-
敬老会各区で
宮田村の各区では10日、それぞれ区や分館が中心になって敬老会を開き、70歳以上の招待者の長寿を祝い、心づくしの料理や演芸で、長年にわたり村や区の発展に尽力した高齢者の労苦を労った。
このうち、町3区は老人福祉センターで開き、招待者300人余中、100人余の元気なお年寄りが出席、会食したり、演芸を見て楽しい一時を過ごした。
会には招待者をはじめ、小原県議や地元村議らが出席。着席したお年寄りを前に、宮脇正明分館長は「大正、昭和と激動時代を乗り越え、町3区を築き、守っていただいた」と感謝し「長年の経験と知識を生かし、町3区の発展に力添えを」とあいさつした。
祝宴では、趣味のグループや個人が歌やおどりを披露し、盛り上げた。
一方、町2区は宮田小学校体育館で開き、招待者161人中、50人が出席した。
式では主催者あいさつに続き、来賓の雨宮駐在所長は祝辞の中で「05年中の村内で発生した人身事故は40件、今年は今日までに既に38件と危機的状況にある。そのうち、約半数は高齢者がかかわった事故。一歩、家から出れば、交通戦争の戦場であることを意識して」と、交通安全を訴えた。
演芸は祇園早囃子保存会の祇園囃子でスタート、趣味のグループや個人、行政役員らがステージを彩った。
##(写真) -
中国研修生が宮田観光ホテルでボランティア活動
宮田村の外国人受入企業の会(原田和愛会長、10社)の中国研修生ら32人は10日、宮田観光ホテルで建物周囲の草刈、ごみ拾い、窓拭きなどのボランティア活動に精を出した。 中国から研修生受入は今年で6年目。村の支援、協力に感謝の気持ちを込め、同ホテルで、10、17日の両日、2班に分かれ、奉仕活動をする。
原田会長は「研修生同士が交流を深めながら、伸び伸びと作業をしている。今後も年1回の奉仕活動を続けたい」と話していた。
ホテル側も「日頃、手が届かない場所をきれいにしていただいた」と感謝。
作業終了後、研修生らは昼食をごちそうになり、入浴も楽しんだ。 -
平和の火リレー
)
広島平和公園に燃え続ける反核「平和の火」を手に、県と県内自治体に平和行政を要請する第19回反核平和の火リレーは11日、中川村役場に到着、曽我村長や村職労の歓迎を受けた。自治体職労や社民党、社青同などでつくる県平和友好祭実行委員会主催。
松川町から引き継いだ火は国道153号を沿道の人々に、スローガン「走りつづけよう、ヒロシマ・ナガサキ・オキナワの心を」をアピールしながら北上、飯島町、駒ケ根市、宮田村を経て伊那市役所に向かう。
松川町走者から、引き継いだ火を先頭に、勢いよく走りこんできた一行を迎えた中川村の歓迎式で、実行委員会代表は、有事の際でも基本的人権を侵害しない、平和憲法擁護などを盛り込んだ要請書を手渡した。
曽我村長は「核は過去の問題ではない、今進んでいる問題。平和護憲運動をどう伝え、共有するかが課題。暑い中、平和のために頑張って」と、激励し、新しい走者にトーチの火を移した。 -
【記者室】みのわアイスが食べたい
みのわアイスを作ろう-。牛乳の消費が伸び悩む中、箕輪町酪農振興協議会の有志が、生産者自らが牛乳を売る道を模索し始めた。箕輪の新ブランドとして、また次世代の新たな産業として、ぜひ誕生させたい-と熱い思いを抱いている▼上伊那には駒ヶ根と南箕輪にアイスクリームとジェラートがある。3番目となると「これがみのわアイス」と言える、「箕輪に行って食べたい」と言わせるアイスクリームの開発が必要になる。おいしいのは当たり前で、本当においしくなければ人は来ない▼起業のことは正直わからないが、実現までには課題が山ほどある。今はやる気のある仲間探しが始まったばかり。みのわアイスが食べられる日を楽しみに今後を見守りたい。(村上記者)
-
全日本ポニーレース大会第5回パカパカ杯
箕輪町木下一の宮の伊那ハーレンバレーパカパカ塾主催「全日本ポニーレース大会第5回パカパカ杯」が10日、パカパカ塾の馬場であった。県内外から集まったポニーが10種目のレースに出場。たてがみを風になびかせ疾走するポニーもいれば、コースを逆走してしまうポニーもいて、観客は応援したり、笑ったりとレースを楽しんだ。
決勝レースは、速さを競う「ポニーレース」、牝馬でジョッキーも女性という女の戦い「パカパカオークス」、コース途中のパンと人参を騎手と馬が食べきってゴールする「パンと人参」、2カ所のかごにボールを入れてゴールする「上手に入れて」など速さ、技、馬の頭のよさなどを競う。
競走レースでG1ポニーの走りを見せる一方で、騎手の頑張りとは裏腹にのんびりコースを歩いたり、騎手を振り落として走ったり、ポニーを引く大人のほうが必死に走っていたりと、観客は愛きょうあるポニーの様子や意外なレース展開を楽しんでいた。 -
南箕輪村長杯少年野球大会
箕輪彗星クラブが優勝南箕輪少年野球連盟主催の第9回南箕輪村長杯少年野球大会は10日、大芝公園の大芝野球場であった。8チームが熱戦を繰り広げ、箕輪彗星クラブが優勝した。
伊那市スポーツ少年団から4チーム、箕輪少年野球連盟から4チームが出場し、トーナメントで戦った。監督やコーチから厳しい指示が飛び交う中、選手はマウンドに響く大きな声を出し合って白球を追い、熱戦を繰り広げた。
結果は次の通り。
◇準決勝
南小ドラゴンズ3-2西南ブルース
箕輪彗星クラブ7-6伊那中部スポーツ少年団
◇決勝
箕輪彗星クラブ9-2南小ドラゴンズ -
第59回長野県美術展
第59回長野県美術展(県、県教育委員会、信州美術会主催)の伊那会場が10日、伊那市の県伊那文化会館で始まった。入選作品をはじめ審査員、無審査、遺作の計599点を一堂に展示。2年ぶりの伊那会場の開催で、南信各地から訪れた人々がじっくりと鑑賞している。
作品は日本画、洋画、彫刻、工芸。県内の居住者及び出身者からの応募数は4部門で912点。昨年と比べ日本画はわずかに減少したが、全体では11点多かった。約6割の547点が入選した。審査員作品30点、無審査6点、遺作5点も展示している。
上伊那地区の受賞者は、2部(洋画)で信州美術会賞に丸山栄一さん=南箕輪村、SBC賞に竹内みどりさん=辰野町、NBS賞に宮沢かつ子さん=辰野町、4部(工芸)で信州美術会賞に吉田冴子さん=箕輪町。
会場は、伊那や飯田地区の人が見やすいように洋画の関係地区分を1階に展示し、彫刻は周囲の壁を取り払い会館の大きな空間の中で鑑賞できるように配置するなど、展示方法にも工夫を凝らしている。
事務局では「多くの方に見に来ていただき、美術に興味を持ってほしい」と話している。
会期は17日まで。午前9時縲恁゚後5時(最終日は午後4時)。入場料は一般500円、高校・大学生300円、身障者、小学生無料。 -
三峰川みらい会議水チームが7月豪雨の影響から、三峰川の治水を改めて検証
三峰川みらい会議水チームは10日、7月豪雨の影響で変容した三峰川から、改めて治水のあり方を考える検証会を河川流域で開いた。関係者など15人が参加。自然の流れに沿った治水の必要性を認識した。
ダムの影響もあり、1983年の58災害以降、大きな水害がなかった三峰川だが、今回の雨では、流道の変化や大量流木の発生など多くの変化があった。
ジョギング・サイクリングロードが流出した伊那市富県の左岸には、流出した後から大きな白岩が出現。本来この白岩は、川との境界となっていたが、大きな流れが発生しなくなると同時に白岩の周りに土砂が堆積。その上にサイクリングロードが作られていたため、今回の流出を招いた。参加者からは「これが昔ながらの姿。このままに留めた方がいい」「川の流れを変えてここにサイクリングロードを作ってもまた同じように流される。もともと変化の大きい三峰川の流れを固定するのは無理」などの声が挙がった。
一方、流木の大量発生は58災害時には見られなかった。20年近く大きな氾濫が無かった三峰川では、外来種樹木などが巨大化し、川本来の姿が失われていることが問題視されている。国やボランティアが除伐を試みた部分もあるが、そうした部分はごく一部で、今回の災害では片付けられないほどの大量流木が発生した。水チームの前林賢一代表は「今回は流量が少なかったからこのくらいで済んだが、今後また、こうした流れがあれば流木が橋に引っかかり、欠損する危険性もある」と指摘。樹木を放置は、治水の観点からも危険が高まることを認識した。 -
長谷地区で新「伊那市」誕生記念タウンウォッチング
南アルプスに抱かれた自然豊かな長谷を知ろう竏窒ニ、新「伊那市」誕生記念タウンウォッチングの第1弾「行こう遊ぼう僕らの南アルプスへ」が10日、伊那市長谷であった。家族連れなど117人が参加。長谷ならではの明所などを訪れ、地域の魅力を再発見した。
合併に伴い、新伊那市となった旧3市町村の魅力を地域住民に感じてもらうための試み。今回は、長谷地区が誇る南アルプスや重要文化財に指定されている熱田神社、総合的な保険予防の拠点としたさまざまな事業を展開している美和診療所・長谷健康増進センターなどを見学。
気の里ヘルスセンター栃の木では、山岳写真家・津野祐次さんが「東駒と仙丈ケ岳」をテーマに講演。津野さんは「この地に合わせて生き抜いてきた珍しい植物も多い」と、多様性に富んだ南アルプスの特徴を美しい写真の数々と共に説明しながら、南アルプスの四季の変化をとらえたスライド写真を披露し、参加者を楽しませた。
10月下旬には高遠会場と伊那会場での実施を予定している。 -
第13回伊那市郵便局長杯さわやかママさんバレーボール大会
第13回伊那郵便局長杯さわやかママさんバレーボール大会が10日、伊那市民体育館であった。伊那市ママさんバレーボール協議会に所属する8チーム約120人が参加し、熱戦を試合を繰り広げた。伊那郵便局主催。
バレーボールを通じて互いの親ぼくを深めたり、友情の和を広めていくことを目的として年に一度開く大会。2ブロックで1チーム2試合ずつ対戦し、各ブロックの1位同士で決勝戦を、2位同士でが3位決定戦を行った。
今年は、一昨年、昨年と2年連続で優勝した「コスモス」と、同じく、2年連続で3位に入賞した「たんぽぽ」が、決勝で対戦。2セットを制しコスモスが3年連続の優勝を飾り、たんぽぽは準優勝となった。3位にマザーズが入賞した。 -
伊那弥生ヶ丘高校のPTAセミナーでノンフィクション作家・家田荘子さんが講演
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校は9日、『極道の妻たち』(文芸春秋)などで知られるノンフィクション作家・家田荘子さんを迎えたPTAセミナーを開いた。生徒や保護者地域住民が集まり、「生きるということ」を演題とし家田さんの講演に耳を傾けた。
もともと口下手で人とのコミュニケーションに悩んでいた家田さん。「女優としてなら人と上手に接する人気者になれるのでは」と女優を志す。なかなか芽が出ず、待っているだけではだ竏窒ニ自身の売り込みを始めたところ、出版社から当時の作家にはタブー視されていた“風俗”を書くことを勧められ、それが作家になる転機になったという。
家田さんは「今はそれぞれ夢をもっており、それに向かってがんばっていくのは素晴らしいこと。必ずしもそれは実現できるわけではないが、自分の何が向いているのかも分からないのも事実。遠回りして、一生懸命に頑張ることも大切」と語り、一歩一歩を確実に積み上げ、偏見や自分の価値観で人を見るでなく、それぞれの個性を認めることの重要性を訴えた。 -
生徒900人分の情報紛失
伊那市教育委員会は11日夕方、伊那市内の中学校男性教員が所有する現任、前任校など延べ約900人分の生徒の成績などが入った個人用パソコンが車上狙いにあったことを発表した。
北原明教育長ら3人が会見で「私たちの指導、監督不行き届きだった。深くお詫び申し上げます」と謝罪。関係生徒、保護者へ文書などで説明するともに、今後の防止策を話し合っていきたいとした。
紛失した情報は現任校と市外の前任、前々任校の3中学校分で、氏名やテストの点などを含む担当教科の成績や、氏名、電話番号が入った部活動の連絡網のほか、学校行事の写真など。各学校の市町村名、それぞれ対象生徒人数などの詳細は未発表で「前任校などへ迷惑がかかる」とした。
事件は8月27日、男性教員が学校で深夜まで仕事をした後、南箕輪村のコンビニエンスストアに5分ほど寄った際に、バックに入れて助手席に置いてあったパソコンを盗まれたもの。車のドアの鍵は開いたままだった。28日、学校長へ報告し、伊那警察署へ盗難届けを提出した。
事件発生後から報告が遅れたことについて北原教育長らは「本人のデータ内容に関する記憶があいまいで中身を確認するのに時間がかかった」と説明した。
この中学校では成績処理などは学校のパソコンですることを原則としていたが、校長の許可を得て個人パソコンを持ち出すことはできた。しかし、事件当日、許可は受けていなかったという。
同教育委員会は今後、臨時学校長会を開き、各学校の情報管理の徹底について周知。▼個人情報や学校管理に関する情報を校外へ持ち出さない▼人事異動に伴う児童、生徒の個人情報を私物パソコンで持ち出さない竏窒ネどを盛り込むことにしている。 -
国道361号・案内標識移設始まる
6日に交通死亡事故が発生した、南箕輪村南原の国道361号で、現場に設置している案内標識の支柱が国の原則基準に従がっていないため、県伊那建設事務所は11日、移設工事を始めた。
県は地元住民などから支柱が危険だという指摘を受け、移設工事を中旬から予定していた矢先に事故が発生。事故にあった伊那市の男性(60)は木曽側から伊那市方面へ進行中、左側の支柱と衝突、胸を強く打ち死亡した。
現場は歩道のない片側約3メートルの車道で、案内標識の支柱は路肩部の幅約50センチに同事務所が1998年3月に設置=写真。支柱は高さ約10メートル、直径約30センチの鉄製だった。
支柱は国の道路標識設置基準では、歩道のない道路の場合、車道や路肩の外側に設置することが原則となっているが、但し書きの示す「外側に余裕がない場合は、車道部端(路肩含む)の内側50センチ以内」との解釈で設置した。
当時の担当者らの話では、道路脇の畑の用地買収がうまくいかず、やむを得ず但し書内の路肩に設置したとのこと。05年12月には運転者の注意を促すため、支柱手前約20メートルに4本のポール、支柱に反射材を施すなどの危険標示をした。
現場は2月に権兵衛トンネルが開通し、交通量も増加。大型車両のサイドミラーが支柱に接触するとの苦情を受けた建設事務所は、8月中旬に畑の所有者から了解を得て、移設工事を始めるところだった。
付近には、但し書内の路肩に支柱が設置している場所が数個所あるため、道路脇の所有者の了解をもらい、移設工事を進めていきたいという。 -
災害復興記念の花火大会
7月豪雨災害復興祈念の伊那市花火大会が9日夜、市役所南側であった。人出は約3万人。打ち上がる5千発の花火を楽しみつつ、災害復興を願った。
8月の「伊那まつり」中止を受け、イベントの一つだった花火大会は災害復興記念に切り替えた。プログラムは番付84のままで、花火と映画音楽などを組み合わせた「音楽花火」、空中ナイヤガラ、スターマイン、孫の誕生などを祝う記念花火など色鮮やかに夜空を彩り、会場から拍手と歓声が沸いた。
市役所西側駐車場の3カ所には、災害復興のための募金箱を設置、来場者から義援金を募った。
また、ローメンなど約30の出店が並び、にぎわいを見せた。 -
阿竹晃子さん(63)、
絵も陶芸も根っこは同じ、表現方法が違うだけ。心の趣くままに描き、造形する-。
◇◇
1943年、名古屋市で彫刻家の故・中村喜平さんの長女に生まれ。子ども時代は川口市で過ごす。父の彫刻は売れず、母が和裁で一家を支えた。「父が好きで、まつわりついていた。父のモデルも務めた。父は生きていくにはお金は必要。85%はお金でカバーできる。残りの15%はお金では満たされないとよく言っていた」と父の思い出を。
偉大な彫刻家の父の背を見て育ち「気がついたら描いていた」と10代から独学で絵を描き始めた。「人物画はものすごく好き、モデルを見ると燃える。色彩は明るく、鮮やかな色に引かれる。冬は景色、粉雪が降る景色がいい」。父から母に毎日のように届く絵手紙を見て、絵心を誘われたとか。
25歳で夫の実さんに出会い、大恋愛の末、結婚。工業デザイナーを目指し勉学中の夫を支え、2女に恵まれた。次女のおむつを取れた時「むしょうに手が乾く。何かやってみたいと、父に相談すると、陶芸を勧められた」という。
陶芸家、岡村昭男さんに師事。「なにものにも捕らわれず、好きな物を好きなように作る」それが身上。「いいこともいやなことも、泣きたいことも作品にして吐き出す。絵を描くように、自由に形づくる。絵と陶芸、材料が違うだけ」とか。
陶芸はお金にしやすい」と、経済的に困窮すると、陶芸の個展を開催。「いい友達に恵まれ、友達が心配して買ってくれるから、ほとんど完売する」とか。
50歳から俳句をはじめ、60歳には盆栽にも目覚め、昨年から亡き父の工房(駒ケ根市福岡)に移転し、釜を構え、創作活動に励む。
「駒ケ根市は自然がきれいで幸せ。冬もいい。歩いて、氷や雪をすくって食べる」と寒さも楽しんでいる。「釜を持って、独立したら、自分に腕がないのに、愕然とした。穴があったら、作品を埋めたい。原点に返って、どうして焼物を始めたのか、自分はどういう物を作りたいのか、考えていきたい」と話す。
陶芸教室は毎週金、日曜日午後2時、7時。1人暮らし、(大口国江)
# -
かかしでスズメを追い払い
総合的学習の一環で米づくり取り組む中川村の中川西小学校5年生(高橋初男教諭、30人)は6日、体験田にかかし6体を立てた。 体験田は周囲の水田よりも一足早く出穂したため、格好のスズメの標的になり、田の東側から食害が出始めた。同クラスでは班毎、材料を持ち寄り、かかしを製作した。
かかしは麦わら帽子をかぶり、Tシャツを着た素朴なものや、スズメを思い切りおどかそうと、ビーチボールの頭に、キラキラ光る反射テープの髪、ボデーにCDを付けるなど工夫した。
また、田全体にスズメおどしの反射テープを張るなどした。
子どもたちは「かかしを立てたら、スズメが来なくなった」「かかしの効果は抜群」と満足そう。 -
スペシャルオリンピックス卓球競技
知的発達障害のある人たちにスポーツを通じて社会参加を支援するSO(スペシャルオリンピックス)日本・長野(飯島泰臣理事長)は夏季長野ゲーム・イン・駒ケ根卓球競技を9日、駒ケ根市の市民体育館で開いた。アスリート5人が出場し、個人技能とシングルスの試合で日ごろ磨いた腕を競い合った=写真。
個人技能競技はSO国際ルールで決められた5種目=(1)ハンドトス(片手もしくは両手で30秒間ボールを投げ上げる回数を競う)(2)ラケットバウンス(ラケットの上で30秒間ボールを弾ませる回数を競う)(3)フォアハンドボレー(ボールをフォアハンドで打ち返す)(4)バックハンドボレー(5)サービス=の合計点を争った。真剣な表情で競技に臨んだ出場者らは、うまくいくとうれしそうに笑い、失敗すると悔しそうに天を仰ぐなど、それぞれ伸び伸びとしたプレーを見せていた。
SO日本・長野・駒ケ根地区プログラム代表の堀内豊彦さんは開会式で「県内唯一の卓球プログラムが発足して1年3カ月。これまで磨いてきた腕を発揮し、将来へのステップにしてほしい」と呼び掛けた。 -
宮田村で交通事故多発、安全会議と安協が緊急対策会議
8月末現在で既に昨年1年間と同等の交通事故が発生している宮田村で8日夜、関係者約50人が集まり緊急の対策会議を開いた。村内を通行するドライバー、さらに住民一人ひとりの意識徹底が重要と再認識。21日から始まる秋の交通安全運動に向けて、地域と関係団体が協力して、事故抑止に全力を挙げることになった。
同村8月末の人身事故発生件数は38件で前年同期比46%の大幅増。昨年1年間の40件に迫っている。物損事故も130件で、前年同期よりも9件多い。
村安全会議交通安全部会と安協宮田支会が合同で開いたこの日の会議では、駒ケ根署の山本修作署長、渋谷保人交通課長が現況を説明。村内で発生した事故の特徴にもふれた。
自宅周辺の生活道路で、交差点の出会い頭事故が多いと指摘。国道や広域農道など幹線道路では、追突事故が集中しているとした。
そのうえで、事故に関係する割合が高い高齢者を中心にして、人かい戦術で村民一人ひとりに声かけすることが重要と注文。
さらに赤色灯、電光表示板、青色回転灯パトカーの導入など、道路環境に応じた施設整備も必要と求めた。
出席者からも「通学路に立って交通指導してみては」「住民が集まる地域のイベントなどで啓発するのが効果的」など意見が出た。
同会議と同支会はさっそく、交通安全運動期間中の街頭指導を強化すると決定した。
小、中学校PTAや区、商工会、農協などと協力して連日実施するほか、27日は安全会議と安協支部総動員により村内4カ所で人波作戦を展開。啓発チラシも作成し、全戸配布する。 -
県赤十字救急法競技大会
救急の日の9日、救急法の普及を図ろうと日本赤十字社県支部は第19回県赤十字救急法競技大会を駒ケ根市の市武道館で開いた。県下各地から32チーム・96人が出場し、日ごろの訓練の成果を競い合った。上伊那勢は一般Iの部で駒ケ根市消防団が1縲・位を独占したほか、一般IIの部で辰野町消防団が優勝、駒ケ根市消防団が2、3位を占める好成績を挙げた。
出場者は競技開始直前に「頭頂部の擦り傷と左下腿の擦り傷を手当てする」などと掲示された課題を見て合図とともに傷病者に駆け寄り、体につけられたテープの色で出血、骨折、ねんざの部位などを確認。「大丈夫ですか」「すぐに救急車が来ます」などと声をかけたりしながらチームの3人が連携して包帯を巻いたり心肺蘇生(そせい)法を試みるなど、状況に応じた手早い応急処置を施していた=写真。
競技は地域奉仕団と一般、赤十字救急法救急員認定資格者をチームに含むIと含まないIIに分かれて4部門で争われた。
上位は次の皆さん(上伊那関係分)。
▼一般Iの部(1)駒ケ根市消防団救護隊C(春日浩幸・小澤康弘・山口正輝)(2)駒ケ根市消防団救護隊B(松本寛明・横山渉・小松貴志)(3)駒ケ根市消防団B(宮澤武史、上村隆史・上山和則)▼一般IIの部(1)辰野町消防団B(仁科武司・有賀夏樹・花岡照明)(2)駒ケ根市消防団救護隊A(北原晃洋・小澤隆章・西川正樹)(3)駒ケ根市消防団A(塩沢克美・横山喬幸・小池正敏) -
みはらしの湯で菊風呂
別名“菊の節句”といわれる重陽(ちょうよう)の節句に合わせて9、10日、伊那市西箕輪の日帰り温泉施設「みはらしの湯」は、浴槽に菊の花束を浮かべた「菊風呂」を、各露天風呂で行っている。秋の訪れを感じさせる花々が、入浴客たちを和ませている=写真。
中国では、縁起が良いとされる奇数の中で最も大きい“9”が重なる9月9日を「重陽の節句」としており、長寿の花として信仰する菊の花の香を移した「菊酒」を飲むなどして長寿を願う。日本でも明治時代までは旧暦の9月9日に当たる10月ころ、重陽の節句が行わる習慣があった。
この風習にちなみ「季節の節句に合わせた菊の花で季節感を楽しんでもらおう」と企画。早速菊風呂に入浴した人は「暑いけどもう菊の時期なんだね」などと話ながら、秋の訪れを感じ、いつもと少し違う露天風呂を楽しんでいた。 -
06年度上伊那地域振興懇談会
県商工会連合会上伊那支部広域連合会(小林紀玄会長)は8日、06年度上伊那地域振興懇談会を箕輪町の伊那プリンスホテルで開いた。関係者約60人が参加。地元県議会議員らを迎え、県の方針に基づき09年度の合併を予定する商工会と商工会議所の並存実現を求めた。
「1市町村1商工団体」という県の方針は、厳しい財政状況の中(1)補助金の見直し(2)組織の見直し竏窒レ的として浮上。しかし、09年4月までの統合が確実な場合は統合前の各商工団体が受けている補助金の80%を、09年までの統合が確実な場合は75%を補助するが、そうでない場合は小規模事業者数に応じた額を上回る額を県に返還させる方針を示したため、県内各地で商工団体の合併が進んだ。
しかし同連合会は、会員の9割が小規模事業者である商工会と、中小企業を含む総合的支援をする商工会議所の役割は歴史的背景を見ても異なる竏窒ニして、並存の実現を主張。13日の県会を前に、参加県議たちに特別な配慮を求めた。
働きかけに対し県議らは「意向を十分に吸い上げて審議を進めたい」として、要望に対する前向きな姿勢を示した。 -
かんてんぱぱでパッチワークとステンドグラス展
伊那市の布工房「キルトガッセ」を営む根津幸江さんと、山梨県北杜市にある鉄とステンドグラスのお店「Koji」を営む小島良雄さん、教子さん夫婦による「パッチワークとステンドグラス竏衷Hのフェスタ」が11日まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれている。温かな光を放つステンドグラスのランプや、古布でつくるパッチワーク、裂き織など約200点が、訪れた人たちの目を楽しませている=写真。
両者によるジョイント展示・販売会は今回が初めて。寒くなる時期に合わせ、温かさを感じさせる色彩、秋のモチーフなどを取り入れた。
根津さんは、布や木などといった素材そのものを生かしながら作品に用い、柿渋の染色などでアクセントを加えている。素朴な色彩はこれからの時期と相性が良く、タペストリーやバッグ、洋服など、多彩な布製品が並んでいる。
良雄さんが枠を作り、教子さんがガラス部分を手掛けるという児島さん夫婦のステンドグラスのモチーフは自然。色も自然を意識した優しい色彩で、和みの空間を提供してくれるステンドグラスランプや卓上写真立てなど、オリジナル作品が楽しめる。
入場無料。午前10時縲恁゚後5時(最終日は午後3時まで)。 -
“みのわアイスを作ろう”
牛乳の消費拡大へ有志が検討始める牛乳の消費拡大と次世代の新たな産業創出をねらい、「みのわアイスを作ろう」と、箕輪町酪農振興協議会(根橋英夫会長)の有志が検討を始めた。箕輪町の新ブランドとしてアイスクリーム作りを実現させるため、今後は酪振の会員だけでなく農業、商業なども含めた熱意ある町民を広く募って検討していく。
町の農畜産物の生産金額は生乳(酪農)が1位だが、牛乳の消費は箕輪町に限らず全国的に伸び悩んでいるのが現状。酪振は「自ら牛乳を売り消費拡大に努める必要がある」と、会員に呼びかけ7日夜、初会合を町産業会館で開いた。
根橋会長は、「我々は酪農家の2世代目。今後3代目の時代になってくる。乳が余っている中で頭数を増やすことは難しい。それならば乳に付加価値をつけ売っていくことをぜひやりたい」とあいさつした。
「発起は酪振でも最終的にはやる気のある人で取り組まないと成功しない」「箕輪には果樹など地元産がいっぱいある。生産者にも入ってもらえばいいのでは」「次世代に産業を作らないといけない。若い人にぜひ広めたい」など意見を交わした。
アイス作り実現には製造場所、製造技術、販売はもちろん事業に携わる人員確保、経済面など検討課題が多くある。
今後は酪振の枠を超え、まず一緒に取り組む仲間を募り、有志の会で十分な検討を重ねる。興味のある人は取り次ぎ窓口の町役場産業振興課(TEL79・3111)へ。 -
伊那国際交流協会が伊那市を英語で観光ガイドするための英語講座を企画
伊那国際交流協会は、伊那市を訪れた外国人に、英語で観光案内ができるようになることを目指す英語講座「観光ガイド編」を新たに開講する。講師には県の国際交流員・ジョアン・ゴーリーさん(23)を迎え、市内観光スポットの案内方法を伝授してもらう。ジョアンさんは「あまり英語を話せない人でもテキストを覚えれば観光案内ができる。自分たちが住むまちのことをもっと深く知り、外国人だけでなく日本人にも観光案内できるようになりませんか」と多くの参加を呼びかける。
海外から伊那を訪れる人が増える一方、「伊那のことは分かっても英語は話せない」「英語は話せても伊那のことは分からない」など、それぞれの事情から観光案内までできる人材は少ない。そこで、英語を学ぶとともに地元を学び直してもらい、海外の人との交流に役立ててもらおう竏窒ニ今回の講座を企画。開講にあたり、市内の観光スポットを巡って、オリジナルテキストも作成した。講義では、ジョアンさんが伊那に来た当初、疑問に感じたことなどを参考に、各スポットに関連する季節イベントの案内方法なども学ぶ。
講座は19日縲・1月7日毎週火曜日で全8回。伊那市駅前ビル「いなっせ」4階の402号室で、午後7時から開講する。ガイド実習日は11月12日。受講費12500円(会員は11500円。12日の参加は実費)。定員15人。
問い合わせ・申し込みは伊那国際交流協会(TEL72・7706)へ。 -
川を美しくする集い
伊那市の第19回川シンポジウム「川を美しくする集い」(市・実行委員会主催、伊那毎日新聞社など後援)が9日、市生涯学習センターであった。小学生や自然環境団体など約300人が体験・研究発表、講演会などを通じ、身近な河川環境を考えた。
体験・研究発表では、アマゴの放流や水質調査などに参加した小学生7人のほか、伊那西小学校6年生などが活動を報告。
高遠小4年西組は、水質検査や砂防えん堤の見学など川に親しみ、川に学んだ活動を交え「三峰川のごみ拾いをして、きれいにしたい。カヌーも作って乗りたい」と話した。
そのあと、日本蜻蛉(とんぼ)学会長の枝重夫さんが「川のトンボ・池のトンボ」と題して講演。ムカシトンボ、ルリイトトンボ、ミヤマカワトンボなどの写真をスクリーンに映し出し、羽化や産卵など生態を紹介した。市内新山の「トンボの楽園」の生息調査に当たった枝さんは「指標昆虫のハッチョウトンボだけでなく、他のトンボもたくさんいる。大切に守るべき」と話した。 -
松澤ジアン成治君 棒高跳び・県中学記録更新
第41回上伊那陸上競技記録会(秋季)・第11回上伊那スポーツフェスティバル2006が9日、伊那市陸上競技場であった。小中学生、一般の男女、合計約450人が100メートルなど35種目を展開し、2種目で県新記録が誕生した。
8月の全日本中学校総合体育大会の男子棒高跳びで県中学記録4メートル40センチをマーク、3位入賞した松澤ジアン成治君(春富3)が4メートル50センチの記録更新。4メートル20センチから跳躍を開始、4メートル50センチは一本目でクリアした。
小学男子走り幅跳びでは、オープン参加の内川佳祐君(白馬北5)が4メートル87センチの県小学5年新記録を達成。県小学6年の記録をも上回る大ジャンプを披露した。
(結果は後日掲載) -
「水と健康医療器具体験会」 ベル伊那で11日まで
健康医療器メーカー協賛による「水と健康医療器具体験会」は11日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。
安全でおいしい水をつくるアルカリイオン整水器や最新鋭のマッサージ器など数種類の器具を展示販売。細胞を活性化する「家庭用ラジウム温浴器」などもあり、インストラクターが実験を交えながら説明する。
今回は人気商品の乗馬感覚で筋肉トレーニングができる健康器具「座・む縲恃n」も出品。コースによって運動量も調節でき、内ももの筋肉、腹筋、背筋の3個所を鍛えれる。
アルカリイオン整水器の水は健康、料理、美容などに使えるなど他用途。切り替え一つで、ノロウィルスやインフルエンザなどを除菌した「衛生水」としても利用できる。
午前10時縲恁゚後6時30分(最終日は午後4時)。 -
「アスリート先生」の挑戦 徳永吉彦さん(28)
生徒たちの応援の言葉が書き込まれた「日の丸」の国旗を受け取り出国した。「約束したんですよ。ぜったい日の丸を持ってゴールするって」竏秩B
「2006ITU(世界トライアスロン連合)デュアスロン世界選手権」(7月27竏・0日・カナダ、コーナーブルック)に出場。結果は、掲げた10位以内の目標は達成できず27位の「不本意な」成績に終わった。
◇ ◇
「デュアスロン」はランニングと自転車ロードレースを組み合わせた、欧州ではメジャーとなっている競技。今大会は世界30カ国、400人が参加、日本人選手団は男女11人が出場した。
前回の豪州大会に続いて2回目の世界への挑戦。昨年と同じ「エイジグループ男子」(トップカテゴリーの下)に出場。レース後半まで順調に目標順位を維持するも、自分のミスで糖分補給に失敗し、「低血糖症」に悩まされ後退していった。
視界は狭まり、眠気、体のダルさがひどくなっていった。走りを見ていた仲間たちもゴールはできないのではと心配していたほどだった。
ゴール手前100メートルで妻から「日の丸」を受け取った。本来は国旗を掲げる順位ではないが、生徒たちとの約束を果すためフラフラの体を鼓舞しテープを切った。
「途中棄権ではやるだけのことをやったとはいえない。現実を受け止め、結果だけは残そうと完走した。一年間、これに向けて頑張ってきたので正直、悔いが残っている」
◇ ◇
飯山市の生まれで、高校、大学時代は陸上競技に熱中。信州大学在学中は全日本大学駅伝に出場した経験もある。卒業後は「子どもたちに陸上を教えていこう」と教師になった。
デュアスロンとの出合いは04年7月。過労で入院していた時、テレビ映像に映った選手たちの姿に憧れた。療養中にもかかわらず、モチベーションは高まり、「退院したら自転車を買わないと」と思ったと振り返る。
「何かに燃えていない今の自分」に足りないものを見つけるための挑戦だった。どうせ目指すなら世界の舞台。仕事と両立しながら同年9月から練習を始め、初陣で10位以内の好成績、この年わずか3戦で世界選手権の出場権を獲得する活躍を見せた。
◇ ◇
伊那中学校での教職生活は2年目。デュアスロンを始めたことに、生徒たちの反応は暖かい。「一つのことに一生懸命になっている人を見るのはやる気が出る」と、尊敬の眼差しを送る教え子たち。世界を目指して専門性を見つけて努力したいという声は励みになる。
最初は自分のための挑戦だったが、生徒たちの見本になるためという、走る理由が生まれた。自分の世界を持って生きている後姿を見て、学んでもらえればと期待する。
本当のことを言うと、世界への挑戦は今大会で最後にしようと考えていた。日の丸を付けて競技するプレッシャーの重圧や大会を前に平常心で教壇に立つことに不安がある。
しかし、完全燃焼できなかった悔しさも残る。「辞められないよね」と生徒たちもエールを送る。まずは11月から始まる、世界選手権へとつながる国内シリーズへの参戦を決断した。
教員とデュアスロン選手の両立。よく続きますねと言われることは多いが、目的がはっきりしているからこそ熱中できるのだという。
生徒たちとの絆(きずな)に支えられた「アスリート先生」。熱い思いを胸に今日も走る。 -
南箕輪村敬老祝い事業
11日に村理事者が88歳以上を訪問南箕輪村は11日、敬老祝い事業で本年度中に88歳以上になる村民を村理事者が訪問し、祝い金を贈る。
本年度の対象者は101歳2人、100歳1人、88歳から99歳まで199人。100歳以上に祝い金5万円、88歳以上に8千円を贈る。
区の敬老行事は18日、全地区で一斉に開く。各区の敬老会の場で村が75歳の人に5千円、80歳の人に6千円の祝い金を贈る。75歳は103人、80歳は89人。
本年度、金婚を迎える夫婦10組、ダイヤモンド婚の3組には祝い状を贈る。 -
県社会福祉大会表彰を報告
社会福祉に顕著な功績があったとして駒ケ根市の2団体と2個人が第55回県社会福祉大会(6日、長野市)で表彰された。8日、福祉を考える企業の会の今井秀臣会長と駒ケ根市民生児童委員協議会の堀千代美会長が市社会福祉協議会(竹内正寛会長)を訪れ、表彰を報告した=写真。2人は「これまでの努力が実った」「これを契機に今後一層頑張りたい」とそれぞれ喜びを語った。
福祉を考える企業の会は駒ケ根市内の147事業所が会員となり、福祉団体への助成や寄付などを行ってきた。市民生児童委員協議会は共同募金への長年の協力が評価された。木下哲夫さん=町四区=は5万円を毎年寄付し、植木温子さん=町四区=は民生児童委員を12年務めた。
表彰されたのは次の皆さん。
▽県社会福祉協議会会長表彰感謝状=福祉を考える企業の会▽県共同募金会会長表彰=駒ケ根市民生児童委員協議会▽同感謝状=木下哲夫▽県民生児童委員協議会会長表彰=植木温子