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伊那商工会議所 川上会頭退任の意向
伊那市の伊那商工会議所の川上健夫会頭は、10月末で会頭を退任する意向を固めたことが分かりました。
川上会頭は、伊那市西箕輪に本社を置くメッキ処理加工、サン工業株式会社の社長です。
2004年から伊那商工会議所の副会頭を務め、2013年に会頭に就任しました。
任期中は、リニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通に向けて、人や物の動きの変化を受け入れる体制を整えるため、4つのプロジェクト委員会を立ち上げました。
また、月に1回、伊那商工会議所の職員を対象に2時間の勉強会を開き、職員の意識改革にも取り組みました。
取材に対し、川上会頭は次の会頭について「時代の流れに沿ったアイディアを企画し、伊那の活性化に力量を振るってもらいたい」と話していました。
次期会頭は、11月1日に開かれる総会で正式に決定するということです。 -
信州もみじ湖発電所 起工式
長野県が、箕輪町の箕輪ダムに建設する水力発電所「信州もみじ湖発電所」の安全祈願祭と起工式が、きょう現地で行われました。
18日は、長野県や箕輪町、地元の関係者が集まり、安全祈願祭と起工式が行われました。
箕輪ダムは、県が管理していて、今回、水力発電所を建設することになりました。
ダムの下流に建設される予定です。
発電所の最大出力は、199キロワットで、年間の発電量は310世帯分に相当します。
また、箕輪東小学校在籍中に、「信州もみじ湖発電所」の名称を考えた箕輪中学校1年の根橋諒介君も会場を訪れ、プレートの除幕式が行われました。
信州もみじ湖発電所は、2021年4月の運転開始を予定しています。
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中病研修会 看護師復帰を支援
子育てなどを理由に看護職から離れている看護師の復帰をサポートしようと、伊那市の伊那中央病院で17日から4日間の再就職支援研修会が始まりました。
これは子育てなどを理由に看護の職についていない看護師、「潜在看護師」の復職をサポートしようと、伊那中央病院が行っています。
今回は潜在看護師の2人と、医療の知識を身に付けようと、高齢者福祉施設から2人が参加しました。
伊那中央病院には、現在およそ500人の看護師がいて、看護体制の基準となる、患者7人に対し1人の看護師を配置しています。
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医療や人体を学ぶセミナー開催
伊那市の伊那中央病院で13日、医療や人体の仕組みについて学ぶ「キッズメディカルセミナー」が開かれました。
セミナーには上伊那の小学生27人が参加しました。
薬剤師体験では、薬の調合に見立てて、シロップと水を計り、容器に調合しました。
子どもたちは薬剤師にやり方を教わりながら、楽しみながらも真剣に取り組んでいました。
人命救助では、マネキンにAEDのパットを貼り、救助の流れを学びました。
小学生はこの他に、超音波機械を使った体験や、腎臓の働きについても学びました。
このイベントは、病院に関心を持ってもらおうと毎年開かれていて、今年で3回目になります。 -
北福地集落センターで「歌の幼稚園」
童謡や歌謡曲を楽しむ集い、「歌の幼稚園ふるさと」が17日、伊那市富県北福地の北福地集落センターで行われました。
この日は、60代から80代の高齢者およそ40人が集まり、童謡など15曲を歌いました。
この会は、北福地の平岩髙嶺さんが毎年開いているもので、年に4回開かれ、今年で12年目になります。
北福地社協の会長を務めたことがきっかけで、高齢者が楽しく歌を歌う場をつくろうと始めたということです。
参加者は、伊那市のほかに箕輪町や、駒ケ根市から来ている人もいます。
また、歌の途中には勉強会として、平岩さんが用意したテキストをもとに源氏物語をもう一度学んだりしていました。
平岩さんは「これからもみんなで仲良く続けていきたい」と話していました。
次回の歌の幼稚園は、10月16日(水)に北福地集落センターで開かれる予定です。
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南ア林道の楽しみ方
夏山シーズンを迎え、伊那市長谷の南アルプス林道沿いでは様々な高山植物を楽しむことができます。
南アルプス林道バスの見どころを紹介してもらいました。
17日は、南アルプス林道バスを運転して18年になる伊藤卓郎さんに紹介してもらいました。
南アルプス林道バスは仙流荘から標高2,032メートルの北沢峠までを結ぶバスです。
伊藤さんは、乗客を楽しませようと林道沿いの植物などについて学んできました。
南アルプス林道の入り口、戸台大橋を過ぎると長距離を移動する蝶アサギマダラが出迎えてくれます。
南アルプス林道沿いでは、初夏から秋にかけて様々な高山植物を楽しむことができます。
現在は、純白で清楚なセンジュガンピや日光の女峰山で発見され名がついた、ニョウホウチドリなどの花が楽しめます。
この周辺では、ヤグルマソウやクルマユリも咲いています。
花を撮影していると熊に遭遇しました。
林道沿いには、熊に皮を爪で剥ぎ取られているカラマツが多く見られます。
熊の目撃情報が多く寄せられていることから南アルプス林道バス営業所では、登山客に注意を呼び掛けています。
南アルプス林道バスは、11月15日まで運行する予定で、これから来月中旬にかけてコゼンタチバナやタマアジサイを、秋には紅葉を楽しむことができます。
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美篶地区住民が桜の管理学ぶ
伊那市美篶地区各種団体協議会は、地域の桜を管理する地域桜守から桜の管理方法を学ぶ講習会を17日、開きました。
17日は青島の桜並木で講習会が開かれ参加者が枝の剪定をしました。
美篶地区の役員などで組織する美篶地区各種団体協議会では毎年、地域桜守から桜の管理について学ぶ講習会を開いてます。
17日は、およそ30人が参加し、桜の手入れの仕方について学びました。
美篶地区には伊那市が認定した地域桜守が4人います。
地域桜守は、「枝が混んでいるところは日当たりをよくするため剪定が必要です。剪定した後は必ず防腐材を塗ってください」などとアドバイスをしていました。
美篶地区各種団体協議会では、伊那市のまちづくり交付金を活用して三峰川ナイスロード沿いの桜並木と青島霞堤の桜をライトアップするなど地域の活性化に取り組んでいます。
協議会では、「講習会で学んだことをそれぞれの地域での桜の管理に活かしていきたい」としています。
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伊那市上下水道事業運営審議会 水道料金据え置きを諮問
伊那市上下水道事業運営審議会が16日、伊那市の伊那市役所で開かれ、白鳥孝市長は、審議会に対し上下水道料金の改定について諮問しました。
諮問は、令和2年度から4年度までを算定期間とし、上下水道料金を据え置く内容です。
水道事業では、水道設備の維持管理費などに一般会計から1億円の出資金を補填することで、現行の料金が維持できるということです。
また、下水道事業は、これまで一般会計から2億円の出資金を受けていて、令和2年度からは、追加で2憶円の出資金を補填することで令和4年度まで料金を据え置きにするということです。
伊那市の一般家庭の水道料金は、平均ひと月3,210円で、令和2年度以降も月額の水道料金は、おおむね同額となる見込みです。
審議会では、今回の諮問に対し、9月中旬に答申を行うことにしています。
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町文化センターでレザークラフト講座
箕輪町公民館は、革で小物などを作るレザークラフト講座を17日、町文化センターで開きました。
箕輪町を中心に、近隣の市や町から8人が参加しました。
講師は、伊那市西春近で革工芸の工房を営む酒井昭子さんです。
見本を参考に、革のペン立てや小物入れを作りました。
参加者は、刻印と呼ばれる専用の工具で革に模様をつけたり、穴をあけたりしてデザインしていました。
ペン立ての形になるよう両端を留め、台座を作ったり、着色をしていました。
今回作った作品は、11月に開かれる町民文化祭に出品されます。
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旧井澤家住宅で絵手紙作品展
伊那市の絵手紙グループ「笑楽会」の作品展が西町の旧井澤家住宅で17日から始まりました。
笑楽会は日本絵手紙協会公認講師の倉科照子さんが開いている絵手紙教室の生徒で作るグループです。
会場には、50代から80代までの44人が描いた、およそ250点が展示されています。
教室では、季節感を大切に各自が花や小物を持ち寄り、絵手紙を書いているという事です。
絵手紙の他に「寿」の文字を100種類の異なった字体で書いた作品も展示されています。
倉科さんの教室では、筆の練習で毎年テーマを決めて課題に取り組んでいます。
今年は寿で、墨の濃淡を生かしたものや、均一な文字で書かれたものなど、それぞれの作品が並んでいます。
作品展は旧井澤家住宅で28日 日曜日まで開かれています。
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MINOWAさんかくフェスタ
男女共同参画社会について理解を深める箕輪町のイベント「MINOWAさんかくフェスタ」が13日、箕輪町文化センターで開かれました。
会場では仕事体験コーナーが設置され、美容や製造業などのブースが並び親子が企業の担当者から仕事について学びました。
箕輪町内で起業している女性達は砂を使ったインテリアや似顔絵など自身の仕事を紹介していました。
また電子部品会社のブースでは、子ども達が基盤を組み立て、時計を作っていました。
箕輪町は女性が働きやすい、住みやすいまちづくりを目指していて、幅広い年代に男女共同参画について理解を深めてもらおうと、この催しを初めて開きました。
町では来年度までに、町が設置する審議会の委員や区の役員の女性の割合を3割にすることを目指しています。
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高遠高生 音楽で園児とふれあい
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は16日、高遠保育園を訪れ、音楽実習を行いました。
この日は、高遠高校で幼児教育音楽を選択している生徒8人が高遠保育園を訪れ、授業の一環として音楽実習を行いました。
生徒たちは曲に合わせて園児と楽器を鳴らしたり、絵本を題材にしたキャラクターに合わせて歌いました。
園児達は一緒に歌を口ずさんだり、音楽に合わせて体を動かすなどして楽しんでいました。
生徒たちはこの日の実習のために、3か月前から幼児目線で歌や振り付けなどを考え、練習をしてきたということです。
生徒たちは高遠町内の他の保育園でも、音楽実習を行う予定です。
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高校生が投票所立会人に
伊那西高校の安江瑞希さんは14日、今月21日に投票が行われる参院選の期日前投票の立会人をつとめました。
選挙権年齢が18歳に引き下げられたことから、伊那市選挙管理委員会では、高校生に選挙や政治に関心を持ってもらおうと、立会人を募集し、伊那西高校3年の安江瑞希さん一人が応募しました。
安江さんは、立会人として、投票が正しく行われているか、本人による投票かどうかなどをチェックしていました。
安江さんは、「立会人を経験したことで、投票の仕方や投票所の雰囲気など、選挙を身近に感じることができた」と話していました。
伊那市選挙管理委員会は、若い人にも選挙に関心を持ってもらうよう、今後もこうした啓発活動を続けるということです。
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草の家 裂き織り作品展開催 17日まで
伊那市のみはらしファームにある、はた織り体験施設「草の家」のスタッフが作った作品が、
伊那市のかんてんぱぱホールで展示されています。
会場には、9人のスタッフが「裂き織り」という技法で作ったタペストリーやバッグなどが展示されています。
裂き織りは、裂いた古着などを機織りの縦糸に織り込んで布にしていきます。
今回展示されている作品も、
草の家に集まった古着などが使われています。
草の家代表の丸山輝子さんは
「裂き織りには、要らなくなった布を再生できる良さがある」と話していました。
草の家では、はた織りや、草木染め体験をすることができます。
この展示会は17日まで開かれています。 -
伊那弥生ケ丘 17年ぶり8強
第101回全国高校野球選手権長野大会 4回戦が15日、県内4球場で行われ、伊那弥生ケ丘高校が松本国際を11-4でくだし、17年ぶりに過去最高に並ぶベスト8進出を果たしました。
この日、長野県営野球場で行われた伊那弥生ケ丘 対 松本国際の試合は、序盤に先制を許した弥生が追いかける展開となりました。
0-1で迎えた5回表。
弥生の3番登内遥平、5番桑原健のタイムリーで逆転に成功します。
その後点を取り合い7対4、弥生が3点リードで迎えた9回表。ノーアウト満塁の場面で3番登内。
レフトスタンドポール際に飛び込む満塁ホームランを放ち、突き放しました。
試合の結果、弥生が19安打11得点の猛攻で勝利し、17年ぶりに過去最高に並ぶベスト8進出を果たしました。
16日は、練習で松本市野球場に向かう弥生の選手たちがグラウンドで準備をしていました。
登内遥平選手はホームランを振り返り「外野の頭を超えて欲しいと思って打球を見ていた。まさか入るとは思わなかった。(次戦に向けて)守備でリズムをつくり、『4-3』で勝つ弥生の野球をしたい」と話していました。
向山大介主将は「ベスト8が何年ぶり、というのは意識せずやっていたが、目指していたところではあるのでうれしい。相手の投手もいい選手なので自分たちの野球で勝利したい」と話していました。
柿沢章浩監督は「(私立相手に)物怖じせず自分たちらしい野球を選手たちがしてくれた。上を目指すという意味では通過点なので意識はしていないと思うが、一戦一戦、試合の重みを感じてきていると思う」と話していました。
弥生のベスト8進出に、生徒やOBにも喜びが広がっています。
伊那弥生ケ丘高校の3年生は「テレビで自分の同級生が活躍しているのを見て、すごく嬉しかった。今度は会場で応援したい」「学校を先頭で引っ張ってくれている野球部のみんなが活躍しているのを見てとても誇らしい」と話していました。
伊那弥生ケ丘高校野球部OB会の吉澤祐一会長は「やっぱり感無量という思い。選手のみなさんの粘り勝つ精神でさらに上を目指してほしい」と話していました。
17年前ベスト8進出時キャプテンの春日崇広さんは「前のベスト8から期間は空いたが、当時よりもどんどん強くなって、勝ち上がる準備は出来ていたと思う。さらに上に行くことを期待しています」と話していました。
伊那弥生ケ丘高校は次の試合、18日(木)の正午から松本市野球場で、ベスト4をかけて小諸商業高校と対戦する事になっています。 -
スマート農業 2度目の実証実験
農業の負担軽減や効率化を目指して伊那市東春近田原の圃場を会場にした、スマート農業の2回目の実証実験が16日に行われました。
デモンストレーションが行われた自動運転トラクターはGPSを搭載しているほか、人や障害物を検知すると自動走行を停止するなど、最先端技術を装備しています。
実証実験には、市内の農家などおよそ150人が訪れ、デモンストレーションを見学しました。
この日は自動運転のトラクターや、遠隔操作で傾斜地の草を刈ることができる草刈り機などの実演が行われました。
また、雨で実演はありませんでしたが、上空から農作物の生育状況を確認するドローンの説明も行われました。
実証実験は、長野県や伊那市、農事組合法人田原、信州大学、農機具メーカーなど12の機関が連携して、IT技術を活用したスマート農業を進めようと行われているもので、今回が2回目になります。
農事組合法人田原の中村博組合長は「こういった機器が農業でも活用されるようになり、製造業のように若い人がやりたいと思うような仕事に少しずつなっていけばうれしい」と話していました。
今年度から2年間かけて効果を検証し、最新の農業技術の普及を図るほか、農業の省力化に取り組んでいくということです。 -
芝平山絵図虫干し
伊那市無形民俗文化財に指定されている、芝平山絵図の虫干しが、15日伊那市高遠町上山田の芝平集会施設で行われました。
15日は、高遠の芝平、御堂垣外、荒町、北原、栗田、四日市場の区長や総代ら14人が集まり、虫干しを行いました。
芝平山絵図は、今から311年前、江戸時代中期の1708年に作られたものです。
当時、高遠側の6つの村と諏訪側の12の村で山の所有権を巡る争いがありました。
絵図はその争いを収めるために幕府が境界を決めて双方に渡したものです。
境界の部分には、黒い線が引かれ、判が押されています。
絵図の虫干しは、年に1度高遠の6地区が持ち回りで行っていて、今年は芝平が担当しました。
絵図を木箱に仕舞うと各地区の判が押されました。
来年は御堂垣外が担当するということです。
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高校野球 上伊那勢の試合結果
15日に行われた上伊那勢の試合結果をお伝えします。
県営上田野球場で行われた、駒ヶ根工業 対 松商学園の試合は、0対11、5回コールドで駒ヶ根工業が敗れました。
しんきん諏訪湖スタジアムで行われた赤穂 対 東海大諏訪の試合は、0対7、8回コールドで赤穂が敗れました。
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鹿頭行列 奉納
箕輪町の南宮神社に伝わる雨乞いの神事、鹿頭行列の奉納が14日行われました。
子どもたちが鹿の頭に見立てた飾りを被り境内を3周します。
およそ450年前の大干ばつの時に、雨乞いで雨が降ったことに感謝し、鹿を神様に献上したことが始まりとされています。
名前に「福」「大」「富」が付く伊那市・箕輪町・南箕輪村の地区が担当し、天竜川より東側の福島・福与と西側の大泉・大泉新田・富田・大萱が交代で行っています。
今年は西側の大泉・大泉新田・富田・大萱が担当しました。
子どもたちは、頭にかぶった鹿の頭を重そうにしながらも、地区に伝わる伝統行事に触れていました。
来年は、伊那市の福島と箕輪町の福与が担当します。
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伊那図書館 新利用カード
伊那市の伊那図書館は開館25周年を記念し、新たに2種類の利用カードを作りました。
14日は、伊那図書館で新らしい利用カードがお披露目されました。
カードをデザインしたのは、伊那市在住の絵本作家、しのだこうへいさんです。
カードには、しのださんの作品「どうぶつれっしゃ」と「おばけれっしゃ」の2冊の絵本にちなんだイラストが描かれています。
14日は、「どうぶつれっしゃ」の読み聞かせなども行われました。
これまでのカードは引き続き使うことができます。
新規の申し込みの場合は無料で、これまでのものから新しいカードに切り替える場合は100円かかります。
伊那図書館は平成6年7月1日に開館し今年で25周年を迎えました。
新しい利用カードは25周年記念企画のひとつとして作成したものです。
伊那図書館では今年、絵本作家を招いてのワークショップなど様々なイベントを計画しています。
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ちびっこ駅伝 力走
園児が伊那市の中心市街地を駆け抜けるちびっこ駅伝大会が14日、開かれました。
ちびっこ駅伝大会は、中心商店街の歩行者天国に合わせて毎年この時期に開かれています。
今年で24回目となる大会には、市内の保育園と幼稚園から47チーム、385人が参加しました。
山寺の八幡町から荒井のいなっせ前までの420メートルを7区間に分けて走りました。
商店街には、多くの保護者や地元住民らが園児たちに声援を送っていました。
閉会式では入賞したチームにメダルが贈られました。
大会を開いている伊那まちの再生やるじゃん会では、「駅伝大会を通じて商店街の賑わいのきっかけになれば嬉しい。今後も大会を続けていきたい」と話していました。
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伊那市民プールオープン
伊那市民プールの今シーズンの営業が13日から始まりました。
初日の13日は、無料開放されました。
13日の伊那地域の最高気温は26.2度と陽差しも少なくプールを訪れた人たちにとっては今ひとつのようでした。
去年の伊那市民プールの利用者数は前の年と比べおよそ1,300人多い1万3300人でした。
伊那市民プールは7月22日から8月18日までの夏休み期間中を除き土日祝日のみの営業となっています。
尚高遠スポーツ公園プールも今日から営業を始めました。
火曜日が定休日となっています。
去年の高遠スポーツ公園プールの利用者数は前の年よりおよそ1,100人多い1万人でした。
伊那市民プール、高遠スポーツ公園プールともに営業期間は8月25日までとなっています。
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あおぞらレストラン
箕輪町・南箕輪村・辰野町のシェフによる食のフェス「あおぞらレストラン」が14日、箕輪町の古民家箕澤屋で行われました。
あおぞらレストランは、食を通して伊那谷の自然の豊かさを知ってもらおうと、箕輪町地域おこし協力隊の三浦俊幸さんが初めて企画したものです。
今回は「カレー」をテーマに、箕輪町や南箕輪村にある3つの飲食店などが出店しました。
辰野町の地域おこし協力隊は、最新の機器を使って冷やしカレーそばを作る体験型のコーナーを設けました。
雑穀が入ったキーマカレーにカレー風味のチキンを使ったハンバーガーなどが提供され、昼時になると多くの人が訪れ、料理を味わっていました。
あおぞらレストランは、15日も午前11時30分から午後3時まで行われます。
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VC長野トライデンツ ふるさと応援団特命大使に
南箕輪村を拠点に活動している、バレーボールVリーグ1部のVC長野トライデンツは14日、村のふるさと応援団特命大使に委嘱されました。
14日は、南箕輪村の村民体育館で任命式が行われました。
VC長野トライデンツは、2008年に発足し、去年Vリーグ最上位のV1リーグ入りを果たしました。
南箕輪村を本拠地に活動していて、地域との交流にも力を入れています。
村では、VC長野にふるさと応援団特命大使になってもらうことで、村の魅力をさらに広めていきたいとしています。
また、この日はファン感謝祭が行われました。
現役選手とOB選手の交流試合が行われ、会場には多くのファンが集まり、間近で観戦していました。
今シーズンは、10月26日から始まり、VC長野は、松本市でパナソニックパンサーズと対戦します。
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春の高校伊那駅伝3月22日開催
今年度の「春の高校伊那駅伝2020」は、来年3月22日(日)に行われることが決まりました。
春の高校伊那駅伝実行委員会の総会が、伊那市のJA上伊那本所で9日に開かれ、今年度の
大会の日程などが決定しました。
今年度は3月22日(日)開催で、伊那市陸上競技場のスタートは、女子は午前10時、男子は午後0時10分です。
駅伝の実行委員会大会長を務める白鳥孝伊那市長は「伊那駅伝には全国の強豪校が出場する。
伊那駅伝を走った選手の中から、将来オリンピック選手が輩出されることを期待したい。」と話していました。
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寒ざらしそば 限定発売開始
江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されていたとされる「寒ざらしそば」の提供が13日から始まりました。
伊那市高遠町のそば店「壱刻」では、昼時になると訪れた人たちが寒ざらしそばを味わっていました。
寒ざらしそばは、大寒から立春までの間、そばの実を清流にさらし、その後、寒風にさらして乾燥させます。
この作業は、夏の暑さによるそばの実の劣化を防ぐためのもので、保存性と共に甘みも増すということです。
麺の色は通常よりも白いのが特徴です。
寒ざらしそばの提供は、壱刻・きし野・華留運・紅さくら・ますや・楽座 紅葉軒の高遠町内の6店舗で行われています。
価格は全店統一、1人前1,200円で、各店150食限定です。
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大芝MTBコース 走って整備
南箕輪村の大芝高原に今年作られたマウンテンバイクコースで、整備を兼ねた試走が13日に行われました。
南箕輪村観光協会は、新たな誘客につなげようと大芝高原の北西部にある村有林にマウンテンバイクコースを今年作りました。
コースを設計したのは、伊那市でマウンテンバイクのガイドツアーをする名取将さんです。
13日は村内を中心におよそ30人が参加し、名取さんの案内でコースを走りました。
全長はおよそ3キロで全体が平坦なため大人から子供まで楽しめるという事です。
試走はコースを踏み固める目的で行われたもので、名取さんは前の人と違うラインを走るようアドバイスしていました。
村観光協会によりますと、マウンテンバイクコースはまだ整備中の為、普段は開放されていないという事です。
次は、27日に大芝高原で開かれるイベントで利用できるという事です。
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伊那西高校キャリアフェス
伊那市の伊那西高校で、地元の企業の社員から話を聞くキャリアフェスが12日行われました。
キャリアフェスには、伊那西高校で就職を希望している2,3年生50人が参加しました。
上伊那の企業25社が出展し、生徒が仕事の内容などについて話を聞きました。
このうち伊那市高遠町の伸和コントロールズ株式会社は、伊那西高校の卒業生が子育てをしながら働く社員の例を紹介し、女性が働きやすい環境づくりに取り組んでいると話していました。
伊那西高校キャリアフェスは、地元の企業を生徒たちに知ってもらおうと、上伊那の産学官の団体でつくる郷土愛プロジェクトが行ったもので、今年で2回目です。
なお、伊那西高校では、例年卒業生の2割ほどが就職しているということです。
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高坂さん 本70冊寄贈
伊那市出身で飯島町在住の高坂武子さんは、親戚で日系二世としてブラジルで暮らしている、
現在83歳の井口 原 道子さんの自伝70冊を伊那市に寄贈しました。
この日は、高坂さんと飯島町の唐澤隆副町長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に本の目録を手渡しました。
寄贈された本「子孫たちへ」は、ブラジルで日系二世として苦労しながらも、懸命に暮らしてきた
様子が綴られています。
昨年9月に亡くなった道子さんの夫、信さんの「一人でも多くの人にこの本を見てほしい」という遺言により、今回、伊那市に本が寄贈されました。
高坂さんは「日本人が持つ武士道を胸に生きる、道子さんの生き様が綴られた本です」と話していました。
今回の寄贈は、150冊の増刷の一部で、伊那市に寄贈された70冊は、市内の小中学校や公民館に配布され、80冊は青年海外協力隊などに寄贈されました。 -
地域の森林業について座談会
南箕輪村の信州大学農学部の学生と伊那市の白鳥孝市長らの談話会が9日、構内の食と緑の科学資料館「ゆりの木」で行われ、地域の農林業について意見を交わしました
談話会には学生13人が出席しました。
白鳥市長は始めに、「食・水・エネルギーを市自体でまかなう未来を目指したい。情報通信技術ICTを農業や生活などに取り入れ、獣による森林の被害や買物弱者が抱える問題を解決していきたい」と話していました。
また、各研究室の代表の学生が、研究内容を発表しました。
市内の気温や標高の高さをいかして、赤い果肉のリンゴをつくっている研究室の学生、三野敦大さんは、「ブランドのリンゴとして売りだし、地域の発展に貢献したい」と話していました。
談話会は、伊那市が地域の魅力の再発見を若者と共に行うことが目的で、今年で6回目になります。