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レジ袋削減キャンペーン
レジ袋削減のための協定を長野県と締結したニシザワなどの事業所は1日、消費者にPRするためのキャンペーンを行った。上伊那地方事務所の職員などが、ベルシャイン箕輪店で買い物客にレジ袋削減を呼びかけた。
キャンペーンでは、レジ袋や過剰包装に関するアンケート調査も併せて行った。
1日締結された協定は、県と消費者団体、ニシザワを含む県内17のスーパーの間で結ばれ、H22年度までに、マイバックを持って買い物をする人の数を全体の60%以上にすることを目標としている。
ニシザワでは現在、マイバック持参率は30%ほどで、マイバックを持参すると商品券と交換できる「エコポイント」がつくキャンペーンを1日から11月末まで行い、買い物客に協力を呼びかけていく。「地域のスーパーとして環境を考え、目標達成のため地道に取り組んで行きたい」と話していた。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
南箕輪役場で地震想定の防災訓練
南箕輪村役場の職員は1日、地震を想定した防災訓練を行った。
訓練は、震度6の地震発生に伴い庁舎から火が出たとの想定で、災害が起こったときに職員がそれぞれの役割を理解し的確に動けるようにと行われた。
警報器が鳴ると職員は庁舎を訪れていた人たちを避難誘導したり、消火活動にあたったりしていた。
放水では消火に必要な一定の水圧で水が出ているか、また職員同士の連携などを確認していた。
上伊那地域は東海地震の地震防災対策強化地域に指定されていることから、村ではこのような訓練を定期的に行い、万一に備えたいという。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
楠洲流吟道大会
詩吟楠洲流聖楠会による吟道大会が28日、伊那市の伊那市民会館で開かれた。
日ごろの練習の成果を発表し詩吟の普及を図ろうと開いているもので、今年で37回目になる。
大会では詩吟にあわせて剣や扇子を手にして踊る勇壮な舞、剣舞詩舞も披露されていた。
詩吟楠洲流は宗家の伊藤楠洲が広めたもので、辰野から駒ヶ根まで会員およそ500人が活動している。
会では、健全な精神と礼儀を重んじる詩吟の魅力を多くの人に知ってもらい、普及活動にも力を入れていきたいと話している。 -
コットンテイルキルト作品展
南箕輪村の手芸店「コットンテイル」によるキルト作品展が1日から、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。
作品展はコットンテイルが2年に1度開いている。
今回はコットンテイルのパッチワーク教室で学ぶ受講者や、普段お店を利用している一般の人の作品などおよそ100点を展示した。
会場には、2メートル以上のベッドカバーから、バッグ、タペストリーなど、さまざまな作品が展示されている。
また、会場の一角には今年70歳を迎えるという竹澤たきこさんの古希記念作品コーナーもあり、来場した人たちは「すごいね」と話したり、展示作品の柄のメモを取るなどして、それぞれの作品を楽しんでいた。
コットンテイルでは、「それぞれ作りたいように作っているので、バラエティーに富んだ作品を楽しんでいただければ」と話していた。
作品展は5日まで。 -
10月1ch座談会は「マーケティング」がテーマ
伊那ケーブルテレビの自主放送番組・1ch座談会の10月放映号は「地元経営者が考えるマーケティング」をテーマに、10月2日に収録された。4日午後2時を皮切りに、10月の毎週土、日に放送される。
今回のゲストは、長野県中小企業振興センターマーケティング支援センターマッチング支援部長の倉石修二郎さん、伊那市の建設業フォレストコーポレーション社長の小澤仁さん、同じく伊那市の小松総合印刷社長の小松肇彦さん。司会は、地域産業経済情報誌「ゴーシュ」編集長の毛賀澤明宏さんが務めた。
「なぜ、今、マーケティングを重視すべきなのか?」の論点から話は始まり、
日常的に技術力、サービス力を把握して向上させるのはもちろん、その先の受注拡大に向けた長いフォローも考えながら、マーケティング力を高めていく必要性などが話し合われた。
倉石部長は、「県内の製造業は技術力はあるが、売るのが下手という声も強い。今までは待っていても仕事があったかもしれないが、産業構造が変化した今求められるのは受け身でつくっていた時代から変革すること」と話し、営業関係の人材育成と、客が求めているものをダイレクトに把握できる体制強化が急務だと強調した。
会社の家づくりの理念を紙媒体やホームページなどを用いて積極的に情報発信し受注拡大につなげている小澤仁社長は、「情報のツールが豊かになり、かつては大手企業しかできなかったようなプロモーションが中小企業にも広がってきた。出会いのチャンスが増えた」と説明。「情報を発信することで、新人の社員でも契約につながるなど営業活動が楽になった」とも語り、顧客層と会社の理念を共有するマーケティングが結果を残していると示した。
印刷にとどまらず各種メディアを活用した販売促進支援を展開する小松肇彦社長は「一律ではモノが売れない時代にあり、お客様の要求を見極め、それにあわせた商品づくりが大切。それには会社や製品のコンセプトを明確にし、どこに売り込むか練ることが重要」と話し、顧客の反応を綿密に追跡調査できる仕組みを構築することが次への販売促進にもつながると指摘した。
「上伊那の各種企業の成長・発展のために参考にしていただければうれしい」と司会者は話している。
なお、座談会の模様は、伊那谷の地域産業経済情報サイト「ゴーシュ」=http://gauche.ecgo.jp/にも掲載されます。 -
すくすくハウスでパドル体操
南箕輪村の子育て支援施設すくすくハウスで29日、カヌーに使うパドル型の棒を使って体を動かす「パドル体操」が行われた。
保育園に通う前の子どもを持つ母親が参加し、パドル体操をした。
講師は、辰野町で教室を開いている伊藤千寿子さんが務めた。
パドル体操は、布をかぶせたプラスチックの棒で、体を軽くたたいたり、それを使って体を動かすもの。
たたく事でリンパの流れを良くし、冷え性や溜まった疲れが改善されるという。
参加したある母親は「子どもをだっこしていると肩や腰が重くなるけれど、体操をすると体がぽかぽかして軽くなりました」と話していた。
このパドル体操の教室は毎月最後の月曜日に開かれていて、次回は10月27日に開かれる事になっている。
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伊那市の学力調査結果発表
4月に行われた全国学力・学習状況調査の伊那市の結果が30日、教育委員会定例会で報告された。
それによると、小学校の国語・算数、中学校の国語・数学ともに基礎基本の学力が定着しているものの、基礎基本の知識技能を活用する力が若干弱い傾向だという。
課題としては、小学校では、国語の読解力が挙げられるが、読み聞かせや朝読書を積極的に取り入れていることから、去年より改善がみられるという。
中学校では、国語で、伝えたいことを明確に伝える力が弱く、日頃から自分の言葉でまとめる学習を進めていく必要があるとしている。
また、生活習慣と学力の関係については、正解率の高いこどもは▽「早寝・早起き・朝ごはん」などの基本的な生活習慣を身につけている▽テレビゲームやインターネットをする時間が短い▽家の人と学校での出来事を話す竏窒ネどの傾向があることが分った。
これらの伊那市の結果は、全国的な傾向とほぼ一致しているという。
伊那市では、学校ごとに分析結果を提出してもらい、学校長の会議などで検討を進めていくほか、授業のあり方や進め方などを検討していきたとしている。
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県伊那文化会館など県有施設ネーミングライツ・パートナー募集
長野県は、伊那市の県伊那文化会館など県所有の6つの施設について名称を付ける事ができる権利、命名権の公募を行う。
命名権は、施設の名称に企業名や商品名などのブランド名を付ける事が出来るもので、県では始めての取り組み。
命名権を取得すると、来年4月1日から、新しい名称で施設運営可能となり、施設の看板やパンフレットなどに、新名称を表示することができる。
今回、県が命名権の公募を行うのは、伊那文化会館のほか、長野市や松本市の文化会館や、松本平広域公園のやまびこドームなど6つの施設。
県によると、命名権の導入により、企業は企業名がメディアに露出する事により、知名度や宣伝効果などのメリットがあり、一方県は、自主財源の確保や施設の知名度、集客力、サービスの向上につながるという。
なお、伊那文化会館の募集条件は、契約期間が5年で、命名権料は年間1千万円となる。
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「芝居の会」がコメディ劇公演
駒ヶ根市を中心に活動するグループ「芝居の会」のアイドルを題材にしたコメディ劇の公演が27日、宮田村の村民会館で行われた。
芝居の会は、上下伊那の演劇愛好者グループで、毎年この時期に公演を行なっている。
12回目となる今回は「絶対! アイドル大作戦」というオリジナル劇を披露した。
20年前同じアイドルグループだった3人が再会し、もう一度アイドルデビューを果たそうと奮闘する物語。
一人は主婦に、一人はアイドルのマネージャーに、一人はスナックのママになっているが、アイドル時代に果せなかった夢をもう一度叶えようと力を合わせる。
構想は1年前から、練習は4月から行ってきたということで、息のあった演技を披露していた。
脚本・演出を手がけた飯田市の今村妙子さんは「夢を追いかけ、あきらめかけた人にも元気になってもらいたい」と話していた。
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伊那市が危険箇所パトロール
台風シーズンに備え伊那市は30日、市内で指摘されている危険箇所のパトロールを実施した。
危険箇所のパトロールは、毎年春と秋の2回実施している。
伊那市をはじめ消防や警察などから35人が参加して今年6月23日に豪雨被害があった伊那市高遠町の危険箇所をパトロールした。
伊那市高遠町の藤沢などでは今年6月に、多いところで1時間に120ミリの雨が降り床下浸水などの被害があった。
被害のあった高遠町を中心に9カ所を回り、対応策などを話し合った。
高遠町藤沢の入ノ沢では、今年の大雨で水路が反乱し2棟の床下浸水があった。
現在、復旧作業は終わっているが、また同じような雨が降った際は同じ状況が考えられるとして水路を広げるなどの対策をとっていくとしている。
また、災害時に使用するヘリポートの候補地の確認もした。
伊那市では、「いつ起きるか分からない災害。今日のパトロールを通して問題のあった場所は、課題を抽出して災害防止を図っていきたい」としている。
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伊那東小で伝統の相撲大会
伊那市の伊那東小学校で30日、伝統のすもう大会が開かれた。
小雨の降る少し肌寒い天候だったが、児童たちは裸足で地面を踏みしめ、相撲をとっていた。
伊那東小学校では、互いに触れ合って遊ぶことが少ない子どもたちに、触れ合って遊ぶ機会を作ろうと、毎年相撲大会を開いている。
この日は1年生から6年生が学年ごとに、個人戦や団体戦で戦った。
同校は、新校舎の建設工事の影響で先週末まで校庭を全面使うことができず、校庭での練習が少なかったクラスもあるという。
この日は、全面を広く使えるようになった校庭で、子どもたちは元気いっぱい相撲をとっていた。 -
新山小が小規模特認校に決定
伊那市教育委員会は30日、新山小学校を来年度から通学区を市内全域から通うことができる小規模特認校とすることを決めた。
小規模特認校とは、特色ある教育環境を生かし、市内全域からの入学、または転学を認める学校。この取り組みは全国的に行われているが、市内では初めてとなる。
現在、新山小の全校児童数は44人。4年生から6年生までの高学年は33人で、1年生から3年生までの低学年は11人。
今年度は1年生が2人、2年生が6人で、初めて1、2年生1クラスとなる複式学級となった。
教育委員会では、豊かな自然と少人数での学習環境を生かし、児童数が年々減少傾向にある同校の児童確保につなげていく考え。
小規模特認校への就学は、全学年できるものとし、各学年の定員は、通学区域から通学する児童を含め15人にするとしている。
また就学条件として1年間以上、小規模特認校に在学することなどを挙げている。
教育委員会では今後、学校についてのパンフレットを作成するほか、募集要項について検討していくという。
北原明教育長は、「新山小の特色を理解していただき、多くの方に来ていただきたい」。山岡清孝校長は、「学力と自然学習を柱に特色ある学校づくりを進めていきたい」と話していた。
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天竜川上流災害の教訓伝承検討会第3回
天竜川上流域の災害の教訓を後世に的確に伝える手法を考える検討会の3回目の会合が30日、駒ヶ根市の国土交通省天竜川上流河川事務所で開かれ、伊那、駒ヶ根、飯田の3つのモデル地域で行う、災害の教訓を伝える方法を検討した。
説明によると、試験的に、伊那地域では伊那小学校の3年生から6年生とその家族を対象に、被災経験を振り返り、雨の恐ろしさについて考える学習活動を検討しているという。
平成18年7月の豪雨体験を思い出したり、災害伝承ビデオを使うなど学習方法の例を示した。
天竜川上流河川事務所では災害についてのビデオやカルタなどを作製しており、その内容についての検討もあった。
委員からは、「私達から一方的に情報を流すのではなく、市民参加型になるよう努力したい」などの意見が出されていた。
4回目の検討会は来年2月に開く予定。
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権兵衛街道フェア
伊那、木曽両地域の魅力をPRする権兵衛街道フェアが28日、権兵衛トンネル伊那側入口前の国道361号沿いで開かれた。
トンネルを利用する人たちに伊那と木曽の特産品や農産物を知ってもらおうと、商工会や観光協会などでつくる木曽路と伊那路を結ぶ権兵衛街道フェア実行委員会が開いた。
フェアでは木曽方面へ向かう車線では木曽のブース10店が、また伊那方面の車線では伊那のブース14店が出店した。
木曽のブースでは、名物のそばが無料で振る舞われ、訪れた人たちの人気を集めていた。
ほかにはヒノキを薄くして作ったハガキが販売されるなど、木曽ならではの商品が数多く並べられていた。
一方、伊那のブースでも農産物や土産品が販売され、通りかかったドライバーらが買い求めていた。
実行委員会では、互いの連携により両地域の発展につなげるほか、広く伊那、木曽の魅力を発信できるイベントも考えていきたいと話していた。
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里山セミナー開催
地域の山づくりについて考える里山セミナーが28日、伊那市の西春近公民館で開かれた。
このセミナーは平成18年の7月豪雨災害で土石流による被害を受けたことを教訓に、西春近の住民が山づくりについて考えようと開いているもので、今回で4回目となる。
セミナーには、およそ80人が参加し、山の整備や野生動物対策などについて意見を交わした。
整備については、「所有者でも境界がわからないほど細分化されている」といった声や、「山の整備の前に林道を整備する必要がある」などの意見が出されていた。
ほかには若い人の関心が薄いことや、西春近単独ではなく周辺地域との連携などが課題として挙げられていた。
セミナーを開いた西春近自治協議会では、里山が荒れることが災害につながるとして、管理の方法についてさらに検討していくという。
セミナーでは今後、野生動物による被害がある地域、土砂災害の多い地域など、課題別に対策を協議していくことにしている。
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手をつなぐ育成会 稲刈り体験
箕輪町・沢の田んぼで27日、障害者自立支援グループ「手をつなぐ育成会」の会員が稲刈りを体験した。
これは育成会上伊那地区代表の大槻正春さんが、会員に稲刈りを体験してもらおうと、所有する田んぼを提供したもの。
今回の体験には、育成会の会員およそ40人が参加した。
初の稲刈りということもあり、参加者は箕輪町北部営農組合のメンバーから指導を受けながら体験していた。
参加者らは組合のメンバーから刈り方を教わると、一束ずつ丁寧に稲を刈り取っていた。
大槻さんは、「稲刈りを通して、障害のある人たちを理解してあげられる環境ができていけばうれしい」と話していた。
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仙丈に初冠雪
伊那市長谷の南アルプス仙丈ケ岳で29日朝、初冠雪があった。
標高3033メートルの仙丈ケ岳では28日夜から雪がちらつき始め、朝になると2センチほどの雪が仙丈小屋付近を覆っていた。
29日朝の気温は氷点下1度ほど。例年より10日ほど早い初冠雪だという。
また29日の伊那市は、最高気温が13・7度と11月の中旬並の寒い一日となった。
長野地方気象台によると、この寒さは日本列島の南の海上に前線が停滞したため、県内全域が日本の北側にある寒気に覆われたという。
伊那市内は、朝から雨がぱらつき、厚い雲に覆われた天気となった。
伊那市駅近くの交差点では、行き交う人達は上着を着て歩いていた。
長野地方気象台によると、寒さのピークは29日までで、南信地方の30日の最高気温は29日より7度近く上がり21度になる予想という。
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ケーブル杯少年サッカー大会
宮田村のトップストーン2連覇上伊那ケーブルテレビ協議会のケーブルカップ上伊那少年サッカー大会が28日、伊那市で開かれた。2年連続で宮田村のトップストーンが優勝に輝いた。
肌寒い一日となった28日は、今月予選を勝ち上がった4チームが優勝を目指し熱戦を繰り広げた。
決勝戦は、去年と同じオレンジ色のユニフォーム伊那市の東春近少年サッカークラブと宮田村のトップストーンの対戦となった。
前半5分、トップストーンは相手のファールでPKとなり1点を先制。追いかける東春近は後半6分、シュートが相手のDFにあたりゴールを決め、同点となった。
その後も、東春近は何度かチャンスはあったが相手の守りを破る事が出来ず、後半終了間近、トープストンがシュートを決め2対1で終了となり、2年連続の優勝を果した。
大会の結果、2位が東春近少年サッカークラブ、3位が南箕輪FCJr、箕輪少年サッカークラブとなっている。
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事故米 伊那市、箕輪町、南箕輪村では給食に提供なし
長野県は事故米を原料とした食品の学校給食での提供状況を調査し29日、結果を発表した。それによると伊那市や箕輪町、南箕輪村の小中学校などは含まれていなかった。
県教育委員会では、小中学校や特別支援学校、夜間定時制高等学校などを対象に、平成15年度から20年度までの間、問題となった食品が給食に出されたか調査を行った。
調査の結果、県内の108の小学校や32の中学校、7の特別支援学校で合計21万2千食が出されていたという。
この中に、伊那市や箕輪町、南箕輪村の小中学校などはなかった。
県によると、これまでにこれらの食品による健康被害に関する報告はないという。
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伊那市の教育について考える懇談会
学校関係者や保護者などが伊那市の教育について考える懇談会が29日市役所で開かれ、不登校の児童・生徒数の調査結果が報告された。
調査は、昨年度伊那市が行った。
それによると昨年度、小学校での不登校児童数は18人で0.4%、中学校では72人の3.2%だった。
学年別では、小学校4年生から少しずつ増え始め、一番多かったのは中学2年生の33人だった。
また、今回初めて実施した追跡調査で、昨年度、中学を卒業した生徒のうち不登校の経験のある26人について無回答を除き、現在順調に高校に通っているのは19人、時々欠席が6人とわかった。また一人は、病気のため家で療養しているという。
懇談会は次回11月に開かれ、不登校の対策について考える。
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伊那市で住宅全焼
28日午後4時17分ころ、伊那市で住宅火災があった。この火事によるけが人はいなかった。
伊那警察署の発表によると火事があったのは、伊那市西町の小澤勝治郎さんの自宅隣りで小沢さん所有の建物。この火事で木造平屋一部二階建て住宅およそ264平方メートルが全焼した。
伊那署で火事の原因について現在調べを進めている。
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三峰川まつり
伊那市を流れる三峰川に親しむイベント、三峰川まつりが28日、伊那市高遠町の山田河原河川敷で行われた。
このイベントは子どもたちに、楽しみながら水環境を守ることの大切さなどを知ってもらおうと、三峰川みらい会議が開いたもので、およそ40人の親子連れが訪れた。
イベントでは川に関する質問に○×で答える、三峰川物知りコンテストがおこなわれた。
出題者から「川の源流から天竜川までの合流点までは50キロより長い」、「三峰川の支流には藤沢川がある」などの質問が出されていた。
参加した子供たちは、正しいと思ったらマルのゾーンへ、間違いと思ったらバツのゾーンにそれぞれ分かれ正解すると手をたたいて喜んでいた。
コンテストでは川に関するさまざまな質問が出され、集まった子どもたちは楽しみながら三峰川について理解を深めていた。
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高遠美術館で竹村新太郎油絵展
伊那市山寺の竹村新太郎さんの油絵展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている。
この作品展は、昨年竹村さんが全国規模の芸術家団体「一水会」の会員になった記念に企画された。
今回は竹村さんが長年のテーマとしてきた御嶽山の作品など21点を展示した。
展示作品の一つ「御嶽雪霞」は、冬の御嶽に雪が降り始める直前の様子を描いたもので、昨年の一水会展で安井會太郎奨励賞を受けている。
また、普段は冬の御嶽を描くことが多い竹村さんだが、今回は冬だけでなく、四季の移ろいとともに姿を変える様子を描いている。
油絵展ではほかにも、地元の風景や家族などを描いた作品も展示している。
竹村さんは「作品を見た方々に、御嶽の神々しさを感じていただければ」と話していた。
竹村さんの油絵展は10月19日まで、信州高遠美術館で開かれている。
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交通安全活動、安全運転の功績称える
19個人1事業者を表彰長年の交通安全活動や安全運転の功績に対して個人や事業者に贈られる表彰状の伝達式が29日、伊那警察署で行われた。
関東管区警察局長・関東交通安全協会連合会長の連盟表彰と緑十字銅章の表彰伝達式があり、19の個人と1事業者が表彰された。
これは、安全運転の管理や優良ドライバーに対し、財団法人全日本交通安全協会から贈られるもの。
今回、伊那警察署管内で表彰を受けたのは、優良運転者12人と、交通功労者6人、優良安全運転管理者1人の合計19人と1事業者です。
伊那警察署で行われた表彰伝達式では、伊那・高遠交通安全協会と安全運転管理者協会上伊那支部から各受賞者に表彰状などが手渡された。
安全運転管理者協会上伊那支部の小林紀玄会長は、「快適で安全な車社会を作るため、今後も模範となるよう指導をお願いしたい」と受賞者に呼びかけた。
受賞者を代表して箕輪町の中村喜男さんは、「今までに増して、地域の交通安全推進のため一段と努力していきたい」と今後の活動に意欲を見せていた。
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農集排処理水利用の小水力発電開発が終了
箕輪ニュービジネス研究会箕輪町内の9事業所でつくる異業種交流グループ「箕輪ニュービジネス研究会」が開発してきた小水力発電事業が27日、完了した。
この事業は、箕輪町北小河内の農業集落排水処理施設の浄化処理後の水を有効活用しようと、箕輪ニュービジネス研究会が平成18年から開発してきた。
農集排施設の放流ポンプ槽に水車を設置して発電し、敷地内に立てた照明灯に明かりをつけて天竜川の堤防道路を照らす計画になっている。
会員がこの日、照明灯を設置して事業が終了した。
小水力発電施設は手作りで、水車は直径1メートル、羽根はステンレス製ボールを使っている。約15ボルト、300ミリアンペアの発電をしている。
照明灯は2基あり、消費電力1ワットの白色LEDランプが2個ずつ着いている。
農集排施設の処理水利用は、ごみがないためメンテナンスが簡単なことや、安定的は発電ができる利点があるという。
小松稔会長は、「処理水が有効に使えて、さらに皆さんが歩く道を明るく照らせるいい事業ができたと思う」と話していた。
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南アルプス自然保護官事務所開設
環境省は10月1日、南アルプス国立公園の管理を担当する自然保護官事務所を山梨県に新設し、管理業務の拠点となる事務室を伊那市長谷と静岡県に設置する。
自然保護官事務所は、南アルプスの高山植物の分布や外来植物の侵入状況など、南アルプスの植生を保護、観察する自然保護官が滞在するためのもの。
南アルプスにはこれまでも自然保護官はいたが、滞在事務所はなかったため、旧長谷村や南アルプス世界遺産登録推進協議会が国に対し、事務所の設置を要請してきた。
そのうち伊那市側の事務室については、長谷総合支所の2階に設置される予定で、今後はそこを拠点として自然保護官が活動し、南アルプスの保護、管理にあたっていく。
これを受け伊那市は、「地元に事務室ができたことでこれまで以上に植物などを手厚く保護できる」期待している。
なお、伊那市長谷の自然保護官事務室の開所式は10日2日の予定。
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紅そばサミット初開催
赤そばの生産や赤そばを使った地域おこしをしている関係者らが一堂に会した初めての会合「紅そばサミット」が27日、中川村で開かれた。
サミットには、赤そばの生産や観光資源として栽培に取り組んでいる箕輪町や茅野市、遠くは秋田県仙北市の関係者ら20人が出席した。
サミットは、赤そば「高嶺ルビー」の魅力や知識を深め、各地域の情報交換と親交の場にしようと、初めて開かれた。
このうちパネルディスカッションでは、これまでの活動や今後の課題について地域ごとに報告があった。
箕輪町から出席した役場産業振興課の北原英忠課長は、「10年かけ秋の観光スポットとして成長した。今後は収穫したソバに付加価値をつけ、ブランド化を目指したい」と話していた。
また、茅野市から出席した市や商工会議所などで組織する茅野エコツーリズム協議会は、蓼科高原で、子供たちも栽培に参加した取り組みについて報告した。
会のメンバーは、鹿に食べられないよう見張りなどをしていくうちに、「人間も自然の中で生きていることを知り、自然を守りたい」という気持ちが育ち始め、環境学習になったという。
サミットの実行委員長で、信州大学名誉教授の氏原暉男さんは、「それぞれの地域の特徴を生かし、横の連携を大事にすることが、これからの地域づくりには必要」と話していた。
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古田の里赤ソバ花まつり
箕輪町上古田の赤そばの里で27日、できたてのそばを楽しめる赤そば花まつりが始まった。
まつりは、赤そばの花の見ごろに合わせて地元で取れたそばの味を楽しんでもらおうと開いている。
会場の上古田公民館には、打ちたてのそばを食べられるということで、県内外から多くの人が集まっていた。
またそば打ち体験も人気で、地元の名人から指導を受けながらそばを打っていた。
静岡県から訪れた人は、「普段食べているものとは違い、コシがあっておいしい。来た甲斐があった」と話し、そばの味を楽しんでいた。
赤そば花まつりは、28日午後3時まで開催。手打ちそばは1食500円、そば打ち体験は1500円で楽しむことができる。
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信州みのわ山野草クラブ「秋の山野草展」
信州みのわ山野草クラブの秋の山野草展が27日から、箕輪町の木下公民館で始まった。
会場には会員20人の作品、およそ200点が並んでいる。
今年は夏の暑さが厳しく、花の咲きが遅くなっていて、花ものの作品が少なくなっているという。
会長の白鳥征男さんは、「花ものは少ないが、葉が紅く色づき始めた作品もあり、会場で秋を感じることができる。ぜひ足を運んでください」と来場を呼び掛けていた。
山野草展は28日午後4時まで。
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保育園でフラメンコ披露
伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園で25日、保護者がフラメンコを披露した。
踊りを披露したのは、フラメンコ指導者の羽生田由佳さんら今年卒園を迎える年長児の保護者6人。
このグループは2か月ほど前に結成し、週1回、子どもたちの迎えの後に地区の武道館などで練習をしてきたという。
メンバーは、早いテンポの曲に合わせ、サパテアードと呼ばれる迫力ある足さばきを披露していた。
未満児から年長児までの全員29人がフラメンコを楽しみ、リズムに合わせて手拍子を送ったり、かけ声をかけたりしていた。
指導をしてきた羽生田さんは、「フラメンコという踊りに対して子ども達がどんな反応を示すか心配だったが、良い反応を見せてくれたので、やった甲斐があった」と話していた。
グループは今後も発表の場を設けて活動していくという。
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