-
桜の開花予想 4月1日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第4回桜の開花予想を3日発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園は、前回の発表と同じ4月1日開花となっています。
3日の午前11時頃の高遠城址公園です。
園内の桜のつぼみは、赤く色づき始めました。
ウェザーニューズの予想によりますと、第3回の予想と同じ4月1日開花、8日満開で去年と比べそれぞれ2日遅い予想となっています。
次回の開花予想は、10日に発表されることになっています。
-
平均年齢83歳 体操教室
参加者の平均年齢が83歳の体操教室が箕輪町の木下公民館で開かれています。
参加者は、コロナに負けじと元気に体を動かしています。
教室には、25人が参加しています。
始めに転倒予防策として椅子に座わりストレッチをします。
その後、演歌などの曲に合わせて体を動かします。
指導しているのはエアロビクスグループ「パッション」代表で南箕輪村の今井愛子さんです。
今井さんは、辰野町から飯田市まで、上下伊那で80の教室を開いています。
木下の体操教室は今年で21年目で参加者のほどんどが教室が始まった当時から続けています。
25人の平均年齢は83歳です。
メンバーのうち90代が2人います。
荻原喜代子さん93歳
岩崎八江子さん90歳です。
声を出してたくさん笑うことが健康の秘訣だと今井さんは話します。
去年は、コロナの影響で3か月ほど休止期間がありましたが、6月から感染防止対策をとって教室を再開しました。
発表の場も無かったということで、今年は練習の成果を地区の文化祭で披露したいと意気込んでいます。
-
広域連合 災害廃棄物処理で県外業者と協定へ
上伊那広域連合と上伊那の8市町村は、大雨や地震などで発生した災害廃棄物の処理について大阪府の大栄環境と今月、協定を結びます。
これは3日伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会全員協議会の中で報告されました。
広域連合によりますと、一昨年の台風19号で発生した県内の災害廃棄物は、ほとんど県外の民間業者に依頼して処理されたという事です。
県内にあるごみ処理施設の処理能力は、災害に対応する余力が無いという事で、県外の民間事業者と協定を結ぶ事でスムーズな処理体制ができるとしています。
今回結ぶ協定は、情報共有や緊急連絡体制の構築など災害対応するための準備段階のもので、個別の廃棄物の処理については改めて各市町村と契約を行うという事です。
また3日は、上伊那広域連合議会の2月定例会が開かれ総額34億3千万円となる来年度の一般会計当初予算案など8議案が提出され原案通り可決しました。
上伊那広域連合の来年度の一般会計当初予算案は総額35億3千万円で今年度と比べ10億円の増額となっています。
主な事業は、伊那中央清掃センターとクリーンセンターたつのの解体工事で事業費は12億円です。
提出された予算案は、全会一致で可決しました。
-
ストレス減で飼育 鶏肉販売
ストレスを減らした環境で家畜を飼育した鶏肉の販売が南箕輪村の信州大学農学部で3日から始まりました。
販売しているのは鶏の胸肉、もも肉、手羽元の3種類で、それぞれ2キロ入りです。
価格は、胸肉が1,500円、もも肉が2,000円、手羽元が1,300円です。
家畜のストレスを限りなく少なくし、快適な環境で飼育する事をアニマルウェルフェアと言います。
農学部では、去年の7月から、大学の敷地内に施設を作りアニマルウェルフェアの研究を進めています。
多くの農家では1平方メートルあたり16羽飼育しますが、農学部では11羽と密度を減らし、毎日2時間、明かりを消し睡眠環境を整えたという事です。
また、抗生物質は与えていません。
きょうは、農学部の直売所で、アニマルウェルフェアの研究をする竹田謙一准教授が、報道関係者に説明をしました。
竹田准教授は、「出荷までの日数が40日と一般的なものと比べ10日少なく、年間の回転数を増やす事で農家にとってもメリットがある取り組みだ」と話していました。
農学部では来年度もアニマルウェルフェアに取り組み、4回ほど鶏肉を出荷する予定だという事です。
-
伊那文化会館 改修終了オープン
天井の耐震化などで去年7月から大規模改修が行われていた伊那市の伊那文化会館の工事が完了し、3日リニューアルオープンしました。
リニューアルオープン初日の3日、大ホールでは伊那弥生ケ丘高校の卒業式が行われました。
小ホールでは、上伊那地域と松川町の小学5、6年生の書道作品が並ぶ「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」が3日から7日まで開かれています。
また、プラネタリウムの設備が全面的に更新されました。
プラネタリウムは予約制で今月6日からです。
リニューアルオープンを記念して制作したオリジナル番組の上演もあります。
28日には、リニューアルオープンを記念した南信地区の中学生、高校生によるこけら落としの吹奏楽コンサートが予定されています。
-
育メン家事メンフォトコンテスト 入選作品決まる
箕輪町の「イクメン・カジメンフォトコンテスト」の審査会が19日箕輪町地域交流センターで開かれ、入選作品が決まりました。
この日は箕輪町地域交流センターで審査会が開かれ、白鳥政徳町長らが気に入った写真を選んでいました。
イクメン・カジメンフォトコンテストは、箕輪町が男女共同参画社会推進の取り組みの一環として開催しているもので、今年で3回目です。
今年は20人から34作品が集まり、順位をつけず10作品の入選を決めました。
その中でも票数が一番多かった作品、「ぼくもあげたい!!」です。
ミルクをあげる父親を見て長男も育児に参加した場面を写しました。
応募作品は3月1日から12日まで箕輪町役場ロビーで展示され、その後公共施設などで順次飾られる予定です。
-
1月有効求人倍率1.07倍
上伊那の1月の月間有効求人倍率は、前の月を0.03ポイント上回る1.07倍となりました。
去年12月に続き、2か月連続で1倍台となっています。
1月の月間有効求人数は、2,912人、月間有効求職者数は2,723人で、月間有効求人倍率は1.07倍と、去年12月に続き2か月連続で1倍台となりました。
全国は1.1倍、長野県は1.17倍でした。
上伊那の1.07倍は、県内12のハローワーク管内で大町に次いで2番目に低い数字となっています。
雇用情勢については「求人が求職者をわずかながら上回り、新規求人に改善がみられるものの弱い動きとなっている」として、前の月の判断を据え置いています。
また、新規高卒者の就職内定率は91.8%で、前の年の同じ時期を0.2ポイント下回りました。
ハローワーク伊那では「派遣業やサービス業、運輸業で新規求人が増え始めるなど、徐々に明るい兆しが見えてきている」としています。 -
伊那北高校 コロナ対策で卒業式
卒業式シーズンを迎え、上伊那地域では高校の卒業式が2日から始まりました。
今年度も新型コロナ感染拡大防止のため規模を縮小しての卒業式となりました。
伊那北高校では今年度、男子120人、女子118人の238人が卒業を迎えました。
埋橋浩校長から、各クラスの代表者に卒業証書が渡されました。
今年度の卒業式は、新型コロナ感染防止のため在校生や来賓は参加せず、生徒と保護者、教諭のみで行われました。
卒業生を代表し生徒会長の唐澤幸佑さんが挨拶をしました。
埋橋校長は「社会情勢に大きく動かされた3年間でした。みなさんの思考力、判断力、行動力は他の世代にない強さとなっていくと確信します」と式辞を述べました。
伊那北高校伝統の応援歌「天竜河畔」は、感染防止のため歌いませんでした。
式が終わると、各クラスでは最後のホームルームが行われました。
3年E組では、齋藤桂似郎教諭から一人ひとりに証書が手渡されました。
ホームルームの様子はテレビ会議システムで配信され、密を避けるため別の教室で保護者が見守りました。
伊那北高校では卒業生全員が進学を希望しています。
明日は上伊那の3つの高校、4日も3校で卒業式が行われます。
-
県内コロナ感染確認なし
2日は、長野県内で新たな新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
-
要配慮者支援研修会
伊那市社会福祉協議会は、災害発生時における障害者や高齢者などの支援や、配慮が必要な人の避難行動について理解を深める研修会を、伊那市の防災コミュニティセンターで2月18日に、開きました。
この日は、市内でデイサービスなどを行っている福祉事業者8人が参加しました。
講師を務めたのは、国の機関で防災に関する科学技術の研究を行っている、防災科学研究所の松川杏寧さんです。
松川さんは、2018年7月に起きた西日本豪雨について、「岡山県倉敷市真備町では死者51人のうち42人が避難行動に支援が必要な人だった」と説明し、多くの死者が出た根本的な原因として、平常時の福祉と緊急時の防災の取り組みが分断されていると話しました。
松川さんによりますと、災害時に逃げ遅れる人を出さないために、特に避難行動に支援が必要な人には、障害者や高齢者の情報を持つ福祉の分野と、防災・危機管理の分野、両者の連携が重要だと話していました。
研修会は、福祉事業者を対象に、災害時に配慮が必要な人へ適切な支援ができるよう、理解を深めるため市社会福祉協議会が初めて開いたものです。
-
小学校で講師招いてそろばん教室
伊那市の伊那北小学校で、そろばん教室の講師を招いての算数の授業が行われました。2日は伊那北小学校4年生の児童43人が、算数の授業でそろばん教室の講師から足し算を学びました。講師を務めたのは、日本珠算連盟伊那支部の副会長で伊那市でそろばん教室を運営する伊東秀子さんです。小学校では3・4年の算数の授業でそろばんがあります。指導者から直接学んでもらおうと、伊那商工会議所が企画して、2018年から希望のある学校で行っているものです。児童たちは、実際に珠をはじいて計算問題に取り組んでいました。伊東さんは「そろばんは集中力を養うこともできます。これを機会に興味を持ってほしい」と話していました。
-
春の山火事予防啓発パレード
春の山火事予防運動にあわせて2日、巡回啓発パレードが行われました。出発式が伊那合同庁舎で行われ、県や市町村、消防署の関係者など30人が出席しました。春の山火事予防運動は春先に空気が乾燥し、山火事が多発しやすいこの時期に毎年行っています。上伊那管内では去年1年間で9件の林野火災が起きていて、今年に入り昨日現在2件起きています。たき火や土手焼きなどが原因だということです。3班に分かれて車で呼び掛けながら上伊那をまわりました。山火事予防運動は5月31日まで実施します。
-
箕輪町議会3月定例会が開会
箕輪町議会3月定例会が1日開会し、総額95億100万円の来年度の一般会計当初予算案や1億9,700万円を追加する一般会計補正予算案など42議案が提出されました。
来年度の一般会計当初予算案の総額は95億100万円で人口減少対策に重点的に取り組むとしています。
また今議会に提出された一般会計補正予算案の主な内訳は、新型コロナワクチン接種事業に1億8,000万円、個人番号カード交付事業負担金に630万円などとなっています。
また小中学校の教育活動継続支援事業として新型コロナウイルス感染症の感染予防対策消耗品などの購入に680万円となっています。
町議会3月定例会は、8日と9日に一般質問、15日に委員長報告と採決が行われます。
-
南箕輪村議会3月定例会が開会
南箕輪村議会3月定例会が1日に開会し総額で62億4千万円の来年度の一般会計当初予算案など24議案が提出されました。南箕輪村の来年度の一般会計当初予算案など24議案が提出されました。
新しい村議会副議長に議長指名で笹沼美保議員が選出されました。来年度一般会計当初予算案は骨格予算となっていて、令和2年度の当初予算に比べて3億4千万円少ない、総額62億4千万円となっています。
また唐木一直村長は4月15日の任期満了を前に4期16年間の村長生活を振り返り挨拶しました。
南箕輪村議会3月定例会は、10日と11日に一般質問、12日に委員長報告と採決が行われます。
-
2月26日 伊那餃子まつり
2月26日のつつむの語呂に合わせ、伊那餃子まつりが26日伊那市のベルシャイン伊那店で行われました。
伊那餃子会に加盟している伊那市と南箕輪村の5店舗が出店しました。
各店舗で通常400円から800円で提供されている餃子が特別価格の300円で提供されました。
その他、直径15センチほどの三重県津市のご当地餃子「津ぎょうざ」も特別に販売されました。
昼時になると、買い物客が餃子を買い求めていました。
伊那餃子まつりは、つつむの語呂合わせで毎年2月26日に「餃子の日感謝デー」として伊那餃子会が開催しています。
-
はやぶさ2についての講演会
去年12月にカプセルが帰還した小惑星探査機「はやぶさ2」についての講演会が伊那市創造館で27日開かれました。
教室には小学生の子どもとその保護者20人ほどが参加し、テレビ会議システムを神奈川県と繋ぎ並木道義さんの話を聞きました。
並木さんは、JAXA宇宙科学研究所に拠点を置くNPO法人の会長で、初代はやぶさ帰還時にはカプセル着地場所の特定を行いました。
並木さんは、「地球に帰還したはやぶさ2のカプセルには、小惑星「リュウグウ」で採取された5.4グラムの黒い石が入っていた」などと説明していました。
子どもからの「はやぶさが持ち帰ったのはどんな石でしたか」という質問には「これから詳しく調査します。黒いのでカーボンの可能性があります」と話していました。
伊那市創造館は、今年度小学生の子どもとその保護者が宇宙と科学について学ぶ全4回の「星と宇宙の教室」を開いていて、今回が最終回となります。
-
新型コロナ県内感染確認なし
1日、長野県内での新たな新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
-
65歳以上の仲間でスキートレーン
伊那市を中心とした上伊那在住で65歳以上のスキー仲間によるスキートレーンです。
年齢65歳から80歳までのスキー仲間7人が集まり撮影編集したものです。
スキートレーンは複数の人が同じコースを同じスピードで滑る練習方法で前を滑る人に合わせることによりスキー技術の向上に役立つということです。
体力維持や同じ趣味を持つ人同士交流を図ろうとほぼ毎日、伊那スキーリゾートに集まり楽しんでいるということです。
-
箕輪町で下草火災
箕輪町で28日、下草を焼く火事がありました。これによるけが人はいませんでした。
伊那警察署の発表によりますと28日午後4時頃、箕輪町大出の畑で下草約18平方メートルと立木2本を焼く火事がありました。
この火事によるけが人はいませんでした。
伊那警察署では、たき火をしていた火が広がったものとみて調べを進めています。
-
女性対象に合同企業説明会
長野県は、女性の再就職支援を目的に「女性対象の合同企業説明会」を、1日に、伊那市のいなっせで開きました。
説明会は、女性の就業支援を行っているイーキュア(株)が県から委託を受けて開いたもので、子育て中の女性を中心に40人が訪れました。
参加企業は、サービス業を中心に、製造業や小売業など19社です。
説明会は、「働きたい女性」と「雇いたい企業」を結び付けようと、長野県が県内7地区で開いているものです。
女性の就業支援を行っているイーキュアによりますと、新型コロナの影響で減少していた求人は、7月ごろから徐々に回復しつつあるということです。
また、子どもの体調不良などによる急な休みに対応する企業やサービス業で土日休みを優遇する企業が増えているということです。
イーキュアでは、仕事を持ちたいという女性の声が以前よりも増しているということで、今後も就業支援のイベントを継続・企画していきたいとしています。 -
伊那市消防団音楽隊コンサート 収録
伊那市消防団音楽隊による防火・防災コンサートの収録が、きょう、いなっせで行われました。 28日は、コンサートの収録が行われ、伊那市消防団音楽隊とラッパ隊が合わせて7曲を披露しました。 毎年この時期に、伊那文化会館でコンサートを開いていますが、今年は新型コロナの影響で一般公開はせず、伊那ケーブルテレビが収録し放送する形で開催することになりました。 毎年コンサートに参加している伊那市内の中学校5校の吹奏楽部も別の日に収録をして、番組の中で放送します。 伊那市消防団音楽隊は、各種イベントで演奏したり、出初式や伊那まつりでパレードするなど、防火・防災の啓発活動を行っています。 コンサートでは、日下部良也(くさかべよしや)団長と、蜷川(にながわ)清人(きよと)副団長が、人気アニメキャラクターに扮し、火災警報器の設置や電池の交換を呼びかける寸劇を披露しました。 また、子ども向けに、火事や水害が発生したらどのように行動したらよいか○×クイズも行われました。 伊那市消防団では、「最も大切なのは火事を起こさないことです。」と火災予防を呼びかけていました。 なお、このコンサートの模様は、伊那市消防団音楽隊が3月11日午後4時から、市内中学校の吹奏楽部の演奏は、12日午後4時からご覧のチャンネルで放送します。
-
県内新型コロナ感染確認なし
28日は、長野県内での新たな新型コロナウイルスへの感染確認はありませんでした。
県内で感染確認がゼロとなるのは、今月25日以来となります。 -
ドライブスルー・テイクアウトフェス
ドライブスルーで地元飲食店のテイクアウト料理を楽しむことのできるイベントが、伊那市の伊那ハウジングセンター南駐車場で28日、開かれました。
正午には、事前予約をした客が会場を訪れ、車に乗ったまま、料理を受け取っていました。
ドライブスルーには上伊那の飲食店26店舗が参加していて、店で提供している弁当などを出品しました。
事前予約は、約70食分用意されました。
また、予約なしでも料理が購入できるよう当日販売も行われ、キッチンカー12店舗が並びました。
こちらは、南箕輪村のラーメン将太のチャーシューメンです。
各店舗がテイクアウト料理を出品し、訪れた人は買い物を楽しんでいました。
イベントは、市内の広告代理店アドコマーシャルと、飲食店有志らが、テイクアウト料理の情報を共有したり、配達などを行っている、いーなーイーツデリバリー組合が開いたものです。
アドコマーシャルと、いーなーイーツデリバリー組合では「コロナ禍だが、イベントを通して地元飲食店と地域が共に元気になってほしい」と話していました。
この日は、市内外から約300人が会場を訪れたということです。 -
花火打ち上げ 旅立ちを応援
南箕輪村の有志でつくる実行員会は、花火を打ち上げて子どもたちの新たな旅立ちを応援するイベントを来月実施します。
実行委員会では花火の協賛を募っています。
村内の小中学校のPTA会長と商工会の青年部長で実行委員会を立ち上げました。
新型コロナの影響で様々な行事が中止になった他、学校生活にも制約があった今年度、卒業を控えた子どもたちに花火で旅立ちを応援しようと企画しました。
花火は、3月に実施する計画で観客の密集を避けるため打ち上げ場所は公表せず、村内3か所で行うとしています。
資金については100万円を目標にしています。
花火の協賛については写真左下のQRコードを読み取ってください。
-
伊那市1人感染確認
長野県内で27日新たに伊那市の20代会社員女性1人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。上伊那での感染発表は26日に続き2日連続です。
長野県の発表によりますと、27日に新たに感染が確認されたのは伊那市の20代会社員の女性1人です。
女性は26日に伊那保健所で検体を採取し、PCR検査の結果、陽性が判明し、現在は感染症指定医療機関に入院しています。
濃厚接触者は県外の陽性者だということです。
午後3時現在、県内で感染が確認されたのは2,364人で、入院しているのは11人、死亡したのは41人です。 -
石工の技術 体験イベント
高遠石工の技術に思いをはせてもらおうと伊那市のいなっせで体験イベントが26日、行われました。
高遠石工の第一人者として高く評価されている守屋貞治を筆頭とした石工の技術の凄さを体験してもらおうと、伊那市の地域おこし協力隊の松井伸一郎さんが企画しました。
辰野町の林石材工業の林正礼さんが講師を務め、昔から使われている道具で石の削り方の手本を見せました。
直径20センチ、厚さ6センチの天然の石で漬物石を作ります。
はじめに石の中心を決め、円を書きます。
石を削る「こやすけ」と、こやすけを上からたたく「石筒」と呼ばれる昔から使われている道具を使いました。
参加者は、円の外側を道具でたたいて削っていました。
林さんは、「むきになってたたかないこと。たたく力を上手にに石に伝えてください」などとアドバイスしていました。
最後は、削った面を丸くするため「びしゃん」と呼ばれる道具で叩いて仕上げます。
イベントには、市内から10人が参加し石を削る大変さなどを体験していました。
-
自分を知る 「カラーセラピー体験」講座
箕輪町公民館は人間関係に役立ててもらおうと「カラーセラピー体験」講座を27日町地域交流センターで開きました。
講座には、18歳から概ね40歳までの17人が参加しました。
カラーセラピーとは色彩心理を使った心のケアのことで、赤色は良心や責任感がある・ピンク色は優しい性格や気配りができるなどがあてはまるということです。
講師を務めたのは、ぬり絵セラピストの織部郁代さんです。
参加者は自分を知るために心理テストを行い、色彩に基づいた折れ線グラフを使って自分の性格や感情はどういう状況なのかを確認していました。
織部さんは「まずは自分自身を知ること。ネガティブな感情を確認しながらどう向き合っていくかが大事です。」と話していました。
-
東日本大震災 10年の節目にあわせた特別番組収録
東日本大震災の発生から10年が経とうとしています。
伊那ケーブルテレビは、その10年の節目にあわせた特別番組の収録を26日ニシザワいなっせホールで行いました。
震災翌年の2012年からの取材を通してかかわりの深い人をゲストに招きました。
元県立長野図書館で、自身も被災地と関わり続けている伊那市の平賀研也さんがコーディネーターを務めました。
ゲストは福島から伊那に移住した果樹農家の佐藤浩信さん、新聞記者として被災地を取材しその後伊那市で居酒屋を経営している八木択真さん、当時伊那市の東部中学校生徒会長で仙台市の高砂中学校と交流を始めた池上佳吾さん、気仙沼出身で被災地支援を続けている野溝清美さん、伊那市の職員で気仙沼市役所で復興支援にあたった伊藤貴さんの5人です。
佐藤さんは「振り返ると、自分のためではなく福島や人のために動いてきた10年間だった。」と話していました。
八木さんは「取材の中で被災しても地元に残りたいという人を見て自分にとって強く思えるふるさとはどこかと考えさせられた。」と話していました。
特別番組 言葉で紡ぐ明日~東日本大震災 10年の節目~は来月11日の午後1時から放送します。
-
市議会開会 38議案提出
伊那市議会3月定例会が26日開会し来年度一般会計当初予算案など38議案が提出されました。
市議会3月定例会には来年度一般会計当初予算案など38議案が提出されました。
3月定例会は来月9日から一般質問、19日に委員長報告と採決が行われる予定です。
-
東ティモール選手団の事前合宿で協定
26日の伊那市議会全員協議会で東京オリンピック・パラリンピックに出場する東ティモール選手団の事前合宿に関する協定を今月18日に締結したことが報告されました。
伊那市はかねてから東ティモールのホストタウンとなっていました。
出場種目はオリンピックが競泳、陸上、テコンドー、パラリンピックが陸上と卓球で合わせて男女6人です。
協定では選手が伊那市で事前キャンプを行うことになっていて市民との交流も予定されています。