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クリエイター×農業 ワサビを栽培
農家と消費者を繋げる活動をしているクリエイター集団HYAKUSHOは、上伊那産のワサビのブランド化を図ろうと、今年2月から栽培に取り組んでいます。
南箕輪村のワサビ田です。
およそ5,000株の苗が植えられていて、現在7センチほどになっているということです。
栽培しているのは、伊那市手良のクリエイター小澤純一さんら3人です。
3人は、農家が生産する農作物のブランド価値を高める取り組みを進めていて、農家の気持ちを知るとともに今後のモデルケースにしていこうと、今年2月にワサビの栽培を始めました。
数年前まで本格的に栽培が行われていたというこの場所を、仕事を通じて知り合った安曇野市のワサビ農家から紹介され、取り組み始めたということです。
こちらは、26日にSNSに公開されたプロモーション映像です。
整備作業から収穫までの様子を動画で撮りためていて、県内外に広めていくことで上伊那産のワサビのブランド化を図りたいとしています。
すでに、飲食店などから取引の話が持ち掛けられているということです。
収穫は来年6月ごろを予定しています。 -
11月の月間有効求人倍率1.43倍
上伊那の11月の月間有効求人倍率は、10月を0.07ポイント下回る1.43倍でした。
求人数が減少していることから、雇用情勢は平成30年5月以来の下方修正となっています。
月間有効求人数は、前の年の同じ時期を22.4%下回る3,602人、月間有効求職者数は2,513人で、11月の月間有効求人倍率は1.43倍でした。
県は1.5倍、全国は1.57倍となっています。
地域別の平均では、南信が最も低く、1.41倍となっています。
雇用情勢についてハローワーク伊那では、「新規求人が減少しているものの雇用情勢は、堅調に推移している」と、弱冠の下方修正としています。
求人数が減った原因については、「海外情勢や消費増税、自然災害など様々な影響が考えられる。一過性なのか継続的なのかは現段階では分からない」としています。
また来春卒業予定の新規高卒者の11月末現在の内定率は91.2%となっています。 -
伊那市社協 子どもの居場所づくりの事業に助成金
伊那市社会福祉協議会は、子どもの居場所づくりを進める企業や団体に対し、来年度から助成金を支給します。
助成金は、公園や田んぼ、一般家庭の庭など、伊那市内の地域資源を活かした場所で子どもの居場所づくりをする活動に最大で4万5,000円。
さらに、子どもに食事を提供する場合は1回あたり1,500円を上限に上乗せします。
また、夏休みなどの長期休暇のみの場合は、1日2,000円を上限に補助します。
市社協ではこれまで、地区・地域社会福祉協議会の同様の活動に対し助成を行っていて、対象を広げることでより安心して子育てができる地域になればと期待します。
対象となるのは、来年4月から令和3年2月末までの事業です。
募集は、すでに始まっていて、来年3月13日までとなっています。 -
箕輪町ニュース トップ10
3日間にわたり、伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10をお伝えしています。
2日目は箕輪町です。
まずは10位から6位です。
10位は、「消防団 ポンプ操法・ラッパ吹奏大会取りやめ」
9位は、「安全安心パトロール隊 発足」
8位は、「パキスタン国籍の男 妻と息子殺害容疑で逮捕」
7位は、「元JA役員の浦野邦衛副町長 就任」
6位は、「町議選 32年ぶり無投票」
続いてはベスト5です。
5位は、JA選果場箕輪に一元化です。
JA上伊那ではリンゴやナシのブランド化を目指しおよそ3億6千万円かけて設備を更新しました。
飯島町の選果場は施設の老朽化や出荷量の減少に伴い閉鎖していて、上伊那の選果場は箕輪町に一元化しました。
4位は、信州もみじ湖発電所 起工です。
発電所の最大出力は199キロワットで、年間の発電量は310世帯分に相当します。
「信州もみじ湖発電所」の名称は箕輪中学校1年の根橋諒介君が考案しました。
運転開始は2021年4月の予定です。
3位は、箕輪中部小学校・箕輪中学校 合唱でダブル日本一です。
箕輪中部小学校合唱団と、箕輪中学校合唱部は、「こども音楽コンクール」の全国審査で、ともに最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。
2位は、台風19号の果樹被害甚大です。
台風19号による箕輪町の果樹被害額は、12月19日現在4,760万円で、上伊那で最も大きくなりました。
被害は主にリンゴの落下で、箕輪北小の児童は被害にあったリンゴを販売しました。
1位は、南信初 松本山雅FCホームタウンに決定です。
調印式では、白鳥政徳町長と株式会社松本山雅の神田文之社長が確認書を取り交わしました。
山雅からタイアップフラッグとユニフォームが町に送られました。
今後はイベントや祭りなどで交流していくということです。
箕輪町のニューストップ10をお伝えしました。
28日は南箕輪村のニューストップ10をお伝えします。
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入野谷などで使用食器 みはらしの湯で販売
伊那市観光株式会社は、今年12月1日で休館となったゼロ磁場の宿・入野谷などで使用していた食器の販売を、26日から、西箕輪の日帰り温泉施設みはらしの湯で行っています。
ロビーには、今年12月1日をもって休館となった伊那市長谷のゼロ磁場の宿・入野谷で使用されていた食器や、そのほかの伊那市観光が運営する施設で使用しなくなった食器などが販売されています。
価格は100円からと廉価での販売となっています。
入野谷は、旧長谷村時代の1998年に建設されましたが、ゼロ磁場ブームが去ると利用者が減り、赤字が続いていました。
累積の赤字を増やさないため、伊那市は、入野谷を当面の間休館とし、民間などで新たな引き受け手を探しています。
みはらしの湯によると、食器は、家族の人数分などまとめて購入する人が多いということです。
ロビーに並んでいる以外にも、倉庫にはまだ様々な種類の器があり、順次入れ替えていくということです。
この食器の販売は、在庫がなくなるまで行われます。
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上伊那8市町村の焼酎ずらり
遊休荒廃地で育てたサツマイモを使った、上伊那8市町村のブランド焼酎が並ぶ「新酒試飲会」が23日夜、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
この日は、各地の生産者らおよそ80人が集まり、新酒の味を楽しんでいました。
現在、上伊那8市町村で作られている芋焼酎のブランドは13種類あります。
地域おこしや遊休荒廃地対策として平成18年から生産が始まりました。
「座々無志」や「みのわ黄金千貫」、「大芝の華」など、それぞれ地域性のある名前がつけられています。
今年は去年より6トン多い39トンを収穫したということです。
鈴木光市副会長は「みんなでがんばって収穫して、完成した焼酎をみんなで飲むことができるというのは最高のことだと改めて感じる」と話していました。
市町村ごとの銘柄が、900ミリリットル入りで販売小売価格1,100円(税抜)、8市町村ブレンドの伊那八峰が販売小売価格924円(税抜)です。
上伊那のAコープや酒販店などで販売されます。 -
伊那西高校合唱コンクール 3年5組1位
伊那市の伊那西高校で26日、合唱コンクールが開かれ、3年5組が1位に選ばれました。
この日は1年から3年までの全クラス、16クラスが、課題曲の「浜辺の歌」と自由曲を歌いました。
合唱コンクールは、クラスの絆を深める機会として毎年開かれています。
審査の結果、「若葉よ来年は海へゆこう」を歌った3年5組が1位に選ばれました。
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伊那市ニュース トップ10
2019年も残すところわずかとなりました。
3日間にわたり、伊那市・箕輪町・南箕輪村の今年1年のニューストップ10をお伝えします。
初日は伊那市です。
まずは10位から6位です。
10位は、「水森かおりさん 観光大使に任命」
9位は、「伊那市駅北側のエリアに飲食店が続々オープン」
8位は、「CSF(豚コレラ)養豚農家に衝撃」
7位「令和スタートの日にカップルが婚姻届け提出」
6位「県議選 市区現職2人当選・郡区、共産議席失う」
つづいてはベスト5です。
第5位は、「入野谷在来そばの販売はじまる」です。
入野谷在来そばは、戦時中まで伊那市の高遠町・長谷地域にまたがる入野谷郷の各家庭で栽培されていました。
信州そば発祥の地伊那そば振興会のメンバーが2014年から栽培を始め、今年は503キロを収穫し、初めて一般に提供されました。
第4位は、「東京オリンピックの聖火リレーで伊那市がルートに」です。
コースは、西町から御園まで、ほぼ直線の2.3キロとなっています。
聖火ランナーの一部も発表され、動画配信サイトYoutubeで木曽地域の情報を発信している伊那市在住のアシカさん23歳が選ばれています。
第3位は、「IoTを使った新産業技術の実証実験」です。
人工知能AIが最適な運行ルートを決めるタクシーの運行や、スマート農業の実証実験が始まりました。
来年以降は、テレビで商品を注文し、ドローンで運ぶ空飛ぶデリバリーサービス事業が実用化される他、遠隔医療の実証も始まります。
第2位は、「伊那弥生ケ丘高校野球部 夏の県大会準優勝」です。
弥生は、準決勝で第1シードの東海大諏訪を破り決勝へ。
飯山との公立高校同士の決勝は延長戦にもつれこむ激戦となりました。
延長10回。飯山がサヨナラで優勝を決め、弥生は準優勝となりました。
第1位は、「上伊那クリーンセンター竣工」です。
これまでの3か所のごみ処理施設を一本化し、新しいごみ中間処理施設が伊那市富県に竣工しました。
およそ20年に渡り候補地の選定や計画の策定などが進められ、今年3月に稼働が始まりました。
伊那市の今年のニューストップ10をお伝えしました。 -
箕輪町特別職の給料など 諮問
箕輪町の白鳥政徳町長は、町の特別職の給料や議員の報酬などについて26日、審議会に白紙諮問しました。
この日は、役場で箕輪町特別職報酬等審議会が開かれ、委員7人に委嘱状が手渡されました。
審議会の会長には、箕輪町商工会会長の黒田重行さんが選ばれ、白鳥町長から特別職の給料や議員の報酬などについて白紙諮問されました。
今年度の町長の給料は、条例で定められた月額83万円となっています。
副町長は67万円、教育長は56万2千円となっています。
議員報酬は、議長が31万7千円、副議長が25万3千円、議員は22万7千円となっています。
審議会では検討した結果を、来年2月上旬に町長に答申する予定です。 -
インフルエンザ上伊那警報レベル
長野県は今月16日から22日までの1医療機関当たりのインフルエンザ患者数を発表しました。
上伊那は33人で、警報レベルの30人を超えています。
長野県の発表によりますと、今月16日から22日までの1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は、上伊那は33人でした。
県内では、上田が43.50人で最も多く、上伊那は諏訪の33.88人に次いで3番目です。
25日現在、箕輪北小の5クラスが学級閉鎖となっています。
これを受け、伊那保健福祉事務所では、「例年、年明け1周目に保育園などで感染が増える。注意してほしい。」と感染予防を呼び掛けています。
県では、石鹸でこまめに手を洗う等、感染予防を心がけるとともに、早めの医療機関受診を呼び掛けています。 -
伊那スキーリゾート今シーズンオープン
雪不足でオープンできずにいた伊那市の伊那スキーリゾートが25日から、営業を開始しました。
雪不足で延期となっていた伊那スキーリゾートが、25日正午にオープンしました。
伊那スキーリゾートによりますと、ゲレンデは積雪20センチほどで、25日現在、一番下の第一リフトのみ稼働しているということです。
ナイター営業は28日からで、27日までは午前9時から午後4時までの営業となっています。 -
総合学習の成果 味わう
伊那市の伊那中学校の3年生は総合学習で取り組んできた「食」についての学習成果を味わってもらう「食フェス」を25日学校で行いました。
食フェスでは3年生の他に、市内の飲食店等がブースを出し、生徒達や訪れた保護者が伊那の味を楽しんでいました。
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箕輪南小学校で終業式 冬休みへ
箕輪町の箕輪南小学校で25日、2学期の終業式が行われ子どもたちが年末年始の冬休みに入りました。
4年生のクラスでは、総合学習の時間に作った、来年の干支のねずみをデザインした焼き物を持ちかえりました。
4年生担任の丸山伸一教諭は、「宿題をきちんとこなして、家族と過ごす時間を大切にしてほしい」と呼び掛けていました。
多目的教室で行われた終業式では、1年生と4年生の児童が2学期に頑張ったことや楽しかったことを発表しました。
4年生の井口圭吾くんと那須千咲さんが百人一首の形式で発表しました。
箕輪南小学校の2学期は85日間で、運動会やマラソン大会がありました。
髙見真美校長は、「冬休みの間も家に籠らず外に出て体を動かして友達と遊ぶことを大切にしてください」と話していました。
箕輪南小学校の冬休みは、来年1月7日までの13日間です。 -
2040年目標人口の引き下げへ
伊那市地方創生総合戦略審議会がきょう市役所で開かれ、来年度からの第2期伊那市地方創生総合戦略の試案が示されました。
第2期計画は来年度から5年間を計画期間とします。
25日は事務局から総合戦略と人口ビジョンの試案が示されました。
このうち2040年の目標人口については、第1期計画の6万5千人から引き下げる事が確認されました。
これは平成27年度の国勢調査を基にした人口推計の5万1千人と大きくかけ離れていることから、実態を踏まえた数値を設定する事にしました。
具体的な目標人口は次回の審議会で検討されます。
委員からは「女性の転入を増やす対策が必要」「健康寿命を延ばせるような取り組みも必要だ」といった意見が出されていました。
次回の審議会は来年1月に開催され、2月に意見募集を行い、3月に策定される計画です。
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GPSで子ども見守り
伊那市は来年1月から伊那東小学校の1年生と伊那北小学校の4年生を対象にGPS端末を利用した子どもの見守り実証事業を始めます。
実証事業で使用するGPS端末です。
大きさは縦横5センチ、厚さ2センチで重さはおよそ60グラムです。
中部電力が提供する位置情報配信サービスを利用し、登録した保護者のスマートフォンで下校や帰宅の通知、子どもの現在位置、移動履歴が確認できます。
1月からの実証事業では伊那東小学校の1年生102人と、伊那北小学校の4年生76人を対象に実施する予定です。
地域住民による登下校の見守りが行われていますが、伊那市では登下校時に保護者不在の家庭があることや見守りを十分に行えない地域があることが課題と話します。
実証事業では異常があった場合の対応についても地域と連携し検証する事にしています。
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アルストロメリア 出荷ピーク
上伊那が日本一の生産量を誇る花「アルストロメリア」の出荷作業が、年末年始の需要期に向けて本格化しています。
伊那市東春近の花卉農家、酒井弘道さんの家では、年末の出荷作業がピークを迎えています。
午前中は収穫作業を行い、午後は選別と箱詰めが行われます。
上伊那では、夏場涼しく、冬場晴天の日が多いことから、年間を通じてアルストロメリアの栽培が行われています。
栽培に適していることから、日本一の生産量、1,300万本を出荷しています。
アルストロメリアを出荷するときに栄養剤と殺菌剤を入れた袋を一緒に入れることで長持ちさせています。
年末年始の出荷作業は24・25日がピークで、酒井さんのハウスでは、2日間で1万本を出荷するということです。
酒井さんは「今が一番忙しい時期。年末年始は花屋も花の数が欲しい時期なのでなんとかしたいと思います」と話していました。
年内の作業は25日までで、再開するのは年明けだということです。 -
遠照寺が日蓮宗の「宗門史跡」に
伊那市高遠町の遠照寺が、日蓮宗の審議会から、重要な史跡にあたる「宗門史跡」として認証されました。
長野県内では初めての認証となります。
24日は、遠照寺の松井教一住職が市役所を訪れ、白鳥孝市長に認証を報告しました。 -
駒工のコマレンジャーがスマホ指導
駒ヶ根市の駒ヶ根工業高校の生徒が24日、伊那市の伊那西小学校の児童にスマートフォンの正しい使い方を教えました。
この日は駒ヶ根工業高校の情報技術科と、コマレンジャー同好会の生徒が、SNSを利用する時の注意点などを説明しました。
SNSに投稿された画像に映り込んだ壁やカーブミラー、車のボンネットの反射などから自分の居場所が特定されるリスクがあると話しました。
また、実名は載せないこと、音声は消して投稿することを児童に呼びかけました。
ある児童は「よくSNSを使うが知らないことがあった。今回教わったことを忘れずにいたい」と話していました。
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生徒 春日神社に絵馬奉納
伊那市の伊那弥生ケ丘高校書道部・美術部と、伊那中学校の美術部が制作した絵馬が、伊那市の春日神社に23日奉納されました。
春日神社には、合わせておよそ40人の生徒が集まり、来年の干支、子が描かれた絵馬が奉納されました。
伊那中学校の絵馬は鮮やかな色彩で、2匹のネズミが大々的に描かれています。
伊那弥生ケ丘高校の絵馬には、目標に向かって前進するという「勇往邁進」という言葉と共に、来年の干支のネズミが描かれています。
学生による絵馬の奉納は今年で5年目で、普段神社に立ち寄る機会が少ない生徒にも、神々を祀る機会を作ろうと始まりました。
伊藤光森神主は「学生たちの純粋な心で作られた絵馬を、多くの参拝者に見てほしい」と話していました。
来年の絵馬は31日に春日神社の拝殿に設置されるということです。 -
南原保育園 クリスマス会
南箕輪村の南原保育園でクリスマス会が24日開かれました。
年長園児がクリスマスソングを歌いました。
一人一人がろうそくを手に持ち、灯りがともされました。
サプライズでプレゼントが入った大きな袋を持ったサンタクロースが登場すると、園児達は歓声を挙げて喜んでいました。
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㈱サーチ 社協に車椅子など寄付
パチンコホールの経営などを行う伊那市境の株式会社サーチは24日、車椅子と介護予防器具を伊那市社会福祉協議会に寄付しました。
この日はサーチの川上裕営業部長が山寺の福祉まちづくりセンターを訪れ、寄付しました。
寄付されたのは、多機能型車椅子2台と、機能訓練で使用される介護予防器具2台です。
多機能型車椅子は、肘掛が上に上がるもので、乗り降りしやすく利用者、介助者の両者にとって利便性が高いということです。
サーチでは、地域への感謝を込めて毎年この時期に市社協の希望に沿ったものを寄付していて、今年で9年目になります。
川上営業部長は「日頃から地域のみなさんにはお世話になっています。今後も寄付に協力できるよう頑張っていきたい」と話していました。
市社協の篠田貞行会長は「希望の品をいただきありがたい。早速利用させていただきます」と感謝していました。
市社協では、デイサービスセンターで利用することにしています。 -
農業の魅力発見セミナー
地元農家や上伊那農業高校の生徒が農業の魅力について発表する「農業の魅力発見セミナー」が23日、南箕輪村の上農高校日出る会館で開かれました。
セミナーでは、地元農家など3人が農業を始めたきっかけなどについて話をしました。
このうち駒ケ根市の農家山口雅輝さんは、「実家を継ぐために保育士をやめて農家になったが、自分がつくった野菜を給食センターに納品することで大好きな子どもたちに携わることができる」と農業のやりがいについて話していました。
セミナーは、農業に関する知識を広げ将来地元で活躍する人材を育成しようと、上伊那農業改良普及センターや伊那市、JA上伊那が開いたもので、およそ70人が参加しました。 -
めでたい文字が書かれた年賀状などの作品展
来年の干支や、めでたい文字が書かれた年賀状などの作品展が、箕輪町の文化センターで開かれています。
会場には、習字やペン習字でデザインされた年賀状などおよそ100点が展示されています。
箕輪町の、やまとなでしこペン習字教室の生徒10人の作品が並んでいます。
教室は、代表をつとめる山本琇華さんが3年前から開いています。
山本さんは、「生徒のオリジナル作品が多く、書いた文字が引き立つように展示に工夫を凝らしています。見て楽しんでもらいたい」と話していました。
作品展は、来年1月8日まで、箕輪町の文化センターで開かれています。
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芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミー クリスマスコンサート
箕輪町と防災協定などを結んでいて交流がある、東京都豊島区のオーケストラのクリスマスコンサートが21日、町文化センターで開かれました。
演奏したのは、東京都豊島区の東京芸術劇場芸劇ウインド・オーケストラ・アカデミーです。
この日は、クリスマスをテーマにアレンジした6曲が披露されました。
ウインド・オーケストラ・アカデミーは、東京芸術劇場が2014年から若手演奏家の育成を目的に開いているもので、都内を中心に演奏活動を行っています。
箕輪町での演奏は今回初めてで、豊島区からオーケストラの紹介があったということです。
メンバーは、「コンサートならではの、生の木管五重奏を楽しんでください」と話していました。
会場には、およそ400人が集まり演奏を楽しんでいました。 -
高遠町など一部地域で積雪
22日の夜から今日の朝にかけ伊那地域でも雪が降り、伊那市高遠町など一部の地域で積雪がありました。
今朝の伊那市高遠町です。
長野地方気象台によりますと、日本の南を低気圧が東に進んだ影響で、22日の夜から23日の朝にかけ、県内の広い範囲で雪が降りました。
伊那地域では今シーズン初めて一部地域で雪が積もりました。
高遠町商店街では、商店主らが朝から雪かきをしていました。
待ちに待った積雪に子どもたちは大喜びです。
高遠第2第3保育園の園児は、保育園の裏山でそり滑りをしました。
そり滑り用のコースは保護者が草を刈るなどして整備したもので、23日は年少から年長までの22人が楽しみました。
雪不足の影響でオープンが延期となっている伊那スキーリゾートです。
22日の雪で、コースの全面がうっすらと雪に覆われました。
スキー場を運営する株式会社伊那リゾートでは、更なる積雪に期待しています。
この雪による交通機関への影響はありませんでした。
長野地方気象台によりますと、長野県南部は水曜日以降平年より気温の高い日が続くということですが、朝晩は冷え込むとして道路の凍結などに注意するよう呼び掛けています。
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県が「交通死亡事故多発警報」発表
長野県は、ここ1週間の内に県内で4件の交通死亡事故が発生したことから、22日に「交通死亡事故多発警報」を発表しました。
箕輪町でも16日に死亡事故が発生しています。
県では、ドライバーや歩行者に注意を呼びかけています。 -
クリスマス前 菓子店大忙し
24日のクリスマスイブに向け、伊那市内の洋菓子店はケーキ作りに追われています。
伊那市山寺の和洋菓子店フランセ板屋では、あすのクリスマスイブに向け、ケーキ作りに大忙しです。
今年はクリスマス期間中に2,000個を作る予定で、ピークとなる明日は、1000個の販売を見込んでいます。
23日は朝6時から10人体制で作業を行っていて、普段は販売を担当するスタッフもケーキ作りを手伝います。
スポンジの間に生クリームといちごを挟み、クリームを全体に塗っていきます。
別の部屋では、仕上げのデコレーションの作業です。
フランセ板屋では、スポンジと生クリームの味のバランスにこだわっているということです。
店頭にはケーキが並び、買い求める人の姿がありました。
フランセ板屋では、ケーキの予約受付はすでに終了していますが、店頭販売を行うということです。
価格は、5号が税込み3,100円、6号が3,800円となっています。
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荒井区子どもクリスマス会
伊那市荒井の子どもたちがゲームなどをして楽しむクリスマス会が22日伊那中学校で開かれました。
クリスマス会には、荒井区の小学生167人が参加し、ゲームを楽しみました。
会場の飾りつけやゲームの内容は、6年生作る実行委員会が企画しました。
司会進行係や、レクリエーション係、音楽係などに分かれ準備をしてきたということです。
〇×クイズでは、荒井区の子どもたちが通う伊那小学校にちなんだものや、来年の干支に関するクイズが出題されました。
子どもクリスマス会は、地区の役員で作る荒井区青少年育成会が開いたもので、今年で35回目です。
荒井区青少年育成会では「この会をきっかけに新しい友達を作って、来年も子どもたちに元気にすごしてほしい」と話していました。
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田楽座 餅つきで地域住民と交流
伊那市富県の歌舞劇団田楽座の餅つきイベントが、22日開かれました。
イベントでは、20キロのもち米が用意され、訪れた人たちが餅つきをしました。
このイベントは、地域の人やファンとの交流の機会にしようと毎年開かれています。
もちがつきあがるときなこやしょうゆで味をつけ訪れた人たちが味わっていました。
会の途中で獅子舞が登場し、舞を披露しました。
今年一年の厄落としにと、訪れた人たちの頭を噛んでいました。
田楽座の中山洋介代表は「来年も日本の文化を多くの人に伝えていきたい」と話していました。
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新体操クラブ ポーラ☆スター発表会
伊那と塩尻地域のジュニアの新体操クラブ「ポーラ☆スター」の発表会が、22日、伊那市のロジテックアリーナ(伊那市民体育館)で開かれました。
伊那教室は28回目、塩尻教室は26回目となる合同発表会です。
ポーラスターには、年少園児から高校生まで、合わせて120人が通っています。
一般の生徒が通うコースは、週に1回練習していますが、週に5回練習を重ねる選抜選 手もいます。
発表会では、園児が保護者と一緒に踊りを披露する場面もありました。
保護者によると、衣装のラメやスパンコールの縫い付けなども保護者が行っているということです。
代表を務めている橋爪みすずさんは、「新体操を通して心を磨く大切さを子どもたちに伝えてきた」としています。