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最高気温32.3度 熱中症の疑いで70代女性搬送
17日の伊那地域の最高気温は午後2時12分に、32.3度を記録しました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時半現在、伊那市の70代の女性が熱中症の疑いで搬送されたということです。 -
箕輪町成人式
箕輪町の成人式は町文化センターで行われました。
対象者は男性158人、女性129人で、合わせて287人が成人を迎えました。
箕輪町の成人式は、新成人でつくる実行委員会が行っています。
式には新成人212人が出席しました。
実行委員会の小平貴男実行委員長は「まだ成人という実感はないが、一日一日を大切に確実に大人になっていきたい」と挨拶しました。
新成人を代表して 大槻裕さんは「未来の道を切り開くために、すべてのことに全力で取り組んでいきたい」、白鳥菜都さんは「学んだことをどう社会に活かしていけるかしっかり考え行動していきたい」と意見発表をしました。
白鳥政徳町長は「みなさんと一緒に未来の箕輪町を作っていく事を楽しみにしている」と挨拶しました。
式では、みのわ太鼓保存会による祝太鼓が披露されました。
保存会に所属する新成人も一緒になって太鼓を打ち鳴らし、記念の節目を祝っていました。
なお、伊那市の高遠町と長谷地区、南箕輪村は正月に成人式を行っています。
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上農農業クラブ 最後の盆花市
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が盆花を販売する花市が、12日に伊那市のいなっせ北側とJR伊那北駅前で開かれました。
この花市は今回で最後になります。
カーネーションや小菊など、上農生が育てた7種類の盆花が、一束500円で販売されました。
いなっせ北側では、午前9時の販売開始を前に、およそ100人が列を作っていました。
盆花市は1953年(昭和28年)から、地域に感謝の気持ちを表す行事として受け継がれてきました。
しかし、来年度の学科改編に伴う地域活動の見直しにより、盆花市は今回で最後となります。
300束用意された盆花は、30分で完売となりました。
盆花市は今回で最後となりますが、農産物の販売は今後も続けていくということです。 -
山盛りフェスで特別メニュー
国民の祝日「山の日」を盛り上げようと、伊那飲食店組合の13店舗で11日に山盛りフェスが行われ、特別メニューが提供されました。
伊那市上牧の咲来軒では、山盛りつけ麺と山盛り煮カツ丼が提供されました。
山盛りつけ麺は、通常の3倍の麺とトッピングです。
麺は700グラムあります。
特別価格の1200円で提供されました。
山盛り煮カツ丼は、通常提供されている並盛のカツは2倍、ごはんは1.5倍です。
1800円で提供されました。
なんと、山盛り煮カツ丼を注文した人がいました。
山盛りフェスは、伊那谷で山の日を盛り上げようと、伊那飲食店組合を中心に4年前から行われています。
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大芝高原でマウンテンバイク体験
南箕輪村の大芝高原で11日、初心者を対象にしたマウンテンバイクの体験イベントが行われました。
この日は、村内外からおよそ80人が参加しました。
イベントは、大芝高原やマウンテンバイクに慣れ親しんでもらおうと、村観光協会が開いたものです。
全長3キロのコースは、およそ30分程度で1周できます。
参加者は、自分のペースでコースを走っていました。
このコースは、平坦で危険も少なく森の中を気軽に走ることができるということです。
マウンテンバイクの体験イベントは、来月7日にも予定されています。
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31日から千両千両井月さんまつり
幕末から明治にかけて伊那谷を放浪し、数々の俳句を残した井上井月をしのぶ、第7回千両千両井月さんまつりが、31日と来月1日の2日間、伊那市のいなっせで行われます。
10日は、伊那市美篶の矢島信之さん宅で記者会見が開かれました。
井上井月顕彰会顧問の宮下宣裕さんをはじめ、会のメンバーがイベントの見どころを説明しました。
31日は、「井月さんが生きた夜明け前の時代」をテーマに、講演会のほか、劇中で伊那が登場し、伊那谷と関連のある島崎藤村原作の映画「夜明け前」の上映会などが予定されています。
また、9月1日は第28回信州伊那井月俳句大会が予定されています。
ほかに、井月にゆかりのある書物の展示も25日から来月1日まで予定されています。
第7回千両千両井月さんまつりは31日と9月1日の2日間、いなっせで行われる予定です。
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箕輪町の沢公民館で寺子屋教室
箕輪町の沢公民館で10日、寺子屋教室が開かれ、夏休み中の児童が勉強や工作を楽しみました。
この日は、箕輪町沢区の小学生12人が参加し、夏休みの宿題や竹とんぼ作りをしました。
竹とんぼ作りの講師をつとめたのは、伊那市荒井の久保村隆さんです。
児童は、久保村さんにやすりの掛け方や羽の曲げ方などを教わりながら、思い思いの竹とんぼを作っていました。
竹とんぼが完成すると、より遠くに飛ぶよう練習していました。
また、子どもたちはスイカ割りも楽しみました。
子どもたち同士で声を掛けながら、スイカの前まで誘導します。
夏休みの寺子屋教室は、子どもたちに夏休みの思い出を作ってもらおうと、毎年沢公民館が開いています。
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川上一巳遺作展 17日まで開催
伊那谷の風景や人物を描いてきた、岡山県出身の川上 一巳さんの遺作展が、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれています。
会場には、77点の作品が並んでいます。
遺作展は川上さんが死後に従四位・瑞宝小綬章を受章したことを記念し、親族が企画しました。
親族のひとり、三宅由紀さんによると、川上さんは伊那谷の自然に魅了され、毎年春に訪れては風景画を描いてきたということです。
また、自然の中で元気に遊ぶ子どもに魅力を感じたことがきっかけで、子どもをモデルにした人物画も多数描いてきました。
「川上一巳 従四位・瑞宝小綬章受章記念遺作展」は、17日(土)の午後3時まで、伊那市のかんてんぱぱ西ホールで開かれています。
なお、モデルが不明だった2枚の絵のうちの1枚「伊那路の子」は、モデルが判ったということです。 -
経口ワクチン接種率50.8%
長野県は先月散布した野生イノシシに対する経口ワクチンの摂取状況を9日発表しました。
それによりますと上伊那でのイノシシの摂取率は50.8%でした。
豚コレラは豚、イノシシの病気で感染した野生イノシシが移動することにより養豚場のブタへの感染が懸念されています。
経口ワクチンはそれを防ぐためのものでイノシシが摂取すると豚コレラへの免疫力が高まります。
上伊那では伊那市と辰野町の25か所に500個が散布されそのうち254個が摂取されたとみられていて摂取率は50.8%でした。
県内では木曽が53%、南信州が37.3%、諏訪が33%で県平均は46.9%でした。
県は野生イノシシに抗体ができているかどうか今後行う本格散布に併せて検証していくとしています -
自転車観光でサイクルスタンド作り
マウンテンバイクを立てたまま停めることができるサイクルスタンドを作るイベントが10日、箕輪町の箕輪町文化センターで開かれました。
このイベントは観光地が点在する辰野町、箕輪町、南箕輪村を
自転車でつなぎ広域的な観光づくりを目指している上伊那北部観光連絡協議会が開いたもので、地域住民25人が参加しました。
講師を務めたのは辰野町在住の自転車冒険家で地域おこし型サイクリングガイド団体代表の小口良平さんです
参加者は小口さんの指導で木材を組み立てたりロゴマークを付けたりしてサイクルスタンドを作っていました。
マウンテンバイクやロードバイクは軽量化を図るため自転車を立てるスタンドがついていないのが標準でサイクリストが集まる観光施設や飲食店ではサイクルスタンドが必要になるということです。
観光地点を自転車でつなぎ広域的な観光地づくりを目指している
上伊那北部観光連絡協議会ではその第一歩としてサイクルスタンドづくりを計画しました。
上伊那北部観光連絡協議会では今年30基ほどのサイクルスタンドを作り観光施設などに順次設置していくことにしています。
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上伊那の6月の有効求人倍率
上伊那の6月の月間有効求人倍率は、5月を0.07ポイント下回る1.46倍でした。
月間有効求人数は3,888人、月間有効求職者数は2,660人で6月の月間有効求人倍率は1.46倍でした。
県は1.65倍、全国は1.61倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。
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猛暑日 熱中症で搬送3件
9日の伊那地域の最高気温は午後1時57分に35.5度を記録し、猛暑日となりました。
猛暑日となるのは、この夏7日目です。
上伊那広域消防本部によりますと、午後4時半現在、熱中症の症状による搬送は伊那市野90代の女性、箕輪町の50代の女性、駒ヶ根市の10代の女性の3件だということです。
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極早生の夏あかり選果
極早生のりんご「夏あかり」の選果作業が、箕輪町のJA上伊那果実選果場で行われています。
夏あかりは、お盆のニーズにあわせてJA上伊那で最も早く出荷されるりんごです。
人の目でキズのチェックを行い、大きさや熟度などを測定する光センサーを通して箱詰めされていきました。
選果は7日から始まり、盆明けの18日頃まで行われます。
夏あかりは、JA上伊那 伊那中央店で主に取り扱われる他、徳島県や中京方面に出荷されるということです。
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工業高校生が技術を競う
工業高校の生徒が日頃から培った技術を競う「ものづくりコンテスト 電子回路組み立て部門」の県大会が9日、南箕輪村の南信工科短大で開かれました。
コンテストには県内の4つの工業高校から15人が出場しました。
駒ヶ根工業高校からは電気科3年で西箕輪中出身の唐澤雅和さんと、宮田中出身の太田惟尋さんが出場しました。
課題は、2時間30分の時間内に電子回路の製作とプログラムの作成を行い、ランプを点灯させたり数値を表示する装置を作るというものです。
生徒たちは、はんだごてを使い、ハード部分の電子回路を製作していました。
回路がおおむね完成すると、今度はソフト部分にあたる制御プログラムを作成していました。
高校生ものづくりコンテストは、長野県工業高等学校長会が毎年開いています。
コンテストは、旋盤作業や電気工事など6部門があります。
電子回路組み立て部門では、コンピュータ制御システムの構築をテーマに、装置の完成度や技術が審査されます。
審査の結果、松本工業高校と岡谷工業高校の生徒の北信越大会進出が決まりました。
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実物史料に触れて歴史感じる
博物館の本物の史料にふれ、歴史により興味を持ってもらおうという講座がきょう、伊那市の高遠町歴史博物館で開かれました。
講座には、市内の小中学生ら6人が参加しました。
参加者は博物館の学芸員から、高遠町から出土した土器の使われかたや、当時の歴史について説明を受けながら、実物史料の感触を確かめていました。
火縄銃のブースでは、実際に火縄銃を持って、重さや構造、撃つ体制などを確かめていました。
参加者は近くの高遠ダム管理所の見学も行いました。
管理所の職員から高遠ダムが三峰川の氾濫を防ぐために造られ、「生活に必要な水を管理してくれている」などといった説明を受けました。
また、普段は近寄ることができないダムの近くまで足を運び、ダムの大きさを感じていました。
高遠町歴史博物館は、2014年から毎年この講座を開いていて、今年で6回目になります。
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加藤さん 狩猟射撃で全国へ
狩猟射撃の全国大会に出場する南箕輪村在住の加藤尚さんが8日、原茂樹副村長を表敬訪問しました。
加藤さんは6月に辰野町で開催された長野県猟友会安全狩猟射撃大会で優勝し、9月に大阪府で開催される安全狩猟射撃全国大会に出場します。
出場するのは、時速50キロの速さで飛んでいる的や転がってきた的などを撃つ4種類の種目の
合計点で競われます。
原副村長は加藤さんを激励し、「加藤さんの活躍を見て、若い人たちが猟友会に興味を持ってくれればうれしい」と話していました。
加藤さんは「射撃はモチベーションと集中力の高さが大切だ」と話し、「県代表として大会ベスト3を目標に頑張ってきたい」と話していました。 -
就活準備合宿 地元就職を後押し
大学生などの地元就職を後押しする就活準備合宿が8日から、伊那市の知立市野外センターで
行われています。
上伊那広域連合が主催するこの合宿は、今回で4回目で、上伊那出身の学生を中心に、27人が参加しました。
1日目の8日は、社会保険労務士法人の田畑和輝さんが、就職活動の心構えについて話しました。
田畑さんは、自分の持っている特性を自ら発信することの大切さや、就職先を決める時に自分の
価値観を重要視することなどを話しました。
ある生徒は「合宿を通して地元企業の魅力を知りたい。将来は地域を活性化させる力になりたい」
と話していました。
合宿2日目のあす9日は、およそ30社の地元企業が参加し、人事担当者が面接時のアピール方法
などについて指導する予定です。 -
どろカップ令 8月17日開催
3年ぶりに復活するどろカップの記者会見が8日、伊那市の伊那商工会館で開かれました。
大会名は「2019どろカップ令」。
記者会見では、再開催に至った経緯や大会内容などが説明されました。
田んぼの中でサッカーをするどろカップは、2006年から市内の遊休農地で開催されていましたが、節目の10回目であることや、企画に時間を要することなどを理由に、2016年が最後の大会になりました。
しかし、大会を主催していた伊那商工会議所の青年部員などから、どろカップ復活の気運が高まり、再び開催することになりました。
大会では田んぼの中でのサッカーの他に綱引きや子ども対象の宝探しなどが行われます。
記者会見では対戦相手を決める抽選が行われ、24チームのトーナメントが決定しました。
2019どろカップ令は、今月17日(土)に伊那市役所東の遊休農地で開催されます。 -
大芝にコテージ増設
南箕輪村は、国の交付金を活用して大芝高原内に新たにコテージを今年度中に増設します。
8日は、南箕輪村議会臨時会が開かれ、施設整備に関する補正予算案が提出され可決されました。
現在、大芝の湯周辺に10人まで宿泊可能なコテージが1棟あります。
今回、新たに2棟を増設します。
移住定住施策の一環でお試し住宅として活用する他、企業研修の受け入れや夏場の観光客の利用も見込んでいます。
事業費は、8,300万円で、このうち交付金は4,100万円となっています。
また、大芝の湯にあるプリン製造工房も改修します。
手狭のため大芝の湯の一部を改装し物置を設置しプリン製造の為の機器類も購入します。
大芝の湯では去年7月から地元産の牛乳などをつかったおもてなしプリンを製造・販売しています。
村によりますと現在、月におよそ2,000個を製造していて、改修により3,000個を製造できると見込んでいます。
事業費は、1,430万円で
このうち交付金はおよそ340万円となっています。
コテージとプリン製造工房は今年度中の完成を目指しています。
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岸本さん学徒動員工場を見学
戦時中、伊那高等女学校、今の伊那弥生ケ丘高校の生徒だった岸本多恵子さんは、74年ぶりに学徒動員された愛知県の旧三菱重工業名古屋航空機製作所などを7日に巡りました。
今回の訪問は、上伊那の小中学校の教員らでつくる上伊那歴史研究会が企画したもので、東京在住の岸本さんは、当時の様子を解説してもらおうと招かれました。
最初に訪れたのは、ゼロ戦などの戦闘機を作った三菱重工の工場です。
岸本さんは正門前にある時計台が当時の目印だったと話していました。
工場近くに建てられた殉職者慰霊碑です。
ここは、アメリカ軍の空襲で犠牲となった三菱重工の従業員や学徒などおよそ380人の名前が記されています。
伊那高女の生徒270人は昭和19年8月から昭和20年3月まで、ここで戦闘機を作っていました。
昭和20年3月13日の空襲で生徒の一人飯島米子さんが亡くなりました。
慰霊碑に収められているプレートの右から3番目に飯島さんの名前が記されています。
また、7日は昭和20年の正月に伊那高女の生徒たちが戦勝祈願に訪れた熱田神宮を参拝しました。
今回の訪問では他に、住宅に変わった寄宿舎の跡地などをバスから見学しました。
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ながた荘で鈴虫涼しげに
8日は立秋です。
暦の上では秋ですが、8日の伊那地域の日中の最高気温は34.9度まで上がり暑い一日となりました。
箕輪町のながた荘では鈴虫が涼しげに鳴いています。
ながた荘の1階ロビーには、東京都の夫婦がプレゼントした鈴虫およそ60匹がいます。
ロビーには鈴虫の鳴き声が響き一足早く秋を感じることができます。
ながた荘では「訪れた人たちに鈴虫の鳴き声で涼んでもらいたい」と話していました。
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伊那路橋で水生生物調査
天竜川に生息する水生生物を採取してきれいな水かどうかを調べる水質調査が7日、箕輪町で行われました。
調査は、箕輪町の伊那路橋近くで行われ、夏休み中の児童や保護者あわせて75人が参加しました。
水質調査は、国土交通省天竜川上流河川事務所が毎年行っていて、管内の天竜川の支流も含め、12か所で行われました。
子どもたちは、川で捕まえた水生生物を観察しながら、その特徴をインストラクターに教わりました。
この地点では、きれいな水に住むヒラタカゲロウや、ヘビトンボなどが見つかりました。
また、子どもたちは専用の調査器具で水質を調べるパックテストをしました。
調査の結果、天竜川の水はきれいな水だと判明しました。
天竜川上流河川事務所は、「調査を通して、子どもたちに水辺の水生生物や水質について身近に感じてもらいたい」と話していました。
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天伯社の七夕祭り さんよりこより
伊那市美篶と富県の天伯社に伝わる七夕祭り、さんよりこよりが
7日行われました。
伊那市美篶の川手天伯社では七夕の竹竿を手にした子どもたちが「さんよりこより」と唱えながら輪になって歩いていました。
三周回ると洪水をおこす鬼にみたてた大人を竹竿で滅多打ちにしていました。
この行事は室町時代の1427年に高遠の藤沢片倉にあった天伯様が洪水で富県桜井に流れつきそのあと再び美篶川手に流されたことが縁で双方に天伯様を祀ったことが始まりとされています。
洪水を引き起こす鬼をたたくことで三峰川の氾濫が鎮まるといわれています。
神事では天伯社に安置されているご神体が神輿に移され、その下をくぐると御利益があるとされています。
そのあとご神体を乗せた神輿をかついで氏子らが地区内を練り歩きました。
神輿は三峰川を渡り富県桜井の天伯社を目指します。
さんよりこよりが行われ、ご神体が三峰川を渡る8月7日に三峰川が荒れることはないと伝えられています。
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原爆投下から74年 黙祷捧げ平和祈る
1945年8月6日に広島に原爆が落とされてから74年を迎えました。
広島平和記念日の6日、伊那市内でも原爆の犠牲者に黙とうが捧げられました。
伊那市山寺の丸山公園では伊那市民平和のつどいが行われ、有志60人が集まり黙とうを捧げたほか、献花を行いました。
丸山公園にある平和の塔は1990年に建立されたもので、塔の上部には原爆の火が灯されています。
参列者は花を手向け、手を合わせて犠牲者の冥福と恒久平和を祈っていました。
つどいを開催した非核平和都市宣言をさらにすすめる伊那市民の会の建石繁明代表は「毎年続けることで、少しでも子どもや若い人たちに戦争を語り継いでいく場にしていきたい」と話していました。 -
六道地蔵尊の縁日祭
お盆を前に先祖の霊を迎える、伊那市美篶六道地蔵尊の縁日祭が6日に行われ、早朝から多くの参拝客が訪れました。
毎年8月6日に行われる縁日祭は、朝5時過ぎに参拝客のピークを迎えます。
訪れた参拝客は、線香を供えると手を合わせ、先祖の霊を迎えていました。
六道地蔵尊は、今から850年ほど前、平安時代に平清盛が全国6か所に祀ったうちの1つと言われています。
縁日祭も、800年以上続くとされる盆前の伝統行事で、上川手区と下川手区の住民が運営しています。
この日は、早い人は日が変わる頃から訪れていたということです。
参拝客は「祖母が亡くなってから毎年、45年近く来ている」「気持ちよくご先祖様をお迎えしたい」と話していました。
今年担当した上川手区の酒井幸安さんは「毎年続いてきている地区の伝統行事。今後も続いていってほしいです」と話していました。
縁日祭は昼頃まで続き、地域住民を中心におよそ800人が参拝に訪れたということです。 -
高校再編の説明会巡り主張食い違い
高校再編を巡り、8月に予定されている「杉本協議会長に説明を聞く会」について、協議会長が出席するかどうか、主催者側と協議会の間で主張に食い違いが出ています。
6日は伊那市役所で記者会見が開かれ、主催者側の、住民有志でつくる「高校再編を考える上伊那の会」の宮下与兵衛会長が説明しました。
宮下会長は「高校再編がどうなるのかわからない。再編の検討をしていることすら知らない人がほとんど。次の協議会前に説明会を開いてもらいたい」と話していました。
説明会は考える会が、上伊那広域連合が設置した「上伊那地域の高校の将来像を考える協議会」に要望してきたもので、説明会には協議会長の杉本幸治駒ヶ根市長を招き、説明を聞くとしています。 -
2日連続猛暑日 熱中症の症状で搬送も
6日の伊那地域の最高気温は35度で、2日連続の猛暑日となりました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後5時現在、熱中症とみられる患者の搬送は1件となっています。 -
自動運転について住民の意見きく
伊那市長谷を拠点に進められている自動運転についてより理解を深めていこうと、移動に関する課題やニーズについて意見を聞く「市民ダイアログ」が、5日、気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
イベントには、交通や物流事業者の他子育て世代や高校生などおよそ20人が参加し、自動運転への期待や不安などについて対話形式で意見を出し合いました。
国は、来年度の実用化を目指し自動運転の実証実験を行っています。
市民ダイアログは、自動運転への期待や不安などについて様々な立場の人から意見を聞くことで自動運転社会にむけた理解を深めようと、国が主体となって今回初めて行いました。
意見交換では、参加者の発言を絵にしていく「グラフィックレコーディング」が取り入れられ、情報を共有していました。
市では、「新しい技術で地域の課題を解決していくためには、住民の意見が重要になってくる。今後は市独自にこのような場を設けていきたい」としています。 -
伊那まつり 熱く盛り上がる
第62回伊那まつりが、3日と4日の2日間の日程で行われ、市内は熱気に包まれ盛り上がりを見せました。
初日の市民おどりには、91連、およそ5,800人が参加し、ダンシング・オン・ザ・ロードや勘太郎月夜唄、伊那節を踊りました。
山寺から西町までのおよそ1.2キロが歩行者天国となり、参加者は暑さに負けずに熱気あふれる踊りを見せていました。
2日目の花火大会では、89番組およそ5,000発が伊那の夜空に打ち上げられました。
今年も音楽花火が3番組用意され、過去最長の15分間のロングバージョンもありました。
フィナーレを飾った音楽花火では、グレイテスト・ショーマンのThis is meに合わせて花火が打ち上げられました。 -
子育て支援の拠点施設完成
伊那市高遠町西高遠に学童クラブと子育て支援センターが一体となった施設、高遠和みさくら館が完成しました。
26日は白鳥孝伊那市長らが開所式を行い施設の完成を祝いました。
高遠小学童クラブの利用者増と美篶子育て支援センターの老朽化に
ともない旧高遠保育園を改修したもので事業費はおよそ3,200万円です。
高遠小学童クラブは7月1日現在40人の児童が利用していて指導員2人が対応にあたっています。
子育て支援センターは登録すれば市内外の未就園児が無料で利用できます。
学童クラブと子育て支援センターが一体となった施設は市内では初めてだということで伊那市では子育て世代に活用してもらいたいとしています。