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荻原健司さんノルディックウォーキング指導
スキー・ノルディック複合のオリンピック金メダリスト、荻原健司さんのノルディックウォーキング教室が18日、伊那市の鳩吹公園で開かれました。
教室には、およそ100人が参加し、荻原さんと一緒に公園内を歩きました。
荻原さんは「ポールは、推進力を生むためにある。前に進むエネルギーに変わっているので、それを感じてほしい。」と話していました。
参加者は、実際にポールを使って鳩吹公園近くのクロスカントリーコースを歩きました。
荻原さんが伊那市で指導をするのは3回目です。
教室は伊那市総合型地域スポーツクラブが「伊那市地域まるごと活性イベント」として開きました。
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経ヶ岳バーティカルリミット
南箕輪村の大芝高原を起点に、中央アルプス北端の経ヶ岳山頂を駆ける「経ヶ岳バーティカルリミット」が18日、行われました。
この日は、県内外から訪れたランナーおよそ1000人が参加しました。
大芝高原から経ヶ岳山頂を経由し、大芝高原へ戻る、全長19キロメートルのロングコースには400人が参加し、標高2296メートルの経ヶ岳山頂を目指してスタートしていきました。
またほかに、4合目を経由する12キロメートルのショートコースなどが行われました。
参加したランナーは、「自然を満喫したい。」「無事に完走したい。」などと話していました。
大会の結果、ロングコースは、静岡県の公務員、近藤敬仁さんが2時間4分5秒で優勝しました。近藤さんは、「景色もよく、楽しく走ることができた。」と話していました。
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自転車で石仏巡る
自転車に乗って、伊那市高遠町の石仏をめぐるツアーが18日、行われました。
伊那市では、自転車を使った健康増進を目指し、今年度中に自転車活用推進計画の策定を進めています。
イベントは、今年3月に民間レベルで組織された伊那市自転車計画策定準備委員会が開いたものです。
委員会では、自転車を通して観光振興や健康増進などに結び付けていこうと実験でツアーを企画しました。
18日は、伊那市をはじめ、近隣市町村から8人が参加しました。
高遠町文化センターを出発し、高遠町内の石仏を見学しました。
始めに訪れた香福寺では、咳の地蔵を見学しました。
委員で、市役所自転車クラブ代表の牧田豊さんがガイドを務めました。
自転車のハンドルには、GPS機能がついたナビゲーションの機器が試験的に取り付けられました。
機器には、18日のコースデータが入っていて、ガイドがいなくても自分のペースで走ることができるということです。
参加者たちは、一周およそ12キロのコースを自転車で走りました。
伊那市自転車計画策定準備委員会では、「高遠町にはたくさんの石仏がある。今日の反省をいかし楽しいツアーを企画していきたい」と話していました。
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伊那市ママさんバレー リーグ戦開幕
伊那市のママさんバレーボール協議会のリーグ戦の開幕式が16日伊那小学校体育館で行われました。
伊那市ママさんバレーボール協議会には、市内在住の主婦でつくる7チーム、およそ100人が加盟していて年間を通して週1回、練習をしています。
会長の河野智香子さんは「来年はオリンピックもあります。ママさんパワーでリーグ戦を盛り上げ、ケガをしないようバレーを楽しみましょう」と呼びかけました。
また、全チームを代表して「みなみ」の河野あかねさんが選手宣誓しました。
開会式の後には、審判講習会が開かれました。
主審やラインズマンに分かれ、ジャッジのポイントなどを教わり、その後、模擬試合で動きを確認しました。
伊那市ママさんバレーのリーグ戦は昭和57年から始まっていて今年で39回目となります。
今シーズのリーグ戦は、来月から10月まで行われる予定です。
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伊那市ボランティアポイント 来月から
伊那市は65歳以上の人を対象に、福祉施設などでボランティアを行う事でポイントをため、そのポイントを商品券などに交換できる事業を来月からスタートさせます。
伊那市では伊那市社会福祉協議会に委託し、来月1日か「イ~ナ介護支援ボランティアポイント事業」をスタートさせます。
ポイントをもらうには、伊那市社会福祉協議会でボランティアの登録が必要となります。
事業に参加する市内の福祉施設や市が行う認知症オレンジカフェなどでボランティアを行うと、ポイントカードに1時間当たり1個スタンプが押されます。
スタンプは1日最大2個までで50個ためると年度末に5千円分の商品券等と交換できる仕組みです。
この事業に登録した事業所のひとつ、伊那市御園のふれ愛センター伊那北です。
高齢者向けのデイサービスやショートステイを行っています。
福祉施設とボランティアのコーディネイトを行っている社協では、ボランティアが増える事で災害時の共助につながればと話します。
伊那市では、これをきっかけに、65歳以上の人が地域に出て、生きがいに繋げてもらいたいと話します。
伊那市社会福祉協議会では、22日からボランティアの登録を始めます。
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箕輪町消防団 機能別消防団員導入へ
箕輪町消防団は、団員不足解消に向け40歳以下のOBを対象にした「機能別消防団員」制度を導入する計画です。
16日は箕輪町役場で消防委員会が開かれ、機能別消防団員について説明が行われました。
箕輪町消防団の団員数は400人ですが、訓練や火災の発生時には100人程しか出動せず、新たな団員の勧誘も難しくなっているという事です。
機能別消防団員は、特定の消防団活動を行うもので、箕輪町では火災や災害時のみ出動し、訓練には参加しない計画です。
対象は、消防団の経験が5年以上ある人で年齢は40歳以下です。
それぞれの分団長が推薦をし団長が任命を行い、退団した時の分団に所属します。
定数は各分団の1割以内とし、全体で30人ほどを見込んでいます。
機能別消防団員制度については、分団長会で協議を行い、できるだけ早い時期に規則を改正し導入する予定です。
長野県によりますと上伊那では伊那市の長谷地区と中川村で機能別消防団員を導入しているという事です。
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シニア世代交流会で脳トレ
60歳以上のお年寄りが楽しみながら脳のトレーニングなどを行うシニア世代交流会が17日南箕輪村の北殿公民館で開かれました。
交流会は北殿地区社会福祉協議会が開いたもので地区住民約50人が集まりました。
老化防止には指先を動かすとよいということで新聞紙を長くちぎったり折りたたんだりしていました。
また手拍子やじゃんけんによる脳のトレーニングも行われました。
北殿地区社会福祉協議会では今年度6回の交流会を予定していて
小学生との交流や花壇整備、諏訪方面へのバスハイクなどが計画されています。
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西春近南保育園草もち作り
伊那市西春近の西春近南保育園の園児たちが17日、草もち作りをしました。
この日は、年少から年長園児あわせて54人が草もち作りを楽しみました。
草もちに使ったヨモギは、散歩で摘んできたものです。
園児たちは、食べやすいサイズに丸めて草もちを作っていました。 -
毎日着たい服展 キルトガッセ
手作りの洋服の展示販売会「毎日着たい服展 キルトガッセ」が伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、手作りの洋服など200点ほどが展示されています。
展示販売会は、伊那市福島の工房で洋服などを作る根津幸江さんが開いています。
3年ほど前から本格的に洋服を作り始めた根津さんは、麻や綿などの天然素材を使い、シンプルなデザインの洋服を作っています。
根津さんは、「普段の生活にも使え、日常でのアクセントになるような洋服を揃えている。試着もできるので実際に着てもらって確かめながら選んでほしい」と話していました。
展示会は、20日(月)までかんてんぱぱホールで開かれています。 -
箕輪で上伊那郡市植樹祭開催
上伊那地域振興局と箕輪町などは、箕輪町福与の山林で16日、第48回上伊那郡市植樹祭を行いました。
16日は地域住民や近くの小学生など250人が0.6ヘクタールの山林に山桜200本、イロハモミジ200本、コナラ1300本を植えました。
30㎝ほどの穴に苗を植え、かぶせた土を踏み固め、苗の周りに二ホンジカ対策のネットを巻く作業を行っていきました。
植樹祭は森林を守り育てながら、次世代に引き継いでいく機運を高めていこうと、毎年開かれています。
新天皇が即位したことを記念して、記念の柱が建てられました。
開会式では森林保全活動をしている箕輪西小学校「みどりの少年団」と箕輪南小学校の児童に記念品が贈呈されました。
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シニア大学伊那学部72人入学
高齢者の仲間づくりと社会参加を目的に行っている県シニア大学伊那学部の入学式が16日、伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
今年度伊那学部に入学したのは、男性25人、女性47人の合わせて72人で、最高齢は駒ヶ根市の84歳の女性です。
式辞で、岩本靖彦伊那学部長は「長野県は健康で元気に活躍している高齢者が多い。これまでに身に付けた知識や経験を活かして、これからの長野県を支えていってください」と述べました。
新入生を代表して、駒ヶ根市の堀内茂彦さんは「力を十分に発揮して社会に貢献していきたい。シニア大学では仲間との友情を深めたい」と挨拶しました。
シニア大学は、高齢者の仲間づくりと社会参加を目的に、県長寿社会開発センターが県内10か所で行っているものです。
入学生は2年間、環境や医療など様々なジャンルで学びながら、健康体操などの実技も行うことになっています。 -
スワニー春富中へ3Dプリンター寄贈
伊那市富県の有限会社スワニーは14日、春富中学校に3Dプリンターを寄贈しました。
スワニーの橋爪良博社長は14日、出身校の春富中学校を訪れ、3Dプリンターを贈りました。
3Dプリンターはデータをもとに立体物を作る機械で、スワニーではこれを使い、様々な製品の設計を行っています。
橋爪社長は「3Dプリンターはアイディアをすぐ形にできる道具です。失敗は経験となるので、どんどん使ってほしい」と話していました。
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郷土誌「伊那路」昭和目録作成
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、郷土誌『伊那路』の昭和32年1月から昭和63年12月まで発刊された383冊をとりまとめた、昭和目録を作成しました。
創刊号の昭和32年1月号から昭和63年12月号まで発刊された383冊分の伊那路の表紙をコピーし、目次をファイルにまとめました。
『伊那路』は、上伊那の歴史や風土など記した郷土誌です。
『伊那路』の編集委員でもある矢島さんは、「目次をまとめることで伊那路を使いやすくした。過去のことを調べるのに目録を役立ててほしい」と話していました。
なお、平成の目録はすでに完成しているということです。 -
南箕輪中伝統 経ヶ岳強歩大会
標高2,152メートルの経ヶ岳8合目を目指す、南箕輪村の南箕輪中学校の伝統行事「第67回経ヶ岳強歩大会」が、16日に開かれました。
午前7時に、大芝高原プール横から生徒434人が一斉にスタートしました。
経ヶ岳強歩大会は、一人ひとりが目標に向かって努力することを身に付けてもらおうと毎年開かれています。
コースは全長8.3キロで、ゴールは、標高2,152メートルの経ヶ岳8合目です。
スタート地点との標高差はおよそ1,200メートルです。
スタートから30分ほどで、最初の生徒が2合目を通過しました。
ここからは急な上り坂が続き、道幅も狭くなります。
生徒たちは息を切らして登っていました。
中には、木の枝を杖にして歩く生徒もいました。
大会の結果、男子は2年でサッカーのクラブチームに所属する上田卓輝君が1時間36分37秒で優勝、女子は3年で陸上部の高木萌子さんが1時間58分36秒で優勝しました。
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鹿児島系の牛 バイテクで増やそう
南箕輪村の上伊那農業高校で、品質の良い鹿児島系の肉牛を増やそうと、受精卵の移植が16日に行われました。
上農高校には鹿児島系の牝牛が1頭いて名前は「ふくよ」です。
上農高校では、肉質が良いこの鹿児島系の牛を増産したいと考えていますが、過去に4回「ふくよ」が出産したのは すべて牡牛で出荷するしかありませんでした。
そこで、バイオテクノロジーの技術を使って鹿児島系を増やすことにしました。
16日は、上農高校の牛の繁殖に協力している箕輪町にラボを持つ小松洋太郎獣医師に依頼し、受精卵移植を行いました。
移植の様子を生徒たちが見学しました。
「ふくよ」にはホルモン剤を投与し複数の卵子を排卵させ、血統が良い鹿児島系の牡牛の精子を人工受精させてあります。
子宮内に液体を流し込み、受精卵を取り出します。
顕微鏡で調べると、3つの受精卵が採取できていました。
この3つの受精卵を、違う3頭の牝牛の子宮に移植していきます。
移植を行ったのは、上農高校の卒業生で受精卵移植師の資格を持つ柴勇一郎さんです。
特別なカテーテルを使って、受精卵を子宮に注入していました。
受精卵が受胎したかどうかは、40日ほどで分かり、出産は来年2月中旬になるということです。
なお、受精卵移植を行っている高校は全国的にも珍しいということです。
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伊那谷観光局 総会
官民一体となって観光づくりを推進する組織、長野伊那谷観光局の総会が14日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
総会では、今年度の事業計画案が示され了承されました。
今年度は、情報発信の一元化、インバウンド誘客、滞在プログラムの作成、上伊那圏内を移動するための公共交通を考える二次交通対策の4つを重点事業にあげています。
今年度は、観光客の受け入れのためのWi-Fi整備やトイレの洋式化・バリアフリー化の促進を図ります。
他に、広域観光パンフレットの新規作成や上伊那8市町村の観光情報を共有するHPの新設、 英語版サイトのの構築などを進める計画です。
長野伊那谷観光局は、上伊那8市町村でつくる上伊那観光連盟に代わる新しい組織で去年10月に発足しました。
9年後のリニア中央新幹線や三遠南信自動車道の開通などを視野に入れ官民一体となって地域の自然や文化を生かした広域的な観光地域づくりの推進を図ります。
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罠センサー上伊那全域に
野生鳥獣による農林業への被害防止に広域的に取り組む上伊那鳥獣被害対策協議会が15日、伊那市役所で開かれ、来年度に向け伊那市が行っている罠センサーを上伊那全域に導入することなどが報告されました。
ニホンジカが罠にかかった際、センサーについている金属が外れるとインターネット上で確認できるシステムです。
猟友会の負担軽減を図るため、伊那市や県、信州大学などが連携して平成29年度から手良・富県地区を中心に実証実験を行っています。
総会では、開発に携わっている信州大学農学部の渡邊修准教授が、罠センサーについて紹介しました。
端末は1台2万円、受信機は30万円で月額の使用料が300円となっています。
協議会では今年度、伊那市が現在所有する、230台の端末を使用し上伊那全域で実証を行い、来年度は
農水省の補助金で罠センサーを導入し本格的に活用していく考えです。
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JC 食育体験イベント
一般社団法人伊那青年会議所は、小学生の親子が対象の食を学びながら自然体験をするイベントを、来月29日に伊那市内で開きます。
14日は、伊那市の伊那商工会館でイベントについての記者会見が開かれました。
イベントでは、保護者は食育のマナーについて学び、子どもたちは、つかみどりしたマスを調理します。
他に、専門家による鶏を食肉に加工する様子の見学も予定しています。
日時は6月29日(土)午前9時からで場所は伊那市横山の山荘ミルクです。
小学生の親子20組で1世帯3人までとなっていて応募多数の場合は抽選となります。
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迷い子を保護し高校生に感謝状
伊那警察署は、迷い子を保護したとして南箕輪村在住の辰野高校1年の橋爪宏明さんに15日、感謝状を贈りました。
15日は、辰野高校で贈呈式が行われ、伊那警察署の石坂達雄署長から橋爪さんに感謝状が贈られました。
今月9日、南箕輪村を一人で歩いていた幼児を帰宅途中の橋爪さんが保護しました。
伊那警察署によりますと幼児は、買い物に出かけた母親を追いかけ道に迷っていたということです。
橋爪さんは、泣いていた幼児に声をかけ手をつないで近くの商業施設へいき警察に通報しました。
買い物から帰宅した母親は、子どもがいないことに気がつき110番通報していて保護の知らせに安堵したということです。
石坂署長は「子どもが犯罪や事故に巻き込まれるケースがある中、適切にしっかり保護をしていただいた」と感謝していました。
辰野高校の宮原明和校長は「機転を利かせて自分で考え行動してくれた」と喜んでいました。
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春日公園で園児が桜の植樹
伊那市の竜西保育園と竜南保育園の園児たちが15日、春日公園に桜の苗木を植えました。
竜西保育園の年長園児と竜南保育園の年長園児合わせて44人がコヒガンザクラの苗木5本を植えました。
桜の苗木は、伊那市西町の有志、ルネッサンス西町の会から贈られたもので、今年で15年目になります。
これまでに桜75本、つつじ5株が贈られています。
ルネッサンス西町の会では「大きくなって成長したときみんなで植えた桜だと思ってほしい」と話していました。 -
通り町・美篶堂フェア開催
伊那市で製本業を営む美篶堂は、中心市街地の5つの店舗と協力し、「通り町・美篶堂フェア」を来月2日まで行っています。
通り町のワイルドツリーでは、去年の全国カタログ展で入賞した「うさぎがきいたおと」の本やポストカードが置かれています。
今月下旬からは、この絵本の原画展も計画されています。
美篶堂では、多くの人に本に親しんでもらい、自社の製本技術を知ってもらおうと、今回初めて通り町の店舗と協力しフェアを企画しました。
開催しているのは、ワイルドツリー、オ・ルージュかぐや、コミュニティカフェ・セジュール、カリカリブックス(仮)、ネイバーシップの5店舗です。
美篶堂・通り町フェアは来月2日までを予定していて、来月の1日と2日には製本のワークショップや朗読会などが予定されています。 -
南部小2年生 どんぐり植え
南箕輪村の南部小学校2年生の児童は、去年の秋大芝高原で拾ったどんぐりを信州大学農学部の畑に8日植えました。
南部小2年生の1組と2組の50人が信大農学部の敷地内にある畑に植えていきました。
3センチほどの穴をほり、どんぐりを横にして土をかぶせました。
これは大芝高原の松クイ虫対策として広葉樹への樹種転換の一環で行われているものです。
どんぐりは1年ほどたつと、50センチから1メートル程の大きさになります。
きょう植えたどんぐりは、1週間ほどで発芽するという事で、1年半畑で育て来年の秋に大芝高原に植樹される予定です。
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特定空き家 新たに1件認定
箕輪町空き家対策協議会が15日開かれ、倒壊の危険や衛生上有害となる恐れがある「特定空き家」が新たに1件認定されました。
15日は箕輪町役場で協議会が開かれ、町から特定空き家に1件を認定したい考えが示され承認されました。
特定空き家は「倒壊の危険」や「衛生上有害」、「景観を損なう」などの家屋に対し、協議会が認定をするものです。
認定されると指導や勧告が行われ、改善されない場合は解体などの代執行も行うことができます。
箕輪町内ではきょう認定された1件を含め10件が特定空き家に認定されています。
箕輪町では持ち主と連絡を取り、改善するよう指導をしていきたいとしています。
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下水処理場の太陽光発電で300万円節減
南箕輪村が、田畑の下水道終末処理場の経費削減を目的に去年3月に設置した太陽光発電設備の1年間の発電量が、およそ300万円分だったことが、14日にわかりました。
この日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、発電量が報告されました。
太陽光発電設備は去年3月に、経費削減を目的に設置されました。
総事業費は4,500万円で、このうち1,500万円は国の補助金を活用しています。
2018年4月から2019年3月までの発電量は、16万7,736キロワットアワーで、全体の18パーセントにあたるおよそ300万円の削減につながったということです。 -
「遠隔医療」実証へ 市が協定締結
伊那市は、専用車両で遠隔医療を行う「次世代型モビリティサービス」の連携について、MONET Technologies株式会社(モネ・テクノロジーズ)と14日、協定を締結しました。
この日は、伊那市の白鳥孝市長と、モネ・テクノロジーズの柴尾嘉秀(しばおよしひで)副社長兼COOが、協定書を取り交わしました。
モネ・テクノロジーズは、東京都に本社を置く会社で、トヨタ自動車とソフトバンクが共同出資しています。
トヨタの次世代型電気自動車を活用して、移動中・移動先で飲食や小売、医療などを提供するサービスの構築に取り組んでいます。
今回の協定は、医療に特化したサービス「モバイルクリニック」の実証を伊那市で行い、実用に向け連携・協力していくというものです。
実証では、事前予約をした慢性疾患患者の家に医療機器を乗せた車が向かい、看護師が血圧や脈拍などの測定を行った上で、医師が、テレビ会議システムを使って車内で患者を診療します。
この事業は、トヨタ・モビリティ基金の助成3,000万円を活用するほか、伊那市が6月議会に1,500万円の補正予算案を提出する予定です。
白鳥市長は「診療所に行くにも数少ないバスや高い運賃を使って行かなければならない。自分の思うとおりにいけないということもある。患者さんにとってみると、本当に安心できる地域づくりにつながっていくんじゃないかと思う」と話していました。
柴尾副社長兼COOは「モネにとっては日本で初めてこういった取り組みに参加させていただく。そこでいろんなことを学び、全国に展開していけるように一生懸命取り組んで行きたい」と話していました。
実証には、伊那中央病院・春日医院・神山内科医院の3つの医療機関も参加する予定です。
伊那中央病院の北澤公男統括副院長は「このあたりの地域では、山間地になると一軒まわって、次に2~30分とかかけて行くなど非常に効率が悪い。そういった課題をうまくカバーできる(システム)。患者さんにとっても、医師の少ない地域にあってもお互いにメリットがある」と話していました。
実証実験は、今年の秋以降から来年度末までを予定しています。 -
南小4年 森林整備を学ぶ
南箕輪村の南箕輪小学校4年1組の児童たちは8日、北殿にある松林寺西の里山で森林整備などを学びました。
この日は4年1組の児童がのこぎりを使って伐採した木の枝を落とす作業を体験しました。
4年1組は、ピザ窯作りの学習を進めていて、窯を守る小屋作りに長野県建築士会上伊那支部が協力しています。
森林整備体験は、森林から木材になる様子を学んでもらおうと建築士会上伊那支部が企画しました。
長野県建築士会上伊那支部副支部長の辻井俊恵さんは、「子供たちに森林整備を学んでほしい」と話していました。
子供たちは、木の伐採や積み込み、使われる道具や重機なども見学しました。
今後は、今月下旬に製材所での製材工程を見学することになっています。 -
新山小5年 もち米の苗植える
伊那市の新山小学校5年生の児童は14日、小学校近くの田んぼで品種の違う2種類のもち米の苗を植えました。
この日は、新山小の5年生5人が保護者と一緒に、総合学習の時間で田植えをしました。
児童たちは、品種によるコメの成長の違いを調べるため、白毛餅とモチヒカリの2種類の苗を植えました。
田んぼを白いビニールテープで区切り、全体の4分の1ほどがモチヒカリ、残りは白毛餅です。
今後は、稲の成長を観察しながら9月中旬に収穫し、10月の新山まつりでコメの販売を予定しています。 -
東ティモールの絵画展
東ティモール民主共和国の2020年東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして登録されている伊那市は、東ティモールの人々が描いた絵画の展示を行っています。
展示されているのは、東ティモールの10代から30代の20人が描いた作品です。
東ティモールの首相夫人・イザベルさんが現地の若者を対象に学習指導を行っていて、作品はその生徒たちが描きました。
風景や建物のほか、国の形に似ていて神話にも出てくるワニも描かれています。
伊那市高遠町出身で、一般社団法人日本東ティモール協会会長の北原巖男さんです。
作品は、2日まで東京の展示会に出品されていたもので、東ティモールのことをもっと知ってもらおうと伊那市での展示を北原さんが提案し実現しました。
協会からクレヨンや絵の具を提供し、これまでほとんど絵を描いたことがない若者たちが今回作品を仕上げたということです。
会場にはイザベル夫人からのメッセージも展示されています。
展示は、東ティモールの独立回復記念日の5月20日を挟んで、24日(金)まで伊那市役所1階市民ホールで行われています。 -
公民館教室押し花作品展示
伊那公民館の女性教室・押し花クラブの会員による作品展が、伊那市西町の旧井澤家住宅で15日から始まります。
会場には、およそ50点の作品が並んでいます。
20年程前に伊那公民館で始まった講座で、現在は上伊那の60代から80代の13人が作品づくりに励んでいます。
指導しているのは、伊那市中央の野澤伊代子さんです。
作品には主に会員が家庭で育てた草花が使われていて、仕上がったものは真空にして乾燥剤を入れているため、10年以上経っても色が変わらないということです。
クラブでは年に1回、近隣の山へ出かけ押し花に使う花を摘んでいて、野澤さんは「使う植物を探すところから楽しんでやっています。会員の思いを作品から感じ取ってもらいたい」と話していました。
伊那公民館女性教室・押し花クラブの作品展は、15日~25日まで伊那市の旧井澤家住宅で開かれます。
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セーフティーリーダー委嘱式
自分の身の回りなど防犯意識を高め地域に広める、わが家のセーフティーリーダー委嘱式が8日、伊那市高遠町の高遠小学校で行われました。
委嘱式は、学校や家庭、地域が一体となり子どもの防犯意識を高めようと行われています。
委嘱を受けた児童は高遠小6年生38名です。
リーダーとなった児童は、横断歩道の正しい渡り方を下級生に教えたり、きちんとしたあいさつなど暮らしの中から防犯意識を高めます。
伊那警察署の石坂達雄署長は、「家庭や学校でお手本となるように行動してほしい」と話していました。
セーフティーリーダー委嘱式は伊那署管内で高遠小のほかに3校での実施が予定されています。