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県展審洋画の部、上伊那で8作品hが受賞
第61回県展のトップ会場は伊那市。その伊那市にある県伊那文化会館で、すべての作品の審査が行なわれました。4つの部門の中で一番作品数の多い洋画の部では、26の受賞作品のうち、伊那支部の作品が9つを占め、伊那支部のレベルの高さが目立つ結果となりました。
結果発表のまとめによりますと、日本画の部には110点、洋画の部には635点、彫刻の部には65点、工芸の部には127点のあわせて937点が搬入され、受賞作品は43点、入選作品は611点、選外が283点でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア関係分では、
日本画の部で、箕輪町の内田三智子さんの作品がJA長野中央会賞を受賞しました。
洋画の部では、伊那市の唐澤弥生さんの作品が県教育委員会賞、南箕輪村の前田博さんの作品が信州美術会賞、伊那市の北原恵子さんの作品が八十二文化財団賞、南箕輪村の丸山栄一さんの作品がSBC賞、伊那市の千田俊明さんの作品がNBS賞、伊那市の小林修一郎さんの作品がNBS賞、伊那市の伊東圭太さんの作品がTSB賞を受賞しました。
伊東さんは、高遠高校3年生です。
彫刻の部では、伊那市の中山隆文さんの作品が知事賞、伊那市の酒井勉さんの作品が信毎賞を受賞しています。
工芸の部では、箕輪町の中澤達彦さんの作品が県教育委員会賞を受賞しました。
第61回県展の伊那会場は、8月31日から9月7日までの日程で一般に公開されます。
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浦国有林の一部、稀少植物の「保護林」に
伊那市長谷にある浦国有林の一部などがこのほど、貴重な植物を保護する目的の「保護林」となりました。
29日には、保護林設定の記念式典が、伊那市の南信森林管理署で開かれ、関係者10人ほどが出席しました。
保護林は、林野庁の森林法に基づき設定されるもので、動植物の保護などを目的に、国有林内の区域を定めためのものです。
南信森林管理署管内で、植物保護を対象とした保護林は、これまで1万812haあり、今回559haが新規設定されました。
設定箇所は、伊那市長谷の浦国有林の4ヶ所と、富士見町の西岳(にしだけ)国有林の1ヵ所の計5か所です。
この区域には、環境省の絶滅危惧種に指定されているマツ科の「ヤツガタケトウヒ」と「ヒメバラモミ」が分布しているところで、今回はその保護と育成のために保護林に設定されました。
南信森林管理署の竹内(たけうち)正比(まさひ)古(こ)署長は、「保護林を住民にも知ってもらい、地域をあげて保護してほしい」と挨拶しました。
南信森林管理署では、今後、保護林で間伐などを行うことにしています。
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伊那市榛原公園のベンチ燃やされる
伊那市東春近の榛原河川公園内にあるあずま屋の木製ベンチが何者かによって燃やされていることが28日の朝発見されました。
公園を管理している伊那市の外郭団体、伊那市振興公社によりますと、毎日巡回している職員が28日の朝、ベンチが燃やされているのを発見したということで、27日の夜から28日の未明にかけての犯行とみられます。
振興公社が撮影した写真には、花火の燃えカスや缶ビールの空き缶が映っていて、花火の燃えカスを木製ベンチの上で焼いたものとみられます。
振興公社では、伊那警察署にけいらの強化を要請するとともに、現在は、河川敷や公園東側で許可している花火の全面禁止も検討しています。
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だ~い好き!西箕輪南部保育園でカレーパーティー
伊那市の西箕輪南部保育園で27日、カレーパーティーが行われました。
カレーに使われたジャガイモは保育園の庭を使ってみんなで育てたものです。
今年4月から草取りなどをしてみんなで育ててきました。
今日もジャガイモの皮むきをして、調理に挑戦したという事です。
子供達は、甘く味付けされたカレーをおいしそうに味わっていました。
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伊那通過ルート求める、リニア建設促進県協議会
ニア中央エクスプレス建設促進長野県協議会総会が27日、伊那市役所で開かれ、伊那を通るBルートを要望していくことなどがあらためて決議されました。
総会には県や関係自治体などおよそ60人が出席し、リニア中央新幹線の早期実現に向けた活動などについて協議しました。
総会では東海道旅客鉄道株式会社、東海道新幹線21世紀対策本部の宇野護副本部長が挨拶しました。
このなかで宇野副本部長は、「自然災害など予想される東海道新幹線のリスクが高まってきている。リニアがバイパスとしての機能を果たし、その特性を生かすために、どのようなルートがよいか検討している。また駅をつくる場合は地元負担を求めていきたい。
地域からの要望を聞きながら、ルート、駅の設置について今後調整を図りたい」と述べました。
J R東海は今年3月から大鹿村で、建設ルートの地質調査に着手しています。
国家プロジェクトのリニア中央新幹線は山梨リニア実験線の実用化に向け全線42.8キロを平成28年度までに建設することが決定し、工事が着工しています。
また「自らのイニシアティブのもとに平成37年を目標に首都圏から中京圏での営業運転の開始を検討する」との表明をしています。
今日の総会では、リニア中央新幹線の県内ルートはBルートとすること。また県内に必ず駅を設置し、設置にあたっては沿線市町村の意見を踏まえて検討すること。他に今後のリニア中央新幹線の推進にあたっては沿線自治体と十分調整することなどが決議されました。
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子育て学級が野菜収穫体験
未就園児とその保護者を対象にした伊那市西箕輪公民館の子育て学級「わんぱく親子塾」27日、自分達で育てた野菜の収穫をしました。
今日は30組の親子が参加し、城取茂美公民館長から、収穫の方法を教わりました。
わんぱく親子塾では今年5月に、みはらしファームの一角に畑を借り、トウモロコシやスイカの苗を植えました。
管理は、5つのグループに分かれて自主的に草取りや水やりをしてきたという事です。
子供達は、お母さん手をかりながら大きなトウモロコシを選んで収穫していました。
白取館長は「最近は、農業体験をした事がない母親も増えている。親子そろって野菜を育てる貴重な経験になったと思うと話してました」
わんぱく親子塾では10月にもサツマイモの収穫をし、焼き芋パティーを行うという事です
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医師不足対策、県会社会衛生委に要望
上伊那広域連合長の小坂樫男伊那市長は、27日、長野県議会社会衛生委員会に、医師不足問題などについて要望しました。
27日は県議会社会衛生委員会のメンバーが伊那合同庁舎を訪れ、上伊那の課題について要望を聞きました。
小坂連合長は(1)公立3病院の経営安定と医師確保の支援(2)安心して子供を産める体制整備(3)障害者のリハビリテーション機能を持つ施設設置の3点を要望しました。
医療問題については、財政面、施設面からの県の協力な支援と、国に対する働きかけを求めました。
また、リハビリテーション施設は中南信に設置されていない事から通所が困難な点を挙げていました。
下村恭委員長は「地元選出の県議会議員とも十分に協議をし、今後の委員会審査の中で活かしていきたい」と話していました。
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サンツガル・幸水、選果作業始まる
秋の味覚、りんごとナシの選果作業が箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場ではじまっています。
選果場ではリンゴを大きさ別に分けたりキズがあるものをはじいたりする作業がおこなわれています。
リンゴの品種はサンツガルで今日1日で700ケースを出荷しました。
JA上伊那によりますと今年は花の時期に天候が良かったことや霜による被害が少なかったことから出来が良いということです。
また盆過ぎから気温が下がったことにより日焼けがなく、色づきも良いということです。
サンツガルは名古屋や大阪などに3万7千ケースを出荷する計画です。
またナシの「幸水」は27日1日で400ケースを出荷しました。
幸水も虫や病気による害がなく、玉のびや糖度など品質は良いということです。
ナシの幸水はおよそ1万8千ケースの出荷を計画しています。
JA上伊那では出荷のピークは来月5日くらいからになると予想しています。
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記憶に残そう「聖職の碑」 遭難の碑に花
箕輪中部小学校の児童は、27日学校玄関前にある遭難の碑に花を手向け、西駒ヶ岳登山の犠牲者の冥福を祈りました。
児童が持ってきた花を遭難の碑に手向け、手をあわせていました。
西駒ヶ岳登山の遭難は1913年大正2年の8月26日に今の箕輪中部小学校、当時の中箕輪尋常高等小学校で引率していた教師や児童37人のうち11人が犠牲になりました。
遭難の碑は大正13年に建立されたもので校内には他に登山で亡くなった同級生がたてた、像もあります。
この像は児童らがたくましく育つようにとの願いでたてられたということです。
この遭難事件を題材にした新田次郎の小説で有名な「聖職の碑」は、上伊那教育会が西駒ケ岳の稜線上に建立したものです。
箕輪中部小学校では遭難事故が風化しないよう後世に語りつぐとともに、子どもたちの安全を守るための教訓にしていきたい、と話しています。 -
全日本実年ソフト大会前におもてなし講習会
全日本実年ソフトボール大会が来月伊那市で開催されるのを前に27日、伊那公民館でおもてなし講習会が開かれました。
講習会は訪れた選手らに伊那の良さを知ってもらおうと伊那市観光協会が開いたものです。
会場には飲食店や宿泊施設の経営者など15人が集まりました。
講師は伊那市観光協会名古屋観光案内所長の小島茂さんがつとめ、もてなしの心得について話をしました。
小島さんは、「満足したお客様が自発的に語ってくれる言葉以上に信頼される広告はない。無料の広告であり給料を払う必要のない営業マンだと」話し、口コミの大切さを強調していました。
逆に「不満をもつお客様のうち、苦情を言ってくれるのは4%にすぎない。あとの96%は、二度と来てくれない。」と苦情の実態について話していました。
9月6日土曜日から3日間の日程で行われる全国実年ソフトボール大会には、選手や関係者およそ千人が伊那を訪れる予定です。それにあわせ伊那市観光協会では、
今回はじめて、おもてなしマップをつくり選手らに配ることにしていて、伊那のお店をPRすることにしています。
協会では伊那に来てくれた人がまた訪れたいと思ってくれるような街にしていきたいと話しています。
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中野屋ステンレスと工場立地で伊那市と覚書調印
自動車工場の生産設備等を手掛ける、伊那市の株式会社中野屋ステンレスは、26日、伊那市と工場立地について調印をしました。
市役所で開かれた調印式には、小坂博志社長や小坂樫男伊那市長等が出席し、土地購入に関する覚書を取り交わしました。
中野屋ステンレスは、伊那市に本社があり、産業機械の製作や板金加工等、精密・金属加工を行う会社です。
現在は市内に2つの工場がありますが、今の施設では手狭な事や、より効率的な生産体制を整えようと、新しい工場建設の計画をしました。
購入する土地は、伊那市平沢の鳥居沢工業団地内の一角で、 面積はおよそ1万9千平方メートルです。
今回、中野屋ステンレスの、工場建設に伴う初期投資は5憶円で、用地の半分を購入し、残りは、伊那市と賃貸借契約し、5年以内に購入すると言う事です。
調印式の中で、小坂樫男市長は、「新しい工場を早く建設し、伊那市発展の一翼を担ってほしい」と挨拶しました。
株式会社中野屋ステンレスの小坂社長は「新しい工場が完成すると3割生産能力があがる。土地を手配していただいた伊那市には、雇用や納税の面でお返しをしていきたい」と話していました。
株式会社中野屋ステンレスでは、3年以内に工場を建設し、段階的に移転する計画です。
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西箕輪景観特区 報告会
22日には西箕輪公民館で報告会が開かれ、これまでの経過や今後の取り組みなどについて、西箕輪ふるさと景観住民協定者会から地区役員らに説明がありました。
報告によりますと、特定地区の対象住民の、およそ7割となる千2百29人が賛同、またその賛同者の土地が全体の7割以上となる千24ヘクタールで、どちらも全体の3分の2を上回ったことから、指定となりました。
今後の取り組みとしては、特定地区の説明パンフレットを地区住民に配布して、理解を深めてもらうとともに、協力を求めていくということです。
来月1日から正式に、西箕輪が県内初の景観育成特定地区となります。
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南箕輪村で強盗致傷事件
28日午前3時10分頃、南箕輪村のアパートで一人暮らしをしている女性の部屋に、男が侵入し、現金を要求する事件が発生しました。
女性は手首などに軽いけがを負っています。
伊那警察署の発表によりますと、事件は今日未明の午前3時10分頃、南箕輪村のアパートで一人暮らしをしている23歳の女性宅に男が忍び込み、手足を粘着テープで縛るなど暴行を加え現金を要求した疑いです。
男は窓から侵入したとみられ、犯行に及びましたが女性に抵抗されたため、逃走したということです。
女性は手首などに軽いけがを負ったということです。
男は20代から30代とみられ、伊那署では、強盗致傷事件として犯人の行方を追っています。
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松澤君全国制覇祝う垂れ幕、伊那市役所に
全国高校総体棒高跳びで優勝した高遠高校2年生の松澤ジアン成治くんの快挙を祝して、伊那市役所などに垂れ幕が掲げられました。
松沢君は、7月30日に埼玉県で開かれた全国高校総体で、棒高跳びで優勝しました。
伊那市では、全国1位の快挙を祝して伊那市役所と高遠総合支所に垂れ幕を掲げました。
また、来月9日には、市長を表敬し、全国優勝の報告をするということです。
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シニアグローリーツアー長野大会、10万円を寄付
チャリティーを兼ねたゴルフトーナメントが28日、信州伊那国際ゴルフクラブで開かれ、10万円が南箕輪村に贈られました。
シニアグローリーツアー長野大会で、2日間にわたって伊那国際ゴルフクラブで開かれています。
初日の28日は、50歳以上のシニアプロと上伊那を中心に関東・関西方面のアマチチュア、合わせて116人が参加しました。
この大会では、ゴルフの普及と地域貢献のため、チャリティーホールが設けられています。
28日一日で10万円が集まり、大会終了後に南箕輪村の唐木一直村長に目録が手渡されました。
唐木村長は「皆さんの真心に感謝します。村の福祉のため有効に使わせて頂きまたい」と話していました。
大会は明日、シニアプロを中心とした本戦が行われる事になっています。
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高遠ポレポレの丘で園児がトマト摘み
伊那市高遠町のポレポレの丘を管理する高遠花摘み倶楽部は、28日、地元の園児をトマト摘みに招待しました。高遠第1保育園と第4保育園の園児が招待されました。
第1保育園からは年長園児19人が参加し、トマト摘みを体験しました。
アーチ型に作られた棚にトマトが成っていて、園児らは、気にいった実を選んでもぎ取っていました。
植えられているトマトは6種類で、どれも最近開発された品種だという事です。
高遠花摘み倶楽部では、ハーブなど殺菌作用のある花と、野菜を一緒に育てることで、野菜を無農薬で栽培する取り組みを始めています。
匂いが強いため害虫がよりつかないマリゴールドと一緒に栽培されているため、このトマトも無農薬栽培となっています。
野菜同士を組み合わせた無農薬栽培の取り組みは、他の地域でもありますが、花と野菜の組み合わせは独自の取り組みだという事です。
園児らは、甘くておいしいと話しながら、トマトをほおばっていました。
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インターネット公売に車が登場
伊那市が行っている、滞納者からの差押え品を販売するインターネット公売に、自動車が初めて出品されています。
伊那市は、今年度4回目、昨年度からあわせると、通算7回のインターネット公売を行っています。
今回は、16点で、そのうち1点は、自動車です。
公売にかけられたのは、平成7年に初年度登録された、日産キャラバンです。
走行距離は20万8000キロで、見積価格は1万円です。
28日午後2時現在で、すでに9件の入札があるという事です。
伊那市では、これまでに122点の品をネット公売にかけていて、87点を見積価格の3倍の140万円で売却しています。
伊那市では、滞納整理のほか、納税への意識向上にもこのネット公売を続けていきたいとしていて、今後は、自動車のほか、不動産などの出品も考えられるとしています。
この今年度第4回目のオークションは、9月12日に締め切られる予定です。
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学校花壇コンクールの地方審査行われる
学校花壇の出来ばえを評価する、学校花壇コンクールの地方審査が28日、上伊那地域の小中学校で行われました。今日は伊那教育事務所や上伊那地方事務所の職員が、対象となっている小中学校11校を訪れ、審査を行いました。
コンクールは、学校環境の美化と、情操教育に役立てていこうと、毎年春と秋の2回行われています。
審査は、花壇の配色や生育状況、また校外の美化活動への協力など、大きく分けて5つの項目、合計100点で評価をします。
伊那市西箕輪の伊那養護学校では、南箕輪村の上伊那農業高校で花を育ててもらい、それを養護学校の生徒たちが植えるという、対象校では珍しい2校協同の花壇となりました。
また高遠中学校では、全校生徒で夏休みの花壇の水やりや草取りをするなど、伝統ある学校花壇を復活させようと活動してきました。
審査員は、花の咲き具合や色のコントラストなど、入念にチェックをしていました。
地方審査は明日も行われ、審査の結果で上位校は、県内を対象にした中央審査に進むとことになっています。
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美篶東西部対象のゴミ懇談会開催
上伊那広域連合と伊那市は、新しいゴミ中間処理施設の美篶地区の懇談会を、27日夜、美篶きらめき館で開きました。美篶の東西地区の住民を対象に懇談会が開かれ、60人ほどが参加しました。
美篶地区は、ゴミ処理施設の候補地となっている、富県の天拍水源付近と、三峰川をはさんで隣り合っていることから、関係区となっています。
地域が広い事から、11日と27日夜の、2回に分けて開催されました。
職員から、用地選定の経過などについて説明があったあと、住民との意見交換が行われました。
住民からは、美篶は米の産地であり、三峰川の「川下り米」としてのブランドイメージが悪くなるのではないか、といった意見が出されました。
これに対しては、「新しい処理施設について、他の地域でも風評被害が発生したとの話は聞いていない。新潟の米どころにも設置されている」と応えていました。
また、「候補地は、ナイスロードから見える位置にあり、高遠城址公園を中心に、桜の街としての伊那市を売り出す中で、観光面でマイナスではないか」との意見には、
「施設があることでイメージダウンになるものではないと考えている」と応えていました。
また、排出ガスの滞留など、健康や環境を心配する声も多く出されていました。
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企業立地のヒアリング調査結果公表
上伊那地方事務所が行った上伊那に進出した企業へのヒアリングの結果、上伊那地域を選定した理由の第1位は、用地の広さ、価格の安さであることが分かりました。
上伊那地方事務所は、最近3年間に上伊那に進出、あるいは工場を増築した企業30社を対象にヒアリング調査を実施しました。
複数回答で調査した結果、上伊那地域を選定した理由の第1位は用地の広さ、価格の安さ、第2位は、首都圏・中京圏とのアクセス、第3位が関連企業・協力工場などの存在、労働力の確保となっています。
有益であった自治体の協力内容としては、第1位が補助金などの支援制度、第2位が細かな情報提供・相談対応、第3位が、道路などのインフラ整備となっています。
さらに強化してほしい施策の2位には人材確保の支援があがっています。
上伊那地方事務所では、これらの調査結果から、人材確保やインフラ整備の必要性が浮かび上がったとして、課題解決のため、取り組んでいきたいとしています。
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伊那市、入札等検討委員会設置へ
伊那市は、入札と契約の透明性を確保するための入札等検討委員会の設置に関する補正予算案を、9月定例議会に提出します。26日開かれた定例記者会見の中で小坂樫男伊那市長が明らかにしたものです。
公共工事の入札・及び適正化の促進に関する条例に基づき設置するものです。
上伊那では、箕輪町につづき2番目となります。
委員は、税理士・弁護士・市民代表など5人以内で構成し改革のための提言、入札内容等の一部の審査を協議します。
補正予算案には入札等検討委員会設置について28万5千円を盛り込みます。
予算が通れば10月に設置する考えです。
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伊那市長、住民表示変更業務、随意契約で問題なしと表明
入札制度棟検討委員会の設置を表明した26日の記者会見で、小坂樫男伊那市長は、新しい住所表示変更業務を随意契約で委託したことについて問題はないとの考えを示しました。
住所表示の大字を変更したことにともなう業務に関して伊那市が随意契約で業務委託したことについて違法性があるとする市民グループの指摘に受けたもので、小坂市長はこの件について「問題はない」との考えを示しました。
この件を違法として指摘する市民グループ「公正な入札を実現する伊那市民の会」では9月に住民監査請求をする事になっています。
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伊那と木曽創業者交流でビジネスマッチング
伊那市と木曽の創業者商品などをPRする伊那・木曽地域ビジネスマッチングプラザが26日、伊那市で開かれました。
これは、伊那商工会議所が開いたものです。
平成18年に権兵衛トンネルが開通したことにより伊那と木曽の生活圏と経済圏がひとつになりました。
今回、両地域の創業者が集まりビジネスチャンスにつなげていこうと開かれました。
今日は、伊那地域から7社・木曽地域から6社の事業所が参加し、一人5分ずつお店などを紹介しました。
伊那市西町で手作りのおはぎの販売をしている百瀬江子さんは、自分と同じように木曽でおはぎを販売してくれる人がでてきてくれるとうれしと発表しました。
また木曽で犬の訓練などを行っている宮田和久さんは、トンネルがあいて伊那が近くになったので企業同士の交流をしていきたいと話していました。
会場には、各事業所で持ち寄った商品も展示され、参加者同士商品の説明をしたりして会話を弾ませていました。
伊那商工会議所では、これで終わりにするのではなく今後も伊那・木曽で交流を続けていきたいとはなしていました。
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伊那中央病院で看護師再就職支援研修会始まる
看護の仕事から離れている人に現場復帰を考えるきっかけづくりにしてもらおうと伊那中央病院で26日から看護士再就職支援研修会が始まりました。
伊那中央病院と県看護協会がタイアップして行った平成16年から実施しています。
今日から29日まで、病院の現状を学んだり人形をつかった注射・採血などを学びます。
今回参加したのは看護士の職から離れている人や、現在看護職として働いている人など12人です。
研修会では、安全な看護ケアに必要となる技術を理解するとともに看護職として貴重な人材である事を認識し再就職を目指します。
初日の今日は、最近の看護師の動向や医療の安全性などについて資料をつかって伊那中央病院の看護士が説明しました。
伊那中央病院の看護師は現在384人。今年度看護基準がみたされ7人の患者に対し1人の看護士がつく体制となりましたが、まだ看護師が不足している状態です。
講師を務めた看護師長の有賀のぶこさんは、この研修を通して一人でも多くの方に病院で働いていただきたいとはなしていました。
この看護師再就職支援研修会は29日まで行われます。
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伊那市で食育推進会議設置
伊那市は、食育をより効果的に推進するため伊那市食育推進会議を設置しました。25日夜、今年度初めての会議が市役所開かれました。
伊那市は国で定められた食育基本法を基に昨年度、伊那市食育推進計画を策定しました。この、計画に沿って食育推進活動の実施や計画の進捗状況を確認していくため食育推進会議を設置しました。
25日は、学校や保育園、食に関係のある団体をはじめ公募の市民など20人に小坂樫男市長から委嘱書が手渡されました。
会議では、推進計画の策定までの経過などが報告された他、事業計画などについて意見を交わしました。
今年度の事業計画では食生活・健康ジャーナリストの砂田登志子さんによる食育講演会が予定されています。
また食育を推進するため、食育推進会議の中から食育応援団を結成します。
食育応援団は、地域との連携をとりながら企業や外食産業への協力の呼びかけ、保育園や学校への出張食育講座などの食育の普及啓発活動を行います。
応援団は早ければ来年4月から実施する計画です。
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写真サークル「彩」の作品展、かんてんぱぱホールで
駒ヶ根市の赤穂公民館の写真サークル「彩(いろどり)」の作品展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、四季折々の植物を撮影した作品54点が並んでいます。
サークル「彩(いろどり)」は、駒ヶ根市を中心に伊那市から松川町までの24人が参加しています。
会員は花などの植物が好きで、その綺麗な姿を残したいという思いで、植物を被写体にしています。
初めのうちは大勢で撮影に出かけていたということですが、結成15年ほどとなった最近は、撮影のコツをつかんできて、少人数ので出かけることが多いということです。
ある会員は、「花の気持ちを考えながら一番いいところを捉えるのが難しい。写真を見て、花の表情や思いを感じてもらえたら嬉しい」と話していました。
このサークル「彩(いろどり)」の写真展は、31日(日)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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国有林の有る南信の市町村長、集まる
国有林がある南信地域の17の市町村による協議会の総会が、26日、伊那市の南信森林管理署で開かれました。総会では、中部森林管理局・南信森林管理署の今年度の事業について説明がありました。
今年度は、ニホンジカなどの被害に対する防衛策として、南信森林管理署で作るワナ捕獲チームと地元関係機関とが連携して捕獲を行うことや、間伐作業などを低コストで効率のよいものにするシステムの導入などを積極的に行う計画です。
また、鹿による被害と対策の現状について説明がありました。
それによると、伊那市長谷の国有林などに設置した防護柵は、効果があることが分かったものの、落石・倒木・積雪などで破損するところも多く、山など自然条件の厳しいところではメンテナンスの手間がかかるという課題が報告されました。
協議会代表世話人の小坂樫男伊那市長は、「南アルプスの食害は広く、山梨県側との協力も必要になってくると思う。これからもお互いに協力しあっていきたい」と挨拶しました。
なお、南信森林管理署では、伊那市や大鹿村などシカによる被害の大きい地域36haに、今年度新たに柵の設置を行う予定だということです。
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県美術展、作品審査会始まる
今月31日から始まる、第61回県美術展の作品審査会が26日から、県伊那文化会館で始まりました。
61回となる今年は、県内在住・出身者から937点の応募がありました。審査は、今年の展覧会が伊那会場から始まることから伊那で行われました。
作品は、洋画・日本画・彫刻・工芸の4つの部門毎に審査され、26日は、635点と応募のおよそ7割を占める洋画の審査が行われました。
審査員は、展覧会を主催する信州美術会の会員や外部審査員が務めます。
会場に作品が運ばれると、札を上げ、一作品毎に点数をつけていきました。
審査は28日まで行われ、知事賞・県教育委員会賞など13の賞が決定します。
県美術展は、今月31日(日)から9月7日(日)まで、伊那市の県伊那文化会館で開かれ、その後上田、松本の会場でも開かれます。
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日本大会前に、タヒチアンダンスを披露
タヒチアンダンスチーム「ティアレ・ヘイプア長野支部」は23日、南箕輪村村民センターで公開練習をおこないました。
主婦らで集まる、ティアレ・ヘイプア長野支部は、伊那市を拠点に活動しているグループです
今月31日に東京都でタヒチアンダンスの日本大会があることから、家族や、お世話になっている人達に、日頃の練習成果をみてもらおうとステージで発表しました。
タヒチアンダンスはお祝いの時など感謝の敬意を表す踊りです。
打楽器のリズムに合わせて踊り、腹筋や背筋など全身を使います。
メンバーは、赤や黄色などの華やかな衣装を身にまとい独特なダンスを笑顔で披露していました。
会場には、友人などおよそ140人が訪れ大きな拍手を送っていました。
長野支部からは、即興で振付をするソロ部門に5人・団体部門に1組が出場します。
メンバー達は上位を狙えるよう頑張りたいと話していました。
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伊那市で消防団協力事業所認定
消防団活動に積極的に協力している事業所への、認定証交付式が、22日、伊那市で行われました。伊那市消防団の団員が勤務する、29の事業所が認定を受けました。
消防団協力事業所の認定は今年度から行われているもので、2人以上の消防団員が勤務し、事業所自体も消防団活動に協力していることが基準となります。
また、認定を受けた事業所は、就業規則で団員が不当な扱いを受けないと定めていることなど、要件を満たしていれば、事業税の減額を受けることができます。
伊那市消防団では、団員1105人のうち、およそ8割の830人が事業所に勤務しています。
小坂樫男市長は、「事業所の協力なしでは消防団は成り立たない。日頃の協力に感謝している。今後ともご理解いただきたい」と挨拶しました。
認定を受けた事業所を代表して、上伊那森林組合の井沢通(いさわみち)治(はる)組合長は、「消防団員がいる事業所として、より一層防災意識を向上させ、活動に協力していきたい」と、今後の協力を誓いました。