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凍霜害被害額 伊那市は5,330万円
伊那市は4月28日と今月8日の霜による果樹被害の状況をまとめました。
それによりますと被害額の合計はおよそ5,330万円となっています。
これは13日伊那市役所で開かれた市議会経済建設委員会協議会で報告されたものです。
4月28日の霜による被害額は梨とさくらんぼ合わせて820万円でした。
今月8日はりんごや梨など合わせて4,510万円で2日間のの合計は5,330万円となっています。
伊那市ではりんごは、全ての品種で被害があったがつがる等、早生品種で被害が大きくなる恐れがあるとしています。
県では今月末を目途に各市町村の被害額をまとめることにしていてJAと協力しながら技術指導を行うとしています。
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伊那西高校生徒が市議会6月定例会を傍聴
伊那西高校の生徒は伊那市議会6月定例会の一般質問を傍聴します。
これは13日に市役所で開かれた伊那市議会議員懇談会で報告されたものです。
一般質問を傍聴するのは伊那西高校2年生です。
2日間の日程で行われ7月には市議会正副議長と常任委員長が
伊那西高校に出向き意見交換も予定されています。
高校生の議会傍聴は魅力ある議会づくりの一環で行われるもので
学校のクラス単位では初めてだということです。
伊那市議会では、議会の役割を若い人たちに理解してもらう機会にしていきたいとしています。
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1月から3月の業況感 大きく落ち込む
アルプス中央信用金庫が発表している中小企業景気レポートによりますと、1月から3月の業況判断指数は前期より19ポイント下降しマイナス20.1で、業況感は大きく落ち込んでいます。
アルプス中央信用金庫が取引先の202社を対象に3か月毎にアンケート調査を行い、発表しています。
今期の業況は良かったとする企業は20.1%、悪かったとする企業は40.2%で、好転から悪化した企業割合を差し引いた業況判断指数はマイナス20.1となっています。
業種別では、建設業で改善しているものの、それ以外は悪化していて、業況感は大きく落ち込んでいます。
今後の見通しについては、良いと予想する企業は12%、悪いと予想する企業は31.5%で、業況判断指数はマイナス19.5%と、今期と同じ程度を予想しています。 -
ARでそば店情報を発信
スマートフォンに情報を表示する技術ARにより伊那市内のそば店の情報を見ることができるようになりました。
ARは伊那そば振興会と伊那市観光協会が作成した伊那そばマップのQRコードを読み込みアプリをインストールすると見ることが
できます。
マップで紹介されている店舗の位置情報のほかARでしか見ることができない「店長のおすすめ情報」が表示されます。
伊那そば振興会と伊那市観光協会では新世代の広告としての話題性とともにスマホ世代へのそばへの関心度を高めたいとしています。
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手良小5年生 園児と泥んこ遊び
伊那市の手良小学校の5年生と手良保育園の年長園児が13日、小学校南の田んぼで泥んこ遊びをして交流しました。
この日はおよそ3アールの田んぼで5年生と年長園児、合わせて41人がドッジボールや、ゲームなどをして遊びました。
手良小学校の5年生はお米作りを行っていて、手良保育園との交流は田んぼの代掻きも兼ねています。
この泥んこ遊びの交流は毎年行われています。
今後は、5月24日に田植えを行い、9月末には稲刈りを行う予定です。 -
春の全国交通安全運動に合わせて街頭迎発
現在実施中の春の全国交通安全運動に合わせて、各地で交通指導所の開設や人波作戦が、13日に行われました。
このうち伊那市役所周辺では、伊那警察署の署員や伊那交通安全協会の会員などおよそ50人が、ドライバーに啓発グッズを手渡しました。
運動の重点は、【子どもと高齢者の交通事故防止、飲酒運転の根絶】などです。
また、長野県の重点目標は【通学路・生活道路の安全確保と歩行者保護の徹底】となっています。
伊那署では、「今月10日に滋賀県大津市で発生した事故では、近くにいた園児が巻き込まれてしまった。少しの油断でどこででも起こりうる事故。通り慣れた道でも常に注意して運転をしてほしい」と話していました。
伊那署管内では、今年に入って85件の人身事故が発生し、死者は去年の同じ時期に比べて1人多い2人となっています。
春の交通安全運動は、20日までで、期間中は街頭啓発や取り締などが行われます。 -
来月伊那谷プリンミニフェス
「伊那谷プリンミニフェス」が、6月1日(土)に南箕輪村の大芝高原味工房で開かれます。
このフェスは大芝高原のおもてなしプリンをはじめ、上伊那の菓子店4店舗のプリンが販売されます。
フェスには大芝高原のおもてなしプリンの他、伊那市の菓子庵石川、菓匠Shimizu、フランセ板屋、駒ケ根市のすずらんハウスが参加し、それぞれのプリンの販売が行われます。
味工房では、イベント当日に50セット限定で販売される、5店舗のプリンの詰め合わせセットの事前予約を受け付けています。
イベントではプリンの空き瓶を使ったグラスアートの体験会も開かれます。
イベントを主催する大芝の湯管理課長の原賢三郎さんは「幅広い世代にこだわりのプリンをきっかけに、より多くの人に上伊那に訪れてもらいたい。」と話していました。 -
田楽座が伊那市長へ報告
伊那市富県高烏谷を拠点に活動している田楽座は、先月行われた東京新宿公演について、伊那市の白鳥孝市長に4月26日報告しました。
公演当日はおよそ900人が来場したということです。田楽座の新宿公演は、伊那市と新宿区の共催で行われたもので、2017年に開催された新宿ふれあいフェスタでの出演がきっかけとなっています。
代表の中山洋介さんは、「初めて田楽座の公演を見に来てくれた人も多く、伊那市と新宿のつながりをアピールできた」と話していました。
白鳥市長は、「今後も定期的に開催できるようになれば」と話していました。 -
高尾公園で例大祭&つつじ祭り
伊那市山寺の高尾公園で、例大祭とつつじ祭りが11日に行われました。
高尾公園は、昭和4年に当時の山寺商工会が整備した公園で、祭りは昭和8年から始まりました。
今年は元号が平成から令和に変わったことを記念して、すいとんが無料で振る舞われました。
山寺の住民でつくる高尾公園管理委員会のメンバーが手作りしたものです。
祭りでは他に、生ごみ処理機などがあたる恒例の100円くじが行われ、家族連れで賑わいました。
園内では数種類のつつじおよそ600本が植えられています。
開花は例年より2~3日遅いということで、20日頃までは楽しめるということです。 -
地域の魅力再発見!わくわくフェス
熱気球に乗れる体験や仕事に関するビンゴゲームなどを行う「地域の魅力再発見!わくわくフェス」が、12日に伊那市内で行われました。
伊那市役所駐車場には、熱気球の乗車体験コーナーが設けられ、朝早くから親子連れで賑わいました。
イベントは、伊那青年会議所のまちづくり委員会が、初めて開いたものです。
地上およそ20メートルの高さから街並みを眺めてもらうことで、地域の良さを感じてもらおうと企画しました。
他にビンゴゲームでは、縦・横4マスずつ計16の職種が書かれたカードが来場者に配られ、青年会議所のメンバーに何の仕事をしているかを訪ねて丸を付けていました。
地域の飲食店を知ってもらおうと、ローメンや日本茶などの屋台が並び、訪れた人たちが味わっていました。 -
上古田イメージソング制作へ
箕輪町の上古田区の住民有志でつくるグループ「Go Westかみふるた」は、上古田区のイメージソングの制作を始めました。
12日は上古田公民館で歌詞づくりのワークショップが開かれ25人が参加しました。
指導したのは、伊那市出身のシンガーソングライターの湯澤かよこさんです。
湯澤さんは以前からこのグループと親交がありイメージソングの歌詞の仕上げと作曲を担当することになっています。
最初に湯澤さんが長野県をイメージして作ったオリジナルソングを歌う中、参加者は上古田から連想する言葉や色を紙に書いていきました。
Go Westかみふるたではイメージソングを作る事で郷土愛を育み、地域の良さを発進しようと企画しました。
ワークショップではこの他に、肌で地域の自然を感じとろうと、外に出て土手の植物を観察しました。
この日参加できなかった人を対象に、歌詞づくりのワークショップを夏にもう一度開くという事です。
イメージソングは12月に完成、来年1月にお披露目会を予定しています。
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洞泉寺で大般若会
伊那市美篶の洞泉寺で、仏教の教えが書かれた全600巻の経典を読み上げる大般若会が、30日に行われました。
大般若会は、経典を上から下へ落とすようにして読む「転読」という方法で行われました。
大般若経は、今からおよそ1400年前に、唐の僧・玄奘がインドから持ち帰って翻訳したとされ、あらゆるものの実体は存在しないという仏教の教え「空」が記されたものです。
転読する時の風に当たると1年間、無病息災や家内安全のご利益があるとされていて、洞泉寺では毎年4月30日に法要を行っています。
本堂には、12人の僧侶の力強い声が響いていました。
洞泉寺の横山凌雲住職は「新しい時代『令和』は、災害がなく平穏な時代になることを願っています」と話していました。
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マルヤス機械箕輪工場竣工式
岡谷市に本社がありコンベアなどの製造、販売を行うマルヤス機械の箕輪工場の竣工式が6日箕輪町木下で行われました。
関係者がテープカットで竣工を祝いました。
工場は木下の帯無工業団地の一画にあります。
鉄骨平屋建てで延べ床面積は6,353平方メートルです。
岡谷市の工場が手狭になったため、新たに工場を建設しました。
コンベアなどのメイン組み立て工場となります。
新工場は7日から稼働が始まっているということです。
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高校野球北信越地区予選 弥生・赤穂敗れる
第140回北信越地区高校野球長野県大会が11日開に幕しました。
上伊那からは伊那弥生ケ丘高校と赤穂高校が出場しました。
伊那市の伊那スタジアムでは、白のユニフォーム伊那弥生ケ丘とグレーの佐久長聖の試合が行われました。
2点をリードした佐久長聖は7回の裏、1アウト満塁と追加点のチャンスを迎えます。
しかし、ピッチャーの富永君がこのピンチで佐久長聖の3番と4番を打ち取り、追加点を許しませんでした。
ピンチを乗り切った弥生は、8回の表、ヒットで出たランナーを送りバントで進め1アウト2塁とします。
しかし、後続が打ち取られ得点をあげられません。
弥生は、佐久長聖に3安打に抑えられ、3対1で敗れました。
スタンドでは、地元の少年野球チームがメモを取りながら試合を観戦していました。
なお、第2試合の赤穂対松本第一の試合は、7対2で赤穂が敗れました。 -
池上晃さん宅のフジの花見ごろ
伊那市狐島の池上晃さん宅のフジの花が見ごろとなっています。
11日の伊那地域の最高気温は、今シーズン最高の27.3度まであがり、7月中旬並みとなりました。 -
鉋がけの薄削り技術を競う全国大会
大工や木工職人が鉋がけの技術を競う全国大会が、伊那市内で11日と12日の2日間の日程で始まりました。
初日の11日は、制限時間内に鉋を使ってヒノキを削りその薄さを競う「薄削り競技」の予選が行われました。
大会には、全国各地からおよそ430人が出場しました。
開会式では、白鳥孝伊那市長が初削りを行いました。
全国削ろう会は、古来から伝わる伝統の技の習得や技術の向上などを目的に、建築会社や工務店などでつくる実行委員会が毎年開いています。
全国大会は今年で35回目で、長野県では初めてです。
少しでも薄く削れるように鉋の刃の長さを調節しながら挑戦していました。
参加者の中には、20代の女性の姿もありました。
予選は3回計測のチャンスがあり、納得いくものができるとやぶれないように慎重に運んで計測器にかけていました。
計測に使われる機器は、南信工科短期大学校と削ろう会が共同で製作したものです。
会場の外では、機械を使わずに丸太を割ったり、削ったりする実演が行われました。
森林資源の活用が大会のテーマとなっていて、これらの丸太は建て替えが進められているJR沢渡駅の柱と梁に使われるということです。
12日は、引き続き薄削り競技の予選と決勝が行われます。 -
交通少年団 安全運転呼びかけ
箕輪町の交通少年団は、「春の全国交通安全運動」に合わせ、国道153号バイパス沢上交差点付近で、ドライバーに安全運転を呼びかけました。
交通少年団には箕輪町の小学5年生と、6年生が所属しています。
11日はドライバーに飲酒運転防止や高齢者の交通事故防止を呼びかけるチラシとボックスティッシュを配りました。
伊那警察署交通課の赤羽正彦係長は「小学生が呼びかけることで、ドライバーの安全運転の意識が高まります。」と話していました。
箕輪町の交通少年団は安全運転の呼びかけの他、警察で交通安全について学んでいます。 -
伊那文化会館 新館長に北沢理光さん
今年4月に伊那文化会館の館長に北沢 理光さんが就任しました。
北沢さんは、オリンパス工業伊那工場に勤めていましたが、伊那文化会館の誘致活動を行うため、1983年、34歳の時に会社を早期退職しました。
誘致活動の母体として、伊那フィルハーモニー交響楽団を1985年に発足させたほか、いな少年少女合唱団やアルプス男声合唱団など多くの合唱団を立ち上げました。
2003年に伊那市の市街地にいなっせが完成した際には、NPO法人・クラシックワールドを立ち上げ、ホール活用の推進と市街地活性化に取り組んできました。
また、オーケストラと公募による合唱団が共演する手作りの音楽会を2年に1度、11回にわたり開催してきました。
今後は、南信全体の文化活動の育成と、地域外からも集客できるようなイベントを検討していきたいとしています。
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洞泉寺 親と子の禅の集い
親子で座禅を体験してもらうイベントが、伊那市美篶の洞泉寺で、4日に行われました。
親と子の禅の集いには、伊那市内から16人が参加しました。
禅に親しむ機会にしてもらおうと洞泉寺が大型連休に合わせて初めて企画しました。
初めに横山凌雲住職が、座禅の姿勢や心構えについて話しました。
背骨を積み木で積んだイメージで、力まずまっすぐ座り、目は、1mから2m先を見て半眼にします。
腹式呼吸で心を落ち着かせ、10分間の座禅を3回行いました。
最後の座禅では、横山住職が警策を持ち、希望者の肩を叩いていました。
横山住職は、「座禅をすることで『物事にとらわれないこと』を感じてほしい。人間関係の悩みなどがあるが、自分の生きる場所は広いのだと気付いてほしい」と話していました。
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那須さん 伊那北で憲法について語る
伊那北高校の図書委員会は、OBの元最高裁判事で弁護士の那須弘平さんを招いての座談会を9日開きました。
座談会には図書委員会の委員と希望した生徒およそ20人が出席し、那須さんに憲法改正や外国人の国籍取得、これからの弁護士の仕事など様々な質問をしていました。
「自衛隊を憲法で認めるべきなのか」との質問に対しては「現在の自衛隊については一定の限度で認め、しかし憲法の改正は行わない。憲法9条は社会に対してアピールするところがあるので、両方を維持しながら折り合いをつけていく事を考えなければならない」とこたえていました。
那須さんは憲法改正について「日本は国民主権の国家です。投票で国会議員を選ぶ事から考えてほしい」と生徒達に呼びかけていました。
弁護士の仕事については、「昔は裁判での弁護が殆どだったが、今は企業からの相談や第三者委員会の仕事など幅が広がってきている」と説明していました。
那須さんは伊那市富県出身の77歳です。
伊那北高校の卒業生で、元最高裁判事で現在は東京で弁護士をしています。
新聞で母校の図書室に法学者の芦部信喜さんのコーナーが設置された事を知り、関連書籍と那須さんが使用した判例集、合わせて40冊を寄贈しました。
図書員委員会では法律の第一線で活躍している先輩の声を聞こうと同窓会と協力して座談会を企画しました。
この日那須さんは、「自分らしさを守り、真実をつきつめる」という意味の「守拙求真」と書いた色紙を母校に贈りました。
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名称が「令和伊那トンネル」に決まる
伊那建設事務所は現在工事が進められている国道153号伊那バイパスの伊那市福島から野底へ抜けるトンネルの名称を「令和伊那トンネル」に決定したと10日発表しました。
伊那建設事務所では現在工事を進めているところだが地域住民の意見を踏まえて「令和伊那トンネル」に決定したとしています。
また南側に隣接する高架橋については「野底大橋」に決定したとしています。
令和伊那トンネルは長さ166.7メートルで車道2車線の歩道付きで今年の7月末完成予定です。
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新産業技術推進協議会 実用化ベースへ
伊那市新産業技術推進協議会の会議が10日伊那市のいなっせで開かれました
協議会は産学官が連携しIoTやロボット技術、ドローンなどを使い地域課題を解決しようと平成28年度に設立されました。
白鳥孝市長は「各部会での取り組みを実証実験から実用化ベースに移行させ、地方が国を支える新たなモデルを示していきたい」と挨拶しました。
協議会の栗林秀吉会長は「今年度は社会実装の本格化を図り、事業運営の採算ベース化と普及に重点をおいていきたい」と話していました。
きょうの協議会では、農業や工業、ドローン物流など7つの部会が今年度の事業計画について説明しました。
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小林ルイさんミニコンサート
駒ヶ根市出身の歌手小林ルイさんのミニコンサートが6日、伊那市西春近のデイサービスセンター春富ふくじゅ園で開かれ、利用者が昭和歌謡を楽しみました。
ミニコンサートでは小林さんが昭和歌謡やオリジナル曲を披露しました。
小林さんは駒ヶ根市出身の歌手で、今年3月にメジャーデビューし「麗しの貴公子」の愛称で親しまれています。
ミニコンサートは、利用者に楽しんでもらうとともに、地域の人に施設を訪れてもらおうと春富ふくじゅ園が開いたものです。
お年寄りは「素晴らしい歌でした」「また来てください」などと小林さんと声を交わしていました。
春富ふくじゅ園の今井ちずる施設長は「あまりコンサートに行く機会のない利用者のみなさんに、地域で活躍する歌手の生の歌を聞いて楽しんでほしい」と話していました。
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ビジネスマッチング事業など今年度事業を承認
森と人をつなぐ活動を行っている伊那市ミドリナ委員会の総会が9日開かれ、今までにない木材製品の開発サポートなど今年度
事業が承認されました。
総会には委員約30人が出席しました。
委員会は今の自然環境を次の世代に引き継ぐために伊那市が進める50年の森林ビジョンを民間の立場から応援しようと発足したものです。
昨年度は森と人をつなぐイベントとして伊那市ますみヶ丘の平地林で森JOYの開催や森に関する専門家から話を聞くミドリナカフェなどを行ってきました。
今年度も森JOYやミドリナカフェを開催するほか、今までにない木材商品開発のサポートを行うビジネスマッチング事業などを行うことが承認されました。
ミドリナ委員会では活動を通じて伊那市50年の森林ビジョンの
理想を伝えていくとしています。
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出水期前に河川を巡視
梅雨などの出水期を前に河川管理者が天竜川と三峰川の危険箇所を把握する合同巡視が10日行われました。
天竜川上流河川事務所が行なった合同巡視には伊那市の防災担当者や消防団など約30人が集まりました。
参加者は天竜川と三峰川沿いで堤防の高さが不足している場所を
見たり法面が崩れている所がないかを確認していました。
市内の天竜川と三峰川沿いでは約90か所が重要水防箇所に指定されています。
護岸が崩れやすい場所では石を鉄製の網に入れた蛇籠を置き補強している所もあります。
10日はほかに水防倉庫もまわり出水時に使う備蓄材を確認していました。
天竜川上流河川事務所では出水期に合わせて川の水位情報をパソコンやスマートフォンで閲覧することができるシステムの運用を始めるということです。
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春の山野草展示会
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの春の山野草展示会が11日と12日の2日間、木下公民館で開かれます。
10日は会場で準備が行われ、200点以上の作品が展示されました。
信州みのわ山野草クラブは会員15人で、展示会は17年目を迎えます。
クラブでは、山野草の植え方や、山野草に合う土の種類などを学んでいて、春と秋の年2回展示会を開いています。
会長の浦野伸さんは、「いろいろな特徴持っためずらしい山野草を楽しんでほしい」と話していました。
信州みのわ山野草クラブの春の展示会は11日と12日の2日間となっています。場所は箕輪町の木下公民館です。 -
みのわ祭り図案きまる
箕輪町の夏祭り2019みのわ祭りのポスターとうちわの図案が9日決まりました。
ポスターには箕輪中学校3年の森島綾香さんの図案が選ばれました。
ポスターは600部作られ、町内外の店舗などに配布されます。
うちわは箕輪南小学校5年の田中鈴音さんの作品が選ばれました。
うちわは1万本作られ、全戸配布される予定です。
今年は289点の応募があり、最優秀賞を含む11作品が入賞しました。
今年のみのわ祭りは7月27日(土)に予定されています。 -
市民の森で森林保全活動
奉仕活動を通じて環境問題について学ぶ「信州北園プロジェクト」の一環として、東京都立北園高校の生徒が、伊那市ますみヶ丘の「市民の森」で9日、森林保全活動を行いました。
北園 高校は10年前から「市民の森」の保全活動に取り組んでいます。
この日、生徒320人が環境保全に取り組んでいる「NPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会」が間伐した丸太や枝などを一か所に集めていました。
まとめられた丸太や枝は今後、「NPO法人伊那谷森と人を結ぶ協議会」がチップ状にカットし、森林内などに敷き詰めるということです。 -
凍霜害 2,500万円の被害
長野県のまとめによりますと、8日の朝の冷え込みで、上伊那地域の霜による果樹被害は2,500万円となっています。
伊那市西箕輪羽広の鈴木博士さんのりんご畑です。
この日は、JA上伊那の果樹担当者が、鈴木さんが栽培するりんごの被害状況を確認していました。
8日の伊那地域の最低気温は、午前5時9分に平年より7.4度低い1.1度を記録しました。
西箕輪の一部の地域では、氷点下4度まで下がったということです。
この冷え込みにより霜の被害が発生し、上伊那では2,500万円、県全体では5,300万円となっています。
4月28日にも霜による被害が発生し、8日と合わせて伊那市の被害額は3,200万円と上伊那で最も多くなっています。
箕輪町は1,917万円、南箕輪村は50万円となっています。
県農政部では「収穫量に大きな影響が出そうだ」としています。
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伊東由香バレエスクール第10回発表会
南箕輪村田畑の伊東由香バレエスクールの第10回発表会が、4日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。
発表会にはスクールに通う3歳から一般までの85人が出演しました。
伊東由香バレエスクールは、開設して20年になり、発表会は2年に1回行われていて今回が10回目になります。
プロのバレエ団や阪神タイガースのチアリーダー、ヨガインストラクターなど様々な卒業生を輩出しているということです。
コンテンポラリーと呼ばれる現代舞踊や、講師の振り付け作品のほか、古典の名作「白鳥の湖」の短縮版も全編上演しました。