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全県に夏期食中毒注意報発令
長野県はこの夏初めての夏期食中毒注意報を、25日から27日までの3日間、全県に発令
しました。
長野県では、気温・湿度ともに高い日が続いていて、食中毒の原因となる細菌が非常に増えやすくなっているとして、注意を呼びかけています。
食中毒防止のポイントとして、トイレの後や調理前の手洗いの徹底、食材の冷蔵庫や冷凍庫での保管や、充分に火を通して食べることを挙げています。
なお県内では今年度25日現在で、5件242人の食中毒が発生しています。
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上農「花市」今年が最後
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が盆花を販売する伝統行事「花市」が今年で終了します。
24日は、来月12日の販売に向け、準備に参加する生徒を対象とした説明会が開かれました。
花市は終わりますが上伊那農業高校では、それぞれのコースの特色を活かし、いろいろな場面で地域と関わりをもっていくとしています。
花市は、昭和28年から続く伝統行事で、今年で67回を数えます。
上伊那農業高校によりますと今年は、日照不足の影響で丈が短く品質が今一つだということです。
品質や花の数が揃うか心配だったため販売の中止を考えたということですが、農業クラブ会長の堀田陽(はる)生(き)さんは、「最後なので感謝を伝えたい」と販売することを決めたということです。
上伊那農業高校の花市は、8月12日に伊那市のいなっせ北側広場とJR伊那北駅前で行われます。
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自動配車タクシー西春近地区で
伊那市の白鳥孝市長は、人口知能AIが最適な配車やルートを示すドアツードア乗合タクシーの実証実験を今年度、西春近地区で行う考えを示しました。
24日は市役所で定例記者会見が開かれました。
実証実験は、今年3月に伊那市高遠町と長谷の一部で行われました。
ドアツードア乗合タクシーは、AI自動配車システムが搭載されていてAIがリアルタイムで効率的な走行ルートを決め、車内のタブレット端末を通じてドライバーに指示を出します。
伊那市では、2021年度の実用化を目指していて、今年度は西春近地区で実証実験を行う予定です。
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2日連続30度超え真夏日
24日の伊那地域の日中の最高気温は32.2度で、2日連続の真夏日となりました。
伊那市役所裏のせせらぎ水路では、親子が水遊びをしていました。
長野地方気象台によると伊那地域では午後2時44分に32.2度を記録しました。
向こう1週間は、前半は平年並みですが、後半は高気圧に覆われて気温の高い日が続くということです。
上伊那広域消防本部によると、24日午後3時現在熱中症とみられる症状で1人が病院に搬送されたということです。
気象台では、水分をこまめにとるなどして熱中症対策をするよう呼びかけています。
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中国人留学生が副市長を表敬訪問
7月23日から25日まで伊那市にホームステイしている中国人留学生2人が24日、伊那市役所を訪れ、林俊宏副市長に挨拶をしました。
ホームステイをしているのは、東京大学に通い日中の国際関係を学んでいる楊夢倩さんと、同じく東京大学で都市工学を学んでいる蔣敏さんです。
伊那市長谷で農家民宿を営む市ノ羽幸子さん宅に宿泊しています。
2人はこの日、午前中にいなっせや伊那中央病院などを、午後は高遠石工の石仏などを見学しました。
ホームステイは長野県日中友好協会が、若い世代で日中間の友好を深めようと毎年この時期に開いていて、今年で29回目となります。
長野県内では22人の留学生がホームステイしています。
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ママたちが情報発信を学ぶ
伊那市は子育て中の母親を対象に自宅で行える情報発信に関する講座「目指せ!ママクリエーター!!カメラ&ライティング講座」を24日初めて伊那図書館で開きました。
講座には、上伊那を中心におよそ20人が参加しました。
講師は伊那市地域おこし協力隊の田中聡子さんと、市内でデザイン事務所を経営する小澤純一さんが務めました。
出版社に勤務していた田中さんは記事に関して「口コミや情報、商品紹介など自分の得意とする分野を見つける事が大切だ」と話していました。
仕事での情報発信について小澤さんは「見てもらう人の性別、年代、状況をイメージする事が大切です。特にSNSでは瞬時に判断するのでインパクトのある写真と、その見出しがカギとなります」と話していました。
この講座は、あと2回予定されていて、来月は取材方法や記事の書き方について行います。
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少林寺拳法でIHへ 出場報告
箕輪中出身で東海大諏訪高校3年の千葉典胤さんと、1年の浅川友来さんが、少林寺拳法の組演武と団体演武で全国高校総体・IHに出場します。
22日は2人が箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長にIH出場を報告しました。
少林寺拳法は、動きの正確さ、スピード、気合などの項目で採点が行われます。
東海大諏訪、3年の千葉さんと1年の浅川さんは、県大会の組演武で2位、6人で行う団体演武で1位になり、2種目でIHに出場します。
千葉さんは「最後の大会なので、自分ができるすべてを出し切りたい」、浅川さんは「先輩の最後の大会で良い結果が出せるよう頑張りたい」と話していました。
IHの少林寺拳法は、来月2日から宮崎県で開催されます。 -
伊那市長谷地区光化安全祈願
伊那市は、今後高度化する放送サービスに対応するため、長谷地区のケーブルテレビの伝送路を今年度中に光ファイバー化します。
23日は、伊那市長谷総合支所の有賀賢治支所長をはじめ、工事関係者などおよそ20人が伊那市の坂下神社で工事の安全を祈願しました。
伊那市は、長谷地区のケーブルテレビの伝送路の光ファイバー化を進めていて、今年度中の全域敷設を目指しています。
光化の事業におよそ2億円を計上し、1億円は国の補助で賄います。
光ファイバー化することで、高精細な4K・8K放送に対応したテレビサービスや高速インターネットなど、より高度なサービスを受けることができます。
2018年度末時点の長谷地区のケーブルテレビの加入世帯は全世帯の90%にあたる680世帯となっています。 -
大暑 30度超え真夏日
23日は、二十四節気のひとつ、大暑です。
一年で最も暑い頃とされています。
23日の伊那地域の日中の最高気温は午後3時39分現在32.1度を記録し、平年を3度上回りました。
長野地方気象台によりますと、この先一週間は晴れの日が続き、最高気温は平年並みの30度前後になるということです。
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園児たちトンボの楽園で観察会
伊那市新山のトンボの楽園で2日、富県保育園と新山保育園の園児達が、日本一小さなトンボハッチョウトンボを観察しました。
同じ富県地区にある富県保育園と新山保育園は、5年ほど前から交流をしています。
観察会は、園児同士に交流してもらおうと開かれたもので、各園の年長園児合わせて21人が、参加しました。
ハッチョウトンボは日本最小のトンボで、体長はおよそ2センチです。
園児達は、ハッチョウトンボを探したり、池の周辺で追いかけっこなどをして楽しんでいました。
同じ富県地区の富県保育園と新山保育園は、一昨年からトンボの楽園での交流を企画していましたが、天候不良により開催できませんでした。
そのため、今回が初めてだということです。
富県保育園と新山保育園では今後も、川遊びなどをして交流するということです。 -
幻のそば入野谷在来種 種まき
信州そば発祥の地伊那そば振興会は23日、伊那市長谷浦のほ場で、幻のそば「入野谷在来種」の種まきを行いました。
この日は伊那そば振興会や信州大学などの関係者10人ほどが、8アールのほ場に、手押しの機械を使って入野谷在来種の種をまきました。
入野谷在来種は、一般的なそばの実よりも小粒で、打ったそばは香りが豊かなのが特徴です。
入野谷在来種は、戦時中まで伊那市の高遠町長谷地域にまたがる入野谷郷の各家庭で栽培されていましたが、終戦後の食糧難で収穫量の多い品種へと移り変わり、消えていきました。
伊那そば振興会のメンバーが在来種が残っていないか探していたところ、6年前に塩尻市の長野県野菜花卉試験場で見つかりました。
伊那そば振興会が4年前から浦のほ場で種をまき、徐々に種の数を増やしてきました。
9月中旬に80キロのそばの実の収穫を予定しています。
11月には高遠町内のそば店で初めて一般に提供したいとしています。 -
県道に落石 全面通行止め
伊那市東春近田原と宮田村を結ぶ、県道車屋大久保線で、22日夜から23日にかけ落石がありました。
現場付近は法面工事のため当面の間全面通行止めとなります。
落石があったのは、東春近田原の北の城橋付近で、直径60センチほどの石が確認されたということです。
現場周辺は、6月末から法面工事による時間指定の通行規制が行われていましたが、工事終了となる2020年3月9日までの間全面通行止めとなります。 -
豚コレラ調査捕獲地域に追加
伊那市、箕輪町、南箕輪村の10キロ圏内で見つかったイノシシから豚コレラの陽性反応が出たことを受け長野県は22日、3市町村を野生イノシシの調査捕獲地域に追加しました。
調査捕獲地域に指定されたことから、エリア内でイノシシが捕獲・発見された場合、松本市の衛生保健所で検体の遺伝子検査を行うことになっています。
県では感染拡大を防ぐため、山林に入ったあとは、靴底などの泥をよく落とし、下山後1時間程度は養豚農場に近づかないよう呼びかけています。 -
弥生野球部に寄付・メッセージ
第101回全国高校野球選手権 長野大会で準優勝した伊那弥生ケ丘高校野球部に寄せられた寄付金やメッセージが23日、野球部に届けられました。
この日は、同窓会の下島典子会長と、野球部後援会の田中俊彦会長が学校を訪れ、寄付金やメッセージをキャプテンの向山大介さんと副キャプテンの登内遥平さんに手渡しました。
伊那弥生ケ丘高校は、夏の大会で野球部創部以来初の決勝進出を果たし、決勝戦では飯山高校に4対5で惜しくもサヨナラ負けをしました。
寄付金は、決勝戦の会場に向かうバスの中で集められたもので、およそ150人から寄付がありました。
また、試合を見た人から寄せられたメッセージも渡されました。
向山主将は「本当に多くの人に支えられていることを感じる。悔しさを後輩達に晴らして欲しい」と話していました。
登内副主将は「歴史に名を刻むことができたのはうれしいが、支えてくれたみなさんに本当に感謝です」と話していました。
寄付金は野球部の備品購入などに充てられるということです。 -
いよいよ夏休み! 1学期終業式
伊那市の手良小学校で23日に1学期の終業式が行われ、24日から28日間の夏休みが始まります。
手良小学校の4年生の教室では、児童が1学期の思い出や夏休み、2学期に頑張りたいことを発表し、担任から通知表を受け取っていました。
通知表を受け取った児童らは、通知表に書かれた担任からのメッセージなどを読んでいました。
手良小の夏休みは、あすから8月20日までの28日間となっています。
夏休みの楽しみについて児童は「甲子園に野球を見に行くこと」、「新潟の海にいってお父さんに浮き輪を引っ張ってもらうこと」などと話していました。
体育館で行われた終業式では、1・2年生が1学期に取り組んだことを発表していました。
斉藤辰幸校長は「夏休みは、自分の役割を考えて、家族や友達のために、できることをやってみましょう」と呼びかけていました。
手良小学校では、8月21日から2学期が始まる予定です。
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ピザ窯小屋作り基礎作り
南箕輪村の南箕輪小学校4年1組の児童は22日、小学校敷地内にあるピザ窯を守る小屋作りをしました。
児童は、建物の土台となるためのモルタルを練ったり、砂や石を運び、セメントと混ぜる作業をしました。
長野県建築士会上伊那支部によると、小屋の基礎部分を作る作業では、水平を取り、高さが一定になることが重要だということです。
児童は、建築士会のメンバーに教わりながら作業をしました。
次回は、木の柱を組むためのほぞ作りや加工の工程を学ぶ予定です。
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伊那市とゼンリン災害時地図供給に関する協定締結
伊那市と株式会社ゼンリン松本営業所は、災害時における住宅地図などの供給に関する協定を22日、結びました。
この日は、伊那市役所で調印式が行われ、白鳥孝市長とゼンリン松本営業所の上野修所長が協定書を取り交わしました。
協定は、ゼンリンが広域図や住宅地図帳などを災害時に活用してもらおうと結ばれたものです。
災害対策本部が設置されている期間、住宅地図の複製も可能になるほか、インターネット上での閲覧もできるということです。
白鳥市長は、「自然災害など起きた時の被害状況の把握や復旧に当たって適切な情報が必要になってくる。有効活用したい」と話していました。
ゼンリンの災害時における住宅地図の提供については、伊那市のほかに県内の10市町村と協定を結んでいるということです。 -
国道153号をで上伊那一斉に交通安全啓発
22日から31日までの夏の交通安全やまびこ運動に合わせて、上伊那8市町村の国道153号で街頭啓発が、22日に一斉に行われました。
このうち、箕輪町のイオン箕輪店前では交通指導所が設けられ、通勤中のドライバーに啓発グッズが手渡されました。
県では、地域の交通事情を踏まえた啓発活動を行おうと、今回初めて地域別にテーマを設定しました。
上伊那地域振興局などでつくる交通安全運動推進上伊那地方部では、「伊那谷Safety D-R1Vℇ大作戦」と題し、伊那谷を南北に縦断する国道153号での交通事故防止を運動の重点に置きました。
今日は、伊那警察署の職員や交通安全協会の会員などおよそ120人が参加し、安全運転を呼び掛けていました。
伊那署管内の人身事故件数は118件と前の年と比べて29件減少していますが、死者は3人と2人多くなっています。
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二胡とフルートのイベント開催
音楽を通して区民の絆を深めようと、二胡とフルートの演奏グループによるイベントが20日、箕輪町の松島コミュニティーセンターで開かれました。
前半は、上伊那の二胡の演奏グループ「二胡楽胡」による演奏が行われ、7曲を披露しました。
後半は、南箕輪村のフルートの演奏グループ「南箕輪アンサンブル」が、11曲を演奏しました。
今回のイベントは松島分館が開いたもので、会場には40人ほどが集まりました。
日向聖一分館長は「松島区初の音楽イベントです。音楽を通して区民の絆が深まれば嬉しいです」と話していました。
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8月17日どろカップ開催
田んぼに水を張り泥の中でサッカーを楽しむ、どろカップが来月17日に伊那市内で開かれます。
22日会場となる伊那市役所東側の田んぼに水が入れられました。
どろカップは伊那商工会議所青年部が3年ぶりに開催するもので
元号の令和にちなんで大会名を2019どろカップ令<zero>としています。
青年部のメンバーは大会に備え会場の休耕田で石拾いをしたり草を刈ったりしていました。
大会は全国から24チームを集めて行われます。
予選は3チームごとの8グループにわかれ2試合を行い各グループの1位と2位が決勝トーナメントに進むことができます。
また決勝トーナメントに進めなかったチームもサブイベントとして泥綱引きが行われます。
そのほか子ども対象イベントとしてちびっこ宝探しなども計画されていて訪れた人全員が1日楽しめる大会となっています。
どろカップは来月17日に伊那市役所東の休耕田で行われることになっていて申込方法など詳しい内容は伊那商工会議所青年部のホームページに掲載されています。
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13事業 1,000万円分内定
今年度の長野県地域発元気づくり支援金2次分で上伊那地域の
13事業、1,000万円分が内定しました。
県が19日公表したもので内定したのは伊那市の高遠石工の映像記録、情報発信事業に276万円。
箕輪町の豊島区との教育芸術スポーツ交流事業に54万円などです。
2次募集には14団体から16件1,700万円の要望があり選定委員会による審査が行われました。
県によりますと3次募集は行わないということです。
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高校野球決勝 激戦公立対決
夏の全国高校野球長野大会決勝戦。伊那弥生ケ丘対飯山の試合が21日松本市野球場で行われました。
公立同士の戦いとなった試合は延長戦にもつれこむ激戦となりました。
30年ぶりに公立高校同士の決勝戦となったこの試合、両チームとも春夏を通じて初めての甲子園出場をかけての戦いとなりました。
2点を追いかける弥生3回表ランナーを3塁においてバッターは2番、伊藤駿作。
タイムリーヒットで1点を返します。
試合の様子をテレビで見ているのは伊那市の東部中学校野球部と竜東スポーツ少年団の選手約50人です。
ベンチ入り選手20人のうち7人が東部中の出身で、先輩達のプレーに声援を送っていました。
4対1と3点差をつけられた6回表の攻撃。
3番、登内遥平がヒットで出塁。
後続の打者2人がフォアボールで満塁としバッターは6番遠藤大生。
相手の送球ミスの間にランナー2人が帰り1点差につめよります。さらにランナー2塁でバッターは7番、森田悠大。
タイムリーヒットで同点とします。
弥生のマウンドは3回からリリーフした富永悠斗。
8回ウラ弥生の守り
ランナーはだすものの固い守備で相手に得点を許しません。
試合は延長戦に入り10回ウラ飯山の攻撃。
ツーアウトランナー1、3塁で飯山のバッターは2年生の常田唯斗。
飯山はサヨナラでこの試合を制し甲子園出場を決めました。
敗れはしましたが伊那弥生ケ丘高校は1978年の創部以来初めて決勝戦進出を果たしました。
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みのわ手筒会が公開練習
毎年みのわ祭りで手筒花火を披露しているみのわ手筒会は27日の祭り本番を前に21日みのわ天竜公園で公開練習を行いました。
公開練習では手筒会のメンバーが点火の手順などを確認しながら
花火を打ち上げていました。
祭り当日は会のメンバー約30人が手筒のほか仕掛け花火などの煙火パフォーマンスが行われます。
手筒花火はみのわ祭りが行われる27日土曜日午後8時からみのわ天竜公園で披露されます。
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社会福祉の貢献で表彰
伊那市社会福祉大会が19日、伊那市の伊那文化会館で開かれ、長年にわたり社会福祉に貢献した個人や団体に表彰状が贈られました。
大会では、障がい者や高齢者などを長年にわたり介護した7人とボランティア活動などを行った3つの福祉団体が表彰されました。
受賞者を代表して、伊那市の福祉団体「伊那市手をつなぐ育成会」の会長を平成22年から8年間務めた桐野三男さんが挨拶し、「皆様の協力があって頂けた賞です。これからも微力ながら福祉のお手伝いをしていきたい」と話していました。
大会は、伊那市社会福祉協議会が開いたもので、約250人が参加し、子どもへの福祉教育に関する講演も聞きました。
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弥生が東海大諏訪を破り初の決勝へ
第101回全国高校野球選手権・長野大会。
準決勝に駒を進めた伊那弥生ケ丘は第一シードの東海大諏訪を4対3で破り決勝進出を決めました。
甲子園出場まであと一勝です。
20日は、午前9時30分に試合が始まりました。
スタンドでは、生徒や保護者・OBなど大応援団が選手たちに声援を送りました。
0-0で迎えた5回の表、1アウト2塁で森田悠大。
左中間を破るタイムリーツーベースで先制します。
両チーム得点を追加し、2-1で迎えた9回の表。
富永悠斗、伊藤駿作のタイムリーヒットで2点を追加します。
4-1と3点差で迎えた9回の裏。1アウト満塁で東海大諏訪は3番の東部中出身、早川達。
フォアボールを選び、押し出しで1点を返します。
その後さらに1点を追加し、1点差、なおも2アウト1、3塁。
最後は強烈なファーストゴロをキャプテンの向山大介が掴んでベースを踏みゲームセット。
伊那弥生ケ丘が4-3で東海大諏訪を敗り、上伊那地域としては、伊那北高校が最後に甲子園に出場した昭和36年以来、58年ぶりの決勝進出を果たしました。
地元でも応援する人たちの姿がありました。
20年ほど前から地元の高校野球チームを応援しているラーメン店「原点」です。
店主の酒井孝志さんと妻のなみよさんは、店で試合展開を見守りました。
酒井さんは、21日も店で試合を応援するということです。
上伊那の高校から甲子園出場を目指す「上伊那から甲子園の会」でも上伊那勢の決勝進出で甲子園出場への期待を寄せています。
弥生は、初の甲子園出場をかけて21日飯山高校と対戦します。
会場は松本市野球場で試合開始は午前10時からです。
20日の試合の模様は午後11時から122chで放送します。
決勝戦の模様は21日の午後7時から122chで放送します。
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琴伝流大正琴「虹彩」交歓会
琴伝流大正琴上伊那地区「虹彩」による交歓会が20日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
はじめに、会の歌「虹彩の歌」を会場全体で歌いました。
教室ごとの演奏では、この日のために練習してきた曲をおよそ30の教室がそれぞれ発表しました。
交歓会では表彰式も行われ、琴伝流大正琴上伊那地区指導者会の長井幸子会長ら6人の指導者に感謝状が贈られました。
交歓会は上伊那郡内で持ち回りをしながら毎年開かれていて、
今年で39回目になります。
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村の中高生 全国大会出場を報告
全国大会や北信越大会に出場する南箕輪村の高校生と中学生が19日、唐木一直村長を表敬
訪問しました。
南箕輪中学校出身で高遠高校1年の有賀玄太さんは、棒高跳びでインターハイに出場します。
有賀さんは、北信越大会では4.5mを飛び3位入賞を果たし、インターハイ出場を決めました。
有賀さんは「自己ベストを更新できるよう、万全な体勢を作りたい。楽しんで取り組み、結果につなげたい」と話していました。
南箕輪中学校3年の倉田紗優加さんは、女子陸上砲丸投げの全国大会に出場します。
倉田さんは県大会で12.5mを投げて優勝しました。
現在、フォームの調整に重点を置き、練習に励んでいます。
南箕輪中学校女子バレーボール部は、県大会で優勝し、2年連続の北信越大会出場を決めました。
部長の春日萌泉さんは、「県大会での反省をいかし、全国大会に進めるようにがんばります」と話していました。
唐木村長は、「本番を楽しんで、精いっぱい力を出してほしい」と話していました。 -
河川愛護活動で表彰
住民有志でつくる三峰川みらい会議は長年の河川愛護活動が認められ中部地方整備局長表彰を受賞しました。
20日駒ケ根市の天竜川上流河川事務所で表彰式が行われ伊藤誠記
所長から三峰川みらい会議の織井秀夫代表に感謝状が贈られました。
三峰川みらい会議は平成12年に発足し河川沿いの外来種アレチウリの駆除や水生生物の調査などを行っています。
住民が集まり川に親しむ集いを開催するなどその活動が認められたものです。
天竜川上流河川事務所による表彰は平成5年から始まりこれまでに47団体と5人が表彰されているということです。 -
弥生 準決勝を前に同窓会激励
伊那弥生ケ丘高校野球部は、夏の大会でベスト4進出をきのう決めました。
20日の準決勝を前に同窓会の下島典子会長が19日グラウンドを訪れ選手たちを激励しました。
弥生は18日の準々決勝で小諸商業を5対2で下しベスト4進出を決めました。
弥生がベスト4に進出するのは創部以来初めてです。
19日は、練習が始まる午後1時に同窓会の下島会長がグラウンドを訪れ向山大介主将にスポーツ飲料100袋を手渡しました。
下島会長は「皆さんの活躍は、同窓生の誇りです。次の試合も力を出し切り、頑張って下さい」と選手たちにエールを送りました。
選手たちは20日の試合に備え軽めの調整を行いました。
20日の準決勝は第一シードの東海大諏訪と対戦します。
試合は午前9時半から松本市野球場で行われる予定です。
伊那ケーブルテレビでは、弥生対東海大諏訪の試合の模様を20日の午後11時から122chで録画放送します。
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南箕輪村戦没者慰霊祭
日清日露戦争から太平洋戦争までに亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が19日村公民館で行われました。
慰霊祭には遺族などおよそ80人が出席し戦没者に黙祷を捧げ、花を手向けました。
戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。
南箕輪村では、太平洋戦争などで180人余りの命が失われています。
唐木一直村長は「こんにちの平和は、戦争での犠牲や遺族の苦労の上に築かれています。戦争の記憶を風化させることなく次の世代へと伝えていきたい」と話していました。
南箕輪村遺族会を代表して山口一男会長は「戦後から74年、過去の悲しみと苦しみを忘れることなく、再び悲惨な時代が来ないよう、遺族会として活動を続けていきたい」と話していました。