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防犯ポスター 矢野さん知事賞
伊那市の東部中学校1年の矢野樹(いつき)さんが描いた防犯ポスターが、長野県防犯ポスターコンクールで最高賞の県知事賞を受賞しました。
17日は矢野さんが伊那警察署を訪れ、駒村公孝署長に受賞を報告しました。
矢野さんのポスターは「特殊詐欺」の被害防止を呼びかけるもので、特に色使いにこだわったということです。
矢野さんは「まさか選ばれると思っていなかったので本当にうれしい。高齢者の人たちが詐欺に騙されないようになればと思い描きました」と話していました。
防犯ポスターコンクールは県防犯協会連合会などが開いていて、今年は県内の小中学生からおよそ8,500点の応募がありました。
矢野さんの作品を含む、伊那警察署の審査を通過した23点の作品は、12月22日から来年の1月8日までベルシャイン伊那店で展示されることになっています。 -
木下山車飾保存会 準備進む
箕輪町木下の箕輪南宮神社で来年1月12日と13日に行われる初祭りに向けて、木下山車飾り保存会の準備が大詰めを迎えています。
18日は、JR木ノ下駅前で保存会の会員14人が準備を進めていました。
保存会では、毎年初祭りに向けて、木ノ下駅前と南宮神社の境内に合わせて6つの舞台を設けて山車を飾っています。
駅前には、古事記・天岩戸の一場面、岩に隠れてしまった天照大神を、3人の神様が岩をあけて天照大神を鏡に映すという場面が再現されます。
南宮神社の境内の舞台の1つでは、京都五条大橋で出会う弁慶と牛若丸のシーンが再現されます。
保存会では11月12日から作業をはじめ、ほぼ毎日舞台や人形づくりなどの準備をしてきました。
初祭りは、来年1月12日と13日に行われます。
木ノ下駅前の山車飾りは、19日に完成する予定で、イルミネーションも点灯されます。
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富県南福地にため池整備 水生生物の復活望む!
伊那市富県南福地の住民有志は、水生生物が暮らす水辺を復活させようと、地区内の休耕田にため池を整備しました。
17日は、南福地自然環境を守る会のメンバーなど8人が、手作業で水路に溜まった泥を取り除いたほか重機を使って土を掘っていました。
ここから100メートルほど離れたところに、ホタルが自生する場所があります。
南福地では、平成19年におよそ50メートルの水路を整備し、餌となるカワニナを放流するなどの環境整備を進めてきました。
活動当初数匹だったホタルは、現在では数十匹に増えているということです。
ホタルの生息場所を広げようと、ため池を作ることにしました。
南福地の地名には「池」や「阿原」などの小字名があり、60年ほど前までは湿地や沼地が広がっていたということです。
ため池が作られるこの場所は「カニ田」という小字で、泥の中からは沢ガニやドジョウなどが出てきました。
4時間ほどすると、200平方メートルほどのため池が完成しました。
来年以降は、この場所の隣にもため池を作る計画です。 -
市議会12月定例会 副市長選任議案同意される
伊那市議会12月定例会が今日市役所で開かれ、副市長の選任に関する議案など16議案を可決しました。
議会には、来年1月6日で任期満了となる現在の副市長林俊宏さんを選任する議案が提出され、全会一致で同意されました。
林さんは、山寺在住の67歳です。
平成27年1月から副市長を務めています。
任期は、2023年の1月6日までとなっています。
この後開かれた全員協議会で、林さんは「微力ではあるが伊那市のさらなる発展と市民の暮らしがよくなるように努めていきたい」と意気込みを語りました。
今議会に提出された「上伊那の高校再編を早急に進めないように求める請願」は、不採択とする委員長報告が起立多数で支持され不採択となりました。 -
辺野古 上伊那から「反対」
上伊那の住民有志は、沖縄県名護市の辺野古沿岸部に移設される米軍基地建設反対を訴える呼びかけを16日南箕輪村の中の原交差点でおこないました。
基地反対の呼びかけは14日に政府が辺野古沿岸部へ埋め立ての為の土砂投入を始めた事を受け、南箕輪村の原富男さんが発起人となり行われました。
原さんは沖縄や東京などで抗議行動が行われているが、上伊那からも何か行動をおこそうと企画したという事です。
16日は原さんの考えに賛同した上伊那の住民有志30人あまりが行き交うドライバーに基地建設反対を呼びかけました。
参加者は「沖縄に基地はいらない、沖縄だけの問題ではない」「国は沖縄の民意をくみ取ってほしい」などと訴えていました。
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駅伝・伊那市チーム強化練習
来年4月に松本市で開催される長野県市町村対抗駅伝競走大会に向け、伊那市チームの強化練習が16日から始まりました。
練習には小学生から一般までの30人が参加しました。
選手たちはアップを終えると、一般と小学生に分かれ練習を行いました。
初回となる16日は小学生はタイム測定を行い、一般はスピードアップの為の練習を行いました。
市町村対抗駅伝は来年4月に松本市で開催されます。
一般の部は中学生以上の9人が出場し42.195キロを走り、小学生の部は4人で6.1キロを走ります。
伊那市チームの飯塚光輔監督は「練習を通して体力はもちろん、精神的な成長を目指し、一般・小学生とも入賞を目標に頑張りたい」と話していました。
伊那市チームは、来年3月に選考会を開きメンバーを決定する予定です。
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伊那市 来年4月から組織改編を計画
伊那市は、来年4月1日から新たに文化スポーツ部を設けるなど、組織の改編を行う計画です。
市議会全員協議会が17日に市役所で開かれ、市が来年度の組織改編について説明をしました。
スポーツ施策の推進を図る他、これまで教育委員会が行っていた職務を移管させ「文化スポーツ部」を新設します。
他に、福祉に関する相談体制や地域福祉の推進を強化するために、新たに社会福祉課を設けます。
また、市が進める50年の森林ビジョンを専門に扱う「50年の森林推進室」を新設します。
市では、来年4月からの改編に向け、3月議会に関係議案を提出するとしています。 -
災害へ備え 冊子「防災豆知識」完成
長野県から委嘱された防災アドバイザーの伊藤一男さんは災害への備えについてまとめた冊子「防災豆知識」を作りました。
17日伊藤さんが伊那市役所を訪れ防災教育に役立ててもらおうと伊那市教育委員会の笠原千俊教育長に冊子を手渡しました。
冊子は12ページで自然災害による被害を最小限に抑えるための
共助組織体制の充実などについて記されています。
ほかには水害や地震などへの事前の備えや発生した場合の対応の仕方などが写真を交えて紹介されています。
伊藤さんは「災害が発生し消防や自衛隊が来るまでの間に地域で
何ができるかが重要だ」と話していました。
防災に関する冊子は市内の保育園や小中学校、企業などに配られるということです。
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伊那西スケート場今季の営業中止
伊那市教育委員会は伊那市横山の天然リンク、伊那西スケート場の今シーズンの営業を中止すると17日発表しました。
伊那市教育委員会では営業中止の理由についてグラウンド面の
漏水により水が溜まらないためとしています。
伊那西スケート場の昨年度の営業日数は9日間で280人が利用したということです。
伊那市教育委員会では「今シーズンはやむを得ず営業を中止としましたが、来シーズンに向けてどのような方策がとれるか検討していきたい。」としています。
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富田 しめ縄作り講習会
手作りのしめ縄で新しい年を迎えようと箕輪町の富田区は「しめ縄作り講習会」を16日う地域の公民館で開きました。
区民20人が参加し正月用のしめ縄を作りました。
講師は80歳の安藤國男さんが務めました。
わらは各自で持ち寄り、飾りは公民館が用意します。
長年続く公民館の行事で参加者は安藤さんから縄のない方や、飾りの付け方を教わっていました。
富田区では「この1年を振り返って新しい気持ちで新年を迎えたい」と話していました。
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ツアー客と地域住民でツリー点灯
都市からのモニターツアー参加者と地域住民が一緒に楽しむクリスマスイベントが伊那市長谷の道の駅南アルプスむら長谷で15日行われ、大きなクリスマスツリーが点灯されました。
15日は、午後5時過ぎに点灯式が行われ、長谷中学校の音楽部の生徒がクリスマスソングを披露しました。
イベントは、都市住民との交流を目的としたモニターツアーの一環で行われたもので埼玉や千葉などから11人が参加しました。
都市部から伊那市長谷へ観光客を呼び込むツアーを住民自らが企画する講座「いなたびスクール」の受講生が企画したものです。
ツアーは15日から長谷を拠点に1泊2日の日程で行われ鹿肉料理を味わったり薪割体験などをしました。
ツリーに飾られたオーナメントは、長谷地区の園児や住民たちが製作したもので、点灯式の前にツアーに訪れた人達が地域住民と飾り付けをしました。
クリスマスツリーをバックにドローンによる撮影も行われました。
クリスマスツリーは26日の夜まで点灯されるということです。
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い~な音楽祭 26団体が参加
伊那市内の合唱団が一堂に会する「い~な音楽祭」が16日、伊那文化会館で行われました。
音楽祭は日頃の練習の成果を発表する場として毎年、この時期に行われていて、今年は市内のコーラスグループや高校生など26団体が参加しました。
音楽祭の模様は来年1月1日の午後7時35分から放送します。
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伊那市総合型地域スポーツクラブ10周年
今年10周年を迎えた伊那市総合型地域スポーツクラブは、関係者を招いての感謝祭を16日、伊那市のJA上伊那本所で開きました。
感謝祭には、講師や協力企業など130人が出席しました。
伊那市総合型地域スポーツクラブは旧伊那市にあった5つのスポーツクラブを統合して2008年に発足しました。
感謝祭では、これまでの活動が映像で紹介され、当初およそ890人だった会員は3500人を超えたことなどが報告されました。
現在では、130の講座や教室があり最近では住民のニーズにあった教室などを新設しているということです。
会場では、教室の作品が展示された他ステージ発表も行われました。
伊那市総合型地域スポーツクラブでは「心と体の健康づくりやつながりづくりに向け今後も地域のみなさんと一緒に活動をしていきたい」と話していました。
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柘植晃さん ウクレレ漫談
伊那市福島の柘植晃さんは14日、高遠町のデイサービスセンターくつろぎの家を訪れ、ウクレレ漫談を披露しました。
この日は柘植さんがウクレレとクラリネットを演奏しながら、インフルエンザや認知症予防の漫談を披露しました。
柘植さんは元伊那市役所の職員で、現在は各地区の脳いきいき教室や高齢者福祉施設を訪れて、ボランティアで演奏をしています。
漫談のほかに、利用者にカスタネットを配り、一緒にリズムを取りながら昔懐かしい歌を歌いました。
柘植さんは「寒い冬が終わると暖かい春がやってきます。冬を元気に乗り越えて笑顔で頑張りましょう」と呼び掛けました。 -
保護者を対象にした就活セミナー
これから就職活動を行う子どもがいる保護者を対象にした就活セミナーが15日に、伊那市のいなっせで開かれました。
セミナーでは、就職や転職支援を行っているキャリアコンサルタントの福盛二郎さんが講師を務め、上伊那の就活事情などについて話しました。
福盛さんは、就活で保護者が子どもにできることについて、「まずは親に相談できる環境をつくることが1番です」と話していました。
セミナーは、南箕輪村が上伊那の市町村と連携して開いたもので、およそ40人の保護者が参加しました。
セミナーでは他に、企業の人事担当者が採用する上でどんなところを見ているかなどについて話しました。
29日には、これから就職活動を始める学生が上伊那の企業について知るイベント「かみいなシゴトフェス」が開かれることになっています。 -
JA上伊那生活部会 寸劇で活動をPR
JA上伊那の女性組織生活部会の女性まつりが、15日、伊那市の伊那文化会館で行われました。
女性まつりでは、本部役員による恒例の寸劇が行われました。
竜宮城を舞台に、片付けが苦手な乙姫様が浦島太郎とのデートの約束をきっかけに会心していくという内容です。
生活部会の本部役員13人が出演し、おとぎ話に登場する人物に扮して時折笑いを交えながら演じていました。
上伊那の生活部会員は、県内で最も多い3,800人となっています。
食と農に関する活動の他に、古着のリサイクルにも取り組んでいて、今回の寸劇はこの活動を紹介するものです。
今年は、部会員から17トンの古着を集めました。
劇の合間には、その古着がどのようにリサイクルされていくかを写真で紹介していました。
乙姫役を演じた赤澤千穂生活部会長は、「食と農を守るために1人ひとりが生活の場で工夫しながら取り組んでいきたい」と話していました。 -
障害者支援事業所合同のクリスマス会
伊那市社会福祉協議会が運営する障害者支援センターの3事業所合同のクリスマス会が、14日、長谷の気の里ヘルスセンター栃の木で開かれました。
クリスマス会は、利用者に楽しんでもらおうと伊那ライオンズクラブが協力して毎年開かれているものです。
3事業所合わせておよそ90人が集まりました。
伊那ライオンズクラブのメンバーが扮するサンタクロースが、利用者1人ひとりにプレゼントを手渡しました。
利用者が一堂に会するのは年に1回このイベントだけということで、楽しみにしている人が多いということです。
伊那ライオンズクラブでは、「一生懸命取り組んでいる人の一助になればと活動している。今後も障害がある方への理解を地域に広げていきたい」と話していました。 -
市スポ少50周年 逃走中を模したゲーム
伊那市スポーツ少年団は、今年創設50周年を迎えます。
これを記念したイベント「ふれあい交流運動大会」が、15日、陸上競技場で開かれました。
イベントでは、テレビのバラエティ番組「逃走中」を真似た鬼ごっこが行われました。
普段子ども達を指導する大人が鬼役のハンターとなり、陸上競技場内を逃げる団員を本気で追いかけます。
イベントには、およそ380人の団員が参加しました。
伊那市スポーツ少年団は、昭和43年に創設し、今年50周年を迎えます。
現在、軟式野球やサッカー、ミニバスなど21団体およそ600人が所属しています。
低学年の部では、途中かごの中に入れた玉の数によってハンターの数が減るミッションが設けられ、子ども達は1人でも多く減らそうと張り切っていました。
ゲームの時間は1時間で、残り時間が少なくなると子ども達は懸命に逃げまわっていました。
低学年の部では、およそ140人のうち12人が逃げ切りました。
伊那市スポーツ少年団の柴満喜夫本部長は、「50年続けてこられたのは地域の皆さんの協力があってのこと。子ども達にはスポーツを通じてこれからの日本を支えていくような大人になっていってほしい」と話していました。 -
子どもふゆまつり賑わう
子どもたちを対象にしたクラフトイベント「子どもふゆまつり」が箕輪町文化センターで15日、行われました。
会場には、CD版を使ったコマづくりやまゆ玉を使った動物の飾りづくりなど8つのブースが設けられました。
このうちお手玉づくり体験のブースでは、箕輪町の伝承あそびの会のメンバーが講師を務めました。
子どもたちは、小さな布袋の中に小豆や数珠玉などを入れ縫って完成させていました。
出来上がると友達たちと一緒にお手玉を楽しんでいました。
凧を作る体験ブースでは、箕輪町公民館のおやじ学級のメンバーが指導し子どもたちが竹ひごと和紙を使ってオリジナルの凧を製作しました。
出来上がると子どもたちは、外に出てさっそく凧あげを楽しんでいました。
子どもふゆまつりは、ものづくりや昔の遊びの楽しさを体験してもらおうと、町公民館・町図書館・町郷土博物館の三館連携事業で毎年この時期に行われています。
イベントには、およそ200人の親子が訪れ工作を楽しんでいました。
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児童がトンネル工事を見学
伊那市の伊那北小学校の児童は14日、現在工事が進められている国道153号伊那バイパス野底福島トンネルを見学しました。
14日は伊那北小学校の3年生77人が社会見学の一環として
地元で進められている工事を見学しました。
見学では工事担当が使っている建設機械や重機などについて説明していました。
トンネルに入ると担当者が工事の方法などについて話をしていました。
また児童の「1日にどれくらい掘ることができるのか」という質問には「2メートルほどです」と答えていました。
野底福島トンネルは全延長が約167メートルで現在80メートルほどまで進み貫通は来年2月上旬を予定しています。
伊那北小学校では来週も学年ごとに工事を見学し来年1月20日には一般の見学会も予定されています -
南箕輪村議会議員に戒告の懲罰
南箕輪村議会本会議最終日の14日、常任委員会で同僚議員に
対し無礼な発言をした山﨑文直議員に公開の議場における戒告の
懲罰が科されました。
懲罰動議は当該者の山﨑議員を除く8人で採決が行われ全会一致で可決されました。
この問題は常任委員会で請願の審議中に大熊惠二議員が「そのレベルでは話にならない」と発言したことに対し山﨑議員が「それじゃ出て行かし」と返したもので、これにより大熊議員らが
懲罰動議を出したものです。
懲罰特別委員会の原悟郎委員長は「これからは議員同士尊重しあい2度とこのようなことがおこらないようにしたい。」としています。
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伊那市 次期総合計画答申
伊那市総合計画審議会は、これまで検討を行ってきた、第2次伊那市総合計画の前期基本計画と前期土地利用計画をきのう、白鳥孝市長に答申しました。
12日は審議会の飯島尚幸会長と伊藤正副会長が市役所を訪れ答申書を手渡しました。
第2次総合計画は来年度から10年間のまちづくりの指針となるものです。
基本計画では協働のまちづくりや環境にやさしいまちづくりなど6章から構成されています。
白鳥市長は「この10年でリニア開通など大きな変化が訪れる。計画に基づき市政を運営していきたい」と話していました。
伊那市では、答申を基に原案を取りまとめ28日までパブリックコメントを募集します。
第2次伊那市総合計画は来年3月までに策定する予定です。
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ながたの湯が開館20周年
箕輪町の日帰り温泉施設ながたの湯は14日で開館20周年を
迎えました。
ながたの湯は平成10年12月14日にオープンしこれまでに
延べ437万人以上、1日平均694人が訪れています。
14日は開館20周年を記念するイベントが行われました。
ながたの湯を運営するみのわ振興公社社長の白鳥政徳箕輪町長は
「多くの人に来てもらうのはうれしいこと。さらに愛される施設にしていきたい。」と話していました。
イベントでは景品が当たる抽選会が開かれました。
ながたの湯では年末年始12月26日から1月6日まで通常通り営業するということです。
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水彩画教室 木曜会の初展示会
伊那市の水彩画教室、木曜会による初めての展示会が伊那市のいなっせで開かれています。
会場には風景や静物を彩り豊かに描いた作品約70点が並べられています。
水彩画教室木曜会には伊那市や南箕輪村などから18人が通っています。
会では「明るく色彩豊かな水彩画の透明感を感じてもらいたい。」と話していました。
水彩画教室木曜会の展示は18日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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野球肘検診で異常を早期発見
伊那市スポーツ少年団で野球をしている児童を対象にした肘の
検診が9日、伊那市の伊那東小学校で行われました。
野球肘検診はボールを投げることで生じる肘関節の異常を早いうちにみつけ重症化を防ごうと行われたものです。
伊那市西町の林整形外科医院医師の林篤さんをリーダーに超音波測定などが行われました。
スポーツ少年団登録の5、6年生を中心に約100人が検診を受けました。
林さんによりますと成長期の子どもたちに一旦肘の異常が発生すると治療は長期にわたり、手術を要することや将来肘関節に変形を残すことがあるということです。
検診は今年で5年目で過去に異常が認められた児童に通院を促した結果、治癒につながったケースもあるということです。
林さんは「将来ある子どもたちが故障無く、活躍できるよう診察を通じてサポートしていきたい。」と話していました。
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認知症予防体操で安全運転を
高齢者を対象にした安全運転支援セミナーが14日伊那市役所で開かれ、認知症予防の体操が行われました。
セミナーでは、東京都のNPO法人高齢者安全運転支援研究会の平塚喜之さんが、認知症予防の体操を紹介しました。
座りながら、指を動かしたりリズムに合わせて左右の腕で違う動きをする体操を紹介し、訪れたおよそ50人が一緒に体を動かしました。
平塚さんは「運転中に周囲を確認するときは、目だけを動かすのではなく首から動かしましょう。肩甲骨の周りを動かすと体温が上がり、代謝が上がって反応がよくなります」と話していました。
セミナーは、高齢者が長く安全に車を運転できるよう、安全安心などに取り組む地方創生に向けた連携協定を結んだ伊那市とあいおいニッセイ同和損害保険㈱のキックオフ事業として初めて開かれました。
伊那市では、来年度以降もセミナーを開催し、自動ブレーキ体験などを行っていきたいとしています。 -
天然の糸寒天づくり
伊那市東春近の小笠原商店で、寒暖の差を利用した寒天づくりが本格的なシーズンを迎えています。
今朝の中央アルプスです。
13日夜に降った雪で、山は雪化粧となりました。
14日の伊那地域は、午前7時22分に0.2度まで気温が下がり、寒い朝となりました。
伊那市東春近の小笠原商店では、12月に入ってから冬の寒さを活かした寒天づくりが本格的なシーズンを迎えています。
夜凍らせた寒天を日中天日干しにして乾かす作業を、10日から2週間ほど繰り返します。
白い部分はまだ凍っている部分で、溶けるまで干し続けます。
大正5年創業の小笠原商店は、県内で唯一、天然の糸寒天を作っているということです。
寒天は、東京や関西を中心に全国の老舗和菓子店に卸していて、ようかんに使われているということです。
小笠原商店の糸寒天づくりは、朝の冷え込みが続く3月頃まで行われます。
商品は、工場でも購入できます。 -
箕輪町でWEB系在宅ワークセミナー
育児のために、仕事をやめたり休んでいる女性を対象にしたWEB系の在宅ワークについての入門セミナーが、13日箕輪町の産業支援センターみのわで開かれました。
講師を務めたのは在宅ワークの仕事をマッチングしている業界の最大手・クラウドワークスのスタッフです。
箕輪町では、国の地方創生交付金を受けて、子育て中の女性に活躍してもらうための今回のセミナーを開催しました。
セミナーには定員の50人を超える60人の参加がありました。
WEB系在宅ワークは、データ入力や、印刷物のデザイン、ライティングなどを、在宅で行う仕事です。
クラウドワークスは、仕事を発注する会社と、在宅で働きたい人をつないでいます。
箕輪町では、セミナーを通して、自宅で子育てしながら働ける選択肢を増やしてもらおうと今回のセミナーを開きました。
箕輪町では来年1月にも3日間の実践セミナーを開く予定で、2月ごろには仕事を始められる人が出てきてほしいとしています。
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JA上伊那 農産物で岡工応援
JA上伊那は、全国高校ラグビー大会に長野県代表として出場する、岡谷工業高校ラグビー部に上伊那産米60キロとリンゴジュースを贈呈しました。
12日は岡工ラグビー部で上伊那出身の3人が伊那市のJA上伊那本所を訪れ、御子柴茂樹組合長から米とジュースを受け取りました。
受け取ったのは2年生で伊那中出身の吉田翔さんと、1年生で箕輪中出身の逢沢郁也さん、唐澤崇さんです。
JAでは、岡工ラグビー部に上伊那出身の選手が5人いる事から農産物でチームを応援しようとお米とジュースを贈る事にしました。
全国高校ラグビー大会は27日から大阪府の花園ラグビー場で開幕し、岡工は27日の初戦で和歌山工業高校と対戦します。
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村議会懲罰特別委 戒告処分決定
南箕輪村議会懲罰特別委員会が13日役場で開かれ、山﨑文直議員に対して出された懲罰動議に対する審査の結果、「公開の議場における戒告」とすることを決めました。
懲罰特別委員会は、対象となる山﨑議員、動議を発動した大熊惠二議員、唐澤由江議員、議長の丸山豊議員を除く6人で構成されています。
大熊議員らが提出した懲罰動議によりますと、3日の福祉教育常任委員会で高校再編に関する請願を審査する中で大熊議員が山﨑議員に「話にならない。そのレべルでは話にならん」と発言し、山崎議員が「それじゃ、出て行かし」と不適切な発言を行ったという事です。
審査の結果、委員会の進行など疑問点はあるが「出ていかし」というのは「言論の自由を奪う」などの理由で「議場での戒告処分」とする事を決めました。
地方自治法が定める中で戒告は最も軽い懲罰です。
委員会の審査の結果は14日の本会議で報告され採決などが行われます。