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親子ふれあい自然あそび
伊那市の伊那市役所で、親子ふれあい自然あそびが5日、行われました。
これは、市の子育て支援課が企画したもので、この日は市内外から29組の親子が参加しました。
親子らは、はじめに多目的ホールで、折り紙でつくったバッタ探しゲームをして遊びました。
その後、せせらぎ水路に移動し、折り紙でつくったバッタを探して楽しみました。
また、やわらかいものや、かたいものなどを自然の中から見つけるビンゴゲームも楽しみました。
市は、「子どもの好奇心に目を向けて、一緒に遊ぶ時間をつくるきっかけにしてほしい」と話していました。
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収蔵庫にある民具を見学
箕輪町の長岡資料収蔵施設がきょう初めて一般公開され、訪れた人達は昔の農具や生活用品など展示されている2,000点あまりの資料を見学しました。
旧長岡保育園の建物を利用し作られた長岡資料収蔵施設です。
箕輪町郷土博物館の展示品の保管施設として平成27年度から整備され、だれでも見学できるよう資料が展示されています。
きょうは、収蔵庫にある資料を多くの人に見てもらおうと、見学会が初めて開かれました。
施設内は、農林業と商業、養蚕、生活といったテーマ毎に分けて資料が展示されています。
かつて遊戯室だった場所には、医師や学校の校長が使用していたと言われる人力車や、国鉄時代に飯田線で使っていた電車の運行を管理する機械などもあります。
この他に、松島出身で東京の出版社に勤務していた故・川手禎さんが寄贈した専門書3千冊余りもあり、読む事ができます。
郷土博物館では「多くの人に見てもらい、地域の歴史や文化に興味をもってもらいたい」と話していました。
長岡資料収蔵施設の見学については箕輪町郷土博物館にお問合せ下さい。
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伊那北高校41回生 卒業30周年同窓会
平成元年に伊那北高校を卒業した41回生でつくる「改元会」は、卒業30周年を記念した同窓会をきょう開きました。
41回生391人のうち180人が母校に集まり同窓会を開きました。
実行委員長の寺澤秀孝さんは「今回の同窓会を機会に、仕事に趣味に改めて友情を深めていきましょう」と呼びかけました
恩師を代表して元G組担任の小田切藤彦さんは「みなさんは今、人生の大事な時期に差し掛かっています。合理的な事が求められている時代ですが、心と心の触れ合いを大切にしてください」と話していました。
記念式典では41回生から、同窓会と学校にそれぞれ41万円合わせて82万円が記念に贈られました。
記念式典の後には、各クラスの代表によるトークイベントが開かれました。
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第14回大芝高原イルミフェスタ
南箕輪村の大芝高原イルミネーションフェスティバルが、5日から始まります。
会場には、およそ350基のイルミネーションが設置されています。
点灯時間は、午後6時から10時まで、場所は大芝高原公園内です。
5日(土)から26日(土)までで、入場は無料です。
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青野さん 海岸線の写真展
2016年に亡くなった山岳写真家青野恭典さんの、日本の海岸線を撮影した作品の写真展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、青野さんが撮影した日本の海岸線の写真およそ50点が展示されています。
青野さんは、日本山岳写真協会副会長などを務め、2002年にかんてんぱぱホールに常設のフォトギャラリーを開館、2016年に78歳で亡くなりました。
青野さんは毎年晩秋から早春にかけて海岸線を撮影する旅をしていたということです。
北海道で撮影した崖の様子や、沖縄県の砂浜の写真も見ることができます。
青野さんの写真展「日本列島、海岸線。」は、11月4日まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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大正大学の学生 地域課題について話聞く
箕輪町の魅力や課題について調査や研究をしている東京都豊島区の大正大学の学生は4日、ながた荘でみのわ振興公社の職員の話を聞きました。
この日は、学生7人がみのわ振興公社の西村比呂志副社長から話を聞きました。
大正大学地域創生学部の学生は、今年度実習として箕輪町に40日間滞在し、地域の課題について考え、解決策を提案するため活動しています。
西村さんは、顧客が固定していて新規客を開拓できていないことや、料理に使う地元食材の確保の難しさなどを課題として挙げていました。
学生は、話を聞きながら、「インターネット予約を導入したらどうか」「キャッシュレス決済を取り入れてみたらどうか」などと提案していました。
町と大正大学は、大学のある豊島区と箕輪町が防災連携協定を結んでいることから交流を進めています。
学生の調査研究は平成28年度から行われていて、40日間の滞在受け入れは昨年度から始まったものです。
滞在は10月下旬までで、25日に箕輪町の産業支援センターみのわで活動報告会を開くということです。
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伊那VALLEY映画祭 11月に開催
映画を通して伊那谷の文化や歴史、風土を見つめる「2019伊那VALLEY映画祭」が11月に初めて開かれます。
4日は、伊那市の伊那食品工業で記者会見が開かれ、映画監督で実行委員会委員長を務める北村皆雄さんらが映画祭の概要を説明しました。
伊那VALLEY映画祭は、伊那谷の民俗や文化などを映画を通して見つめ、地域の宝について考えようと、一般社団法人井上井月顕彰会を中心とする実行委員会が初めて行います。
映画祭は11月1日~3日までの3日間で、15作品を上映します。
1日目に上映される北村皆雄監督の映画「ほかいびと 伊那の井月」です。
1日目は伊那谷で撮影された映画2本を上映し、風土や歴史について語ります。
2日目は、祭り・民俗・芸能をテーマに諏訪から飯田にかけての伝統行事の記録を上映します。
3日目は「戦争の記憶」をテーマに、伊那谷の戦争について扱ったドキュメンタリー作品を上映します。
映画の上映の他、各作品の作者を招いてトークを行います。
伊那VALLEY映画祭は、11月1日~3日に伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれます。
入場は無料となっています。
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富県・新山保育園稲刈り体験
伊那市の富県保育園と新山保育園の園児が3日、もち米の稲刈りを行いました。
3日は、富県保育園と新山保育園の年長園児23人が、JA上伊那青壮年部富県支部と保護者の有志らおよそ20人と、もち米の品種「白毛餅」の稲刈りを行いました。
白毛餅は、稲の長さがおよそ1メートルと高く、穂の重さや風の影響で倒れやすいのが特徴です。
園児は、青壮年部のメンバーなどから鎌の使い方を教わり、自分の背丈ほどもある稲を刈り取りました。
田植は今年の6月初旬に青壮年部と共に行い、3日の稲刈りを迎えました。
田んぼに設置したカカシは、園児が顔を描くなどしてアレンジをしました。
青壮年部富県支部の田中昇司支部長は、「園児には、自分たちで育てることを通して、身近な食の大切さを学んでほしい」と話していました。
稲は1、2週間ほど干して乾燥させ、11月に餅つきをして味わうということです。 -
ローメンスタンプラリー抽選
5月から8月15日まで行われた「第3回美味し伊那ローメンスタンプラリー」の抽選会が、
伊那市の伊那商工会館で3日、開かれました。
スタンプラリーは、伊那の名物、ローメンを食べ歩いてもらい、地域活性化につなげようと、伊那ローメンズクラブが開催しました。
クラブに加盟する28店舗でローメンを食べると、それぞれの店でスタンプをもらうことができるものです。
抽選の応募総数は36人で、全店舗制覇は6人、20店舗制覇は6人、10店舗制覇は24人でした。
賞品は信州プレミアム牛やビールなど、8種類あります。
抽選の結果、信州プレミアム牛は、全店舗制覇した伊那市御園の女性に当たりました。
賞品は加盟店を通して、当選した人に渡すということです。 -
藤原さんに聞く 今年のマツタケは・・・
上伊那各地で実りの秋を迎えています。
マツタケ博士として知られる伊那市富県上新山の藤原儀兵衛さんに、今年のマツタケの状況を聞きました。
藤原儀兵衛さん81歳です。
3日は特別に一緒に山に入らせていただきました。
藤原さん「こんなにマツタケが痩せちゃっている。もう少し肥えていないといけないんですけどね」
10月に入り収獲の秋を迎えていますが、今年のマツタケの状況は・・・
藤原さん「8月のお盆前までは雨がたくさん降っていて地面が濡れていた。9月に入ってからは30度くらいの高温が続いてそれで菌がダメージを受けた。雨の欲しい時に地面が乾いてしまった。
今年は不作の方向で進んでいますね・・・」
藤原さんは、独自の方法でマツタケが出やすいように山を整備していて、マツタケ博士と呼ばれています。
この道60年のベテランですが、今年はなかなか思うように収穫量が増えません。
例年だと、背負いかごいっぱいになりますが、今年はまだまだ数が出ていない状況です。
豊作だった去年と比べると、今の段階で今年は1割~2割程だということです。
この辺りで毎年見られるシメジやアミタケなどのきのこも、今年は1本も見ていないということです。
地面には、マツタケがこれから顔を出す膨らみがみられる所もあり、藤原さんは、今後の雨に期待していると話します。
藤原さん「今年は雨がきていくらか復活するかどうか、そういう見当ですね。市場の値段も非常に高くて、今だと15万円くらいです」
マツタケの収獲は、今月末まで続きます。
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上伊那教職員OB・OG美術展
上伊那の教職員OB・OGが制作した美術作品の展示会が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には、21人の絵画・彫刻・陶芸の作品が並んでいます。
数年前までは、上伊那の元教職員でスケッチ旅行に出かけ、仕上げた作品を展示する美術展を2年に1回開いてきましたが、会員の高齢化などの理由から2018年1月の美術展で最後となりました。
地元の人に作品を見てもらい、また自分たちの生きがいづくりの場を増やそうと、今回有志が呼びかけ初めて開かれました。
現役を引退した60代前半から80代後半の人が出品していて、美術以外の元教職員も日々制作活動に励んでいるということです。
第1回上伊那教職員OB・OG美術展は、6日(日)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。 -
第19回水墨画県展 5日まで
長野県水墨画協会による第19回水墨画県展が2日から、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には、長野県水墨画協会員の作品217点が展示されています。
展示会は、県内持ち回りで長野県水墨画協会が毎年開いていて、今年は伊那市が会場となりました。
また、この日は、展示に合わせ作品の入賞者に賞状が贈られました。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市の宮原恵三子さんの「こもれび」が県水墨画協会賞、南箕輪村の金井健さんの「やめてよ!!」が県市長会賞、箕輪町の日野源七さんの「ロープウェイ」が奨励賞を受賞しました。
県水墨画協会は、「作品のレベルが年々高くなっている。来年は20回目を迎えるので引き続き頑張ってほしい」と話していました。
第19回水墨画県展は、5日まで伊那文化会館で開かれています。 -
伊那ナイターソフトボールリーグ戦閉会式
伊那ナイターソフトボール連盟のリーグ戦の閉会式が1日夜行われ、今季優勝した信濃路クラブに賞状などが贈られました。
この日は、伊那市の富士塚スポーツ公園運動場で閉会式が行われ、リーグ戦に出場した11チームが参加しました。
優勝した信濃路クラブのほか、上位3チームに賞状などが贈られました。
信濃路クラブは、7勝1敗2引き分けで7連覇しました。
2位はラッキーズで、3位は加城でした。
閉会式に続き、秋季トーナメントの開会式が行われ、GTエボリューションの三澤駿介さんが選手宣誓し、開幕試合も行われました。
秋季トーナメントには、全11チームが参加します。
初日の1日夜は、天竜ザザムシ対ラッキーズの対戦の他、GTエボリューション対トレンディーの対戦が行われました。
決勝戦は、10月29日を予定しています。 -
8月の月間有効求人倍 1.49倍
上伊那の8月の月間有効求人倍率は、7月を0.03ポイント下回る1.49倍でした。
月間有効求人数は3,895人、月間有効求職者数は2,609人で、8月の月間有効求人倍率は1.49倍でした。
県は1.57倍、全国は1.59倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として、前の月の判断を据え置きました。 -
ナガノパープルプリン 限定販売
南箕輪村の日帰り温泉施設大芝の湯で「おもてなしプリン」の新商品「ナガノパープルプリン」の販売が始まっています。
村内で採れたブドウのナガノパープルを使ったおもてなしプリンの新商品です。
2種類のジュレとプリン、カラメルの4層になっています。
ジュレにはハチミツとブランデーが入っていて大人向けの味付けにしました。
このジュレが村内産のナガノパープルをフレッシュにし、プリンと一緒に食べた時に爽やかな後味になるという事です。
おもてなしプリンの空き瓶で置物を作っている飯島町の好村有香さんに、新商品を試食してもらいました。
ナガノパープルプリンは1つ450円です。
ナガノパープルが採れる間の期間限定販売で、大芝の湯によりますと10月中旬までだという事です。
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手良小児童 秋の自然に親しむスタンプラリー
伊那市の手良小学校の児童は2日、秋の自然に親しむ活動として、小学校の周りをスタンプラリーで巡りました。
スタンプラリーには、手良小の全校児童およそ120人が参加しました。
6年生がリーダーになり、1年生から5年生まで11の班をつくって回りました。
下手良公民館のほか、手良沢岡辻のバス停など、7か所を回るコースです。
途中の貴船神社では、スタンプをつくほか、校長から出されたクイズに挑戦していました。
手良小学校では、上級生と下級生が仲良くなるきっかけをつくり、自分たちの地域の魅力を知ろうと、毎年この時期に秋の自然に親しむ活動をしています。
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新山に移住定住促進住宅建設へ
伊那市は、子育て世代の移住促進に向け、新山に移住定住促進住宅を今年度、建設します。
市では入居期間を最長3年とする予定で、新居建設や空き家物件への入居など定住に向けた準備を促していきたいとしています。
伊那市では今年度、およそ5800万円かけ、伊那市新山に移住定住促進住宅を3棟建設します。
新山は移住者の受け入れに積極的に取り組み、県のモデル地区にもなっていることから住宅を建設する事にしました。
建物は広さ60平方メートルの2LDKで、家賃は1か月2万5千円程度を予定しています。
伊那市ではこれまでに、市営住宅の一部で6か月間のお試し住宅を平成25年度から行ってきました。
利用した21家族中、18家族が伊那市内に定住しました。
しかし利用者からは、入居期間が短く、住宅を探すのに十分な時間が無かったとの声が寄せられていました。
新山定住促進協議会の若林敏明さんは、受け入れ後のサポートが重要だと話します。
移住定住促進住宅は来年2月に完成する予定で、市では入居資格に関する条例案を市議会12月定例会に提出します。
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交通安全ゲートボール大会
南箕輪村の高齢者ゲートボール大会に合わせて交通安全講習が行われました。
交通安全講習では伊那警察署南箕輪村駐在所の島川剛さんが話をしました。
島川さんは「車は時速40キロで走行すると1秒間に11メートル進みます。
運転する時はスピードの出しすぎに注意し、道路横断するときは車が来ないかよく確認して下さい」と参加者に呼びかけていました。
講習がおわると、参加者はプレーを楽しんでいました。
ある参加者は、「わかっているつもりでも忘れている事を再確認できました。家の近くの散歩も気をつけたいです」と話していました。
大会は、秋の交通安全週間に合わせ南箕輪村と村交通安全協会がひらいているもので30年以上続いています。
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受信環境クリーン図案コンク 渡邊さん佳作に
長野県内の中学生を対象に行われた「受信環境クリーン図案コンクール」で南箕輪中学校の2年の渡邉晴菜さんの作品が佳作に選ばれました。
佳作に選ばれた渡邉さんの作品です。
渡辺さんの作品は建物などによりテレビの映りが悪くなる電波障害をテーマに、対策工事の大切さを呼び掛ける内容となっています。
コンクールは、テレビやラジオの受信障害防止を目的に毎年行われていて今年度は県内の中学校14校から117作品の応募がありました。 -
伊那西高校生徒 冬服で登校
10月に入り衣替えとなりました。伊那市の伊那西高校では
1日は冬服で登校する生徒が見られました。
長野地方気象台によりますと、この日の伊那地域の最高気温は29.3度で、8月中旬並みの気温となりました。
平年より気温が高めでしたが、多くの生徒は紺のブレザーとスカートの冬服で登校していました。
ある生徒は、「日中は朝以上に暑くなると思うので、ブレザーを脱ぐなどして、体温調節をしたい」と話していました。
それでは、天気予報です。 -
「スローカフェ もみの木」 開店
障がいがある人も従業員として働く「スローカフェ もみの木」が1日、オープンしました。
スローカフェ もみの木は、南箕輪村南原にあります。
もみの木では、従業員が栽培した無農薬野菜を中心としたランチが提供されます。
人気のメニューは、700円の日替わりランチです。
1日は、大豆を加工して作った唐揚げや、スタッフが栽培したナスを使ったおひたしなどが提供されました。
店は、南箕輪村の、障がい者などの就労訓練を行う支援事業所、モミの木が運営していて、障がいがある人も含め、18人の従業員がいます。
もみの木は、この日のオープンに向けて4月にプレオープンし、各メニュー10食限定で提供してきました。
スローカフェ もみの木は、平日の午前11時半から午後4時まで営業しています。 -
新副町長 浦野さん 就任式
箕輪町の新しい副町長に、松島の浦野邦衛さんが、1日に就任しました。
この日は町役場で就任式が行われ、浦野さんが抱負を述べました。
浦野さんは「職員のみなさんにいろんなことを教えてもらい、職員のみなさんとチーム箕輪の一員として地域を盛り上げていきたい」と話していました。
浦野さんは昭和33年生まれの61歳で、伊那北高校、東京農業大学を経て県農業協同組合中央会に入会。地域農政部長などを務めました。
白鳥政徳町長は「新しいことに対して意欲的に取り組む職場を目指してほしい。職員・町民と一緒に良いまちづくりを進めてほしい」と話していました。
浦野さんの任期は、10月1日から4年間となっています。 -
消費税10%に 混乱緩和へ各店対応
1日から消費税率が10%に引き上げられ、合わせて酒類と外食を除く飲食料品を8%に据え置く軽減税率が初めて導入されました。
これまでに比べ複雑になることから、大型店や小売店では買い物客の不安をなくそうと対応に追われています。
1日から全国一斉に消費税率が10%になりました。
今回の増税では、飲食料品の税率を8%に据え置く軽減税率が初めて導入されたほか、中小店舗でキャッシュレス決済をすると最大5%分のポイントが還元される制度も導入されました。
伊那市日影のベルシャイン伊那店では、ニシザワ系列12店舗で使うことができるキャッシュレス決済カードの対応に追われていました。
カードに金銭をチャージし、カードを使って買い物をすると、総額の5%がキャッシュバックされるシステムです。
千葉稔専務は「消費者のみなさんが高くなるのは避けたいのが店舗側の想い。多くの人に使ってもらいたい」と話していました。
一方で、総菜などを購入し店内で食べるイートインは税率が10%となりますが、自己申告のため判断が難しいということです。
南箕輪村の大芝高原味工房内にあるガレットカフェは、店内で食べるイートインも持ち帰りもできますが、これまでと変わらず内税で対応します。
楠好延店長は「企業努力でなんとなして、今まで通り地域の美味しい野菜の味を今までと同じ値段で食べてもらいたい」と話していました。
伊那市西箕輪にある農業公園みはらしファーム・とれたて市場でもこれまで通り内税を継続します。
みはらしファームでは「今後は様子を見ながら、一部商品だけ値段を変更するなど、対応を考えていきたい」と話していました。 -
女性合唱団 演奏会に向け練習に熱
女声合唱エーデルワイスは、20日に開かれる初の単独コンサートに向け練習に熱が入っています。
9月30日夜は伊那市のいなっせで、本番で歌う曲を練習していました。
女声合唱エーデルワイスは、より高いレベルの合唱を求めて活動している、上伊那の音楽教諭や合唱経験がある主婦など20人でつくる合唱団です。
東京藝術大学卒業で、東京国際音楽コンクール指揮者部門第2位の経験を持つ横山奏さんが指揮者を務めていて「ひと言目をはっきり発音するように」などと指導していました。
コンサートでは、「うみ」や「あかとんぼ」など20曲ほどの童謡唱歌をアレンジした「日本・四季の旅」を披露することになっています。
北澤理光代表は「女声合唱ならではの美しい歌声と、地方でも本格的な合唱が聞けるというところが見どころ。是非聞きに来てほしい」と話していました。
女声合唱エーデルワイスのコンサートは20日(日)の午後2時~、いなっせ6階のニシザワいなっせホールで開かれます。
チケットは全席自由で、一般2,000円、高校生以下1,000円となっています。 -
い~なちゃんカードで買い物 10%還元
伊那市の商店主らでつくる伊那市コミュニティーカード協同組合は、10月1日から、い~なちゃんカードで買い物すると10%分を還元するサービスを始めます。
30日は、伊那市の伊那商工会館で記者会見が開かれ、10%還元について北澤利文理事長が説明しました。
内容は、い~なちゃんカードを使って、市内の加盟店で買い物をした場合、決済金額の10%分が還元されるものです。
期間は、10月1日から、来年6月30日までです。
現在、加盟店は79店舗で、このほかに市役所など5つの公共施設で使用することができます。
カードは、店頭でも作ることができ、即時発行できるということです。
また、期間中は通常300円かかる発行費用も無料になるということです。
9月30日現在、カードの発行枚数はおよそ8,400枚で、昨年1年間い~なちゃんカードによる買い物の総額は、およそ2億円だということです。
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土砂災害危険区域などをパトロール
伊那市は、台風シーズンにあわせ、土砂災害危険区域など市内3か所のパトロールを30日、行いました。
この日は、市の職員や消防団など関係者あわせて20人が参加しました。
パトロールしたのは、伊那市笠原にある、防災重点ため池など3箇所です。
防災重点ため池は、決壊した場合の浸水区域に民家などがあり、住民に被害を与えるおそれのあるため池です。
伊那市では47か所あるため池のうち、27か所が防災重点ため池に指定されています。
ため池の設計などにも携わっている、長野県土地改良事業団体連合会南信事業所の小林功二所長補佐は、「決壊する原因は漏水によるものが多く、池の水を抜く場所からの水漏れが多い」などと説明していました。
その後、パトロールした箇所について意見交換をしました。
参加者からは「災害時、ため池のある場所に住む住民にいかに避難情報を伝えるかが重要だ」「日ごろから地域住民と一緒に防災意識を持つことが必要だ」などの意見が出ていました。
伊那市では、パトロールの結果を受け、各地区の災害時の危険度を知ってもらい、住民の避難に役立てたいということです。
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五穀豊穣に感謝「おからこ」づくり
上伊那地域に伝わる五穀豊穣を感謝するお供え餅「おからこ」づくりが、29日伊那市の旧井澤家住宅で行われました。
29日は旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会の女性部のメンバーを中心におからこをつくりました。
もち米を2晩水につけて砕いたものを石臼に入れ、米粉と混ぜて練っていきます。
おからこは、十五夜に五穀豊穣を感謝して作るお供え餅で、昭和30年頃まで各家庭で行っていたということです。
伊那部宿を考える会では、地元の食の文化を伝えていこうと平成18年からおからこを作っています。
まるめたおからこは、里いもの葉の上に乗せ、近くで採れたサトイモやネギ、かぼちゃなどと一緒に縁側に並べました。
おからこは一晩月に供え、30日の夕方野菜と一緒におからこ汁にして味わうということです。
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上農生徒が測量業者から技術を学ぶ
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒は、30日、地元の測量業者を招き、実習を行いました。
実習には、コミュニティデザイン科 里山コースの2年生20人が参加しました。
地元の測量業者でつくる長野県測量設計業協会南信支部のメンバーおよそ10人から、実際の現場で使用する機器を使って測量を体験しました。
生徒らは4か所に分かれ、水平方向の距離と角度、高低差を測定しました。
南信支部では、建設産業への理解を深めてもらい人材確保につなげていこうと、建設系学科の高校生を対象に実習を行っています。
ある生徒は、「学校で使っている機械よりも正確で素早くできた。将来は学校で学んでいることを活かした仕事に就きたい」と話していました。
南信支部では、「住民の生命と財産を守るのが我々の仕事だ。将来は一緒に社会基盤の整備をしていってほしい」と話していました。 -
中山間地域再生へ 鯉を試験養殖
伊那市高遠町藤沢の住民有志は、中山間地域再生の取り組みとして、水田での鯉の養殖を検討しています。
30日は、今年度行った試験養殖の結果が報告されました。
30日は、地域住民らが集まり、今年7月に放流した鯉の生育具合などを確認しました。
中心となって取り組んでいる藤沢の小池守雄さんは、鯉の養殖を中山間地域再生の切り札にしようと、今年度2アールの水田に鯉の稚魚44匹を放流しました。
半数がアオサギに食べられたり自然死したりしたということですが、81日後の今月27日に23匹水揚げできたということです。
このうち15匹を計測したところ、5センチほどだった稚魚は平均で26.6センチ、重さ308グラムに成長しました。
淡水魚の養殖に長年に渡り携わり今回の取り組みにも関わった桐生透さんは、「水がきれいで豊富なため、食べても泥臭さがほとんどないと思う。十分に可能性がある」と話していました。
鯉は、水田わきの飼育池に移し養殖を続けます。
来年度は、およそ100匹の稚魚を放流する他、冬を目途に地域住民を集めて試食する計画です。
地域にこの取り組みをどのように広げていくかが課題だということで、将来的には近隣の料理店への出荷を目指します。 -
伊那谷写友クラブ写真展
伊那市を中心とした写真愛好家でつくる伊那谷写友クラブの第28回写真展が伊那市の伊那図書館で開かれています。
会場には山などの自然や鉄道、海外で撮影した写真など会員6人が44点を出品しています。
伊那谷写友クラブは年に1回写真展を開き作品発表をしているほか月に1回メンバーで集まり互いの写真を批評しながら技術向上を目指しています。
会長の建石繁明さんは「心も写真も豊かに」をモットーに活動を
続けていて会員それぞれの個性を大切にしているということです。
伊那谷写友クラブの写真展は10月6日まで伊那市の伊那図書館で開かれています。