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米の作況指数 南信101
関東農政局は今年9月15日現在の米の作柄概況をまとめました。
平年を100とした場合の南信の作況指数は101となっています。
10アール当たりの予想収量は638キロで去年と比べて7キロ増加し作況指数は101となっています。
県全体の予想収量は去年より7キロ増加の625キロで作況指数は101です。
南信の全もみ数は「やや多い」登熟は「やや不良」となっています。
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宅幼老所おらほ 秋まつり
伊那市東春近の宅幼老所おらほの秋まつりが29日行われました。
秋まつりでは、施設の職員らがスタッフとなり焼きそばや五平餅の提供、ヨーヨー釣りなどが行われ、訪れた人たちをもてなしました。
演芸ステージには地域住民が出演し、まつりを盛り上げました。
このうち富県出身の歌手米倉颯音さんは歌謡曲を披露しました。
宅幼老所おらほは高齢者の通所介護などを行っていて、一日平均10人が利用しています。
秋まつりは今回で2回目で、地域の人たちと交流を深めるとともに施設を知ってもらおうと行われました。
山本高友理事長は、「地元の人たちと共に歩み、高齢者のみなさんが楽しく過ごせるような施設にしていきたい」と話していました。
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とみがたそばと松茸まつり
秋の味覚、そばと松茸が味わえるイベントが、伊那市富県のJA上伊那富県支所で、29日に行われました。
来場者には800円で、松茸ご飯と手打ちそばが提供されました。
去年は、松茸が豊作でしたが、今年は不作だということで、実行委員会が必死で集めて、レシピ通りの量を確保したということです。
そばは、地元のそば打ち愛好者グループ「北福地そばを楽しむ会」のメンバー8人が打ちました。
28日の昼から29日の午前中にかけて270人前を打ったということです。
来場者は秋の味覚を味わっていました。
このイベントは、そばを楽しむ会や福地松茸増産の会など、地元富県の各種団体が参加して行っていて今年で5回目です。
実行委員会では、「ふるさと富県の良さを見直し、魅力を知ってもらう機会にしたい」と話していました。
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第30回 箕輪町ふれあい広場
第30回を迎えた箕輪町の福祉の祭典ふれあい広場が、28日と29日の2日間、町文化センターで開かれました。
29日は式典が行われ、30回を記念して、実行委員会が企画したふれあい広場のテーマソングがお披露目されました。
「みんな 誰もが」という曲で、実行委員が歌いました。
実行委員会は、箕輪町の社協だよりに短歌をよく寄稿している待井 貴子さんに作詞を、町内外で演奏活動をしている小山 治男さんに作曲を依頼しました。
待井さんは「ふれあい広場に関わる人達の笑顔を考えて作った。聞いた人たちが温かい気持ちになると幸せ」
小山さんは「イベントだけで終わるのではなく支えあいの輪が広がるように歌が広がってほしい」と話していました。
30回を記念して他に、「私の夢」をテーマに作品を集めて作った横断幕も制作されました。
ふれあい広場では、町内で活動する様々な団体のステージ発表が行われたほか、福祉団体がブースを設置しました。
聴覚障害について学ぶコーナーでは耳の大切さを訴える紙芝居が上演されたほか、参加者が手話を学んでいました。
また高齢者体験や点字が体験できるコーナーがあり、箕輪進修高校のボランティア部の生徒たちが体験していました。
今年は30回を記念して、昨日と今日の2日間にわたりふれあい広場が開かれました。
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ラッピングバスで夏秋いちご「恋姫」PR
伊那バス株式会社のアグリ事業部門が生産販売している夏秋いちご「恋姫」をPRするラッピングバスの運行が28日から始まりました。
昼過ぎにラッピングバス第一号の便が伊那バスターミナルに到着しました。
28日はターミナルで出発式が行われ関係者がラッピングバスの運行を祝いました。
バスに描かれている夏秋いちご「恋姫」は信州大学農学部で開発されたもので甘みや香りの強さが冬のいちごに勝るとも劣らないということです。
2015年から伊那バスのアグリ事業部門が生産、販売していて主に都市部の高級青果店や菓子店、ホテルなどで扱われているということです。
社内は座席のヘッドカバーにいちごの絵が描かれています。
デザインは伊那市の友好提携都市、新宿にキャンパスがある宝塚大学で芸術について学んでいる学生や卒業生が考えたものです。
高級感とインパクトをコンセプトに遠くからみても一目でいちごと分かるようにしたということです。
このラッピングバスは毎日1便アグリ事業部が新宿を往復することになっています。
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地元の踊り三義音頭定着へ練習
伊那市高遠町三義の住民の集まり、三義子供会は11月の地区の
文化祭で披露する三義音頭を27日練習しました。
会では振り付けや歌を子どもたちに覚えてもらうことで地元の踊りとして定着させていきたいとしています。
練習会場の三義生活改善センターには子供会の親子10人が集まりました。
子供会によりますと三義音頭は昭和20年代に地元住民が作詞作曲し地区の集まりなどで歌い踊られていたということです。
しかし時とともに歌う人もいなくなり60年以上途絶えていました。
それを復活させようと地元の寺、遠照寺の住職松井教一さんが残っていた譜面と歌詞をもとに5年前、お年寄りから踊り方の聞き取り調査を行いました。
それ以降松井さんは地域の子どもたちに受け継いでもらいたいと歌や振り付けの指導を行い小学校の総合学習の時間などで発表してきました。
三義子供会では三義音頭を映像に残し地元の踊りとして定着させていきたいとしています。
三義地区文化祭は11月3日に予定されていて子どもたちは発表に向けて練習を重ねていくということです。
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竜西中央道ベルトに10,080個散布
野生イノシシによる豚コレラの感染を防ぐため餌に混ぜて与えるワクチンを集中的に散布するワクチンベルトのうち伊那地域の西部、竜西中央道ベルトには1万80個が散布されます。
これは県が27日発表したものです。
ワクチンベルトは県内5か所が指定されていて散布地点は1,800か所、数量は3万6,000個です。
このうち伊那西部地域の竜西中央道ベルトは散布地点、数量とも
最も多い504か所、1万80個です。
散布は松本市安曇地籍で30日から始まり順次他の地域でも行われます。
県によりますとワクチンは国の食品安全委員会で人体に安全と評価された成分や食品からできているということです。
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箕輪陶芸研究会が27回目の展示会
陶芸愛好者でつくる箕輪陶芸研究会の第27回作品展が28日と29日の2日間箕輪町の松島コミュニティセンターで開かれています。
作品展には会員15人が食器や壺、飾り物などおよそ100点を出品しています。
箕輪陶芸研究会は研修のため全国の陶芸の盛んな地域を回り研鑽に励んでいます。
会長の向山智充さんは「27回目の作品展を開くことができ感謝しています。作品を見て感想を聞かせてもらいたい。」と話していました。
箕輪陶芸研究会の作品展は29日まで開かれています。
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箕輪プレミアム付商品券販売
消費増税に伴う低所得者や子育て世帯の負担を軽減しようと、箕輪町はプレミアム付商品券を20日から販売しています。
28日は、役場の1階町民ホールに、商品券の特設販売窓口が設置されました。
購入対象者は、2019年度住民税非課税者と、2016年度4月2日から2019年度9月30日生まれまでの子どもがいる世帯です。
住民税非課税者は、商品券購入引換券の申請が必要です。
1,000円の商品券が5枚セットの、1冊5,000円分の商品券を4,000円で販売していて、1人5冊まで購入できます。
商品券は、登録された飲食店や病院などで使用できます。
特設販売窓口の設置は28日までですが、商品券は箕輪郵便局、木下郵便局、東箕輪郵便局、役場の企画振興課で購入できます。
販売期間は来年2月21日までで、使用期間は来年2月29日までとなっています。
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古田の里 赤そば花まつり開催
箕輪町の上古田公民館では、地元のそば粉を使って打ち立てのそばを提供する「古田の里 赤そば花まつり」が、28日から始まりました。
赤そばはもちもちとした食感と粘り気があり、噛むほどに風味が出るのが特徴です。
赤そばは900円、白そばは500円で提供されていて、赤そばが人気を集めていました。
このまつりは、観光スポットとなっている箕輪町上古田の赤そばの里の花の見ごろに合わせて行われていて、16回目です。
そば打ちを行っているのは、「信州箕輪そば打ちの会」のメンバーと地元有志、合わせて20人ほどです。
公民館の前では、地元野菜の直売所が開かれ、箕輪西小学校の児童たちが販売をしていました。
「古田の里 赤そば花まつり」は、あすの午後2時まで行われていて、2日間で合わせて900食を提供する予定です。 -
JA上伊那生活部会 いこいの夕べ
JA上伊那箕輪町支所の生活部会員が集まる「いこいの夕べ」が26日、箕輪町文化センターで開かれ、家庭で利用されずに眠っている食品を持ち寄る「フードドライブ」が行われました。
それぞれの部会員が、各家庭から缶詰やレトルト食品など、利用されずに眠っている食品を持ち寄りました。
JA上伊那生活部会では、学習会で食品ロスなどについて学んだことをきっかけにできる範囲で協力していこう取り組みを始めました。
今後は各支所のJAまつりでもフードドライブを行う予定で、県内のNPO法人を通じて必要な人へ届けるということです。
いこいの夕べでは、長野市を拠点に活動するバイオリニスト牧美花さんの演奏を聴きました。
童謡や歌謡曲などが披露され、参加者も一緒に口ずさんでいました。
この集まりは、農繁期の夜に音楽を聴いてリフレッシュしようと毎年開かれているもので、昨夜は箕輪町内の生活部会員およそ100人が参加しました。
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北澤公男さん 救急功労で大臣表彰
伊那中央病院の統括副院長で救命救急センター長の北澤公男さんが、救急業務の推進に尽力したとして救急功労者総務大臣表彰を受賞しました。
27日は北澤さんが伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に受賞の報告をしました。
北澤さんは、平成15年から伊那中央病院の地域救急医療センター長を、平成24年からは救命救急センター長を務めています。
また、長野県消防学校の救急科の講師として救急隊員や救急救命士の教育に携わっています。
救急業務の高度化に貢献し、人材の育成に尽力したとして国から表彰を受けました。
白鳥市長は「上伊那の救急救命士のレベルは高いという評価を受けている。北澤さんがあってのことだ」と感謝していました。
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文化祭シーズン 学習の成果を発表
伊那市、箕輪町、南箕輪村のすべての中学校で27日文化祭が行われ、生徒たちが日々の学習の成果を発表しました。
このうち今年で50回となる南箕輪村の南箕輪中学校「若竹祭」のテーマは「全力」です。
27日は全校生徒が集まり、意見発表や学習発表が行われました。
このうち科学技術クラブは、静電気の実験を行いました。
金属のバケツに静電気を貯め、数人で輪になって電気が通るのを体験する内容です。
全校制作は、集めたボトルキャップ約2000個を使ったアートです。
展示後はリサイクル業者に引き取ってもらい収益金を東日本大震災の被災地、宮城県の志津川中学校に贈るということです。
28日は音楽会や一般公開が行われます。
また、伊那市の長谷中学校文化祭「くろゆり祭」は「SHINE」をテーマに行われました。
27日は地域住民も参加してミニ運動会が開かれました。
車いすにのったお年寄りも一緒に楽しめるよう、生徒が声をかけていました。
箱からひもを出して結んでいく競技では、生徒と住民が二人一組で行いました。
長谷中学校では毎月「長谷の縁側」として地域住民と交流していて、ミニ運動会も地域を元気にしようと開かれました。
28日は学習発表や、音楽会が開かれます。
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みすずハイウェイバス利用促進で実証実験
上伊那地域振興局は、長野と飯田を結ぶ高速バス「みすずハイウェイバス」の利用促進に向け、停留所と市街地を結ぶタクシー券を配布し、アクセスを確保する実証実験を行います。
この実証実験は、リニア中央新幹線開通を見据え二次交通を整備しようと上伊那地域振興局が今年度の地域振興推進費を活用して行うものです。
長野と飯田を結ぶ「みすずハイウェイバス」は停留所が高速道路上にあり、アクセス確保が課題となっています。
今回の実証実験では、みすずハイウェイバスの乗車券を窓口で購入した人を対象に、タクシー券を配布するものです。
タクシー券は片道1500円、往復3000円分で、対象の停留所は「中央道伊那インター停留所」と「中央道駒ヶ根インター停留所」の二か所です。
配布場所は伊那バスターミナル・駒ヶ根バスターミナル・伊那バス駒ヶ根車庫の3か所で、期間は来月1日~来年3月15日までとなっています。
上伊那地域振興局では、長野と飯田を結ぶ高速バス路線の利用を促進し、リニア開通に向け公共交通を維持していきたいとしています。
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防災おでかけ講座
伊那市は、子どもの頃から防災意識を高めてもらおうと小学4年生を対象としたおでかけ講座を行っています。
27日は、伊那小学校でおでかけ講座が行われ4年生109人が防災について学習しました。
伊那市危機管理課の小松剛さんが講師をつとめ、この地域であった平成18年7月の豪雨災害や災害の備えについて話しました。
小松さんは、「普段から災害が発生したときは家族と集合場所を決めたり、非常持出品や食料、飲料水などを備蓄しておくことが大切です」と話していました。
27日は、全員に災害用備蓄食料「アルファ化米」が配布されました。
伊那市では、昨年度から子どもたちの防災意識の啓発を図ろうと、市内すべての小学4年生を対象に講座を行っています。
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サン工業300万円寄付
伊那市西箕輪に本社を置くメッキ加工業、サン工業株式会社は、子どもの教育に役立ててもらおうと伊那市に300万円を27日、寄付しました。
27日は、サン工業の川上健夫社長ら3人が市役所を訪れ白鳥孝市長に目録を手渡しました。
サン工業は平成25年から毎年伊那市に寄付を行っています。
今回を含め総額はおよそ1,900万円にのぼります。
寄付されたお金は、小中学校の電子黒板や伊那図書館の本の購入などにあてられています。
川上社長は「伊那市の未来を担う子どもたちのために活用してもらいたい」と話していました。
白鳥市長は「教育関係にしっかりと使わせていただきます」と毎年の寄付に感謝していました。
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山野草展 28日から
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの秋の展示会が、28日29日の2日間、木下公民館で開かれます。
27日は、会場で準備が行われ、会員13人の作品200点が展示されました。
8月の天候不順の影響で今年は、いつも以上に手入れや管理に苦労したということです。
展示会では実をつけたものや赤そばなど秋ならではの作品を楽しめるということです。
信州みのわ山野草クラブによる秋の展示会はあす28日と明後日29日の2日間、箕輪町の木下公民館で開かれます。
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山で夏を過ごした牛 下牧
伊那市高遠町の入笠牧場で、農家の夏場のコスト削減のために放牧されていた牛の下牧作業が、
26日行われました。
入笠牧場には、6月に上下伊那と諏訪地域の牛、およそ50頭が放牧されました。
JA上伊那によると、今年は天候不順により牧草の伸びが悪く、例年より1週間ほど早く下牧をすることにしたということです。
牛を運搬車に乗せる前には、獣医が採血や体格の確認、皮膚病にかかっていないかの検査を行いました。
入笠牧場での牛の放牧は、毎年行われていて、今年は去年の3倍のおよそ50頭が放牧されました。
50頭のうち1頭は、種付け用の雄で、下牧後、妊娠の確認を行います。
26日は50頭のうち25頭を下牧させ、残りは1週間後に行うということです。 -
ぶどう「ナガノパープル」収獲ピーク
箕輪町沢の果樹農家、髙田知行さんのぶどう畑では、長野県で生まれた品種「ナガノパープル」の収獲がピークを迎えています。
この日は、ぶどう畑で髙田さんの妻・幸代さんや従業員らが収獲作業をしていました。
広さおよそ50アールの畑では、ナガノパープルやシャインマスカットなど9品種が栽培されています。
現在、収獲がピークを迎えているナガノパープルは、巨峰と、ウズベキスタン生まれの高級品種を掛け合わせたぶどうです。
糖度は20度前後で、種がなく皮ごと食べられ、ポリフェノールが多く含まれている長野県生まれの品種です。 -
まほらいな市民大学修了証書授与式
伊那市が市民の生涯学習を推進するために設置しているまほらいな市民大学と大学院の修了証書授与式が、26日、いなっせで行われました。
修了証書授与式では、学長の白鳥孝市長から、市民大学の代表者に証書が贈られました。
市民大学を修了するのは第20期生で、男性11人、女性46人の、合わせて57人です。
2年間にわたり、歴史や自然などについて学んできました。
大学院を修了するのは、第6期の10人です。全員が証書を受け取りました。
白鳥市長は、「積極的に学び、人との結びつきを深め生涯現役で活躍することを期待します」と式辞を述べました。
市民大学生代表の平岩高嶺さんは「学習を通して多くの方と交流できたことが大きな財産になった」
大学院生代表の守屋 武夫さんは「何歳になっても学び続けることが必要で、学んだことを地域に活かせるよう頑張りたい」とあいさつしました。
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赤そばの里 花が満開
箕輪町上古田の赤そばの里では、濃いピンク色に色づいた花が見頃を迎え、多くの人で賑わっています。
広さおよそ4.2ヘクタールの畑には、高嶺ルビーという品種の赤そばの花が一面に広がっています。
現在満開となっていて、天候に恵まれた26日も県内外から多くの人が訪れ、写真を撮るなどして楽しんでいました。
赤そばの里は、上古田の住民有志でつくる「古田の里赤そばの会」が管理をしています。
会によりますと、天候にもよりますが、花は来月上旬まで楽しめるということです。
今週末の28・29日には、花まつりが行われ、上古田公民館でそばが提供されます。
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小料理屋「ひとこえ」27日から本格オープン
伊那市駅北側にある空き店舗だった場所に、新たに小料理屋が24日夜、プレオープンしました。
この日は、一帯の活性化に取り組んでいる一般社団法人アスタルプロジェクト代表の八木択真さんや、かつてこの場所で居酒屋「ひとこえ」を営んでいた女将の娘、菅野元栄さんらが店を訪れ、プレオープンを祝いました。
店主の高橋英樹さんは茅野市出身で、岐阜や東京などの和食専門店で修業したということです。
オープンに合わせ、八木さんがインターネットなどで店主の募集をしたところ、高橋さんから申し出があったということです。
「ひとこえ」は、昭和25年から52年まで居酒屋として営業していました。
その名を引き継いで新たにスタートした店内では、菅野さんらが当時の思い出話に花を咲かせていました。
店の2階には、当時の写真がそのまま保管されていました。
メニューは、その日ごとに変わりますが、新鮮な魚や地元野菜を使った一品料理が多いということです。
店は、40年ほど前に閉店し、その後長く空き家となっていましたが、空き店舗エリアを活性化させようと活動している、上伊那の飲食店主らでつくるアスタルプロジェクトの協力で、再びオープンにこぎつけました。
本格的なオープンは27日(金)からで、営業は午後5時30分から午後11時ごろまで、不定休だということです。
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南信州SSC 全国大会出場へ
59歳以上の上伊那在住者を中心に作られたソフトボールチーム、南信州SSCの代表らが24日、箕輪町の白鳥政徳町長に全国大会出場の挨拶をしました。
この日は、南信州SSCの西岡洋児代表と、天田章監督、内野手の毛利福美さんが訪れました。
南信州SSCは、4月に開かれた第33回全日本シニアソフトボール長野県大会で優勝し、10月、徳島県で開かれる全国大会に、2年連続で出場します。
また、7月に開かれた第14回全日本ハイシニアソフトボール大会では3位になり、来月伊那市で開かれる全国大会に出場します。
白鳥町長は「全力を出して頑張ってきてください。結果を期待しています。」と話し、3人を激励しました。
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健康体操 活動発表会
高齢者の転倒予防や健康づくりのために行われている健康体操の活動発表会が25日、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれました。
発表会には、伊那市高遠町で健康体操を行っている「おたっしゃ教室」と、伊那市内の教室サポート活動をしている「いきいきサポーター」のおよそ300人が参加しました。
おたっしゃ教室では、地域の高齢者が健康づくりのために月に2回ほど、転倒予防や筋力向上を目的とした運動を行っています。
会場では、檀上の発表に合わせて一緒に体を動かしている人もいました。
ある参加者は、「体操は退職後の趣味の1つとして始めた。
日常生活に人との交流の場ができ、楽しめている」と話していました。
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はらぺこで子どもたちが馬搬見学
伊那市の野外保育園、山の遊び舎はらぺこの園児と東春近小学校の児童は25日、馬を使って木材を搬出する馬搬を見学しました。
この日は、はらぺこの裏山で、伊那市高遠町山室で馬を使った農業に取り組んでいる、うまや七福の横山晴樹さんが馬搬の技術を披露しました。
馬搬は、馬で山から木材を搬出する技術です。
子どもたちは、実際に馬が運ぶ重さの木材を自分たちで引っ張る体験をしました。
その後、馬に専用の器具を取り付け、はらぺこの裏山で切ったカラマツやスギを搬出する様子を見学しました。
横山さんが飼っている農耕馬のビンゴは16才で、体重は400キロほどです。
平地だと体重と同じくらい、下りの斜面だと2倍の重さの木材を運ぶことができるということです。
横山さんは、「実際に馬が木材を1馬力の力で引っ張る様子を体験してもらい、山や馬に関心を持ってもらえたら嬉しいです」と話していました。
運んだ木材は、はらぺこで薪や、家具をつくる材料として活用されるということです。
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町内一周駅伝 松島2年ぶり優勝
第60回箕輪町 町内一周駅伝大会が23日に開かれ松島が大会新記録で2年ぶり6回目の優勝を果たしました。
今年は60回を記念してアトランタオリンピックに出場した千葉真子さんが一部コースを選手と一緒に走りました。
選手たちは午前8時50分、八十二銀行箕輪支店前から一斉にスタートしました。
大会には、各地区の代表や町と交流のある静岡県浜松市庄内地区などから合わせて35チームおよそ430人が出場しました。
コースは全長およそ26キロで、13区間をタスキで繋ぎます。
第六中継所の沢の屯所では、松島トップ。続いて沢、木下、長岡がタスキを繋ぎました。
箕輪北小近くでは、千葉さんが走ってくる選手たちに「リズムよく腕を振るように」「最短距離を走るように」などとアドバイスを送っていました。
小雨と強風により悪いコンディションでしたが松島は、これまでの記録を20秒ほど縮める、1時間30分43秒の大会新記録で2年ぶり6回目の優勝を果たしました。
2位は木下、3位は長岡でした。
最終13区で千葉さんは最下位の選手と一緒に走りゴールしました。
ゴール後は、集まった人たちに声をかけ、写真を撮るなどして交流していました。
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伊那市 避難場所に無料Wi-Fi整備へ
伊那市は災害時に市民がスマートフォンやタブレット等で情報収集ができるよう、避難所など11か所に公衆無線LAN 無料Wi-Fiを整備します。
これは25日に開かれた市議会全員協議会の中で報告されました。
伊那市ではこれまでに観光客をターゲットに伊那北駅や伊那図書館など市内9か所に公衆無線LANを整備設置してきました。
今回は災害時の情報収集の他、普段は行政や観光情報の発信を目的に、避難場所に指定されている伊那図書館横の中央駐車場や高遠町総合福祉センター「やますそ」など5か所に整備される計画です。
また、文化施設の伊那市創造館や観光案内所になっている南アルプス林道バス営業所など6か所でも合わせて整備が行われます。
事業費はおよそ200万円で、2分の1は国からの補助でまかなう計画です。
新たな公衆無線LAN 無料Wi-Fiの整備は11月までに完了する予定です。
この他に、伊那市は北欧フィンランドにある北カルヤラ県と林業分野での情報共有や共同プロジェクトに関する覚書を10月に交わします。
白鳥孝市長は長野県の要請をうけ技術交流推進調査団の一員として10月にフィンランドを訪問する計画です。
訪問地の一つ北カルヤラ県は、森林部門に特化した大学や研究機関、企業が集まっている地域だという事です。
市では今回の訪問にあわせ、互いに有益な交流を進めるため、覚書を締結することにしました。
白鳥市長は「先進的な取り組みを学び、勉強しながら新たな森林活用に活かしていきたい」と話していました。
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安協会員らが安全運転呼びかけ
秋の全国交通安全運動が21日から始まりました。
24日は伊那市役所前に交通指導所が設置され、啓発活動が行われました。
この日は、白鳥孝伊那市長や交通安全協会の会員、伊那警察署の署員らが、交通安全を呼びかけるチラシなどを配りながら安全運転を呼びかけました。
秋の全国交通安全運動は、21日から30日までの10日間で、長野県では「通学路・生活道路などの安全確保と歩行者保護の徹底」を運動の重点にしています。
伊那警察署管内の23日までの交通死亡者数は、去年の同じ時期と同数の3人で、人身事故は去年より47件少ない148件となっています。
伊那署では「日が落ちるのが早くなり事故が増える。早めの点灯をお願いします」と注意を呼びかけています。 -
使われなくなったホテルを改修 複合施設オープン
使われなくなっていた伊那市内のホテルをリノベーションした複合施設、「WWJ」が23日にオープンしました。
今後は、移住を計画している人の長期宿泊場所やコワーキングスペースとしてサービスを提供していきます。
23日は、オープニング式典と内覧会が開かれ、関係者およそ40人が完成を祝いました。
施設は、伊那合同庁舎西交差点から荒井神社方面に上る坂の途中にあります。
旧施設ホテルオオハシは、昭和57年から平成20年まで営業していました。
使われなくなっていた施設をWWJ代表の菅沼嘉治さんが3年前に買い取り、改修を進めてきました。
建物は4階建てで、移住を計画している人や短期間住みたいという人のためのお試し居住スペースが16室あります。
室内にはベッドの他に簡易キッチンやバス、トイレがあり、価格は2泊以上で1泊4,000円、1か月契約で月額5万8,000円、1年契約で月額3万円となっています。
長期間住むことができるスペースがこの他に11室あり、内装工事が自己負担のこの部屋は月額2万円となっています。
共有スペースもあり、シェアハウス感覚で利用することができます。
1階のこのスペースは、事務や打ち合わせ場所を共有しながら独立した仕事を行うコワーキングスペースとして活用されます。
施設は今日から営業を始めています。
(問い合わせ 96-0782) -
強風の影響伊那地域でも
23日に温帯低気圧に変わった台風17号により、伊那地域では強い風が吹きました。
収穫期を前に、りんごや梨などの果樹が落下する被害が出ています。
長野地方気象台によりますと、伊那市では23日、午前11時頃、最大瞬間風速20.7メートルを記録しました。
箕輪町大出のりんご園では、風により多くのりんごが落下していました。
中には風の影響で根から倒れてしまっている木もあります。
被害を受けたりんご農家は「収穫を前に大きな被害です。あと何回台風が来るのか、頭が痛い」と話していました。
JA上伊那では、被害を受けた一部のりんごを加工用に受け入れます。
JA上伊那果実担当の兼子敦さんは「収穫前のシナノドルチェは皮に傷がつきやすい。品質低下の被害がありそう。今回被害を受けたものについては中生から晩生まで加工品を中心に受け入れます」と話していました。
受け入れは30日の午前7時からを予定しています。
このほか、伊那市では倒木があり、午後3時半現在、被害状況をまとめています。
箕輪町と南箕輪村ではけが人や物損などの被害報告は入っていないということです。