早く建て替えたい」と話し、新築する考えを9日夜、高遠町で開かれた市政懇談会で明らかにしました。 9日夜は、伊那市高遠町のJA上伊那東部支所で市政懇談会が開かれ、住民80人ほどが参加しました。 その席で、白鳥市長は、「駐車場も含め現在の位置でいいのかというのは検討する必要がある。場所・規模など課題はあるがなるべく早く建て替えたい」と、移転でなく新築する考えを示しました。 住民からは、「住民感情として、現在の場所にこだわりがあるので現地建て替えをしてほしい」といった意見や、「新しい施設にお金をかけるよりも、水道料金など日々の生活に密着したことに予算を使ってほしい」といった意見も出されていました。
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大芝高原松くい虫対策 確認
南箕輪村は大芝高原の松くい虫対策として、今年度から巡視の強化と、弱った木を早めに伐採する方針を4日の会議で確認しました 4日は、南箕輪村森林協議会が役場で開かれ大芝高原の松くい虫対策について話し合いました。 大芝高原では6月に初めて松くい虫の被害が確認されました。 被害が確認されたのは、大芝高原みんなの森で、農道からおよそ200メートル西側に入った場所です。 会議では広葉樹への樹種転換や現在行っている薬剤の注入を強化するなどの案が示されました。 しかし現在は、被害が拡大していない事や、樹種転換を行なうには、大規模な伐採が必要な事から、今回は巡視の強化や弱った木を早めに伐採するとの方針にとどめました。 大芝高原には1万3千本のアカマツがあり、村では2千3百本を守るべき木として、重点的に薬剤注入などの松くい虫対策を行っています。
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箕輪町一般会計補正予算 786万円予備費あてる
箕輪町議会臨時会が今日役場で開かれ、木下保育園基本計画策定・測量業務委託料などに、予備費786万8千円をあてる一般会計補正予算案が提出され、全会一致で可決されました。 補正予算案では、木下北保育園と木下南保育園を統合して新しく建設する木下保育園の基本計画策定・測量業務委託料に659万円。 空き家解体の補助に100万円。 県の天然記念物に指定されている宮脇のハリギリの伐採費用などに27万8千円となっています。 町では、今回の補正予算の財源は、予備費を充て対応することにしています。 補正予算案は、全会一致で可決されました。