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南アルプスふるさと祭り
伊那市長谷地区の秋祭り、南アルプスふるさと祭りが12日、長谷総合グラウンドで行われた。
この祭りは、旧長谷村のころから開いているもので、今年で25回目になる。
グラウンドでは、子ども神輿の練り歩きなどさまざまイベントが行なわれた。
毎年恒例のお宝投げには多くの人が集まり、景品を当てようとカラーボールやお菓子を拾っていた。
また、長谷に伝わる民謡・ざんざ節のニューバージョン「ダンシング・ニュー・ザンザ」のダンス発表もあり、地元長谷小学校や伊那市内の女性など4チームが踊りを披露した。
ステージの前では、たくさんの人が踊りに見入っていた。
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CATV杯ミニバス選手権大会
伊那ミニがアベック優勝ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が12日、伊那市内で開かれ、男子、女子ともに伊那市の伊那ミニバスケットボール教室が優勝した。
今年で6回目を迎える大会には、上伊那のミニバスケットボールチームに加え、県内外から男女26チームが参加し、熱戦を繰り広げた。
大会はトーナメント戦で行われ、男子の決勝戦は初優勝を狙う「伊那ミニ」対、前回優勝の「箕輪」の対戦となった。
試合は1点を争う好ゲームとなり、最終第四クウォーターに逆転した伊那ミニが22対21で競り勝ち、初優勝を手にした。
また女子の決勝戦は、伊那市内のチームの顔合わせとなり「伊那ミニ」対「アストラム」が対戦した。
試合は、序盤から伊那ミニがリードを奪い、アストラムが追いかける展開となった。
最終第4クウォーターには、アストラムが粘りを見せ、8点あった得点差を2点差まで縮めた。しかし、伊那ミニが王者の意地を見せ28対26の1ゴール差で逃げ切り、大会2連覇を果たした。
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新山保育園で松茸味わう
伊那市の新山保育園の園児が14日、秋の味覚松茸を味わった。
松茸は、園児のおじいさんが保育園にプレゼントした。
この日は祖父母参観が行われ、お年寄りたちと松茸ごはんにして味わった。
松茸がふんだんに入ったご飯をラップで巻いて53個のおにぎりを作り、子どもたちは松茸ご飯を口いっぱいに入れ秋の味覚を楽しんでいた。
新山保育園では、今月30日にも自分たちで育てたサツマイモを収穫してスイートポテトを作る計画という。
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子育て講座がやきいも楽しむ
伊那市富県公民館の子育て講座「トムキャロット」の親子が15日、秋の味覚焼きいもを味わった。
およそ20組の親子が集まり、サツマイモを持ち寄った。
今年は一斗缶を使った石ヤキイモと、お米のもみ殻で焼き上げるもみ殻焼きに挑戦することにした。
公民館の職員が親子が持参したサツマイモを火の中に投入し、およそ1時間かけてじっくりと焼き上げた。
親子は焼き上ったばかりの焼きいもを早速口に運び、「甘いね」「おいしいね」と笑顔を見せていた。 -
小学生と園児がミニ運動会
伊那市の美篶小学校の児童が15日、美篶中央保育園の園児とミニ運動会をして交流した。
美篶小学校の体育館で、帽子取りやパン食い競争などをペアになって楽しんだ。
美篶小の5年2組は去年から、総合的な学習の時間に保育園と交流してきた。
この日は、みんなで遊んで仲良くなろうと、年少から年長園児を呼んで、運動会を企画した。
運動会のあとは、おやつを食べながら交流した。
児童たちは、「ゲームを進めるのが難しかった」「いろんな子と仲良くなれてうれしかった」など、さまざまな感想を話していた。
5年2組の子どもたちは、11月は美篶西部と東部の保育園と交流する予定。 -
宮田村の名物丼、今年もサークルKで発売
宮田村の名物丼「紫輝彩(しきさい)丼」が昨年に続きコンビニ弁当として商品化され14日、サークルK長野県内全124店舗で3週間の限定発売を開始した。昨年も同時期に販売し、1万4千食余りを売り上げる大ヒットに。根強い要望に応えての“再登場”で、開発にも携わった同村商工会青年部を中心とする「名物丼プロジェクトチーム」は、さらなる村の活性化につなげたいと期待を寄せている。
同プロジェクトチームが村民からアイデアを一般公募し、村特産の山ぶどう(ヤマソービニオン)ワインを使用することを共通ルールに誕生した「紫輝彩丼」。村内飲食店12店で提供するが、大手コンビニのサークルKサンクスはそのユニークな取り組みに着目し、コンビニ弁当としても商品化した。
オリジナルのワインだれにつけこんだ鶏肉の竜田揚げをメインにたまねぎ、シメジなどをトッピングしてどんぶりに。昨年も3週間の限定だったが、1万4436食を販売した。サークルK長野南地区統括マネージャーの蒲生吉成さんは「限定弁当の売り上げとしてはわが社のトップクラス。特に地元の人気が高く、伊那谷の人たちの食に対する強い想いも感じられた」と説明する。
今年は原材料の高騰により価格を昨年より若干高い590円に設定したが、その分、鶏肉を20グラム増量。さらに味も改良し、製造するジャパンフレッシュ(宮田村)営業開発部の小木曽由憲課長は「じっくりワインに漬け込み、より柔らかく美味しく食べられる」と胸を張る。
14日は駒ヶ根市のサークルKアクセス駒ヶ根店で発売記念イベントを開催。同青年部員らが扮する「どんぶりレンジャー」も駆けつけて再発売を祝い、さっそく来店者が丼を購入する姿も目立った。「みやだの名物丼が世間に認められてきた証拠だとも思う。次は丼を求めて宮田村に足を運んでもらえれば」と青年部員たちは話していた。 -
伊那総合物産展示会・商工祭
地元の産業や技術、製品などを紹介する第60回伊那総合物産展示会・商工祭が11日から、伊那商工会館で開かれている。伊那商工会議所と伊那市が毎年開いているもので、多くの家族連れでにぎわった。
今年は、「拡げる繋げる地域力」をテーマに86の企業と団体が114のブースを設けている。
部品などの工業製品や食品、木工品などが並び、それぞれのブースでは関係者が訪れた人に熱心に説明していた。
食品販売エリアもにぎわい、子ども向けの企画や、ローメン早食い大会も盛り上がりを見せていた。
デジタル情報通信エリアには、伊那ケーブルテレビジョンもデジタル放送体感フェアのブースを設置している。会場では、デジタル放送の相談会やデジタルパックの申し込み受け付け、インターネット体験などをしている。
伊那総合物産展示会・商工祭は12日まで。
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地方教育行政功労者表彰
前南箕輪村教育委員長の松澤英太郎さん受賞南箕輪村の教育委員長などを務めた松澤英太郎さんが、文部科学省の地方教育行政功労者表彰を受賞した。
この表彰は教育行政に功労のあった人に贈られるもので、全国で174人、県内では5人が受賞している。
松澤さんは昭和9年生まれで現在73歳。
伊那北高校卒業後、信州大学教育学部に進んだ。
大学卒業後、県内の小中学校で教べんをとり平成7年に教員退職後、社会教育指導員として南箕輪村教育委員会に勤務した。
また平成11年から8年間、村の教育委員長を務めている。
松澤さんは今回の受賞について、「これまで一生懸命できることをやってきた。受賞はまわりにいた人たちのおかげ」と話している。
表彰式は16日木曜日に文部科学省講堂で行われる。
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信州大学農学部「落葉松祭」12日まで
南箕輪村の信州大学農学部の学部祭「落葉松祭」が11日から、農学部キャンパスを会場に行われている。
54回目を迎える落葉松祭の今年のテーマは「地域とつながる」。落葉松祭を通して、地域の人に大学を知ってもらい、より親交を深めていきたい竏窒ニ決めた。
キャンパス内には、研究室やサークルの仲間でつくるグループが30余りの店を出し、賑わっていた。
このうち、果樹の栽培や品種改良を学ぶ学生は、研究室で栽培したリンゴやナシを使ったジャムを販売していた。
このジャムは、落葉松祭開催中の2日間しか販売されないもので、訪れた人は試食をし、好みのジャムを買い求めていた。
また、花の栽培を研究する学生は、ダリアや菊の切り花、シクラメンの苗の販売をした。
学生たちは、「ダリアを日持ちさせるには、室温10度前後が最適です」など、研究の成果をアドバイスしていた。
落葉松祭は12日まで。
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みのわ食の発見フェスティバル開催
食について考える「みのわ食の発見フェスティバル」が11日、箕輪中学校で開かれた。
幅広い世代の人たちに食の大切さについて考えてもらおうと、箕輪町が初めて企画した。
町内の6年生が考えた給食を食べることができるコーナーでは、165人の応募の中から最優秀賞に選ばれた箕輪南小の毛利佳奈さんが考えた献立が振る舞われた。子どもからお年寄りまで多くの人が列を作ってにぎわい、用意した180食の給食はわずか1時間でなくなった。
また、一般から応募のあったアイディアレシピや、これまで町で出してきた年代別の給食などが展示され、訪れた人たちが、さまざまな角度から食の大切さを学んでいた。
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フットサル「TOTOもみじカップ」
子どもから大人まで、幅広い世代が楽しめるフットサルの大会「TOTOもみじカップ」が11日、箕輪町のながたの湯併設テニスコートで始まった。
小学生と中学生の試合が行われ、合計16チームが出場した。
大会は、フットサルを多くの人に楽しんでもらおうと、箕輪町サッカー協会が去年から開いている。
フットサルは、サッカーの4分の1ほどの広さのコートで、5対5で試合をするスポーツ。
出場した小学生は、「コートが小さいので、攻撃と守備の両方ができて楽しい」と話していた。
12日は高校生以上の試合が行われる。
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伊那市が民事調停申し立てへ
高遠城址公園の花見期間中に、公園西側の駐車場となるグラウンドからのゲート設置が原因で売り上げが落ちたとして、高遠町の男性が市に対し損害賠償などを主張している問題で、市は、民事調停を伊那簡易裁判所に申し立てる。
伊那市によると、この男性は、大型バスの駐車場となるグラウンドに平成7年に旧高遠町が設置したゲートが原因で花見客の流れが変わり営業所得が減少したとして、売り上げを補償するよう求めているもので、公園内での営業も主張している。
求めに対し応じられないとする市側とこの男性の話し合いは、平行線のまま進まず、市が民事調停を申し立て司法判断を仰ぐ。
10日の臨時市議会では、「あえて調停を申し立てず、行政指導で撤去を指導できないか」とする議員の意見もあったが、賛成多数で可決した。
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西春近南小児童「ユカイナ」に模様付け
伊那市西春近南小学校の6年生が6日、木製のオカリナ「ユカイナ」に彫刻や電気ペンで模様を付けた。
ユカイナの製作者で地元、西春近に工房を構える加納義晴さんに作り方を教わった。
児童らはまず思い思いの柄を描き、その後、電気ペンや彫刻刀で柄を刻み、オリーブオイルを塗って完成させた。
加納さんとの出会いがきっかけとなり、6年生は今年8月にユカイナを制作し、今月の音楽会で演奏を披露することにした。
現在児童たちは演奏する曲を練習中だが、音楽会には自分だけのオリジナルユカイナで臨もうと模様を付けることにした。
児童らは「素敵な作品ができた」「思ったより簡単だった」などと話し、自分のユカイナの吹き心地を確かめていた。
加納さんは「子供の表現はみんな違っていて、自分の好きなことを描いている子も多い。笛も大切にしてもらえると思う」と話していた。
ユカイナの演奏を披露する音楽会は25日の予定。
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「はせくらぶ」全国大会2位入賞報告
9月に神奈川県で開かれたソフトバレーボールの全国大会で決勝トーナメント2位に入賞した「はせくらぶ」のメンバーが9日、小坂樫男伊那市長に結果報告をした。
決勝トーナメント2位と健闘したのは、はせくらぶのメンズの部に出場したメンバーたちで、中山芳一監督が過去最高となる成績を市長に報告した。
小坂市長は、「長谷地域から県代表として全国に行くというのはすばらしいこと」とチームの活躍を喜んでいた。
はせくらぶは、長谷中学校を拠点に練習しているソフトバレーチームで、来週は、石川県で開催される北信越大会にも出場することになっている。
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ボランティア功労者に表彰状伝達
長年ボランティアとして福祉分野で活動してきた伊那市高遠町の高橋かつみさんに10日、厚生労働大臣の感謝状が贈られた。
伊那市の伊那合同庁舎で伝達式が行われ、高橋さんと、駒ヶ根市の1団体に宮坂正巳上伊那地方事務所長から感謝状が手渡された。
高橋さんは現在84歳。25年ほど前から地元のボランティアグループに入り、デイサービスセンター利用者の介助などを行ってきた。
その後、高遠町のボランティア団体が連携をとれるよう、連絡協議会を設置したほか、ボランティアの育成にも力を入れてきた。
最近では、定期的に地元のお年寄りを訪問したり、伊那市社会福祉協議会が一人暮らしのお年寄りを対象に配っているお弁当に、季節の花などを描いた絵手紙を添える活動などもしている。
今年度、全国で感謝状の伝達を受けた個人は21人、団体は37団体となっている。
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伊那市が今年も灯油券交付
伊那市は、原油価格の高騰で、灯油の購入費用を補助する緊急対策を今年も実施する。10日開いた臨時市議会で全会一致で可決した。
対象となるのは、75歳以上の高齢者のみの世帯などで対象は2,100世帯。
1世帯あたり1万円分の福祉灯油券を交付するもので、2,100万円を予算計上した。
施設園芸農家に対しても60件、総額300万円の補助を行なう。
また家畜用飼料の高騰で畜産農家60件に対しても総額100万の補助をする。
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秋の呑みあるき
酒蔵自慢の酒を味わいながら商店街を歩くイベントが10日、伊那市通り町で行われた。
このイベントは、商店街をゆっくり歩きながら酒を味わってもらおうというもので、今年の春に初めて開催したところ好評だったため、再び企画された。
会場は、いなっせから入舟交差点までで、南信の12の酒蔵が出店した。
参加者は、千円で道中手形とお猪口を買い、各ブースで試飲していく。
それぞれのブースでは、おいしい飲み方やおすすめ品などを聞き、参加者はいろいろな種類を呑み比べていた。
初めて参加したという人は、「前回の噂を聞いて参加した。酒好きとしては、全部を回って帰りたい」と話していた。
関係者は、「春先は作りたてを、秋には熟成した酒を味わってもらいたい。今後は春・秋2回のペースで続けていきたい」と話していた。
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横山タカ子出版記念イベント
長野市在住の料理研究家・横山タカ子さんが新しく出版した料理本の記念イベントが、伊那市のベルシャイン伊那店で開かれている。
横山さんは、長野県内各地を取材し、信州の漬物や保存食などについての料理本を出版している。
今回出版した「食べて元気になる漢方ごはん」は、目の疲れ・ストレスなど、それぞれの症状ごとに効果があるとされる漢方を取り入れたレシピ集。
会場には、横山さんが訪れた、伊那市長谷や東春近での取材の様子を写した写真などが並んでいる。
イベントは14日まで開かれていて、12日にはスペシャルイベントが、また13日と14日にはサイン会が行われる。
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森世紀工房作品展
建具職人などでつくる「森世紀工房」の作品展示会が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。
森世紀工房は県産材の普及を目指すグループで、定期的に作品展を開き、地元産の木工製品の魅力をPRしている。
今回はテーブルやイスなどおよそ100点が展示されている。
また、製品を作る中で出る端材を利用した作品も展示している。
これまでこうした端材は使い道がなく、処分してしまうことがほとんどだったが、有効利用するため試作品の開発に取り組んできた。
開発には信州大学農学部も協力し、費用を抑えることを重視してきたという。
また、端材から一つの製品を量産することはできないため、オリジナルの良さをアピールできる製品を検討してきた。
その結果、鍵盤がさまざまな広葉樹の木で出来た木琴など、ユニークな製品が誕生した。
訪れた人は「木のぬくもりが感じられていいね」などと話していた。
展示会は14日まで。
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ソースかつ丼の日
かつを揚げるジュウジュウの音の語呂合わせで10月10日は「ソースかつ丼の日」。
ソースかつ丼を伊那の食文化としてアピールしようと活動している伊那ソースかつ丼会では10日、加盟店でかつを通常の2割増しにする増量サービスを行った。
伊那ソースかつ丼会は、権兵衛トンネル開通を機に2006年に旗揚げ。20店舗近くが加盟していて、毎年10月10日に割引サービスやスタンプラリーなどを行なっている。
伊那市西箕輪大萱にあるひげのトンカツでおなじみの青い塔では、増量サービスに加え、手づくりの小物入れを訪れた人たちに手渡していた。
青い塔は、昼時になるとこの日も大混雑で、訪れたサラリーマンや観光客が自慢のトンカツに舌鼓を打っていた。
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南箕輪中生が伝統の落ち穂拾い
南箕輪中学校の生徒が10日、村内の田んぼで伝統の落ち穂拾いをした。
全校生徒が地区ごとに分かれて、稲穂を拾った。
南箕輪中学校では51年前に、学校の備品購入のために落ち穂拾いを始めた。
最近は、拾い集めた米を海外の食糧難の国に送る活動として定着している。
去年は、240キロの米が集まり、アフリカのマリ共和国へ送られた。
稲穂を拾う田んぼは、地域の人が作るもので、地区ごとに数カ所ずつ提供してもらっている。
作業をしていた2年生は、「去年に比べて今年は順調。たくさん集まりそうです」と話していた。
集めた米は、農協を通じて食糧難の国に支援米として送られることになっている。
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仲仙寺仁王門落慶式
伊那市西箕輪羽広の仲仙寺、仁王門の完成を祝う落慶式が10日行われた。
新築された仁王門は、楼門形式で、ひさしが長く屋根は銅板ぶき、総工費は4000万円。
前の仁王門は、1888年に建てられたもので、雨漏りなどの老朽化が進んでいた。
内部には、室町時代の作で、県の宝に指定された木造の仁王像2対が左右に安置されている。
落慶式では、地元羽広の獅子舞が奉納され、新しい仁王門の完成に花を沿えた。
師田香雪住職は、「文化財をこうして守っていくことで地域の精神文化の発展に努めていきたい」と話していた。
また、鈴木伸一郎建設委員長は、「簡素なものから楼門形式の立派なものになった」と式辞を述べた。
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南箕輪南部小児童が農業用水探検
南箕輪南部小学校の4年生は10日、農業用水を各地区に送り出す施設などを見学した。
見学会は、農業用水について理解を深めてもらおうと、農業用水を管理する伊那西部土地改良区連合と県が去年から開いている。
この日は、南箕輪南部小学校の4年生が、農業用水の流れに沿って箕輪町から伊那市までの5施設を見学した。
標高の高い伊那市西箕輪などへ農業用水を送る施設では、水を管理している部屋や機械室などを見学した。
職員は、「通常は1日に1万トンほど送り出している。農家の人には大切に使ってもらいたいと思う」と話していた。
子どもたちは、メモを取るなどして、水の大切さを学んでいた。
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上伊那地域栄養士研修会
食の面から災害対策を考えようと10日、上伊那地区の栄養士を対象とした研修会が伊那市の伊那合同庁舎で開かれた。
研修会は毎年1回、福祉施設や学校、病院などの栄養士を対象に伊那保健所が開いているもので、この日はおよそ80人が集まった。
最初の講演では、昨年7月に発生した新潟県中越沖地震で災害対応に当たった管理栄養士、磯部澄枝さんが、災害時の食生活支援と事前対策について話した。
磯部さんは実際に当時被災した福祉施設の様子を例に、災害が発生すると普段はスムーズに対応できることができなくなること、災害対応が数日間続くと職員にも疲れが出てくることなどを話した。
一方で「災害時に必要な弱者の栄養指導は栄養士が担わなければならないと思う」と話し、対策をスムーズに進めるには防災本部と連携した食料供給体制の確立の必要性を指摘した。
その後のワークショップでは、参加者から「災害時はスタッフ自身が被災者となる可能性も高い。非常食の置き場を職員全員で把握しておく必要がある」といった意見が出されていた。
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お年玉付年賀はがき到着
来年、平成21年用のお年玉付年賀はがきが10日、日本郵便伊那支店に到着した。
午前9時前に福島県郡山市の印刷業者から伊那支店分の239万6千枚の年賀はがきが到着した。
トラックが到着すると、早速1箱4000枚入ったダンボールの積み下ろし作業が行なわれていた。
239万6千枚のうち65パーセントにあたる156万8千枚はパソコン印刷向けのインクジェットに対応したはがきで、年々増えているという。
この日到着したのは、辰野町から宮田村までをカバーするもので、民営化に伴い伊那支店が管理する。
お年玉付年賀はがきの販売は10月30日から、受付は12月15日から。
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JCが環境基本計画に提言
伊那市が現在策定している環境基本計画に反映してほしいと伊那青年会議所が9日、小坂樫男市長に提言書を提出した。
唐沢幸利理事長ら5人が市役所を訪れ提言の内容を説明した。
伊那青年会議所では、委員会の一つとして「まちの未来創造会議」(竹松慎一議長)を設置し、1年間かけて地球温暖化対策について検討してきました。
提言のテーマは、「市民と行政のパートナーシップによる農地と農産物、森林資源を生かした低炭素社会」の構築。
伊那地域の独自性として農地、農産物、森林資源に重点を置いたという。
提言書では、環境問題に広く対応するため、市役所内に環境政策課の新設を提言している。
また、行政の取り組みとして間伐材の利用促進や地元食材の流通整備、市民参加として家庭ごみの再利用などを挙げている。
小坂市長は、「若い皆さんの貴重な提言をいただいた。参考にさせていただきたい」と話した。
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信州麺街道フェスタ08実行委員会
伊那市を信州そば発祥の地としてPRするイベント、パノラマ信州麺街道フェスタが来月、伊那市高遠町の高遠城址公園で開かれる。
9日、伊那公民館で第1回実行委員会が開かれ、そば店経営者ら11人が意見を交わした。
イベントでは、保科正之公の縁でそばが伝わったとされる会津若松など各地のそばを楽しめる。
また、そばのブランド化と地域経済について話し合うシンポジウムや、そば打ち講習会なども予定している。
伊那市内のそば屋をPRする「そばマップ」を作り、会場で配るという。
実行委員会の飯島進委員長は、「これまではそば屋同士の連携も少なく、PR活動が少なかった。このイベントを地域の活性化につなげていきたい」と話していた。
パノラマ信州麺街道フェスタは、来月15、16日に高遠城址公園で開かれる予定。
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西山神社に園児が参拝
伊那市西箕輪上戸の西山神社の例祭が行われ、園児も参加して参拝した。
西山神社は、上戸・中条・梨の木の地区で管理している神社。
毎年10月の9のつく日に例祭をしていて、今年は祭り本番に園児が招かれた。
参加したのは西箕輪の南部と北部の2つの保育園の園児65人。
例祭では、伝統的な神事が行われ、神楽が奉納される。
園児も、神主の呼びかけに答えて丁寧にお辞儀していた。
日本古来の太鼓や笛の演奏が始まると、園児も神妙な顔をしていた。
神楽は、鈴と扇・剣の3種類が奉納された。
鳥山昭一宮司は、「地域を守ってきたお宮の行事に触れ、由緒あるお祭りについて知ってもらいたい」と話していた。
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舜鳳会日本画展
伊那・箕輪・辰野の日本画愛好者のグループ舜鳳会の展示会が、伊那市のいなっせ2階ギャラリーで開かれている。
舜鳳会は、池上秀畝の流れを組む日本画のグループで、伊那・箕輪・辰野の教室が合同で毎年作品展を開いていて、35回目になる。
今回は、26人が近作1、2点を持ち寄り、35点が会場に並んでいる。
本来の日本画の良さを大切に作品作りをしているということで、花鳥風月や山水などがある。
会場には、水墨画や彩色画など様々なジャンルの日本画が並んでいた。
舜鳳会を指導している辰野町の三堀舜業さんは、「日本画古来のスタイルを守り、作品を表現している。興味のある人は、教室をのぞいてみてほしい」と話し、来場を呼びかけていた。
この作品展は13日(月)まで。
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手良で第1回鬼灯祭り
漂泊の俳人井上井月の碑が去年建立された伊那市手良で、井月や俳句に親しむ「鬼灯祭り」が5日、行われた。
手良の下手良公民館には、井月が詠んだ句が刻まれた句碑が、去年建立され。
井月が愛し、たびたび訪れたという手良地区で、俳句や井月に親しんでもらおうと初めてお祭りが企画された。
鬼灯祭りの名も、井月の詠んだ句にちなんでいる。
祭りにあわせ、区民から俳句を募集したところ、一般26人から46句、手良小学校の全校児童158人から234句が寄せられた。
祭りでは、入賞者へ賞状や賞品が贈られた。
一般の最優秀賞には、高橋正行さんの「ウォーキング 逆光線の秋桜」、小学生の部の最優秀賞には、てらさわまどかさんの「さくらんぼふたつつながりたのしいな」が選ばれた。
これらの作品は、手良公民館の談話室に24日まで展示されるという。
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