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フクシマを忘れない 10日にイベント
東日本大震災からまもなく8年となります。脱原発活動や平和運動などを行っている上伊那の32団体でつくる実行委員会は、「フクシマを忘れない3.10上伊那アクション」を10日に行います。
1日は伊那市内で実行委員会が開かれ、当日のスケジュールなどを確認しました。
去年の上伊那アクションの様子です。
当日は、午前10時30分から伊那市のいなっせ北側広場で集会が開かれ、脱原発を訴えるリレートークとパレードが行われます。
午後1時からは、チェルノブイリ救援・中部理事長の原富男さんと、理事の神野英樹さんが「菜の花で拓く放射能汚染農地」をテーマに講演します。
フクシマを忘れない上伊那アクションは、原発のない社会を目指して実行委員会が行っているもので今回で3回目になります。 -
公立高校後期選抜試験志願者数
長野県教育委員会は6日に行われる公立高校後期選抜試験の志望変更受付締め切り後の集計結果を1日発表しました。
上伊那では赤穂の商業が1.28倍で最も高い倍率となっています。
辰野普通は71人が志願し0.99倍。
商業は20人 1倍です。
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桃の節句を前にひな祭り
3月3日の桃の節句を前に南箕輪村の中部保育園で1日ひな祭りが行われました。
ひな祭りでは園児が歌を歌い桃の節句を祝いました。
室内の照明が落とされると保育士がお雛様のパネルシアターを披露しました。
高橋留美園長は「ひな祭りは女の子の健やかや成長を願う祭りでした。今はみんなが幸せになれるように願うようになったと言われています。みんな元気に大きくなって下さい。」と呼びかけていました。
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天竜川漁協「連絡の不備に憤り」
先月27日に岡谷市の諏訪湖釜口水門の放流ゲートの不具合により天竜川の水位が上昇したことについて天竜川漁業協同組合の
小野文成組合長は伊那ケーブルテレビの取材に「連絡の不備に憤りを感じる」と答えました。
1日の取材に小野組合長は「ザザムシ漁がこの時期まだやってますし渓流釣りも解禁となっていますから時間帯によってはどうなっていたか分からない。」と話していました。
諏訪建設事務所の発表によりますとゲートの不具合が発生したのは先月27日の午後4時50分頃で6つある放流ゲートのうち2つが突然全開になったということです。
午後5時30分に水防警報を発令し不具合のあったゲートが全て閉じたのは午後7時30分だったということです。
今回の件について諏訪建設事務所の丸山義廣所長は「下流の住民をはじめ関係者に心配をかけて申し訳ありませんでした。
原因は調査中で分かり次第工事を行い再発防止に努めたい。
下流への連絡系統についても検討していきたい。」とコメントしています。
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巣立ちの春 伊那北卒業式
上伊那の高校のトップを切って伊那市の伊那北高校で卒業式が1日行われ、生徒たちは慣れ親しんだ学び舎をあとにしました
伊那北高校では今年度 男子127人・女子112人の合わせて239人が卒業を迎えました。
式では卒業生全員の名前が呼ばれ斉藤則章校長から代表の皆川彩夏さんに卒業証書が手渡されました。
斉藤校長は「社会では、しなやかで強靭な心で困難に立ち向かい、一人一人が持っている力を発揮し、活躍して下さい」と式辞を述べました。
卒業生を代表して小牧航輝さんは教職員や保護者、地域の人達へ感謝の言葉を述べ、後輩へは高校での時間を大切にしてほしいと呼びかけました。
式の後、各クラスでは最後のホームルームが行われました。
3年C組では、担任の有賀政春教諭から1人ひとりに卒業証書が手渡されました。
伊那北高校では、卒業生全員が進学を希望しています。
上伊那の高校では今年度およそ1,500人が卒業を迎え、卒業式のピークは2日となっています。
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箕輪町議会・南箕輪村議会 3月定例会開会
箕輪町議会3月定例会が、28日開会し、来年度の一般会計当初予算案など24議案が提出されました。
箕輪町議会には、総額93億3,600万円の来年度一般会計当初予算案などが提出されました。
白鳥政徳町長は、「人としごとのながれをつくり 選ばれる町 みのわを目指したい」と話しました。
箕輪町議会3月定例会は、来月7日・8日に一般質問、18日に委員長報告と採決が行われ閉会する予定です。
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県議選 定数2の上伊那郡区は現職1人新人2人
定数2の上伊那郡区には現職1人と新人2人の、合わせて3人が出馬を表明しています。
共産党の新人で南箕輪村の山崎健志さん58歳。
自民党の現職4期目で辰野町の垣内基良さん69歳。
無所属の新人で宮田村の清水正康さん44歳です。
定数2の上伊那郡区は3人が立候補を予定していて、他に表立った動きはありません。
前回の県議選まで2回連続で出馬していた、元箕輪町議の寺平秀行さんは今回の県議選への出馬は見送るとしています。
県議選は3月29日告示。4月7日投開票となっています。
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県議選 定数2の伊那市区は現職2人新人1人
任期満了にともなう県議選の告示まで1か月となりました。
これまでに出馬を表明している
伊那市区と上伊那郡区の立候補予定者を表明順に紹介します。
定数2の伊那市区にはこれまでに現職2人、新人1人の合わせて3人が出馬を表明しています。
自民党の現職5期目で西町の向山公人さん76歳。
自民党の現職1期目で東春近の酒井茂さん66歳。
共産党の新人で前原の橋本明典さん62歳です。
定数2の伊那市区には3人が立候補を予定していて8年ぶりの選挙戦となる見通しです。 -
りんご学習伊藤さん夫妻に感謝
伊那市の東春近小学校の4年生は、りんごの栽培体験学習でお世話になった地域の人を招いて、感謝の会を、28日に開きました。
この日は、長年東春近小のりんご学習を受け入れている農家や、指導にあたった上伊那農業改良普及センターの職員を招き、感謝を伝える会を開きました。
畑とりんごの木を提供してきた伊藤一路さんが去年12月に91歳で亡くなり、この日は妻の豊子さんが出席しました。
児童らは、葉摘みや収獲など今年度の学習を振り返り「農家の皆さんの苦労が分かりました」「りんごを食べる時は育てることの大変さを思い出しながら味わいたい」と発表しました。
今年度は、つがるとふじおよそ1.4トンを収穫したということです。
伊藤一路さん・豊子さん夫妻は、24年前から毎年、東春近小のりんご学習を受け入れています。
一路さんは今年度、去年5月に学校で行った葉摘みの説明会のみ出席し、その後は体調を崩して入院していました。
入院したことを知った児童たちは、一路さんのことを思い千羽鶴と手紙を届けたということです。
児童たちは感謝の気持ちを込めて歌を歌いました。
りんご学習は来年度以降も続けられるということです。 -
南部小 新教室棟にタイル
南箕輪村南部小学校の6年生は、現在建設工事が進められている新しい教室棟の昇降口のタイルのデザインを考え、28日に貼りました。
この日は、タイルのデザインを考えた6年生29人が作業を行いました。
南部小学校では、新しい教室棟の増築に合わせて児童たちの思い出づくりになるイベントを計画し、6年生は昇降口のタイルのデザインを考えました。
校章にもあり学校のシンボルになっている「鳩」をモチーフにしたデザインで、1月から話し合い決まったということです。
1つは大空に舞う鳩を、もう1つは枝に止まっている鳩を表現しています。
6年生以外に、4年生と5年生もトイレの窓のデザインや洗面所のタイル貼りを体験したということです。
新しい教室棟は3月下旬に完成する予定で、新年度からは低学年2クラスが使用する予定です。
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豊島区の卒園児に花束
箕輪町は、卒園を迎える東京都豊島区の保育園・幼稚園の園児に、上伊那産のアルストロメリアを贈ります。
28日は役場で、花束のラッピング作業が行われました。
箕輪町と東京都豊島区は防災協定などを結び、平成17年から交流を進めています。
今年度初めて、卒園を迎える保育園と幼稚園の年長園児に、卒園の祝い品として、上伊那の花きの主力品種「アルストロメリア」を贈ることにしました。
花は全部で5色で、豊島区の22の園合わせて470人分を用意します。
花を通じた交流は、過去には豊島区から桜の苗木の贈呈があり、役場や萱野高原に植樹されています。
箕輪町では「豊島区民一人ひとりとの交流に繋げていきたい」としています。
花は、3月2日の卒園式で配られるということです。 -
女性活躍推進事業 報告書まとまる
伊那市と伊那商工会議所女子会プロジェクト委員会が連携して行っている女性活躍推進事業の報告書がまとまりました。
女性の活躍推進について賛成と答えた女性は79%だったのに対し、自身が活躍したいと答えた女性は43.6%にとどまりました。
アンケートは女性活躍やワーク・ライフバランスについて伊那商工会議所の会員企業と企業で働く女性や子育て支援センターの利用者に聞きました。
企業は360社、女性は291人から回答がありました。
企業に対し「女性の活躍推進についてどのように考えていますか?」との質問には66%が推進していると回答しています。
「女性が結婚や妊娠、出産の後も就業を継続させることについては80%が働き続けて欲しいと答えています。
一方、女性に対しての質問では活躍推進について79%が賛成と回答しています。
あなた自身は活躍したいかとの問いには、活躍したいが43.6%、管理職への打診があれば受けたいかの問いに、受けると回答した人は、21.6%にとどまりました。
女性の活躍を進める上での問題点として30%の女性が家事・育児の両立が難しい、19%が上司や同僚の男性の認識や理解が不十分だとしています。
結果をもとに来年度は、女性交流会の開催や企業の管理職者を対象にした女性活躍のための講演会などを開催する予定です。
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県議選 清水さん出馬表明
4月7日に投票が行われる県議選上伊那郡区に宮田村の新人・清水正康さんが出馬する事を27日正式に表明しました。
出馬にする理由について清水さんは「住民の方々の声を丁寧に聞き、不安や疑問を解消するようしっかりとやっていきたい。現場の目線・声を大切に現役世代や子育て世代を巻き込んで、住民の人たちが安心して暮らせる地域づくりをしていきたい」と述べました。
清水さんは27日宮田村内の後援会事務所で会見を開き、正式に出馬することを表明しました。
清水さんは「若者の代表として、上伊那の皆さんが安心して暮らせる環境づくりを県政へ届けたい」としています。
清水さんは宮田村出身の44歳です。
平成16年から宮田村議会議員を4期、平成28年からは議長を務め、県議選への出馬のため21日に村議を辞職しました。
定数2の県議選上伊那郡区にはこれまでに辰野町で自民党の現職・垣内基良さんと、南箕輪村で共産党の新人・山崎健志さんが出馬を表明しています。
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上伊那広域連合 2月定例会
上伊那広域連合議会の2月定例会が27日開かれ、総額25億円となる来年度の一般会計当初予算案など10議案が提出され、原案通り可決しました。
上伊那広域連合の来年度の一般会計当初予算案は総額25億円で今年度と比べ65億円の減額です。
伊那市富県の新ごみ中間処理施設・上伊那クリーンセンターの建設事業が完了したことで予算が減額したという事です。
来年度の主な事業は上伊那クリーンセンターの管理費に4億円、伊那中央清掃センターの解体準備に3千万円、情報センターのシステム改修などに1億円などとなっています。
提出された予算案は、全会一致で可決しました。
また、上伊那クリーンセンターは3月22日に竣工式が行われ、22日は近隣住民を対象に、23日は一般を対象に見学会が開かれる予定です。
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シュール NYコレクション
9日から14日アメリカで開かれたニューヨークコレクションに、南箕輪村のトータルビューティサロン「シュール」の3人がメイキャップアーティスとして参加しました。
ニューヨークコレクションに参加したのは、長野市出身で2回目となる塚田桃子さんと茅野市出身の小平真矢さん、箕輪町出身の古賀絢子さんの3人です。
ニューヨークコレクションは、世界4大コレクションの一つで、9日から14日までの日程で行われました。
3人は、東京の同業者の推薦を受け日本人だけでつくる30人のプロジェクトチームのメンバーとして参加しました。
3人は、去年12月から東京でトレーニングを重ね、本番はデザイナーの意思に合わせたヘアメイクを担当しました。
シュールでは、スタッフが2016年からニューヨークコレクションに参加しています。
3人は、「また機会があれば参加したい」と話していました。
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富県小の児童が麦踏み
伊那市の富県小学校の3年生は27日、学校近くの畑で麦踏み体験をしました。
27日は地元、貝沼の自然環境を守る会のメンバーと3年生26人がおよそ20アールの畑で麦踏みをしました。
去年10月にまいた小麦ハナマンテンは、およそ10センチほどになり、その上を子どもたちが踏んで歩きました。
麦踏みは、冬場の寒さで土が盛り上がってしまうため、踏むことで根をしっかり張らせるよう行うものです。
根を強くすることで収穫量が多くなるということです。
小学生たちは、会のメンバーから、教えてもらいながら踏んでいました。
今後は6月下旬に収穫をし、脱穀する計画です。
3年生は、収穫した小麦をピザやうどん、パンなどにして味わいたいと話していました。
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伊那北高陸上部OBが母校に寄付
伊那北高校陸上部のOBでつくる「陸上部薫友会」は、後輩のために使ってもらおうと26日、10万円を母校に寄付しました。
この日は、陸上部薫友会の堀正秋会長と黒河内浩事務局長が伊那北高校を訪れ、斉藤則章校長に寄付金を手渡しました。
2018年3月に発足し、母校のために何かできないかと、寄付を募ったところ10万円が集まりました。
2人は当時を振り返り、今のように陸上競技場がなく、野球部、サッカー部、ラグビー部と4つの部活合同でグラウンドを使っていたことなどを話していました。
堀会長は「陸上部のみなさんの役に立つものに使ってもらいたい」と話していました。
伊那北高校では、陸上部の生徒らと話し合い、備品の購入などに使いたいとしています。 -
高遠 開花予想4月3日
民間気象情報会社・ウェザーニューズは、今年3回目の桜の開花予想を26日に発表しました。
それによりますと、伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は、4月3日となっています。
26日の高遠城址公園南側の桜の様子です。
まだ蕾は固そうですが、先が黄色に変わり始めているものもあります。
ウェザーニューズの発表によりますと、高遠城址公園の予想は、開花が4月3日、満開が4月9日となっています。
開花・満開ともに、2月14日に発表された第2回予想より1日早くなっています。
ウェザーニューズでは「現在のつぼみの生長は、去年の同じ時期とほぼ同じペースで進んでいて、今後東日本は、4月にかけての気温は平年並か高く、つぼみの生長は順調に進む見込みだ」としています。 -
市ブロック塀補助に32件
2018年6月の大阪北部地震でブロック塀が倒れ女子児童が亡くなったことを受けて伊那市が実施した危険ブロック塀の撤去補助は、これまでに32件あったことがわかりました。
伊那市のまとめによりますと、2月22日現在、相談を受けて現地確認を行ったのが61件で、このうち撤去工事の補助申請があったのが32件だったということです。
補助額はおよそ242万円となっています。
また、無料耐震診断の実施が40件で、実際に補助を使って耐震工事を行った家が9件ありました。
伊那市では、2021年度まで同様の補助を行う予定で、すでに来年度の無料診断希望が16件あるということです。
なお、同様のブロック塀の撤去補助を行っている箕輪町では、これまでに6件、南箕輪村では4件の申請があったということです。 -
箕輪中部小小池君 ドイツ遠征へ
箕輪中部小学校6年の小池悠太郎君は、日本フェンシング協会の海外派遣メンバーに選ばれ、3月3日から1週間ドイツに遠征します。
25日は小池君が箕輪町役場を訪れ、白鳥政徳町長に報告しました。
小池君は箕輪中部小の6年で、南箕輪村の南箕輪わくわくクラブフェンシングスクールで練習をしています。
2018年8月に開かれた、日本フェンシング協会主催の全国大会で3位入賞し、今回の海外派遣メンバーに選ばれました。
ドイツでは、最初の4日間、現地のフェンシングクラブの練習に参加し、その後は欧州各国のジュニア選手が出場する国際大会に出場する予定です。
小池君は「日本のフェンシングとヨーロッパのフェンシングは違うので、良いところを吸収してきたいです」と話していました。
白鳥町長は「レベルの高いヨーロッパで、同じ年代の選手がどんなフェンシングをするのか見て、体感して、さらに強くなれるよう頑張ってください」と激励していました。
なお、箕輪町では同じ国際大会への個人としての出場は、町出身で国内ランク2位の西藤俊哉選手以来となります。 -
ピザ窯小屋づくり 模型で構造学ぶ
南箕輪村の南箕輪小学校3年1組の児童は手作りのピザ窯を雨や風から守るための小屋作りに取り組んでいます。
26日は、小屋づくりを前に15分の1サイズの模型をつくり、構造を学びました。
小屋づくりの活動を知った長野県建築士会上伊那支部が学習のバックアップをしていて、児童らがデザインした小屋を建築士会のメンバーが設計図におこしました。
建築士会のメンバー15人が指導にあたり、設計図をもとに模型をつくりました。
ピザ窯を囲うように、幅3m、奥行2m、高さ2.5mの小屋を作ります。
束と呼ばれる床下の土台になる木材の上に柱を乗せて、少しずつ組み上げていきます。
梁を乗せる工程では、柱が倒れて上手く乗らず、悪戦苦闘していました。
ある児童は「柱が倒れてしまうので難しい」「模型で勉強して格好良い小屋を作りたい」と話していました。
建築士会上伊那支部の辻井俊恵副支部長は「学習を通じて、普段住んでいる家がどんな風にできているのか、理解してもらえたらありがたいです」と話していました。
南箕輪小3年1組では、2019年度から本格的な作業を始め、夏頃の完成を目指すということです。 -
高齢化社会に対応した公営住宅に
高齢化社会に対応した公営住宅など伊那市が整備する市営若宮団地建替事業の概要が25日開かれた伊那市議会全員協議会で示されました。
市営若宮団地は1968年に建設が始まり老朽化が進んでいることにより来年度から建替工事が始まります。
事業では高齢者向け住宅の整備として木造平屋建てバリアフリー構造の集合住宅1棟20戸を建設します。
建物には交流スペースが設けられるほか通報設備が設置されます。
また隣接して若宮団地全体や周辺地域を対象に介護サービスを提供する看護小規模多機能型居宅介護施設が建設されます。
伊那市では社会参加を通じて高齢者の介護予防を図り魅力ある団地や地域を目指すとしています。
市営若宮団地建替事業には来年度3億円の予算が計上されていて
高齢者向け住宅のほか一般公営住宅の建設や既存住宅のリフォームなどが計画されています。
伊那市議会全員協議会ではほかに伊那市観光株式会社が指定管理者となっている、みはらしの湯と
さくらの湯などについて上下水道使用料や燃料代などを伊那市が負担することにより安定経営に努めることが報告されました。
これにより平成31年度の伊那市観光株式会社の負担は1400万円軽減されるということです。
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シニア大学伊那学部 卒業式
長野県シニア大学伊那学部の卒業式が13日伊那合同庁舎で行われました。
シニア大学で学んだ69人が2年間の課程を修了し卒業しました。
シニア大学は、仲間とともに健康でいきいきと社会活動を実践する人を養成するための大学です。
おおむね50歳以上が対象で、2年間で防災や県政、ボランティア活動など広い分野について学んできました。
伊那学部長の寺井直樹・伊那保健福祉事務所長は「地域活動にかかわり、要となって活躍してください」と式辞を述べました。
卒業生を代表して伊那市の竹内春利さんは「共に学んだ仲間とのつながりを大切に、これからも仲間からパワーを頂き生きていきたいです」と話していました。
シニア大学は昭和53年に長野県老人大学として開校しました。
これまでに県全体で4,800人が卒業し、伊那学部では今年度を含め4,651人が卒業しています。
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つつむの語呂合わせ餃子デー
2月26日のつつむの語呂に合わせて26日、伊那市のベルシャイン伊那店で、餃子の日感謝デーが行われました。
店舗の外にブースが設けられ、伊那餃子会に加盟している4店舗が出来立てを提供しました。
通常は1人前400円から800円で提供されていますが、この日は300円で提供されました。
今回初めて、北九州から取り寄せた「福岡県八幡ぎょうざ」も販売されました。
また、イベントを通して伊那市をPRしようと、信州伊那谷ガレット協議会も参加しガレットを販売していました。
伊那餃子会では、2月26日をつ・つ・むの語呂に合わせた「餃子の日感謝デー」として位置づけ、7年前から毎年イベントを行っています。
昼時になると多くの人が買い求めていました。
伊那餃子会では、桜の時期に合わせて4月6日と7日に春日公園で伊那餃子まつりを開催する予定です。 -
伊那中央病院の新院長に本郷一博教授
伊那中央病院の川合博院長が今年度で退任することにともない、新たに信州大学医学部付属病院の本郷一博教授が院長に就任することが25日分かりました。
本郷教授は1953年生まれの65歳で伊那市出身です。
伊那北高校を卒業後、信州大学医学部に進み現在は信州大学医学部脳神経外科教授です。
これまでに信州大学医学部付属病院の病院長などを歴任し専門は
脳腫瘍の外科治療などで新院長就任は4月1日です。
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高遠城址公園の開園3月23日
例年4月1日に開園している高遠城址公園について伊那市は
桜の開花の予報が早まっていることなどから今年は3月23日とすることを決めました。
入園料については例年通り開花宣言の翌日からとしています。
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長藤健康増進施設3月31日で閉館
伊那市高遠町の長藤健康増進施設が機器の故障や、今後増収が見込めないことなどから3月31日をもって閉館することが25日の伊那市議会全員協議会で報告されました。
介護予防や健康維持・推進を目的とした長藤健康増進施設は、旧高遠町時代の平成12年4月に、長藤診療所リハビリステーション施設として利用が開始されました。
去年、12月にプールの水温と室温を一定に保つ機器が故障したことに伴い現在は臨時休館となっています。
故障した機器は交換部品がなく本体の交換におよそ300万円が必要となるということです。
また、平成29年度の施設の運営費が424万円だったのに対し、利用収入は、51万円あまりで、機器を修理しても今後増収が見込めないとして3月31日をもって閉館するとしています。
併設している機器訓練室については後利用を検討しているということです。
また常勤医師が3月末で定年退職する長藤診療所に4月から上伊那地域に住む50代の男性医師が週1回水曜日に非常勤医師として勤務することも報告されました。
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高校入試後期選抜志願者数
長野県教育委員会は、来年度の高校入学者後期選抜志願者数を25日発表しました。
上伊那8校で最も倍率が高いのは、赤穂高校普通科の1.37倍となっています。
辰野普通は66人が志願で0.92倍。商業は20人1倍です。
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市議会3月定例会開会
伊那市議会3月定例会が25日開会し、上新山の総合整備計画についてや来年度の当初予算案など36議案が提出されました。
上新山の総合整備計画は老朽化が進んでいる新山保育園の建設や、ふるさと体験館の改修、トンボの楽園の環境整備事業などを行うものです。
事業費は4億2,780万円で、期間は来年度から2023年度までの5年間です。
このほか、総額322億8,600万円となる来年度の一般会計当初予算案など合わせて36議案が提出されました。
3月定例会は、来月6日から8日までが一般質問、18日に委員長報告と採決が行われます。
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AI搭載乗合タクシー3月試験運行
伊那市が2021年度からの本格運行を目指しているAI自動配車システムを搭載したドアツードアの乗合タクシーについて、市は3月12日から高遠町と長谷地区を対象に試験運行を行います。
これは、25日開かれた伊那市議会全員協議会の中で報告されたものです。
ドアツードア乗合タクシーは、AI自動配車システムが搭載されていて、AIがリアルタイムで効率的な走行ルートを決め、車内のタブレット端末を通じて自動でドライバーに指示を出します。
試験運行の期間は、来月12日から16日、利用できるのは、高遠町の西高遠・東高遠・河南、長谷の非持山・非持・溝口の住民です。
期間中は市内3社のタクシー会社の協力のもと4台のタクシーが運行します。
住民はWEBまたは電話で乗車予約をし、迎えに来たタクシーで目的地へ向かいます。
利用には事前登録が必要で、22日までに51人が登録しているということです。
運行エリアは、利用対象者の居住地域と市街地の中心部で、運賃は無料となっています。
この試験運行は伊那市と東京都の株式会社オリエンタルコンサルタンツが共同で行います。
伊那市では、より利便性が高く効率的な公共交通の運行のためサービス導入に向けた取り組みを進めていて、2021年度からの本格運行を目指しています。