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伊那北高三井さん 全国大会へ
伊那北高校3年の三井涼平さんは、ソフトテニスの県大会・男子ダブルスで優勝し、6月に北海道で開かれる全国大会に出場します。
この日は、箕輪町長岡の三井さんが町役場を訪れ、白鳥政徳町長にあいさつをしました。
全国大会のハイスクールジャパンカップに出場するのは、三井さんと辰野町の坂田陸也さんのペアです。
4月に開かれた県大会の決勝戦では、上田千曲高校とのフルセットまで及ぶ接戦を制しました。
大会では負けないという強い気持ちをもってプレーし、勝つことができたということです。
三井さんは「1戦1戦集中して、楽しんでプレーしてきたい」と話していました。
三井さんが出場する全国大会「ハイスクールジャパンカップ」は19日から北海道で開かれる予定です。 -
卒業から45年 母校に寄付
伊那市高遠町の高遠中学校の昭和48年度卒業生が10日、母校を訪れ寄付金を手渡しました。
この日は卒業生4人が高遠中を訪れ、小林久通校長に寄付金15万円を手渡しました。
昭和48年度卒業生は、還暦を迎えたことから今年2月に同窓会を開き、母校のために何かできないかと寄付金を募ったところ、15万円が集まりました。
同窓会には、遠くは北海道から、卒業生の半分以上の99人が集まったということです。
久しぶりに学校を訪れた卒業生は、当時強かった部活の話などで盛り上がっていました。
卒業生の斎藤正秀さんは「同窓会では、卒業ぶりの人もいて、盛り上がったし、懐かしかった。母校のためになるものを購入してほしい」と話していました。
高遠中学校では、この寄付金を備品の購入などに充てるということです。 -
ラジコン草刈機 実演会
スマート農業技術を推進している伊那市は、ラジコンで動く草刈機のデモンストレーションを11日、富県上新山で行いました。
この日は、㈱クボタのラジコン草刈機の実演が行われました。
この機械は、重量が124kgと比較的軽量で、軽トラックの荷台に載せられるということです。
草刈機は傾斜40度まで対応でき、ラジコンを操作する人から100メートル以内の範囲まで電波が届くようになっています。
価格は、99万7千円です。
この日のデモンストレーションには、農家や集落営農法人などおよそ70人が参加しました。
伊那市ではこれまでに8機種の実演を行ってきました。
農林水産省は、今年度から全国69か所でスマート農業の効果を検証する実証実験を行っています。
そのうちの1つ、東春近の農事組合法人田原では、同じ型の草刈機を7月から本格的に導入する予定です。
伊那市では「農業者のニーズに合った機種があれば、随時紹介していきたい」と話していました。 -
下島さん宅のバラが見頃
伊那市富県南福地の下島一樹さん宅のバラが見頃となっています。
下島さん宅の中庭はローズガーデンになっていて、およそ70種類のバラが現在見頃となっています。
この場所は、4年前に現在の家を建てた時に空いたためバラを育て始め、現在は妻の恵子さんが主に管理をしています。
庭の奥の方には、5種類のバラが上へ伸び壁のようになっている空間があり、甘い香りを楽しむこともできます。
下島さんによりますと、バラの見頃は来週いっぱいまでだということです。
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園児に熊よけ鈴の使い方指導
上伊那地域振興局は10日、伊那市高遠町の高遠第2・第3保育園の園児に、熊の習性や熊よけの鈴の使い方を教えました。
この日は、園児たちが実際に熊よけに使う鈴に触れ、その音を確かめました。
上伊那地域振興局が「やまほいく」を行っている高遠第2・第3保育園の園児に熊について知ってもらおうと企画しました。
保育園児に、熊について教えるのは、上伊那では初めてです。
講師を務めたのは、熊対策を担当する振興局職員の中田早紀さんです。
熊は、7月から8月の夏場にかけて本格的に活動をはじめ、人間の生活圏まで標高を下げるため、出没することが多くなります。
園児たちは、手作りの劇を見て、熊の生態や対処法について学びました。
劇では、熊が本当は臆病な動物だということや、熊よけの鈴は自分の居場所を知らせるためだということなどを話していました。
上伊那地域振興局では今後、要望があればどの保育園でも実施するということです。
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引きこもりについて講演会
伊那市のいなっせで7日、引きこもりや不登校の子どもについての講演会が開かれました。
講演会は、引きこもりや、仕事をしていない若者などを支援している、長野県南信子ども・若者サポートネット事務局が開いたものです。
7日は、南信地区の市町村の福祉や保健担当者を対象に開かれました。
講師を務めたのは、不登校や引きこもりなどの若者支援や、行政機関への中間支援を行っている一般社団法人代表の田中俊英さんです。
田中さんは講演の中で、「引きこもりの学生は、学校に行くという社会規範にがんじがらめになっている。引きこもり当事者のつらさを周りの大人が代弁してあげることで抜け出せるきっかけになる」と話していました。 -
伊那市議会6月定例会開会
伊那市議会6月定例会が10日に開会し、4億6,000万円を追加する補正予算案など14議案が提出されました。
補正の主な内容は、「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」に4,300万円、移住定住にむけた「地方創生アルカディア構想」に7,800万円、糖尿病や喘息などの遠隔医療を行う「モバイルクリニック事業」に1,400万円などとなっています。
今議会では他に、放置自動車の所有者に対し罰則を設ける条例の制定など14議案が提出されています。
6月定例会は、19日から21日まで一般質問、来月1日に委員長報告と採決が行われます。 -
乗合タクシー 8割が「満足」
伊那市が今年の3月に高遠町と長谷で行った乗合タクシーの実証運行のアンケート結果がまとまりました。
回答した人の8割がこの取り組みについて「満足している」と答えています。
市議会全員協議会が10日市役所で開かれ、市がアンケート結果を報告しました。
乗合タクシーは、タクシー客の予約状況に応じて人工知能AIが最適な配車やルートを示すものです。
実証運行は、今年3月12日から5日間行われ、延べ207人が利用しました。
アンケートは、97人から回答がありました。
乗合タクシーについて「非常に満足している」が52%「満足している」が28%で、合わせて8割の人が満足していると回答しています。
良かった点については、「自宅前や目的地前までの乗り降りができた」が83.6%「当日に予約ができる」が60.7%でした。
一方改善が必要な点については、「予約に手間がかかった」が24.6%、「運行時間が短かった」が16.4%となっています。
利用する場合の運賃について、最も多かったのは「500円程度」で47%、「250円程度」が19%、1,000円程度が10%でした。
また、このサービスによる運転免許証の返納の可能性については6割が「きっかけになると思う」と回答しています。
今年度は1か月程度の実証運行を行う計画で、2021年度中の本格導入を目指します。 -
コテージ整備・プリン工房整備を申請
南箕輪村は国の地方創生拠点整備交付金第2回募集について大芝高原内でのコテージ整備とプリン工房整備を申請することを10日村役場で開かれた村議会全員協議会で報告しました。
コテージ整備は10人用2棟を新設するもので企業研修の受け入れや夏場の観光客増を見込んでいます。
事業費は8,300万円です。
プリン工房は大芝の湯の一部を改装するもので事業費は1,430万円です。
地方創生拠点整備交付金は地域資源を活用し観光や農林水産業の振興を図る施設などが対象となっていて補助率は2分の1です。
採択事業が公表されるのは8月上旬だということです。
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伊那東小 将棋団体戦県大会優勝
第15回小・中学校将棋団体戦長野県大会が9日、松本市で開かれ、伊那市の伊那東小学校が小学校の部で優勝しました。
10日は、伊那東小の将棋チーム3人が浦山哲雄校長に県大会優勝の報告をしました。
伊那東小のチームは、5年生の城倉僚介くん、5年生の堀米真喜くん、3年生の堀米真爾くんの3人です。
県大会は、県内から8チームが出場しました。
4チーム1組のリーグ戦を行い、上位4チームがトーナメントで争いました。
将棋団体戦は、チーム3人のうち2人が勝てば勝利となります。
決勝は、伊那東小と長野市立山王小が争い、3対0で伊那東小が勝ちました。
東日本大会出場は堀米真喜くんと堀米真爾くんは2回目、城倉僚介くんは初となります。
なお、チームは今後7月23日に東京で開かれる東日本大会に出場します。 -
松本山雅ミニサッカー大会
JA上伊那が主催する松本山雅FCミニサッカー大会が8日伊那市陸上競技場で開かれました。
大会には小学2年生と3年生が出場でき、中南信から30チームが参加しました。
試合は5対5のミニゲームで行われ予選のリーグと決勝トーナメントで順位を決めました。
審判は松本山雅のスタッフや元選手が務めました。
この大会は、松本山雅のスポンサーとなっているJA上伊那が、子どもたちにサッカーに親しんでもらおうと2017年から年2回開いているものです。
お昼の時間には上伊那産のキュウリとトマトがふるまわれ子どもたちが味わっていました。
大会の結果、優勝は松本市のチーム、上伊那では「南箕輪A」が5位入賞しました。
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少年野球箕輪大会 16チーム熱戦
上伊那地域の少年野球16チームが参加する「少年野球箕輪大会」が9日、箕輪町の番場原運動場で開かれました。
開会式では、箕輪タイガースの主将 清水結君が選手宣誓をしました。
箕輪少年野球連盟が主催するこの大会には、加盟する6チームに加え、招待された伊那市・駒ケ根市・辰野町の10チームが参加しA・B2つのブロックに分かれてトーナメントで優勝を争いました。
試合では、ベンチのメンバーから大きな声援が送られていました。
大会の結果、Aブロックの優勝は箕輪町の守屋スネークス。Bブロックの優勝は南箕輪村の南小ドラゴンズでした。 -
動いて、食べて、交流深める
伊那市山寺区山本町の高齢者を対象にしたいきいきサロンが9日、きたっせで開かれました。
この日は、高齢者や社会福祉協議会のメンバーら30人が集まり、脳いきいき体操で体を動かしました。
長野県レクリエーション協会の小林治さんが講師を務め、座りながら体を動かすことができる簡単な体操をしました。
2人1組になって民謡に合わせて行う体操では、パートナーとリズムを合わせながら、笑顔で体を動かしていました。
体操が終わると、五平餅を食べながら高齢者同士交流を深めていました。
山本町社会福祉協議会の橋場厚彦会長は「時代の変化とともに寄り合いも少なくなり、高齢者の交流も減っている。この機会に会話を楽しんで交流を深めてほしい」と話していました。 -
自慢のバラを拝見 ツアー初開催
伊那市内でバラを育てている住宅や店舗を巡る「バラのお庭拝見ツアー」が9日伊那市内で初めて行われました。
ツアーにはおよそ50人が参加し、市内の住宅や店舗4か所をまわり、庭に咲いているバラを見学しました。
伊那市野底の望月貞子さん宅です。
望月さんは15年前、バラの育て方講座に参加した事をきっかけに植え始めたという事です。
現在はおよそ80種類、80株のバラを育てているという事です。
次に訪れたのは伊那市荒井の雑貨店「グリーン ゲイブルズ」です。
7年前に店舗を作った時に空いていたスペースを有効活用しようとバラを植え始めたという事です。
参加者は、代表の小平伸子さんに、手入れの方法などを聞いていました。
バラのお庭拝見ツアーは、中心市街地で行われているバラによる活性化イベント「伊那まちバラぶらり」の実行委員会が、個人で管理する自慢のバラを再発見しようと企画されました。
実行委員会では、来年伊那市で開かれるばらサミットに向けて、地域に魅力を広めていきたいとしています。
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旧井澤家住宅でダンスなど発表
伊那市西町の旧井澤家住宅でダンスやジャズ、マジックを楽しむ「伊那部宿大イベント」が9日行われました。
イベントは旧井澤家住宅を管理する伊那部宿を考える会が地域住民との交流を深めようと企画し今年で7回目となります。
伊那市のダンス教室に通う園児から高校生までの25人が練習の成果を披露しました。
9日はこの他にジャズの演奏やマジックショーも行われました。
伊那部宿を考える会では「旧井澤家住宅を多くの人に利用してもらい、この家の大切さを伝えていきたい」と話していました。
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楠洲流竜西吟詠会 成果を披露
楠洲流竜西吟詠会が9日伊那市のJA上伊那本所で開かれました。
竜西吟詠会には、伊那市の西箕輪を除く竜西地区のおよそ70人が所属しています。
大会では、支部ごとに演目を披露し、会員は漢詩などを独特の節回しで吟じていました。
竜西会は昭和49年に発足し、週に1回公民館などで練習をしています。
上野峰洲会長は「今後も吟道の向上に励み、多くの人に詩吟の楽しさを広めていきたい」と話していました。
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南福地で初夏の敬老会
伊那市富県の南福地で、70歳以上の高齢者の長寿を祝う敬老会が9日、南福地公民館で開かれました。
敬老会には70歳以上の高齢者83人が参加しました。
9月の敬老の日に合わせて敬老会を開く地区が多い中、南福地では農家をしている人が多いことから、稲刈りの時期を避けてこの時期に敬老会を開いています。
余興では、南福地民謡保存会が、富県地区に伝わる「富県正調伊那節」を披露したほか、地区に住む小学生が自己紹介しました。
子ども達は長く地域に住むお年寄りにもわかるよう、屋号も付け加えていました。
牛山喜文区長は「新しいことに興味をもって、挑戦をして、まだまだ健康に長生きをしてほしいです」と話していました。 -
西箕輪中 女子野球部員活躍
中学3年生にとっては部活動の集大成となる中体連に向けた練習が行われています。
伊那市の西箕輪中学校の野球部では男子生徒とともに練習する女子部員がいます。
3年生の伊藤小雪さんです。
西箕輪中学校の野球部員28人のうち女子部員は3年生の伊藤さんと2年生の田中香月さんの2人います。
伊藤さんは、2人の兄が野球をしていた影響で小学3年生の時から地元のスポーツ少年団に入り野球を続けています。
伊藤さんは、副キャプテンを務め守備はサード、打順は4番です。
チームの仲間たちは、伊藤さんについて頼れる存在だと話します。
中体連を目前に控えた6日、伊藤さんは、エラーをしないようプレーしたいと話していました。
そして8日、駒ヶ根市のアルプス球場で中体連の上伊那大会予選が行われ西箕輪中は春富中と対戦しました。
伊藤さんは4番サードで出場しました。
1点を先制された1回裏、ツーアウトランナー3塁の場面での第一打席は、キャッチャーフライに打ち取られました。
2打席目はショートフライ、そして6回裏の最終打席です。
当たりはよかったもののレフトフライに倒れました。
試合は序盤から点を重ねた春富中に0対5で敗れました。
敗れた西箕輪中は、初戦で姿を消し、伊藤さんにとって中学校生活最後の公式戦となりました。
伊藤さんは、高校へ進学しても野球を続けていきたいと話していました。
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羽生田デッサンクラブ作品展
伊那市を中心とした絵画愛好者でつくる羽生田デッサンクラブの作品展が伊那図書館で開かれています。
会場には、鉛筆画と油彩画17点が展示されています。
今回の展示のテーマは「挑む」で、ほぼ全員が50号の作品に初挑戦しました。
それぞれが自由にモチーフを選び制作したということです。
始めて9年目だという伊那市の小島佳世子さんは、シュノーケリングで潜った沖縄の海の情景を描きました。
水中から見た光と影の表現にこだわったということです。
羽生田デッサンクラブは2010年にいなっせで開かれたデッサン体験教室の修了生で結成し、現在は伊那市を中心に12人が所属しています。
月に2回集まり、静物画のデッサンを描いているということです。
羽生田デッサンクラブの作品展は13日(木)まで伊那市の伊那図書館で開かれています。
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水森かおりさん ローズガーデンに歌声
伊那市の観光大使で演歌歌手の水森かおりさんが、バラが見ごろとなっている伊那市高遠町のしんわの丘ローズガーデンで8日ミニコンサートを開きました。
ミニコンサートでは、高遠の桜と女性の恋心をテーマにした「高遠さくら路」など4曲を披露しました。
水森かおりさんは、今年4月に伊那市の観光大使に任命されました。
ローズガーデンは現在見ごろの5分咲きで、水森さんは咲き誇るバラの前で歌声を響かせていました。
水森さんは「地元の方々が一緒に曲を口ずさんでくれてとても嬉しい。高遠さくら路を末永く愛される曲にしていきたい」と話していました。
水森かおりさんは、平成7年にデビューし「ご当地ソングの女王」と呼ばれています。
会場には500人が詰めかけ水森さんに声援を送っていました。
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高遠高校の生徒がチラシ配布
伊那市高遠町の高遠高校の生徒は、しんわの丘ローズガーデンに訪れた観光客に高遠町の見どころをPRするチラシを8日配りました。
8日は高遠高校情報ビジネスコースの3年生8人がローズガーデンへのシャトルバス乗り場となっている駐車場で観光客にチラシを配りました。
チラシは、生徒たちが授業で制作したものです。
高遠そばが食べられる店の案内やローメンといったご当地グルメの紹介などが掲載されていて、実際に店に出向いて調べたということです。
高遠高校情報ビジネスコースでは「地域観光研究」の授業でチラシを制作していて、今年で5年目です。
8日は100枚が用意され、訪れた観光客に手渡していました。
高遠高校の生徒のチラシの配布は9日と16日にも行う予定です。
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上伊那華道展 10日まで
上伊那の華道11の流派でつくる上伊那華道会のいけばな展が、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
上伊那華道会は、辰野町から中川村までの185人が会員となっていて1年おきにいけばな展を開いています。
展示会では会期を前期と後期に分けて、1人1点ずつ作品を並べています。
いけてある花や器は流派ごとに異なり、それぞれの個性の違いを楽しむことができます。
会長の竹内理子さんは「令和になって初めての展示会で、気持ちが引き締まる思いです。」と話していました。
上伊那華道会のいけばな展は10日まで開かれています。 -
榛原県道沿いにマリーゴールド
伊那市東春近の榛原区の住民有志でつくる「榛原の会」は8日、地区内の県道沿いに花の苗を植えました。
8日は会員およそ30人が、榛原区内の県道18号の歩道脇に長さ1㎞にわたり、2300本のマリーゴールドとサルビアの苗を植えました。
会の活動は今年で25年目になり、毎年種から花を育てています。例年、梅雨前に花の苗を植えていて、周辺の草取りや花切りなど、年間を通して7回程、手入れをおこないます。
「榛原花の会」代表の伊藤忠朗さんは「マリーゴールドが見られる区内の県道で、ドライブを楽しんでほしい。」と話していました。
マリーゴールドは、7月に花が咲き、11月頃まで楽しめるということです。 -
石仏総選挙 No1決定
高遠石工の石仏人気ナンバーワンを決める「石仏総選挙」の開票結果がきょう発表され、好きな石仏ナンバーワンは「勝間の大聖不動明王」が、美しい石仏ナンバーワンには「桂泉院の准胝観音と延命地蔵」が選ばれました。
7日は伊那市高遠町の環屋で報道関係者や地元住民が集まる中、結果が発表されました。
開票の結果、好きな石仏の第一位は勝間の大聖不動明王、美しい石仏の第一位は桂泉院の准胝観音と延命地蔵でした。
実行委員会の矢島信之さんは、4月にPR活動をするなど投票を呼び掛けました。
開票結果を聞き、好きな石仏一位になった大聖不動明王の気持ちを代弁してくれました。
好きな石仏の2位は建福寺 の 西国三十三観音、3位は相頓寺跡の延命地蔵菩薩でした。
3位の相頓寺跡がある諸町の住民は、環屋で結果を聞き喜んでいました。
美しい石仏の結果は、1位は桂泉院の准胝観音と延命地蔵、2位は建福寺の西国三十三観音、3位は勝間の大聖不動明王でした。
石仏総選挙には高遠の6か所の石仏がエントリーしました。
投票は、花見期間中の4月7日から26日までの20日間行われ、投票数は850票でした。
今回の石仏総選挙の結果は、実行委員会のホームページで公表されています。
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一路さんの遺志を継ぎ りんご学習
伊那市東春近で小学生のりんご体験学習を行っていた農家、伊藤一路さんの遺志を継ぎ今シーズンも児童の受け入れが始まりました。
りんご農家の伊藤さんは東春近小学校の児童を招き24年間にわたり、りんご体験学習を受け入れてきました。
栽培作業を通して農家の苦労を知り自然を大切にする心を育んでもらおうと指導にあたっていましたが去年12月、91歳で亡くなりました。
伊藤さんの遺志を継ごうと妻の豊子さん、息子の寿彦さんらが今シーズンも児童を
受け入れることを決めました。
7日は摘果作業が行われることになり4年生61人が参加しました。
作業では伊藤さん家族のほか上伊那農業改良普及センターの職員も協力し指導にあたりました。
児童らはハサミを使って余分な実を切り取っていました。
りんご体験学習では葉摘みのほか収穫作業も行われ東春近小学校では来年2月に感謝の会も計画しています。
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関東甲信地方 梅雨入り
気象庁は7日午前11時に関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表しました。
梅雨入りは平年と比べて1日早く、去年と比べて1日遅くなっています。
気象庁によりますと関東甲信地方は湿った空気や前線の影響で曇りや雨となっていて向こう1週間も気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨の降る日が多いと予想しています。
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上農生 甘酒で地域活性化考える
南箕輪村の上伊那農業高校は、甘酒をとおして地域活性化を考えるイベントを7日大芝高原味工房で行いました。
7日は上農の2年生と一般の参加者が甘酒の新しい味わい方について学びました。
講師は、辰野町で甘酒の移動販売をする白鳥杏奈さんです。
生徒達は白鳥さんが店で出している甘酒を豆乳でわったものや、甘酒とヨーグルトを使ったパフェ、を試食しました。
上農のコミュニティデザイン学科では地元の人を講師に招き、上伊那の課題やその解決方法について学ぶ授業を行っています。
今年度はこの他に食品加工や香りについて学ぶ事にしています。
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キタノヤ電器の新店舗オープン
伊那市上新田のナイスロード沿いのキタノヤ電器の新店舗が完成しオープンしました。
7日は多くの人が訪れていました。
これまでの伊那市山寺の店舗から移転したもので新しい店舗は鉄骨平屋建て延べ床面積は約600平方メートルです。
店内には太陽光パネルにより作られた電気を蓄える蓄電池を100万円から販売するなどエネルギーの自産自消を提案するコーナーが設けられています。
またカフェコーナーをつくり、ゆっくりくつろぎながら買い物ができるようにしています。
キタノヤ電器は来年創業60年を迎えるということで、地域から
必要とされる「街のでんきや」を目指したいとしています。
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鎌倉さん山岳写真 ヒマラヤの絶景
駒ヶ根市在住の山岳写真愛好家鎌倉國光さんの山岳写真展 「ネパールヒマラヤ・白き神々の座partⅡ」が、伊那市のいなっせで開かれています。
会場には、最近10年間で撮影した8000m級のヒマラヤ山脈の写真、37枚が展示されています。
朝日や夕日に染まった山や、雲に包まれ幻想的な雰囲気の山など、様々な表情のヒマラヤ山脈を見ることができます。
今回は新たに、星空と雪山を組み合わせた「星景写真」にも挑戦したということです。
鎌倉さんは会社員時代、先輩に誘われて山登りをしたことをきっかけに山に興味を持ちました。
30年ほど前から海外の山も撮影するようになり、68歳の現在も毎年山に登って撮影しているということです。
山岳写真展はいなっせで11日(火)まで開かれています。
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箕輪南小学校 プール清掃
箕輪町の箕輪南小学校の児童は6日、学校のプール清掃をしました。
1・2年生30人が、たわしやスポンジを使ってプールの汚れを落としました。
この日は1日かけて全校児童で清掃を行ったということです。
6日の伊那地域の最高気温は、午後3時4分に、8月上旬並みの31.1度を記録し真夏日となりました。
箕輪南小学校では、19日にプール開きが行われます。