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UTパレット 慶応生と交流
慶應義塾大学の大学生と地元の小学生から高校生が交流するイベントが、JR木ノ下駅前にあるUTパレットで12日に開かれました。
慶應義塾大学の教育学ゼミの学生4人と、上伊那の小学生から高校生およそ30人がカードを使って交流しました。
遊んだのは、大学生が自作したオリジナルのカ―ドです。
カードには喜びや家族、プライバシーなどの異なる90の単語が書かれています。
自分の大切にしたいこと、価値観にあう5枚を手札として残します。
参加者は山札から引いたり、ほかの人が捨てたものから選んでいました。
最後に、なぜそのカードを選んだのかを発表していました。
この交流イベントは、UTプロジェクトのメンバーが慶應義塾大学に進学したことが縁で開かれました。
主催したこどものみらい舎では「いろいろな人の価値観を知り、あらたな発見をしてもらえたらうれしい」と話していました。
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高校生が伊那バスで業務体験
県が主催する「高校生デジタルインターンシップ」の一環で、高校生が伊那市の伊那バスで業務体験を行いました。
11日、伊那バス株式会社には、希望のあった伊那西高校から2年生5人が訪れ、伊那バスの業務を体験しました。
生徒たちは、社員の指導のもと、まずバスのタイヤの点検作業を行いました。
次に、車内の清掃を行いました。
清掃後は、バスの運転席に座ったり、貸し切りバスと高速バスの車内の違いなどを見学しました。
今回の業務体験は、県が主催する高校生デジタルインターンシップの一環として、高校生に地元企業を知ってもらう目的で実施されました。
上伊那地域では他に、伊那市の伸和コントロールズのアルプス伊那工場、箕輪町のキョウデンで業務体験が行われました。 -
デフサッカー原田さん アジア大会優勝報告
聴覚障がい者によるサッカー、デフサッカーの日本代表で、伊那市山寺出身の原田優哉さんは、
去年マレーシアで開かれたアジア大会での優勝を、13日に白鳥孝伊那市長に報告しました。
この日は、原田さんと母・恵子さんが市役所を訪れ、白鳥市長に大会優勝を報告しました。
原田さんは、伊那市山寺出身で、現在東京国際大学の3年生、生まれつき耳が聞こえない、先天性の感音性難聴です。
聴覚障がい者(ろう者)は、英語でデフと表し、聴覚障がい者によるサッカーは、デフサッカーと呼ばれています。
原田さんは、普段は、口の動きを読み取る口話で会話をしますが、競技中は、補聴器を外すことが義務付けられているため、手話でコミュニケーションを取るということです。
原田さんが出場したアジア太平洋ろう者競技大会のサッカー競技は、去年11月から12月にかけてマレーシアで開かれ、7か国が出場しました。
日本は、決勝でイランに3対1で勝利し、優勝を果たしました。
原田さんは、今回、日本代表初選出となり、ミッドフィールダ―・フォワードとして、準決勝、決勝でピッチに立ちました。
小学1年生の時にサッカーを始め、中学・高校は学校のサッカー部に所属していた原田さんは、大学に入り本格的にデフサッカーを始めました。
原田さんは、今年11月に開かれる国際的な大会、「デフリンピック」での代表選出を目指すということです。
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伊那地域最高気温18.4度 暖かい1日に
13日の伊那地域の最高気温は、午後3時に18.1度と、4月中旬並みとなりました。
伊那市の春日公園では、小学生や親子連れで賑わっていました。
公園では、半袖で遊ぶ子どもの姿も見られました。
伊那地域の最高気温は、午後3時に18.1度と、4月中旬並みとなりました。
公園を訪れた人は。
長野地方気象台によりますと、14日までは晴れて暖かいということですが、15日(土)から下り坂となり、16日(日)以降は最高気温が10度を下回る日が続くと予想しています。
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林業関係功労者を表彰
上伊那の林業の発展に功績を残した人を表彰する「もりもり上伊那山の感謝祭」が20日伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
山の感謝祭では林業関係功労者として飯島町の林務委員が表彰されました。
「もりもり上伊那山の感謝祭」は上伊那地域振興局などが開いたもので布山澄局長は「森林は防災減災の機能があるほか地球温暖化防止の役割を果たしている。持続可能な社会の礎となっている森の恵みを次の世代に引き継いでいかなければならない」と話していました。
山の感謝祭には林業関係者など約50人が集まり森林の活用について理解を深めていました。
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高遠城址公園 4月4日開花予想
民間気象情報会社のウェザーニューズは、伊那市高遠町の高遠城址公園の桜の開花予想を12日に発表しました。
開花は4月4日、満開は4月10日と予想しています。
第6回目の発表では、高遠城址公園は前回の発表と同じく開花は4月4日、満開は10日となっています。
7回目の発表は19日を予定しています。
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子育て応援 伊那チャレ面接会
就職を希望する子育て中の保護者が企業担当者から話を聞く「伊那チャレ面接会」が、伊那市富県の仕事と子育ての両立支援施設ママandで2月12日に開かれました。
2月12日は、伊那市内に事業所がある企業など6社から子育て中の保護者およそ20人が話を聞きました。
面接会は、就職を希望する子育て中の保護者が子育てをしながら働ける職場環境に取り組む企業から話を聞く機会をつくろうと、ハローワーク伊那と伊那市が共催で行っています。
話を聞いて興味を持った企業があった場合には、後日応募してもらい面談を行うとしています。
ハローワーク伊那では「入園・入学時期は就職を希望する保護者が増える。今後も子育て中の保護者のサポートを行っていきたい」と話していました。
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伊那まつり 8月2日の一日開催に
伊那市の今年の伊那まつりは、8月2日(土)の1日開催で行われることが、11日に決まりました。
伊那まつり実行委員会が伊那市役所で開かれ、第68回伊那まつりが8月2日(土)の1日開催となることが決まりました。
テーマは「笑顔で躍進」、キャッチフレーズは楽しむENJOY、参加するJOIN、伊那INAの3つからなる造語の「エンジョイナ!!」です。
全体の詳細スケジュールについては、今後伊那まつり実行委員会や各専門委員会で検討していくとしています。
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伊那市 新たな合葬式墓地建設へ
伊那市の白鳥孝市長は、ニーズが高まっている合葬式墓地について2027年度に新たな墓地を建設したい考えをきょう示しました。
12日市役所で開かれた伊那市議会一般質問で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
伊那市は、2017年にますみケ丘の伊那市営霊園内に合葬式墓地を建設しました。
墓地には400体の受け入れが可能ですが、現在156体を受け入れていて、生前の申込み・許可を含めると364体と9割以上の利用が見込まれています。
身寄りのない高齢者の増加や墓じまいをするケースもあることから、白鳥市長は「合葬式墓地のニーズは高まっている。
新たな墓地について2026年度に実施設計を行い2027年度に建設をしたい」との見通しを示しました。
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コロナ週報 上伊那97人確認
12日発表の新型コロナウイルス感染症の3月3日から9日の週報です。
上伊那は97人、全県は569人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり6.47人で減少しています。
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南信工科短大 46人が卒業
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校の今年度の卒業式が今日行われ、専門課程と短期課程、合わせて46人が卒業しました。
式では武田三男校長から、専門課程の学生には卒業証書が、短期過程の学生には修了証書が手渡されました。
今年度卒業を迎えたのは、専門課程の機械システム学科19人、電気システム学科18人、短期課程の機械科9人です。
武田校長は、「南信工科短大で学んだことは、間違いなく未来に生きる財産です。これらを活かし、地域のものづくりの中核として活躍してほしい。」と式辞を述べました。
卒業生を代表して電気システム学科の伊藤晴希さんは「それぞれの道で、南信工科短大の卒業生として活躍することを誓います。」と挨拶しました。
専門課程の卒業生のうち、企業研修生を除いた32人の就職先が内定していて、上伊那には17人が就職します。
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南信工科短大と飯田短大 「噛む」啓発教材を開発
南箕輪村の長野県南信工科短期大学校と、飯田市の飯田短期大学は、共同研究で、子ども向けに噛むことの大切さを伝える教材「かみかみ大使カミン」の試作機を製作しました。
11日は南信工科短大で記者会見が開かれ、飯田短大生活科学学科の安富和子特任教授と、南信工科短大電気システム学科講師の南澤壮和さんが教材の説明をしました。
このキャラクター「かみかみ大使カミン」は、飯田短大公認のゆるキャラで、噛むことの大切さを呼びかけています。
安富特認教授は、小中学校の養護教諭をしていた経験から、子どもたちの噛む力が弱まっているのではないかと感じ、噛む力を育てるための研究に取り組んでいます。
子どもの意識づけにつなげられる装置ができないかと考え、南信工科短大の公開講座に参加したことが縁で、去年11月から共同開発を開始しました。
安富さんのアイデアをもとに南信工科短大の南澤さんが製作しました。
高さ20センチで、スピーカーの上にカミンの人形が載っています。
子どもたちに意識を向けてもらうため、ベルをつけました。
今後保育園・小学校で使用してもらい、商品化も視野に改善を進めていくということです。
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伊那市学校サポートチーム 来年度設置へ
伊那市教育委員会は、学校だけでは解決が難しい、不登校やいじめなどの問題に対応するため、外部の有識者で作る「学校サポートチーム」を来年度設置する方針です。
これは、11日伊那市役所で開かれた市議会一般質問で福與雅寿教育長が議員の質問に答えたものです。
伊那市学校サポートチームは、弁護士や医師、臨床心理士、スクールサポーターなどの有識者10人以内で構成します。
サポートチームは、生徒指導で対応が難しいケースが発生した場合に助言を行います。
問題の背景にいじめが疑われる場合は、チームの委員を学校に派遣し調査の支援を行います。
伊那市教育委員会では「専門的な立場からの助言を頂き、適正な指導と子どもの健全育成につなげていきたい」としています。
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南箕輪中学校3年生 まっくんカレンダーをデザイン
南箕輪中学校の3年生が総合学習の時間に考案した、南箕輪村のマスコットキャラクターまっくんのカレンダーが完成し、このほど中学校に送られました。
南箕輪中学校に村の職員が訪れ、カレンダー案を提案した班の生徒3人に、まっくんの卓上カレンダーを手渡しました。
今回中学校に送られたカレンダーは50部です。
カレンダーは4月はじまりで、まっくんが各月の行事を楽しむイラストが描かれています。
南箕輪中学校では総合学習の時間に村のPR方法を考える授業を行っていて、村に提案し、実現しやすさからカレンダーが採用されました。
南箕輪中学校3年の雨宮新那さんが描いたイラストを基に、村内のイラストレーターが仕上げました。
カレンダーは500部制作され、村政150周年イベントでおよそ300部が配布されました。
今後は村の広報イベントや移住促進会などでも配布されるということです。
デザインした雨宮さんは「カレンダーはいつも身近にあるものなので、まっくんを身近に感じてもらいたいです。」と話していました。
送られたカレンダーは、南箕輪中学校で活用するということです。
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東日本大震災から14年
東日本大震災から11日で14年を迎えました。
伊那地域でも地震発生時刻の午後2時46分にサイレンが鳴らされ、犠牲者の冥福を祈りました。
震災直後の2011年4月に福島県伊達市から伊那市に自主避難してきた、果樹農家の佐藤浩信さんです。
福島に向かって手を合わせました。
伊那市での再起をかけて果樹栽培を始め、現在は西箕輪の約3.5ヘクタールの農地で、りんごやもも、ぶどうを栽培しています。
この日はぶどうの木のせん定作業を行っていました。
当時佐藤さんが農業を営んでいた福島県伊達市も震度6強に見舞われ、福島第一原発事故もあり、伊那市に自主避難しました。
佐藤さんはいまでも月に1、2回妻と長男がいる福島に帰り果樹の手入れをしています。
東日本大震災から14年。
いまなお続く原発の風評被害に立ち向かいながら、果樹農家として奮闘しています。
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伊那市地域おこし協力隊 活動報告会
それぞれの得意分野を活かして、地域づくり活動に取り組んでいる伊那市地域おこし協力隊の活動報告会が、このほど伊那市役所で開かれました。
伊那市では今年度、19人が地域おこし協力隊として活動しています。
今回の活動報告会では、隊員が観光、文化教育、農林、地域創造の4つのグループに分かれ、1年間の活動報告、来年度の計画、隊員期間終了後の展望などを発表しました。
各グループの発表後には、白鳥孝伊那市長から活動内容について講評が行われました。
自転車の活用事業などに取り組み、今年度で任期が終わりとなる石井基裕さんは、「起業した会社で千代田湖キャンプ場の活性化を目指していきたい」とこれからの抱負を話しました。
伊那市地域おこし協力隊は受け入れが始まった2014年からこれまでに29人が活動を終えていて、今年度末で新たに7人が任期を終えるということです。
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県内一斉 高校入試後期選抜試験
県内の公立高校で11日、一斉に高校入試後期選抜試験が行われました。
伊那市の伊那弥生ケ丘高校では、朝8時頃から傘をさした受験生が試験会場に向かっていました。
伊那弥生ケ丘高校には、普通科200人の募集に対し204人が志願していて、倍率は1.02倍となっています。
長野県全体では、8,447人、上伊那8校では795人が志願をしています。
県教育委員会によりますと、午後4時現在、上伊那の高校からトラブルの報告は入っていないということです。
辰野・高遠・箕輪進修・赤穂定時制では、12日に面接試験が行われます。
後期選抜試験の合格発表は21日となっています。
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箕輪中職業体験わくワークみのわ
箕輪町キャリア教育推進協議会は箕輪中学校1年生を対象にした職業体験学習「わくワークみのわ」を11日に、箕輪中学校と社会体育館で行いました。
会場には町内の企業や施設を中心に25ブースが設けられ、1年生およそ240人がそれぞれ4つずつ選んだ職業を体験しました。
町郷土博物館のブースでは本物の土器の接合体験が行われました。
消防のブースでは防火衣服の着用体験が行われました。
また、伊那ケーブルテレビのブースではアナウンサーやカメラマンの体験が行われました。
「わくワークみのわ」は箕輪町キャリア教育推進協議会が開いたもので、今年度で5年目です。
箕輪中学校では「地域で活躍している大人を見てもらうことで、自分の将来を考える材料にしてもらいたい」と話していました。 -
箕輪西小5年 アマゴの稚魚放流
箕輪町の箕輪西小学校5年生は、自分たちで育てたアマゴの稚魚を深沢川に放流しました。
箕輪西小学校の5年生13人は、深沢川の上流に集まり、アマゴの稚魚を放流していました。
天竜川漁業協同組合の組合員からバケツに分けてもらったアマゴの稚魚を、声をかけながら放流していました。
放流したのは、天竜川漁業協同組合が、箕輪西小学校に譲った卵から児童たちが孵化させたものです。
およそ300粒の卵からふ化させ、児童たちが餌を与えて4か月飼育し2、3センチに成長させました。
児童たちは飼育日誌をつけるなど、アマゴを可愛がってきたということです。
アマゴは3年後にはおよそ20センチから30センチにまで成長するということです。
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伊那弥生ケ丘高校同窓会 制服のリユースを呼び掛け
伊那市の伊那弥生ケ丘高校同窓会は、今年度の卒業生や同窓会員を対象に、不要になった制服の提供を呼び掛けています。
同窓会では、10日から19日までを制服の集中受け入れ期間としていて、伊那弥生ケ丘高校の敷地内にある同窓会記念館で受け入れをしています。
集めているのは、男女の制服上下と、弥生指定のカーディガンにベスト、Yシャツです。
同窓会では、資源の有効活用と子育て支援などを目的にリユース事業に取り組んでいて、今年で4年目です。
卒業生の保護者からの要望を受け、今年度から新たにジャージの受け入れも始めました。
同窓会事務局の田中真奈美さんです。
受け入れ集中期間は、19日水曜日までですが、以降も随時受け入れるということです。
時間は、午前9時~午後3時で、クリーニングや洗濯は不要です。
なお譲渡会は、合格発表翌日の22日土曜日からの4日間と同窓会記念館で開かれます。 -
南箕輪村長選挙 藤城氏後援会が事務所開き
任期満了に伴う南箕輪村長選挙に出馬を表明している現職の藤城栄文さんの後援会は、地元南原で事務所開きを10日に行いました。
事務所開きには、支持者およそ60人が集まりました。
現職1期目の藤城さんは、「新型コロナや松枯れ、物価高騰など深刻な問題への対応に追われたが、まじめに汗をかいて努力してきた」とこれまでの4年間を振り返り、2期目の決意については次の様に話しました。
「1期目で得た知識や経験をしっかりと活かし、村政を前へ前へと過激にならずじっくりと進めていきたい。まだ45歳、首長としては若いほう、同時にまだまだ未熟であるという点を自分自身理解しているので、それぞれの分野でみなさんの力を借りて、この村が良くなるよう努力を重ねていきたい。引き続きのご支援、ご協力をお願いします」と話していました。
村長選には他に、これまでに出馬を表明している人はいません。
南箕輪村長選挙は、来月8日告示、13日投開票です。 -
いな住まいる「人口流出抑制」
伊那市の白鳥孝市長は住宅を新築したり宅地を分譲した場合に補助が出る、伊那市のいな住まいる補助金の事業について、人口流出の抑制につながっているとの見方を10日示しました。
これは10日市役所で開かれた伊那市議会一般質問で白鳥市長が議員の質問に答えたものです。
いな住まいる補助金の事業は45歳以下などの要件を満たした人が対象で最大150万円の補助が出ます。
事業は令和5年度から7年度までの3年間でこれまでに237世帯が利用したということです。
このうち172世帯が市内での転居、47世帯が上伊那郡内での転居、18世帯が上伊那以外の県内や県外からの転居となっていて白鳥市長は人口流出を抑制するとともに移住促進にもつながっているとしています。
また市内の業者で新築を建てたのは183世帯で補助額が50万円加算されます。
宅地の分譲は140件に上るということで、これまでの補助額は新築建築が2億6,600万円、宅地分譲が4,200万円となっています。
長野県の経済波及効果分析ツールによる試算ではこの事業による経済効果は41億円だということです。
この事業は令和7年度までで、白鳥市長は令和8年度以降も事業継続を前向きに検討していきたいとしています。
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国際女性デーに合わせ女性の生き方を共有 たにあいくらぶ開催
3月8日の国際女性デーに合わせ、女性の生き方などを共有するイベント「たにあいくらぶ」が8日に、伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設inadaniseesで開かれました。
イベントでは、国際女性デーのシンボルとしてミモザの花が親しまれていることから、ミモザを使ったリースづくりが行われました。
生花店に勤めていた経験がある渡辺香里さんが講師をつとめました。
木のツルでできたリースのベースに、ミモザを取り付けていきます。
リースづくりには、伊那市を中心に8人が参加し、1時間ほどで完成しました。
イベントを企画したのは、伊那市集落支援員の政金僚子さんです。
市が行ったまちづくりに関するイベントに女性の参加が少なかったことから、意見交換の場にしようと企画したものです。
イベントでは他に、自由に語り合えるフリースペースが設けられた他、80代の女性から伊那市に移住し専業主婦として生活してきたこれまでについて話を聞く講演会が開かれました。 -
げんきあっぷクラブ VC長野応援グッズ製作
南箕輪村の介護予防教室、げんきあっぷクラブのメンバーは2月27日、VC長野トライデンツの試合観戦で使うグッズの製作を行いました。
この日は大泉地区のげんきあっぷクラブのメンバー18人が参加しました。
VC長野の難波宏治選手と山田航旗選手も参加し、グッズ作りを手伝いました。
げんきあっぷクラブのメンバーは、3月15日と16日の2日間、村が企画した応援ツアーに参加します。
試合の応援で使う、ポンポンとハリセンを作りました。
作り終わると、応援練習を行いました。
応援ツアーには、2日間で各地区のげんきあっぷクラブのメンバー27人が参加するということです。
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1月有効求人倍率 1.25倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント下回る1.25倍となりました。
1月の月間有効求人数は3,258人、月間有効求職者数は2,602人で、月間有効求人倍率は1.25倍となりました。
全国は1.26倍、県は1.28倍となっています。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、新規高校卒業者の就職内定率は1月末現在91.6%で、前の年の同じ時期と比べ1.5ポイント低くなっています。
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上農生が林業に触れる体験学習
上伊那地域振興局は、林業について理解を深めてもらおうと南箕輪村の上伊那農業高校の生徒を対象に体験学習を2月17日に校内で開きました。
この日は、コミュニティデザイン科里山コースの2年生およそ20人が体験学習をしました。
伊那市西春近にある平澤林産有限会社が木を伐採し一定の長さに切り分ける高性能林業機械、ハーベスタを操作しました。
木曽町にある長野県林業大学校の学生が学生生活や行事について紹介したほか、長野県林業労働財団が林業の現状や働き方について講演しました。
この学習は、林業の仕事が進路選択の一つになるように、毎年2年生を対象に上伊那地域振興局が開いています。
去年の10月には、チェーンソーを使った木の伐採実習を行い、体験学習は、今年度2回目ということです。 -
脱原発へ 上伊那アクション
東日本大震災から間もなく14年となります。
脱原発活動などを行っている上伊那の団体でつくる実行委員会は「フクシマを忘れない3.9上伊那アクション」を伊那市の伊那公民館で9日に開きました。
会場には、およそ100人が集まりました。
会では、福島県郡山市在住の黒田節子さんによる講演会が開かれました。
黒田さんは原発処理水放出を受け、首都圏や各地で福島県の現状を伝える講演会を開いています。
福島第一原発事故以来、増加している甲状腺がんと放射性物質の因果関係を明らかにしないとして、若者が日本政府に対し裁判を起こしていることなどを話しました。
伊那市を中心に合唱愛好者でつくる、うたごえサークルざざむしが歌を披露しました。
この会は、脱原発活動などを行っている上伊那のおよそ35の団体でつくる実行委員会が開いたものです。
実行委員会では、「原発問題は福島県だけの問題ではなく国の問題ということを理解してほしい。無関心にはならないでほしい。」と話しました。
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自衛隊 上伊那から9人が入隊
上伊那地域の自衛隊入隊・入校予定者の激励会が伊那市のニシザワいなっせホールで9日に開かれました。
今年度上伊那からは10人入隊・入校を予定しています。
伊那市から4人。箕輪町から2人。南箕輪村から1人などとなっています。
激励会は上伊那郡市自衛隊協力会連合会が開いたもので入隊予定者の家族などおよそ60人が参加しました。
宮下昭生会長は「日々の厳しい訓練や規律のなかで、精神力・体力を鍛え上げ頼もしい自衛官になることを期待しています」と激励しました。
他に伊那弥生ケ丘高校の器楽部が演奏でこれからの活躍を祈りました。
入隊・入校予定者を代表して伊那市の伊藤嶺翼さんが「支えてくれた人に感謝して、立派な自衛官になりたいです」と決意を述べました。
入隊後は海上自衛隊、航空自衛隊、陸上自衛隊にそれぞれ配属されることになっています。 -
VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールSVリーグ男子、VC長野トライデンツの9日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェイで、広島サンダーズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次は、15日にホームでヴォレアス北海道と対戦します。
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芸術文化総合フェスティバル 9日まで開催
上伊那の芸術文化団体が集う長野県芸術文化総合フェスティバルが、9日まで、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
大ホールでは、大正琴と日本舞踊の3団体が練習の成果を披露しました。
このうち木村流大正琴伊那支部は、7曲を披露しました。
この催しは、長野、松本、伊那の3会場で開かれていているものです。
伊那文化会館では、6日から始まり、9日まで開かれています。
美術展示ホールでは、長野県水墨画協会南信支部の会員と役員の作品およそ50点が展示されています。
会員の作品の中から優秀賞10点が選出され、放送エリア内では南箕輪村の金井健さんの作品が選ばれました。
小ホールのホワイエでは、長野県華道教育会伊那支部による華道展が開かれています。
桜やチューリップなど、春の花を取り入れた8つの流派の作品が並んでいます。
フェスティバルは、9日まで伊那文化会館で開かれています。