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女声合唱エーデルワイスコンサート
伊那市を中心とした合唱愛好者でつくる女声合唱エーデルワイスのコンサートが、15日、伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
コンサートでは、組曲やアカペラの他、映画音楽サウンド・オブ・ミュージックを披露しました。
メンバーが声をかけて集まった8人の子どもたちも参加し、花を添えました。
エーデルワイスは、上伊那の音楽教諭や合唱経験者などでつくる合唱団で、より高いレベルの合唱を求めていこうと2016年に発足しました。
東京芸術大学卒業で次世代を担う指揮者として期待されている横山奏さんが指揮を務めました。
エーデルワイスはおよそ30人で活動していて、週に一回練習をしています。
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西春近北小 能登半島地震の被災地に義援金贈る
伊那市の西春近北小学校5年けやき組は、育てたもち米を販売した売り上げの一部を義援金として能登半島地震の被災地へ19日に贈りました。
19日は、代表児童から伊那市社会福祉協議会の職員に義援金2万3,691円が手渡されました。
西春近北小学校の視聴覚室で5年けやき組の28人が出席し贈呈式が行われました。
今回の義援金は市社協を通して社会福祉法人石川県共同募金会へ贈られます。
石川県共同募金会の永下和博専務理事がオンラインで参加し、感謝の言葉を述べました。
西春近北小5年けやき組は総合学習の時間で、去年5月に近所の田んぼで田植えをし、水の管理などを行いました。
10月に稲刈りと脱穀を行い、育てたもち米は参観日や行事で販売しました。
売り上げを修学旅行の資金の一部に充てる予定でしたが、11月に能登半島地震の災害について講演を聞いた児童たちは、被災地に役立ててほしいと考えました。
募金を保護者に呼びかけ、売り上げの一部とあわせて義援金を贈ることにしました。
石川県共同募金会では、義援金を被災者の生活支援に活用していくとしています。
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箕輪町空き家の現状や対策についての協議会
箕輪町の空き家の現状や対策についての協議会が19日、みのわBASEで開かれました。
19日開かれた空き家対策協議会では、箕輪町の空き家数の確認などが行われました。
先月末時点で町には、去年の同じ月より6件多い310件の空き家があります。
そのうち、倒壊の危険があるなどの家屋に対し、協議会が認定した特定空き家は9件です。
認定されると、所有者に指導や勧告が行われ、改善されない場合は解体など代執行も行うことができます。
また、2015年から取り組んでいる空き家バンク制度では、244件中218件が17日時点で借り手や買い手がありました。
県内外問わず移住者や飲食店が利用しているということです。
協議会では、住まいを手放す際に個人で解体などは進めず、まずは箕輪町役場に来て、相談をしてほしいと話していました。
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「里山整備のきっかけに」勉強会開催
里山の利用や整備方法を学ぶ勉強会が伊那市の伊那市役所で5日開かれました。
勉強会には区の役員や林業関係者などおよそ80人が参加しました。
事例紹介では、西箕輪薪の会の金井渓一郎会長が西箕輪公民館に設置されたストーブに薪を供給する活動について紹介しました。
金井会長は、「間伐で山に放置された木材を所有者の許可を得て搬出し、薪として利用している。放置された木材を利用することで、山の整備が進み、環境が改善される」と話していました。
伊那市では、里山の利用や整備方法を学び、活動のきっかけにしてもらおうと勉強会を開いていて、今回で2回目です。
勉強会ではほかに、県の職員が補助制度について説明をしました。
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新型コロナ週報 上伊那112人感染
19日に発表の新型コロナウイルス感染症の2月10日から16日の週報です。
上伊那は112人、全県は616人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり7.00人で減少しています。
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信州高遠美術館 アートスクール作品展
伊那市高遠町の信州高遠美術館が主催するアートスクールの受講生の作品展が開かれています。
会場には、受講生10人がそれぞれの講座で制作した、アクリル画や陶芸、革製品などの作品20点が並んでいます。
陶芸のグループは、高遠焼の陶芸家、浦野真吾さんの指導の下、自分だけの高遠焼を作るというテーマで、お皿やカップなどを制作しました。
書道のグループは、明治から昭和にかけて活躍した画家、書家の中村不折の印譜集を和綴じで製本しました。
アートスクールの作品展は年度ごとに開かれていて、今年度で19回目です。
信州高遠美術館は今年度、絵画や陶芸、革工芸など7つの講座を開催し、65人が受講しました。
この作品展は、3月2日(日)まで開かれています。 -
伊那ビデオクラブ作品で平成を振り返る
ビデオ愛好家で作る伊那ビデオクラブの作品を観て平成を振り返る講座が伊那市のニシザワいなっせホールで18日開かれました。
伊那ビデオクラブの赤羽仁会長が講師となり、会員が平成の時代に制作した9作品を紹介しました。
このうち、平成11年・1999年に制作されたこの作品は、長野オリンピックの聖火リレーの様子が撮影されています。
平成13年・2001年制作のこの作品は、伊那市西箕輪のお盆の行事「百八灯」の様子をまとめています。
伊那ビデオクラブは平成5年・1993年に発足しました。
現在会員は12人で、今後は市内小中学校の校歌の映像化を目指しているということです。
この講座は、まほらいな市民大学の講座として開かれ、59人が参加しました。
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伊那養護学校 接客技能検定
特別支援学校高等部の生徒の働く意欲を高めるための技能検定大会伊那会場が18日に、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。
技能検定大会には「清掃部門」「喫茶サービス部門」「食品加工部門」があります。
この日は喫茶サービス部門の審査が行われ、伊那養護学校高等部の生徒、16人が参加しました。
大会では、身支度や接客態度が評価されます。
参加した生徒は、客役の関係者に飲み物の注文や提供を行いました。
審査員を務めたのは、箕輪町の飲食店店主、藤澤久美子さんです。
去年12月から生徒への指導も行ってきました。
技能検定大会は、特別支援学校の生徒の働く意欲や力を高めようと、県教育委員会が開いています。
喫茶サービス部門は県内5会場で開かれています。
10段階で評価され、後日参加した生徒全員に認定証が贈られます。
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旧井澤家住宅 ひな祭りでひな人形の展示
伊那市西町の旧井澤家住宅で、3月3日の桃の節句を前に、雛人形展が開かれています。
旧井澤家住宅には、地域住民から寄贈された段飾りや、吊るし雛など、ひな祭りにちなんだ品が展示されています。
この展示は旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会が行っていて、今年で18回目です。
今年初めて展示している、土で作られた雛人形です。
中には面長の男雛もあり、江戸時代に作られたということです。
タペストリーは、御園の宮下文子さんの作品です。
吊るし雛の飾りが布に縫い付けられています。
花嫁衣裳も展示され、中には親子三代が結婚式で着たものもあります。
展示は3月3日まで行われます。
23日には雅楽の演奏会が、3月2日には甘酒の振る舞いが行われます。
入館料は大人200円、高校生以下は無料です。
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長谷棚田まつりの写真展開催
去年8月に伊那市長谷で行われた「棚田まつり」の写真展が、伊那図書館で今日から始まりました。
会場には、棚田まつり当日に撮影された写真、およそ60枚が展示されています。
出店を訪れる人々や神輿を担ぐ子どもたち、田楽座の公演や、夜に行われた「虫送り」の様子など、一日の流れに沿って並べられています。
棚田まつりは、中尾を中心に長谷で輸出用の米を栽培する農業法人Wakka Agriが、過疎化が進む中尾を盛り上げようと、開催しました。
会場ではWakka Agriの米栽培の様子や、創設からの歩みなども展示されています。
22日(土)には棚田まつりの主催者によるトークイベントが行われます。
写真展は23日(日)まで開かれています。 -
二十四節気「雨水」 寒波の影響で寒い一日
18日は二十四節気のひとつ、雨水です。
雪や氷が解け始め、田畑を潤す時期であり、古くから農耕を始める目安とされてきました。
今日の伊那市の最高気温は 4.2度、最低気温は氷点下 3.8度と、寒波の影響で寒い1日でした。
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箕輪町 来年度予算案121億円
箕輪町は総額121億8,000万円の来年度の一般会計当初予算案を18日に発表しました。
この日は箕輪町の白鳥政徳町長が役場で記者会見を開き来年度一般会計当初予算案の概要について説明しました。
来年度は「町発足70周年 未来へ つなぐ えがく 持続可能なまちづくり」をキャッチフレーズに人口減少・少子化対策や能登の教訓を生かした災害への備えの見直しをしていくとしています。
主な新規事業は、町発足70周年記念事業に990万円。
木下区に新たに開院する、妊婦検診や子宮頸がん検診を受診できる医療機関の整備補助金に3,000万円。
耐震基準不足でアスベストが含まれていた社会福祉総合センターの解体工事に1億806万円。
町の避難所に指定されている社会体育館に空調設備の設置や屋根を改修する工事に2億5,213万円。
みのわテラスにEV用急速充電器を設置する事業に545万円などとなっています。
来年度の一般会計当初予算案は、今年度より9億6,900万円少ない121億8,000万円となっています。
一般会計当初予算案は28日に開会する町議会3月定例会に提出されることになっています。 -
伊那市2050年5万8千人目標
伊那市地方創生総合戦略審議会が18日に市役所で開かれ、2050年の目標人口を5万8千人とする案が示されました。
伊那市の人口は2月1日現在6万4,817人となっています。
国勢調査を基にした2050年の人口推計はおよそ1万9千人減少する4万6千人となっています。
この日示された第3期地方創生人口ビジョンの案では2050年の目標人口をおよそ5万8千人としています。
合計特殊出生率は2023年の1.37に対して2.07。
社会動態は転出76人に対して転入300人を目標としています。
人口減少対策のための3つの基本的視点として「結婚・出産・子育て支援等による人口減少の抑制」「転出抑制と転入増加による社会動態の増加」「持続可能な産業振興とまちづくり」を推進するとしています。
第3期地方創生人口ビジョンはパブリックコメントを行ない、3月下旬に審議会で決定し公表される予定です。 -
ひきこもりに悩んでる人に向けて講演会
ひきこもりになっている人やその家族、支援者が対象の講演会が15日、伊那市福祉まちづくりセンターで開かれました。
講演会は、伊那市社会福祉協議会が開いたものです。
講師を務めたのは神奈川県出身の岡本圭太さんと愛知県出身の稲垣篤哉さん、東京都在住で一般社団法人ひきこもりUX会議の代表理事の林恭子さんです。
3人とも、過去にひきこもりの経験があります。
このうち岡本さんは、大学時代の就職活動の失敗から、ひきこもりとなりました。
20代後半に、相談できる場所を探し、同じ境遇の人たちと出会い、交流していくうちに気持ちが楽になったということです。
現在50歳の岡本さんは、30代で社会復帰しています。
岡本さんは、「当事者は助けを求めてもいいことを知ってほしい。家族は、当事者が自分の部屋以外でも安心できる空間づくりが大切です」と話しました。
会場には、およそ60人が集まりました。
伊那市社協では「悩んでいる人が立ち直るキッカケになるように。こうした活動を続けていきたい、ひきこもりに対して偏見がない地域づくりを目指したい」と話しました。
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春の高校伊那駅伝をPRする文字が堤防にお目見え
伊那市美篶の矢島信之さんは、3月23日に市内で開かれる春の高校伊那駅伝をPRしようと、コース沿いの堤防に「文字」を16日にかきました。
ナイスロード沿いの高さ4mの霞堤防には、およそ100mにわたり「日本一のEKIDEN3・23」と書かれています。
文字を書いたのは、美篶青島の矢島さんです。
矢島さんは、工事用のネットを使い、16日に半日かけてPR文字を設置しました。
堤防の桜の木が8メートル間隔で植えられていることから、それを目印に文字のバランスをとっているということです。
春の高校伊那駅伝は、3月23日日曜日に開かれます。 -
南箕輪村政150周年を記念 特別給食
南箕輪村は、18日に村政発足150周年を迎えます。
それを記念して、特別給食を17日に、村内2つの小中学校で提供しました。
特別給食の内容は、ひき肉ともち米を使い村のキャラクターまっくんをイメージした「まっくん蒸し」、大芝高原で伐採したアカマツで作った食用炭をラーメンのスープに混ぜた「ブラックラーメン」、150周年を記念し村が無償で提供した「味工房のミルクジェラート」などです。 -
所得税などの確定申告始まる
17日から全国一斉に令和6年分の確定申告の受付が始まりました。
伊那税務署ではスマートフォンやパソコンで自宅から申告できるe-Taxの利用を呼びかけています。
伊那税務署が管轄する上伊那の住民が対象となる申告会場は伊那市のいなっせに開設されています。
伊那税務署ではスマートフォンによるe-Taxでの申告を呼びかけていて会場では担当者が入力方法について説明していました。
スマートフォンを持参していない人のためにパソコンで入力できるコーナーも設けられています。
e-Taxのメリットとして自宅から24時間いつでも申告できることなどがあり全国で約7割が利用しているということです。
確定申告は自営業者や給料が2,000万円を超えるサラリーマンなどが対象です。
所得税などの確定申告は来月17日までで、受付時間は午前9時から午後4時までとなっています。
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お笑いライブ 大ひょうきん展開催
伊那ケーブルテレビの番組でもおなじみの松川町在住のお笑い芸人松尾アトム前派出所さんによるお笑いライブ「大ひょうきん展」が、15日に、伊那文化会館で行われました。
松尾さんは、りんご農家を営みながら大手芸能事務所タイタンに所属し活動しているお笑い芸人です。
大ひょうきん展は、松尾さんを応援する伊那市と松川町の有志でつくる実行委員会が、初めて企画したものです。
ライブには4組が出演しました。
トップバッターは、モグライダー。
次に登場したのは、街裏ぴんく。
過去にダンス・ボーカルグループEXILEのオーディションを受けた際のエピソードを話しました。
3番目に登場した日本エレキテル連合は、2014年に流行語大賞にも選ばれた持ちネタを披露しました。
トリを務めたのは、松尾さん。
農作業中に聞いていたラジオで気づいたことを話しました。
用意したチケットは完売し、およそ400人が訪れたホールは笑いに包まれていました。
実行委員会では、「松尾さんの魅力を改めて知ってもらえる機会になったと思う。今後もこのような機会を作っていきたい」と話していました。
なお、松尾さんが出演している伊那ケーブルテレビの番組「松尾アトム前派出所の瞬間メタル」は、毎週火曜日の午前11時40分ほかで放送しています。 -
伊那広域シルバー人材センター 作品展開催
伊那広域シルバー人材センターの会員による作品の展示会が、今日から、伊那市西町の伊那広域シルバー人材センターワークプラザで始まりました。
会場には、会員27人の作品およそ120点が展示されています。
作品は、盆栽、折り紙、絵画、手芸、工芸作品など様々です。
出展している会員は、毎年この展示会を楽しみに、年末ごろから制作に取り組んでいるということです。
伊那広域シルバー人材センターは、伊那市・辰野町・箕輪町・南箕輪村の60歳以上が対象で、1月末時点で、589人の会員がいます。
人材センターの竹村典幸事務局長は、「この作品展を通して、人材センターは仕事を紹介するだけでなく、人々のつながりを作る場所だと知ってほしい」と話していました。
作品展は、20日(木)まで開かれています。 -
伊那市山寺で下草火災
15日午後1時32分に伊那市山寺で下草を焼く火事がありました。
この火事によりけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと火事があったのは伊那市山寺の休耕地です。
下草約92平方メートルが焼けたほか隣接する休耕地の下草約247平方メートルと電柱の支線ガードが焼けました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那署では下草を燃やしていた火が燃え広がったものとみて調べを進めています。
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天竜川水系 渓流釣り解禁
伊那谷の天竜川水系で、渓流釣りが16日、解禁となりました。
伊那市の天竜川では、愛好家たちが釣りを楽しんでいました。
天竜川漁業協同組合では、解禁に合わせ、アマゴの成魚400キロを放流しています。
天竜川漁協の伊藤伸一組合長です。
まぐろなどの餌を使い、初日から大物を狙います。
なかなか釣り上げることができず、場所を変えながら待つこと1時間半。
体長50センチのニジマスを釣り上げました。
遊漁料は、年間券が7,700円、一日券が1,650円です。
渓流釣りの期間は、9月30日までとなっています。 -
南箕輪村村政150周年記念式典 節目祝う
南箕輪村の村政150周年記念式典が16日、村民センターで行われ参加者が節目を祝いました。
式典のオープニングで村民有志約50人が南箕輪村民の歌を合唱しました。
藤城栄文村長は「県下一若い村として発展してきたのも先人のたゆまぬ努力と郷土を愛する村民の尽力の賜物です。今後は村を象徴するコミュニティの森林、大芝高原を200周年に向け育んでいきたい」と式辞を述べました。
式典では村の発展に功績があった28の個人と団体が表彰されました。
また村の魅力を発信するフォトプレミアで最優秀賞を受賞した櫻井英之さんら3人が表彰されました。
櫻井さんの作品「大芝高原夏の終わりに」は去年の大芝高原まつりで打ち上げられた花火を写したものです。
ほかに村のブランド米「風の村米だより」を使った、おむすびアイデアコンテストで矢坂瑠夏さんが表彰されました。
矢坂さんが考案した「元気・森もりおむすび」はブロッコリーや塩こんぶを使い大芝高原をイメージしていて大芝高原味工房で限定販売されます。
また式典では大芝高原の歴史に関する記念映像が上映されました。
南箕輪村は1875年、明治8年2月18日に久保、大泉、北殿、南殿、田畑、神子柴の6つの村が合併し誕生しました。
その後塩ノ井、沢尻、北原、大芝、南原、中込の6区が発足し12区で構成されています。
村が誕生した1875年は2,333人だった人口が今年2月1日現在1万6,030人となっています。
村では大芝高原を次の世代につなげていこうと3月20日に村政150周年記念イベントの植樹祭を計画しています。
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地震体験車で震度7の揺れを体験
防災意識を高めてもらおうと、地震体験車による体験会が伊那市のベルシャイン伊那店駐車場で15日行われました。
15日はベルシャイン伊那店の駐車場に地震体験車が設置されました。
地震体験車では南海トラフ地震を想定したものなど、震度7までの揺れを体験することができます。
親子連れは、体験車に乗り込むと机の脚にしっかりとつかまっていました。
この体験会は、訪れた人たちに防災意識を高めてもらおうと、伊那市が開きました。
地震体験車による体験会は、16日も午前9時30分から11時30分までMEGAドン・キホーテUNY伊那店で行われます。
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能登を支援 髙橋さん経験語る
能登半島地震にボランティアとして携わってきた髙橋博之さんの座談会が伊那市東春近のゲストハウス「赤石商店」で15日に開かれました。
座談会は「能登の未来は日本の未来」をテーマに開かれました。
髙橋さんは岩手県石巻市出身で去年1年間、石川県能登半島で被災地を支援し復興に携わってきました。
座談会で髙橋さんは被災者と対話をする中で感じたことを話しました。
髙橋さんは「高齢化している地域の復興は人手が不足します。そのため地域の外の人の支援が必要になります。災害が発生する前から関係人口を増やすことが早い復興につながります」と話していました。
座談会は新しい地域づくり活動を行う市民団体「伊那谷アライアンス」が開いたものです。
団体の代表で元伊那市の地域おこし協力隊の齋藤俊介さんがボランティア活動を通して髙橋さんと知り合ったことから今回の座談会が開かれました。
座談会にはおよそ30人が集まりました。 -
箕輪町 国保据え置き
箕輪町国民健康保険運営協議会が14日に箕輪町役場で開かれ、来年度の国保税率を据え置くことが決まりました。
協議会には委員6人と白鳥政徳町長が出席し来年度の国保税率について協議しました。
現在の税率は10.6%で、加入者一人当たりの年間金額は41,500円となっています。
協議会では現状の税率で国保運営が可能と判断し据え置くこととしました。
今年度の箕輪町国民健康保険特別会計決算見込みは歳入がおよそ20億9,200万円で収支差額の1,200万円を来年度への繰越金としています。 -
園児が親子で箸作りに挑戦
伊那市の竜西保育園の園児が保護者と一緒に14日に箸作りに挑戦しました。
年長の園児23人が保護者に手伝ってもらいながらヒノキの箸を作りました。
箸作りを教えたのは保育園がある荒井区で8年前まで大工をしていた小池貴彦さんです。
小池さんは現役を引退した8年前から端材を使って箸作りをしています。
園児は小池さんが1センチ角の木から箸を削り出す様子を見学していました。
木の香りをかいでいる様子も見られました。
園児たちは小池さんが用意した木を紙やすりで角をとって仕上げていました。
この日は小池さんの他にしめ縄飾りの作り方を去年12月に園児に教えた北原文明さんも来ていました。
しめ縄飾りを作るときに小池さんの作った箸を北原さんが園児に贈りました。
その後、園児は2人を招いて歌でお礼をして、箸をきっかけに木について学習したということです。
今回の箸作りは作り方を学ぼうと保育園からの依頼があって行われたものです。
竜西保育園では「木に触って、香りをかぐことで木のぬくもりを感じてほしい」と話していました
箸は園児がそれぞれ3膳作り、家に持ち帰ったということです。 -
箕輪町沢で竹細工作り
箕輪町沢の北澤公仁さんのビニールハウスでは、びくやざるなど竹細工の製作が行われています。
ハウスを活動場所として提供している北澤公仁さんです。
今年7月に90歳になる北澤さんは、13年前に独学で竹細工を始めました。
続けていると一人、また一人と仲間が増え、今では、多い時で6人が作業をしています。
14日は、ベテランの大宮稔さんと林清衛さん、今年2年目の大槻浩子さん3人が、竹割をこなし、なれた手つきで竹細工に編み上げていました。
冬の期間のみ作業場に変わるビニールハウスは暖房なしでも温かく快適です。
竹細工の製作は毎年、正月の箱根駅伝が終わってから始まるということです。
月曜日から土曜日までの毎日、午前9時から午後4時まで作業をしています
好きな時に来て作業をしていいことになっていて、決まりごとは、午前10時と午後3時のお茶の時間だということです。
竹細工に魅了された大槻さんは、コーヒードリッパーを作っていました。
竹細工の製作は、3月いっぱい行われます。
3月10日と11日には、箕輪町公民館の竹細工を楽しむ講座が開かれ、北澤さんらが講師を務めることになっています。
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遊漁料 一部値上げ
16日に伊那谷の天竜川水系で渓流釣りが解禁されます。
天竜川漁業協同組合は今年、河川などで釣りをする場合の遊漁料を値上げしました。
漁業関連の諸経費高騰への対応として遊漁料を12年ぶりに改定し、今年1月1日から値上げしました。
これにより、アユを除く一般魚の年間券は、6600円から7700円1日券は1100円から1650円、中学生の年間券は300円から330円となりました。
遊漁料の値上げは2013年以来となります。
天竜川水系の渓流釣りは16日に解禁となります。
解禁に向け今月、上伊那管内の主要河川にあまご成魚400キロを放流していて、天竜川漁業協同組合では、「やむを得ず料金改定となったが、今年も多くのみなさんに釣りを楽しんでもらいたい」と話していました。
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高校生が探究の成果披露し地域の人と交流
上伊那の高校が探究の成果を披露し、地域の大人や企業と交流するイベントが伊那市防災コミュニティセンターで11日開かれました。
会場には上伊那の9つの高校の生徒や企業、一般などおよそ150人が訪れました。
オープニングでは、長野県経営者協会上伊那支部から、今年度の探究に対する支援金の贈呈式が行われました。
81万の寄付が贈られていて、この寄付を活用した4校の生徒が成果を発表しました。
このうち上伊那農業高校は、使い終わったきのこの菌床を牛の飼料する研究について発表しました。
きのこの菌床を飼料として与える事で、牛の肝機能の回復や血中コレステロール値が低下したということです。
また、全国版・第一回みどりの戦略学生チャレンジで大臣賞に次ぐ大臣官房長賞を受賞したと報告しました。
このイベントは、上伊那の高校の探究を資金や物資、人的サポートで支える仕組みづくりを目指す任意団体ネイバーシップが企画しました。
イベントは、参加した大人と高校によるグループトークが行われました。
ネイバーシップでは、今後も探究の事業をとおして高校と地域がつながるイベントを行っていくとしています。
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上伊那更生保護団体研修会で春風亭愛橋さん講演
上伊那地区の更生保護司会は駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんを講師として招き、伊那市のニシザワいなっせホールで研修会を開きました。
6日、上伊那地区更生保護団体の合同研修会が開かれました。
講師を務めたのは駒ヶ根市出身の落語家、春風亭愛橋さんです。
愛橋さんは「“優等生がいない落語”を支えるものとは」というテーマで講演を行いました。
愛橋さんは「落語は正解の無い、様々な生き方を考え続ける、考えさせるものです」と話しました。
講演の後半は、テーマを踏まえた落語を披露し、会場は笑いに包まれていました。
この研修会は、上伊那地区の保護司会が開いたものです。
罪を犯した人の更生を支援する保護司は、上伊那地区には73人います。
会には上伊那地区の保護司に加え、民生児童委員、学校教職員などおよそ300人が参加しました。