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藍染と天然素材の洋服の展示即売会
藍染をはじめ植物染めの生地や天然素材を使った洋服の展示即売会、色を纏うそよかぜ展が、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで21日から始まりました。
植物染色の生地と、絹や麻などで作られた洋服あわせておよそ250点が展示されています。
展示は、伊那市と駒ケ根市の作家3人が開いたものです。
伊那市高遠町で染物業を営む多田羅稔さんは、「普段使いにもおでかけにも使える豊富なカラーバリエーションです。植物の生の色を楽しんでほしい」と話していました。
洋服は、駒ケ根市の服飾作家紫芝弘子さんによるものです。
このほか、草木染めのパッチワークの作品も出展されています。
パッチワークは伊那市の田口睦さんによるものです。
展示即売会は、25日(火)まで開かれています。
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上伊那の高校の将来像 素案示す
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会が伊那市内で21日開かれ、長野県教育委員会への意見提案の素案が示されました。
素案では具体的な高校名は無く上伊那の拠点となる普通科高校の設置や総合学科高校の新設が望ましいとしています。
21日は伊那市のいなっせで7回目の協議会が開かれ、上伊那地域の高校の将来像についての素案が示されました。
上伊那の中学校の卒業者数は、2017年度は1,856人でしたが、16年後の2033年度には1,247人と7割程度に減少すると予想されています。
伊那北や弥生、赤穂高校が該当する都市部存立普通校の配置については「人口減少社会の中でも一定規模を維持し、普通教育の拠点となる学校の設置が必要だ」としています。
また、普通科と専門教育を選択できる南信で初となる総合学科高校の新設もこれからの学びに必要だとしています。
素案では辰野や高遠高校が該当する中山間地存立校や多部単位制の箕輪進修高校については、現状の配置を維持する事が望ましいとしています。
会場では元教員や同窓会の関係者など30人あまりが傍聴しました。
傍聴した人の中には素案について「地域で開かれた意見懇談会の中で要望があった、小規模学級の設置については意見が反映されていなかった」「校長会の意見を集約したものだ」などの声も聴かれました。
次回の協議会は28日に開かれ今回の素案に対する意見をとりまとめ、来月一般からの意見募集を行う予定です。
高校の将来像に関する意見提案は秋ごろに長野県教育委員会へ提案する予定です
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夏山シーズン前にヘリで荷揚げ
本格的な夏山シーズンを前に、中央アルプス将棊頭山山頂直下にある西駒山荘に向けて20日、ヘリコプターによる荷揚げ作業が行われました。
この日は、資材やガス、食料などの荷物を吊るしたヘリコプターが、伊那市横山の鳩吹公園から西駒山荘へと向かいました。
西駒山荘は、中央アルプス将棊頭山山頂直下の、標高2,685メートルにある山小屋です。
歩いて登ると5時間かかりますが、ヘリコプターは1往復5分程で荷物を降ろして帰ってきます。
この日は管理人の宮下拓也さんも荷物を搬入するため山荘へ向かいました。
宮下さんは「いよいよシーズンが来たな、という感じ。夏山はとても魅力的だが、ひと度天気が変われば状況は変わる。準備を整えて、計画を練ったうえで登山をして、山頂から麓の風景を楽しんでほしい」と話していました。
西駒山荘の今年の営業は7月8日から10月14日までのおよそ3か月間で、1泊2食付きが9,000円、素泊まりが6,000円となっています。 -
7月に飲食店の魅力を発信するイベント
来月26日金曜日と27日土曜日の2日間、プレミアムフライデーに合わせて「COME ONいな人飲み屋さん」と銘打った飲食店の魅力を発信するイベントが伊那市内で開かれます。
21日は伊那市の伊那商工会館でイベントに関する記者発表が
行われました。
イベントは地域活性化を目指し飲み歩き食べ歩きが行われるもので市内の飲食店177店舗が参加する予定です。
参加証となる500円のパンフレットを購入するとイベントに参加している店舗でプレミアムメニューをお得な価格で楽しむことができます。
また店を1軒回るごとにスタンプが1つもらえ3つ集めて応募すると抽選で食事券が当たります。
イベントに合わせて7月26日金曜日は市街地循環バスなどが
10円で乗り降りできるようになります。
参加証となるパンフレットの販売は22日からで、ベルシャイン伊那店、アピタ伊那店、伊那市役所売店、酒販店、伊那商工会議所で購入できます。 -
まっくん 大芝高原まつりへの協力をお願い
南箕輪村のイメージキャラクターまっくんは8月の大芝高原まつりを盛り上げようと村内の企業を訪問し協力を呼びかけました。
20日は南箕輪村塩ノ井にある日本ピスコをまっくんが訪れ、社内を周り社員に協力をお願いしていました。
まっくんによるお願いは、村内の企業も一体となり大芝高原まつりを盛り上げていこうと行われていています。
社員への挨拶を終えると、日本ピスコの経営管理グループの小林健治部長に改めて花火への協賛をお願いしました。
小林部長は「例年どおり変わらず協力させて頂きます」と答えていました。
花火大会への協賛は例年600万円ほどあつまっているという事です。
大芝高原まつりは8月24日に行われ、花火大会は午後7時30分からの予定です。
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伊那市振興公社が花の苗無料配布
伊那市振興公社は、緑化推進事業の一環で市民を対象に花の苗を21日、無料で配りました。
21日は、伊那市防災コミュニティセンターで無料配布が行われ、花を求める人たちが列を作っていました。
花の苗の配布は、22日も行われます。 -
第60回弥生祭はじまる
伊那市の伊那弥生ヶ丘高校の第60回弥生祭が、21日から始まりました。
この日は、あすからの一般公開を前に校内祭が開かれました。
各クラスが弥生祭に向けて練習してきたダンスを披露しました。
中には平成ダンスメドレーなど、平成に流行った音楽でダンスを披露したクラスもありました。
今年の弥生祭のテーマは「弥生物語~開け新しい1ページ~」です。
第60回弥生祭の一般公開は、22日(土)と23日(日)です。
各部活の出し物や、クラス展が予定されています。
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夏日 南原保育園プール開き
南箕輪村の南原保育園で、プール開きが20日行われました。
この日ははじめに、清めの儀式を行い、園児達の安全を祈願しました。
この日の伊那地域の最高気温は29・6度まで上がり、園児達は今年初めてのプールを楽しんでいました。
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かぞくフェス 6月29日開催
伊那商工会議所青年部は、家族で食や体験を楽しむ「かぞくフェス」を、6月29日に伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜ホールで開きます。
19日は、伊那市内で記者会見が開かれ、伊那商工会議所青年部企画委員会のメンバーがイベントの概要を説明しました。
「かぞくフェス」は、家族をテーマに、食や体験を通して楽しい時間を過ごしてもらおうと、初めて開かれます。
自身も子育て中だという、伊那商工会議所青年部企画委員会の山﨑美沙都委員長が発案しました。
当日は、シンガーソングライターの玉城ちはるさんのトークライブや、子ども達のダンス発表が行われます。
飲食ブースが並ぶほか、ゼリー・餃子づくり、パンに絵を描く無料体験も行われます。
カラーセラピーやアロマトリートメントなどが500円で体験できるブースも予定されています。
「かぞくフェス」は、29日午前9時~午後3時まで、伊那市のかんてんぱぱくぬぎの杜ホールで開かれます。
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キャリアフェス11月開催
伊那市内全ての中学2年生が、地元の産業や文化・歴史について学ぶ「伊那市中学生キャリアフェス2019」が、11月14日に開かれます。
19日は市役所で記者会見が開かれ、中学生や教育関係者などでつくる実行委員会がイベントの概要について説明しました。
伊那市中学生キャリアフェス2019は、11月14日(木)に伊那市のエレコム・ロジテックアリーナを会場に開かれます。
キャリアフェスは、市内全ての中学2年生を対象に去年初めて開かれました。
105のブースが出展し、およそ650人の生徒が仕事や産業、食について大人から話を聞きました。
実行委員会には各学校から生徒2人が参加しています。
今年のキャリアフェスのテーマは「キャリアフェスで学んだことをどう生かすかを自分で考える~650のアイデアを」に決まりました。
実行委員会では、参加する企業や団体を募集しています。
締め切りは6月28日(金)までです。 -
ブロッコリー出荷最盛期
上伊那の主力野菜の1つ、ブロッコリーの出荷作業が最盛期を迎えています。
南箕輪村のJA上伊那広域集出荷場には、今朝収獲したばかりのブロッコリーが次々と運ばれてきました。
ブロッコリーは、白ネギ・アスパラガスと並ぶ上伊那の野菜の主力品目の1つです。
大きさと品質で6つの規格に分けて箱詰めされます。
1番多いのは、かさの部分が13cm~14cm、全体の高さが14cmのLサイズのものです。
ここでは、1日におよそ3,500ケース1万4,000kgを出荷しています。
新鮮なまま送るため、箱詰めされたブロッコリーには氷が入れられます。
主に東京や愛知、大阪方面に出荷されるということです。
上伊那のブロッコリーの栽培面積は95ヘクタールで、去年は20万ケースを出荷したということです。
JA上伊那によりますと、今年は4月から5月にかけて発生した霜や、雨量が少なかった影響で、若干収穫量は減ったということです。
作業は5月下旬から始まり、例年より2週間ほど遅い今がピークで、6月いっぱい行われます。 -
土砂災害危険箇所パトロール
6月の土砂災害防止月間にあわせて伊那建設事務所などは20日、災害の危険が予想される箇所をパトロールしました。
jこの日は、辰野町・箕輪町・南箕輪村の土砂災害の恐れがある箇所を伊那建設事務所や町村の職員らが点検しました。
このうち箕輪町では、三日町にある澄心寺の裏山をパトロールしました。
澄心寺は明治元年の大雨による土砂崩れで寺が全壊した過去があり、平成25年に堰堤が設置されました。
川の近くには根が浅い針葉樹が生えていて、災害発生時に土砂と共に流れやすいということで、
出席者からは「堰堤の増築が必要だ」という意見が出されていました。
土砂災害危険箇所パトロールは、大雨などによる土砂災害を未然に防ごうと毎年この時期に行われています。
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力強い演奏披露 伊那谷ブラス定演
上伊那の音楽団体に所属する金管奏者や打楽器奏者でつくる伊那谷ブラスの定期演奏会が16日駒ケ根市の駒ケ根市文化会館で開かれました。
演奏会は3部構成で行われ地元で活動する約40人が金管楽器と打楽器の演奏を披露しました。
伊那谷ブラスは上伊那の吹奏楽団に所属する金管奏者、打楽器奏者で構成していて定期演奏会は今年で6回目です。
第2部ではゲストでプロのトローンボーン奏者奥村尚美さんが出演しました。
第3部ではスターウォーズの力強い音楽が披露されました。
伊那谷ブラス代表の北条崇博さんは「上伊那の奏者が集まるので皆で楽しもうと準備してきた。観客の皆さんには私たちの演奏で音楽の素晴らしさを少しでも感じてもらえれば嬉しい」と話していました。
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高遠保育園で種団子を植える
伊那市高遠町の高遠保育園の園児たちは、百日草やコスモスなどの花の種を19日、園庭に植えました。
この日は、年中園児30人が近所に住む丸山宏一さんに教わりながら一緒に作業をしました。
園芸用の土を混ぜた土の団子に、百日草やコスモスなどの花の種をまぶし、種団子を作りました。
団子状にすることで、種が飛ぶ心配がなく、雨で流される心配がないということです。
園児たちも取り組みやすいということで、丸山さんが紹介しました。
丸山さんは「種団子は、一斉に芽吹いてくることや、いろいろな花が咲いてくることが醍醐味です」と話していました。
保育園では、今後水やりなどをして花の生長を観察するということです。
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箕輪町 交通死亡事故ゼロ500日達成
箕輪町は、今年4月28日に交通死亡事故ゼロ500日を達成しました。
19日は、伊那合同庁舎で長野県交通安全運動推進本部顕彰伝達式が行われました。
伝達式では、上伊那地域振興局長で、長野県交通安全運動推進上伊那地方部の佐藤公俊部長から白鳥政徳町長へ表彰状が手渡されました。
町では、平成29年12月14日に交通死亡事故が発生して以来、今年4月28日までの500日間交通死亡事故ゼロが続いています。
町は、交通事故を減らす取り組みとして反射材着用の啓発や街灯の設置などを行っています。
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保護が必要な子ども受け入れ
伊那市高遠町のNPO法人フリーキッズヴィレッジは、虐待を受けるなど保護が必要な子どもたちを一時的に預かる支援事業を始めています。
N NPO法人フリーキッズヴィレッジ代表理事の宇津孝子さんです。
宇津さんは、2004年に不登校や家族関係に悩む子供たちを受け入れるフリーキッズヴィレッジを立ち上げました。
2013年に、虐待や育児放棄など親と一緒に暮らせない子どもたちを一時的に預かるファミリーホームを開設しました。
ファミリーホームを運営するかたわら宇津さんは伊那市要保護児童対策地域協議会の委員も務めています。
協議会の中で児童虐待に関する相談が増加していることを知り宇津さんは必要性を感じるようになりました。
主に保護が必要な子どもを一時的に預かる他、母親の相談にも応じます。
子育ての悩みや教育・発育発達などの相談窓口となっている伊那市の子ども相談室です。
子ども相談室によりますと昨年度の子育てなどに関する相談件数はおよそ400件、このうち虐待通告が77件だということです。
虐待通告については前の年度より24件増えていているということです。
宇津さんは、受け入れ体制を整えるため高遠町山室の空き家を購入し支援が必要な家族のための拠点づくりを進めています。
宇津さんは、「協力家庭を増やして気楽に行き来できる風通しの良い環境を作っていきたい」と話していました。
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市議会に関心を 高校生が傍聴
伊那市の伊那西高校の2年4組の生徒21人は市役所で開かれている伊那市議会を19日傍聴しました。
市議会で高校のクラス単位での傍聴は初めてだという事です。
19日は市議会6月定例会の一般質問が行われ、生徒達は議場でのやり取りを、メモを取りながら聞いていました。
高校生の傍聴は、市議会が行っている魅力ある議会づくりの一環で行われたもので、市政や議会に関心をもってもらおうと企画されました。
生徒達は、現代社会の授業で地方分権や地方自治、議会について勉強してきたという事です。
伊那市議会の黒河内浩議長は「見てもらう事で関心につながればうれしい」と話していました。
20日も別のクラスが傍聴を行い、7月には伊那西高校で正副議長などと生徒が意見交換を行う予定です。
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伊那市 キャッシュレス決済導入検討
伊那市は保育料や介護保険料など一部の市税についてスマートフォンを使い支払いができるキャッシュレス決済の導入を検討しています。
19日に開かれた伊那市議会6月定例会の中で議員の質問に対し白鳥孝市長が答えました。また「庁内に検討チームを立ち上げ、導入に向け検討を始めている」と話しました。
伊那市ではキャッシュレス決済の導入により市民の利便性の向上の他、現金管理を無くし職員の負担軽減を図りたいとしています。
検討チームでは今後、保育料や介護保険料、国民健康保険税など市へ収めるもののうち、ニーズのあるものを調べていくとしています。
市では、検討結果をもとに、来年度からキャッシュレス決済を導入していきたいとしています。
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日本墨絵展 81点が並ぶ
第22回日本墨絵展が、伊那市の伊那文化会館でき18日から始まりました。
会場には、日本墨絵会の会員と公募、合わせて60人が描いた81点の作品が展示されています。
実行委員長の木下玉幸さんは今回、「白晨御嶽」を出展しました。
御嶽山を描き、ふもとにある民家はぼかしを用いて幻想的な雰囲気で表現したということです。
木下さんは「幅広い世代の人たちに来てもらいたい。」と話していました。
第22回日本墨絵展は、23日(日)まで開かれています。 -
ピアノで脳トレ 伊那で教室開講
50代から80代を対象にした「脳トレぴあの」と題したピアノ教室が、伊那市のいなっせで18日に開講しました。
初回のこの日は28人が参加し、初心者でも簡単に弾くことができる「ちょうちょう」を演奏しました。
参加者は、片手だけでピアノを弾き、講師の手拍子と同時に反対の手に換えて演奏していました。
脳トレぴあのは、県内7か所で教室を開く「実年ピアノを楽しむ会」の講師らが、実年世代の人たちにピアノを楽しんでもらおうと、また、脳トレに活用してもらおうと3年前に始めたものです。
会のメンバーによると、ピアノは手と足を同時に動かし、目で先を読むことから、脳のトレーニングに最適だということです。
ある参加者は「脳トレはもちろん、弾けるようになって、孫と一緒にピアノができたらうれしいです」と話していました。
教室は月謝制で、月に2回伊那市のいなっせで開かれます。
見学は自由です。 -
山荘ミルクのバラが見頃
伊那市横山の山荘ミルクのバラが見頃を迎えています。
山荘ミルクには、400種類およそ600本のバラが植えられていて、現在見頃を迎えています。
標高およそ1000メートルにある山荘ミルクでは、毎年、伊那市の市街地に比べて2週間ほど遅れて見頃を迎えます。
手入れを行う山荘ミルクの向山美絵子さんによると、今後の雨の降り方にもよるが、来週末まで楽しめそうだということです。 -
行政相談6年 征矢さんに感謝状
今年3月までの3期6年間、南箕輪村の行政相談委員を務めた、塩ノ井の征矢俊彦さんに、総務大臣からの感謝状が贈られました。
17日は、村役場で総務省長野行政監視行政相談センターの阿藤英行所長から、征矢さんに感謝状が手渡されました。
現在71歳の征矢さんは、2013年から今年3月までの6年間、主に村行政について月に1回のペースで相談を受けてきました。
相続のことから地域で行われている工事、ごみ捨てのことまで、様々な相談があったということです。
征矢さんは「表彰していただきとてもうれしい。まだまだ行政相談は知られていないので、多くの人に知ってもらいたい」と話していました。
なお、村の行政相談は、毎月1回、村民センターで行われています。 -
公共交通利用者6,002人増
伊那市地域公共交通会議・伊那市地域公共交通協議会の会合が18日市役所で開かれ、昨年度の公共交通利用者が前の年度より
6,002人増加したことが報告されました。
会議には委員約20人が出席しました。
公共交通の定住自立圏路線の伊那本線と市街地循環バス内回りの
昨年度の利用者は前の年度より7,007人の増となりました。
そのほかの路線バスと乗合タクシーの合計は1,005人の減でした。
利用者の合計は13万930人で前の年度と比べて6,002人の増となりました。
また伊那本線と市街地循環バス内回りが運行していなかった平成28年度と比べて3万6,022人の増となっています。
要因について伊那市では伊那本線の周知が進んだことと市街地循環バス内回りの利便性の向上をあげています。
公共交通利用促進の取り組みとして今年度はドアツードア乗合タクシー導入や路線を守り育てる会がまだ発足していない地域での早期立ち上げなどをあげています。
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伊那市内の桜971本治療必要
伊那市桜守の会の総会が18日市役所で開かれ、市内の桜971本が病気の感染などにより治療が必要だとの報告がありました。
総会には会員約20人が出席しました。
伊那市内の桜は伊那市振興公社の桜守と地区住民でつくる地域桜守が1万4,126本を管理しています。
それぞれに桜カルテをつくり調査した結果、市内の971本が病気に感染していることなどから治療の必要性があるということです。
総会ではほかに地域桜守の人材育成や桜の調査研究など今年度事業が承認されました。
地域桜守は日本一の桜の里づくりを進めるため平成23年度から
配置しているもので現在48人が活動しています。
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立命館大教授 地方財政の講演
10月の消費増税を前に、地方財政について考える講演会が8日、伊那市の伊那公民館で開かれました。
講師は立命館大学政策科学部の森裕之教授が務め、「財政を変えれば、暮らしは変わる」と題し、話をしました。
森教授は、今年の10月に実行される消費税増税については、「消費税が増税をされると景気が後退し、国の財政はさらに悪化する」と話しました。
森教授は「国の財政が厳しい中で、地方は生活困窮者に対する自立支援プログラムを考えたり、多様な働き方を受け入れることが大切だ。住民とコミュニティの再生をはかることで、地方創生につながる。」と話しました。
今回の講演は、地域住民の生活を幸せで健康にするために、上伊那社会保障推進協議会とSOSネットワーク上伊那によって企画されました。
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17日は「雑穀の日」 給食に雑穀カレー
伊那市では、雑穀の語呂から、3と5と9(3=ざっ、5=こ、9=く)を足した、毎月17日を「い~な雑穀の日」に定めています。
17日は、伊那市内の小学校の給食で地元産の雑穀を使った「雑穀カレー」がメニューとして出され、児童が味わいました。
給食に出されたのは伊那市産のアマランサスや、上伊那産のモチキビ、アワやハトムギ、古米などが入った雑穀カレーです。
普通のカレーに比べて、鉄分やカルシウム、タンパク質が豊富に入っています。
伊那市の伊那北小学校でも雑穀カレーが給食で出され、児童が味わいました。
児童は「いつもより甘い」「粒が入っている」と話しながら味わっていました。
雑穀の日は、雑穀の研究家や栽培農家でつくる「い~な雑穀ネットワーク」と伊那市が、普及などを目的に2011年の6月に制定しました。
雑穀カレーは、小中学校の栄養教諭や市教育委員会が、子どもに地域食材でもある雑穀への関心を高めてもらおうと年に1回の特別な献立として提供しています。
伊那北小の小松和江栄養教諭は「子ども達にも、栄養価の高い雑穀を知ってもらいたいという思いで提供している。地域でも雑穀がつくられているということを知ってもらいたい」と話していました。
雑穀の日にちなんだ雑穀カレーは、12日から28日まで、伊那市内の小中学校全21校で提供されるということです。 -
南箕輪村総合計画案を諮問
南箕輪村の唐木一直村長は、第5次総合計画の後期基本計画案などについて、政策を審議するむらづくり委員会に17日、諮問しました。
この日は、唐木村長が、むらづくり委員会の宮原袈裟夫会長に、計画案について諮問しました。
今回諮問したのは、令和3年度から7年度までの今後5年間の村の基本的な施策を示す後期基本計画案と、村創生総合戦略の案についてです。
唐木村長は、「人口増加の目標は前期計画で達成できたので、後期はどのようにそれを維持していくか、高齢化社会にどのように対応していくかが課題だ。学校給食施設の建設、村郷土館についても何とかしたい」と話していました。
むらづくり委員会では、前期計画が実施されたかどうかを検証するとともに、今後示される計画案について審議していきます。
答申は、来年10月を予定しています。
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変わる来年度教科書 展示会
来年度、県内の小・中学校や高校で使用される教科書の展示会が、伊那市のいなっせビル4階にある上伊那教育会館で開かれています。
教育会館ロビーには、来年度使用される教科書がずらりと並んでいます。
この日は、教員や支援員などでつくる伊那市ICT活用教育推進センターのメンバーが、新しい教科書の内容を出版社ごとに見比べながら確認していました。
小学校の教科書には変化があります。
算数や理科にはプログラミングについて学ぶ時間があり、該当するページにはQRコードが掲載されています。
タブレット端末でコードを読み込むと、端末上でプログラミングを操作できる教材にアクセスすることができました。
展示会は、教科書の内容を見てもらおうと、長野県教育委員会が県内17会場で開催しています。
県教育委員会の担当者は「子どもたちがどのような教科書でどんなことを学んでいるのか、実際に手に取ってみてもらいたい」と話していました。
上伊那教育会館での展示会は、来月4日(木)まで開かれています。
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箕輪写友会の写真展
箕輪町の写真愛好家でつくる箕輪写友会の写真展が、17日から町文化センターで始まりました。
会場には、会員14人の作品28点が並べられています。
上伊那を中心に県内外で風景を撮影した作品です。
箕輪写友会では、月に1回写真を持ち寄って勉強会を開いています。
この時期と秋の文化祭の2回写真展を開いていて、今回で23回目になります。
箕輪写友会は、「会員の力作が揃っている。たくさんの人に見てほしい」と来場を呼び掛けています。
写真展は23日(日)まで、町文化センターで開かれています。
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子供たちが自転車技術競う
自転車の運転技術や安全に対する知識を競う「交通安全子供自転車地区大会」の県予選となる伊那地区大会が伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで15日、開かれました。
大会には、伊那市内で唯一自転車クラブがある富県小学校の4年生から6年生8人が出場しました。
伊那地区大会は、安全走行に関する知識と技能を身につけてもらおうと伊那警察署や伊那交通安全協会などが開いています。
走行テストでは、信号待ちや安全確認の仕方などの試験が行われ伊那警察署の署員が採点しました。
富県小学校自転車クラブは、今年の4月から練習をしてきたということで、児童たちは左右を確認しながら走行していました。
大会の上位4人は、来月長野市で開かれる県大会に出場することになっています。
なお富県小学校では、去年の県大会で団体3位でした。