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伊那中生が起業家から学ぶ
伊那市の伊那中学校の2年生と3年生は28日、地域で起業した人から話を聞きました。
この日は、地域で起業した29人が学校を訪れ、生徒たちに話をしました。
南箕輪村のデザイナー土田智さんは、「デザインの仕事では、失敗することも多い。何がうまくいっていないのかを探し、依頼主が伝えたいことをいかに読み取ることがポイント」と話していました。
伊那市で飲食業を営む村山幸弘さんは、「チャンスは平等です。いつチャンスが訪れてもいいように努力を怠らないことが大切です」と話していました。
これは、伊那中が行っている地域の魅力を学ぶ「ふるさと伊那谷学」の一環で開かれました。
生徒は、興味のある人のところへ行き熱心に話を聞いていました。
伊那中では、「受け身ではなくいろいろな価値観に触れてほしい」と話していました。
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かぞくフェス 賑わう
家族で様々な体験を楽しむ「かぞくフェス」が29日伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で開かれました。
かぞくフェスでは子どもたちが遊べるコーナーのほか500円でマッサージを受けたり薬膳茶を飲むことができる癒しブースが設置されました。
かぞくフェスは、伊那商工会議所青年部が家族で一緒に楽しめるイベントをと初めて開催しました。
パンに絵を描く無料体験も行われました。
子どもたちは、チョコレートペンを使って思い思いの絵を描いていました。
ステージイベントでは、シンガーソングライターの玉城ちはるさんが出演し、参加者と一緒に手話ダンスを踊りました。
イベントには多くの人でにぎわい、親子連れが楽しんでいました。
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竹澤長衛偲ぶ長衛祭
南アルプスの開拓者としてしられる竹澤長衛を偲ぶ第61回長衛祭が南アルプス北沢峠で行われました。
長衛祭には、伊那市や山梨県南アルプス市などから産学関係者や一般登山者およそ200人が参加し、献花台に花を手向けました。
竹澤長衛は、長谷出身で南アルプスで登山道を整備したり山小屋を建設するなど、南アルプスの開拓に尽力しました。
その功績を偲び伝えていこうと実行委員会が毎年開いています。
白鳥孝伊那市長は、「自然との共存という長衛に思いを受け継ぎ、守っていきたい」と話していました。
29日は、長谷小学校と南アルプス市の芦安小学校の児童が「ふるさと」を歌いました。
会場では、猪や鹿の肉が入った成敗汁が訪れた人たちに振舞われました。
30日は、甲斐駒ヶ岳の記念登山が計画されています。
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伊那中央行政組合 男性と和解へ
伊那中央行政組合議会が、27日伊那市役所で開かれ、伊那市内の男性が組合を相手に5千万円の損害賠償を求めている訴訟で和解金として1千2百万円を支払うとする議案が全会一致で可決しました。
損害賠償を求めている伊那市内の男性は平成27年に伊那中央病院で手術を受け、術後の合併症により後遺症が残り、2級の身体障がい者手帳が交付されているということです。
男性は中央病院を運営する伊那中央行政組合を相手に5千万円の損害賠償を求める訴訟を去年7月におこしました。
判決はまだ出ていませんが、早期解決のため双方で協議を行い、和解の見通しがついたという事です。
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伊那西高校「西高祭」はじまる
伊那市の伊那西高校の文化祭、第35回「西高祭」が29日から始まりました。
この日は、午後の一般公開を前に講堂で校内祭が行われました。
校内祭は、各クラブの発表が行われ、練習の成果を披露していました。
今年の西高祭のテーマは「彩 一人一人の色で輝かせよう」です。
生徒一人一人が輝ける場所をつくるという思いが込められています。
西高祭は、あすまでで、一般公開は午前9時30分から午後3時までとなっています。
クラス展やステージ発表のほか、バザーなども予定されています。
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伊那市社協新会長に篠田貞行さん
伊那市社会福祉協議会の新旧会長の退任式と就任式が、伊那市の福祉まちづくりセンターで28日、行われました。
新しい会長には、篠田貞行さんが就任しました。
退任する伊藤隆さんは、6年8か月会長を務めました。
新たに会長に就任したのは、篠田貞行さん64歳です。
篠田会長は、昭和52年に伊那市役所に入り、平成24年からは総務部長を務めました。
篠田会長は「伊藤旧会長が職員同士の良い雰囲気を作ってくれた。今後も職員と一緒に頑張っていきたい」と話していました。
会長の任期は、2年となっています。
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箕輪西小みどりの少年団が表彰
箕輪町の箕輪西小学校は、みどりの少年団の活動が評価され、国土緑化推進機構の全日本学校関係緑化コンクール 学校林等活動の部で国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました。
28日は箕輪西小学校の児童会の正副会長や地元の森林保護に携わるみんなで支える森林づくり上古田団地推進協議会や西山会のメンバー、田中早苗校長らが箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に受賞を報告しました。
箕輪西小学校は1982年にみどりの少年団を組織し、西山会の指導のもと、毎年4年生がキノコの菌打ちや間伐、植樹作業などの活動を行っています。
これまでの活動が評価され、全日本学校関係緑化コンクールで特選、準特選に次ぐ国土緑化推進機構理事長賞を受賞しました。
箕輪西小の田中早苗校長は「ふるさとを大切にする気持ちを大事にしてほしい」と話していました。
白鳥町長は「この取り組みを後輩にもつなげていけるようがんばってください」と児童らに呼び掛けていました。
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弥生生キャリア教育で自己分析
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の2年生は、大学生や社会人で作り東京にある「一般社団法人ユニカル ラボラトリー」によるキャリア教育を27日、受けました。
この日は、2年生240人が「自分クッキング」と題した自己分析を行いました。
生徒たちは最初に、自分の性格やこだわっていること、他人と比べて足りない点などをワークシートに書き出しました。
ワークシートに書き出した内容を友達と発表し合い、それぞれの個性を理解し合いました。
青山学院大学2年の上山航矢さんは飯田市出身で、ユニカルラボラトリーのメンバーのひとりです。
上伊那で開かれたキャリア教育のイベントに参加し、弥生の小川智道教諭と顔見知りとなり、それが縁で弥生でキャリア教育を
行うことになりました。
ある生徒は「自分を改めて見つめる良い機会になった。進路決めにいかしたい。」と話していました。
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建設業協会が奉仕活動 道路クリーン作戦
建設業と行政の協働による清掃活動、道路クリーン作戦が28日
上伊那8市町村で行われました。
清掃活動には長野県建設業協会伊那支部のほか県や市町村の職員約370人が参加しました。
このうち箕輪町では16社の建設関係者などおよそ40人が町内の道路を分担してごみ拾いをしました。
道路クリーン作戦は1981年から毎年行われているボランティア活動で今年は上伊那の48路線、281キロの道路で作業を行いまいした。
道路クリーン作戦により箕輪町内では可燃ごみ44袋、不燃ごみ
20袋が回収されたということです。
伊那建設事務所によりますと上伊那全体では前年比77%の
総数279袋が回収されたということです。
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上伊那高校再編 意見案まとまる
上伊那地域の高校の将来像を考える協議会が伊那市内で28日開かれ長野県教育委員会への意見案をまとめました。
協議会は来月、住民から意見募集を行い8月に成案をまとめるとしています。
28日は伊那市のいなっせで8回目の協議会が開かれました。
会議では、素案に修正を加えたものの確認を行い、出席した委員全員の賛成で案となりました。
新たに加えられた文言は県教委に対して「県教委が意見提案の実現に向け、権限と責任を担うこと」や「県教委が中心となり高校改革の進捗について地域住民と情報共有しながら、意見交換の場を設けること」を要望しています。
協議会がまとめた「上伊那地域の高校の将来像について」の意見提案では、具体的な高校名は書かれていません。
伊那北、弥生、赤穂高校が該当する都市部存立普通校の配置については、子どもの数が減る中で、一定規模を維持する事を条件としていて、校数の削減を示唆する内容となっています。
協議会では来月1日から30日まで住民からの意見募集を行います。
協議会がまとめた案は上伊那広域連合または、広域連合のホームページで閲覧ができます。
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高校再編 説明会を要望
住民有志でつくる高校再編を考える上伊那の会は28日伊那市役所で記者会見を開き、上伊那地域の高校の将来像を考える協議会に対して改めて地域説明会の開催を要望し、協議会が説明会を開かない場合は考える会が独自で開催したいとの考えを示しました。
高校再編を考える上伊那の会代表代理の久保田逸巳さんは協議会がまとめた再編案について1か月の意見募集では考える時間が十分ではないとし「改めて住民説明会を開く必要があると思うが、協議会が開催しない場合は、考える会独自で開きたい」と話しました。
会では、なるべく早い時期に協議会に対して説明会の開催を要望するとしています。
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リニア開通へ 伊那・木曽県議が協議会発足
上下伊那と木曽選出の県議会議員10人はリニア開通に向けた取り組みを促進させようと「伊那谷木曽谷県会議員協議会」を26日に発足させました。
協議会には伊那市区や上伊那郡区、駒ヶ根、飯田・下伊那、木曽選出の県議会議員10人が所属し、会長には伊那市区の向山公人県議が就任しました。
向山県議は「開業に向けて広域的な事業が増えていく。自分の選挙区にとどまらないため、協議会で対応したい」と話していました。
協議会は2027年のリニア開通に向けた課題を共有し、県内ルートなる上下伊那、木曽の地域振興を連携して進めていこうと発足しました。
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中病8億5千万円の赤字
伊那中央行政組合は、伊那中央病院の平成30年度の決算が8億5千万円の赤字見込みであることを27日報告しました。
27日は伊那市役所で伊那中央行政組合議会と議会全員協議会が開かれ、伊那中央病院の平成30年度の決算見込が報告されました。
報告によりますと収入は123億4千万円、支出は131億9千万円で、純損益は8億5千万円の赤字となる見込みです。
赤字決算は、前の平成29年度に続き2期連続となる見込みです。
北棟の建設や高額な医療機器導入による減価償却費の増加、延べ入院患数が11万3千人と前の年度に比べ5千人あまり減った事が赤字の要因だとしています。
入院した人数は前の年度とほぼ同数の9千3百人でしたが、内視鏡手術など入院期間の短い手術が増えため減少したという事です。
伊那中央行政組合では手元におよそ61億円の資金があり、「資金不足はなく健全経営を維持している」としています。
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箕輪町戦没者の霊を追悼
日清・日露戦争から太平洋戦争にかけての犠牲者を追悼する戦没者慰霊祭が27日、箕輪町の文化センターで行われました。
慰霊祭には遺族60人を含む、およそ100人が出席し、最初に黙とうをささげました。
慰霊祭は、町内出身者で戦争の犠牲になったおよそ600人を追悼しようと、箕輪町社会福祉協議会と箕輪町が、毎年行っています。
社会福祉協議会の平井克則会長は「終戦から74年がたつ今、戦争の悲惨さが忘れさられないように、若い世代に語り継いでいく必要がある」と話しました。
参列者は祭壇に献花をし、手を合わせていました。
箕輪町遺族会の平出政敏会長は「赤紙1枚で招集され、戦死した人たちを忘れてはいけない。
これからも戦争体験を伝えていきたい。」と話していました。
慰霊祭では、箕輪町で活動をしている「オカリナ・コカリナサークル ルイーネあかね」による
演奏も行われました。
箕輪町遺族会によると、高齢化により慰霊祭への出席者数は年々減少しているということです。 -
伊那地域 大雨警報の可能性
北上を続ける熱帯低気圧の影響で、伊那地域でも大雨警報が出される可能性があります。
長野地方気象台によりますと、長野県南部の27日午後6時から28日の午後6時までの24時間雨量は多いところで70ミリに達しそうだということです。
この雨により伊那地域でも27日夜から28日の明け方にかけて大雨警報が出される可能性があるということです。
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伊那の美しい風景を描く絵画展
上伊那の絵画サークル「葦の会」「イーゼル会」「クレパス会」合同の作品展、伊那の美しい風景を描く絵画展が、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
会場には3つのサークルの生徒と講師23人の作品70点が並びます。
葦の会・イーゼル会・クレパス会は、伊那市の画家・奥村 憲さんが講師を務めています。
メンバーそれぞれが、写生会で訪れた場所や、伊那市内のお気に入りの場所で作品を描きました。写生地は50か所に及びます。
画材も色鉛筆、クレパス、油絵、水彩など様々です。天竜川や三峰川、2つのアルプスなど、自然豊かな伊那の風景を描こうと、今回はテーマを「伊那の美しい風景を描く」としました。
この葦の会・イーゼル会・クレパス会合同の絵画展は、来月2日(火)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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山ぶどうワインの塩完成
伊那市の農家11軒でつくる「やまぶどう生産者の会」が栽培した山ぶどうでつくったワインの風味を加えた塩「山紫ソルト」が完成しました。
28日から市内で試験的に販売します。
こちらが、山ぶどうワインから作られた塩です。
色と香りを楽しみながら、ステーキや天ぷら、おにぎり、サラダなど様々な料理に合うということです。
27日に市役所で開かれた定例記者会見でお披露目されました。
ワインを醸造した伊那ワイン工房の村田純社長によりますと、塩は山形県の日本海の海水を釜で煮込み、ある程度水分を飛ばしたところに山ぶどうワインを加えて完成させたということです。
使われている品種は、信州大学農学部が開発した「信大W‐3」です。
山紫ソルトは、70g入りの瓶が税別1,000円で45本限定。
30g入りの大袋が600円、3g入りの小袋が100円で、合わせて165袋限定です。
高遠さくらホテル、伊那ワイン工房、アンサンブル伊那、みはらしファームのとれたて市場の4か所で、28日から販売されます。
伊那市では、来年度からの本格販売を目指すということです。 -
子どもや若者の性被害を防ぐ
子どもや若者の支援について考える、長野県将来世代応援県民会議上伊那地域会議が26日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれました。
会議は、上伊那地域の教育関係者40人ほどで組織されています。
子どもの性被害や貧困、青少年の社会参加などに取り組む組織として2017年に設置されました。
今年度は、インターネット利用による子どもの性被害の防止や、情報モラルの向上を重要課題に挙げています。
上伊那地域では、来月を中心に、各地の高校で朝の登校時に高校生らに声がけをして、非行・被害防止を呼びかける街頭啓発を計画しています。
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さくら祭り 16万人
今年の高遠城址公園のさくら祭りの有料入園者数は16万923人で、去年よりおよそ4万人増えたことがわかりました。
26日は、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで今年の高遠城址公園さくら祭りの反省会が開かれました。
今年は開花が早まる可能性を見越し3月23日に公園開きとなりましたが開花は例年並みの4月6日でした。
伊那市によりますと開花翌日から散り終わりの25日までの有料入園者数は16万923人でした。
有料化となった昭和58年以降最も少ない人数だった去年よりおよそ4万人増となりました。
期間中の10日は大雪となり積雪により倒木の危険があるとして午前10時から終日、入園規制となりました。
入園客が伸び悩む一方で、公園内で実施されたイベントは好調だったということです。
出席者からは「海外からの観光客が増えている。インバウンドにもっと力を入れる必要がある」「観光客に施設や駐車場など分かりやすい案内看板が必要だ」といった意見が出されました。
伊那市では、出された意見をもとに来年に向け対策を考えていきたいとしています。
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認知症高齢者 地域で見守り
伊那市は認知症で行方不明になる恐れのある高齢者の情報を共有し早期発見や保護につなげる認知症見守りネットワークを来月1日からはじめます。
認知症見守りネットワークは行方がわからなくなった認知症高齢者を地域の見守りにより早期発見につなげるための仕組みです。
行方がわからなくなった際、登録された情報を、市役所福祉相談課や伊那警察署の他、デイサービスセンターや宅老所などの協力事業所で共有します。
ネットワークは家族が警察に届け出ると23の協力事業所とも情報が共有され、送迎や訪問の時などに職員が行方不明となっている高齢者を探す仕組みです。
利用は、事前登録制で名前や住所、緊急連絡先などを記入する登録証の他、靴や杖などに名前を張ってもらうシールが交付されます。
これにより本人確認をスムーズに行えるということです。
伊那市では、「年々認知症高齢者が行方不明になるケースが増えているので活用して欲しい」と呼び掛けています。
対象者は認知症による行方不明の恐れがある65歳以上の人や医師から認知症の診断を受けた40歳以上65歳未満の人です。
登録は無料で伊那市役所福祉相談課窓口で受けつけています。
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南部小で音楽会
南箕輪村の南部小学校で26日、音楽会が開かれました。
1年生から6年生まで学年ごとに合唱や合奏を披露しました。
クラスごとに5月ごろから練習し、今月11日からはステージ練習も行ってきたということです。
前半1部の最後には、6年生による合奏、威風堂々が披露されました。
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上農高校女子ソフトテニス部全国へ
南箕輪村の上伊那農業高校女子ソフトテニス部は、来月29日から8月1日にかけて、宮崎県で開かれる全国高校総体、インターハイに出場します。
25日は、上農高校の女子ソフトテニス部の部員12人が南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に全国高校総体出場の挨拶をしました。
今月1日に開かれた県高校総体では、ダブルス団体戦で優勝し、全国高校総体出場を決めました。
女子ソフトテニス部の全国高校総体出場は去年に続いて2年連続2回目です。
ソフトテニス部では、普段からチームで戦うことを強く意識し、練習では部員全員が足を揃えてランニングするメニューを取り入れるなど、団結力を高めています。
今後は、全国総体に向けて県外での強化練習も予定しているということです。
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アルプス男声合唱団 銀賞報告
上伊那の合唱愛好者でつくるアルプス男声合唱団は23日に滋賀県で開かれた第23回「琵琶湖周航の歌」音楽祭合唱コンクールで銀賞を受賞しました。
26日は合唱団の北沢理光団長と大内丈司事務局長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に銀賞受賞を報告しました。
このコンクールは滋賀県高島市で作られた「琵琶湖周航の歌」を思い思いに歌い、ハーモニーを競うもので、今年は7府県から19団体が出演しました。
アルプス男声合唱団がこのコンクールに参加するのは今回が3度目で、これまでは銅賞でしたが、今回は過去最高の銀賞を受賞しました。
アルプス男声合唱団は、16年前に発足し、現在は20代から80代までの35人が所属しています。
月に2回、伊那市内で練習をしていて、イベントなどで歌声を披露しています。
白鳥市長は「今後も音楽をとおして地域を盛り上げて下さい」と話していました。
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caefe ties 施設に出張
伊那市のカフェタイズは19日、南箕輪村の特別養護老人ホーム「みなみみのわふれあいの里」で出張カフェを行いました。
みなみみのわふれあいの里のオープンスペースには、調理器具が持ち込まれ、カフェタイズのスタッフが入居者のそばでワッフルを焼きあげました。
この日はワッフルに生クリームとチョコレートソースをかけてバナナを添えた「チョコバナナワッフル」がふるまわれました。
カフェタイズは「地域に根差す」をコンセプトにしていて、上伊那の福祉施設や児童養護施設で定期的に出張カフェを行っています。 -
ボランティアコンサートで交流
伊那市の春日桂子さんと好枝子さんは25日、伊那市のデイサービスセンター春富ふくじゅ園を
訪れ、ボランティアコンサートを行いました。
桂子さんと好枝子さんは、夏の童謡や今が見頃のバラにちなんだ曲など、20曲を披露しました。
イベント後半には、高齢者が体を使ってエア楽器を表現し、盛り上がりました
義理の親子関係の桂子さんと好枝子さんは19年前に、リハビリの一環としてコーラス指導の依頼を受けたのをきっかけに、ボランティアを始めました。
2人は上伊那の障がい者施設や福祉施設を定期的に訪れ、コーラスを披露していて、春富ふくじゅ園は年に8回ほど訪問しているということです。 -
里山管理の基礎を学ぶ
上伊那地域振興局は、里山管理の基礎を学ぶ講習会を箕輪町の番場原公園で24日、開きました。
この日は、地域住民や、山を管理する住民あわせて50人余りが参加しました。
講習会は、森林税を活用し、身近な里山の管理方法を学んでもらおうと、上伊那地域振興局が開きました。
講師を務めたのは、長野県林業総合センターの小山泰弘さんです。
参加者たちは始めに、森林を外から見て、木の育ち方の違いなどを学びました。
その後、参加者たちは木のそばに近づき、森林の為に残すべきものと木材にしてよいものの見分け方を学び、森林の管理の基礎について理解を深めました。
地域振興局では、今後も定期的に里山整備の講習会を各地で予定しているということです。
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詐欺被害防止へ 機器購入補助
高齢者の特殊詐欺被害を防ぐため、伊那市は対策機能のついた電話機や機器の購入に対する補助を行います。
これは、25日開かれた伊那市議会社会委員会協議会で報告されたものです。
補助の対象となるのは、市内に住む65歳以上の高齢者などで、対策機能がついた機器の購入と設置費の2分の1以内、最大で5,000円の補助が受けられます。
伊那市では、平成27年度から電話に取り付ける通話録音装置の無償貸し出しを始めています。
詐欺グループが電話をしてから強盗に入る通称「アポ電」事件が今年1月に発生してから相談や問い合わせが多くなっていて、60台あった無償貸出しの録音装置は全て貸し出されている状態です。
市では、機器の数に限りがあることや、機器の修理などが課題になっていることもあり、今回購入費用の補助を行うことを決めました。
伊那市生活環境課の宮脇浩さんは「事件がある度に問い合わせが増える。電話の交換や機器の取り付けで一定程度の効果がでるのではないかと思っている」と話していました。
伊那警察署によりますと、今年の伊那署管内の特殊詐欺被害件数はきのうまでに架空請求詐欺が3件、オレオレ詐欺が1件で、被害額は225万円にのぼるということです。
補助は、対策機能がついた電話機や録音機器を購入したときの領収書を添付して申請書を市役所生活環境課に提出すれば受けることができます。 -
南中生が広告制作を学ぶ
南箕輪村の南箕輪中学校の生徒は21日、キャリア教育の一環として地元の観光についてPRするため、広告制作について学びました。
この日は南箕輪中学校の3年生153人がクラスごと6班に分かれ、課題広告について意見を出し合いました。
生徒たちは身近にある商品のキャッチコピーなどについて検討していました。
講師を務めたのは、上伊那で木工業などを展開している株式会社やまとわのデザイナー奥田悠史
さんです。
奥田さんは「広告の中に自分が本当に伝えたいメッセージを込めることが大切だ。」と、生徒に呼びかけていました。
南箕輪中学校の3年生は、今年度の総合学習で、南箕輪村の観光地をPRする「南箕輪村広告大賞」と題した広告を作成します。
広告制作を通して、地域の大人との関りを深めたり、ふるさとについて学ぶということです。
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グレイスフル箕輪 義援金寄付
箕輪町上古田の老人福祉施設・グレイスフル箕輪は、4月に行われた花街道まつりで集めた義援金を、北海道の地震の被災地に送ります。
25日は、グレイスフル箕輪の利用者3人が役場を訪れ、白鳥政徳町長に義援金を手渡しました。
施設の利用者は、花のキーホルダーや匂い袋などを作り、4月14日に行われた第9回花街道まつりで販売したということです。
グレイスフル箕輪では、利用者が楽しく作ったものを少しでも被災地の復興に役立ててもらおうと、売上金2,150円を寄付しました。
その売上金は、去年発生した北海道胆振東部地震の被災地に送られるということです。
白鳥町長は「確実に被災地に届けます。これからも元気に頑張ってください」と話していました。
義援金は、日本赤十字社長野県支部を通して被災地に送られます。
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町ふるさと納税 件数・金額増
箕輪町の昨年度のふるさと納税の寄付件数は4,649件、金額はおよそ5,700万円で、件数・金額ともに前の年度より増えたことが分かりました。
箕輪町によりますと、平成30年度のふるさと納税の寄付件数は4,649件で、前の年度より42%増えたということです。
寄付金額はおよそ5,700万円で、17%増えています。
人気の返礼品は、コシヒカリ・ソーセージセット・梨・そばなどでした。
総務省の通達により、町は平成29年度から、返礼割合を寄付額の3割以下にし、資産性の高いものは除外するなどの見直しをしたたということです。
現在は、農産物を中心に取り扱っています。
きょう役場で開かれた定例記者懇談会で白鳥政徳町長は「効果的な広報をしたことや、農産物を返礼品として扱ったことが寄付の増加に繋がった」と分析しています。