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出水期に備え天竜川の合同視察
天竜川上流河川事務所などは、梅雨や台風などの出水期に備えて天竜川の合同視察を5月23日に行いました。
この日は辰野町から南箕輪村までの天竜川の視察を行いました。
このうち箕輪町では天竜川上流河川事務所や消防、町の職員などおよそ20人が参加しました。
視察は梅雨や台風での河川の増水に備えて行われたもので、堤防の高さや備蓄資材を確認しました。
箕輪町には大雨の時に氾濫の恐れがある、重点的に点検の必要がある場所が25か所あります。
合同視察は毎年この時期に行っているもので、30日には伊那市で視察を行うということです。
この日は辰野町、箕輪町、南箕輪村の合わせて54か所を視察しました。 -
伊那防犯協会連合会 今年度事業を承認
伊那市、箕輪町、南箕輪村の、防犯協会などで作る伊那防犯協会連合会の総会が5月27日、伊那市役所で開かれました。
総会では、「地域のきずなで安全・安心なまちづくり」を目標として、防犯意識を高めるために去年に引き続き地域安全運動を行うことなどが承認されました。
伊那警察署管内で去年1年間に発生した刑法犯の認知件数は前の年より17件少ない268件でした。
電話でお金詐欺は、去年4件で被害額は4,600万円でした。
総会では他に伊那少年警察ボランティア協会の功労者として、伊那市の清水達雄さん・箕輪町の小原仁男さん・南箕輪村の堀泉さんの3人の表彰が行われました。 -
箕輪北小学校 プール清掃
箕輪町の箕輪北小学校で7月の水泳の授業に向けたプール清掃が4日に行われました。
この日は5年生の児童およそ50人がブラシを使って、1時間ほどプールを磨きました。
箕輪北小学校では毎年高学年の児童が清掃を行っています。
箕輪町の小学校では登下校中や水泳中の児童の熱中症を防ぐため、今年から夏休み中のプールの開放は行わないということです。
箕輪北小学校では今後6年生の児童が残りを清掃して、7月1日にプール開きをするということです。 -
伊那北公園 バラ見ごろ
伊那市のJR伊那北駅近くにある伊那北公園のバラが見頃となっています。
伊那北公園には、バラやツツジなど約50本が植えられています。
公園を管理する伊那市によりますと、バラの見ごろは今月中旬までです。
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新山保育園 ハロウィンかぼちゃの種まき
伊那市の新山保育園の園児は、ハロウィンの行事で使うカボチャの種を4日撒きました。
4日は、新山保育園の年少から年長の園児14人が、1人1つのポットに土を入れ、種を撒いていきました。
JA上伊那青壮年部富県支部のメンバー3人が訪れ、園児にやり方を教えていました。
新山保育園と青壮年部富県支部は田植えなどで交流を行っていましたが、新型コロナの影響で途絶えていました。
交流を復活させ、園児に農業に親しんでもらおうと、一緒にカボチャを育てることにしました。
種を撒いたのはおもちゃカボチャという品種で小さな観賞用の実がなります。
種を撒き終わると、園児が水をあげていました。
7月上旬には、近くの畑に苗を植え替えるということです。
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乾燥野菜を使い「味噌玉」作り
地元産のみそや乾燥野菜を使い「味噌玉」をつくるイベントが伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で5月18日に開かれました。
味噌玉は味噌に鰹節と好みの乾燥野菜を混ぜて作るものです。
参加者は蓮根やネギなど好みの具材を混ぜると手で丸めていました。
このイベントは地元野菜を味わってもらおうと、伊那市地域おこし協力隊の村中ひとみさんと野田直子さん、駒ヶ根市の農家下島幸恵さんが企画しました。
乾燥野菜は下島さんが食品ロスを減らそうと規格外の野菜を使って作ったもので、味噌も市内で手づくりされたものが使われています。
企画した3人は「みそ玉は冷凍保存ができます。これからの時期のハイキングなどで味わってもらいたい」と話していました。 -
池上秀畝をテーマに歴博講座
伊那市高遠町の高遠町歴史博物館で、高遠町出身の画家、池上秀畝をテーマにした歴博講座が、5月19日に開かれました。
この日は、元上田市立美術館館長で、伊那文化会館でも8年間学芸員を務めた、滝澤正幸さんが話をしました。
滝澤さんは、美術史を専門とし、秀畝についての研究を行っていて、講座では、秀畝が生きた時代の美術界や作品について話しました。
滝澤さんは「秀畝は日本の伝統的な絵画方式を守る『旧派』の代表として活躍していたが、卓越した画力で新派的な美意識の画風も描くことができた」と話していました。
歴博講座は、高遠町歴史博物館が、2015年から地域の研究者や学芸員などの研究発表の場として開いているものです。
今回の講座は、16日まで開催中の、池上秀畝生誕150年の企画展に合わせて開かれ、会場には30人が訪れました。
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箕輪町の男性がクマに襲われケガ
2日午後4時30分ごろ、箕輪町下古田の農道で男性がクマに襲われ顔や太ももなどにけがをしました。
襲った熊は、3日午後4時現在捕獲されていません。
伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは箕輪町内に住む無職の74歳の男性です。
男性は2日午後4時30分ごろ箕輪町下古田の農道を歩いていたところ、体長1メートルほどの熊に襲われたものです。
顔と太ももをひっかかれ軽いけがを負いました。町では4日捕獲檻を設置するということです。
クマは、3日午後4時現在見つかっておらず、町では家の近くでも鈴やラジオなど音の出るものを身に着け、クマに存在を知らせるよう呼び掛けています。
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南箕輪村議会6月定例会 開会
南箕輪村議会6月定例会が3日開会し、1億8,500万円を追加する今年度一般会計補正予算案など4議案が提出されました。
主な事業のうち、国の交付金を活用した臨時福祉給付金事業として、今年度新たに住民税非課税世帯、均等割のみ課税となった世帯に一律10万円を給付する事業に3,000万円となっています。
南箕輪村では対象をおよそ300世帯と見込んでいます。
また定額減税対象者のうち、定額減税を十分に受けられないと見込まれる人に対し支給する調整給付として8,000万円としています。
南箕輪村では被扶養者を含めた対象者としておよそ4,000人を見込んでいます。
村議会6月定例会は12日と13日に一般質問、14日に委員長報告と採決が行われ、閉会します。
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VC長野と連携した村づくり 難波さんを地域おこし協力隊に委嘱
南箕輪村は、村を拠点に活動するバレーボールチームVC長野トライデンツと連携した村づくりを進めるため、新たに1人を地域おこし協力隊に、3日に任命しました。
3日は、役場で委嘱式が行われ、藤城栄文村長からバレーボール選手の難波宏治さんに委嘱書が手渡されました。
昨シーズンまでVC長野に所属していた中野竜選手の仕事を引き継ぎ、保育園での運動教室や高齢者を対象にした介護予防事業の推進に取り組みます。
難波さんは、山口県出身の24歳です。
昨シーズンまでの3年間、V3の長野ガロンズに所属していました。
ポジションはリベロで、長所は広い守備範囲とスパイクレシーブの正確性だということです。
藤城村長は、「広い守備範囲を仕事にも活かして頑張ってください」と激励しました。
VC長野からの入団発表はまだありませんが、難波さんは3日から他の選手と一緒にトレーニングをはじめています。 -
衣替え 伊那西高校の生徒が夏服で登校
6月に入り衣替えの季節となりました。
伊那市の伊那西高校では3日、夏服で登校する生徒の姿がありました。
伊那西高校では、3日から今週いっぱい移行期間を設け、その日の気温に応じて夏服と冬服を選ぶことができます。
登校時間の午前8時頃は日が差し、日傘をさして歩く生徒もいました。
また、伊那西高校では、今年度の1年生から制服のデザインが新しくなりました。
スカートは、紺色とチェック柄の2種類で、新たにスラックスも導入し、1年を通して好きな物を選ぶことができます。
リボンとネクタイはそれぞれ2種類で、好みの組み合わせで着用することができます。
伊那西高校では、「今年度からはポロシャツも用意したので、環境に合わせた服装で通って欲しい」と話していました。 -
東春近田原 白山社で御田植祭
伊那市東春近田原の白山社の田んぼで五穀豊穣を祈願する御田植祭が1日に行われました。
御田植祭では最初に神に供える米を栽培する「斎田」と呼ばれる田んぼで神事を行いました。
田植えは、氏子総代や早乙女姿になった伊那市出身でタレントの成美さんなどおよそ15人で行いました。
筋着けと呼ばれる農機具を使いながら等間隔になるように苗を植えていきました。
稲刈りは9月中旬に行われ、米は12月の新嘗祭で奉納されるということです。 -
信大農学部三木助教 移動式のオフィスを手作り
南箕輪村の信州大学農学部の三木敦朗助教は、移動式のオフィスを手作りしました。
好きな場所に移動して仕事ができるため、エネルギーの利用を最小限に抑えることができるということです。
大学の構内を移動する三木さんがひいているのは、リヤカー。
三木さんは、中古のリヤカーを購入し、その上にオフィスを手作りしました。
その名も、移動式オフィス「Ina LOG」です。
好きな場所に移動し、四隅の高さを合わせるだけ。2~3分ほどで設置完了です。
上伊那産の木材を使用し、長さ120センチ、横幅110センチ、高さ170センチほどのオフィスを手作りしました。
陽の当たるところにソーラーパネルを置いて電気を生み出し、オフィスは日陰の涼しいところに設置します。
夏は涼しく、冬は暖かい場所へ自ら動くことで、エアコンなどを使用しない環境に配慮した暮らしを提案しています。
こちらは水平を図る水準器。少しでも傾いていると気分が悪くなるということです。
密閉しすぎると酸欠の恐れがあるため、酸素濃度を測定する機械も設置しています。
コロナ禍の2020年から作りはじめ、作っては壊して改良を加え、現在は5台目です。
三木さんは、「学生には興味を持ったことに対して自由に挑戦して欲しい」と期待します。
今後1年間使用してみて、暑さや寒さに耐えられるかを検証するということです。 -
伊那北高校吹奏楽部 第69回定期演奏会
伊那市の伊那北高校吹奏楽部の第69回定期演奏会が、伊那文化会館で2日開かれました。
定期演奏会は日頃の練習の成果を披露しようと毎年この時期に開かれています。
第1部ではコンクールの課題曲などを、第2部ではポップスなどを演奏しました。
このうち第2部では、振り付けなどを交え趣向を凝らしたステージを披露していました。
伊那北高校吹奏楽部には1年生16人、2年生23人、3年生12人の、合わせて51人の部員が所属しています。
今後は、コンクールに向け練習を重ねていくということです。
伊那北高校吹奏楽部では「演奏を通して感謝の気持ちや自分たちの魅力を伝えていきたい」と話していました。
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伊那ローズボウル 信大×福県大
アメリカンフットボールの交流戦 第2回伊那ローズボウルが伊那市の伊那市陸上競技場で2日行われ信州大学と福井県立大学が対戦しました。
赤のユニホームが東海学生1部の信州大学ワイルドキャッツです。
対する白のユニホームが北陸学生1部の福井県立大学ワイルダーズです。
試合は、福井県立大のキックオフではじまりました。
信大は第一クォーターにタッチダウンで先制します。
第二クォーターに入っても信大の勢いはとまらず、ランニングプレーとパスプレーで2本のタッチダウンを上げ、前半を終え21対0と大きくリードします。
伊那ローズボウルは、信大アメフト部の運営母体となる一般社団法人が、伊那で見ごとなるバラにちなみ企画したもので、今回が2回目です。
信大は後半に入っても、オフェンス、ディフェンスとも相手を上回り51対6で勝利しました。
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大人の社会科見学 水力発電所を見学
箕輪町公民館講座「大人の社会科見学」の一環で、参加者が長岡の信州もみじ湖発電所を2日見学しました。
2日は参加者7人が発電所を見学しました。
計画では、水道週間にちなんで水に関連する浄水場やダム、発電所を電動アシスト自転車で巡る予定でしたが雨の為、発電所に現地集合しました。
信州もみじ湖発電所は、長野県企業局が運営する施設です。
職員は、「年間330世帯の電力を賄っている」「災害が発生しても自立運転により発電を続けられる」などと説明していました。
箕輪町公民館では、秋の紅葉シーズンにもみじ湖を電動自転車で巡る講座を開催する予定です -
みのわテラスで働く車フェア
消防車やパトカーなどが並ぶ「働く車フェア」が箕輪町大出のみのわテラスで1日行われ、多くの親子連れで賑わいました。
みのわテラスでは、毎月第1土曜日にテーマを持ったイベントを企画しています。
今月のテーマは「働く車フェア」で、会場にはパトカーや消防車、大型トラックなどが並び、子どもたちは車両に乗車して記念撮影をしていました。
伊那警察署は車両展示の他に、さすまたや防弾盾などを紹介し子どもたちが触れていました。
また、町内の酪農家が使用しているトラクターも展示され、子どもたちに人気でした。
顔写真を撮影してみのわテラスオリジナルの子ども免許証を発行してもらえるコーナーも設けられました。
会場では他に、牧草ロールに好きな絵を描くコーナーや、シャボン玉あそびなどの催しが行われていました。
1日は天候にも恵まれ多くの家族連れが訪れ休日の一日を楽しんでいました。
みのわテラスでは来月、夏祭りを企画しています。
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片岡鶴太郎さん講演
俳優で画家の片岡鶴太郎さんの講演会が伊那市高遠町総合福祉センターやますそで1日、開かれました。
片岡さんは、役者として映画やドラマなどで活躍する一方で、芸術家として絵画なども手がけています
伊那市高遠町の信州高遠美術館でこれまで3回個展を開いています。
2012年には、伊那市芸術文化大使に委嘱されています。
講演会は、事前に募集した質問に片岡さんが答える形で開かれました。
芸術に目覚めたきっかけは椿の花だったと紹介しました。
「38歳の時、2月の早朝、ドラマ撮影に向かうため自宅の玄関を出ると、赤いツバキが目に入った。凛と咲く花に心がきゅっとするような感銘を受けた。そのツバキを表現しようと絵に挑戦した」と話していました。
講演会では、片岡さんの作品も紹介されました。
講演会は、高遠町公民館の公民館講座「高遠町桜大学」の一環で開かれたもので、およそ200人が訪れました。
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倒木による停電 復旧
1日午前2時30分頃、伊那市高遠町の一部、130戸で倒木による停電がありました。午前9時50分頃に復旧しています。
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綿半箕輪店 世界の食材販売
箕輪町三日町の綿半スーパーセンター箕輪店では、世界各国の食材を扱っています。
外国人居住者の多い箕輪町で、故郷の味を楽しめると好評だということです。
綿半スーパーセンター箕輪店では、ワールドマーケットと名付けたコーナーで中国やベトナム、フィリピンなどアジアを中心とした10か国の調味料や野菜、米などおよそ900種類を販売しています。
冷凍食品も販売していて、アヒルの肉や果物ドリアンもあります。
売れ筋商品は豚の皮を揚げたフィリピンのスナック「チチャロン」だということです。
長野市に本社を置く綿半ホームエイドは県内に21店舗を展開していますが、ワールドマーケットは現在箕輪店のみとなっています。
綿半ホームエイドによると母国の料理を作りたくても食材を買う場所が少ないという声があったということです。
箕輪町には5月1日現在763人の外国人が住んでいます。
町民の3.2%が外国人となっています。
先月3日から売り場を設けていて、外国人客からは好評だということです。
綿半ホームエイドでは、品揃えをさらに充実させ外国人居住者のニーズに応えていきたいとしています。
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箕輪町議会 一般会計補正予算など19議案提出
箕輪町議会6月定例会が31日に開会し、795万円を追加する今年度一般会計補正予算案など19議案が提出されました。
補正予算案には、箕輪町観光協会の新しいパンフレットとポスター製作費に350万円、日帰り温泉施設ながたの湯の非常放送アンプの更新工事に300万円などが盛り込まれています。
ほかに、現在リニューアル工事のため休館中の町郷土博物館の入館料を無料にする条例改正案が提出されました。
これまで常設展の入館料は100円で、高校生以下と身体障害者手帳の交付を受けた人は無料でした。
2018年度から2022年度までの5年間の入館者7,641人のうち無料の入館者は6,300人でおよそ8割でした。
博物館は今年9月のリニューアルオープンを予定しています。
町議会6月定例会は6月10日と11日に一般質問、17日に委員長報告と採決が行われます。
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南箕輪中学校と韓国の生徒が交流
南箕輪村の南箕輪中学校に、学校交流訪問で韓国の中学校の生徒が31日に訪れました。
南箕輪中学校を訪れたのは、韓国ソウル市の中学生29人です。
30日に上伊那に到着し、駒ヶ岳登山を行ったということです。
この日は体育館で交流会が開かれ、南中の生徒が校歌を歌いました。
韓国の生徒は、自分の学校を紹介していました。
昼は各教室に分かれて給食を食べました。
韓国の生徒は南中で授業も受けました。
この交流は、宮田村が行うインバウンド事業に南箕輪村教育委員会が協力し行われたものです。
生徒はあす帰国するということです。
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伊那ファイターズ 全国大会に出場へ
伊那市の中学生硬式野球チーム、伊那ファイターズは7月に北海道で開かれる全国大会に出場します。
26日は南箕輪村のグラウンドで選手が練習をしていました。
伊那ファイターズは今月開かれた日本リトルシニア中学硬式野球協会の信越連盟春季大会で優勝しました。
大会での優勝は1981年のチーム創設以来初めてだということです。
チームは7月23日から北海道で開かれる全国大会に信越代表として出場します。
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バスで1時間の避暑地 こもれび山荘をPR
伊那市長谷の南アルプス林道バス クイーンラインの北沢峠までの運行が来月8日から始まります。
運行開始を前に、北沢峠こもれび山荘の見学会が今日報道機関向けに開かれました。
伊那市長谷の仙流荘からバスでおよそ1時間、標高2,036メートルの北沢峠のバス停の向かいにこもれび山荘があります。
伊那地域の最高気温は26.8度でしたが、現地の気温は17度と、少しひんやりとしていました。
こもれび山荘では今シーズンからケーキセットの提供を始めました。価格は税込み1,000円です。
こもれび山荘は、伊那市観光㈱が運営する山小屋で、近年は登山客の他、釣りや自然散策などで訪れる人も増えているということです。
15分ほど歩いた大平山荘からは北アルプスの景色を楽しむこともできます。
そうした登山客以外の利用も伸ばしたいと見学会が開かれました。
宿泊客向けの食事は、調理士で管理人の狩野俊一さんが腕をふるいます。
夕食は手作りのハンバーグやスープカレー、朝食は手作りの味噌を使った味噌汁や焼き魚などが提供されます。
朝晩寒冷え込むという声にこたえ、宿泊スペースには今年から羽毛布団を用意しました。
宿泊予約もインターネット上で出来るようになりました。
こもれび山荘はすでに営業が始まっていて、一泊二食付き1万2,000円からです。
また、林道沿いでは、雄大な景色を楽しむことができます。
歌宿からバスで5分ほどの標高1,780m地点では、岩肌に穴が開いた「鹿窓」を見ることができます。
南アルプスクイーンラインの北沢峠までの運行は6月8日からです。
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第6次ごみ処理基本計画 今年度策定へ
上伊那広域連合議会全員協議会が30日伊那市役所で開かれ、ごみの資源化や減量化などを効果的に進める第6次ごみ処理基本計画を今年度策定することが報告されました。
ごみ処理基本計画はおおむね5年ごとの見直しが求められていることから今年度第6次計画を策定します。
計画の期間は2025年度から2034年度までの10年間です。
計画では、第5次計画の検証と課題、ごみ処理量の予測などの項目を予定しています。
8月までに原案を作成し、9月に上伊那広域連合長に中間報告を行い、10月に住民からの意見を募集し、来年1月の計画策定を目指します。
またこの日は上伊那広域連合議会5月定例会が開かれ、消防救急無線デジタル化整備工事を巡り談合があったとして、上伊那広域連合が工事を請け負った富士通ゼネラルに契約上の違約金を求めていた問題で、富士通ゼネラル側が違約金およそ1億6,000万円を支払う意思を示したことが明らかとなりました。
議会ではこの問題にかかった弁護士費用が含まれた今年度一般会計補正予算案が原案通り可決されました。
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サクラサクミライ 願い書いた短冊のお焚き上げ
伊那市高遠町の高遠城址公園さくら祭りで行われたイベントで集まった、被災地への祈願や願い事が書かれた短冊のお焚き上げが30日に行われました。
お焚き上げは、東高遠の諏訪社で行われ、イベントを企画した伊那市観光協会などが、伊藤光森宮司の大祓詞にあわせ、短冊を火の中に入れました。
伊那市観光協会では、さくら祭りで、願い事や能登半島地震の被災者へのメッセージなどを短冊に書き、結紐に結ぶイベント「花結い~サクラサクミライ~」を実施しました。
公園開きの3月23日から、さくら祭り終了の4月18日までに、1万5千を超える願い事が集まりました。
伊那市観光協会では、「被災地の1日も早い復興を願い、今後も人と人が繋がるイベントを企画していきたい」としています。
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有志18人 能登町でボランティア活動へ
箕輪町と南箕輪村の有志18人がボランティア活動のため能登半島地震の被災地へ30日に出発しました。
受付を済ませた参加者たちが南箕輪村社会福祉協議会の駐車場でバスに乗り込みました。
箕輪町と南箕輪村の30代から70代の有志18人が1月の能登半島地震で被災した石川県鳳珠郡能登町でボランティア活動を行います。
これは、箕輪町と南箕輪村の社会福祉協議会が合同で企画したものです。
能登町では平日のボランティア活動のニーズが増えているということです。
参加者は瓦礫の撤去や仮設住宅への引っ越しの手伝いなどを行います。
参加者は明日被災地で活動して夜に帰ってくるということです。 -
アスパラ自動収穫機開発報告会 コンテナチェンジャーお披露目
伊那市がスマート農業の一環で進めている、アスパラガスの自動収穫機の開発報告会が30日開かれ、現在開発中の自動でコンテナを交換するコンテナチェンジャーがお披露目されました。
報告会は西箕輪のJA菜園で開かれ、事業の進捗状況が報告されました。
この日は、現在開発中の、収穫中に自動でコンテナを交換するコンテナチェンジャーがお披露目されました。
ハウス内での作業のため、電気を使わずに動かす仕組みを開発中だということです。
伊那市は、スマート農業の一環で、アスパラや白ネギなど、温度管理をせず野外で栽培する「露地野菜」の収穫作業の自動化を進めています。
開発は、2020年度から、南信工科短期大学校やJA上伊那、地元企業などでつくる連携組織に委託し行われています。
アスパラの自動収穫機は2022年度に完成し、現在は実用化に向け改良をしているということです。 -
第58回上伊那書道展 6月2日まで
上伊那書道協会の会員らによる第58回上伊那書道展が31日から伊那市の伊那文化会館で始まります。
会場には上伊那書道協会の会員や一般の作品およそ90点が飾られています。
上伊那書道協会は60代から70代を中心に教室の指導者や愛好家およそ70人が所属しています。
テーマや審査はなく楷書や行書など様々な書体の作品が展示されています。
第58回上伊那書道展は31日から6月2日まで伊那文化会館で開かれます。
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電話でお金詐欺被害を未然に防止で感謝状
電話でお金詐欺被害を未然に防止したとして伊那市の会社員女性と南箕輪村のアルプス中央信用金庫南箕輪支店に伊那警察署から29日に感謝状が贈られました。
29日は伊那警察署で贈呈式が行われました。
伊那市の会社員 内川美奈子さんです。
内川さんは今年3月1日に伊那市内の金融機関のATMで電話で話しながら操作していた80代女性の後ろに並んでいて、不審に思い声をかけ電話を代わるなどして被害を未然に防いだということです。
アルプス中央信用金庫南箕輪支店では今年4月12日に来店した伊那市の80代男性の10万円の振り込み被害を防止しました。
窓口で対応した職員が不審に思い事情を聞いたということです。
男性が「メールで支援金2億円を受け取るため、指定口座に金を振り込むように指示された」と話したことから架空料金請求詐欺を疑い警察に通報し被害を防いだものです。
伊那警察署の駒津一治署長は「詐欺被害の未然防止に努めていただき深く感謝します」と話していました。