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高遠町高齢者慰安会
伊那市高遠町地区の高齢者慰安会が9日、高遠町文化体育館で開かれた。
高遠町地区の全地域から75歳以上のお年寄り370人が参加した。
この慰安会は、高齢者の長寿を祝い、高齢者同士の交流の場にしようと毎年行われている。
地区の合唱団や舞踊クラブ12団体が、歌や踊りを披露した。
高遠町オリジナルの健康体操を行っているグループ・いきいきサポーターの発表では、一緒に運動するお年寄りの姿が見られた。
また今年は、高遠町内3つの保育園の園児が、ダンスを発表した。
園児たちのダンスに、会場からはたくさんのおひねりが飛んでいた。
あるお年よりは、「本当にかわいらしい。自分達にもあんなころがあったと懐かしく感じる」と話していた。
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視聴覚教育功労者表彰 高遠町の長瀬康明さん
小中学生を対象とした映画上映会の開催など視聴覚教育に功績があったとして、伊那市高遠町の長瀬康明さんが功労者表彰を受けた。
この表彰は財団法人日本視聴覚教育協会が行っているもので8日、伊那市の伊那教育事務所で表彰状の伝達式があった。
長瀬さんは元教員で37年間にわたり県下各地の小学校で教育に関するビデオの上映などを行ってきた。
また教員退職後は上伊那視聴覚教育協議会の委員として学校や企業、地域に出向いて文化や、歴史に関する映画上映を行うなど視聴覚教育の振興に功績があったことが認められた。
長瀬さんは現在郷土史や考古学について研究していて、それらを映像で残し、地域の人たちに見てもらいたいと話している。
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上伊那農業高校の強歩大会
上伊那農業高校の強歩大会が9日行われ、秋晴れの下を生徒たちが駆け抜けた。
午前9時15分に女子が、30分遅れで男子が学校の玄関前をスタートし、全校生徒およそ440人がゴールを目指した。
コースは男女共通で、学校をスタートし、伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームを通り、箕輪町の長田を折り返す27.5キロのコース。
生徒たちは起伏に富んだ地形に苦労しながら、ゴールを目指していた。
大会の結果、男子は2年の大槻洋介くんが、女子は1年の根津はづきさんが1位になった。大槻くんは去年に続き2年連続の1位。
ゴール後には、学校で採れた野菜を使った豚汁やおにぎりがふるまわれ、生徒たちがおいしそうに味わっていた。
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板倉副知事が粉末冶金のナパックを視察
板倉敏和副知事は8日、上伊那地方を視察。駒ヶ根市の粉末冶金メーカー「ナパック」(鈴木隆社長)も訪れ、省エネ、省資源の工法としても注目を浴び始めた同社の技術力にふれた。懇談で鈴木社長らは、現実に即した行政側の柔軟な企業支援を要望。副知事は本誌の取材に「上伊那は頑張っている人たちや企業が数多い。県は財政的に厳しいが、職員が現場に足を運び、知恵と汗で手助けできる方策を互いに理解を深めるなかで構築していきたい」と話した。
金属の粉を強い圧力で押し固めて成形し、高温で焼き固めて機械部品にする粉末冶金。鈴木社長は「金属を切ったり削る切削加工は原料の歩留まり率が5割程度だが、粉末冶金の場合は9割にも達する。我が社では95%ほどで、省エネ、省資源の工法といえます」と、県内では他の追随を許さず環境にもやさしい同社の事業内容を板倉副知事に紹介した。工場内も見学し、副知事は上伊那の地で着実に技術力を積み上げてきた同社の企業風土に感心しきり。鈴木社長は「我々の理念は日本国内でものづくりをすること。良い仲間、良いアイデア、良い仕事をするためには人ありきだと考えています」とも説明した。
懇談では、制度資金をはじめとした行政の企業支援のあり方に話しは及び、副知事は「現実に即した制度になるよう変えていく必要もある」との認識を示した。副知事はこの日、中川村で開催中の赤そば花まつり、宮田村の日本聴導犬協会、伊那市の県伊那文化会館、箕輪町の箕輪進修高校も視察した。 -
信大農学部 落葉松祭11、12日開催
今月11、12日に落葉松祭を開く南箕輪村の信州大学農学部では、当日使う立て看板づくりが行われている。
作業しているのは、落葉松祭実行委員のメンバーで、
それぞれ講義の合間を縫って作業に参加しているが、配色などを話し合いながら、和気合い合いと看板づくりに励んでいる。
今年の落葉松祭のテーマは「地域とつながる」で、地元で有機栽培を研究している生産者グループとの座談会や、有機栽培野菜とそうでない野菜を食べ比べるイベントなども企画している。
また、幅広い年齢の人たちに祭りを楽しんでもらおうと地元アーティストによる歌やギターの演奏があるほか、南箕輪村の「大芝音頭」を学生たちが披露するイベントも企画している。
落葉松祭の一般公開は両日とも午前9時から。
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環境基本計画策定上伊那懇談会
県の第2次長野県環境基本計画の骨子案について話し合う懇談会が8日、伊那市の合同庁舎で開かれた。
市町村関係者や環境保全活動に関わる団体の代表などおよそ30人が集まり、県の担当者から説明を受けた。
懇談会は、先月、県の環境審議会がまとめたこの計画の骨子案について地域の声を聞くため、県内10地区で開いている。
計画には今後の長野県の具体的な環境施策が盛り込まれており、行政、地域、事業者、個人などが、それぞれ自主的に環境保全活動に取り組むための指針を示している。
上伊那地区については、二つのアルプスを中心とする景観や森林、良質な水を守る取り組みが必要竏窒ニしている。
具体的には▽野生動物による食害を防ぐための防護柵の設置▽下水道整備の促進▽製造業分野で環境負荷を減らすための技術を向上させること竏窒ネどを挙げている。
説明を受けた参加者からは、「個々の取り組みには限界がある。エネルギー使用の抑制のため、規制をかけることはできないか」「最終的には一人ひとりの取り組みが肝心。個人が具体的にできることを示してほしい」などの意見が出された。
これに対し県は「規制をかけるのは難しいが、検討してみたい。一人ひとりの取り組みは、この計画の行動指針で触れていきたい」と話した。
県では、出された意見を参考に今年度中に計画をまとめる予定。
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伊那まつり実行委員会反省会
今年の伊那まつりを振り返る反省会が8日、伊那市役所で開かれた。実行委員会の各専門委員会の代表が集まり、それぞれ事業報告をした。
反省としては、今回のまつりではTシャツの売り上げが伸びたことで収入が増加したことから、「収入増になる仕組みづくりを考えていくべき」とする意見が出された。
また、「市民おどりは踊る場所を含め、まつりの方向性を考える時期」「ごみ処理の方法は検討が必要」との反省もあった。
一方、今年から始めた市役所と春日公園駐車場を結ぶ無料のシャトルバスについては「好評だったため来年も運行したい」とする意見が出た。
また、ローメン、酒蔵横丁は来年も同じ場所で実施する方針。
全体の決算見込み額は収入が1千500万円、支出が1千350万円で、差引残高は150万円となる見込み。
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誕生日会でマジックショー
伊那市の美篶西部保育園で8日、誕生日会にあわせてマジックショーが開かれた。
マジックショーは園児の思い出に残る誕生日会にしようと企画された。
伊那マジッククラブの伊藤権司会長が保育園を訪れ、ユーモアたっぷりにマジックを披露した。
伊藤さんは趣味でマジックを始めて20年近くなるということで、冗談を交えながら園児らに披露していた。
子どもたちは伊藤さんの楽しいマジックに手をたたいて喜び、楽しいひとときを過ごしていた。
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戸草ダム建設 伊那市長らが県に要望
小坂樫男伊那市長らが8日、長野県庁を訪れ村井仁知事に戸草ダム建設事業を促進させるよう要望した。
小坂市長をはじめ、戸草ダム水没者地権者組合の佐藤八十一組合長など関係者10人が県庁を訪れ、村井知事に地域の声を届けた。
要望書には▽戸草ダム建設事業計画を天竜川水系河川整備計画に加え治水対策を早期に図ること▽また地球温暖化対策として有効な水力発電事業を含めた戸草ダム計画とすること竏窒ネどの内容が盛り込まれている。
小坂市長は「国の戸草ダム建設見送りとする提案や、美和ダム上流域の具体的な防災対策を示さないことに対し地域住民は失望し不信感をつのらせている。三峰川の上流域には大規模な崩壊地や大量の堆積土砂があり、過去の経験からみても戸草ダム規模でないと地域、流域の安全は確保できない」と訴えた。
これを受け村井知事は、戸草ダム建設はあくまで国の事業とした上で、「地元が納得できるような対策を示すよう国に働きかけている」と答えた。
国土交通省天竜川上流河川事務所では、戸草ダムに替わる美和ダム上流域の土砂対策整備計画を10月中を目途に地元に説明していくという。
その後地元の合意を得たうえで知事に天竜川水系河川整備計画案についての意見を聞くという。
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七宝焼作家・向山伊保江さんが作品寄贈
岡谷市の七宝焼作家・向山伊保江さんが8日、伊那市に作品を寄贈した。伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長に作品を贈った。
向山さんは大学生のころに七宝焼を始め、今年で30年目になる。
先月、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで、伊那谷では初めての個展を開いた記念に作品を寄贈することにした。
作品のタイトルは、「真夏の夜の夢物語」。縦横130センチの大作で、ドーム型の空間の中に、大地や月、空が描かれている。この作品は、去年の県展で60周年記念賞を受賞し、日展でも入選している。
向山さんの母は駒ケ根市出身、夫は高遠出身ということで、「縁のある伊那市に作品を飾って頂けるのでとてもうれしい。若い人にも、七宝の良さを知ってもらいたい」と話していた。
伊那市ではこの作品を庁舎1階のロビーに展示するという。
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宮田村特産山ぶどうワイン仕込み式
宮田村の特産・山ぶどうワインの仕込み式は8日、同村新田区の本坊酒造信州ファクトリーで開いた。村内の栽培農家10戸が丹精込めて育てた採れたての山ぶどうを持ち込み、醸造を開始。収量的には平年並みの28トンほどを見込むが、糖度と酸味のバランスは抜群で、主力銘柄の08年産「紫輝(しき)」は12月7日に発売開始を予定する。式には山ぶどう栽培組合、村、農協などの関係者約20人が出席。さっそく茎を取り除くための破砕機(はさいき)に投入した。
今年は天候にも恵まれ「例年以上に糖度と酸味の状態も良好」と信州ファクトリー工場長の深水公明さん。収穫に励む栽培農家も「おいしいワインになりそう」と期待を寄せる。紫輝6千本のほか、年明けには「信州駒ケ原」など計1万4千本ほどの出荷を予定するが、同ファクトリーでは新たな商品開発も進めており、楽しみ方のバリエーションも増えそうだ。
関係者でつくる山ぶどうの里づくり推進会議(会長・清水靖夫村長)もこの日開かれ、「紫輝」解禁当日の12月7日に同ファクトリーで開くワイン祭りを10年目にして初めて有料にして開催することを決定した。来場者にワインを十分に味わってもらうためで、500円を徴収する。また、栽培農家の高齢化が進み担い手問題も現実化していることから、栽培者の公募なども含めながら検討を進めていくと確認した。 -
高遠さくらホテルで松茸料理
地元伊那の松茸を使ったコース料理が、伊那市高遠町の高遠さくらホテルに登場した。
松茸づくしのコースは、毎年この時期に企画しているが、今年は伊那で採れた松茸のみを使っていて、さくらホテルによると、質・量ともにグレードアップしたという。
コースは、江戸時代に高遠藩の松茸が幕府に献上されていたことにちなんで、高遠の殿様コースと、大名コースの2種類ある。
高遠の殿様コースでは、焼き松茸、しゃぶしゃぶのほか、釜めし、土瓶蒸しなど10品。
1つのコースには、松茸およそ150グラム、本数にすると2本から3本ほどが使われている。
このコースの提供はすでに始まっていて、予約も多いという。
提供は今月20日までの予定だが、松茸の採れ具合によって期間を延長する可能性もあるという。
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ザ・シワクチャーズ定期演奏会
60歳以上の女声合唱団ザ・シワクチャーズ伊那の第1回定期演奏会が7日、伊那市のいなっせで開かれ、会場に円熟した歌声が響いた。
ザ・シワクチャーズ伊那は、伊那市の名誉市民で作曲家の故・高木東六さんの遺志をついでいこうと結成されたもので、60歳になったら入団できるというユニークな合唱団。
団員は現在、辰野町から飯島町までの60人ほどで、最高齢は82歳。
高木東六さんが作曲した「伊那市の歌」など9曲を披露した。
シワクチャーズ伊那代表の北沢理光さんは、「演奏会は励みになるので、年1回のペースで開いていきたい」と話していた。
なお、シワクチャーズ伊那は、来年5月に韓国南原(ナムウォン)市で開催される「春香祭」に合わせ、シワクチャーズ横浜と共に韓国のコーラスグループと交流する予定だという。
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マルメロ出荷
箕輪町中原のJA上伊那選果場で7日、マルメロの出荷作業が行われた。
今年は病気もなく順調に生育し、先月からもぎとりが始まった。
箕輪町はマルメロの産地で、今年は30トンの出荷を予定している。
選果場では、生産者ら35人が作業にあたり、大きさ別に分け、ダンボールに詰めていた。
JA上伊那によると、マルメロの生産量は栽培農家が減っていることや後継者不足などから減少傾向にあるという。
選果されたマルメロは九州などに出荷されるほか、のどあめやシロップなどの加工向けに諏訪や茅野にも出荷される。
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韓国南原市の職員がみはらしファーム見学
視察のため伊那市を訪れている韓国南原(ナムウォン)市の職員が7日、みはらしファームを見学した。
伊那市と南原市は、伊那市の名誉市民で作曲家の故高木東六さんの韓国を舞台にしたオペラ「春香」が縁で交流している。
今回の視察は、伊那市の農業施設や企業などを視察したいという南原市からの要請で、職員5人が6日から2泊3日の日程で訪れている。
一行は、施設全体の説明を聞き、「運営に行政の支援はあるのか」などの質問をしていた。
みはらしいちご園のハウスでは、泉沢勝人組合長からイチゴの品種や栽培方法などの説明を聞き、熱心に見学していた。
農業関係の仕事を担当しているという職員は、「棚が高いのでお客さんがイチゴを取りやすい工夫がされている。生産したあと、販売も同じ施設で出来るのでとてもいい」と関心を示していた。
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伊那市の人権擁護委員に委嘱状伝達
伊那市の人権擁護委員の委嘱状伝達式が7日、伊那市役所であり、10月1日付けで委嘱された4人のうち、伝達式に出席した3人に、法務大臣からの委嘱状を小坂樫男伊那市長が手渡した。
委員は、再任が長谷地区の市ノ羽茂則さん、高遠地区の安井かほるさん。新任は手良地区の竹中嘉文さん、西春近地区の橋爪トミ代さん。委員の任期は3年。
また、9月30日付けで退任した高遠地区の丸山勝己さんと守屋政治さんに感謝状を贈った。
小坂市長は、「人権擁護委員はボランティアで、個々の人権を守るのが役目。よろしくお願いしたい」とあいさつ。退任した委員には「長年の務めに感謝します」と話し、労をねぎらった。
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手良保育園児が稲の刈り取り体験
伊那市の手良保育園の園児が7日、春に植えた稲の刈り取りを体験した。
今年育てたのはコシヒカリで、年長・年中の園児50人ほどが、鎌を使って稲刈りに挑戦した。
稲刈りをしたのは、孫が手良保育園に通う池上ミドリさんの田んぼの一角。
子どもたちは、地域のお年寄りや保護者、農協の職員などの手を借りて一株ずつ刈り取り、「楽しかった」「食べるのが楽しみ」と話していた。
指導していたお年寄りも、「なかなか上手くなってきたね」と話していた。
刈り終わったものは保育園ではざかけして、11月にお世話になった地域の人などを招待して、おにぎりにして食べるという。
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イーナちゃん広場2008
健康や生活・環境などについて考えるイベントイーナちゃん広場2008が5日、伊那市民体育館などで開かれた。
イベントには、およそ60団体がブースを出展したほか、健康体操のステージも設けられ、タオルを使って体を動かす体操など13団体が体操を披露していた。
栄養士会のブースでは、遊びながら栄養のバランスを考える事ができる体験コーナーもあり、子ども達が朝食の大切さについてのアドバイスを受けていた。
また、高齢者福祉課のブースでは足の裏の形を複写して、体のバランスを確認することができるコーナーが設けられ、参加者が足元から自分の健康をチェックしていた。
会場は賑わいを見せ、伊那市によると4千人ほどが訪れたという。
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楠洲流青年部「フェスティバル吟と舞」
上伊那の詩吟愛好家グループ楠洲流青年部による発表会「フェスティバル吟と舞 イン いなっせ」が5日、伊那市のいなっせで開かれ、20組が吟や舞を披露した。
楠洲流青年部は、楠州流の中から60代以下の会員で組織するグループで、去年から独自に発表会を開いている。
発表会では、観客も巻き込んで一緒に吟を詠む演目も行われ、会場には詩を吟じる声が響いていた。
この演目を披露したのは、伊那市の介護福祉士の寺山 日幸さん。寺山さんは、普段介護の現場でも入院患者と一緒に詩吟を楽しんでいることから、その経験を生かして、このような発表をしているという。
青年本部長の唐木寿夫さんは、「詩吟は腹の底から声を出すので気持ちがいいし、体にも良い。多くの人に興味を持ってもらいたい」と話していた。
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「ぶぁんて・あん」オープン
伊那市の株式会社ワイドが経営する文化・運動施設「ぶぁんて・あん」が7日、オープンした。
伊那市西町にあるこの施設は、社会保険庁が運営していたが、改革に伴い、伊那市の測量設計コンサルタントワイドが経営を引き継いだ。
建物内の施設はこれまでのものを活かし、一部分を改修した。一階は、健康相談室が多目的ホールになったほか、ロッカールームが託児所になった。2階のプールは今後改修する計画。
講座は、これまでの物を継続し、英会話や社交ダンスなど80の講座がある。今回、チャイルド体操やミニアートスクールなど14の講座が新たに設けられた。
トレーニングルームは午前10時から午後11時まで利用できる。
入会金は5250円。
ぶぁんて・あんでは、「利用者の声を聞き、健やかな生活・充実した時間を提供していきたい」としている。
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親子で運動遊び
健康づくり推進週間の一環箕輪町で4日から、健康づくり推進週間が始まった。そのイベントの一つ、お父さん、お母さんと楽しむ運動遊びが子育て支援センターで開かれ、13組の親子が元気に体を動かした。
運動遊びは、親子で体を動かす楽しさを知ってほしいと計画された。
1歳から3歳までの入園前の子どもが対象で、箕輪町の運動保育士が指導した。
お父さんやお母さんが子どもをおんぶしたり、バスタオルに子どもを乗せてハンモックのように揺らしたり、子どもがお父さんたちの足の上をジャンプするなどして遊んだ。
また、跳び箱の上を歩いて跳び下りる遊びでは、子どもたちは何度も挑戦していた。
参加したある夫婦は、「大勢の人と一緒にやるのは楽しい。父親も参加できるイベントは少ないので、とてもよかったです」と話していた。
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秋の味覚ぞくぞくと
伊那市の産直市場グリーンファームでは、秋の味覚「松茸」や「蜂の子」が店頭に並び、買い物客を楽しませている。
松茸の入荷は、8月中旬ごろから始まり、6日は一日で伊那や木曽で採れた松茸10キロが入荷した。
大きさは10センチ前後の物が中心で、傘が開かず、形の整った物が並んでいる。
数本をパック詰めにした物が、4千円から1万円前後で売られていて、買い物客は立ち止って品定めをしていた。
また、伊那谷の名物、蜂の子も入荷が始まっている。
6日は、地蜂の巣が段ボール箱に11個と今シーズン一番の量が持ち込まれていた。
巣の大きさは、直径が10センチから大きいもので30センチほどあり、地元の男性がすがれ追いをして、採ってきという。
グリーンファーム代表の小林史麿さんは、「今年は、雨の量が少なく、松茸は不作気味。その反面、蜂の子は豊作になる見込み」と話していた。
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天竜健康ウォーク
箕輪天竜公園発着で天竜川護岸を歩く、第2回天竜健康ウォークが5日に開かれ、参加者たちは秋のウォーキングを楽しんだ。
町内外から450人が参加し、伊那路橋を往復する5キロのにこにこコース、伊那路橋から町東部の田園地帯を歩く9キロのいきいきコース、そして箕輪ダムを折り返す16キロのお達者コースの3つのコースに分かれウォーキングを楽しんだ。
このイベントは、天竜川護岸道路の活用を検討しようと昨年発足した町民有志のグループ、「天竜せせらぎロードプロジェクト」が開いたもので、今年で2回目になる。
参加者たちは、準備体操やストレッチで体をほぐした後、それぞれのペースで水辺の風景を楽しみながら心地よい汗を流し、「川に沿って歩くのは気分がいい」などと話しながら、ウォーキングを楽しんでいる様子だった。
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戸草ダム建設事業促進の請願、リニアBルート実現の陳情ともに採択
県議会閉会長野県議会9月定例会に提出されていたリニア新幹線Bルート実現を求める陳情と、戸草ダム建設事業の促進を関係機関に働きかけるよう求める請願が6日、採択された。
閉会日のこの日は、各委員会に付託されていた陳情や請願の検討結果の報告があった。
そのうち、リニア中央エクスプレス建設促進上伊那地区期成同盟会の陳情は賛成多数で採択された。
この陳情は、JR東海のリニア中央新幹線を伊那谷を通過するBルートで実現するため、県に積極的な働きかけを求めたもの。
また、国が建設を見送る方針を明らかにした戸草ダムについて、伊那市や三峰川総合開発事業対策協議会、地元地権者などが提出していた建設促進を求める請願も、賛成多数で採択された。
また、この請願を審査した危機管理建設委員会では、同じ趣旨の意見書を発議し、これも賛成多数で可決された。
伊那市の小坂樫男市長は戸草ダムの建設促進を求めるため、8日にも村井知事のもとを訪れる予定。
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春日神社例大祭で浦安の舞い披露
伊那市西町の春日神社の例大祭が5日に行われ、伊那小学校5・6年生の女子児童九人による浦安の舞が奉納された。
春日神社ではこれまで、例大祭で舞を奉納していなかったが、去年から舞を奉納するようになった。
今年は衣装をそろえ、2週間ほど前から10数回にわたり練習を積んできた。
子供達は、扇や鈴を持って、平和を祈る踊りを厳かに披露した。
関係者は、「とてもきれいに踊ることができた。子ども達の一生の思い出になると思う」と話していた。
例大祭ではほかに、宝投げなどのイベントも行われた。
宝投げでは、餅やおもちゃが投げられ、子ども達が一生懸命に拾う姿が見られた。
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第4回信州伊那高遠の四季展
来年は9会場に来年8月に開かれる3年に一度の全国公募の絵画展「第4回信州伊那高遠の四季展」は、前回より大幅に展示会場を減らし、9会場で開催することが、6日に伊那市役所で開いた第2回実行委員会で決まった。
合併して名称を「信州伊那・高遠の四季展」と改め初めての開催となる今回は、第1回の委員会で、旧伊那地域の公共施設でも展示すること、前回の30会場から大幅に展示会場を減らし、一日で見て回れる会場数にすることが確認された。
メーンの信州高遠美術館の80点を含め高遠地域の4会場に230点が展示され、そのほかの会場は、伊那市西春近のかんてんぱぱホールに50点、いなっせに40点、伊那図書館に20点などとなっている。
第4回信州伊那高遠の四季展は、来年5月に作品の受付、6月に審査、8月1日にオープニングセレモニーが行われ、9月13日まで市内9会場で展示される。
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アルプス男声合唱団初の演奏会
伊那市で唯一、男性だけで構成する「アルプス男声合唱団」の初めての定期演奏会が4日、伊那市のいなっせで開かれ、これまで練習を積んで来た13曲を披露した。
アルプス男声合唱団は、去年9月に発足し、メンバーはサラリーマンや教員、医師など職業もさまざま。
ホールには、男性ならではの力強い低音が響いていた。
メンバーの次の目標は来月23日に伊那市で行われるコンサートだということで、プロの男声カルテット「ボニージャックス」との共演が計画されている。
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子ども森の秘密基地づくり
伊那市ますみヶ丘の平地林で秘密基地を作って楽しむイベントが5日に開かれ、南信地区か60人ほどが参加した。
企画したのは、木材を活用する事から森林保全を考えるグループ・NPO法人森のライフスタイル研究所。
ますみヶ丘の平地林は、安全性が確保でき、手軽に楽しめる森林であることから、子ども達が自ら考え、楽しめるイベント・秘密基地作りを企画した。
子どもたちは、森から木の枝を探したり、ロープを使ったりして、好きな形の基地を作り上げていた。
中には、木の枝からロープをつるしブランコを作るグループもあって、子どもたちの人気を集めていた。
森のライフスタイル研究所の竹垣英信代表理事所長は、「平地林でこれだけの面積が残る場所は少なく貴重。子どもたちに自然のものを使って考えながら作り出す体験をしてほしい」と話していた。
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韓国南原市の職員が伊那市視察
初日に市長訪問伊那市の名誉市民で作曲家の故高木東六さんの韓国を舞台にしたオペラ「春香」が縁で、韓国南原(ナムウォン)市の職員が、6日から伊那市を視察に訪れている。
初日は、南原市の係長級職員3人と交流や都市整備の担当職員2人が、伊那市役所を訪れ、小坂樫男市長を表敬訪問した。
今回の訪問は、伊那市の農業施設や企業などを視察したいとの南原市からの要請で行われた。
小坂樫男市長は、「伊那市は農業と工業のバランスが比較的とれている場所。南原市の参考にしていただき、今後は民間での交流も進めていきたい」と歓迎した。
また、南原市・企画室政策開発担当のイ・ソングンさんは、「南原市のチェ市長からも、伊那市でしっかり勉強してくるよう言われている。短い間だが友情を深めていきたい」と話していた。
伊那市と南原市は、今年4月に伊那市の女性団体連絡協議会のメンバーが南原市を訪問したほか、南原市の市長が伊那市を訪れ高遠城址公園の桜を見学している。
一行は7日、みはらしファームや、上の原の日本電産サンキョーなどを視察するほか、高木東六さんが横浜で立ち上げた合唱団の伊那版「しわくちゃーず伊那」のコンサートも見る計画で、8日に帰国することになっている。
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高遠美術館で竹村新太郎油絵展
伊那市山寺の竹村新太郎さんの油絵展が19日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれている。
この作品展は、去年竹村さんが全国規模の芸術家団体「一水会」の会員になった記念に企画された。
今回は竹村さんが長年のテーマとしてきた御嶽山の作品など21点を展示した。
展示作品の一つ「御嶽雪霞」は、冬の御嶽に雪が降り始める直前の様子を描いたもので、昨年の一水会展で安井會太郎奨励賞を受けている。
また、普段は冬の御嶽を描くことが多い竹村さんだが、今回は冬だけでなく、四季の移ろいとともに姿を変える様子を描いている。
油絵展ではほかにも、地元の風景や家族などを描いた作品も展示している。
竹村さんは「作品を見た方々に、御嶽の神々しさを感じていただければ」と話していた。
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