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民謡発表交流会
県内外の民謡団体が日頃の練習の成果を発表する第8回民謡発表交流会が南箕輪村の南殿コミュニティセンターで1日開かれました。
オープニングでは、全参加団体が東北地方に伝わる「南部俵積唄」を披露しました。
交流会には県内の他、東京や埼玉から12団体が参加しました。
日頃の練習の成果を披露し技術を高めあうとともに、全国各地のの民謡を楽しもうというもので、上伊那の愛好家で作る伊那谷民謡会が中心となり開いています。
伊那谷民謡会会主の伊藤てつ子さんは、「各地の民謡を楽しむとともに伝統文化を後世に伝えていきたい」と話していました。
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箕輪中部小学校で運動会
箕輪町の箕輪中部小学校で初夏の運動会が1日開かれました。
運動会では、全校児童610人が紅組と白組に分かれ21の種目で競いました。
中部小学校では、暑さ対策や2学期に行事が多いことからこの時期に運動会を開いています。
陣地に多くの竹を引っ張った方が勝ちとなる3年生の竹引き競技では、児童が懸命に竹を引っ張っていました。
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聖火リレー 伊那市がルートに選定
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、2020年の東京オリンピックの聖火リレーのルートの概要を1日公表し、伊那市はそのルートに選定されました。
東京オリンピック聖火リレーのホームページです。
ルートに選定された市町村が地図で示されています。
長野県でリレーが行われるのは来年4月2日と3日の2日間です。
伊那市がルートになっているのは2日目の4月3日です。
この日は7市町を走ることになっていて、飯田市・南木曽町・伊那市・諏訪市・大町市・安曇野市・松本市の順番で走ります。
こちらは1998年の長野オリンピックの聖火ランナーの様子です。
ルートの詳細は現在検討中で、年末までに公表される予定です。
聖火リレーは来年3月26日に福島県でスタートし、47都道府県を通り7月24日に東京都でゴールとなります。
聖火ランナーは全国で1万人、長野県では2日間でおよそ160人の予定です。
ランナーは、スポンサー企業による公募が6月中旬から、県の実行委員会が7月1日から始めるということです。
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上伊那クリーンセンター 搬入量増加
3月末から稼働が始まった上伊那クリーンセンターの4月のごみの搬入量は、去年と比べ351トン増加していることが分かりました。
5月31日伊那市役所で開かれた上伊那広域連合議会全員協議会で報告されました。
今年4月の上伊那クリーンセンターのごみの搬入量は2,855トンで、去年4月と比べて351トン、1日当たり10.5トン増加しています。
上伊那クリーンセンターの稼働に伴い4月から家庭ごみの分別方法が変更され、これまで不燃ごみだったプラスチック製品などが可燃ごみとして出せるようになったことが増加の主な要因だとしています。
上伊那広域連合では、「運転状況は大きなトラブルもなく順調に稼働している」としています。
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チャリティーカラオケ 熱唱
伊那市出身の歌手で、カラオケ教室の講師を務めている米倉颯音さん主催のチャリティーカラオケ発表会が1日、伊那市のいなっせで開かれました。
参加したのは米倉さんのカラオケ教室の生徒や、県内外から来たカラオケ愛好者およそ50人です。
参加者たちは一人ずつステージに立ち、演歌やJ-POPを披露しました。
このチャリティーカラオケは米倉さんによる初めての試みで、歌を歌うことが好きな人に発表の場を作りたいと企画されました。
チャリティーカラオケで集まった募金は、伊那市社会福祉協議会に寄付をするということです。 -
しんわの丘バラ祭り
伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで1日からバラ祭りが始まりました。
園内には、およそ270種類3千本のバラが植えられています。
今日は、祭りのオープニングセレモニーが行われ市役所の職員でつくるイーナちゃんカルテットが弦楽四重奏を披露しました。
しんわの丘ローズガーデンは高遠町に事業所がある伸和コントロールズ㈱の社会貢献事業により整備されたものです。
園内のバラは、例年より一週間ほど遅く、まだほとんどが蕾です。
伊那市では、今月中旬に見ごろになりそうだと話していました。
1日は、市内外から訪れた人たちが一足早くバラを楽しんでいました。
バラ祭りは今月23日まで行われます。
期間中の8日は伊那市観光大使で演歌歌手の水森かおりさんのステージ、23日は竹トンボ作り教室など様々なイベントが企画されています。
また、期間中バラの苗木の販売や育て方相談も行われています。
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伊那東小学校の伝統行事 相撲大会
伊那市の伊那東小学校の伝統行事、相撲大会が31日学校の校庭で開かれました。
相撲大会は今月27日から始まった相撲週間のまとめとして開かれたものです。
校庭には24の土俵がつくられ児童らは学年別に相撲をとりました。
投げや突きなどは禁じ手とされ押しだけで戦うのがルールで白熱した取り組みが行われていました。
伊那東小学校の相撲大会は体育の日が制定された1966年、昭和41年に始まったとされています。
児童の体力向上を目的とした全校運動として相撲のほか駆け足や体操も行われていたものが次第に相撲大会に一本化されたということです。
大会には保護者も応援に駆け付け校庭には大きな声援が響いていました。
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4月の月間有効求人倍率1.54倍
上伊那の4月の月間有効求人倍率は3月を0.15ポイント下回る1.54倍でした。
月間有効求人数は4096人、月間有効求職者数は2655人で
4月の月間有効求人倍率は1.54倍でした。
雇用情勢についてハローワーク伊那では「堅調に推移している」として前の月の判断を据え置きました。
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西春近南小児童 学校近くの遺跡を見学
伊那市の西春近南小学校の5・6年生は、学校近くで見つかった古墳時代のものとみられる住居址の遺跡を31日見学しました。
伊那市内で古墳時代の住居址が見つかったのは今回で3例目となります。
西春近南小学校から徒歩で数分の所にあるこの場所では、古墳時代を含め3つの住居址が見つかりました。
宅地造成をしていたところ遺跡の一部が見つかり、伊那市教育委員会では今月8日から発掘調査を行っています。
見学会は、子ども達に調査の様子や遺跡を見てもらう事で地域の歴史に興味を持ってもらおうと、教育委員会が開きました。
子ども達は、遺跡で見つかった土器を触ったり、伊那市創造館の学芸員・濵慎一さんの話を聞きました。
この辺一帯は「西春近南小学校遺跡」と呼ばれ、これまで平安時代の集落跡とされてきました。
しかし今回見つかった住居址は、出土した土器の特徴から平安時代以前の古墳時代や奈良時代のものとみらています。
伊那市で古墳時代の住居址がみつかったのは、美篶や手良についで3例目だという事です。
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美篶芦沢 ポピーとムギナデシコ見ごろ
伊那市美篶芦沢の矢島清さんが管理する畑で、ポピーとムギナデシコが見ごろを迎えています。
矢島さんは5年前から遊休農地となっていた畑でポピーとムギナデシコを育てています。
ポピーはこれから咲きはじめるものもあり来週いっぱい、ムギナデシコは来週前半まで楽しめそうだということです。
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高齢者福祉施設が合同音楽会
箕輪町の通所サービスを利用している高齢者が歌声を披露する、高齢者福祉施設合同音楽会が30日、箕輪町文化センターで開かれました。
参加したのは町内6つの施設の150人で、施設ごとに練習してきた歌を披露しました。
利用者は曲に合わせてハチマキを巻いて発表するなど、工夫を凝らしていました。
音楽会には松島保育園の園児たちも参加しました。赤い手袋をしてエビやカニを表現した園児たちは、元気にダンスを披露しました。
音楽会では他に、高齢者福祉施設などで音楽活動をしているバンドの演奏が行われ、体を動かしながら歌を歌う利用者もいました。
音楽会実行委員長の林はる香さんは「年に一度の貴重な交流の場なので、今後も継続していきたい。」と話していました。
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高遠第2・第3保育園 馬耕体験
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園の園児が31日、高遠町御堂(みど)垣外(がいと)の田んぼで馬耕体験をしました。
この日は園児24人が馬耕体験をしました。
田んぼは園児の保護者、林(はやし)洋子(ようこ)さんが所有していて、広さはおよそ3アールです。
馬を連れてきたのは、伊那市高遠町山室で、馬を飼っている、うまや七(しち)福(ふく)の横山(よこやま)晴樹(はるき)さんです。
メスで6歳の農耕馬で、大人しい性格が特徴です。
園児たちの馬耕体験は、今年で5年目です。
園児たちは、馬の後ろに付けられたクワを手で支えながら田んぼを耕していました。
下島(しもじま)直美(なおみ)園長は、「馬と触れ合って心も体も豊かな人に育ってほしい」と話していました。 -
矢島さん宅ムギナデシコ見頃
伊那市の美篶西部保育園の園児たちは30日、近くの民家の畑を訪れ、ムギナデシコを楽しみました。
美篶青島の矢島信之さんの自宅横の畑では、現在ムギナデシコが見頃を迎えています。
園児たちは畑の中を歩いたり、花を摘んで楽しんでいました。
ムギナデシコは30年以上前から妻の美代子さんが畑の一部で育てていましたが、5年前に亡くなってからは矢島さんが受け継いでいます。
現在、畑全面の1.5ヘクタールで育てていて、数万本の花を咲かせています。
今がちょうど見頃で、後半月ほど楽しめるということです。
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ナイターソフト CATV杯 加城が初V
伊那ナイターソフトボール春季トーナメント 伊那ケーブルテレビ杯の決勝戦が29日の夜に伊那市営野球場で行われ、加城(かしろ)が初優勝を果たしました。
決勝戦は紺と白のユニフォームの加城と、オレンジのユニフォームのGetsの対戦となりました。
1回表、加城はランナーを2人置いて、4番の稲村修一さんがスリーランホームランを放つなどこの回一挙6点を奪います。
一方のGetsも、1回裏、3番の宮下正一さんがホームランを放ち反撃します。
しかしこの試合、加城のピッチャー松永浩之さんが7つの三振を奪う活躍で、Getsの打線を2点に封じ込めました。
試合の結果、加城が9-2でGetsを敗り、初優勝を果たしました。
加城の伊藤富浩監督は「令和になって初めての大会で優勝することができて本当にうれしいです」と話していました。
試合の模様は、6月10日の午後7時30分から122チャンネルで再放送する予定です。 -
鈴平・JA 1年生に五平餅
伊那市西春近で五平餅を製造・販売する㈱鈴平とJA上伊那は、上伊那地域の小学1年生に入学祝として五平餅を提供しました。
伊那小学校1年生の教室です。
30日の給食には、ごはんの代わりに五平餅が出ました。
㈱鈴平は、入学祝いとして上伊那の小学1年生に毎年五平餅を贈る活動をしています。
平成20年度からは伊那市内の小学校に、平成24年度からは、JA上伊那の協力のもと上伊那全域の小学校を対象に行っていて、今年で10年目です。
使われている米は、昨年度、JA上伊那管内で収獲したコシヒカリで、今年は120kgが無償で提供されました。
きょうは、鈴平の鈴木良典会長やJA上伊那の御子柴茂樹組合長らが学校を訪れ、児童と一緒に五平餅を食べました。
御子柴組合長は、「伝統の食べ物をしっかり食べて、大人になっても地元で活躍してください」と話していました。
五平餅は今年度、上伊那8市町村32校で、1,373人に提供されたということです。 -
霜の影響でさくらんぼ狩り中止に
4月下旬と5月上旬に発生した霜の影響で、上伊那で近年人気のさくらんぼにも影響が出ています。
箕輪町大出の関善一さんのさくらんぼ農園です。
霜の被害を受けた実は、黄色くなり、少し触れただけで落ちてしまいます。
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経産省職員 伊那市でキャッシュレス化講演会
経済産業省の担当者からキャッシュレス社会の現状や働き方改革についての話を聞く講演会が、30日、伊那市役所で開かれました。
講演したのは、経済産業省のキャッシュレス推進室・統括課長補佐の津脇 慈子さんです。
国では、今年10月の消費増税から9か月間、キャッシュレスで支払った消費者に5%還元する事業を行います。その今年をキャッシュレス元年と位置付け、官民が一体となって進めたいと話しました。
現在、日本は、世界に比べキャッシュレス化が遅れていて、20%程度です。これを、来年半ばまでに倍の40%まで引き上げることを目標としているということです。
津脇さんは、「キャッシュレス化を進めることで、コストを削減でき、働き方改革にもつながる。人材育成と情報化に投資する会社が今後生き残ることができる」と話していました。
講演会には、市の幹部や職員のほか、一般など100人が訪れ講師の話に耳を傾けました。
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箕輪進修高校で選挙出前授業
若い世代に選挙への関心を高めてもらおうと、箕輪町と県の選挙管理委員会が、箕輪進修高校を30日訪れ、選挙の出前授業を行いました。
この日は、箕輪進修高校の体育館で出前授業が行われ、生徒109人が参加しました。
生徒たちは、実際に選挙で使われる投票箱や記載台を使って県知事選の模擬投票を体験していました。
選挙立会人や事務従事者なども生徒が務めました。
この出前講座は、若い世代に関心を高めてもらおうと、箕輪町選挙管理委員会と、長野県選挙管理委員会が行いました。生徒たちは、模擬用に作られた選挙公報でどの候補者に投票するか判断して投票していました。
県の担当者は、「18歳になったら、投票という行為を通して社会と対等に向き合うことになる。 誰に投票するか決めた答えに間違えはない」と話していました。
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伊那まつり原画デザイン決定
8月3日、4日に行われる第62回伊那まつりのTシャツ・うちわ・ポスター原画のデザインが29日、決まりました。
29日は、伊那市防災コミュニティセンターで審査会が開かれました。
今年は、Tシャツに20点、うちわに82点、ポスターに118点の応募がありました。
Tシャツに選ばれたのは、伊那市東春近の会社員、降幡聡さんの作品です。
色づかいやデザインなどが評価されました。
Tシャツは6月上旬から注文を受け付け7月中旬から販売されます。
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ハッチョウトンボ羽化
伊那市新山のトンボの楽園では、日本一小さなトンボ「ハッチョウトンボ」の羽化がはじまっています。
ハッチョウトンボは、日本最小のトンボで体長はおよそ2センチです。
背が赤いのがオス、黄色と黒の横縞があるのがメスです。
日当たりがよく、きれいな湧き水がある浅い湿地に生息します。
今年は、平年並みの17日に最初の羽化が確認されたということです。
トンボの楽園は、地元住民でつくる新山山野草等保護育成会が整備したものです。
29日は、ハッチョウトンボ以外にも、キトンボやヨツボシトンボを見ることができました。
これから6月にかけて国の準絶滅危惧種に指定されているモートンイトトンボの他、腹部が極端に太いハラビロトンボなど、17種類が観察できるということです。
新山山野草等保護育成会では
6月2日にトンボの楽園の整備を行う他、6月30日に観察会を予定しています。
伊那市の新山小学校の4年生の児童たちは、学校の観察池を使ってトンボの観察をしています。
去年5月に新山山野草等保護育成会に協力してもらい、トンボの楽園からヤゴの他、土や植物などをもらいました。
今年は、5種類ほどのトンボが確認できたということです。
4年生は今後、トンボが生息できる環境をつくるための学習を進めるということです。
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西春近北保育園 園児が田植え
伊那市の西春近北保育園の園児が29日、保育園南の田んぼで田植えを体験しました。
この日は、園児がJA上伊那青(せい)壮年部(そうねんぶ)西春近支部のメンバーに教わりながら田植えをしました。
保育園の田植え体験は毎年行われていて、今年で7年目になります。
JA上伊那青壮年部では、地域の子供たちに農業に触れてもらおうと田植え体験などを企画しています。
この日植えた苗は白(しら)毛(け)餅で、園児たちはおよそ17アールの田んぼのうち、0.5アールに苗を植えました。
橋爪(はしづめ)久美子(くみこ)園長は「お米ができるところを、田植えを通して学んでほしい」と話していました。
今回植えた白毛餅は、9月末に収穫し、11月には餅つき大会をする予定です。 -
キタノヤ電器 新店舗6月6日オープン
伊那市の株式会社キタノヤ電器の新しい店舗の竣工式が24日上新田の新店舗で行われました。
24日は建築業者や取引先の関係者などおよそ90人が出席し完成を祝いました。
伊那市上新田に完成した、新しい店舗は鉄骨平屋建てで延床面積は600平方メートル、敷地面積は9,000平方メートルです。
現在の山寺の店舗は6月2日閉店し、本社も新しい店舗に移るという事です。
北原國人会長は「ネット販売など店舗レスの時代となっているが、まちの電気屋として時代に合ったサービスを提供していきたい」と話していました。
キタノヤ電器の新しい店舗のオープンは6月6日です。
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バイパス 2027年までの完成要望
国道153号伊那バイパスの建設促進期成同盟会の総会が伊那市役所で29日に開かれ、リニアが開通する2027年までに全区間の開通を要望する事などが決議がされました。
総会には、伊那市や箕輪町、南箕輪村の地域住民や農業団体、行政関係者などおよそ60人が出席し、153号バイパスの早期完成を国や県に求めていくことを確認しました。
期成同盟会会長の白鳥孝伊那市長は「リニアの経済効果を十分発揮する為にも、2027年までに完成するよう、国・県に求めていきたい」と挨拶しました。
伊那バイパスは箕輪町木下から伊那市美篶青島までのおよそ7.6キロの区間です。
現在は伊那市福島から美篶方面に向かい工事が進められていて2021年までに伊那市の若宮団地まで開通する予定です。
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産業支援センターみのわ 利用状況まとまる
箕輪町は去年6月に本格稼働した産業支援センターみのわの施設利用状況をまとめました。
それによりますと創業計画のある人に3年間を限度に低額でオフィスを貸し出す創業支援オフィスは5部屋全てが利用されているということです。
またテレワークなどによる創業者を支援するコワーキングスペースと研修室の利用者による昨年度の使用料は約50万円で利用者数は延べ3,829人だということです。
産業支援センターには企業支援相談員が常駐し町商工会も併設していることから町では産業振興の拠点施設として活用してもらいたいとしています。
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専門学生が水生昆虫調査
長野県公衆衛生専門学校の学生が伊那市荒井の小沢川で27日、水生昆虫調査を行いました。
27日は、専門学校2年生の学生19人が調査を行いました。
小沢川に生息する水生昆虫を採取して種類を特定し、川の水質を判定するものです。
講師をつとめたのは、長野県自然観察インストラクターの野口(のぐち)輝(てる)雄(お)さんです。
野口さんは、「川幅や水温などの違いで水生生物は棲み分けをしている。水質調査をすることでそれぞれの生物に違いがあることを学んでほしい」と話していました。
生物学の授業では、野外での調査を定期的に行っています。
授業では、魚の解剖なども行うということです。 -
7人の洋画展 大作ならぶ
上伊那在住の洋画家7人による絵画展「第4回信州創展」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
作品展は上伊那在住の洋画家7人でつくる「創の会」が開いたものです。
2013年から1年おきに開催していて、今年で4回目です。
会場には26点が並んでいて、人物や風景を油絵や水彩画などで表現しています。
中には大きさが2メートル四方の作品もあります。
信州創展の事務局を務める坂本勇さんは「7人の画家それぞれが表現した独自の世界観を感じ取ってほしい。」と話していました。
第4回信州創展は来月2日(日)まで開かれています。
最終日には7人によるトークイベントが開かれるということです。 -
元協力隊員が村の野菜をPR
宮崎県出身で、昨年度まで南箕輪村の地域おこし協力隊として活動していた内山祐輔さんは、村内の野菜を県外に売り込む会社を起業しました。
28日は、南箕輪村北殿の空き家をリフォームした事務所で、野菜の梱包作業などを行っていました。
「株式会社ベジかける」と名付けた会社では、村内の農産物を、生産者と一緒に県外に出向いて販売し、野菜を通じた地域間交流を図ります。
事務所の入口では、地元の旬の農産物や、内山さんの出身地宮崎県のフルーツも販売しています。
内山さんは、地域おこし協力隊員として味工房の直売所で働いた経験から、多くの人に村で獲れた野菜を味わってもらおうと、起業しました。
内山さんは「うまくアピールできていない部分があることを感じていた。売り込みに行って、生産者と消費者の精神的な距離を縮めることができればと思います」と話していました。
利用している建物は3階建てで、今後、2階部分では異業種の人たちが情報交換をしながらインターネットを使って仕事ができる「コワーキングスペース」にする計画です。
内山さんは「村内には集まって話ができるようなコミュニティスペースがないとも感じていたので、そういう場所を自分で作っていこうと思い計画した」と話していました。
コワーキングスペースは、7月頃の完成を目指しているということです。
なお、ベジかけるの農産物の販売はすでに始まっています。 -
高校生が企業を視察
ハローワーク伊那などは、就職を希望する上伊那の高校3年生を対象にした産業視察会を、27日に開きました。
今年は、去年より80人ほど多い460人の生徒が19のグループに分かれて上伊那の製造業や建設業38社を視察しました。
このうち、箕輪町の伸光製作所を訪れたグループは、担当者からどのような仕事をしているのか説明を受けていました。
伸光製作所では、電子部品を取り付けるプリント配線板を受注生産しています。
担当者は、「小さなほこり1つでも品質に影響してしまうため、整理・整頓・清掃・しつけの4Sに気を付けている」と話していました。
高校生の就職活動は7月1日から始まり、内定が出るのは9月16日からとなっています。
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シルバー人材センター定時総会
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの定時総会が、伊那市の伊那文化会館で24日に開かれ、新たに伊那地区の伊藤(いとう)次(つぎ)雄(お)さんが理事長に就任しました。
定時総会では、新理事長の伊藤さんが就任挨拶をしました。
また、理事には新たに浦野重雄さんが就任しました。
伊那広域シルバー人材センターの会員は3月末現在551人で、前年の568人より17人減少しています。
仕事の受注件数は7,099件で、前の年度と比べて356件減少、契約金額は3憶6千万円で、443万円の減少となっています。
伊那広域シルバー人材センターは今後、会員の拡大に向けて1人1会員入会活動の実施に力を入れるということです。 -
信大 ジュース・ワイン販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうを使ったジュースと、ナイアガラを使ったワインの販売が、28日から始まりました。
ジュースとワインに使われているぶどうは、信大農学部の植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの学生が育てたものです。
去年10月に、山ぶどう4,500kg、ナイアガラ1,274kgを収穫しました。
去年は、初夏から秋にかけて雨が少なく暖かい日が続き、ぶどうにとっては最適な気候だったため、山ぶどうはここ数年で特に糖度が高い出来になったということです。
ナイアガラも、房が大きく粒が揃い、糖度が高く仕上がったということです。
山ぶどうジュースは835本限定で、1本1,000円、ナイアガラワインは974本限定で、1本1,500円です。
山ぶどうジュースは毎年人気で、去年は2日間で完売したということです。
また今回は、信州大学の創立70周年に合わせて、ワインやジュースの記念セットも販売されます。
山ぶどうのジュースとワインのセットが3,600円。山ぶどうワインとナイアガラワインのセットが4,100円です。
キャンパス内にある生産品販売所で購入できます。
●時間:午前8時45分~午後5時まで