-
さくらんぼ狩り15日から
箕輪町大出の農園で、15日からサクランボ狩りが始まります。
たわわに実ったサクランボ。
農園は、箕輪町大出山口の信号機の東側にあります。
25アールの農園に、甘みの強い、佐藤錦や酸味のある高砂など4品種150本が植えられています。
農園を管理するのは、箕輪町の果樹農家、関善一さんです。
およそ15年前からサクランボを栽培しています。
ハウス栽培のため天候に関係なくサクランボ狩りを体験できるのが特徴です。
交配時期の4月の天候が良かったことから今年は、豊作だと関さんは話します。
関さんは、子どもやお年寄りにも採りやすいよう低い位置に実を成らせる工夫もしています。
さくらんぼ狩りは、30分食べ放題で、大人2500円、子ども1000円で3歳以下は無料です。
予約制で火・木・土・日曜日の受け入れとなります。
農園近くの農産物直売所ファームテラスみのわで受け付けていて、15日は14組の予約が入っているということです。※電話 70-5230
受け入れは15日から来月7日までとなっています。 -
最高気温32.6度 真夏日
14日の伊那地域の最高気温は午後2時13分に今季最高の32.6度を記録し真夏日となりました。
伊那市の伊那小学校では、水泳の授業が始まっています。
この日は、1年生3クラスの児童がプールに入り、水の中に潜ったりして楽しんでいました。
伊那小学校ではきのうプール開きが行われました。
授業は、7月いっぱい行われます。
-
信用金庫の日 詐欺被害防止呼びかけ
年金支給日の14日、県内の信用金庫で特殊詐欺被害防止のため、チラシの配布などが行われました。
このうち伊那市のアルプス中央信用金庫本店では、あるしんの職員や、伊那警察署の署員、伊那市防犯協会女性部が入口で訪れた人に特殊詐欺被害防止を呼び掛けました。
今回の啓発活動は6月15日の信用金庫の日に合わせて県内6つの信用金庫で一斉に行われました。
この日は15分ほどかけて用意したおよそ100部のチラシを配布しました。
チラシにはお金を用意する前に家族などに確認・相談するよう書かれています。
1951年6月15日に信用金庫法が公布・施行されたことから6月15日は信用金庫の日と定められています。 -
危険物安全週間に伴い給油所の立入検査
今月2日から8日までの危険物安全週間に伴い上伊那広域消防本部はガソリンスタンドの立入検査を13日行いました。
上伊那広域消防本部の2人が伊那市御園の伊那燃料株式会社で立入検査を行いました。
検査では、消火器が古くなっていないか、また給油ホースに亀裂が入っていないかなどを確認していました。
ガソリンスタンドでの立入検査は事故防止のため毎年行われていて上伊那広域消防本部では「危険物の取り扱いは消防法で厳しく管理している。多くの人が利用するので事故防止を指導していきたい。」と話していました。
今年は上伊那25か所のガソリンスタンドで立入検査を行うということです。
-
吹奏楽定演で演劇部とコラボ
伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブの第34回定期演奏会が13日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
演奏会では初めての試みとして演劇部とともにステージを展開しました。
演劇部は吹奏楽クラブの演奏と連携しながら童話「オズの魔法使い」をもとにした劇を披露していました。
吹奏楽クラブは1年生10人、2年生8人、3年生9人の合わせて27人で活動しています。
演奏会は自分たちを支えてくれている人たちへの感謝の気持ちと吹奏楽の楽しさを伝えようと開かれたもので今回で34回目となります。
保護者など会場を訪れた人たちは演奏と演劇が連携したステージを楽しんでいました。
-
能登半島地震の義援金を寄託
箕輪町料飲組合は能登半島地震の被災地復興のために集めた義援金を13日、箕輪町に寄託しました。
藤澤久美子組合長と小森浩副組合長が役場を訪れ白鳥政徳町長に義援金13万4,531円を渡しました。
箕輪町の飲食店でつくる組合の店舗など合わせて22店舗が2月中旬から5月末にかけて、店内に募金箱を置き集めたものです。
組合は、同業者が自分たちも被災しているにもかかわらず、炊き出しを行っていることを知り、少しでも役立ちたいと募金を始めました。
募金は町を通して被災地に届けられます。
-
県内初 温泉施設で産後ケア
上伊那助産師会は、温泉施設を使った、産後の母親の心身回復を図る産後ケアを今年度始めました。
温泉施設での産後ケアは、県内で初めてだということです。
13日は、伊那市高遠町の高遠さくらホテルを会場に行われ、5組の親子が参加しました。
助産師と保育士が子どもを預かり、子育ての相談や母親同士で話をしました。
上伊那助産師会では、産後の母親の心身の回復と交流を目的に、今年度温泉施設を使った産後ケアデイサービスを企画しました。
通常、助産所や家庭訪問など個別で行われていて、集団での実施は珍しく、温泉施設でのケアは、県内で初めてだということです。
助産師が子どもを入浴させ、その間に母親はゆっくりと風呂に入ることができます。
対象は、伊那市在住で、産後1か月健診の後から4か月までの母子です。
今年度全部で4回あり、次回は9月12日(木)で、場所は西箕輪のみはらしの湯となっています。
-
ハッチョウトンボ 繁殖始まる
伊那市新山のトンボの楽園では、日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の産卵の様子が観察できます。
繁殖活動が活発化する正午過ぎ、12日は産卵している様子を動画で撮影することができました。
新山トンボの楽園を育てる会の酒井昇治さんです。
酒井さんが撮影した繁殖活動の写真です。
動きが早く、交尾が終わるまでの時間が短いことから一連を撮影した写真は貴重だということです。
ハッチョウトンボは日本で一番小さいトンボで、体長はおよそ2センチ、1円玉とほぼ同じくらいのサイズです。
背が赤いのがオス、黄色と黒の横縞があるのがメスです。
ハッチョウトンボは日当たりが良い湿地に生息しています。
産卵は6月末まで続くということです。
-
伊那地域31.4度 今季最高
12日の伊那地域の最高気温は午後2時半に今季最高の31.4度を記録し、2日連続の真夏日となりました。
N伊那地域の12日の最高気温は午後2時半に31.4度を記録し、8月上旬並みとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
-
みのわ太鼓荻原さん 1級公認指導員に
箕輪町のみのわ太鼓保存会代表の荻原大輔さんが、公益財団法人日本太鼓財団の1級公認指導員に認定されました。
12日は荻原さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長を表敬訪問しました。
荻原さんはみのわ太鼓保存会の代表を務めています。
保存会の子どもたちのモチベーション向上のため、資格を取得しました。
公認指導員は3級から1級があります。
2016年に3級、2020年に2級となり、今年3月に1級に認定されました。
1級公認指導員は全国で63人目、長野県では5人目、上伊那では初めてだということです。
白鳥町長は「より一層子どもたちの指導に力を入れていただきたい」と話していました。
-
鹿頭行列に向け福与でほら貝・太鼓の練習
7月14日の箕輪南宮神社の例大祭、鹿頭行列の本番に向けた福与地区のほら貝と太鼓の練習が、8日から始まりました。
この日は、福与地区のほら貝と太鼓を担当する福与諏訪社の社務員7人が、練習を行いました。
ほら貝は、音を出すのにコツが必要だということで、まずは、音が出せるかどうかをチェックしました。
音を出すことのできた那須 喜行さん、中村新一さんが担当することになりました。
それ以外のメンバーは太鼓です。
太鼓は、12年ほど、福与地区で指導に当たっている中村政一さんに教わりながら動きを確認していました。
鹿頭行列は、箕輪町の箕輪南宮神社の例大祭で奉納される400年以上続くとされる雨乞いの行事です。昔、箕輪郷だった地区を天竜川の東と西に分け、1年毎に交代で行事を行っています。
今年は東側の伊那市福島と箕輪町福与が当番です。
鹿頭を被った子どもたちが練り歩き、周りでほら貝と太鼓が披露されます。
この日は、1時間ほど太鼓の動きを確認していました。
ほら貝と太鼓の練習は、29日まであと2回予定されています。
鹿頭行列の本番は、7月14日となっています。
-
藤城村長「村民が幸せになれるよう村政を進めたい」
民間の有識者グループ「人口戦略会議」の分析で南箕輪村が自立持続可能な自治体と区分された事を受け、南箕輪村の藤城栄文村長は、「村民が幸せになれるよう、村政を進めていきたい」と話しました。
これは12日開かれた南箕輪村議会6月定例会の中で議員の質問に答えたものです。
藤城村長は「この情報は住民の将来に向けた安心につながった。これを一つの契機に、不動産業や民間企業の投資に繋がってほしい」と話していました。
また、「上伊那全体では厳しい状況と認識し、村民が幸せになれるよう村政を進めていきたい」と話していました。
有識者グループ「人口戦略会議」は、2020年から2050年までに全国の68の自治体を、自立持続可能だとする分析結果を4月に公表しました。
県内では南箕輪村と原村が自立持続可能とされています。
一方、全国の自治体の4割にあたる744自治体は消滅する可能性があると分析されました。 -
新型コロナ週報 上伊那33人
12日発表の新型コロナウイルス感染症の3日から9日の週報です。
上伊那は33人、全県は362人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり4.11人で増加しています。
-
全県に交通死亡事故多発警報発令
長野県交通安全運動推進本部は12日、全県に交通死亡事故多発警報を発令しました。
長野県警察本部によりますと1月から6月12日までの長野県内で発生した交通死亡事故は22件で、死者数は22人となっています。
死者数が前の年の同じ時期と比べ6人多い事から長野県交通安全運動推進本部は、全県に交通死亡事故多発警報をきょう発令しました。
期間は12日から21日までの10日間です。
死亡事故のうち約6割が夜間に発生している事から、夜間の運転では歩行者や道路状況を確認し、運転に集中するよう注意を呼びかけています。
-
手づくりの洋服の展示即売会
手作りの洋服の展示即売会「毎日着たい服展」が、伊那市のかんてんぱぱホールできょうから始まりました。
会場には、綿や麻などの自然素材で作られた服およそ150点が展示されています。
この展示即売会は、伊那市福島に工房キルトガッセを営んでいる根津幸江さんが開いたものです。
これからの季節に合う服が並び、重ね着ができるようにゆったり目に作られています。
根津さんは「触り心地も確かめながら見てほしい、きっと合う服があると思います」と話していました。
毎日着たい服展は17日までかんてんぱぱホールで開かれています。
-
第99回伊那美術展 16日まで
伊那美術協会の「第99回伊那美術展」が伊那市の伊那文化会館で始まっています。
会場には会員や一般、高校生の作品一人一点、124点が展示されています。
ジャンルは日本画や洋画・彫刻・工芸の4部門です。
-
箕輪町 クマと人の地域区分制定へ
箕輪町はツキノワグマと人とのすみ分けのための地域区分を定める方針を示しました。
これは、11日に役場で開かれた町議会一般質問で議員の質問に担当職員が答えたものです。
県が定めるツキノワグマ保護管理計画に基づき、主要生息地域、緩衝地域、防除地域、排除地域に分ける方針です。
まずは沢区や下古田区などの西山地域を分ける予定です。
町では、今年度、11日までにクマの目撃件数が5件ありました。
今月2日には下古田区で人身被害が発生しています。
県でもツキノワグマ出没注意報が発令されたことも受け、今年度中に地域区分を定める方針です。
地域住民の意見を参考にして、県などと具体的な計画案を立てていきます。
-
新しい本との出会いを「ほんのまくら」
伊那市の高遠町図書館は、普段選ばない本にも親しんでもらおうと、題名と表紙を隠し、書き出し文だけで本を選ぶ企画を11日から始めました。
企画は、高遠町図書館で11日から始まりました。
枕詞の「まくら」から、企画を「ほんのまくら」と名付けました。
本は新聞紙で包まれ、題名や表紙が分からなくなっています。
表紙には本の書き出しが貼りだされていて、これをたよりに本を選び、借りることができます。
高遠町図書館では、普段選ばない本との新しい出会いを楽しんでもらおうと、初めて企画しました。
子ども向けが30冊、大人向けが30冊の合わせて60冊が用意されました。
「ほんのまくら」は、なくなり次第企画終了となります。
-
本と駄菓子で人々が交流 通り町に店舗オープン
伊那市の通り町に、本と駄菓子で人々が交流し、子どもたちが集まることが出来る店舗「本と駄菓子と、、、それぞれ」が3日に開店しました。
店舗は伊那市のいなっせ北側にオープンしました。
紙を扱っていた元「紙庄」の店舗を借りています。
店内では、オーナーが自分の好きな本を置く本箱が並んでいるほか、昔懐かしい駄菓子におもちゃ、アイスなどが販売されています。
訪れた人が駄菓子を買い求めていました。
店を開いたのは、平賀 裕子さんです。
以前から、本を通して人をつなぎ、子どもたちが集まれる場所としての駄菓子店を開きたいという思いがありました。
店名の「本と駄菓子と、、、それぞれ」の、、、には、「ヒト、モノ、コト、が集まる場」という思いが込められています。
3日のオープンから初の休日となった8日は、イベントが行われ10人ほどが集まりました。
元紙庄の店舗を活かし、小上がりの畳に座布団を敷いています。
平賀さんの夫で、元長野県立図書館館長の研也さんが「まちライブラリー」について説明していました。
まちライブラリーとは全国各地で進められている取り組みで、本を通して人が出会うまちの図書館を意味しています。
「それぞれ」もまちライブラリーに認定されています。
本棚のオーナーは、本を貸すことも売ることもできます。
「それぞれ」の2階は貸し部屋となっていて、ほぼ埋まっています。
3階は、フリースペースとして活用する予定で、今後は、上伊那農業高校の生徒が改修を行うということです。
「それぞれ」は、平日の午後1時から5時まで営業していて、毎日異なる店番が担当するということです。
-
11月に高校生主体の賑わい創出イベント
伊那商工会議所は11月に高校生が主体となって企画する賑わい創出イベントを伊那市で行います。
8日はイベントの高校生実行委員会が発足し結団式が伊那公民館で行われました。
この日は上伊那の5校から参加した高校2年生の15人で構成する高校生実行委員や、伊那商工会議所のメンバーなど合わせておよそ40人が集まりました。
初日の8日は親睦を深めるため、自己紹介やミニゲームが行われました。
ミニゲームでは紙を使ってタワーを作り、9グループで高さとデザインを競いました。
イベントは11月9日にセントラルパークと伊那北公園の2か所で行われます。
上伊那地域の高校再編に伴い利用者の増加が見込まれている伊那北駅周辺を盛り上げようと行われるものです。
伊那商工会議所がサポートし、高校生が主体となったイベントを開催するのは初の取組みということです。
高校生は今後、イベントのタイトルや出店ブース、会場レイアウトなど様々なことを決めていきます。
この日は結団式も行われ、伊那商工会議所賑わい創出特別委員会の宮下健委員長から趣旨説明が行われました。
高校生実行委員会はイベントまでに残り6回開催されます。
次回は伊那市の職員から地域課題や実態を聞く他、イベントのタイトルを決めるということです。 -
伊那地域 今季最高30.5度
11日の伊那地域は午後2時24分に今季最高の30.5度を記録し、真夏日となりました。
伊那地域は午後2時24分に今季最高の30.5度を記録しました。
長野地方気象台によりますと、今週は30度前後の暑い日が続くと予想しています。
-
錦友会 舞踊いろいろ
日本舞踊若柳流 錦友会による発表会「舞踊いろいろ」が9日に伊那市のニシザワいなっせホールで開かれました。
発表会では、会員10人が長唄などに合わせて10演目を披露しました。
錦友会には伊那市など県内に13人の会員がいます。
月に3回ほど稽古をしているということです。
発表会ではほかに、伊那市で活動している歌や踊りの出前グループ「こまち~ず」が信州そば切り音頭を披露しました。
錦友会では「日本舞踊を知ってもらう機会として、これからも続けていきたい」と話していました。
会場にはおよそ20人が訪れ、日本舞踊を楽しみました。
-
日頃の感謝 かんてんぱぱ祭
伊那市の伊那食品工業株式会社は、社員が訪れた人をもてなす「かんてんぱぱ祭」を8日に行いました。
かんてんぱぱガーデンには焼きそばや焼き鳥など、15の特設屋台が並びました。
全国の支社や営業所から集まったおよそ600人の社員がスタッフとして、訪れた人をもてなしました。
ところてんの早食い大会も開かれ、箸1本を使い食べる速さを競いました。
小学生の部では、辰野西小学校6年の久保陽愛さんが優勝しました。
ほかに自社商品のゼリー作り体験も行われ、好きな味を選んで作り味わっていました。
かんてんぱぱ祭は、地域の人に日頃の感謝を伝えようと行われていて、今回で19回目です。
-
箕輪町が犯罪被害者等支援条例制定へ
箕輪町の白鳥政徳町長は犯罪に巻き込まれた人への支援を定めた犯罪被害者等支援条例について今年度中に制定したいとの考えを10日示しました。
これは10日に役場で開かれた町議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
町では条例制定について8月中に素案を作り、犯罪被害者支援センターなど関係機関からの意見聴取などを経て来年の3月議会に条例案を提出するとしています。
町によりますと2月1日現在、県内では23市町村で犯罪被害者等支援条例が制定されているということです。
上伊那ではこれまでに伊那市、辰野町、飯島町、中川村、宮田村で制定されています。
白鳥町長は「誰もがいつどこで犯罪被害にあうか分からない時代になってきている。住民が安心して生活するためのセーフティーネットとして準備を進めている。」と話していました。
-
みのわ手筒会事前練習
7月27日に開かれる第35回みのわ祭りで手筒花火を披露するみのわ手筒会は8日、まつり本番を前に箕輪西小学校のグラウンドで事前練習をしました。
練習では手筒会のメンバーが点火の手順を確認しながら花火を打ち上げていきました。
祭り当日はみのわ天竜公園で手筒や仕掛け花火などが披露されます。
また、番場原第二グラウンドでは打ち上げ花火が行われます。
みのわ手筒会では例年、7月に事前練習を行っていますが、今年は上古田区から依頼を受け、公民館行事の花火大会として披露されました。
この日は上古田区の地域住民を中心におよそ300人が訪れ、花火を楽しみました。
-
南箕輪村 南原コミュニティーセンターに中間教室設置
南箕輪村は、学校に行きにくさを感じる子どもが勉強をすることができる中間教室を、南原コミュニティーセンターに設置しました。
10日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、中間教室の設置について村教育委員会が説明しました。
中間教室は、今月4日に南原コミュニティーセンターに設置されました。
週2回、火曜日と木曜日の午後1時30分から3時まで開かれます。
対象は、村内在住の小中学生です。
村では、これまでに南箕輪小学校と中学校、こども館に中間教室を設置していて、南部小エリアでは初めてです。
ボランティアが在中し、子ども達の学習を支援します。
教育委員会では、「子どもたちの自立に向けた一歩となるよう取り組んでいきたい」と話していました。 -
麦ストローに使う麦の刈り取り作業
伊那市が進める脱プラスチックの取り組みの一つ「麦ストロー」に使う麦の刈り取り作業が10日に、西町の圃場で行われました。
10日は、多機能型事業所コスモスの家の利用者などおよそ10人が麦の刈り取りをしました。
育てているのは「ライ小麦」という品種で、茎が太く長いのが特徴です。
伊那市では、プラスチックごみの削減を目的に、4年前から麦ストローの普及に取り組んでいます。
障害者の働く場を広げる「農福連携」事業として、伊那市社会福祉協議会に製作を委託して行われているものです。
麦ストローは、洗えば何度でも使えるため、プラスチックごみの削減が期待できます。
1セット3本入りで、税込み110円です。
昨年度は1,766本を販売していて、今年度は5,000本を目標にしています。
収穫した麦は、2か月ほど乾燥させて加工する予定です。 -
田畑半沢ほたる祭り 10日から始まる
ホタルの名所として知られる南箕輪村田畑の「田畑半沢ほたるの里公園」で、恒例のほたる祭りが10日から始まります。
今年は、5年ぶりにコロナ禍前の規模で実施します。
9日夜7時半ごろの様子です。
辺りが暗くなりはじめると、ホタルの淡い光が暗闇に浮かび上がりました。
田畑の住民有志でつくる「田畑半沢を愛する会」では、30年ほど前からゲンジボタルが生息する環境づくりに取り組んでいます。
毎年秋には三重県に出向き、ホタルの幼虫の餌となるカワニナを採取して放流しています。
今年は、1週間ほど前から舞い始めたということで、昨夜は近くに住む家族連れなどが訪れていました。 -
伊那市ふるさと大使 飯島勲さん講演会
伊那市のふるさと大使で、岸田内閣の内閣官房参与を務める、飯島勲さんの講演会が、伊那文化会館で1日に開かれました。
飯島さんは、辰野町出身で、小泉内閣の首席総理大臣秘書官などを歴任し、現在は岸田内閣の内閣官房参与のほか、県政参与なども務めています。
2014年には、伊那市ふるさと大使に委嘱されています。
飯島さんは、長年の経験を踏まえて話をしました。
その中で、内閣総理大臣の資質について、「権力が半分、あとの半分は多くの人の共感や同意が重要で、力だけでは務まりません。強いリーダーシップと明確な理念が大切です」と話していました。
会場には、伊那市を中心に上伊那地域のおよそ400人が集まり、耳を傾けていました。
-
お粥ポットとお米割引券贈る
JA上伊那などは3日、炊飯器でお粥が作れるお粥ポットとお米割引券を伊那市に贈りました。
JA上伊那の池上真弓理事と伊那支所の田中晋一支所長が市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
JA上伊那などはお粥による離乳食を推進しようと毎年管内の8市町村にお粥ポットとお米割引券を贈っています。
お粥ポットは中に米を入れ、炊飯器で炊くとお粥を作ることができます。
お米割引券は550円引きで管内のAコープなどで取り扱いの上伊那産米で利用することができます。
今年度は伊那市にお粥ポット200個とお米割引券400枚、管内合計は482個、1,154枚を贈りました。
伊那市では4か月健診のときに第一子にお粥ポットとお米割引券を、第二子からはお米割引券を渡すということです。