-
専門学生が水生昆虫調査
長野県公衆衛生専門学校の学生が伊那市荒井の小沢川で27日、水生昆虫調査を行いました。
27日は、専門学校2年生の学生19人が調査を行いました。
小沢川に生息する水生昆虫を採取して種類を特定し、川の水質を判定するものです。
講師をつとめたのは、長野県自然観察インストラクターの野口(のぐち)輝(てる)雄(お)さんです。
野口さんは、「川幅や水温などの違いで水生生物は棲み分けをしている。水質調査をすることでそれぞれの生物に違いがあることを学んでほしい」と話していました。
生物学の授業では、野外での調査を定期的に行っています。
授業では、魚の解剖なども行うということです。 -
7人の洋画展 大作ならぶ
上伊那在住の洋画家7人による絵画展「第4回信州創展」が、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
作品展は上伊那在住の洋画家7人でつくる「創の会」が開いたものです。
2013年から1年おきに開催していて、今年で4回目です。
会場には26点が並んでいて、人物や風景を油絵や水彩画などで表現しています。
中には大きさが2メートル四方の作品もあります。
信州創展の事務局を務める坂本勇さんは「7人の画家それぞれが表現した独自の世界観を感じ取ってほしい。」と話していました。
第4回信州創展は来月2日(日)まで開かれています。
最終日には7人によるトークイベントが開かれるということです。 -
元協力隊員が村の野菜をPR
宮崎県出身で、昨年度まで南箕輪村の地域おこし協力隊として活動していた内山祐輔さんは、村内の野菜を県外に売り込む会社を起業しました。
28日は、南箕輪村北殿の空き家をリフォームした事務所で、野菜の梱包作業などを行っていました。
「株式会社ベジかける」と名付けた会社では、村内の農産物を、生産者と一緒に県外に出向いて販売し、野菜を通じた地域間交流を図ります。
事務所の入口では、地元の旬の農産物や、内山さんの出身地宮崎県のフルーツも販売しています。
内山さんは、地域おこし協力隊員として味工房の直売所で働いた経験から、多くの人に村で獲れた野菜を味わってもらおうと、起業しました。
内山さんは「うまくアピールできていない部分があることを感じていた。売り込みに行って、生産者と消費者の精神的な距離を縮めることができればと思います」と話していました。
利用している建物は3階建てで、今後、2階部分では異業種の人たちが情報交換をしながらインターネットを使って仕事ができる「コワーキングスペース」にする計画です。
内山さんは「村内には集まって話ができるようなコミュニティスペースがないとも感じていたので、そういう場所を自分で作っていこうと思い計画した」と話していました。
コワーキングスペースは、7月頃の完成を目指しているということです。
なお、ベジかけるの農産物の販売はすでに始まっています。 -
高校生が企業を視察
ハローワーク伊那などは、就職を希望する上伊那の高校3年生を対象にした産業視察会を、27日に開きました。
今年は、去年より80人ほど多い460人の生徒が19のグループに分かれて上伊那の製造業や建設業38社を視察しました。
このうち、箕輪町の伸光製作所を訪れたグループは、担当者からどのような仕事をしているのか説明を受けていました。
伸光製作所では、電子部品を取り付けるプリント配線板を受注生産しています。
担当者は、「小さなほこり1つでも品質に影響してしまうため、整理・整頓・清掃・しつけの4Sに気を付けている」と話していました。
高校生の就職活動は7月1日から始まり、内定が出るのは9月16日からとなっています。
-
シルバー人材センター定時総会
公益社団法人伊那広域シルバー人材センターの定時総会が、伊那市の伊那文化会館で24日に開かれ、新たに伊那地区の伊藤(いとう)次(つぎ)雄(お)さんが理事長に就任しました。
定時総会では、新理事長の伊藤さんが就任挨拶をしました。
また、理事には新たに浦野重雄さんが就任しました。
伊那広域シルバー人材センターの会員は3月末現在551人で、前年の568人より17人減少しています。
仕事の受注件数は7,099件で、前の年度と比べて356件減少、契約金額は3憶6千万円で、443万円の減少となっています。
伊那広域シルバー人材センターは今後、会員の拡大に向けて1人1会員入会活動の実施に力を入れるということです。 -
信大 ジュース・ワイン販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が育てた山ぶどうを使ったジュースと、ナイアガラを使ったワインの販売が、28日から始まりました。
ジュースとワインに使われているぶどうは、信大農学部の植物資源科学コースと動物資源生命科学コースの学生が育てたものです。
去年10月に、山ぶどう4,500kg、ナイアガラ1,274kgを収穫しました。
去年は、初夏から秋にかけて雨が少なく暖かい日が続き、ぶどうにとっては最適な気候だったため、山ぶどうはここ数年で特に糖度が高い出来になったということです。
ナイアガラも、房が大きく粒が揃い、糖度が高く仕上がったということです。
山ぶどうジュースは835本限定で、1本1,000円、ナイアガラワインは974本限定で、1本1,500円です。
山ぶどうジュースは毎年人気で、去年は2日間で完売したということです。
また今回は、信州大学の創立70周年に合わせて、ワインやジュースの記念セットも販売されます。
山ぶどうのジュースとワインのセットが3,600円。山ぶどうワインとナイアガラワインのセットが4,100円です。
キャンパス内にある生産品販売所で購入できます。
●時間:午前8時45分~午後5時まで
-
上古田でアヤメが見頃
箕輪町上古田の唐澤敬司さんの畑で、アヤメが見頃を迎えています。
唐澤さんの畑は、古田神社西側の小道の先にあります。
12年前から育てていて、およそ2万株のアヤメが植えられています。
ここ数日の暖かさで一気に開花し、現在見頃となっています。
唐澤さんによりますと、アヤメは今週いっぱい楽しめそうだということです。 -
VC長野 巻き返し誓う
バレーボール男子Vリーグ1部VC長野トライデンツの昨シーズン報告会が25日伊那市内で開かれました。
笹川星哉代表は1勝26敗に終わった昨シーズンについて
「格上のチームを相手に苦しいシーズンだった。リーグ終盤は
セットカウントを奪うなど手ごたえを掴むことが出来た。」と
振り返りました。
今シーズンは新たに3人の選手を迎え巻き返しを誓いました。
VC長野は昨シーズンリーグ最下位の10位でしたが2部リーグに1部ライセンス取得チームがなかったため入れ替え戦は行われず今シーズンも1部で戦うことが決まっています。
男子バレーボールVリーグ1部は10月26日に開幕します。 -
土砂災害警戒情報の発表基準を変更
上伊那地域総合土砂災害対策等推進連絡会・幹事会合同会議が
27日伊那市の伊那合同庁舎で開かれ土砂災害警戒情報の発表基準の変更について説明がありました。
土砂災害警戒情報は平成19年から長野県と長野地方気象台が
運用していて各市町村の避難勧告などの発令基準となっています。
長野県全体ではこれまでに134回、上伊那では伊那市で11回
発表されています。
ただ警戒情報を発表中に実際に土砂災害が発生した割合は62%で、災害が発生していて警戒情報が出されていない見逃しが25件あったということです。
伊那市での災害発生件数は3件でうち2件の見逃しがあったということです。
これらから土の中の雨の量と1時間の雨の量から設定する基準を見直し2月から運用を始めています。
県では基準の見直しにより土砂災害発生の見逃しを無くしていくとしています。
また山間部など人的社会的被害があまり発生しない地域については土砂災害警戒情報の発表を行わないとしています。
会議には県や市町村などの防災担当者約30人が出席し災害時の連携について確認していました -
災害バイク隊がドローン操縦訓練
伊那市の災害バイク隊が27日伊那市の天竜川・三峰川合流点河川敷でドローンの操作訓練を行いました。
訓練は梅雨前線の影響による長雨で土砂災害が発生し孤立した人が多数いるとの想定で行われました。
バイク隊はドローンで災害現場を撮影し被害の情報収集にあたります。
ドローンの指導にあたったのは一般社団法人信州伊那宙代表で
ドローンコンサルタントの蟹澤幸一さんです。
蟹澤さんは「実際の災害現場では障害物があることが想定される。接触や落下など二次被害に注意して飛ばしてください。」とアドバイスしていました。
災害バイク隊は車で行くことができない災害現場に駆け付け情報収集することなどを目的に平成24年に結成され現在8人が活動しています。 -
3日連続で真夏日
27日の伊那地域の最高気温は31.7度で3日連続の真夏日となりました。
伊那市の春日公園では訪れた家族連れが日陰で休む姿が見られました。
27日の伊那地域は午後1時28分に最高気温が25日と同じ31.7度を記録しました。
これは平年より8.7度高く、3日連続の真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと28日は前線や湿った空気の影響を受け曇りがちとなり気温も平年並みに戻ると予想しています。
-
スマート農業実証実験 田原で始まる
長野県と伊那市、農家などが連携してスマート農業技術を導入し作業の効率化を図る実証実験が、東春近田原の水田で行われました。
27日は、農事組合法人田原が管理する水田で初めての実証実験が行われました。
今回紹介されたのは、ドローンによる農薬と肥料の散布を行う産業用マルチローター、GPSによる直進アシスト機能を搭載した田植え機、スマートフォンを使い遠隔操作で水田の管理ができる自動給水栓の3機種です。
実証実験は、農家や信州大学の学生などおよそ160人が参加し、メーカーの説明を受けました。
産業用マルチローターは、これまでの除草剤などを背負って撒く作業と比べ2分の1以下の時間で行うことができるということです。
価格はドローン本体に免許取得費用などを合わせておよそ300万円です。
直進アシスト機能付き田植え機は、ハンドルの自動制御により機械操作が不慣れな人でも簡単にまっすぐ苗を植えることができるということです。
価格はおよそ480万円です。
他に自動給水栓は、遠隔地からスマホ操作で入水・止水をコントロールできます。
本体とセンサーは1基合わせておよそ14万円です。
田原では、すでに11基を導入していて、今年度新たに22基を設置する計画です。
実証実験は、長野県や伊那市、農事組合法人田原、信州大学、農機具メーカーなど12の機関が連携してIT技術を活用したスマート農業を進めようと行われたものです。
今年度から2年間かけて効果を検証し、最新の農業技術の普及を図る他、農業の省力化に取り組みます。
次回は7月を予定していて、草刈機の実演などを行います。 -
天竜川でバス釣り大会
天竜川漁業協同組合は、天竜川に生息する外来魚を駆除するためのバス釣り大会を、26日に開きました。
大会は、辰野町から南箕輪村までの天竜川で開かれました。
天竜川漁協では、5月9日からアユの稚魚を放していますが、ブラックバスとブルーギルに食べられてしまうことが多いということです。
中でもブラックバスは繁殖力が強く、駆除が追い付いていない状況だということです。
大会には、県内外から75人が参加しました。
釣った魚は袋に入れて重さを計っていました。
天竜川漁協では「ブラックバスを釣ったら川にリリースせず、釣りを楽しんでもらいたい」と話していました。
大会の結果、辰野町の男性が14kgで優勝。参加者全体では、88.5kgを釣り上げました。
漁協では9月上旬まで1kg400円でバスの買い取りを行っています。 -
南原のフクロナデシコ見ごろ
南箕輪村南原の国道361号沿いにある伊藤(いとう)照夫(てるお)さんの畑でフクロナデシコが見ごろとなっています。
畑はおよそ40アールで、ピンク色のフクロナデシコが一面に咲いています。
今年は例年より5日ほど咲き始めが遅いということで、今が見ごろを迎えています。
27日は県内外からフクロナデシコを見ようと訪れていました。
伊藤さんによると花は来月10日ごろまで楽しめるということです。 -
教育の精神受け継ぐ 進徳館の日
高遠藩の藩校「進徳館」の教育の精神を受け継いでいこうと、進徳館の日の行事が伊那市高遠町で25日行われました。
式典は、高遠城址公園内の高遠閣で行われ、市内からおよそ160人が訪れました。
進徳館は、1860年に高遠藩の当時の藩主内藤頼直が創設しました。
伊那市では、その教育の精神を見つめ直し現代に受け継いでいこうと毎年進徳館の日の行事を行っています。
式典で、進徳館の教えにならった教育に取り組む高遠北小学校の小出豊校長は、そばの栽培など食を通じた活動を例にあげ、「児童はより良いものができるよう試行錯誤し、意欲的に学習に取り組めている」と話していました。
伊那市の林俊宏副市長は「進徳館から続く実践や体験を重視した伊那市の教育がより充実していく事を願います」と話していました。
-
吹奏楽クラブが力強い演奏を披露
伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブの定期演奏会が26日伊那文化会館で開かれました。
定期演奏会は今回が29回目となります。
ポピュラーな音楽や聴きごたえのある吹奏楽曲など三部構成の演奏会で部員約50人が力強い演奏を披露していました。
-
バラで彩り 伊那まちバラぶらり
伊那市の中心商店街をバラで彩る、伊那まちバラぶらりが26日から始まりました。
伊那市中心商店街の西町から山寺までの県道沿いには1000鉢を超えるバラが並んでいます。
伊那まちバラぶらりは「花と音楽に誘われぶらり歩いてみたくなる街」をコンセプトに商店主らでつくる実行委員会が行っているものです。
初日の26日は生け花の講師を務める伊那市の唐木さちさんが
バラの生け方を紹介し花を際立たせる剪定の仕方などについてアドバイスしていました。
セントラルパークではミニコンサートが開かれ訪れた人たちが音楽を楽しんでいました。
にんべん酒店前ではバラにちなんだ丼ぶりやワインが振舞われていました。
来月9日には伊那市内の個人のバラの庭を巡るツアーも予定されています。
参加無料、定員は25人でマイクロバスを使ってバラの庭を巡る予定です。
伊那まちバラぶらりは来月23日までで協賛店によるバラのスイーツの販売や手作りアート教室などが予定されています。
-
2日連続の真夏日
26日の伊那地域の最高気温は31.4度で2日連続の真夏日となりました。
真夏日となった26日、箕輪町のみのわ天竜公園では水遊びをする子どもたちの姿が見られました。
最高気温は平年を8.6度上回る31.4度で2日連続の真夏日となりました。
この暑さは27日も続く予想で長野地方気象台では暑さに慣れていな時期で熱中症の危険が特に高くなるとして水分をこまめに
補給するなど対策を十分とるよう呼びかけています。
-
ステンレス作品 新作完成
伊那市御園のステンレス工芸作家、小坂洋一さんは、今月29日から東京の国立新美術館で始まる展示会「第90回第一美術展」に新作を出品します。
伊那市御園の小坂洋一さん。
ステンレス工芸作家です。
自宅横の工房で制作に励んでいます。
作品の出来る工程を見せていただきました。
使う材料は全てステンレス。
専用のカッターで切っていきます。
これは・・・何になるのでしょうか。
小坂さん「口と眉毛、あと目と鼻を溶接して・・・笑っている時にはほっぺたを膨らませて・・・」
目はナット。大きく開いた口。
少年の目から溢れ出す大粒の涙。
細かいところまで表現されています。 -
ガールスカウト第26団入団式
ガールスカウト第26団の入団式が25日、伊那市の福祉まちづくりセンターで行われました。
新入団員は小学校低学年が加入するブラウニー部門に4人、小学校高学年のジュニア部門に1人です。
5人は入団の証として、平澤恵美子団委員長からチーフをかけてもらいました。
平澤恵美子団委員長は、「自らやりたいことを見つけて『みんな仲良く』を合言葉に、仲間と協力して取り組んでほしい。」と話していました。
-
車屋産業適地を(株)隆峯に売却
伊那市は、東春近の車屋産業適地を、東京都の食品製造・販売会社に売却します。
24日は市役所で調印式が行われ、食品の製造・販売を行う株式会社隆峯の酒井壤一社長と白鳥孝伊那市長が契約書を取り交わしました。
隆峯は、東京都杉並区に本社があり、主に学校給食や生協向けに業務用の冷凍餃子や饅頭の製造・販売を行っています。
酒井社長が伊那市美篶出身ということから伊那への工場建設を決めたということです。
市が売却したのは、伊那市東春近の車屋産業適地の1区画です。
面積は3,300平方メートル、売却額は3,000万円あまりです。
隆峯では冷凍食品を造るための新工場を建設する予定で、製造能力は現在の2倍~3倍になるということです。
操業開始は来年4月の予定で、新規雇用は35人ほどの計画です。
酒井社長は「伊那市に工場を建てるのが夢だった。とても良い土地を紹介いただき喜んでいます」と話していました。
なお、残っている伊那市の産業用地は、小黒原産業適地の1区画のみとなります。
-
最高気温31.7度 5月史上2位
25日の伊那地域の最高気温は、31.7度と5月の観測史上2位の暑さとなりました。
25日の伊那地域の最高気温は午後3時15分に31.7度と、今年初の真夏日となりました。
5月の観測史上最高は2015年5月27日の31.8度で、それに次ぐ2位の暑さとなります。
伊那市の中心市街地では半そでの人や帽子をかぶって歩く人の姿が見られました。
上伊那広域消防本部によりますと、午後3時現在、伊那市の49歳の男性が運動中に熱中症の症状で搬送されたということです。
男性は命に別状はないということです。
長野地方気象台によりますと、30度を超える暑さは来週の月曜日まで続くと予想しています。
-
箕輪町安全安心の日の集い
箕輪町安全安心の日の集いが24日、町文化センターで開かれ、住民170人が防災教育に詳しい有識者の話を聞きました。
講師は、東京大学大学院 総合防災情報研究センター特任教授の片田敏孝さんです。
片田さんは、岩手県釜石市で津波防災教育に取り組んでいます。
片田さんは「自然災害が猛威を振るう中、行政への依存をやめ地域一体となって適切に避難できるよう取り組んでほしい」と話していました。
箕輪町はWHO世界保健機関から安全安心なまちづくりの取り組み「セーフコミュニティ」の認証を受けていて、認証を受けた5月12日を「箕輪町安全安心の日」と定めています。
24日は住民や町職員などおよそ170人が参加しました。
箕輪町セーフコミュニティ推進協議会会長の白鳥政徳町長は、「具体的な取り組みを通じてセーフコミュニティの認知度を上げていきたい」と挨拶しました。
-
入笠山 開山祭
夏山シーズンを迎え、伊那市と富士見町にまたがる標高1,955mの入笠山で25日、開山祭が行われ、登山者で賑わいました。
入笠山は、山頂近くまでゴンドラや車道が通じていて、登山口から頂上までは30分ほどで登ることができます。
25日は、県内外から多くの登山客が訪れ、頂上を目指して歩いていました。
標高1,955mの入笠山頂上に到着です。
頂上では、360度のパノラマが広がり、富士山を眺めることもできます。
登山者たちは目の前に広がる景色を眺めながら写真を撮ったり、仲間たちと弁当を広げていました。。
また、25日は登山口で山開きの神事が行われました。
伊那市と富士見町でつくる入笠山観光連絡協議会が毎年この時期に行っています。
伊那市や富士見町、JA上伊那などの関係者が出席し、今シーズンの安全を祈りました。
他に、諏訪アルプホルンクラブによる演奏も行われました。
入笠山では、様々な山野草を楽しむことができ、これからスズランやクリンソウなどの花が見ごろを迎えます。
-
JA上伊那 支所再編案承認
JA上伊那総代会がきょう開かれ支所の再編や広域営農センター導入など今年度から2021年度までの3か年の事業計画案が承認されました。
24日はJA上伊那本所で第23回総代会が開かれ組合員200人ほどが出席しました。
JA上伊那では、農協法の改正により10年後を見据えた長期構想と共に今年度から実施する具体的な3か年計画を設定しました。
3か年計画では農業生産の基盤強化を重点項目にしていて、来年度までに12の小規模支所の廃止や上伊那を3つのエリアに分け農業指導員を重点的に配置する広域営農センター制を導入するとしています
御子柴茂樹組合長は「国際貿易交渉など課題は山積しているが、10年後に向けて地域に必要な組織を目指していきたい」と挨拶しました。
JA上伊那の今年度の農畜産物の販売目標は141億円です。
-
豆からつくる味噌づくり体験
箕輪町は上古田の畑で、年間を通してみそづくり体験を行います。
「みそ部」と題し、大豆の種まきから味噌づくりを行い、3月まで6回体験会があります。
25日はその第1回で、種まきを行いました。
体験会には12組22人が参加していて、町外や県外出身の人もいます。
講師には有機農業を行っている農家を招き、農薬や化学肥料を使わずに大豆を栽培します。
味噌づくりに必要な米麹には箕輪町産の無農薬米を使い、仕込み水には「長岡の延命水」を使うというこだわりです。
箕輪町は「農家以外の人に身近な食を一から作ってもらい、地元の知恵を楽しんでもらいたい。また、農家減少の対策になれば嬉しい。」と話しています。 -
空き店舗エリア 徐々に活気が
伊那市駅北側にある空き店舗だった場所に「中華料理」と「串揚げ」の2店舗が今週オープンしました。この一角では去年11月から1店舗が営業していて、徐々に明かりがともり始めています。
伊那市駅から徒歩1分ほどの場所にあり、かつて居酒屋など8軒が営業していた一角です。
新たにオープンしたのは「中国菜 木燕(ムーエン)」と「串カツじゃんじゃん」です。
木燕の店主 木嶋正明さんは、伊那市高遠町出身で高校を卒業し、調理師の専門学校をへて関東の中華料理店で修行をしていました。
数年前に帰郷した時に商店街が閑散としていた事にショックを受け、街に活気と笑顔をもたらしたいとUターンし店を出す事を決めました。
中国内陸部の料理が専門で、香辛料や発酵させた食材を使うのが特徴だという事です。
営業は午後5時から午後10時30分です。(定休:日・第二月曜日)
串カツじゃんじゃんは、大阪発祥の庶民の味を提供します。
串カツの値段は1本100円から250円です。
東京都出身で飯島町に住む店長の本部大悟さんは、伊那産の野菜や肉にこだわって提供していきたいと話します。
営業は平日が午後6時から午後11時、週末の金曜日と土曜日が午前0時までです。(定休:日・月曜日)
上伊那の飲食店の経営者などでつくる「アスタルプロジェクト」が3年前からグルメ横丁として復活させようと活動しています。
この一角ではあと居酒屋と小料理屋が開く予定で合わせて5店舗でグルメ横丁として7月にグランドオープンします。 -
伊那谷アグリイノベーション総会
伊那谷の産学官が連携し、農林畜産業などで新たな産業創出を目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構の今年度の総会が、23日、南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
アグリ推進機構は、薬草・薬木、スマート農林業など6つの勉強会に分かれて、産業化の検討を進めていて、信州大学農学部にある技術やノウハウを企業や行政の要望に生かそうと取り組んでいます。
昨年度は、入野谷ソバの育成とブランド化、南アルプスの獣害対策などに取り組みました。
今年度は、伊那谷地域の教育研究機関との連携強化に努め、会員の増員を図り、6次産業化へ向けた取り組みを進めるとしています。
-
上伊那書道展 26日まで
上伊那書道協会の会員などによる「第53回上伊那書道展」が、伊那市の伊那文化会館で、開かれています。
展示会には書道協会の会員と一般の参加者による104点の作品が展示されています。
展示会にテーマはなく、参加者はそれぞれが漢字や仮名の書体の作品を出展しています。
上伊那書道協会は上伊那に在住しているプロの書道家や愛好家で結成されていて、約70人が加入しています。
上伊那書道協会の泉石心会長は、「若い世代の人たちにも足を運んでもらい、書道を好きになるきっかけをつくってもらいたい。」と話していました。
第53回上伊那書道展は、26日(日)まで開かれています。
-
松本山雅FCのホームタウン目指す
箕輪町の白鳥政徳町長は町がサッカーJ1松本山雅FCのホームタウンを目指すとの考えを24日明らかにしました。
白鳥町長は24日箕輪町役場で開かれた記者会見で町が松本山雅FCのホームタウンを目指すとの考えを示しました。
今年1月には町内で松本山雅のJ1昇格を祝う会が開かれるなど互いの関係が深まっています。
ホームタウンとなることでイベントに選手や関係者を招待できるなど交流が活発化し町の活性化につながることが期待されています。
町によりますとホームタウンになるためには300万円以上の出資やJ リーグ理事会の承認が必要だということで今後手続きを始めていくとしています。