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中原正純前駒ケ根市長死去
中原正純前駒ケ根市長が10日午前1時5分、入院先の伊那中央病院で亡くなりました。76歳でした。 遺族によりますと、死因は肺がんで、妻の道江さんに看取られ10日午前1時5分に息をひきとったということでいす。 中原さんは、昭和46年から62年まで、市議会議員を4期16年、昭和63年からは、5期20年にわたり、駒ケ根市長をつとめました。 中原さんは、国道153号伊南バイパスの建設などに力を注ぎ、現在は、長野県土地改良事業団体連合会の会長でした。 中原さんは、がんだとわかった去年12月に伊那中央病院に入院し、抗がん剤治療を続けていました。 通夜は、11日午後6時から、告別式は、18日の正午からいずれも駒ケ根市の安楽寺で行われることになっています。
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西箕輪に子育て支援センター開設へ
伊那市はJA上伊那西箕輪支所内の空きスペースを活用し新たに子育て支援センターを整備します。 これは8日開かれた市議会全員協議会で報告されたものです。 伊那市には現在、子育て支援センターは4か所ありますが竜西地区には1か所しかなく手狭となっています。 今回、利用者から声があがっていることや西箕輪地区の子どもが増えてきていることなどからJA上伊那西箕輪支所内の空きスペースに整備することになりました。 道路環境が良く西箕輪支所も近いため保健師との連携も取りやすいことなどを選定理由に上げています。 今後は、専用トイレや空調設備などを整え来年4月の開設を目指します。
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伊那市議会タブレット導入
伊那市議会は、8日開かれた臨時会からタブレット端末の活用をはじめました。 事務の効率化と議案や資料などにつかう紙を節約しようと議員21人分と事務局用の合わせて26台のタブレット端末を導入しました。 市議会では今年8月から議員全員が議員間の連絡や事務局からの通知にタブレット端末を活用してきた他、研修会を開いてきました。 臨時会では議員全員がタブレットを持ち込み議案書などを見ていました。 伊那市議会では議案や関係資料などどこまで紙の削減ができるか運用しながら検討していくとしています。 伊那市議会事務局によると、県内でこうした取り組みは初めてだということです。
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新伊那市誕生10周年 さらなる発展誓う
新伊那市誕生10周年を祝う記念式典が3日、伊那市のいなっせで開かれ市民や行政関係者が市のさらなる発展を誓いました。 式典では伊那西高校書道部がアトラクションで書道パフォーマンスを披露しました。 部員14人が協力し真ん中に各地域の一体感を意味する「繋」の文字を、また市民の郷土愛を高めるため今年3月31日に制定された市民憲章を書きました。 その後出席者全員で市民憲章を唱和しました。 また式典では白鳥孝伊那市長が「市民1人1人が伊那に生きる、ここに暮らし続けるという思いをいっそう高められるまちづくりを実現しなければなりません。新伊那市誕生10周年の節目を未来に向けてのスタートとし皆様とともになつかしい未来に向かって進んでまいりたいと思います。」と式辞を述べました。 式典ではほかに地方自治や消防、寄付、教育文化、産業など様々な分野で市政発展に尽力した11人と4団体が表彰されました。 また地域振興に功績のあった53団体と2人に感謝状が贈られました。 市内6つの中学校の生徒会長が壇上に登り代表して東部中学校の城倉優雅君が「今私はこの歴史と文化そして雄大な自然に恵まれたこの伊那市に生まれ育ち生活できることを嬉しく思います。そして今後も伊那市のために力を尽くしてくださった多くの方々に感謝し私たち若い世代から伊那市の発展と活性化に努めていくとともに県内外に伊那市の良さを発信していきたいと思います。」と意見発表しました。 新伊那市は10年前の平成18年に旧伊那市、高遠町、長谷村が合併し誕生しました。 式典には市民や行政関係者およそ300人が出席し10年の節目を祝いました。
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元市議会議員 所沢千秀さんの遺族が寄付
元伊那市議会議長で今年9月93歳で亡くなった所沢千秀さんの遺族が4日、市政に役立ててもらおうと100万円を寄付しました。 4日は所沢さんの長女の伊藤君枝さんが伊那市役所を訪れ白鳥孝市長に寄付金を手渡しました。 大正12年生まれの所沢さんは昭和42年から28年間伊那市議会議員を務めました。 また通算で10年間議長を務めました。ほかに日中友好協会伊那地区本部副会長として中国北京の通州区と伊那市との友好都市締結に尽力しました。 白鳥市長は「所沢さんは伊那まつりで踊られているドラゴン踊り誕生にも関わっていただくなどその功績は大きい」と話し感謝していました。
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新しいごみ中間処理施設安全祈願 起工式
上伊那広域連合が伊那市富県に建設する新しいごみ中間処理施設の安全祈願祭と起工式が1日、現地で行われました。 施設は平成31年3月の供用開始を目指します。 新しいごみ中間処理施設は、富県の天伯水源付近に建設されるもので、平成30年9月に試運転を行い、平成31年3月に供用開始を目指します。 運営期間は平成46年3月までを予定しています。 地下1階、地上5階建て、延床面積はおよそ8900平方メートルで、処理量は1日当たり118トン、処理方式を流動床式ガス化溶融炉としています。 ごみを燃やすエネルギーによる発電で施設の電力を賄い、周辺にマレットゴルフ場や足湯など憩いの場を整備します。 建物の総事業費はおよそ94億4千万円となっています。 安全祈願祭と起工式には、上伊那の市町村長や関係する周辺6区の区長、地権者など100人が出席しました。
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消防職員自殺問題で懲戒処分
平成26年に当時の高遠消防署に勤務していた39歳の男性職員が自殺した問題で、上伊那広域消防本部は不適切な指導を行った職員の懲戒処分などを30日発表しました。 懲戒処分となったのは上伊那広域消防本部の56歳の職員2人でいずれも減給10分の1、1か月となっています。 処分理由は1人が相当期間、不適切な指導、言動により直属部下の独善的高圧的言動を戒める管理監督を怠ったとしています。 もう1人は相当期間に独善的、高圧的言動により職員間の信頼関係を大きく損なわせ職場内の秩序を乱したためとしています。 その他の処分として57歳の職員が訓告、48歳の職員が厳重注意となっています。 自殺した男性職員は今年3月に地方公務員災害補償基金長野支部から公務上の災害として認定されています。 上伊那広域消防本部では公務上の災害として認定された事実を真摯に受け止め自殺の直接的な原因となった行為は特定されていないものの不適切な指導などが職場全体の環境を悪化させ、この職場環境が今回の事案に影響したものと推察されるとしています。 このことから不適切な指導を行った職員の懲戒処分などについて上伊那広域連合職員懲罰委員会に諮問しその答申を踏まえて懲戒処分などを行ったものです。 上伊那広域消防本部では管理監督者研修などを定期的に行い職員の意識啓発・自己啓発に努めるほか心配や悩みのある職員の個人面談を実施し再発防止に取り組むとしています。
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来年度予算編成 現場主義徹底を
伊那市の平成29年度予算編成会議が26日市役所で開かれました。 白鳥孝市長は「現場主義を徹底し、真に必要な事業を見据え予算編成をしてほしい」と指示しました。 市役所で来年度の予算編成会議が開かれました。 白鳥孝市長は、「人口減少や少子高齢化、合併の優遇措置終了に伴う地方交付税の段階的な削減など厳しさがます。 限られた財源を有効に活用し選択と集中により、必要な取り組みを進めていく必要がある」と職員に話していました。 伊那市では、福祉向上など市民の視点に立った事業の構築や地方創生の推進、将来を見据えた事業の推進など7項目を来年度の主要項目としています。 平成29年度予算案は3月定例市議会に提出されます。
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病児・病後時保育実施で子育て支援
伊那市は子育て支援として病気療養中の子どもを預かる病児、病後児保育を箕輪町と駒ヶ根市の施設で24日から始めました。 病児、病後児保育は箕輪町の上伊那医療生協にある「いちごハウス」と駒ヶ根市の、まえやま内科胃腸科クリニックの「すずらん病児保育室」で行われます。 いちごハウスは1歳から小学校6年生まで、すずらん病児保育室は1歳から小学校3年生までとなっています。 料金はいちごハウスが1人1日3,000円、すずらん病児保育室は1人1日1,000円となっていて西箕輪診療所の病後児保育は継続していくということです。
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地方創生交付金 地域再生計画認定書 伊那市に届く
国の地方創生推進交付金を活用した伊那市地域再生計画の認定書が届きました。 8月30日付けで国から伊那市が認定されたのは、伊那バレーを実証フィールドとする新産業技術推進事業計画と、ソーシャルフォレストリー都市創造促進事業計画の2つです。 今年度から3年間の事業に対し、事業費の1/2が交付されます。 伊那バレー計画では、560万円がソーシャルフォレストリー計画では、1,072万円が交付されます。 伊那市では、認定を受け、地方創生を進めていくとしています。
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上伊那の情報掲載したテキスト「伊那谷学」作成検討へ
上伊那の8市町村長と経営者の懇談会が12日、伊那市のいなっせで開かれ、上伊那地域の魅力を掲載したテキスト「伊那谷学」を作成したいとの考えが示されました。 会議は冒頭のみ公開で行われました。 会議終了後の事務局の話によりますと、産学官が連携して取り組む郷土愛プロジェクトの一環で、上伊那の文化や生活などを掲載したテキスト「伊那谷学」を作りたいとの考えが示されたということです。 上伊那の祭りや人々の生活などを掲載し、地元の魅力を発信します。 広域的に取り組み、上伊那全体を若い世代を中心に学んでもらう目的です。 冒頭の挨拶で白鳥孝上伊那広域連合長は「少子高齢化が進む中で、子ども達が地域を支え、これを繰り返していくシステムづくりが大切になってくる」と話しました。 会議では他に、広域農道沿いの景観形成を目的に案内看板の統一化を進める「三風の会」が、中央道駒ヶ根インターチェンジ付近のバス停看板の整備を、来年4月を目途に実施することが確認されました。
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南箕輪村こども館安全祈願 起工式
子どもを主体に幅広い世代の人が交流できる施設「南箕輪村こども館」の安全祈願祭と起工式が11日、現地で行われました。 こども館は、役場北側に建設するもので、来年3月の完成を目指します。 鉄骨造り平屋建てで延べ床面積は1400㎡。 事業費は5億3千万円となっています。 こども館は、放課後児童クラブや子育て支援、村民の交流などの機能をもつ複合施設で、学習コーナーや創作室、多目的室などを配置します。 また、こども館では女性の妊娠、出産から就学前までの育児を切れ目なく継続的に支援します。 子育て支援を行うため相談室や授乳室、不登校対策ルームなどを整備し専門家を設置します。 11日は、村の関係者や建設業者などおよそ50人が出席し工事の安全を祈願しました。 こども館は、来年3月の完成目指していて、開館は夏ごろを予定しています。
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伊那北高校第38回生同窓会で中原裕彦さんが講演
昭和61年3月に伊那北高校を卒業した第38回生の卒業30周年の同窓会が8日に開かれ、38回生で内閣官房の一億総活躍推進室で参事官を務めた中原裕彦さんが講演しました。 東京都在住の中原さんは、平成3年に旧通商産業省に入省しました。 去年10月から一億総活躍推進室で参事官を務め、現在は日本経済再生総合事務局の参事官を務めています。 昭和61年3月に伊那北高校を卒業した38回生で、この日は「未来への投資と一億総活躍社会の実現」と題して記念講演を行いました。 中原さんは「一億総活躍社会とは、多様なコミュニティーや個人が活躍し新たな発想で改革を起こしていく社会です。人口減少が深刻な問題となる中、今のピンチをチャンスに変えるには、人や組織、国際社会とつながる『つながり力(りょく)』が必要です」と話していました。 昭和61年3月に卒業した第38回生は、6クラス270人で、この日はそのうち120人が集まりました。 実行委員会では、「30年の節目に絆を再確認し、お互い良い刺激を受けられる機会になった」と話していました。
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「みのわの魅力発信室」設置から1年 10人が移住
移住定住や空き家対策、情報発信を目的に、箕輪町の「みのわの魅力発信室」が設置されて1年となります。 これまでに10件の空き家が利用され、10人が町へ移住してきました。 箕輪町南小河内の日輪寺です。住職が不在で長い間空き家になっていましたが、移住者が利用する事になりました。 松本市からここへ移住を決めた、関野浩さん43歳です。 関野さんも、みのわの魅力発信室の呼びかけにより町へ移住を決めた一人です。 7日、妻の理恵子さんと共に、地元の大工の手を借りながらリフォームを行っていました。 愛知県出身の関野さんは10年前に東京でヨガ教室を始めました。 山が好きで3年前に松本市に移住しましたが、ゆっくりと活動できる教室の拠点が欲しいと移住先を探していました。 地元住民から、空き家となっている日輪寺を誰かに使ってもらいたいと役場に申し出があり、箕輪町に相談していた関野さんに物件を紹介しました。 箕輪町では、去年12月に町内の空き家の全戸調査を行い、今年3月から町HPで空き家バンクとして物件の情報を公開しています。去年12月から今年9月末までに32件の登録があり、3件が売却、7件が賃貸で契約が成立しています。 今年7月から始めた南小河内の田舎暮らし体験住宅は、9件、27人の利用がありました。 これらの活動により、去年10月から今年9月末までの約1年間で10人の移住に繋がったという事です。内訳は県内が3人、県外が3人、海外が4人となっています。 町では、まずまずの手ごたえを感じているという事で今後も継続してさらに広くPRをしていきたいとしています。
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南箕輪村長選 来年4月9日投開票
南箕輪村選挙管理委員会は、任期満了に伴い来年実施される村長選挙の日程を発表しました。 投開票日は来年4月9日です。 村選挙管理委員会は、来年4月15日で任期満了となる村長選挙の日程を今日発表し、告示日を4月4日(火)、投開票日を9日(日)としています。 先月2日現在の選挙人名簿登録者数は、男性5,932人、女性6,100人の合わせて1万2,032人となっています。 現職の唐木一直村長は進退について、「12月定例議会で明らかにする」としています。
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まちづくり地区懇談会 始まる
地区の課題について住民と行政が意見を交わす、まちづくり地区懇談会が6日箕輪町の南小河内公民館で開かれました。 地区懇談会には区民およそ40人が集まりました。 懇談会は地区が抱える課題を行政が聞き解決の方策をともに考えようと開かれたものです。 区民からは区内にあり現在休診となっている東部診療所について町はどのように考えているかとの質問がありました。 東部診療所は患者数の減少や医師の退職により今年4月から休診となっています。 町ではこれについて近くで利用していた人には不便をかけるが直営までして診療をする必要はないとしています。 出席者からは区内の人口減少を心配し子育て支援に力を入れてほしいとの要望も出されていました。 町では去年589人だった南小河内の人口は2040年には430人に減少すると予測しています。 南小河内では人口減少が続く中地区の伝統行事をどのように伝えていくか考えていかなければならないとしています。 まちづくり懇談会は南小河内を皮切りに町内15地区で開かれることになっていて町ではそれぞれの地区の課題を把握し改善につなげていくとしています。
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空き家対策課題を共有
倒壊の危険があるまま放置されているなど空き家に関係する課題について情報共有し、対策を進めるための上伊那地域の連絡会議が、6日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。 会議には県のほか、上伊那管内の8市町村や建築士会、解体工事業者など25人ほどが参加しました。 これは、空き家に関係する課題について地域で共有し対策を進めようと県内10地域で開かれている会議です。 そのまま放置されれば倒壊の危険がある、景観を著しく損なっているなどの空き家対策についての情報共有が主な内容です。 辰野町からは、そのまま放置すれば倒壊の危険がある建物について、所有者と協議を続けている事案などが報告されました。 長野県では、必要があれば、建築士など専門家を派遣し、市町村が立ち入り調査や解体の通告などの代執行を行うことができる特定空き家の指定を進め、危険な空き家発生の抑制につなげたいとしています。
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伊那市 行政情報の更新を通知するアプリ運用開始
伊那市は、スマートフォンやタブレット端末に新しい行政情報を通知するアプリケーションソフトの運用を、5日から始めました。 民間企業が提供している行政情報アプリケーションソフト「マチイロ」では、行政が発信している情報や広報誌を見ることができます。 気になる項目に通知機能を設定すると、知りたい情報が伊那市の公式HPで更新された時に端末に通知されます。 伊那市は、これまでにHPや広報誌で情報を発信してきましたが、様々な情報にふれてもらう機会をつくろうと今回通知機能がついたアプリケーションソフトの運用を始めました。 5日現在、県内でこのサービスを使っているのは15市町村で、上伊那では駒ヶ根市と伊那市が運用しています。 伊那市秘書広報課では「市からの新しい情報を多くの市民に有効に使ってもらいたい」と話していました。 アプリケーションソフトは、伊那市HPのQRコードから読み取りダウンロードすることができます。
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東春近線 試験運行始まる
伊那市の伊那バス本社前から東春近の発電所上までを運行する路線バス「東春近線」の試験運行が4日から始まりました。 バスは、東春近地区協議会が路線の見直しの参考にしようと、伊那市の交付金を活用し半年間運行するものです。 東春近線は、毎週火曜日の午前と午後に各一便運行します。 現在運行している富県・東春近地区循環バスの路線のうち東春近方面を往復する経路で、原新田・榛原・富県地区は通りません。 初日の4日、午前の便には、東春近地区協議会事務局の篠田貞行さんが乗車しました。 富県・東春近地区循環バスは従来どおり運行しています。 東春近線は来年3月28日までの毎週火曜日に運行します。 運賃は大人310円、子どもは160円です。 東春近地区協議会では、さらに周知を図っていきたいとしています。 伊那市によりますと今日は一般の利用者はなかったということです。
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南箕輪村新しい教育長に清水さん
任期満了に伴う南箕輪村の新しい教育長に、北殿の清水閣成さんが1日付けで就任しました。 3日は役場で就任式が行われ、唐木一直村長から清水さんに人事通知書が手渡されました。 清水さんは、昭和29年生まれの62歳で、東海大学工学部を卒業後、宮田小学校や伊那養護学校で校長を歴任し、退職後は村の子育て教育支援相談室の室長を務めました。 任期は、平成31年の9月30日までとなっています。
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環境やエコについて考える伊那市環境展
環境やエコについて考える伊那市環境展が1日に開かれ、リサイクルや自然エネルギー、環境などに関するブースが並びました。 このうち、伊那中央衛生センターは、汚泥を発酵させて作った肥料で内藤とうがらしを栽培した実験結果を展示しました。 肥料を使ってないものは、25センチほどの背丈ですが、使ったものは40センチほどに成長しています。 中央衛生センターで処理している汚泥で作った肥料、バチルエースを使いました。 今年6月に植えて半月ほどで成長の差が明らかになりました。 バチルエースを与えた方は1か月半で花が咲き、実がなったという事です。 箕輪町松島の伊那炭化研究所は、上伊那の間伐材で作った炭で焼くピザ窯を展示しました。 カラマツやアカマツの間伐材を使って時間をかけて焼いた炭は煙が出ず火が長持ちするという事です。 窯は伊那市東春近の陶芸作家と共同開発しました。 伊那市環境展は、環境やエコについて楽しみながら学んでもらおうと、伊那市などでつくる実行委員会が毎年開いているもので、この日は、企業や団体などが48のブースを出展しました。
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旧伊那市地区では合併への不満の声はなし
伊那市合併10年を検証する懇談会が29日伊那市役所で開かれました。 旧伊那市7地区の地域協議会会長と副会長が出席し合併そのものに対する不満の声は聞かれませんでした。 懇談会は合併効果の検証を行うため伊那市議会事業点検評価特別委員会が開いたもので旧伊那市の7つの地域協議会会長と副会長15人が出席し意見を述べました。 特別委員会ではこれまでに高遠町と長谷でも同様の懇談会を開いていて、そこでは定住対策や道路整備の遅れ等不満の声が出ていました。 旧伊那市地区の懇談会では「合併が良かった悪かったではなく各地域の課題をそれぞれが共有し解決していくべきだ」という意見が出されていました。 旧伊那市、高遠町、長谷地域で懇談会を開いた伊那市議会事業点検特別委員会では出された意見を市政に反映させていきたいとしています。
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新バス路線「東春近線」10月4日から試験運行
伊那市の「伊那バス本社前」から東春近の「発電所上(はつでんしょうえ)」までを往復する路線バス「東春近線」が、10月4日から半年間試験運行します。 「東春近線」は、毎週火曜日の午前と午後に各一便運行します。 地図上の赤色部分が新しい路線です。 現在運行している富県・東春近地区循環バスの経路のうち、東春近方面を巡回する経路で、原新田・榛原・富県地区は通りません。 運賃は、大人310円、子どもは160円です。 これは、東春近地区協議会が、路線見直しの参考とするため、伊那市の交付金を活用し行うものです。 半年間の試験運行で、期間は10月4日~来年3月28日までです。 なお、富県・東春近循環バスは、従来通り運行するということです。
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南箕輪村 審議会に上下水道の料金諮問
南箕輪村の唐木一直村長は、来年度からの村の上下水道料金について、下水道使用料を5%程度の値上げ、上水道料金を3.5%程度値下げする内容を、審議会に27日に諮問しました。 この日は、役場で南箕輪村上下水道事業運営審議会が開かれ、唐木一直村長から審議会の小坂泰夫会長に諮問書が手渡されました。 諮問では、下水道使用料は5%程度値上げし、上水道料金は3.5%程度値下げしたいとしています。 一般的な家庭で2か月に35立方メートル使った場合、下水道使用料は、現在の6,058円から6,366円となります。 上水道料金は現在の5,697円から5,497円になります。 村では現在、下水道事業の収益的収支の累計の欠損金が3億3千万円程あり、これを平成47年度までに無くしたい考えです。 また、維持管理等の運営費を本来は使用料収入で賄うところを村からの補助金を繰り入れているため、それを無くし経営状況の健全化を図りたいとしています。 審議会では10月末までに答申を行う予定で、その後条例改正案が12月議会に提出され、可決されれば来年4月1日から施行されます。
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箕輪町の保健師が無料で子育て相談
今年7月にオープンしたイオン箕輪店内にある町の子育て支援センターで、保健師による無料子育て相談が28日から始まりました。 午前10時のオープンと同時に3組の親子がイオン箕輪店内にある子育て支援センター「ほっこりルーム」を訪れました。 この日は、町の保健師1人が、訪れた母親の相談にのっていました。 1歳の子どもを持つ母親は、おやつはどのくらの量をあげればよいのか、歯磨きはフッ素入りの歯磨き粉を使った方がよいのかなど、日常で感じている疑問について保健師に相談していました。 町では、深刻に悩む前に気軽に相談できる場所をつくろうと「ほっこり保健室」と題した無料相談を始めました。 今後は、毎月第4水曜日の午前10時から正午まで開催予定で、無料で保健師が相談に応じます。 町では、子育てに関する事から、母親自身の健康や悩み事まで、何でも気軽に相談してほしいとしています。
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空き家に関する協定締結
箕輪町は、町内の空き家などの適正管理を推進する協定を27日、締結しました。 役場で調印式が行われ伊那広域シルバー人材センターと町内の一般廃棄物収集運搬業者3社でつくる箕輪町廃棄物事業協同組合、箕輪町が協定書に調印しました。 この調印は、相互に連携、協力を行い、町内の空き家等の管理の適正化を推進し、安全安心なまちづくりを進めようというものです。 シルバー人材センターは、除草や清掃、庭木の剪定などを行います。 廃棄物事業協同組合は、一般廃棄物の片付けや処分などを行います。 箕輪町によりますと空き家の適正な管理の推進に関する協定は県内で、初めてだということです。 町では今後、広報誌やHPを利用して業務などをPRしていくということです。 町の調査によりますと町内に空き家の可能性が高い建物が420棟あるということです。 白鳥政徳箕輪町長は「協定を機に町内の空き家の管理が適正に進み移住・定住につながれば」と話していました。
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国有林野事業の推進 南アと中ア食害対策連絡協議会を設立へ
南信地区の国有林野事業の推進を図る協議会の総会が、26日、伊那市の南信森林管理署で開かれ、南、中央の両アルプスでの食害対策事業の連携強化を図るため連絡協議会が設立されることになりました。 南信地区国有林野等所在市町村長有志協議会の総会が開かれ、南信森林管理署が協議会設立の考えを示しました。 南アルプス食害対策協議会は平成19年に、中央アルプス野生動物対策協議会は今年2月に発足し、ニホンジカなどによる食害対策にそれぞれ取り組んでいます。 連絡協議会の設立は、連携強化を図りより広域的な取り組みを行おうというものです。 設立時期については未定ということですが、出席者からは「早い時期での設立」を要望する意見が出ていました。 意見交換では白鳥孝市長が、「南アルプスで行っている案内看板の統一を、中央アルプスでも実施してほしい」と要望しました。 総会には、南信地区の19の市町村の代表者が出席し国有林野事業について意見を交わしました。
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地域医療構想素案示す
上伊那医療圏地域医療構想調整会議が23日開かれ、県が「地域医療構想」の素案を示しました。 それによりますと、2025年度に上伊那で必要な病床の数は1,153床と推計されています。 現在上伊那圏域で稼働している病床の数は1,186床で、2025年度は推計で1,153床が必要としています。 在宅医療の増加と人口の減少が病床数の減少につながるとしています。 また在宅医療の1日当たりの人数の推計は、2013年度の推計値が1859人なのに対し、2025年度は2,225人と、およそ20%増加することが見込まれています。 課題としては、医療従事者の確保や、在宅医療・介護を継続して提供できる体制の整備が挙げられています。 委員からは、「長野県は保健師が多い地域なので、保健師が活躍し地域で看取っていけるような仕組みを作っていけたら」「訪問看護士の増員が課題」といった意見が出ていました。 長野県地域医療構想は、団塊世代が75歳以上となる2025年度を見据えた医療体制の構築を目指すもので、県ごとに策定されます。 23日出された意見は県の策定委員会に提出されます。 地域医療構想は今年度中の策定を目指しています。
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伊那市の水道料金改定 諮問通り審議会が答申
伊那市上下水道事業運営審議会は、水道料金を値下げし下水道利用料を値上げするとした改定案の諮問の通り、白鳥孝市長に21日に答申しました。 審議会の城倉昭治会長が、白鳥市長に答申書を手渡しました。 改定案は、水道料金を0.04%値下げし、下水道使用料を6%値上げするとしています。 一般的な家庭で1か月に20立方メートル使った場合、水道料金は3,280円から3,210円に値下げ、下水道使用料は、3,550円から3,700円に値上げになります。 附帯意見では、人口減少や生活習慣の変化などから、今後経営状況が劇的に改善する事は想定しにくいとして、一般会計から上下水道事業会計への繰り入れの検討を求めています。 改定案は12月定例市議会に条例改正案が提出され、可決されれば来年4月1日から施行されます。
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伊那市の高遠保育園 新園舎を小原に建設
伊那市は、平成30年度の完成を目指し移転新築を計画している高遠保育園の建設予定地を、21日に公表しました。新しい保育園は小原に建設する計画です。 高遠保育園の新しい園舎の建設予定地は、高遠町小原で、高遠小学校南東の約5千平方メートです。 高遠町地域協議会から用地の提案があり、地権者などと協議をする中で決定しました。 高遠保育園は西高遠の第1保育園と下山田の第4保育園を統合し今年4月に開園しました。現在は第1保育園の園舎を利用しています。 来年度、用地を取得し、平成30年度に着工、完成の予定です。