-
旧井澤家住宅で刺しゅう作品展
上伊那で活動する刺しゅうグループの作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で開かれています。
作品展は、刺しゅう愛好家でつくる「オリジナルT 刺しゅうグループ」が開いたもので、会場には、生徒50人の作品150点が並んでいます。
グループは、宮田村の竹中理恵子さんが40年ほど前に立ち上げ、現在50人の生徒がいます。
今回の作品展では、世界各国の刺しゅうが並んでいます。 -
伊那市出身の伊藤さん 国際映画祭にノミネート
伊那市荒井出身の伊藤優気さんが初めて監督を務めた映画「冬支度」が埼玉県川口市で開催される国際映画祭の国内コンペティション長編部門にノミネートされました。
19日は、伊藤さんにオンラインでお話を伺いました。
監督した作品「冬支度」です。
川口市で開かれる、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭の国内コンペティション長編部門には、応募53作品から6作品がノミネートされ、伊藤さんの作品がこの6作品に入りました。
撮影は伊那市を中心に行われました。
農家の建と印刷業の明は親友で、建の祖父の死をきっかけに次第にお互いの価値観の違いに気づき始めます。
祖父の形見のカメラで写真を撮り始め次第にのめりこんでいく建。
戸惑いながらも背中を押す明。
現代社会に生きる2人の若者の感情を繊細に描いた作品です。
伊藤さんは現在22歳、高校卒業後に俳優を夢見て東京の養成所に入り演技を学びました。
仲間から映画を撮ろうと誘われ、今回初めて監督を務めたということです。
この映画祭は国内と海外の長編部門、短編部門があり若手監督の登竜門として知られているということです。
ノミネートされた作品は7月に埼玉県川口市のSKIPシティで上映されます。
なおノミネートされた6作品の中から優秀作品賞1作品が7月21日に決まる予定です。
-
伊那市「こども部」 来年度新設へ
伊那市の白鳥孝市長は、来年度、子どもに係る政策を一元的に行う仮称・「こども部」を部署として新たに設置する考えを示しました。
これは19日に、市役所で開かれた市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。
白鳥市長は「子どもに係る政策を一元的に推進するこども部を来年度新たに設置し、乳児から高校生までの支援策を検討していく」と答えていました。
伊那市では9月定例会にこども部の設置に係る条例案を提出する予定です。
-
コロナ週報 上伊那53人感染確認
19日発表の新型コロナウイルス感染症の10日から16日の週報です。
上伊那は53人、全県は388人でした。
全県の患者届け出数は定点当たり4.41人で増加しています。
-
Wakka Agri と田楽座8月に「棚田まつり」開催へ
伊那市長谷で輸出用の米づくりを行う農業法人Wakka Agriと富県を拠点に活動しているまつり芸能集団「田楽座」は8月に中尾座で棚田をテーマに地域を盛り上げる「棚田まつり」を行います。
18日は中尾座で記者会見が開かれました。
祭りは「棚田まつり」と題し、中尾座とその周辺で8月24日(土)に行われます。
祭りでは中尾地区で使われていた子ども神輿の練り歩きや、棚田のまわりに火を灯して米作りの豊作を祈る伝統行事「虫送り」を行う予定です。
また、中尾座の舞台では田楽座によるパフォーマンスが行われる他、「ざんざ節」の披露も企画されています。
ワッカアグリは2017年から長谷地域で米作りを行っています。
現在拠点としている中尾では高齢化や過疎化が進んでいることから、米作りの後押しをしてくれた地域に感謝し、盛り上げたいと考えました。
祭りを通して伝統を守り未来へつなげるという想いが同じだったことから田楽座と共同でイベントを開くこととなりました。
去年からお互いのイベントへの参加などを通して交流を深めてきました。
「棚田まつり」は8月24日(土)に中尾座とその周辺で午後4時から開かれます。
また、運営費用に役立てるためクラウドファンディングを行っています。
目標額は150万円で、期間は7月31日までです。
-
㈱宮坂組 南箕輪村に100万円寄付
建設業・運送事業・警備事業を行う株式会社宮坂組は本社のある南箕輪村に100万円を19日に寄付しました。
19日は株式会社宮坂組の宮坂義広社長が南箕輪村役場を訪れ、藤城栄文村長に寄付金100万円を手渡しました。
株式会社宮坂組では新型コロナが始まった2020年から地域のために役立ててほしいと毎年寄付を行っています。
藤城村長は「有効に活用させていただきたい」と感謝していました。
村では、障害者福祉の支援に役立てる予定です。
宮坂組では、20日に支店のある箕輪町に100万円の寄付を行う予定です。
-
伊那警察署で仕事体験
警察官を目指す学生などを対象にした仕事体験が8日に伊那市の伊那警察署で行われました。
8日は高校生から社会人までの男女合わせて10人が参加し警察の仕事を体験しました。
鑑識体験では瓶につけた自分の指紋を採取しました。
刷毛に専用の粉をつけて指紋を浮きだたせていました。
護身術体験では相手に手首をつかまれた時に振り払う方法を実践していました。
署員は「基本的には相手と十分に距離を取り、大声を出して助けを呼んでください」と話していました。
伊那警察署では毎年この仕事体験を行っています。
伊那署では「警察の仕事を身近に感じてもらい、警察官を目指す人が一人でも増えれば嬉しい」と話していました。
-
通訳・翻訳ボランティア養成講座
災害時に外国人支援を行う、通訳・翻訳ボランティア養成講座が9日に、箕輪町の産業支援センターみのわで開かれました。
講師は箕輪町多文化共生コーディネーターの入倉眞佐子さんが務めました。
入倉さんは、通訳者のルールや災害時の役割について話しました。
災害通訳・翻訳ボランティアは、災害時の外国人住民への情報提供など、コミュニケーションの支援を行います。
入倉さんは総務省認定の災害時外国人支援情報コーディネーターでもあります。
通訳で大事なこととして「うまい下手は関係ない、気持ちで声をかけてほしい」と話していました。
箕輪町には5月1日現在、町民の3.2%にあたる763人の外国人が住んでいます。
養成講座は箕輪町が開いたもので、災害時は広域での連携が必要として、住所、国籍を問わず募集しました。
講座には、上伊那を中心に38人が参加しました。
30日には2回目の講座が開かれ、より実践的な通訳の練習を行うということです。
-
田楽座とマルシェがコラボ
伊那市富県のまつり芸能集団田楽座と上伊那の飲食店などが協力し、公演とマルシェを組み合わせたイベント「あなたのお蕎麦de田楽座」が高遠町の高遠閣で15日に開かれました。
会場の高遠閣です。
1階では、飲食店の販売コーナが並び、訪れた人達が蕎麦や弁当、菓子を購入していました。
会場は飲食可能となっていて、訪れた人達は、食事をしながら太鼓や踊りを楽しんでいました。
このイベントは、田楽座や市内の飲食店、地域住民でつくる田楽座高遠公演応援団が、地域で活動する人達の交流や、地元の良さを改めて知ってもらおうと企画しました。
獅子舞では、初めに獅子が客席をまわると、中には泣いてしまう子どもの姿も見られました。
また、関連イベントの玉すだれのワークショップに参加した市内の小学生は、練習の成果を披露していました。
-
白鳥市長「戸草ダム 引きつづき要望」
伊那市の白鳥孝市長は、国の河川整備計画の変更案に「戸草ダム」が明記されなかったことについて、「引き続き国に要望をしていきたい」との考えを示しました。
これは、18日市役所で開かれた市議会一般質問で、議員の質問に答えたものです。
6日に国土交通省が示した河川整備計画の変更案では「既存ダムを最大限に活用した上で必要な場合に新規ダムなどに関する調査・検討を行う」という文言にとどまり、戸草ダムの名前は明記されませんでした。
白鳥市長は「早期に調査検討が行われ戸草ダムの必要性が示されるよう、県や流域市町村と連携して引き続いて要望していきたい」と話しました。
また、伊那市が昨年度から行っている会話型AIロボットを活用した孤独・孤立対策の実証事業について、利用者の7割が継続して利用していきたいと答えたことがわかりました。
昨年度は40代から90代の21人に2か月間ロボットを貸し出しました。
利用者の85%がロボットに対して親しみを感じ、70%が継続的に使用したいと答えたということです。
実証事業は2025年度までの3年間で、2年目の今年度は60人を対象に貸し出す予定です。
他に、伊那市は、8月に、各種団体や市民有志による伊那北駅周辺のまちづくりの検討組織を立ち上げる方針です。
組織では伊那北駅から伊那市駅にかけてのまちづくりや、伊那弥生ケ丘高校校舎の将来活用について検討していくということです。
-
後継者不足の古田人形芝居 継承に奮闘
長野県の選択無形民俗文化財に指定され、今年伝承300年となる箕輪町の古田人形芝居。
後継者不足にあえぎながら、保存会会員は伝統の継承に奮闘しています。
17日 午後8時。メンバーが集まってきます。
公民館近くにある小屋から舞台装置を運び、手際よく組み立てていきます。
保存会は毎週月曜日の夜、上古田公民館で稽古を行っています。
この日は、7月13日にある地元・上古田公民館での定期公演に向け、披露する演目の一つ「伊達娘恋緋鹿子 火見櫓の段」の稽古を行いました。
登場する人形は、主役「お七」一体のみです。
パソコンで音声を流しながら稽古が始まりました。
古田人形芝居保存会には、現在、人手不足により、三味線がいません。
公演本番では、三味線を外部に委託しています。
稽古は録音で行っているのです。
人形芝居は、一体につき、3人で操ります。
「伊達娘恋緋鹿子」では、前半と後半で操り手を変更するため、全体では6人が人形を操る演目です。
保存会では、箕輪町内を中心に高校生から80代までの15人が会員として活動しています。
太夫や三味線のほか鐘などの鳴り物の担当もあります。
レパートリーは7演目ありますが、人手不足により、登場人物が多い3演目は発表できない状態となっています。
保存会では、興味を持ってもらおうとSNSで情報発信を始めました。
多くの人に関心を持ってもらい、伝統文化を継承していきたいと考えています。
古田人形芝居保存会の上古田公民館での公演は、7月13日(土)午後7時30分開演で、誰でも入場できます。
披露される演目は、「伊達娘恋緋鹿子 火見櫓の段」と「傾城阿波の鳴門 順礼歌の段」の2演目です。
入場は無料です。
-
伊那地域 雨の被害なし
伊那地域は梅雨前線の影響により17日夜から雨となりました。
雨は弱まりましたが、長野地方気象台では18日夜にかけて土砂災害や河川の増水に引き続き注意を呼び掛けています。
伊那市・箕輪町・南箕輪村では午後3時半現在、この雨による大きな被害は確認されていません。
伊那市高遠町の高遠ダムでは午前10時半に放水量が毎秒30立方メートルから150立方メートルに引き上げられました。
天竜川では18日午前3時から毎秒50㎥~100㎥が放流されています。
また、倒木の影響により国道152号の分杭峠付近で一時通行止めとなりました。
午後0時半に倒木は撤去され通行止めは解除されています。
長野地方気象台によりますと最も多かった伊那市長谷の杉島で17日午後7時~18日午後3時までの降水量は82.5ミリを観測しています。
19日は晴れるということです。 -
第一美術協会長野巡回展
第一美術協会の長野巡回展が19日から伊那市のかんてんぱぱホールで始まります。
会場には先月東京都で開かれた公募展・第一美術展の優秀作品50点が並んでいます。
油彩画や水彩画の他、染色作品も展示されています。
上伊那のからの出品作品は4点が展示されています。
長野県では隔年で巡回展が開かれ、かんてんぱぱホールで開催されるのは一昨年に続いて2回目です。
会では「200号の大作もあり活気ある展覧会なので多くの人に見てもらいたい」と話していました。
また、第一美術協会長野県支部展もかんてんぱぱ西ホールで同時開催されます。
展示はいずれも24日月曜日までです。 -
育児・介護でオンライン出席可能に
箕輪町議会6月定例会が17日役場で開かれ、議員が育児・介護を理由に議会の委員会にオンラインで出席できる条例改正案が可決されました。
条例改正案は委員会提出議案として追加で出されたものです。
これまで大規模災害の発生や感染症のまん延などによるオンラインでの委員会出席については条例で定められていました。
条例改正により次の9月議会から育児や介護などを理由にオンライン出席が可能となりました。
本会議については規定により議場での出席のみとなっています。
箕輪町議会では多様な人材の議会への参画を図ることにつながるとしています。
上伊那地域ではこれまでに伊那市、南箕輪村、中川村でこの条例が定められています。
町議会ではほかに、先月衆議院本会議で可決された、地方自治法改正案について廃案を求める意見書の内閣総理大臣などへの提出についての議員提出議案が賛成8、反対6の賛成多数で可決されました。
改正案は感染症のまん延や大規模災害など重大な事態が発生した場合に法律の規定がなくても国が自治体に必要な指示ができるもので地方自治の根幹を揺るがすのではないかとの懸念の声があるとしています。
箕輪町議会最終日は、追加議案を含む28議案全てが原案通り可決されました。
-
18日にかけて大雨予報 土砂災害などに注意
長野地方気象台は、県の南部で、17日の午後6時から24時間の降水量は、多いところで150ミリと予想していて、土砂災害に注意するよう呼び掛けています。
長野地方気象台によりますと、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込む為、18日は、南部を中心に大気の状態が不安定になるという事です。
南部は朝から昼過ぎにかけて激しい雨がふり、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨になる可能性があるという事です。
県の南部では多いところで、17日の午後6時からの24時間の降水量が150ミリ、また18日は1時間あたり30ミリの雨が降るという事です。
気象台では、今後発表する気象情報に留意するよう呼びかけています。 -
農家民泊受け入れ家庭向け 救急救命講習会
一般社団法人伊那市観光協会は、農家民泊の受け入れ家庭を対象にした救急救命講習会を伊那市防災コミュニティセンターで17日に開きました。
講習会には農家民泊を受け入れている家庭などおよそ20人が参加しました。
講師は伊那消防署の平澤雄太郎さんが務め、子どもがけがや具合が悪くなった時の対応方法を説明しました。
熱中症の応急手当では、霧吹きなどで体の表面に人肌程度の温度のお湯をかけ、扇風機やうちわで風をあててあげることで体温が下がる効果があるということです。
また、花火をする時には、火傷をしないよう、向かい風で手持ち花火を行わず、間隔を充分にあけることが大切だと話していました。
この講習会は、伊那市観光協会が、8月下旬に予定されている東京都新宿区の小学生の受け入れを前に、改めて安全確認をしようと開きました。
-
上古田保育園 蚕を飼育
箕輪町の上古田保育園では、蚕の飼育に取り組んでいます。
17日は、2歳児クラスの園児が蚕に桑の葉を手でちぎって与えていました。
駒ヶ根シルクミュージアムの呼びかけで40頭を購入し、今月3日から育てています。
来た当初は1センチほどだった蚕は、2週間で7センチほどに成長しました。
2歳児クラスの12人は、最初は怖がって触れなかったということですが、今では手で持つことができるようになりました。
2日ほど前からは、糸を吐き出し繭を作り始める蚕も出てきました。
気温が高い日が続き、部屋の温度があがらないようにすることが大変だったということですが、1頭も欠けることなく成長しています。
保育園では今後、繭を使ってクラフト体験をすることにしています。 -
伊那市出身の版画家 山岸主計 没後40年展
伊那市出身の版画家山岸主計の没後40年展が、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
会場には、木版画24点と油彩画10点など、山岸主計の作品40点が展示されています。
山岸主計は、1891年明治24年に伊那市美篶で生まれ、15歳で上京し木版彫刻を学びました。
35歳の時にアメリカに渡り、美術館や博物館を見て歩きながら各地で写生し個展を開きました。
1939年昭和14年から4年間、従軍画家として中国や台湾などを訪れていて、様々な国の街並みなどが木版画で表現されています。
こちらのコーナーでは、完成した作品と合わせて、制作過程で使った版木が展示されています。
会場には他に、中央アルプスの経ヶ岳を描いた油彩画なども展示されています。
また作品展に合わせて、美術館で収蔵している木版画など21点も展示されています。
山岸主計の没後40年展は、8月18日日曜日まで信州高遠美術館で開かれています。 -
伊那節を後世に 小学校で講習会
伊那市は、伊那谷に伝わる民謡伊那節を後世に継承しようと、今年度から市内の小学校で踊りの指導を行います。
17日は、初めての講習会が西箕輪小学校で開かれました。
指導を受けたのは、西箕輪小学校の3年生、2クラス合わせておよそ70人です。
伊那節振興協会のメンバーおよそ10人が学校を訪れ、伊那節の歴史や踊り方を教えました。
伊那節を踊り始めて60年以上になるという秋山勝子さんが、振り付けやその意味を説明しました。
秋山さんは、「天竜川の川の流れを表現するものなど、伊那節には10個のふりがあります。指先をまっすぐに伸ばすときれいに見えます」と話していました。
伊那節は、江戸時代に権兵衛峠を越えて伊那と木曽を行き来する時にうたわれていた馬子唄で、現在では伊那まつりの定番の踊りとなっています。
伊那市では昨年度、伊那節を後世に残していこうと踊りを撮影し、市の公式ホームページに掲載しました。
今年度からは、小学校での指導に本格的に取り組み、後継者の育成につなげていきたいとしています。
西箕輪小学校では、今後発表の場を設けたいとしています。
指導講習会は、今年度伊那小学校でも開かれます。 -
コマツ 箕輪町へスポットクーラー寄贈
箕輪町沢の総合建設業 株式会社コマツは、町にスポットクーラー2台を5日に贈りました。
5日は株式会社コマツの小林芳直社長が社会体育館を訪れ、白鳥政徳町長に目録を手渡しました。
スポットクーラーは、縦横40センチ、高さ1メートルで、電源を入れると10度~20度の冷風が出てきます。
下部にはキャスターが付いていて、移動させる事もできます。
コマツでは20年前から、小中学校を支援しようと、ボランティア作業や物品の寄付を行っていて、スポットクーラーは、去年に続き2回目です。
小林社長は「夏に向け体に負担がかからないよう、授業や部活などで活用してほしい」と話していました。
白鳥町長は「社会体育館は災害時には避難所となる。授業以外でも、あらゆる場面で活用させて頂きます」と感謝していました。
-
ローズガーデンでプロカメラマンが撮影サービス
バラが見ごろとなっている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで、プロのカメラマンによる記念撮影サービスが、16日に行われました。
イベントは、現在開催中のバラ祭りに合わせて、初めて行われたものです。
訪れた人は、園内で1番気に入った「推しバラ」の前に立ち、無料で写真を撮ってもらうことができます。
撮影したのは、宮田村を拠点に出張撮影を行っている「Kodama no film」のスタッフです。
夫の兒玉孝大さんと妻の真理子さんは、共にプロのカメラマンで、今年1月に愛知県から宮田村に移住してきました。
15分ほどで印刷が終わり、参加者に手渡していました。
16日は、正午までの2時間に9組の撮影をしていました。
企画した伊那市では、「思い出として残してもらい、また足を運んでもらえればうれしです」と話していました。 -
伊那地域 3日連続真夏日
16日の伊那地域の最高気温は30.2度を記録し、3日連続の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと午後4時現在、南箕輪村で10代の男性が熱中症とみられる症状で搬送されました。
症状の程度は軽症だということです。
-
南ア開拓者 竹澤長衛を偲ぶ
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ、長衛祭が南アルプスの北沢峠で15日行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市、山岳関係者など100人が参加し献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、伊那市長谷出身で、南アルプスで登山道の整備や、山小屋の建設など開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年行っています。
15日は長衛祭に合わせ、本格的な登山シーズンを前に南アルプス北部地区の開山祭も行われました。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛の思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
長衛祭では長谷小学校の児童による合唱や、県内在住の4人組、南アルプスカルテットによる演奏も行われました。
-
伊那地域31.7度 今週4回目の真夏日
15日の伊那地域は、午後1時33分に31.7度まで上がり、今週4回目の真夏日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症とみられる症状で搬送された人はいないということです。
-
父の日に合わせ親子で料理講座
父の日にあわせ、親子でアニメに登場する料理を作る講座が、南箕輪村公民館で15日に開かれました。
講座では、スタジオジブリ制作のアニメーション映画、「天空の城ラピュタ」で登場する肉団子スープと、目玉焼きトーストを作りました。
この日は、村内の親子9組が参加しました。
南箕輪村公民館では、父の日や母の日に合わせ、親子で参加できるイベントを行っています。
今回は、図書館ともコラボし、スタジオジブリの本も紹介されました。
親子は、協力しながら調理していました。
南箕輪村公民館では、今後は父の日や母の日以外にも、季節の行事にあわせ、親子でできる料理講座を開催したいとしています。
-
野鳥写真家井上さん 写真展
伊那市東春近の野鳥写真家井上治さんの写真展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
3回目となる写真展には、県内外で撮影した野鳥の写真およそ30点が展示されています。
今回のテーマは水辺の鳥です。
伊那市東春近の野鳥写真家井上治さんの写真展がきょうから伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
こちらは、オオソリハシシギとコスモスを映した写真です。
こちらは蓮にヨシゴイがとまっています。
井上さんは1996年から野鳥の写真を撮り始めました。
ただ鳥を撮るだけではなく、花鳥画のような鳥と花が映る構図を意識しているということです。
井上さんは「鳥が飛んできてシャッターを切る瞬間が一番楽しい。鳥との出会いをぜひ見てもらいたい」と話していました。
写真展「花鳥四季彩」は17日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。
-
南箕輪村内の飲食店が金芽米風の村米だよりを提供
14日は、南箕輪村のブランド米「金芽米 風の村米だより」の日です。
ブランド米の日にあわせ、村内の飲食店で提供が始まっています。
午前10時過ぎ、米が炊き上がりました。
村ではブランド米を広報するため、第2・第4金曜日の月2回を金芽米 風の村米だよりの日としました。
14日がその初日です。
米だよりの日には、村内の飲食店でブランド米を使ってもらうよう購入費の一部を補助しています。
南箕輪村神子柴のたけろくおあがり亭です。
店の入り口にのぼり旗を立ててPRを行いました。
普段は地元農家が生産する米を使っていますが、きょうは金芽米 風の村米だよりに切り替えて提供が行われました。
風の村米だよりは減農薬、有機肥料にこだわり村内で栽培されたコシヒカリです。
「つや」「ねばり」「甘味」があるのが特徴です。
更に特別な精米方法で精米されたのが栄養価の高い金芽米です。
村によりますと、14日までに村内の飲食店10店舗が補助金を活用し、第2・第4金曜日に金芽米を提供しています。
この補助事業は、2025年3月末までを予定しています。
-
信濃GS公式戦の入場券引換券 伊那市に寄贈
ルートインBCリーグ信濃グランセローズのチームスポンサーの飯田市の有限会社井坪工務店が7月に伊那市で開催される公式戦の入場券の引換券を伊那市に10日に寄贈しました。
この日は有限会社井坪工務店の井坪寿晴社長と信濃グランセローズ運営会社の株式会社長野県民球団の竹内羊一社長が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。
寄贈されたのは7月15日に伊那ニッパツスタジアムで行われる信濃グランセローズの公式戦の入場券引換券おとな100人分です。
この試合では小中学生の入場が無料となっています。
井坪工務店は信濃グランセローズのチームスポンサーを務めていて、より多くの親子に試合を楽しんでもらいたいと今回初めて伊那市に寄贈しました。
申し込みは伊那市役所文化スポーツ部スポーツ課窓口で受け付けています。
対象は上伊那地域在住の高校生以上で先着順です。
なくなり次第終了です。
-
上伊那地域 献血目標達成率102%
上伊那郡市献血推進対策協議会が12日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、昨年度の上伊那地域の献血目標達成率は102%だったことが報告されました。
昨年度の上伊那地域の献血者数は3,763人で、目標達成率は102.2%でした。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市が1,026人、箕輪町が674人、南箕輪村が520人でした。
会長の武井保男辰野町長は「若い世代の献血者を増やすため、大型ショッピングモールなどで街頭啓発していきたい」と話していました。
また、献血推進功績者の表彰も行われました。
飯島町の株式会社マルヤス長野が長野県献血推進協議会長表彰、
箕輪町の株式会社NTN上伊那製作所が上伊那郡市献血推進対策協議会長表彰を受賞しました。
-
プロドライバー事故防止コンクール 表彰伝達式
県内の運送会社やバス会社などを対象とした第46回プロドライバー事故防止コンクールで伊那警察署管内の3事業所と1人が表彰されました。
5日は伊那警察署で表彰伝達式が行われました。
今回のコンクールの最優秀事業所には伊那バス株式会社が選ばれました。
5月に長野市で行われた表彰式で受賞済みのため駒津一治署長に受賞を報告しました。
優秀事業所には有限会社小泉運輸関東長野営業所が選ばれました。
優良事業所には高遠観光タクシー有限会社が選ばれました。
標語部門の佳作にはジェイアールバス関東株式会社伊那支店の宮尾忍さんが選ばれましたが、欠席となっています。
コンクールは、プロドライバーが安全運転や接客マナーを競い、一般ドライバーの模範となって安全で快適な交通社会を目指すもので、県内から702事業所が参加しました。