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伊那北保育園で節分豆まき 心の中の鬼も退治
伊那市内の全ての保育園で、1日遅れの節分のイベントが、3日に行われました。
このうち、伊那北保育園では、保育士が扮する赤鬼と青鬼が各部屋に現れました。
園児たちは、勇気を振り絞り豆にみたてて丸めた新聞紙を、鬼に向かってまいていました。
未満児室では優しかった鬼ですが、年少児以上の部屋では子どもたちを追い回し、外に連れ出そうとします。
最後は全員で「鬼は外、福は内」と元気いっぱいに声を響かせ、鬼を追い払いました。
伊那北保育園では、「心の中にいる弱虫鬼、泣き虫鬼、いじわる鬼も追い出せたと思う」と話していました。 -
おしごと相談会2025
長野県は、合同企業説明会、おしごと相談会2025を伊那市のいなっせで3日開きました。
この相談会には、製造や運輸、販売業など上伊那の19社がブースを出展しました。
会場には子育て中の人からシニアまでおよそ20人が訪れ、企業の担当者から話を聞きました。
この相談会は、県内で働きたいという人を支援しようと県の「地域就労支援センター・Jobサポ」が開いたものです。
企業ブース会場の外には、jobサポが力を入れている支援、県内の運輸業界の個別説明コーナーや履歴書の添削をしてもらえるコーナーもありました。
jobサポでは「相談者に合ったサポートをしながら、働き方の選択肢を広げてもらいたい」と話していました。
おしごと相談会2025は、伊那地域を含め、諏訪市や松本市など県内7か所で開かれています。 -
立春3月中旬の気温 あしたからは冬型の気圧配置
立春の3日、伊那地域の最高気温は3月中旬並みの10.7度まであがりました。
伊那市ますみヶ丘では、フキノトウが顔を出していました。
3日の伊那地域の最低気温は0.6度、日中の最高気温は10.7度でした。
しかし、4日からは強い冬型の気圧配置となります。
長野地方気象台によりますと、県南部はこの先1週間、最高気温は2度~5度、最低気温は4日は冷え込み、5日からは-5度から-9度で推移するとみています。 -
上農生が課題研究の成果を発表
上伊那農業高校の生徒や青年農業者が、農業の取り組みや意見を発表する「未来を担う上伊那農業フォーラム」が伊那市の伊那合同庁舎でこのほど開かれました。
上伊那農業高校の3年生は、野菜や果樹の栽培技術や加工品づくりについての課題研究の成果を発表しました。
また、去年3月に農業人材育成でネパールに派遣された生徒は研修の様子を報告しました。
派遣された生徒は「ネパールでは自然や家畜を大事にする農業を行っていた。グローバルな視点をもって、これからの学習や進路にいかしていきたい」と話していました。
ほかに、青年農業者2人が取り組みを発表しました。
フォーラムは、上伊那農業農村支援センターと上伊那農業高校が開いたもので会場にはおよそ80人が訪れました。
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VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの2日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、ホームで、東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント3対2で勝ちました。
次は8日に、アウェイで大阪ブルテオンと対戦します。
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みはらしファーム 豆まきで鬼退治
伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、恒例の豆まきが2日に行われ、家族連れなどで賑わいました。
豆まきは、とれたて市場前の駐車場で行われ、スタッフが扮したゴジラや鬼が登場しました。
訪れた人たちは、合図にあわせて一斉に豆をぶつけて鬼を退治していきました。
みはらしファームでは節分の伝統を後世に残すため、毎年豆まきイベントを開催しています。
続いて行われた福まきでは、菓子と一緒に、みはらしの湯の利用券やドライいちごなどと交換できる当たり券がまかれ、訪れた人たちは手を伸ばしてつかんでいました。
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恩徳寺で厄除け 節分会
今年の節分は2月2日です。
南箕輪村沢尻の恩徳寺では厄除けや家内安全などを願う節分会が行われました。
本堂で火を焚いて行われる大護摩祈祷は、午前6時から午後5時の間に7回行われ、このうち午前10時半の祈祷には、およそ100人が訪れました。
雑念を焼きつくし願いを叶えてくれるとされる炎に僧侶が御札や参拝者のバッグなどをかざしていきました。
なかには、子どもを抱えて炎にかざす姿も見られました。
豆まきは感染症対策のため行われませんでした。
炎にかざし願いが込められた御札は、求めた人に手渡されていました。
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伊那北高校野球部と伊那スターズが交流会
伊那市の伊那北高校野球部と地元の少年野球チーム、伊那スターズの野球交流会が2日、開かれました。
2日は雪が舞う中、伊那北高校のグラウンドで選手24人が伊那スターズの児童28人に技術指導をしました。
最初に、鬼ごっこをして楽しみながら、体を温めました。
その後は高校生と小学生がペアを組みキャッチボールをしました。
キャッチボールが終わると、ポジションごとに分かれて練習をしました。
練習メニューは高校生が計画したということです。
バッティング練習では、バットを強く振るコツを児童に伝えていました。
交流会は、子どもたちに競技継続のきっかけにしてもらおうと、3年前から開かれています。 -
上伊那子ども科学工作教室
上伊那地域の製造業などが主催する科学工作教室が1日に開かれ、子どもたちが歩行ロボットづくりに挑戦しました。
1日は、伊那市防災コミュニティセンターで科学工作教室が開かれ、上伊那の小学4年生から6年生80人が参加しました。
作ったのは、赤外線センサーで障害物を感知して動く歩行ロボットです。
駒ケ根工業高校の生徒が子どもたちの組み立てを手伝いました。
科学工作教室は、上伊那の製造業などの企業13社でつくる上伊那子ども科学工作教室実行委員会が開いたものです。
子どもに科学に興味を持ってもらい、ものづくりの楽しさを体験してもらおうと開かれ、今回で24回目です。
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富県桜井の伝統行事「なーめーだ」
伊那市富県桜井の各戸を数珠を回して無病息災を願う伝統行事「なーめーだ」が1日、4年ぶりに行われました。
10メートルほどの数珠を持った園児と小学生15人が地域の家を訪ね、数珠を回して無病息災を願いました。
各家庭では玄関の外に出てその様子を見守りました。
数珠は、江戸時代に疫病が広がった際に立ち寄った僧侶が住民に与え勇気づけたのが始まりとされ、明治の初めころから子どもの行事として受け継がれています。
唱える念仏「なーめーだ」は南無阿弥陀仏が転じたものだと言われています。
もともとは、地域の男子小学生が行っていた行事ですが、人数が減ってきたこともあり、今は園児も一緒に行っているということです。
1日は桜井区にある77戸を歩いて回りました。
「なーめーだ」は、新型コロナの影響で中止していましたが、4年ぶりに行われました。
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VC長野トライデンツ試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの1日の試合結果です。
VC長野トライデンツは1日、ホームで、東京グレートベアーズと対戦し、セットカウント1対3で敗れました。
2日も、ホームで東京グレートベアーズと対戦します。
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上伊那岳風会伊那地区の初吟会
長野県上伊那岳風会伊那地区の初吟会が、1日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
初吟会では、来賓を含め伊那地区の12教室に通う生徒およそ60人が吟を披露しました。
伊那地区初吟会は、日ごろ鍛えた吟を披露しようと、毎年この時期に開かれています。
1日は、教室ごと順番にステージにあがり、自慢の喉を披露していました。
下平岳渓会長は、「高齢化やコロナ禍で吟友の数が全国的に大幅に減少しているが、岳風流の吟道の道を絶やすことなく、決起して今年1年吟を楽しんでいきたい」と話していました。
初吟会では、全員で吟じる大合吟が行われました。 -
上の原 歩道設置求める同盟会設立
伊那市上の原の市道上の原幹線道路に歩道の設置を求める期成同盟会が昨夜上の原公民館で発足しました。
昨夜の上の原幹線歩道設置促進期成同盟会では関係地区の区長や小中学校のPTA会長、地元企業などおよそ30人が出席しました。
会では役員の選任が行われ、会長に上の原区長の仲田穂積さんが選ばれました。
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箕輪町 子どもが主役の学校づくり
箕輪町の小中学校6校は、長野県教育委員会の子どもが自ら学び方を選択し、自己実現できる取り組みを始める実践校に選ばれ、来年度から取り組みが始まります。
31日に、町文化センターで総合教育会議が開かれ、来年度の取り組みについて報告がありました。
箕輪町の小中学校6校は、去年、県教育委員会の「ウェルビーイング実践校TOCO―TON」に選ばれ、来年度から3年間モデル校として子どもが主役の学校づくりに取り組みます。
令和7年度の実施計画として、県内の保育園で行われている自然体験学習のやまほいくを小学校低学年に導入します。
また各校に、地域の人と子どもが交流し、地域活動を行う「ふるさとルーム」を設置するとということです。
令和7年度から可能な範囲で取り組み始め、2026年度から本格実施していくとしています。
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伊那市 国保の一部補助廃止を諮問
伊那市国民健康保険運営協議会が31日に開かれ、来年度、補助金交付要綱を一部改正し、これまで市が行っていた、自己負担額の2分の1補助を廃止とする案を諮問しました。
協議会では、伊藤徹副市長が協議会の小林眞由美会長に来年度のがん検診など9項目について「自己負担額の2分の1の補助を廃止する」とする案を諮問しました。
伊那市では、現在がん検診などを受診した国保加入者に対し、自己負担額の2分の1を補助しています。
市では、補助金の廃止による急激な負担増を避けるよう自己負担割合を引き下げることにより、自己負担額は検診内容によって100円から1,200円の増加に抑えます。
県内19市で伊那市以外に補助を実施している自治体はなく、上伊那では箕輪町と辰野町のみです。
見直しは、令和8年度実施分から行うとしています。
きょうはほかに、基礎課税額、後期高齢者支援金課税額、介護納付金課税額の国保税率について、いずれも現行通りに据え置くとする案を諮問しました。
答申は、2月3日に行われる予定です。
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西箕輪上戸で英語学ぶ
伊那市西箕輪上戸の小中学生が25日、地元住民から英語を学ぶ教室が、上戸集落センターで開かれました。
この日は、上戸区の小中学生とその保護者およそ20人が参加しました。
講師は大阪府出身で、27年間外国で勤務し、2011年に伊那市に移住した男性が務めました。
この教室は上戸区が初めて開いたものです。
上戸区では「地元の人から英語を学び、これをきっかけに世界で活躍できる大人になってもらいたい」と話していました。
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ゆいま~る 入園準備品の製作
伊那市中央の障害福祉サービス多機能型事業所、伊那ゆいま~るでは、保育園の入園準備品の販売に向けて、着替え袋や絵本袋などの製作を行っています。
31日は、伊那ゆいま~るの利用者と支援員の4人が作業を行いました。
利用者は、ミシンで布を縫ったり、アイロンがけをしたりしていました。
ゆいま~るでは利用者の工賃アップにつなげようと5年ほど前から入園準備品の製作を行っています。
去年11月から準備を進めていて、すべて手作業のため一つの手さげ袋を作るのに3日ほどかかるということです。
伊那市の保育園の指定サイズに合わせて作られています。
絵本袋、着替え袋など4種類1セットで価格は、税込み6600円となっています。
恐竜や花などが入った柄は支援員が選んだもので、全て違うもになっています。
ハリや耐久性を持たせる接着芯を使用し、長持ちするよう工夫しています。
販売会は、来月19日の午前10時から午後1時まで伊那市役所の市民ホールで開かれます。
ゆいま~るの他、市内の障害者就労支援事業所で製作したおよそ30セットを販売する予定です。 -
春富中学校で金融授業
お金のトラブルや使い方について学ぶ授業が伊那市の春富中学校で31日に行われました。
この日は2年生およそ100人が話を聞きました。
講師は八十二銀行と長野銀行の行員7人が務めました。
授業ではお金のトラブルや使い方について学びました。
行員は「キャッシュレス決済では知らないうちにお金を使いすぎてしまうことがあるので注意してください。
また、必要なものかほしいものを見極めて賢く使いましょう」と話していました。
春富中学校では金融授業を今回初めて行ったということです。 -
去年12月の月間有効求人倍率
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は、前の月を0.07ポイント上回る1.28倍となりました。
去年12月の月間有効求人数は3,227人、月間有効求職者数は2,517人で、月間有効求人倍率は1.28倍となりました。
全国は1.25倍、県は1.29倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は去年12月末現在91.0%で、前の年の同じ時期と比べ1.5ポイント低くなっています。
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今年の業況 悪い49.4%
アルプス中央信用金庫が四半期に一度発表している「伊那谷・経済動向 中小企業景気レポート」の特別調査によりますと、自社の今年の業況について、悪い方向の見通しは合わせて49.4%でした。
レポートは、アルプス中央信用金庫が取引先185社に対し四半期に一度調査を行っているものです。
今年の自社の業況見通しについて、「良い」と答えた企業は10.6%で前年より4.8ポイント減り、悪いと答えた企業は49.4%で前年より9.2ポイント増え、業況感は落ち込んでいます。
自社の業況が上向く転換点については、今年中に良好感が出ると答えた企業は57.5%だった一方で、「業況改善の見通しは立たない」と答えた企業は27.5%でした。
去年10月から12月の業況は、良かったとする企業は14.5%、悪かったとする企業は39.0%で、業況判断指数はマイナス24.4と前期より3.1ポイントで悪化傾向が強まっています。 -
ドローンのプログラミングを体験
小学生がドローンの飛行プログラミングや操縦を体験する講座が20日南箕輪村の南部小学校で開かれました。
講座は長野県南信工科短期大学校の出前授業として開かれたものです。
6年2組の児童23人がドローンの上がる高さや飛行距離などを測定しタブレットを使って設定するプログラミングに挑戦しました。
指導にあたった南信工科短大の柳沢裕二准教授は、ドローンを思い通りに飛ばす設定方法について指導していました。
プログラミングが終わると児童たちは実際にドローンを飛ばしていました。
ドローンはプログラミング通り、障害物の手前で止まり上昇、その後設定した距離を飛びゴール地点に着陸しました。
南信工科短大では上伊那の小学校や公民館でプログラミングの出前講座を開いていて、その楽しさに触れる機会として活用してもらいたいとしています。
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モノづくり企業が資本業務提携
上伊那地域のモノづくりの企業同士が資本業務提携を結ぶM&A成約式が30日、箕輪町防災交流施設みのわBASEで行われました。
成約式には金属切削加工や美容機器製造を行う辰野町の有限会社双葉製作所の上原文明社長と金属加工を手掛ける箕輪町の株式会社バンブーの竹内一真社長のほか関係者8人が出席しました。
M&A成約により双葉製作所はバンブーに金属加工事業を譲渡します。
今後、双葉製作所は、ほかの事業を継続しバンブーは金属加工の事業拡大を図ります。
両社の仲介を担った東京都の株式会社日本M&Aセンターは、企業の合併や事業譲渡などM&Aの支援を行っていてその数は9,500件を超えているということです。
双葉製作所の上原社長は「これからも互いの力を出しながら事業を大きく伸ばしていきたい」
バンブーの竹内社長は「働きがいのある会社を目指したい」と話していました。
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18歳の無職の男を再逮捕
伊那警察署、諏訪警察署、大町警察署と県警組織犯罪対策課は29日午後2時4分に詐欺の疑いで住所不定、無職の18歳の男を再逮捕しました。
伊那警察署の発表によりますと男は氏名不詳者らと共謀し去年10月に諏訪郡内の80代の女性の携帯電話に電話をかけ、息子をかたり、至急現金を必要としているなどとうそを言い、その後、弁護士の関係者になりすまし、松本市の路上で女性から現金100万円をだまし取った疑いです。
伊那署では捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。男は今月8日に同様の手口で上伊那郡内の80代の女性から現金200万円をだまし取った疑いで逮捕されています。
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箕輪町図書館 スマホで本が借りられます
箕輪町図書館では、来月1日から、図書利用カードの代わりに、スマートフォンを使って本を借りることが出来るようになります。
スマートフォンに表示された利用者バーコードをカウンターで読み取ると、本を借りることが出来るようになります。
このバーコードは、箕輪町図書館の蔵書検索や予約を行うページにあるマイライブラリーに新たに導入されるサービスです。
図書利用カードの代わりに使うことが出来ます。
マイライブラリーへのログインには図書利用カードの利用者番号が必要で、カードを持っていない人は事前に図書館カウンターでカードの発行が必要です。
この機能は、町図書館だけでなく、町の移動図書館車でも使うことが出来ます。
上伊那8市町村の図書館で同様の機能が使えるのは、駒ケ根市、宮田村、飯島町で、箕輪町が4例目です。
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箕輪町議会 一般会計に3億9,400万円追加
箕輪町議会臨時会が30日に役場で開かれ、今年度一般会計に3億9,400万円を追加する補正予算案など2議案が提出され、可決・承認されました。
主な事業のうち、物価高騰対策として、住民税非課税世帯や、住民税均等割のみ課税世帯への給付金支給に合わせて8,580万円。
ほかに、原油、燃料価格高騰の影響を受ける、交通事業者や貨物自動車運送事業者などへの支援金給付に合わせて610万円となっています。
また、ゼロカーボン推進事業で、町内小学校や公共施設への太陽光・蓄電池の設置工事費などに、合わせて2億3,400万円となっています。
なお、ゼロカーボン推進事業は、国の制度を活用し財政の負担軽減を図るため、来年度の当初予算を前倒ししたものです。
これにより最終的な町の負担額はおよそ7,100万円となります。
この日提出された、これら補正予算案を含む2議案は、全会一致で可決・承認されました。
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伊那市協働のまちづくり交付金 事業活動報告会
伊那市の協働のまちづくり交付金を活用して実施した事業の今年度の活動報告会が28日、市役所で開かれました。
28日は、今年度採択された31事業の中から、特色のある活動を行った4つの団体が発表しました。
このうち、西箕輪上戸区は、遊休農地で生産した農作物を通して区民同士が交流し、区民に還元する仕組みを実践しました。
参加した住民からは「顔見知りになれるいい機会になった」などの声があったということです。
ほかに、長谷の農ある暮らしの魅力や価値を伝える活動を行う「はせ農エン隊」は、地元産の米をポン菓子にしてイベントで子どもたちに食べてもらう企画をしました。
農業をエンターテイメント化し、活性化につなげたいとしています。
伊那市の協働のまちづくり交付金は、課題解決や地域振興のために行う実践的な活動を支援する制度です。
今年度は31事業が採択されました。
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土佐千乃さん フェンシングW杯の結果報告
箕輪町大出の団体職員、土佐千乃さんは、1月10日から香港で行われた、ワールドカップ、フェンシングシニア女子フルーレの個人競技に出場しました。
30日は、土佐さんが役場を訪れ、白鳥政徳町長に大会の結果を報告しました。
現在23歳の土佐さんは、1月10日から香港で行われたフェンシングシニア女子フルーレのワールドカップ個人競技に出場しました。
決勝トーナメントの初戦、東京・パリオリンピック2連覇の選手に敗れ、結果は190人中63位でした。
2028年の長野県での国民スポーツ大会に向け、県内選手の競技力の強化を図るため去年4月から県のスポーツ専門員として活動しています。
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高遠城址公園 開花予想4月3日
民間気象情報会社ウェザーニューズは、今年2回目の桜の開花予想を29日に発表しました。
高遠城址公園は、4月3日となっていて、前回の発表よりも1日早くなっています。
なお、去年は、4月5日に開花、11日に満開となっています。
第3回の開花予想は2月中旬に発表予定です。 -
山の遊び舎はらぺこ 写真展
伊那市手良の認定こども園NPO法人山の遊び舎はらぺこの写真展が29日から伊那図書館で始まりました。
会場には去年の春から秋にかけて、園児が自然の中で活動している写真およそ60点が展示されています。
写真は縦47センチ横60センチの布に印刷されています。
展示されている写真は、全て小林成親園長が撮影したということです。
はらぺこは、今年開園20周年を迎えます。
開園当初、森の中で写真展を開いたときに、濡れても良いように布に印刷したことがきっかけで、現在も同じスタイルを続けているということです。
はらぺこは、自然の中での遊びを大切にしていて、現在およそ30人の子どもたちが通っています。
はらぺこでは、「子どもたちが自然の中で見せる姿や表情を見てもらいたい」と話していました。
写真展は来月7日(金)まで伊那図書館で開かれています。
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箕輪町 増澤さんが自宅で寒茶づくり
箕輪町大出の増澤武雄さんは、自宅の畑の茶の木の葉を使った寒茶づくりを毎年この時期に行っています。
増澤武雄さん87歳です。
29日は、自宅の畑の茶の木から葉を摘んでいました。
茶の木は畑の周りに21年前に植えたもので、およそ30メートルの垣根になっています。
増澤さんは大寒の時期になると毎年、冬の寒さで糖分をためた葉を使い、寒茶づくりを行っています。
増澤さんは、箕輪町大出出身で、大学卒業後に静岡県の職員として茶の試験場で勤務した後、20年ほど前に大出に戻ってきたということです。
増澤さんは、電子レンジで乾燥させた葉を200度に熱したホットプレートを使い、焦げないように手で揉みながら20分間炒っていきました。
こうすることで、糖分が分解し甘くなり、香りが良くなるということです。
出来上がった茶葉に熱湯を注ぎ味わっていました。
増澤さんは出来上がった茶葉は、自宅で飲むほか近所や知人におすそ分けしているということです。
増澤さんは、この時期に茶葉を1キロほど作り、3か月ほど楽しむということです。