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木下保育園で七夕集会
7日は七夕です。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の保育園では、七夕の行事がが行われました。
このうち、箕輪町の木下保育園では、2歳児以上の園児およそ160人が参加し、七夕集会が開かれました。
集会では、全員で童謡「たなばたさま」を歌いました。
そのあと、各クラスの代表園児が願い事を発表しました。
保育士は、ブラックライトを使ったパネルシアターで七夕の物語を披露しました。 -
伊那地域 気温今季最高36.1度
7日の伊那地域の最高気温は、36.1度と今季最も暑い1日となりました。
伊那地域は、午後2時49分に、2日連続の猛暑日となる最高気温36.1度を記録し、今季1番の暑さとなりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
長野地方気象台によりますと、今後1週間は最高気温が30度以上で推移するとみています。 -
第100回記念伊那美術展始まる
第100回記念伊那美術展が伊那市の伊那文化会館できょうから始まりました。
7日はオープニングセレモニーが行われ、伊那美術協会の役員や上伊那の市町村長がテープカットをし美術展の開会を祝いました。
会場には会員や一般、高校生から公募した作品216点が展示されています。
ジャンルは日本画や洋画・彫刻・工芸の4部門です。
今回は100回記念にふさわしい作品として、大きさや制作時期などの規定は設けませんでした。
伊那美術協会は大正13年に上伊那の美術愛好家10人によって前身となる黒百合会が作られ、現在は約120人の会員で活動しています。
100回記念大賞には伊那市の加納義晴さんの工芸作品「悠久の彼方」が、一般大賞には南箕輪村の丸山俊太郎さんの日本画「木枯し」が、ジュニア大賞には高遠高校のサンタナケイコさんのアクリル画「自我に空腹」が選ばれました。
美術展では、謝恩企画として、毎日、抽選で会員作品のプレゼントを実施しています。
6日は100番目に入場した伊那市の黒田紘生さん、麗未さん親子に引き換え券がプレゼントされました。
第100回記念伊那美術展は伊那文化会館で13日日曜日まで開かれています。
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高校野球 6日の上伊那勢の試合結果
第107回全国高校野球選手権長野大会、上伊那勢の6日の試合結果です。
県営上田野球場で行われた伊那北 対 須坂の試合は7対0の8回コールドで伊那北が勝利しました。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた赤穂 対 飯山の試合は6対7でシード校の赤穂が敗れました。
7日は121chで、県営上田野球場で行われる箕輪進修高校を含む南信連合 対 大町岳陽、高遠 対 野沢南の試合を
J501chで、セキスイハイム松本スタジアムで行われる駒ケ根工業 対 上田千曲、辰野 対 松本美須々ケ丘の試合を生中継します。 -
最高気温35.1度 福与区民運動会
6日の伊那地域の最高気温は35.1度を記録し猛暑日となりました。
箕輪町福与では、区民運動会が、福与グラウンドで開かれました。
福与区民運動会には、区民およそ300人が参加し、中村・判の木・梨の木・北沢・鹿垣・卯の木・郷沢の7つの常会対抗で競技が行われました。
住民は日差しを避け、テントの中から声援を送っていました。
運動会の結果、北沢常会が優勝しました。
6日の伊那地域の最高気温は午後2時15分に35.1度を記録し、6月30日に続き、今年2回目の猛暑日となりました。
長野地方気象台によりまと、この先1週間は、30度を超える日が続くと予想しています。
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地球・環境・未来フェスinみのわ 開幕
箕輪町がゼロカーボン推進事業の一環で開催する、地球・環境・未来フェスinみのわが、5日から始まりました。
地球・環境・未来フェスは、町文化センター、地域交流センターみのわなどで開かれています。
5日から17日までの日程で、初日は、箸づくりができる木工体験や、ポットに好きな花や野菜の種をまく体験、EVゴーカート乗車体験などが行われました。
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信州球児の夏 開幕
夏の甲子園出場をかけた第107回全国高校野球長野大会の開会式が松本市のセキスイハイム松本スタジアムで5日、行われました。
開会式では、伊那北高校の近藤勇之祐主将が選手宣誓をつとめました。
開会式は、前回優勝の長野日大を先頭に北信、東信、南信、中信の順に入場行進をしました。
今年は3つの連合チームを含む71チームが、夏の甲子園出場を目指して、県内4球場で熱い戦いを繰り広げます。
選手宣誓は、希望した学校の中から抽選で選ばれた伊那北高校の近藤主将が務め、堂々とした姿で大会の幕開けを飾りました。
近藤主将は「私たちが野球の魅力を次の世代に伝える番です 本気の夏をつくりあげることをここに誓います」宣誓しました。
伊那ケーブルテレビでは、高校野球期間中、県内4球場の試合すべてを放送します。
チャンネルは、121chが県営上田野球場、122chがしんきん諏訪湖スタジアム、J501chがセキスイハイム松本スタジアム、J507chが長野オリンピックスタジアムです。
6日は、上伊那勢の2校が登場します。
伊那北高校は県営上田野球場で須坂高校と、赤穂高校はしんきん諏訪湖スタジアムで飯山高校と対戦します。
大会日程が順調に進めば、決勝は26日に行われます。
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伊那西高校文化祭 西高祭はじまる
伊那市の伊那西高校の文化祭「西高祭」が5日から始まりました。
初日のオープニングフェスティバルでは、生徒会が製作したステージバックのお披露目や動画が上映されました。
今年で41回目の西高祭のテーマは「笑顔満祭~はい!チーズ!~」です。
来てくれる人たちにあたたかな雰囲気やにぎわいを感じてもらい、学校全体を笑顔でいっぱいにしたいという思いが込められています。
ステージでは、お箏クラブや合唱クラブなどが発表を行い、このうち書道クラブは、縦4メートル・横6メートルの大きな紙を使い書道パフォーマンスを披露しました。
力強い筆づかいで文字を書き、生徒からは大きな拍手が送られました。
西高祭実行委員長の佐藤由紀恵さんです。
6日は一般公開され、クラス展の他、新体操クラブや演劇クラブなどによる発表が予定されています。 -
上伊那網の目平和大行進
核兵器の廃絶や反戦・平和を願う「上伊那網の目平和大行進」が4日と5日の2日間行われています。
4日は伊那市長谷から市街地に向かうコースに15人が参加しました。
上伊那網の目平和大行進は、上伊那医療生協や県教職員組合などでつくる実行委員会が核兵器の廃絶や反戦、平和を願い、毎年行っているものです。
網の目平和大行進は全国で行われていて、8月4日に広島県でゴールを迎えます。 -
園児がブルーベリー狩り
伊那市の伊那緑ヶ丘幼稚園の園児が小沢にある観光農園「B Base Farm伊那」で5日、ブルーベリーの収穫を体験しました。
この観光農園は、大型農道沿いに先月27日にオープンしたばかりで、子どもたちに収穫の楽しさを知ってもらおうと代表の橋本和久さんが、3日と4日の2日間、伊那緑ヶ丘幼稚園の園児たちを招待しました。
4日は、年少・年長園児合わせて18人が訪れ、紫に色づいた実を見つけては、次々と手に取りほおばっていました。
5,000平方メートルの農園には、およそ600本、30種類のブルーベリーがあります。
現在は5種類ほどが食べごろを迎えていて、橋本さんは「2、3個一緒に食べると味がよくわかります」と園児たちに話していました。
伊那緑ヶ丘幼稚園では「ブルーベリーが木になっている様子を見て、収穫して食べるという貴重な経験ができてありがたい」と感謝していました。
B Base Farm伊那のブルーベリー狩りは8月下旬まで楽しめるということです。
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近藤主将 5日選手宣誓
夏の甲子園出場をかけた高校野球長野大会が5日に開幕します。
開会式では、伊那北高校の近藤勇之祐主将が選手宣誓をつとめます。
総部員数37人を束ねる近藤主将です。
先月、塩尻市で開かれた組み合わせ抽選会では、32チームの主将が選手宣誓を希望し、抽選の結果、近藤主将が選ばれました。
近藤主将は、野球をしていた父親の影響を受けて、小学校1年生から野球を続けてきました。
これまでに選手宣誓の経験はありません。
節目でもある高校3年の大会ではやりたいと思い続けていたと話します。
宣誓の内容には、これまで支えてくれた人への感謝や、野球をしていない人や子どもたちにも興味を持ってもらえるような内容を盛り込んだということです。
伊那ケーブルテレビでは5日の開会式の模様を午前10時30分から122chで生中継します。
また、高校野球期間中、県内4球場の試合すべてを放送します。
チャンネルは、121chが県営上田野球場、122chがしんきん諏訪湖スタジアム、J501chがセキスイハイム松本スタジアム、J507chが長野オリンピックスタジアムです。
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伊那谷の所蔵品 高遠町歴史博物館~田山花袋の和歌屏風~
伊那ケーブルテレビ放送エリア内の文化施設で展示されている所蔵品を紹介するコーナー、伊那谷の所蔵品。
4日は、高遠町歴史博物館です。 -
箕輪町 ゼロカーボン事業のトートバッグ完成
2050ゼロカーボンみのわ推進事業の一環として町内企業からの協賛金で製作したトートバッグが完成しました。
1日は協賛企業の一つ株式会社Greanの箕輪工場にトートバッグが届けられました。
このトートバッグは、町内の企業10社の協賛金で作られたものです。
素材は綿100%で、1,300枚作られました。
町では、町民と企業、行政でゼロカーボンを進めていこうと、4年前から協賛を募り、ノベルティグッズを製作しています。
トートバッグには、各企業の名前と2050ゼロカーボンみのわ、そして町発足70周年のそれぞれのロゴがデザインされました。
トートバッグは、5日から開かれる地球・環境・未来フェスinみのわのイベント参加者などで配布されるということです。
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かんてんぱぱガーデンでアジサイ見ごろ
伊那市のかんてんぱぱガーデンでアジサイが見ごろを迎えています。
かんてんぱぱガーデンのひまわり亭近くに植えられた、青や白、紫など様々な色のアジサイ、およそ280株が現在見ごろです。
アジサイは今月下旬まで楽しめるということです。
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伊那北駅周辺 AIカメラで交通量調査
高校再編によって利用者の増加が見込まれるJR伊那北駅周辺で伊那市はAIカメラを使った交通量調査を行っています。
カメラはJR伊那北駅前のロータリーと駅の入り口に設置されています。
カメラで撮影した映像を元に24時間、交通量を調査します。
映像は保存されず、交通量の数値のみが保存されるということです。
JR伊那北駅周辺は、高校再編により今後利用者が増えることが見込まれています。
伊那市では伊那新校のすべての校舎が完成する2030年度までに駅周辺の整備を計画しています。
調査は6月16日から行われていて、駅利用者のピークは朝の通勤時間で、15分間で300人を超えることがわかっています。
待合スペースの確保や、歩行者の安全確保が課題となっているということです。
伊那市では駅利用者数や、車両の交通量を把握することで適正な規模の施設整備につなげたい考えです。
伊那市では今後、伊那市駅周辺でも調査を行うということです。 -
三宅小5年生 高遠で陶芸を体験
2日から高遠町を訪れている、伊那市の友好都市、東京都三宅村の三宅小学校の5年生が、3日に高遠焼の窯で陶芸を体験しました。
3日は、三宅小学校の5年生16人が、高遠町勝間の高遠焼白山登窯を訪れました。
児童は、白山登窯の浦野真吾さんに教わりながら、粘土で、器やオブジェなどを作りました。
皿の型を使って形を整えたり、ろくろを使って模様をかいたりして、思い思いの作品を作っていました。
旧高遠町と三宅村は、1970年に友好町村盟約を結んでいます。
江戸時代、大奥の女中だった絵島と、歌舞伎役者の生島新五郎の悲恋「絵島生島事件」で、絵島は高遠に、生島は三宅島に流されたことが縁となっています。
三宅小学校では、30年ほど前から、この時期に5年生が高遠を訪れ、自然や文化を体験しています。
この日成形したものは、浦野さんが仕上げたあと焼き、1~2か月後に児童のもとに届けられるということです。
児童は、4日まで高遠に滞在し、4日は高遠北小学校と交流をしたあと、みはらしファームでそばを食べて三宅島に帰るということです。
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珍料理でおもてなし 箕輪町消防団 赤魚会
箕輪町消防団正副分団長会が、行政や区の関係者などを招き、珍味でもてなす町消防団消防懇談会・通称「赤魚会」が、29日、役場駐車場で開かれました。
来賓として、白鳥政徳町長や、町議会議員、区長などが招かれました。
各分団長から、料理の紹介がありました。
ナマズのからあげ、ウサギ肉のバンバンジー、シカ肉の焼肉などの料理が並びました。
ナマズは、団員が釣り上げたという体長70センチほどのものを調理しました。
来賓・団員合わせて80人ほどが、趣向をこらした料理に舌鼓を打っていました。
赤魚会は、戦後から続く箕輪町消防団独自の伝統行事です。
天竜川の河原で赤魚を提供し開かれたことから、その名がついたということです。
参加者は酒を酌み交わして交流を深めていました。
赤魚会は、今年4月に役場北側に設置されたソーラーカーポートの下で開かれました。
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柴さん宅 ハンゲショウが見頃
伊那市山寺の柴満喜夫さん宅のハンゲショウが現在見頃となっています。
柴さん宅の敷地内には、ハンゲショウが咲いていて、現在見頃となっています。
ハンゲショウは、ドクダミ科の多年草で、花は小さく、連なるように咲き、近くの葉が白く変色するのが特徴です。
柴さんは、10年ほど前に裏庭に咲いていたハンゲショウを正門前の敷地に移したところ、自然に増えていったということです。
ここ数日の急な大雨などで葉が少し傷んでしまったということですが、あと2~3日楽しめるということです。
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高遠城址公園付近で倒木 県道芝平高遠線が一時通行止め
2日、伊那市高遠町の高遠城址公園付近で倒木が発生し、現場付近の県道芝平高遠線が、3日の正午まで通行止めになりました。
倒木が発生したのは、伊那市高遠町の高遠城址公園付近の県道芝平高遠線沿いの斜面です。
道路を管理する伊那建設事務所によりますと、木が4本倒れ、道をふさいでいたため、2日の正午から現場付近を全面通行止めとしました。
3日の午前8時から倒れた木の撤去をはじめ、正午に通行止めを解除しました。
倒木で、ガードレールが破損しましたが、けが人はいないということです。
倒木の原因について伊那建設事務所では、1日からの雨の影響もあるとみています。
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中塚さん中学硬式野球日本代表に選出
伊那市の中学硬式野球チーム伊那リトルシニア所属の中塚遼さんがフランスで開催される2025ヨーロッパ選手権プレ大会の日本代表メンバーに選ばれました。
2日に中塚さんと小澤健監督、中塚さんの両親の4人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に日本代表のメンバー入りを報告しました。
中塚さんは春富中学校の3年生です。
伊那リトルシニアの主将で守備は主にピッチャー、打撃では中軸を任されています。
どの方向にも打つことが出来る強打が持ち味で伊那リトルシニアが日本リトルシニア中学硬式野球協会に推薦し審査の結果、全国で18人の代表メンバーの一人に選ばれました。
2025ヨーロッパ選手権プレ大会は23日から27日までフランスで開催されます。
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熱中症の疑いで1人搬送
上伊那広域消防本部によりますと、3日午後4時半現在、辰野町で80代の女性が熱中症とみられる症状で搬送されたということです。
症状の程度は中等症です。 -
河川愛護モニター委嘱
日常生活の範囲内で気付いた天竜川に関する情報を報告する河川愛護モニターの委嘱式が3日駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で行われました。
委嘱式では天竜川上流河川事務所の吉田桂治所長から河川愛護モニターとなった7人のうち出席した5人に委嘱書が手渡されました。
河川愛護モニターは川や堤防に不法投棄がされていないか、油の流出や魚の大量死がないかなど気付いたことを天竜川上流河川事務所に報告するものです。
上下伊那の天竜川を7区域に分けて担当するもので伊那市在住が3人で箕輪町、駒ケ根市、飯田市、喬木村が各1人となっています。
委嘱式で吉田所長は「より良い河川環境が守られるよう力をお借りしたい」とあいさつしました。
河川愛護モニターは巡回の回数に規定はありませんが、河川の情報を月に1回、報告することになっていて任期は来年6月30日までです。
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伊那地域 前夜の大雨で土砂・浸水被害
1日の伊那地域は多いところで1時間に50ミリ以上の雨量を観測しました。
この大雨の影響で、土砂による被害などが出ています。
このうち、箕輪町木下の住宅では、雨による床下浸水が発生しました。
この影響で、蔵に保管していた米と野菜に被害が出たということです。
住民によりますと床下10センチまで水がきたということです。
箕輪町では、ほかに三日町保育園近くの竜東線で、斜面の土が道路に流れ込みました。
撤去作業は午後3時半現在も行われ、片側通行となっています。
伊那市では、山寺や上の原の住宅の敷地内に水が流れ込む被害があったということです。
また雷により市内のおよそ1,000戸で停電が発生しました。
現在は、全て復旧しているということです。
伊那市のまとめでは雨量はきのう午後7時から10時までに多いところで手良で85ミリ、長谷溝口で76ミリ、仙流荘付近で68ミリとなっています。
南箕輪村の南殿では、雨の影響で水路に土砂や流木がつまる被害が出ました。
重機を使って土砂などを撤去する作業が行われました。
長野地方気象台によりますと、南部では大気が不安定な状況が続くことから3日にかけ、多いところで1時間に40ミリの雨が降ると予想しています。
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1年生に五平餅をプレゼント
伊那市西春近で五平餅を製造・販売する株式会社鈴平とJA上伊那は、上伊那地域の小学1年生に五平餅をプレゼントしました。
2日は伊那市の西箕輪小学校の1年生43人が給食で五平餅を味わいました。
鈴平は2008年、伊那市の小学1年生を対象に入学祝いとして五平餅の提供を始めました。
2012年からはJA上伊那と協力し上伊那全域の小学校で行っています。
原料のコシヒカリはJA上伊那が提供した地元産です。
今年度は上伊那8市町村の32校で、1,066人の1年生に五平餅が提供されたということです。
JA上伊那が提供したコメ90キロが使用されました。
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陸軍登戸研究所の研究成果まとめた企画展
太平洋戦争末期に、神奈川川崎市から宮田村や駒ヶ根市などに疎開した陸軍登戸研究所についての研究成果をまとめた企画展が、駒ヶ根市立博物館で開かれています。
開催初日となった1日は、オープニングセレモニーが開かれ、展示会を企画した登戸研究所調査研究会の会員が、成果を発表しました。
陸軍登戸研究所は、化学兵器の開発、偽札づくり、風船爆弾などの秘密戦を強化するための謀略機関でした。
研究会では、その実態を明らかにしようと調査を進めています。
今回の企画展では、本部となっていた宮田村の真慶寺に残されていた書籍38冊も初公開されました。 陸軍登戸研究所の印が押されています。
医学や農学、爆弾の製造方法から、アジアの地理まで幅広い書籍が並びます。
一風変わった形の机は飯島町で発見されたもので、何に使用されていたか解明されていませんでした。
残留していた物質を調べたところ、塩化アルミニウムであると考えられ、生物兵器を使用した際、自軍を守るワクチン製造のための研究の残骸である可能性があるということです。
この企画展は、8月17日(日)まで駒ヶ根市立博物館で開かれていて、最終日には、記念講演会が、午後1時30分~、駒ヶ根市文化会館大ホールで予定されています。
また、研究会では、登戸研究所に関する情報提供を求めています。
(駒ヶ根市立博物館 電話0265-83-1135)
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信大農学部でキャンドルナイト
環境にやさしいミツロウで作られた、ろうそくの明かりを楽しむキャンドルナイトが1日、南箕輪村の信州大学農学部で行われました。
キャンドルナイトでは、生協前広場のテーブルに置かれたおよそ150個のろうそくに火が灯されました。
ろうそくは、環境にやさしいミツバチの巣のロウから作られています。
灯されたろうそくは、伊那市のオーガニック雑貨店、ワイルドツリーが扱っているキャンドルを購入しています。
ステージ発表では、信州大学の伊那軽音楽部とJAZZ研究会が演奏を行いました。
楽器や機材の電源には、太陽光エネルギーが活用されているということです。
飲食ブースも設けられ、訪れた人たちは、ろうそくが灯されたテーブルで鹿肉を使ったジビエカレーなどを味わっていました。
イベントは、参加者が環境問題について考える機会をつくろうと信大農学部の環境学生委員会が2011年から開いているものです。
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写真集団アルプ 作品展
伊那谷を中心とする山岳写真愛好家でつくる写真集団アルプの作品展「山からのメッセージ」が2日から伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には40代から80代の会員13人の作品55点が並んでいます。
会員は1年を通して、県内の山を中心に足を運び季節ごとに撮影しているということです。
写真集団アルプは2011年に発足し、作品展は今回で23回目となります。
作品展は8日(火)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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新型コロナ週報 上伊那5人感染
2日発表の新型コロナウイルス感染症の6月23日から29日の週報です。
上伊那は5人、全県は57人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり0.70人で減少しています。
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無量寺で書を楽しむワークショップ
書を筆で書く楽しさや墨の奥深さを知るワークショップが、6月28日に箕輪町北小河内の無量寺で開かれました。
ワークショップには初心者から経験者まで、およそ10人が参加しました。
指導したのは箕輪町在住の書家、山本琇華さんです。
山本さんは書のほか季節の絵も墨を使い描いているということです。
参加者は見本を参考にしながら、作品づくりをしていました。
6月28日は無量寺の中川清健住職も参加していました。
ワークショップは中川住職と山本さんが以前から知り合いだったことから初めて開催されたものです。
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伊那中央病院 手術室を増設
伊那中央病院は、増加する手術件数に対応するため、手術室を2室増設しました。
6月30日は増設された2室が報道向けに公開されました。
こちらの手術室は、広さ93平方メートルと院内で一番広く、手術に応じて大型の医療機器を持ち込むことができます。
もう1室は、外部より気圧を低い状態にすることができ、感染症の患者に対応できます。
今回の増設で、中央病院の手術室は合計で8室になりました。
中央病院の昨年度の手術件数は前の年度より68件多い3,867件で過去最多となっています。
今回の増室で最大400件対応件数を増やすことができるということです。
高齢者人口の拡大でニーズが増加する中、緊急手術に柔軟に対応できる体制構築のため今回増設しました。
総事業費は院内設備の移設などを含め約6億円となっています。
新しい手術室は30日から運用が始まり、30日はこの2室で緊急の2件を含む3件の手術を行ったということです。