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伊那市の高遠北小学校で入学式
伊那市高遠町の高遠北小学校で5日に入学式が行われ、新1年生が学校生活をスタートさせました。 高遠北小学校には今年度、男子3人、女子5人の、合せて8人が入学しました。 志村昌之校長は、「朝は自分で起きる、挨拶をする、相手のために手伝いをする、後片付けをする、の『あ』から始まる4つの事を約束しましょう」と話しました。 児童を代表して青木謙太郎君は「2年生から6年生はみんな優しい友達です。一緒に楽しくすごしましょう」と呼びかけました。 式の後、初めての学級指導が行われ、机の上に置かれた新しい教科書や文房具を鞄に入れていました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村では6日が入学式のピークとなっています。
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最高気温20度近くまで上がり 4月下旬並み
5日の伊那地域は日中の最高気温が20度近くまで上がり4月下旬並みの暖かさとなりました。 箕輪町のみのわ天竜公園では日陰でシートを広げる親子や、水辺で遊ぶ子供たちの姿がありました。 伊那地域の最高気温は午後1時37分に19.9度となり、今年一番の暖かさとなりました。
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唐木一直氏 無投票4選
任期満了に伴う南箕輪村長選挙が4日、告示され、無所属で現職の唐木一直さんが無投票で4期目の当選を果たしました。 唐木さんは、昭和23年5月14日生まれで現在68歳です。 昭和42年に村職員となり、総務課長、助役などを歴任し平成17年に南箕輪村長に初当選しました。 平成21年と25年の選挙では無投票で再選しました。 午前8時過ぎ、南殿コミュニティセンターにはおよそ200人の支持者が集まりました。 立候補の届け出を済ませると、唐木陣営は出陣式を行いました。 第一声の後、唐木さんは村内をくまなく回り地域住民に支持を訴えました。 昼には戻って一息です。 好物のかつ丼を食べて腹ごしらえです。 午後は、再び遊説カーに乗り込み村内全域を回りました。 唐木さんの初登庁は、17日で、任期は平成33年4月15日までとなっています。
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西春近防犯協会 幟旗を寄贈
伊那市の西春近防犯協会は、地区内にある小学校と高校に、防犯啓発に役立ててもらおうと4日、幟旗を寄贈しました。 西春近防犯協会は、登下校中の子ども達を犯罪被害から守るための一助になればと、西春近北小学校と西春近南小学校に15本づつ、伊那西高校には10本の幟旗を贈りました。 このうち、西春近北小学校では、西春近防犯協会の三澤一志会長が、大日野(だいひの)昭美校長に、幟旗を手渡しました。 三澤会長は、「旗を利用してもらい子ども達の見守りをお願いしたい」と挨拶し、大日野校長は「地域のみなさんと共に子どもたちを守っていきたい」と感謝していました。 西春近北小学校では、子ども見守り隊が登下校時に幟旗を活用するということです。
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箕輪健全育成ミニバス女子 全国大会優勝を報告
箕輪町と南箕輪村の小学生が所属するミニバスケットボールチーム、箕輪健全育成ミニバスの女子チームは、全国大会優勝を4日、白鳥政徳町長に報告しました。 この日は、チームのメンバーと松田孝監督が役場を訪れ、白鳥町長に優勝を報告しました。 全国大会は3月に東京都で開かれ、6年生9人と5年生1人の主力メンバーで臨みました。 決勝戦では、埼玉県代表と対戦し、45対40で箕輪健全が勝ち、全国大会初出場で初優勝を果たしました。 6年生は全員が、中学校でもバスケットボールを続けるということです。
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暖かい一日 伊那市内の保育園で一斉に入園式
伊那市の保育園で、4日一斉に入園式が行われました。 4日の伊那地域の最高気温は4月中旬並みの17.7度で、今年1番の暖かさとなりました。 長野地方気象台によりますと、5日から8日にかけて、平年と比べて気温が4度から7度ほど高くなる見込みで、日によっては最高気温が20度を超える日もありそうだということです。
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「愛の家グループホーム」 伊那市で認知症ケア事例報告会
認知症への理解を深め介護施設を身近に感じてもらおうと、施設で働くスタッフによる事例報告会が伊那市の伊那公民館で25日に開かれました。 長野県内に5つある「愛の家グループホーム」が開いたものです。 5つの施設で働くスタッフが事例報告を行いました。 このうち、伊那市山寺の愛の家で働く職員は、80代の夫婦の気持ちに寄り添った介護ケアについて発表しました。 車いすで生活している妻に対し、スウェーデンで考案された「タクティールケア」という方法を取り入れたという事です。 ゆっくりとしたマッサージを施すもので、精神的に安定し認知症の緩和に繋がるとされています。 足が以前より動かせるようになり、夫婦の会話も増えたという事です。 職員は「利用者の想いをひとつひとつ受け止め支援につなげていきたいです」と話していました。 伊那市で事例発表会を開くのは初めてで、利用者の家族や地域住民など30人ほどが訪れました。
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村長選 唐木一直氏総決起大会
任期満了に伴い、4日告示、9日投開票の日程で行われる南箕輪村長選挙に立候補を表明している現職の唐木一直さんの後援会の総決起大会が、2日、南殿コミュニティセンターで開かれました。 会場には支持者およそ200人が集まりました。 現在3期目の唐木さんは、過去2回は無投票で当選しています。 2日は、支持者を前に選挙戦に向けて決意を表明しました。 「村にとってもこれからの4年間が正念場になる。計画を立てながら、財政状況を見極めながら、財源を確保しながら着実に事業の推進を図ることが重要。初心を忘れることなくむらづくりに情熱を注いていくので力強いご支援をお願いします」。 有賀彰司後援会長は、「告示日の午後5時になるまでは気を許せない。気を引き締めて応援をお願いしたい」と支持者に呼びかけました。 3日現在、南箕輪村長選挙に立候補を表明しているのは、現職の唐木さんのみとなっています。 南箕輪村長選は、4日告示、9日投開票の日程で行われます。
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箕輪町 セーフコミュニティ国際再認証内定
箕輪町が推進している安心安全の街づくりセーフコミュニティの国際再認証が、3月31日付けで内定しました。 町では、5月27日に再認証式典を開く計画です。
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新年度 新社会人が新たな一歩を踏み出す
新年度が始まり、新社会人が新たな一歩を踏み出しました。 このうち箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA株式会社の入社式では、新入社員が1人ずつ自己紹介と目標を発表しました。 今年度の新入社員は、男性33人女性7人の合わせて40人です。 新入社員らは、「1日でも早く仕事に慣れ、会社や地域に貢献したい」などと力強く抱負を語りました。 花形忠男社長は、「2020年には創業80周年を迎える。フレッシュな気持ちで新しいことにチャレンジしてほしい」と話しました。 向山孝一会長は、「今日からは社会人としてKOAの社員としての責任と義務が課せられる。技術と技能を集結し、KOAの新しい歴史を作っていってほしい」と激励しました。 新入社員は、ビジネスマナーなどの研修や工場での実習を受け、6月1日から正社員登用となります。
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上伊那地方事務所 上伊那地域振興局に改組
長野県は、地域課題の解決力を高めるため、現地機関の10の地方事務所を地域振興局に改めます。 3日は、上伊那地域振興局の開局式が伊那合同庁舎で行われました。 組織の改正に伴い、地域政策課がパスポートの発行などを行う総務管理課と元気づくり支援金などを扱う企画振興課の2つに分かれます。 選任の課長や職員を増員し、市町村や各種団体との調整機能の強化を図ります。 また、地域のまちづくりや災害時などに建設・建築の両部門が一体となって対応できるよう、建築課が伊那建設事務所へ移管されます。 他に、税務課は南信県税事務所に名称を改め、来年度からは南信地区の課税業務を一括して行います。 上伊那地域振興局長の堀田文雄前上伊那地方事務所長は、「足りないものを提供するだけでなく、地域の需要を作り出すことが仕事だ。常識にとらわれず、無理だと思うことにも挑戦してほしい」と話していました。
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熱気球での花見を前に試乗会
伊那市高遠町の高遠城址公園の花見シーズンに合わせて行われる熱気球体験の試乗会が3日に開かれました。 この日は地元住民や報道関係者向けに試乗会が開かれ、公園内の駐車場から、長野県のマスコットキャラクター「アルクマ」がデザインされた熱気球が上がりました。 四方をロープで固定した係留(けいりゅう)飛行と呼ばれる方法で、上空15メートルまで上がり、5分ほど滞在します。 上空からは、公園の桜や高遠の街並みを見ることができます。 試乗したある女性は「良い眺めだったし気持ちよかった。桜が満開の時には素晴らしい景色になりそう」と話していました。 毎年、高遠城址公園へのツアーを企画している東京都の旅行会社が、伊那市観光協会などに企画を提案し実現しました。 クラブツーリズムの堀口直哉さんは「お客様が2度来たいと思えるようなツアーの実現をテーマに企画した。桜の名所として知られる場所でこれだけ協力していただけるのは嬉しい」と話していました。 熱気球体験は、10日から14日までの5日間行われる予定です。 受付は午前8時から午前8時半までで、料金は12歳以上が2400円、6歳から11歳が1800円、2歳から5歳までが500円となっています。 雨天や風速3メートル以上の場合は中止となります。
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伊那市 地域おこし企業人に平井さん任命
3大都市圏の大企業で働く社員を受け入れ、地域の魅力向上につなげる「地域おこし企業人」の任命式が3日、伊那市役所で行われました。 地域おこし企業人に任命されたのは平井孝明さんです。 平井さんは、大阪府出身の48歳で、東京都に本社を置く通信機器メーカー沖電気工業株式会社から派遣されました。 沖電気工業では、IoTなどを活用した新規産業の開発を担当していたということです。 伊那市では、IoT事業への地元企業の参画推進や、新たな技術の導入、地域産業の活性化に向けた事業の提案などを行っていく予定です。 平井さんは「求められているものをつくり出せるよう頑張っていきたい」と話していました。 白鳥孝市長は「IoTを全国に先駆けて進めていきたい。培った技術と経験を活かして頑張ってください」と話していました。 地域おこし企業人は、国からの補助を受け、地域独自の魅力向上を目的に3大都市圏の大企業で働く社員を受け入れるもので、県内初だということです。
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2月有効求人倍率 1.77倍
上伊那の今年2月の月間有効求人倍率は1.77倍でハローワーク伊那では雇用情勢は堅調に推移しているとしています。 月間有効求人数は4,798人、月間有効求職者数は2,713人で2月の月間有効求人倍率は 前の月を0.11ポイント下回る1.77倍でした。 雇用情勢についてハローワーク伊那では堅調に推移しているとして前の月の判断を据え置きました。 また今年度高校卒業者の2月現在の就職内定率は98.8%で全員が就職できるよう個別支援の徹底を図るとしています。
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弥生吹奏楽クラブ 第27回定期演奏会
伊那弥生ケ丘高校吹奏楽クラブの第27回定期演奏会が2日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 演奏会の模様は17日からご覧のチャンネルで放送します。
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片岡鶴太郎さん絵画展 「信濃の四季」スタート
タレントで画家の片岡鶴太郎さんの絵画展「信濃の四季」が2日から、伊那市高遠町の信州高遠美術館で始まりました。 会場には片岡さんの描いた日本画、88点が展示されています。 片岡さんは、伊那市の華道家・唐木さちさんとの縁で、毎年この時期に伊那市で展示会を開いていて、平成24年には芸術文化大使に委嘱されています。 岩絵具や水彩絵具、薄墨などを使い、自然やくだものなどを淡い色で描いた作品が多く並んでいます。 春夏秋冬を描いた「四季彩歳(しきさいさい)」は、4枚の掛け軸それぞれに、夜桜や蓮の花など季節の風景を描いています。 この日はオープニング式典が行われ、白鳥孝市長や唐木さんがテープカットを行いました。 白鳥市長は「多方面で活躍している方に、伊那に心を寄せていただきありがたい。公園を訪れた多くの人に作品を見ていただきたい」と話していました。 片岡さんの絵画展「信濃の四季」は、5月21日まで、伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれています。
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近所同士で助け合い 狐島区自主防災会訓練
近所同士の安否確認に重点を置いた、伊那市狐島区の防災訓練が2日、区内で行われました。 朝7時、各家に設置された防災行政無線に避難の情報が流れると、三沢カルチャースクール駐車場には11世帯の住民が集まりました。 集まったのは南常会5組の住民です。 狐島区には1700人が住んでいて、4つの常会、72の組があります。 組ごとに「一時(いっとき)集合場所」と呼ばれる場所が定められていて、最大で15世帯ほどの小さなグループで集まり、安否を確認します。 組長は、全世帯の安否確認がとれると常会長の家に向かい、状況を報告しました。 地区内にはアパートも多いことから、今年はオーナーにも参加を呼びかけました。 常会ごとに集まった安否情報は、防災会長の狐島区長に報告されました。 北澤健区長は「狐島区は人口が増えている。近所同士の絆を大切にして防災の意識を高めていきたい」と話していました。 この日は、けが人が出たという想定で救護訓練も行われました。
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元巨人選手2人が野球教室
2日、プロ野球読売ジャイアンツOBの川口和久さんと吉村禎章さんが伊那市を訪れ、集まった少年野球チームの子どもたちに投球や打撃を指導しました。 伊那市営野球場には、伊那市や箕輪町の9つの少年野球チームに所属する130人が集まり、元読売ジャイアンツの2人から守備や走塁、打撃の基礎を教わりました。 走塁の基本を学んだ後、投手と野手の2つのグループに分かれ、投手は、ピッチャーだった川口さんに、野手は、外野手だった吉村さんに教わりました。 川口さんは、「基本的なことを身近に感じながら練習してほしい」などと話しながら、子どもたちに正しい投げ方をアドバイスしていました。 吉村さんは、守備練習を見たあと、打撃についてアドバイス。 苦手なコースを意識することなど素振りのコツを伝えながら、 「人より上手になりたいと思ったら人一倍バットを振ってください」とよびかけていました。 この野球教室は、9月5日に、松本市で26年ぶりとなる巨人対中日のプロ野球公式戦が行われるのを記念して読売新聞東京本社と南信販売会が開きました。
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センターテニスコート 人工芝でリニューアル
伊那市中央のセンターテニスコートの人工芝敷設工事が終了し、1日リニューアルオープンしました。 1日はオープンを記念してコートが無料開放され、朝から市内の中高生や一般など100人ほどが体を動かしていました。 これまでは土のコートで、冬の間や雨が降った時は使用できませんでした。 人工芝のコートは、年間を通して、多少の雨でも使用することができるということです。 コートは14面あり、伊那市によるとこの規模の人工芝コートは南信で初めてだということです。 利用者を代表して伊那市体育協会ソフトテニス部長の大沼明夫さんは「昨年度は雨で2回の大会が流れてしまったが、人工芝となり天候などに左右されることなく大会運営を行えることをうれしく思います。大切に使っていきたいです」と話していました。 このコートでは例年、国体の予選や中体連・高体連の試合などが行われています。 使用料金は、一般450円、高校生300円、小中学生220円となっています。
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高遠城址公園 さくら祭りスタート
天下第一の桜として知られる伊那市高遠町の高遠城址公園が1日公園開きとなり、さくら祭りがスタートしました。 1日は、伊那市観光協会会長の白鳥孝伊那市長と園児が公園の象徴的な存在の桜雲橋を渡り、問屋門の前で開門を宣言しました。 高遠城址公園には31日から雪が降り、5センチほど積もったということですが、枝が折れるなどの影響はありませんでした。 毎年桜が早く咲く公園南側では、蕾が膨らんでいます。 日本気象協会では、開花を11日、満開を18日と予想しています。 関係者約40人が出席した公園開き式で白鳥市長は、「桜を、伊那市を訪れる一つのきっかけとし、多くの人にまちをゆっくり観光してもらいたい」とあいさつしました。 今年のさくら祭りでは、5日~7日と10日~14日までの期間熱気球で上空から桜を見ることができます。 8日~16日は伊那のご当地グルメが楽しめる「伊那のうまいもん大集合」も行われます。 2日から散り終わりまでは夜間のカラーライトアップも行われます。 高遠城址公園のさくら祭りは、1日から30日までとなっています。
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改修工事完了し「伊那スタジアム」の利用始まる
3年かけ改修が行われた伊那市の旧県営球場、伊那スタジアムの利用が1日から始まりました。 スコアボードが改修されLEDの電光掲示板へと生まれ変わりました。 夜間用の照明は6基設置され、客席用のスタンドも新しくなりました。 伊那スタジアムの利用は1日から始まり、高校野球春季上伊那交流戦の試合が行われました。 県が平成26年度から7億6,300万円をかけて改修したもので、正式名称も「長野県伊那運動公園野球場」から「伊那スタジアム」に変わりました。 こけら落としとして、4月30日にルートインBCリーグの公式戦が行われる予定です。 このほか、4月15日には65歳以上のソフトボールの全国大会が、5月20日と21日には日本女子ソフトボールの1部リーグの試合が予定されています。
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伊那市のダンス教室K-kidsがダンス発表会
伊那市のダンス教室K-kidsの発表会が、伊那文化会館で3月25日に開かれ、教室に通うメンバーが1年間の練習の成果を披露しました。 K-kidsは、伊那市西町のスタジオ、伊那公民館、南箕輪村公民館の3か所で教室を開いています。 3つの教室合同の発表会で、保育園児から40代までのメンバーが1年間の練習の成果を発表しました。 普段ダンスを見た事のない人にも気軽に足を運んでもらおうと入場無料で毎年この時期に開いていて今年で12回目になります。 K-kids代表の春日絵理加さんは、「見に来てくれた人にも楽しさが伝わるステージを目指し、ダンスの力で地域を元気にしていきたいです」と話していました。
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みのわ~れ 毎週土曜日に「まちの先生」が教室開催
イオン箕輪店にある地域交流スペース、みのわ~れでは、障がい者や一般住民を対象にした教室が毎週土曜に開かれています。 1日は、ペン字教室が開かれました。 この日は障がい者の参加はありませんでしたが、箕輪町や南箕輪村から3人が参加しました。 みのわ~れ店長の入杉百合子さんが、平仮名の書き方を指導しました。 みのわ~れは、子育て支援のほかに、障がい者の支援と地域住民の交流の場所として町が整備したもので、毎週土曜日に教室を開いています。 地域住民が「まちの先生」として講師になり、週替わりで手芸やヨガなどをボランティアで指導しています。 来週は春をテーマにしたフラワーアレンジメントとアロマ教室が開かれる予定です。
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伊那市ふるさと納税見直し
国から各自治体に対し、ふるさと納税の返礼品の費用の上限を納税額の3割とすることなどを求める通達が出されたことをうけて、伊那市は、31日から、ふるさと納税を一時停止し、返礼品の見直しを行います。 伊那市では、納税額の5割を目安として返礼品を用意してきました。 これまで、返礼品にかかる費用の割合は自治体がそれぞれに設定していましたが、今回、国が、納税額の3割を上限とするよう自治体に対して通達を出しました。 また、高額なものは返礼品として送付しないよう求めているということです。 通達を受け伊那市では、31日から一時納税の受付を中止し、17日まで、費用の割合や返礼品の内容を見直すとしています。 なお、伊那市への今年度のふるさと納税額は70億円ほどで、県内の市町村では最多の額になる見通しです。
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春休み中の小学生対象 子ども寺子屋
伊那市富県の歌舞劇団田楽座は、春休み中の小学生を対象にした体験教室「子ども寺子屋」を3日間行い、30日に田楽座稽古場で発表会を開きました。 今回の体験教室には、伊那市内の小学生28人が参加しました。 子ども寺子屋は、子ども達に昔ながらの伝統芸能に触れてもらおうと、田楽座が7年前から行っています。 3日目のこの日は、家族を招待して発表会が開かれました。 子ども達は、3日間練習してきた花笠音頭や太鼓を披露しました。 花笠は、子ども達が1人1つ手作りしたものです。 太鼓では、テンポに合わせて交代しながら打つ「打ち合わせ太鼓」を披露しました。 発表が終わると「初めてやったけれどうまくできた」「新しい友達ができて良かった」など感想を話していました。 田楽座では「体験をきっかけにテレビやスマートフォンではなく、生で見る伝統芸能に興味を持ってもらえると嬉しい」と話していました。 体験教室は、8月にも開かれる予定です。
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あすから新年度 新規採用職員入組式
また、4月1日からの新年度を前に、JA上伊那では、平成29年度採用職員の入組式が、31日、伊那市狐島の本所で開かれました。 式の始めに全員で、JA綱領を斉唱しました。 今年は、例年並みの21人が新規に入組しました。 内訳は、男性16人、女性5人で、大卒が18人、高卒が3人です。 御子柴茂樹組合長から辞令を受け取りました。 御子柴組合長は、「グローバル化や少子高齢化で非常に厳しい状況だが、なくてはならないJAとなるため、若い力・若い発想で取り組んでもらいたい」と呼びかけました。 新規採用職員を代表して、伊那市中央出身の宮下 三広さんは、「農業情勢の厳しさ、課題を踏まえ、地域のより良い暮らしを追求するため、勉強・実践を全力で行いたい」と誓いの言葉を述べました。 新規採用職員は、3月中に2週間の研修を受けて、入組式に臨みました。 なお、新規採用職員は、3日から、金融・営農・共済などぞれぞれの配属された部署に分かれて仕事を開始します。
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年度末 伊那市退職職員に辞令交付
年度末の31日、定年などで退職する行政機関の職員の辞令交付式が、各地の役場などで行われました。 このうち、伊那市では、定年を迎えた職員や20年以上勤続し早期退職を希望した職員など32人の職員が白鳥孝市長から辞令を受け取りました。 白鳥市長は、「いち早い取り組みが全国的にも注目を集める市となった。皆さんに汗を流していただき、知恵を出していただいたひとつひとつが実を結び始めている」と感謝していました。 退職職員を代表して原 武志総務部長は、「すべてが順風満帆だったわけではないが職務を全うすることができた。これからは、変わることが当たり前の行政運営が必要だ」とあいさつしました。
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箕輪町図書館 耐震工事完了
耐震工事のため去年11月から閉館していた、箕輪町図書館は、4月1日から、業務を再開します。 箕輪町図書館は、およそ6千万円かけて耐震補強工事を行ってきました。 それに伴い、室内も、空調設備を整えたほか、照明をLEDに変え、棚も更新しました。 箕輪町では、今回、図書館の耐震工事を行いましたが、以前からある移転新築計画は継続して検討中です。移転後も建物を活用できるようにと、今回改修を行いました。
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3市町村つなぐバス「伊那本線」 4月1日から運行
伊那市・箕輪町・南箕輪村の定住自立圏の取り組みとして、市町村を超えて走るバス「伊那本線」が、あすから運行します。 31日は、停留所の一つとなっている伊那中央病院で、テープカットなどのセレモニーが行われました。 伊那本線は、伊那市西春近と箕輪町大出を結ぶ路線で、伊那行き・箕輪行きそれぞれ、平日で1日9便が運行します。 この日のプレ運行では、伊那方面、箕輪方面からそれぞれバスが到着し、乗っていた乗客に市町村長からプレゼントが手渡されました。 伊那市・箕輪町・南箕輪村をむすぶ新たな路線。「伊那本線」。専用のバスには3市町村のイメージキャラクター いーなちゃん・もみじちゃん・まっくんが描かれています! 箕輪方面行きは、伊那市西春近の赤木駅を出発、市街地・伊那中央病院、そして、南箕輪村を経由して、箕輪町大出のベルシャイン伊北店に到着します。箕輪町や南箕輪村からも、病院や伊那市街地に出かけやすくなります。 反対に、箕輪町のベルシャイン伊北店から、伊那市の赤木に向かう伊那行きの便もあります。 それぞれ乗り換えはありません。 初乗り運賃は200円。最大でも350円です。 これまで市町村の枠があり、それぞれの自治体がその地域内を走るバスを運行していたわけですが、こうやって、同じ生活圏の市町村が協力し合って、バスの運行が実現しました。 通院・通学・買い物など、乗り継ぎをしなくても、移動することができるので便利です。 この伊那本線は5年間の試験運行されます。 なお、4月1日も、運行開始記念として、伊那本線の全線が無料・乗り放題となっています。
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伊那市中央のロトウザクラ見頃
伊那市の中央区公民館のロトウザクラが見ごろとなっています。 ロトウザクラは今週27日に花が開き始め、今が見頃となっています。 中央区公民館によりますと来週いっぱいは楽しめるということです。