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八幡町ハロウィン
伊那市の伊那北駅前広場で八幡町ハロウィンが25日、開かれた。
魔女や海賊など思いおもいに仮装した子どもたちが集まり、仮装コンテストが行われた。
このイベントは、八幡町ロマン通り商店会が、商店街の振興を願って始めたもので7年目になる。
コンテストに続いて、会場に並んだカボチャちょうちんに明かりが灯り、訪れた人たちはさまざまな顔のちょうちんと明かりを楽しんでいた。 -
伊那谷うまいもん市
地域の農産加工品を紹介し消費者と交流を図ろうと、伊那谷うまいもん市が25日、伊那市のアピタ伊那店で始まった。
14団体が出店し、おやき、みそ、パン、漬物など手作りの加工品を販売した。
伊那谷うまいもん市は、地域の農産物を生かした特産品の研究や加工、販売に取り組んでいる「のうさん味ネット上伊那」が開いている。
3年目の今年は、下伊那や木曽からも参加があった。
各団体は試食品を用意していて、買い物客は味見をしながら気に入った品を買い求めていた。
のうさん味ネット上伊那の伊藤道子副会長は、「地元産の安全安心なものを食べてほしい」と話していた。
伊那谷うまいもん市は26日まで。 -
Jリーガー三澤慶一さんを応援
サッカーJリーグ1部のヴィッセル神戸に去年入団した伊那市福島出身の三澤慶一さんを応援しようと、サポーターが25日、横断幕を作った。
横断幕には三澤慶一さんの名前などを書く計画で、南箕輪村内の駐車場で布に丁寧に文字を書いていた。
横断幕を作ったのは、サッカーチーム松本山雅のサポーター集団「松本山雅南信・上伊那ペーニャ」。
天皇杯4回戦で松本山雅とヴィッセル神戸の対戦が決まったことから、地元出身の三澤さんを応援する横断幕づくりを考えたという。
サポーターは、「松本山雅が勝つことを願いながら、三澤選手に出場してもらって、いいプレーをしてほしい」と話していた。
横断幕は11月2日、天皇杯4回戦が開かれる兵庫県神戸市のホームズスタジアム神戸で、地元サポーターに渡すという。 -
伊澤修二先生記念音楽祭
旧高遠町出身で、現在の東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の功績をたたえる記念音楽祭が25日、伊那市の県伊那文化会館で開かれた。
伊澤修二先生記念音楽祭には、東京芸術大学音楽部のオーケストラのほか、市内の小学校や中学校、高校が参加し発表した。
伊澤修二が東京音楽学校、現在の東京芸術大学初代校長を務めた事が縁で始まったこの音楽祭は、今年で22回目を数える。
今回の音楽祭では、この日の為に結成された合唱団や市内の中学生がオーケストラと共演した。
また、市民合唱団とオーケストラの演奏で指揮をした芸大4年の道端大輝さんは、「芸大にとっても思い入れのある公演なのでいつまでも続いてほしい」と話していた。 -
木のアウトレット市
薪や板材などの木材が安く販売される木のアウトレット市が25日から、伊那市高遠町の上伊那森林組合中部支所で始まった。
このイベントは、地元の木材を多くの人に利用してもらおうと毎年、春・秋の2回開催している。
会場には、良い木材を安く仕入れようと、多くの人たちが集まっていた。
薪の掘り出し市では、通常1万円のところ5千円で軽トラックの荷台につみ放題ということで、訪れた人たちが工夫しながら積み込んでいた。
岐阜県からインターネットを見て訪れたという人は、「薪にするにはもったいないような木がこの値段で手に入るとは思わなかった。また来たい」と話していた。
26日は午前10時から午後3時まで。 -
丁石お披露目ウォーキング
伊那市西箕輪の仲仙寺へ続く、はびろ道の道沿いに置かれた丁石をめぐるイベントが25日にあった。およそ80人が伊那市坂下区の常円寺近くを出発し、仲仙寺の参拝に利用されてきた道、はびろ道の散策を楽しんだ。
途中、丁石の横では伊那市文化財審議委員会の小林一行さんらが、丁石の説明をした。
丁石は江戸時代、仲仙寺までのおよそ7キロの道のりに、参拝までの道しるべとして109メートル間隔で置かれていた。
当時は54置かれていたが、現在確認されているのは34の丁石のみ。
仲仙寺には馬の神様が祭られており、これにちなんで木曽馬も一緒に歩いた。
終点の仲仙寺に到着すると、師田香雪住職から寺の歴史などが説明された。
イベントを企画した伊那市観光協会では、「歴史に触れながら散策できる道として、はびろ道をウォーキングコースとして広めていきたい」としている。 -
「障害者の日」記念事業でコンサート
「障害者の日」記念事業のコンサートが25日、伊那市役所の多目的ホールで開かれた。伊那市内の障害者団体など、およそ100人が会場を訪れた。
記念事業は、毎年12月の世界障害者記念日に合わせて開いていたが、今年は日程を早めて開催した。
コンサートでは、京都府在住の障害者通所施設の所長でミュージシャンの中島光一さんが、施設での体験を歌にしたオリジナルの曲を披露した。
訪れた人たちは、静かに中島さんの弾き語りに聞き入っていた。
中島さんは、「歌でみなさんを元気にできたらうれしい。そして今度はその元気を私がもらって、歌を続けていきたい」と話していた。 -
箕輪西小学校50周年記念式典
箕輪町の箕輪西小学校で25日、箕輪中部小学校からの独立50周年を祝う記念式典が行われた。
式典には、西小に通う児童やその保護者、地域住民等が出席し、50年の節目を祝った。
式典は歴代のPTA会長や理事、各区長などで記念事業実行委員会を作り、準備を進めてきた。
実行委員長の唐沢良二さんは「節目の50年を迎えた事に感謝し、西小の飛躍を願い、次の50年へつなげていきたい」と挨拶した。
中村正昭校長は「誇りを持ち、地域を愛し、希望を持って育ってほしい」と子供たちに呼びかけていた。
児童会長の唐沢陽祐君は、「学校の歴史をかみしめ、誇りに思い、これからの西小をみんなで支えていきたい」と話した。 -
木下区民文化祭
箕輪町の木下公民館で25日、区民文化祭が始まった。
文化祭は、木下区民の作品の紹介や、公民館クラブの発表の場にしようと毎年開いている。
会場には、陶芸や手芸などのクラブ会員の作品、小中学生の習字や水彩画などおよそ千点の作品が並んでいる。
地元にある箕輪進修高校のコーナーでは、生徒が作ったロボットやポスター、習字などの作品が並んでいる。
木下区民文化祭は26日まで開かれ、午後1時からステージ発表やトン汁の無料サービスが行われる予定。 -
伊那小学校5年秋組が南信協同に演技学ぶ
伊那小学校5年秋組の児童たちは、来月の演劇発表を前に24日、県伊那文化会館の附属劇団南信協同のメンバーから演技指導を受けた。
5年秋組は、総合学習の一環で4年生の時から演劇を勉強してきた。
南信協同の公演を見たり、出掛けて指導を受けたことはあるが、メンバーを学校に招いて指導を受けるのは初めて。
子どもたちは、場面ごとに区切って演技を披露。
南信協同のメンバーは、「演じたいキャラクターをイメージして体の使い方を考えて」「『怖い』と感じたときに、普段、心や体がどんな感覚になるのか思い出して」などアドバイスしていた。
指導を受けた児童は、「同じ動きだけでなく、いろいろな動きをして、堂々と演じてみようと思いました」と話していた。
5年秋組の演劇発表は、11月7日に伊那小学校第一体育館で行われる。 -
宮田村議会が北川製菓を視察
宮田村議会は23日、新田区にある北川製菓駒ケ岳工場を視察した。駒ヶ根市福岡に本社がある同社が宮田村に進出して1年が経過。議員たちは同工場が立地する西山山麓地域の観光や村の産業振興も含め今後の活性化のあり方を探ろうと、熱心に見学した。
同工場は全国菓子組合連合会が認証する高度な管理衛生システム「HACCP」(ハサップ)で、全国8番目の認証工場。視察した議員一行は主力商品のドーナツ製造ラインを見学し、徹底された機械化や衛生面などの工場環境に関心を寄せた。
山田一三工場長は「競争は激しいが、良質で安全な製品づくりに努めている」と説明。新たな製品開発も積極的に展開している企業風土も紹介した。
同社は観光面への寄与も視野に入れて同地に進出した経緯もあり、松田英俊議長は「今後とも宮田村を応援していただきたい」と呼びかけた。
視察は議会改革の一環として取り組んでいるもので、昭和伊南総合病院をはじめ課題となっている現場へ直接的に足を運び理解を深めている。 -
住民が殿島城址公園整備
伊那市東春近の地域住民は25日、殿島城址公園の整備作業を行った。
整備作業は、公園を地域の憩いの場にしようと、東春近地区協議会が中心となり行い、この日は地域のボランティアおよそ60人が参加。
参加者たちは、公園内に植えられている樹木に名札を付ける作業や、散策するのに歩きやすいよう、砂を敷く作業などを行った。
東春近地区協議会の梅田和穂会長は、「ほかの地域からもたくさん人が訪れるような、素晴らしい公園になるよう整備を進めていきたい。」と話す。
地区協議会では今後、松くい虫被害のあった木を今年中に伐採し、しだれ桜の苗木を植える計画。 -
カード詐欺犯身柄送致
警察官などを騙り、高齢者からキャッシュカードをだましとった詐欺の疑いで逮捕された3人の身柄が、今日長野地方検察庁伊那支部に送られた。
逮捕されたのは、いずれも無職で東京都江戸川区の斎藤正容疑者、住所不定の高田光伸容疑者、東京都葛飾区の中倉俊也容疑者の3人で、茅野署、上田署、伊那署に分かれて拘留されていた。
伊那署の調べによると、3人は、22日に、警察官を名乗り伊那市内の88歳の女性宅に電話をした後、金融庁の職員を装って家を訪れキャッシュカード1枚を騙し取った疑い。伊那署によると、逮捕された2人は今日までに容疑を認めているが、1人は否認している。
今回現金は引き出されなかったが、同様の手口の事件は、静岡や群馬、山梨などで相次いでいて、県内でも4件580万円の被害が報告されている。
伊那署では、これらの事件の関連性も含め、今後本格的に捜査を進め、きびしく追及していく方針。 -
ハロウィンのかぼちゃ提灯作り
25日に行われる伊那市八幡町のハロウィンに向け、伊那小学校で24日、カボチャの提灯作りが行われた。
5年夏組の児童33人が1人1つずつ提灯を作った。
八幡町ハロウィンで使う提灯は、毎年、伊那小の児童が作っている。
子どもたちは、ハロウィンを行う八幡町ロマン通り商店会のメンバーから指導を受けながら、中の種などを取り除いた後、小さなのこぎりで顔を切っていた。
ある児童は、「顔をくり抜くより、中身を取り除く作業が大変だった。明日が楽しみです。」と話していた。
この日作った提灯は、25日にハロウィンの会場、伊那北駅前広場に、一般参加者のものと一緒に飾られ、午後5時すぎに点灯式が行われる。
また、仮装コンテストも企画されていて、夏組の児童も参加することになっている。 -
伊那消防組合合同訓練
伊那消防組合は、それぞれ単独の署では対応できない大規模災害に備えた合同訓練を今日高遠町で行った。
訓練は、高遠町下山田の山田河原臨時駐車場で行なわれた。
マイクロバスと薬品を運んでいたタンクローリーが衝突し、薬品が漏れ、バスの乗客に負傷者がいるとの想定。
伊那消防組合の伊那消防署、高遠消防署、辰野消防署、箕輪消防署などから90人、車両は20台が参加して、状況が刻々と変わるロールプレイング方式で訓練は行なわれた。
薬品が漏れているとの想定で異臭が発生。
警戒区域を設定し、署員2人が特殊防護服を着用し、事故車両に向かった。
調査の結果、薬品は、アンモニアと判明し、危険度は低いとして本格的な救出活動がスタート。
訓練のポイントは、薬物・劇物の漏洩といった特殊な災害での指揮や救助、多数のけが人により混乱した現場での部隊活動などで、伊那消防組合では、訓練を振り返り「実際の災害現場に近い状況で訓練ができた。課題が浮きぼりになり有意義だった。」と総括している。 -
「漢字の歴史と造形美」展
伊那市高遠町ゆかりの、画家であり書道家でもあった、中村不折が集めた書道に関するコレクション展が、県伊那文化会館で開かれてる。
会場には、中国のものを中心に、文字が刻まれた仏像や、拓本などおよそ100点が並ぶ。
中村不折は、書を書くときの手本や参考品として、このような資料を集めていたが、次第にコレクションに熱が入り、自分の作品を売って、資料を購入していたという。
今回は、県伊那文化会館の開館20周年記念として、これらを所蔵している、東京の書道博物館から特別に作品を借りて展示した。
中村不折は書道資料の世界的に有名なコレクターだったということで、貴重な資料も数多くある。
この中村不折のコレクション展「漢字の歴史と造形美」は、11月24日まで、伊那市の県伊那文化会館で開かれている。 -
観光土産品公正規約の予備審査
観光土産品の、賞味期限などの表示が適正かをみる、審査会が23日に伊那商工会館で開かれた。
28日に長野市で開かれる県の土産品審査に向けて、上伊那から出品する61品が適正か審査するもの。
上伊那の小売店や製造業者でつくる、上伊那観光土産品公正取引協議会の役員6人が審査にあたった。
県の審査を通過すると、安心・安全な土産品の印となる、認定証のシールを貼って販売することができる。
審査員は、「材料を分けずに1つにまとめて書いた方が良い。」「さらに細かく説明した方が安全性がわかる。」など、箱などに書かれた表示を中心にチェックしていた。
審査の結果61品すべてが適正で、県の審査に出品されることになった。
協議会の熊谷和寛会長は、「これからも地元から安心・安全な土産品を出していけるよう呼びかけていきたい。」と話している。 -
地域のふるさとの伝承芸能
上伊那地域に伝えられてきたふるさとの伝統芸能の公演が、23日に伊那市のいなっせで行われた。
伊那節や伊那市長谷のざんざ節など上伊那各地に伝わる伝統芸能が披露された。
この公演は、県シニア大学の卒業生などで作る上伊那賛助会が地域の伝承文化の維持・発展に貢献できればと初めての企画。
南箕輪村大泉に伝わるおんたけやま御嶽山は、伊那節の原点とも言われているということで、大泉の保存会が踊りを披露していた。
与地や富県など各地の伊那節も披露され、歌い方や踊り方の違いも楽しめる趣向となっていた。
賛助会では、今後も、会員が積極的に地域の祭りなどに参加し、地域文化の伝承につなげていきたいとしている。 -
大森英明写真展
富士山をとり続けて14年。
伊那市のアマチュアカメラマン、大森英明さんの写真展が伊那図書館で始まった。
大森さんは、会社勤めの傍ら年に20回から30回、富士山の撮影に足を運んでる。
写真展は今回で8回目。
去年から今年にかけて撮った22点を並べた。
山中湖から山頂に沈む太陽を捉えた作品は、「山頂ダイヤ」、午後4時に撮影。
朝霧高原からの夜明けの風景は「幻想の夜明け」、午前7時撮影。
山中湖のキャンドルイベントにあわせて撮影した作品「湖畔のアイスキャンドル」は午後5時に撮影したもの。
季節や撮影ポイント、気象条件も熟知していないときれいな富士山は撮れないと話す大森さん。
今後は、山の内面を引き出すような写真を撮っていきたいと話している。
大森英明写真展「夢幻の世界 富士山」は、11月2日まで伊那図書館で開かれてる。 -
県みそ品評会知事賞に伊那谷から3社
第58回長野県みそ品評会(県など主催)の審査結果が24日発表され、伊那谷からは淡色系I部漉しの部でハナマルキ伊那工場(伊那市)、マルマン(飯田市)、淡色系I部粒の部でひかり味噌飯島グリーン工場(飯島町)がそれぞれ最高賞の県知事賞に輝いた。
県内の醸造業者から6部門に309点の応募があり、そのうち淡色系I部漉しの部には69点が出品。同部門の県知事賞6席のうち、2席が伊那谷の醸造所という結果になり、みそづくりが盛んな県内にあって上下伊那の高い技術力を示した。マルマンは前回に続いての県知事賞。淡色系I部粒の部には57点の出品があり、4席の県知事賞のなかにひかり味噌が見事に選ばれた。
出品した全てのみその一般公開は11月4日午前10時から同11時半、きき味会は正午から午後2時まで長野市の県工業技術センター食品技術部門講堂で開く。表彰式は同日午後2時半から長野市のメルパルク長野で開く。 -
宮田村仲町商店街でハロウィーン、子どもたちが仮装してにぎやかに
商店街を元気に‐。宮田村仲町モール商店街で25日夕、地域の子どもたちらが多数参加してハロウィーンの仮装行列が行われた。海賊や魔女などに扮装し、にぎやかにパレードした。
同商店街にある梅が里ギャラリー「手づくり屋」が企画。同ギャラリーに手工芸品を出品している市川明子さん、加藤昌利さん=同村町1区=が中心になって準備を進め、数十人が集まった。
子どもたちは行列を組んで各店舗をまわり、店主からあめなどのお菓子をもらう場面も。「かわいいね」と買い物客も一緒に楽しんでいた。
「こんなに多くの人たちが扮装して参加してくれるとは驚き」と市川さん。商店主らも商店街の活性化につながればと目を細めていた。
この日は、カボチャを使ったランタンづくりの教室も手づくり屋で開き、イベントを楽しむ声が商店街に広がった。 -
住民監査請求 監査委員が棄却
住所表示変更業務について、伊那市が市測量業協同組合と、随意契約により1600万円あまりで委託したのは違法だとして、市民有志が出していた住民監査請求は、伊那市監査委員の監査の結果、棄却された。
住民有志は、原告団を立ち上げ住民訴訟に踏み切る考えだ。
住所変更業務は、伊那市内の測量会社9社で組織する市測量協同組合に対し、随意契約により伊那市が1600万円余りで事業を委託した。
市民有志でつくる「公正な入札を実現する伊那市民の会」は、伊那市が随意契約で業務委託したのは違法だとして、9月1日に伊那市監査委員に住民監査請求していた。
地方自治法によると、50万円を超える随意契約が認められるのは、性質や目的が競争入札に適さないときや緊急の必要性がある場合などに限られている。
伊那市民の会は、今回の案件が随意契約の例外に当てはまらないと主張していた。
伊那市監査委員は、地元に関する情報や経験、土地勘などがあり地元との信頼関係を築いている地元の測量業者に業務を委託したのは例外と認められ、違法性は無いとし、市民の会の請求を棄却した。
市民の会は、23日会見を開き「今回の監査委員の判断は残念」と話し、原告団を立ち上げ、近いうちに住民訴訟に踏み切る考えを示した。
一方、小坂樫男伊那市長は、この判断について、「妥当だと思う」とコメントしている。
【伊那ケーブルテレビジョン】 -
台湾 平均年齢70歳の民族芸術団 踊り披露
中国台湾の平均年齢70歳の民族芸術団が、23日、伊那市の伊那東保育園で踊りを披露した。
園児が出迎える中、遐齢(かれい)研修中心民族芸術団のメンバー38人が、伊那東保育園を訪れた。
遐齢民族芸術団は、台湾中部にある都市の市民サークルで、60歳以上のメンバーを中心に踊りに励んでいる。
健康や幸せを願う踊り、3種類を披露した。
踊りの指導にあたっているコウ ミーエン(洪 美圓)さんが、20年ほど前、伊那市で台湾のダンサーを指導していた事が縁で、今回、芸術団を招く事になった。
5年前にも芸術団は、伊那市を訪れていて、メンバーは再び訪れる事を楽しみにしていた。
芸術団は、踊りの中で飴を配り、園児もうれしそうに受け取っていた。
ある園児は、「珍しい踊りで楽しかった」と話していた。
指導者のコウさんは、「台湾のおばあちゃん達もがんばって踊っているので、子どもたちにも夢を叶えるためにがんばってもらいたい」と話していた。
踊りのお礼に、園児も歌を披露した。
振りつきの歌に、芸術団のメンバーも一緒に踊り楽しい時間を過ごしていた。
芸術団は、伊那市の伊那中央病院や老人福祉施設などでも踊りを披露した。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪中部小学校 環境活動で文部科学大臣賞受賞
箕輪町の箕輪中部小学校は、資源のリサイクル推進に功績があった団体などを表彰する、リデュース・リユース・リサイクル推進功労者表彰の文部科学大臣賞を、このほど受賞した。
全国を対象に、省エネ活動などを積極的、継続的に行い、実績のあった団体や企業を表彰するもので、今年で17回目。
箕輪中部小は、環境・省エネ委員会を中心に、雨水タンクを使った水の有効利用や、総合活動での省エネに関する取り組みなど、学校全体での継続的な実績が評価された。
2年1組では資源の有効活用として、ペットボトルのキャップを集め、それをワクチンの資金にして恵まれない子ども達に贈ろうと、エコキャップ運動をしている。 2年1組では、エコキャップの収集について一般にも協力を呼びかけている。
環境・省エネ委員会、委員長の大沼尚平くんは、「長年続けてきた活動なので先輩たちに感謝したい。これからも新しい活動を考えながら頑張っていきたい。」と話している。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
伊那商議所女性会 紙芝居お披露目
伊那商工会議所女性会が取り組んできた環境をテーマにした紙芝居がこのほど完成し22日、伊那商工会館でお披露目された。
紙芝居は女性会が、子どもたちに楽しみながら環境の大切さについて理解してもらおうと作製したもの。
県の地域発元気づくり支援金事業として60万円の補助を受けている。
22日は市職員など関係者を招き電気などエネルギーの節約や、リサイクルなどを題材にした三つの作品を披露した。
女性会の小林旬子(じゅんこ)会長は「子どもたちに環境を大切にするために何をすればよいか伝えていきたい」と話している。
紙芝居は市内の保育園で順次、上演していく予定。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
井月と一茶について講座
俳人井上井月と小林一茶についての講座が、21日、伊那市の富県ふるさと館で開かれた。
富県公民館の一般対象の学習講座・のどか学級の定期講座として開かれたもので、講師は、伊那市の信州井月会会長の春日愚(ぐ)良子(らし)さんが務めた。
春日さんは、井月と一茶には各地を歩き回って俳句を作っていたという共通点があるとして、2人を比べた。
性格は、井月は感情をあまり表わさず怒ったという話を聞かない。一茶は、感情を露骨に表わした。
家族については、井月は妻も子もなかったが、一茶は3回結婚した、と2人を比較した。
その違いが作品にも表れているとして、春日さんは、「井月は生活臭がなく風景を表した句を作った。一方、一茶は庶民が共感するような生活臭の強い作品を作った」と解説した。
参加者は、地元富県にも馴染みの深い井月について、理解を深めた。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
信州大学中原寮祭に園児が参加
伊那市西箕輪の大萱保育園の子ども達が23日、手作りの神輿を担いで、南箕輪村、信州大学農学部の中原寮近くを練り歩いた。
中原寮で22日から始まった寮祭に合わせて行われ、園児およそ80人が参加した。
大萱保育園では、園が近いことから毎年寮祭に参加して、神輿を担いでいる。
今年の神輿には、子ども達がどんな野菜も食べられるようにと、年長児が描いた嫌いな野菜の絵が貼られていた。
途中で野菜の神様に扮した学生が現れ、「好き嫌いしないで野菜を食べてください。」と、ホウレンソウとニンジンのクッキーを子ども達に手渡した。
保育園の山岸加代子園長は、「祭りを楽しみながら、嫌いな野菜を克服してくれたらうれしい。」と話した。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
箕輪町Eグループチューリップの球根植付け
箕輪町上古田の遊休農地に23日、およそ2万個のチューリップの球根が植えられた。
球根の植付け作業を行ったのは、地元有志でつくる「これからの農業、林業を考えるEグループ」のメンバーと、地元長寿会や上古田保育園の子ども達。
参加者らは、縦横15センチ間隔であけられた穴に、今年掘りとった球根を植えていた。
植えられたのは赤や白、ピンクなど色とりどりのチューリップで見頃は来年の4月中旬。【伊那ケーブルテレビジョン】 -
北川製菓が「しっとり野菜ドーナツ」
北川製菓(駒ヶ根市福岡、北川浩一社長)は、野菜ジュースを生地に練り込んだ「しっとり野菜ドーナツ」を全国の生協を通じて販売を開始する。従来にも野菜ドーナツはあったが、濃厚な野菜のうまみを生かして味や食感をさらに改良した。
「ドーナツはしっとりした食感のほうが人気が高い。野菜のうまみを残しながら、ドーナツのやさしい味わいを重ねました」と製造する駒ヶ岳工場(宮田村新田区)の山田一三工場長。従来品よりもさらに生地の配合にこだわり、風味豊かな本格的な味に仕上げている。 -
伊那消防署が緊急用軽トラック導入
伊那消防署に緊急走行ができる軽トラックが初めて導入され22日、署員などによる入魂式が行われた。
新しく導入した軽トラックは赤色回転灯が付いていて、伊那消防署の軽自動車としては初めて緊急走行ができるもの。
主に水害が発生した時に土のうを運んだり、火災発生時には追加のホースや空気ボンベを運搬する。
伊那消防組合の唐木一直副組合長は「地域の安全安心のために有効に利用して欲しい」と話した。