-
高遠町に特別養護老人施設開所
愛知県名古屋市に本社を置く㈱医療給食が伊那市高遠町に建設を進めてきた特別養護老人ホームオアシス高遠が完成し、24日に開所式が行われました。
24日は、施設や市の関係者などおよそ60人が出席しテープカットなどをして開所を祝いました。
オアシス高遠は、伊那市高遠町西高遠に建設されました。
施設は地域密着型の特別養護老人ホームで伊那市在住者のみ入居できます。
オアシス高遠では、住みなれた伊那で介護が必要になっても住み続けることが出来ると話しています。
建物は鉄骨造り2階建てで、ベッド数は35床あり長期が29床、ショートステイが6床で、すべて個室になっています。
横になった状態でも入浴できる浴室や入居者のコミュニティスペースなどが設けられています。
高齢者向けの配食サービスなどを行う株式会社医療給食が母体となり施設運営は社会福祉法人やすらぎの郷が行います。
株式会社医療給食の藤川将吾社長は伊那市高遠町の出身です。
特別養護老人ホームオアシス高遠は現在入居者を募集しています。
25日と26日は内覧会を予定しています。
-
上野正彦さん 全日本高齢者武道大会に出場
箕輪町松島の上野正彦さんは、6月3日に東京都で開かれる、
全日本高齢者武道大会の剣道の部に出場します。
20日は、上野さんが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に出場報告をしました。
全日本高齢者武道大会の剣道の部は55歳以上が対象で、62歳の上野さんは、55歳から64歳の部に出場します。
3月の県大会で準優勝し、初めての全国大会出場を決めました。
全国大会では、個人戦のほか、年齢別に選抜された県内の他の選手と団体戦に出場します。
第46回全日本高齢者武道大会は、6月3日に、東京都の日本武道館で開かれます。
-
崇嶺会 能登半島地震義援金を寄付
上伊那の書道愛好会でつくる崇嶺会は、作品の売り上げを能登半島地震災害義援金として、伊那市に16日に届けました。
この日は、崇嶺会の小林古径会長らが市役所を訪れ、村松義隆保健福祉部長に18万円を手渡しました。
崇嶺会は、4月に市内で開いた書道展で作品を販売し、その売り上げを寄付しました。
会では、東日本大震災が起きた2011年から毎年、作品展に合わせて寄付を続けていて、去年は、社会福祉に役立ててもらおうと4万円を贈っています。
寄付された義援金は、日本赤十字社を通じて救援活動の支援に充てられます。
17日までに伊那市に集まった義援金は、901万6,025円となっています。
-
「花の産地上伊那」の認知度向上へ プロジェクト
上伊那地域振興局は、花の需要喚起や生産振興につなげようと「花の産地 上伊那」の認知度向上プロジェクトを今年度行います。
23日は伊那市の伊那合同庁舎でキックオフイベントが行われました。
伊那市の生花店を営む小池忍さんが上伊那産のアルストロメリアやカーネーションでフラワーアレンジメントを作りました。
アルストロメリアは、上伊那が生産量・生産額ともに日本一で、全国の生産量の約3割を占めています。
カーネーションも全国トップレベルの生産量を誇ります。
小池さんは「アルプスとそこに暮らす人々をイメージして制作しました。上伊那の花は品質もよく、品種も多いので全国でも重宝されている」と話していました。
布山澄局長や職員がアレンジメントを体験しました。
上伊那地域振興局では、「花の産地 上伊那」の認知度を高め需要喚起や生産振興につなげようと、「はな高々い~な」と銘打ちプロジェクトを行います。
プロジェクトでは、イベントでの「上伊那 花カード」の配布や花に関する講座などを行うほか、伊那合同庁舎で季節ごとに上伊那の花を展示します。
イベントではトークショーも行われ、長野県生花商組合理事長で箕輪町の生花店代表の山口元樹さんが「日常の中で気軽に花を贈ってほしい」と話していました。
上伊那では、アルストロメリアやカーネーションの他、トルコギキョウやシクラメンなどが栽培されています。
-
市街地でニホンカモシカの目撃情報
市街地でのニホンカモシカの目撃情報が相次いでいます。
伊那市では、見つけた場合近寄らずに見守ってほしいと呼びかけています。
この映像は、伊那ケーブルテレビの視聴者が21日に伊那市山寺の常円寺付近で撮影したもので、カモシカは坂下方面へと歩いて行ったということです。
また、先月29日には、南箕輪村南殿でも目撃したということです。
伊那市には、今月に入り、カモシカの目撃情報が4件寄せられています。
場所は御園・山寺・福島・野底の市街地や住宅地です。
ニホンカモシカは国の天然記念物に指定されていて保護の対象となっています。
伊那市では、見つけた場合は近寄らず、静かに見守ってほしいとしています。
なお、けがや、人へ危害を加える恐れがある場合、また死んでいるカモシカを見つけた場合は市役所まで連絡を呼びかけています。
-
箕輪西小学校古田人形クラブ 今年度も発足
箕輪町の箕輪西小学校で22日に古田人形クラブの発足式が行われました。
箕輪西小学校の古田人形クラブは平成4年から活動しています。
今年度は4年生から6年生の19人で活動します。
児童たちは古田人形保存会の柴登巳夫会長から指導を受け、30分ほどの演目、傾城阿波の鳴門 巡礼歌の段を練習します。
古田人形芝居は上古田区に伝わる伝統芸能で、今年度伝承300年を迎えます。
柴会長は「伝統を守りながら楽しいクラブ活動にしていきましょう」と話していました。
箕輪西小古田人形クラブは12月の古田人形芝居定期公演に出演する予定です。
-
伊那ケーブルテレビに予備免許交付 周波数は86.7MHz
コミュニティーFMの開局準備を進めている伊那ケーブルテレビジョンに対し、23日総務省信越総合通信局から電波を出すことが可能となる予備免許が交付されました。
放送を聞くことができる周波数は、86.7MHzです。
23日は、長野市にある総務省信越総合通信局で、藤田和重局長から伊那ケーブルテレビジョンの向山賢悟社長に無線局予備免許通知書が手渡されました。
予備免許が交付されたことで、電波を出すことが可能となります。
電波障害などについて調査を行い、問題がなければ免許が交付され開局することができます。
周波数は、86.7MHzで、伊那市、箕輪町、南箕輪村で放送を聞くことができます。
向山社長は、「地域密着のケーブルテレビ事業を地域の皆さんに支えられながら40年という長きにわたりサービスを提供させてもらってきましたが、有線のケーブルテレビに、無線のコミュニティFMが加わることで、地域情報や、生活情報、娯楽情報、もしものときの災害情報も含め、さらに充実したきめ細かい情報を提供し、地域メディアとしての役割をしっかり果たしていきたい」と話しました。
伊那ケーブルテレビでは、予備免許交付を受け、今後アンテナ設置や放送機器の整備を行い、今年夏ごろの開局に向けて準備を進めていく計画です。 -
箕輪町 防災行政無線放送復旧
17日から発生していた箕輪町の防災行政無線放送の不具合は23日に復旧しました。
箕輪町では「町民の皆さんには数日間ご不便をおかけしました」とコメントしています。
-
伊那ナイターソフト春季トーナメント GTE優勝
伊那ナイターソフトボール春季トーナメント 伊那ケーブルテレビ杯の決勝戦が昨夜、伊那市の伊那ニッパツ野球場で行われ、GTEが優勝を果たしました。
決勝戦は灰色のユニフォームの「GTE」と青のユニフォームの「ほうせん」の対戦となりました。
1回、先攻の「ほうせん」は4番の伊東典彦さんのタイムリーで1点を先制します。
1回の裏GTEは直ぐに反撃し3番の下澤佑太さんのタイムリーツーベースなど4本のヒットを放ち3点を挙げ逆転します。
また2回には7番の清水悠太さんのホームランで1点を追加し4対1とします。
「ほうせん」の反撃は最終回、ランナーを2人置き4番の伊東さんのタイムリーなどで2点を挙げ、1点差まで追い上げます。
しかし、あと1本がでずGTEが4対3で勝利し優勝しました。
決勝戦の模様は、5月31日の午後7時30分から122チャンネルで再放送する予定です。
-
箕輪町公民館大学・学級 合同開講式
箕輪町公民館の大学・学級の合同開講式が文化センターで15日行われました。
開講式には、今年度5つの大学や学級を受講する20代から90代までの100人が出席しました。
今年度の受講生は、18歳以上の人が対象のふきはら大学に20人、ふきはら大学院に29人、大学院を修了した人が受講できるけやき学級に20人、成人男性が対象のおやじ学級に25人、成人女性が対象のなでしこ学級に26人となっています。
箕輪町公民館の市川英明館長は「これまでの経験や技術を活かし、楽しみながら学んで下さい」と激励しました。
受講者を代表してふきはら大学院3年の日向聖一さんは「人との出会いや交流を大切に、あらゆることにチャレンジしていきましょう」と挨拶しました。
大学・学級では、月に1回それぞれの講座が開かれ、歴史や文化、芸術など受講生が考えたメニューを行っていくということです。
-
患者サロンまほら 催し物開催
伊那市の伊那中央病院でがん患者やその家族対象の講習会が17日に開かれました。
この日は伊那中央病院の管理栄養士の内藤沙織さんが講師を務め、抗がん剤治療中の食事について講演しました。
伊那中央病院ではがん患者やその家族が療養の悩みや不安・体験などを共有する場として「患者サロンまほら」を設けていてその一環で講習会を開きました。
内藤さんは「体力を維持するために十分な栄養が必要です。いつでも食べられるよう果物やゼリー・プリンなどを用意しておきましょう」と話していました。
家族が療養中の参加者は「食欲がなく多く食べられないのでヒントをもらえた」と話していました。
サロンまほらでは療養生活をより快適にしてもらおうと講習会や演奏会などのイベントを毎月開催していくということです。 -
田楽座10月に60周年記念企画
今年60周年を迎える伊那市富県を拠点に活動しているまつり芸能集団「田楽座」は10月に60年周年記念イベントを行います
22日は田楽座の中山洋介代表ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長にイベントについて報告しました。
田楽座は1964年10月に旗揚げ公演を開催し、今年で60周年を迎えます。
60周年を記念して田楽座では記念イベント「感謝カンレキあめあられ」を10月26日と27日に田楽座稽古場と伊那文化会館で開きます。
27日に伊那文化会館で開かれる公演は入場無料で、全国各地から募った100人による田楽座オリジナルの太鼓曲の演奏などが行われます。
田楽座60周年記念イベント「感謝カンレキあめあられ」は10月26日、27日に開かれます。
入場の申し込みは6月30日(日)から開始する予定です。
-
箕輪町ふるさと納税過去最高額
箕輪町の昨年度のふるさと納税の寄付件数は63,731件、金額はおよそ6億6,000万円で件数、金額ともに前年度をおよそ30パーセント上回り、過去最高を更新しました。
22日は役場で定例記者懇談会が開かれ、昨年度のふるさと納税の実績について報告されました。
箕輪町の昨年度のふるさと納税の寄付件数は63,731件で前年度のおよそ46,000件を37パーセント上回りました
寄付金額はおよそ6億6000万円で前年度のおよそ5億円を30パーセント上回りました。
寄付額が増加した理由としては5つの申し込みサイトの利用を新たに開始したことや、返礼品の写真や商品説明を充実させたことだと分析しています。
箕輪町では今後、りんご狩り体験や木工体験などの実際に箕輪町に足を運んでもらうことのできる体験型の返礼品も企画していきたいということです。
また昨年度の移住定住施策実績についても報告され、移住者数は過去最高となる134人でした。
-
伊那まつり原画デザイン決定
8月3日に開催される伊那市の第67回伊那まつりのポスター・Tシャツの原画のデザインが21日に決まりました。
ポスター原画の最優秀賞に選ばれたのは春富中学校2年生の峯垣紗弥さんの作品です。
コントラストがはっきりとしていて、今年の伊那まつりのテーマである「前進」を感じさせるデザインや色使いが評価されました。
選ばれたデザインは全戸配布するリーフレットの表紙に活用されます。
Tシャツデザインに選ばれたのは千葉県の北村友莉さんの作品です。
生地は緑色で、色の配置が工夫されている点が評価されました
21日は市役所で審査会が開かれ、市内のデザイナーや高校生、伊那まつり実行委員など14人が審査を行いました。
今年は、ポスター原画には100点、Tシャツデザインには7点の応募がありました。
ポスター応募作品は7月中旬から市役所1階の市民ホールに展示される予定です。
-
山小屋で提供 味噌仕込み作業
伊那市観光株式会社が運営する中央アルプスと南アルプスの山小屋で提供する手作り味噌の仕込み作業が22日に行われました。
22日は山小屋の管理人ら5人が伊那市観光株式会社 社長の白鳥孝伊那市長の自宅で作業をしました。
味噌の仕込みは今年で7年目です。
大豆は伊那市産を使っていて窯で茹でた後、専用の機械に入れてすり潰しペースト状にしていました。
すり潰した大豆は市内の酒造店がつくった米麹と混ぜ合わせていきました。
仕込んだ味噌は来シーズン用のもので、専用の容器に入れて1年ほど寝かせ熟成させるということでおよそ200キロを仕込んだということです。
また2023年に仕込んだ味噌で作った豚汁やおむすびの試食を行いました。
今シーズンの山小屋の営業は仙丈小屋は6月15日から、塩見小屋は7月1日から、西駒山荘は7月11日からです。
なお、こもれび山荘はすでに営業が始まっています。
完成した味噌は味噌汁にして登山者に提供されます。
-
箕輪町が今年度こども計画を策定
箕輪町は今年度、こどもまんなか社会の実現につなげる「こども計画」を策定します。
21日は計画策定に向け意見を聞く「こども・若者審議会」が箕輪町役場で初めて開かれました。
審議会には、白鳥政徳町長や学校関係者などおよそ30人が出席しました。
箕輪町は、今年度こどもや家族を応援するための「こども計画」を策定します。
6月に町内の小学6年生や中学2年生、高校2年生にこども向けアンケート調査、19歳から30歳の人の中から1,500人を選び若者アンケート調査を行います。
次回の審議会は8月27日に開かれ、アンケート調査の結果から基本目標や方針の検討を行うということです。
-
青島の矢島さん宅 ムギナデシコが見頃
伊那市美篶青島の矢島信之さんの畑で、ムギナデシコが見ごろを迎えています。
22日は、美篶西部保育園の園児65人が畑の中を歩いたりして花を楽しんでいました。
矢島さんは10年ほど前から、およそ20アールの畑でムギナデシコを育てています。
矢島さんによりますと花は5月いっぱい楽しめるということです。
-
新型コロナ週報 上伊那31人
22日発表の新型コロナウイルス感染症の13日から19日の週報です。
上伊那は31人、全県は337人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり3.83人で増加しています。
-
あるしんレポート 景況感は悪化傾向強まる
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している伊那谷・経済動向 中小企業景気レポートによりますと、今期の景況感はマイナス21.6で、悪化傾向が強まっています。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先188社に対し四半期に一度調査を行っているもので、今期は今年1月から3月に行いました。
今期の業況を良かったとする企業は14.6%、悪かったとする企業は36.3%で、業況判断指数はマイナス21.6と去年10月から12月の前期より4.5ポイント悪化しています。
また、中小企業における人材戦略についての特別調査も行われました。
現在の人材の状況の懸念点については、「若手が不足している」が最も多く37%、続いて「高齢化が進んでいる」が23.5%などとなっています。
「高齢化が進んでいる」と答えた割合が最も高いのは小売業で28.9%でした。
小売業の他はすべての業種で「若手が不足している」の回答が最も多く、建設業が54.4%、不動産業が50%などとなっています。
人材定着に向けて今年中に賃金の引き上げを実施しますかとの問いには、「実施する」が50%、「実施しない」が50%で対応が割れています。
-
信大農学部 山ぶどうジュース発売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てた山ぶどうを使った「山ぶどうジュース」の販売が21日から始まりました。
山ぶどうジュースは1本500ミリリットル入りで税込み1,100円です。
ジュースに使われている山ぶどうは、植物資源科学コースの3年生が育て、植物資源科学コースと動物資源科学コースの2年生が収穫したものです。
信大オリジナル品種で、糖度が高く収量が多い「五一アムレンシス」が使われています。
去年は雨が少なく濃厚で良いブドウが採れたということで、ジュースの出来も良いということです。
21日は、植物資源科学コースの3年生が味見をしていました。
山ぶどうジュースは1,100円で、1人3本まで購入できます。
信州大学農学部の生産品販売所で販売しています。
-
台湾の高校生と高遠高校の生徒が交流
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は、日本を訪れている台湾の台中市立西苑高級中学の生徒と21日に交流しました。
この日は日本の高校にあたる台中市立西苑高級中学の生徒19人が教育旅行の一環で高遠高校を訪れました。
歓迎セレモニーでは、高遠高校の生徒が部活紹介を行いました。
弓道部は、体育館で弓を引きました。
台湾の生徒は、写真を撮りながら見ていました。
書道部は書道パフォーマンスを行い、ようこそ高遠へという意味の漢字を書きました。
台湾の生徒は、自身の学校を紹介しました。
その後、高遠閣に移動して班ごと交流しながら昼食をとりました。
互いにスマートフォンを使いながらコミュニケーションをとっていました。
また、書道による交流もありました。
長野県では、国際交流の推進や交流人口の増加を目的に、海外からの教育旅行の受け入れを積極的に行っています。
今月は海外から県内に10校約200人が訪れています。
台湾の生徒たちはきょう伊那市内にホームステイし、関東地方を観光して25日に帰国すると言うことです。
-
市議会 市民サポーター委嘱
市民に分かりやすく開かれた議会を目指す伊那市議会は、政策立案の際に意見をきく市民サポーターを21日委嘱しました。
21日は市役所で委嘱書交付式が行われました。
委嘱された6人のうち21日は3人が出席し、田畑正敏議長から委嘱書を受け取りました。
市民サポーターは、各常任委員会がまとめた政策提言に対し意見を述べるものです。
伊那市議会改革特別委員会では、2022年度から「市民参加の機会の増強」と「議会機能の強化」をテーマに調査研究を行い、今年度から市民サポーター制度を導入することにしました。
市民から募集し、議会に興味のある30代から80代の6人が委嘱されました。
サポーターらは「自分の得意な分野で意見を述べていきたい」「求められたものに対ししっかり考えていきたい」などと話していました。
市民サポーターの任期は2年間となっています。
-
フェンシング 五輪選手と練習へ
県フェンシング協会は今年8月に箕輪町でオリンピック選手を招いた練習会を行うことを報告しました。
これは21日に箕輪町の地域交流センターみのわで開かれた県フェンシング協会の総会で報告されたものです。
2028年に長野県で開かれる国民スポーツ大会で、箕輪町はフェンシングの会場となっています。
オリンピック選手を招いてのイベントは、選手強化の一環で行われるもので、中学生までの希望者を対象に8月10日と11日に行われます。
東京オリンピックに出場した箕輪町出身の西藤俊哉選手と今年のパリオリンピックに出場が決まっている飯村一輝選手が来ることが決まっています。
総会では他に今年度予算として、選手強化に前年度よりも130万円多い410万円とすることなどが承認されました。
県フェンシング協会の会長を務める白鳥政徳町長は「国民スポーツ大会に向けて準備を進めなければいけない時期に入っている。選手強化や施設改修を進めていきたい」と話していました。
-
伊那市で箏とハープの公演
プロの、箏とハープの演奏者による公演が伊那市美篶のcafe Brezzaで18日に行われました。
公演では全国ツアー中の箏奏者の大川義秋さんとハープ奏者小林秀吏さんの2人がアニメーション映画で使われている曲などおよそ10曲を披露しました。
上伊那で教室を開く箏奏者の伊東忍さんと気賀沢美香さんがゲスト出演しました。
公演は去年の全国ツアー長野公演で気賀沢さんが2人と知り合ったことをきっかけに今回初めて伊那市で開かれたものでおよそ100人が訪れました。 -
羽柴さん宅でクリンソウが見頃
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅でクリンソウの花が見ごろを迎えています。
現在89歳になる羽柴さんは20年以上前に市の緑化イベントでもらった2株を植えて育ててきました。
クリンソウは年々増え、今では家の周りいっぱいに花を咲かせています。
羽柴さんの敷地内に名水として知られる鳥の宮湧水の水源があり、湿った土壌が栽培に適しているということです。
羽柴さんは「白い花を咲かせるクリンソウを数年前に植えたら増えてきた」と話していました。
7段ほど下から徐々に咲くクリンソウは現在2段ほどで今月末までが見頃だということです。 -
公衆衛生専門学校 園児に歯科指導
伊那市の長野県公衆衛生専門学校の学生は、竜西保育園の園児に20日、歯磨きの仕方を教えました。
この日は、公衆衛生専門学校の3年生12人が、学校近くの竜西保育園の年長園児20人に歯磨きの仕方を教えました。
園児は、磨き残しを確認できる赤い液を塗ってもらい、鏡を見ながら歯を磨きました。
園児への歯科指導は、子どもたちに歯の大切さを知ってもらい、歯磨きの習慣を身に着けてもらおうと、実習の一環として毎年行われています。
この日はほかに、オリジナルの人形劇も披露されました。
劇では、「よく噛んで食べること」「好き嫌いせず食べること」「食べたあとは歯磨きをすること」などを園児に呼びかけました。
-
南箕輪村伊藤照夫さん宅のフクロナデシコが見ごろ
南箕輪村南原の伊藤照夫さん宅のフクロナデシコが見ごろとなり、ピンク色の絨毯のように咲きそろっています。
国道361号沿いにある伊藤さん宅のおよそ50アールの敷地には、フクロナデシコが植えられていて、現在見ごろとなっています。
フクロナデシコはナデシコ科の落葉性越年草で、袋状のガクが特徴の1つです。
照夫さんと妻の久子さんが育てているもので、敷地内にはベンチを置き、訪れた人をもてなします。
40年ほど前に、酪農家の労働環境の改善を目的に牛乳メーカーが配った種を植えたのが栽培を始めたきっかけです。
十数年前に酪農をやめた際、飼料用のトウモロコシを育てていた場所に植えるようになり、現在の規模にまで広がったということです。
19日夜から降っていた雨は朝のうちにやみ、花を見に訪れる人の姿がありました。
見ごろのピークは今週中で、天候にもよりますが6月上旬まで楽しめるということです。 -
伊那市教育委員会 福與雅寿教育長に辞令交付
任期満了に伴い新たに伊那市の教育長に任命された福與雅寿さんへの辞令交付が20日に、市役所で行われました。
20日は、教育長と行政委員の辞令交付式が行われ、白鳥孝市長から福與さんに任命通知書が手渡されました。
福與さんは、荒井の65歳で、県内の小中学校で教諭として勤務し、箕輪町の箕輪中部小学校校長などを歴任しました。
今年3月までは、伊那市教育委員会学校教育課指導主事を務めました。
白鳥市長は、「教育は伊那市の最も重要な柱の一つです。豊富な経験と知識を活かして取り組んで欲しい」と訓示しました。
任期は、令和9年5月16日までの3年間となっています。 -
上農生が春日公園噴水跡地を整備
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、伊那市の春日公園 噴水跡地を3年計画でリニューアルする取り組みを行っています。
20日は今年度最初の実習が行われました。
20日は上農高校のコミュニティデザイン科里山コース3年の19人が実習を行いました。
建設業の人材確保につなげようと令和4年度から3年計画で上農高校が整備を行うものです。
生徒は長野県建設業協会伊那支部青年部から指導をうけながらブロックを敷き詰めていきました。
この場所には、1989年に噴水が整備されましたが、コスト削減のため運用を停止し30年以上使われていませんでした。
上農高校ではこれまでに370平方メートルを整備していて、3年目の今年度は、東側の180平方メートルを仕上げます。
実習は、全5回を予定しています。
-
上伊那地区メーデー実行委員会 寄付金などを贈る
上伊那地区メーデー実行委員会は、南箕輪村社会福祉協議会などに、寄付金と食料品を20日に贈りました。
20日は、伊那市の上伊那労働者福祉協議会で贈呈式が行われ、北島政光実行委員長が南箕輪村と駒ヶ根市の社会福祉協議会の担当者に、それぞれ現金2万5,000円を手渡しました。
実行委員会では、毎年上伊那地区メーデーの日に参加団体に募金などを呼び掛け、上伊那の2つの社会福祉協議会に順番に寄付しています。
今年は4月27日に行い、集まった寄付金の中から南箕輪村と駒ヶ根市の社会福祉協議会に2万5,000円ずつ贈りました。
他に、食料品の寄付も呼びかけ、集まった米や缶詰、レトルト食品などを贈りました。
上伊那地区労働者福祉協議会の村上俊和会長は、「多くの人の助けとなるような取り組みを継続していきたい」と話していました。
なお実行委員会では、伊那市の児童養護施設たかずやの里にも、現金5万円を贈りました。