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単独事故で運転の男性死亡
9日午前0時15分ころ伊那市日影の国道361号で単独事故があり運転していた伊那市の男性が死亡しました。
伊那警察署の発表によりますと死亡したのは伊那市美篶の無職、宮下正幸さん59歳です。
宮下さんは高遠方面から伊那市街地方面に軽自動車で運転中、道路左側に外れ民家に衝突したものです。
最初に映像手前のブルーシートをかけている家に衝突し次に数メートル離れた隣の家まで車は飛ばされました。
民家の住民にけがはありませんでした。
奥の家の住民が撮影した、事故の写真です。車が逆さまの状態になっている様子が分かります。
宮下さんは9日午前2時20分に搬送先の伊那市内の病院で死亡が確認されました。
伊那署では事故の原因について調べを進めています。
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新しい長谷総合支所を住民が見学
新しく完成した伊那市長谷総合支所の見学会が9日開かれました。
見学会には朝から地域住民が訪れていました。
建物の延床面積はおよそ690平方メートルの木造平屋建てで、ヒノキやカラマツなど地元産の木材が使われています。
地域住民が使える市民ホールのほか4つの課が入る事務スペースや会議室2部屋が設けられました。
屋根には太陽光発電設備が設置され一部電力を自家発電で賄うほか災害時に備え蓄電池も設置されています。
総事業費は約4億8千万円で有事の際には防災拠点としての役割も果たします。
新庁舎には南アルプス課、農林建設課、総務課、市民福祉課があり7月1日から業務が始まります。
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美術館でジャズの演奏
伊那市高遠町の信州高遠美術館で9日、市民バンドによるジャズの演奏が行われました。
演奏したのはジャズ愛好会でつくる「いなっせJAZZ Friends」のメンバー7人です。
会場となった信州高遠美術館には約30人が集まり演奏を楽しんでいました。
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南ア林道バス 北沢峠行き運行開始
伊那市長谷の南アルプス林道バス クイーンラインの北沢峠までの運行が予定より1週間早く、8日から始まりました。
午前5時半過ぎ、伊那市長谷の仙流荘内のチケット売り場では、北沢峠行きの林道バスに乗るため、多くの登山客がチケットを買い求めていました。
午前6時5分の始発には、6台のバスにあわせて155人が乗車しました。
仙流荘前の戸台パークから北沢峠のバス停まではおよそ1時間かかります。
今シーズンの南アルプス林道バス クイーンラインの北沢峠行きの運行開始は当初、15日を予定していましたが、雪解けが早かったことや、道の安全確認が取れたことから1週間早い8日に変更したということです。
途中の林道には、紫の花のムシトリスミレやピンクの花のコイワカガミが咲いていました。
クイーンラインは4月25日から歌宿まで運行していて、5月末までに1,458人が利用しているということです。
およそ1時間後、標高2,032メートルにある北沢峠のバス停に到着しました。
戸台パークから北沢峠までの運賃は1,150円で、バスの運行は、11月15日までを予定しています。
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箕輪町でクマの目撃相次ぐ
箕輪町でクマの目撃が相次いでいます。
町によりますと、8日午前6時半ごろ下古田の深沢橋北側でクマと思われる動物が県道を山に向かって横断する様子が目撃されました。
また、8日午後1時ごろ、ながた自然公園キャンプ場付近でもクマが目撃されています。
町内では先月31日からクマの目撃情報が4件あることから、箕輪町では田畑や家の近くでも鈴やラジオなど音の出るものを身に着け、クマに存在を知らせるよう呼び掛けています。
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長野県華道教育会伊那支部 華道展
長野県華道教育会伊那支部の華道展が伊那市のくぬぎの杜で8日と9日の2日間開かれています。
会場には10の流派の作品44点が展示されています。
展示会は上伊那地域の華道の指導者でつくる長野県華道教育会伊那支部が流派を超えて交流を深めようと2年に一度開いていて今回で17回目です。
新型コロナの影響で今回は6年ぶりの開催となりました。
テーマは「初夏の風につつまれて」で、鮮やかな緑色の葉や淡い色の花を使い爽やかな初夏を表現しています。
伊那支部では「流派によって異なる生け方を楽しんでもらい生け花を身近に感じてもらいたい」と話していました。
長野県華道教育会伊那支部による華道展は9日までくぬぎの杜で開かれています。
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しんわの丘ローズガーデン見ごろ
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンではおよそ270種類3000本のバラが見ごろを迎えています。
園内では、ピンクやオレンジ、赤などの鮮やかな花が咲いています。
株を覆うように花が付く春風。
花持ちも良くやわらかな香りが漂うアプリコットキャンディ。
しんわの丘ローズガーデンは、休耕田を利用し整備したバラ園で、
約10,000平方メートルの敷地に270種類のバラおよそ3,000株が植えられています。
7日は県内外から多くの人が訪れ、乗用カートにのって園内を周遊したり、花に顔を近づけて香りを楽しむ人の姿が見られました。
こちらは園内にあるドーム状の休憩所です。
濃いピンクで小ぶりの花を咲かせるアンジェラという品種に包まれていて人気のスポットにもなっています。
しんわの丘ローズガーデンでは22日までバラ祭りを開催していて、期間中は花を十分に楽しめるということです。
期間中は、バラの苗木の販売や様々なイベントが計画されています。
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伊那中野球部 北信越大会へ
全日本少年軟式野球大会の県大会で準優勝した伊那市の伊那中学校野球部は、今月末から長野市で開かれる北信越大会に出場します。
伊那中学校野球部は、3年生10人2年生1人1年生8人の、合わせて19人で活動しています。
このうちベンチ入りしているのは2,3年生11人です。
全日本少年軟式野球大会の伊那支部予選、南信予選を1位で通過し、先月下旬に御代田町で開かれた県大会に出場しました。
県大会は地区大会を勝ち上がった4チームが出場。
初戦を勝利した伊那中は決勝で佐久長聖中に惜しくも2対0で敗れました。
北信越大会は今年、長野県開催のため2位まで出場することができます。
伊那中野球部が北信越大会に出場するのは今回が初めてだということです。
放課後グラウンドでは、全国大会出場を目標に掲げ練習に取り組んでいます。
人数が少ない中、練習メニューは生徒が考え主体的に取り組んでいます。
チームは、守備からリズムをつくるのが特徴で、エースの有賀涼瑛君は、ストレートを中心に打たせて取るピッチングを心掛けているということです。
伊那中学校野球部が出場する北信越大会は、29日から長野市で開かれます。
初戦は福井県代表のチームと対戦することになっています。 -
伊那市が木質バイオマス発電事業
伊那市は美和ダムに流れ着いた流木と松枯れした被害木を使い、木質バイオマス発電事業を行います。
7日は、市役所で開かれた市議会全員協議会で事業の説明が行われました。
木質バイオマス発電設備は、伊那市高遠町上山田の上伊那森林組合の工場の敷地内に設置されます。
発電には、年間620トンの流木と松くい虫の被害木を活用する計画です。
設備は24時間稼働で、発電した電力は上伊那森林組合の工場で使用するほか、余剰電力は、丸紅伊那みらいでんき株式会社に売電する予定です。
年間の発電量は年間およそ174,000kWhで、年間の二酸化炭素排出削減は695トンを見込んでいます。
事業費はおよそ2億3,500万円で、稼働は2025年4月以降としています。
このバイオマス発電事業は上伊那森林組合に実証事業として3年間委託し、その後は設備を貸与し森林組合が運営を行います。 -
進徳館の日で様々なイベント
江戸時代の高遠藩の藩校「進徳館の日」に合わせた行事が、伊那市高遠町で25日に行われました。
進徳館は、信州教育の源流となったといわれる高遠藩の藩校です。
進徳館の館内に展示されている孔子・孟子などの五聖像の前で、白鳥孝市長など関係者が拝礼しました。
進徳館では、伊那市内で活動する茶道教室の表千家 竹村社中が野点を行いました。高遠中学校の生徒が、ボランティアで、茶などを運んでいました。
会場を高遠閣に移して、第30回 進徳館の日の行事が行われました。
会場には、今年生誕150年となる高遠町出身の画家・池上秀畝が手掛けた絵と書が、きょうのみの限定公開で展示されていました。
白鳥市長は、「実践・体験を重視する伊那市の教育の象徴として進徳館を守り伝えたい」とあいさつしました。
イベントでは、高遠中学校の田中幸一校長と、原洋一教諭が、観光ボランティアとして活動する生徒たちについて講演しました。
高遠中学校では、高遠城址公園の桜を見に訪れた観光客に対し、駐車場やトイレの提供、桜茶のふるまいなどを行っています。先輩たちから受け継いだ「おもてなしの心」を大切にしながら、SNSで映えるスポットや、案内標識の作成など、新たなおもてなしにチャレンジしたことなどを紹介していました。
高遠スポーツ公園文化体育館では、進徳館の日記念少年剣道大会が開かれました。
伊那市内の小学校低学年から中学生まで19チーム163人が出場しました。
剣道大会は、「文武両道」を掲げた進徳館にちなんで行われていて今年で26回となります。
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上伊那松くい虫被害2割減少
上伊那地方松くい虫防除対策協議会が伊那市の伊那合同庁舎で7日に開かれ、上伊那地域で昨年度新たに発生した松くい虫による被害量は前の年度よりおよそ2割減少したことが報告されました。
昨年度新たに発生した松くい虫被害量は2022年度より981㎥少ない4,411㎥でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では伊那市が1,442㎥、箕輪町が387㎥でともに減少し、南箕輪村が818㎥で増加しています。
協議会では被害の少ない標高900mより高い地域や特に保全したい松林への被害拡大を防ぐため、樹種転換や伐倒駆除を行っていくということです。 -
上農生と富県小児童サツマイモ植え
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒と伊那市の富県小学校の児童は5月23日に小学校近くの畑にサツマイモの苗を植えました。
この日は上農高校のコミュニティデザイン学科里山コースの2年生19人と富県小学校4年生の児童24人が一緒にサツマイモの苗を植えました。
品種は紅あずまで、30センチ間隔で植えていきました。
児童は高校生から植え方を教わりながら丁寧に植えていきました。
上農高校では林業や農業に興味を持ってもらおうと、上伊那地域の小学校と世代間交流を行っています。
交流は2年計画で、今年はサツマイモの苗植えなどを通して親睦を深め、来年は経木を使ったものづくりを一緒に行い、森林資源の活用やものづくりに興味を持ってもらう計画です。
サツマイモは9月ごろに収穫し、11月に焼きいも大会を開き味わうということです。
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南箕輪小3年生 りんご学習
南箕輪村の南箕輪小学校3年生の児童は、余分な実を摘み取る、りんごの摘果作業を6日に体験しました。
南箕輪村の田中實さんの農場で、3年1組と2組の児童が摘果体験をしました。
この取り組みは、JA上伊那南箕輪支所が食べ物の大切さを子どもたちに知ってもらおうと、村内の小学3年生を対象に毎年行っているものです。
児童たちは、農家やJA上伊那の職員から教わりながら、余分な実を摘み取っていました。
りんごの実のスケッチも行いました。
児童たちは今後、月1回の観察を行い、11月に収穫を体験するということです。
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住民要望も「戸草ダム」明記せず
国土交通省は6日愛知県名古屋市で開かれた天竜川水系流域委員会で河川整備計画変更にともない住民が要望している「戸草ダムの調査・検討」については明記せず「新設ダム」とするとの考えを改めて示しました。
委員会はオンラインでも配信され国交省は、天竜川水系河川整備計画変更にともなう住民からの意見についての考え方を示しました。
住民からは計画案の「新設ダムに関する調査・検討」という文言を「戸草ダム等新設ダムに関する調査・検討」とし戸草ダムを明記してほしいとの意見がありました。
これに対し国交省は「戸草ダム」は明記せず、これまでの「新設ダムに関する調査・検討を行う」とする考えを改めて示しました。
河川整備計画の変更は今後、関係省庁協議と関係知事意見聴取を経て決定されます。
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VidaFelizのバラ見ごろ
南箕輪村南原のVidaFeliz一級建築士事務所の庭のバラが見頃となっています。
450坪の庭には約200種類1,000本のバラが植えられています。
花は20年以上前から、代表の辻井俊惠さんが管理しています。
毎年、伊那市街地のバラが終わるころに見ごろを迎えるということです。
以前はオープンガーデンとして一般の人にも楽しんでもらっていましたが、今は開放していないということです。
バラは今が見頃で四季咲きのものは秋頃まで楽しめるということです。
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伊那市で撮影の映画「かくしごと」 6月7日公開
伊那市をロケ地に撮影された、俳優の杏さん主演の映画「かくしごと」が7日に全国で公開されます。
7日に公開される映画「かくしごと」は、ほとんどが伊那市内で撮影されました。
この映画は、作家の北國浩二さんの小説が原作で、監督は、東京都の関根光才さんです。
父が認知症を発症し、渋々田舎に戻った杏さん演じる千紗子は、ある日、事故で記憶を失った虐待の傷がある少年と出会います。
千紗子は少年を守るため、自分が母親だと嘘をつき、一緒に暮らし始めるという物語です。
撮影は、2022年の8月に、長谷の非持山公民館や、小黒川渓谷、ニシザワ高遠食彩館など市内各地で行われました。
高遠町の常盤橋で撮影された、少年を捜索するシーンでは、伊那市消防団が全面協力しました。
映画は7日に全国で公開され、荒井の旭座でも上映されます。
全国公開と同時に上映が始まるのは、県内で旭座のみで、ほかの映画館では順次公開されるということです。
旭座では、7月上旬まで上映する予定です。
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伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会 早期事業完成などの要望を決議
国道153号伊駒アルプスロード整備促進期成同盟会の総会が5月28日に伊那市役所で開かれ、早期事業完成などの要望を決議しました。
総会には伊那市、駒ヶ根市、宮田村などからおよそ50人が出席しました。
期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「沿線の市や村、各機関と連携し要望活動を進めていきたい」と挨拶しました。
伊駒アルプスロードは駒ヶ根市赤穂から伊那市美篶までの11.6キロを結ぶものです。
総会では早期事業の完成にむけた要望決議案が承認されました。
その後、国会議員や県議会議員などに要望書が手渡されました。
また、この日は国道153号伊那バイパス促進期成同盟会の総会が開かれました。
総会には伊那市、箕輪町、南箕輪村からおよそ50人が出席しました。
伊那バイパスは伊那市美篶から箕輪町木下までの7.6キロを結ぶものです。
総会では事業推進に向けた要望決議案が承認され、要望書が手渡されました。
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水道週間に合わせて 北島水源で整備作業
1日から全国で始まった「水道週間」に合わせて箕輪町松島の北島水源で整備作業が行われました。
今日は箕輪町内の水道事業者でつくる箕輪町水道事業組合の組合員と町役場の職員あわせておよそ20人が作業を行いました。
作業では敷地内の草刈りや木の枝払いなどの環境整備を行いました。
北島水源にある石碑の前で毎年行われている水神祭に合わせて整備作業を行っています。
町内では現在、箕輪ダムの他に北島水源と上古田水源の2ヶ所が使われています。
北島水源には2つの井戸がありポンプで地下から水をくみ上げています。
木下、松島地域を中心に1日およそ800トンの水を供給しています。
この日は作業の後に水に感謝し、1年間の安全を祈る水神祭が行われました。
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南部保育園の園児 バラのアレンジメント体験
南箕輪村の南部保育園の園児は、バラを使ったフラワーアレンジメントをきょう、体験しました。
きょうは、南部保育園の年長園児21人がバラを使ったフラワーアレンジメントを体験しました。
アレンジ体験が行われたのは、南箕輪村の葬儀場クリスタル愛光です。
園児はバラを2輪選び、スポンジに挿していました。
企画したのは、箕輪町に本社がある葬儀社、株式会社愛光典礼社です。
愛光典礼社では、神子柴にあるクリスタル愛光で3年前からバラを育てています。
バラを見て園児に喜んでもらいたいと、近くの南部保育園に声をかけ初めて開きました。
園児は植えられているバラも見学していました。
クリスタル愛光には、17種類のバラが植えられています。
見ごろは6月中旬までで、誰でも見ることができます。
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新型コロナ週報 上伊那15人
5日発表の新型コロナウイルス感染症の5月27日から6月2日の週報です。
上伊那は15人、全県は349人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり3.97人で減少しています。
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ツキノワグマ出没注意報 初めて発令
長野県は、今月に入りクマによる人身被害が2件発生し、目撃件数が増加していることから、ツキノワグマ出没注意報を5日初めて発令しました。
長野県は、5日、全県にツキノワグマ出没注意報を発令しました。注意報の発令は初めてです。期間は8月31日までです。
県内では、1日に塩尻市で、2日に箕輪町で人身被害が発生しています。
県では、朝夕は山での行動を避ける、笛・ラジオ・鈴など音の出るものを携帯する、子グマを見たら立ち去るなど注意を呼び掛けています。
県によると、5月の県内のクマの目撃件数は106件で、例年の1.5倍以上となっています。
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すまいテラスいな オープン
伊那市荒井の空き店舗を全面改装し、移住相談窓口やシェアオフィスを備えた複合施設「すまいテラスいな」が2日にオープンしました。
オープニングセレモニーではくす玉を割り祝いました。
運営する、すまいテラスいな協議会は、不動産業者や設計士、デザイナーなどで構成されています。
いなっせ前にある、すまいテラスいなは1959年に建てられた元菓子店の建物を全面改装しました。
鉄筋コンクリート造りの3階建て、延床面積は130平方メートルです。
2日は協議会のメンバーと訪れた人が交流を行いました。
空き家の活用や移住促進を「住まいと暮らしを照らす」をキーワードに情報や人をつなぐ場を目指すということです。
施設には上伊那8市町村の広報や移住・生活情報などのパンフレットが置かれているほか、移住相談窓口などがあります。
営業時間は午前10時から午後5時です。
火曜と水曜は定休日となっています。
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消防隊員が消防長に訓練成果を披露
上伊那広域消防本部の救助隊員は、15日に長野市で開かれる消防救助技術大会に向け訓練の成果を5日に消防長に披露しました。
箕輪町の箕輪消防署で柿木淳一消防長に訓練の成果を披露しました。
渡過訓練には2人が出場します。
水平に張った20メートルのロープを往復するものです。
またロープブリッジ救出訓練には4人チームで出場します。
火災現場や河川に取り残された人を想定しロープを渡り救出するものです。
柿木消防長は「様々な状況があると思うが安全、確実、迅速に取り組んでほしい」と激励しました。
大会は、15日に長野市の長野県消防学校で開かれ、上伊那広域消防本部からは、救助技術5種目に18人が出場します。
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伊那市誌編さん 9分野19冊を刊行
2025年度、伊那市が合併して20年を迎えることから「伊那市誌」刊行に向けた編さんが進められています。
2029年度までに9分野、全19冊を刊行します。
伊那市美篶芦沢にある伊那市誌編さん室です。
建物は美篶東部保育園や美篶子育て支援センターとして使われてきましたが、2020年11月から市誌編さん室となりました。
現在7人の市教育委員会の職員が資料収集や調査、原稿執筆などを進めています。
リズム室だった部屋は収集した資料などを置く書庫になっています。
2006年3月31日に伊那市、高遠町、長谷村が合併し、新しい伊那市が誕生しました。
合併前にそれぞれ市史や町誌、村誌を刊行していますが、およそ40年が過ぎていること、2026年度に合併20年を迎えることから、新たに刊行するものです。
伊那市誌は、A4版で1冊を250ページほどにまとめ、2025年度末には、伊那市の成り立ちなどまとめた概説編2冊、政治行政編、文化編の4冊を刊行する予定です。
2029年度までに9分野、全19冊を刊行します。
また、映像や音声などのデジタル化も検討していくということです。
5日は市役所で伊那市誌編さん委員会が開かれ委員など、およそ20人が出席しました。
会議では、原稿の執筆マニュアルやレイアウトについての確認を行いました。
行数や文字数、年号表記をどうしていくかなど意見を出していました。
2025年度に刊行する市誌の原稿の入稿時期については、10月を目指すとしています。 -
南ア北部遭対協 有賀新隊長任命
南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の定期総会が伊那市長谷の長谷公民館で5日開かれ救助隊の新隊長に有賀俊康さんが任命されました。
5日は救助隊幹部の任命が行われ、隊長には伊那市役所の有賀俊康さん55歳が任命されました。
副隊長は、同じく市役所の大澤勇さん53歳。
班長は民間の西村一樹さん42歳と三宅慎平さん38歳の2人が任命されました。
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はらぺこ園児たちが田植え
伊那市の認定こども園「山の遊び舎はらぺこ」の園児たちは富県の田んぼで5日に田植えをしました。
5日は園児や保護者などおよそ40人が田植えを行いました。
田んぼを管理している保護者OBで富県の小森健次さんに植え方を教わりました。
品種は「ササニシキ」で、園児たちは広さおよそ1アールの田んぼに30センチ間隔で苗を植えていきました。
「山の遊び舎はらぺこ」では「子どもたちにとって田植えは貴重な体験になっている。これからもみんなで自然に触れる経験を積み重ねていってほしい」と話していました。
9月下旬から10月上旬に収穫を行い、祖父母参観の時に味わう予定です。
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4月有効求人倍率1.2倍台を下回る
上伊那の4月の月間有効求人倍率は、2年11か月ぶりに1.2倍台を下回る1.18倍となりました。
4月の月間有効求人数は3,117人、月間有効求職者数は2,652人で、月間有効求人倍率は1.18倍となりました。
全国は1.26倍、県は1.36倍となっています。
物価高などにより製造業で求人を控える動きがみられるということです。
雇用情勢については「求人が求職を上回っているものの、求人が鈍化傾向にあるなど弱い動きとなっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として12か月ぶりにこれまでより一段階低い判断に引き下げられました。 -
伊那市 男女共同参画推進会議
誰もが自分らしく生きるための社会「男女共同参画」を進める伊那市の推進会議が4日に市役所で開かれました。
今年度1回目の会議が開かれ、各種団体からの推薦や公募の委員12人が委嘱されました。
会長には、伊那市公民館運営協議会の下島一道さんが選ばれました。
伊那市では第4次伊那市男女共同参画計画を定め、2022年度から2026年度までの5年間で28のアクションプランを進めています。
そのうち、地区役員の女性登用の割合について、昨年度の9.2%から2026年度には、20%を目標にしています。
また、市職員の課長級以上に占める女性の割合は昨年度8.5%で、10.5%を目標にしています。
委嘱された委員の任期は2年間で第4次伊那市男女共同参画計画について審議していきます。
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伊那西小 林間と親しむ会
伊那市の伊那西小学校の学校林で、講師から自然の見方・感じ方を学ぶ「林間と親しむ会」が5月21日に開かれました。
講師は元小学校教諭で長野県自然観察インストラクターの野口輝雄さんが務めました。
野口さんは広さ1・8ヘクタールの学校林を周りながら、食べられる植物や毒がある植物について説明していました。
7種類の植物の葉で長さを競うネイチャーゲームも行われました。
以前は全校児童が飯ごう炊さんをするだけでしたが、1997年から森について学ぶ要素を加えた「林間と親しむ会」となりました。
お昼には、飯ごう炊さんを行い、協力してカレーを作り味わったということです。
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6月4日 ローメンの日
6月4日は蒸し麺の語呂合わせでローメンの日です。
伊那ローメンズクラブ加盟店のうち、18店舗で並盛が1杯500円で提供されました。
伊那市上牧の日本料理あすなろでは、並盛が200円安い500円で提供されました。
昼時にはローメンを食べに地元住民などが訪れました。
ローメンズクラブでは、ローメンの特徴でもある蒸し麺の語呂合わせから6月4日をローメンの日に定めています。
クラブ発足の1997年から、多くの店でローメンを味わってもらおうと割引サービスを行っています。
あすなろの店主で伊那ローメンズクラブ会長の唐澤正也さんです。
あすなろのローメンはりんごと玉ねぎでとったスープを使い、さっぱりとした味わいになっています。
伊那ローメンズクラブでは来年もこのイベントを続けていきたいとしています。