-
上伊那地域 元気づくり支援金 選定始まる
長野県が、上伊那地域の元気を生み出すモデル的で発展性のある事業を支援する「地域発 元気づくり支援金」の選定が、10日から始まりました。 この日は、伊那合同庁舎で今年度初めての選定委員会が開かれました。 今年度、上伊那地域に配分された支援額は、例年とほぼ同じおよそ7,500万円です。 上伊那地域の要望状況は、60件、1億1600万円で例年よりも多くなっています。 事業内容の内訳は「特色ある地域づくり」に15件5,000万円、「教育・文化の振興」に11件1,100万円、「保健・医療・福祉の充実」に8件400万円などとなっています。 選定委員長の堀田文雄上伊那地域振興局長は「リニア中央新幹線の開業を見据えた地域づくりや、将来を担う人づくりを重点項目に選定を進めていきたい」と話していました。 採択事業は次回20日に開かれる委員会で決定し、4月末に内示されることになっています。
-
クラシック音楽の祭典 初めての合唱練習
来年6月に開かれる「第1回クラシック音楽の祭典『バレエ音楽とドイツレクイエム』」の初めての合唱練習が、9日、伊那市のニシザワいなっせホールで行われました。 9日は、全員で発声練習を行ったあと、ドイツ語の発音を確認しました。 合唱団は、オーディションに合格した128人で、内訳は男性39人、女性89人です。 クラシック音楽の祭典は、去年終了した「手作りの演奏会」に代わる発表の場を求める声が多く上がったことから、ワンランク上の音楽会にしようと企画されました。 伊那フィルハーモニー交響楽団の演奏に合わせて、合唱団がブラームス作曲のドイツレクイエムを歌う他、公募で集まったバレエダンサーが共演します。 9日は発足式が行われ、北沢理光実行委員長は「完成度の高い音楽会を目指して新たなスタートを切りたい」と話していました。 本番は、来年6月10日を予定していて、月に2回のペースで練習していく計画です。
-
1年生が初めての給食味わう
箕輪町の箕輪南小学校の1年生は10日、学校に入って初めての給食を味わいました。 この日は1年生28人が給食室まで行き、給食当番の仕事を覚えました。 給食が出来上がると、食器や牛乳、汁物などを教室まで運びました。 この日の献立は、1年生の初めての給食を祝う「お祝い給食」です。 豆腐ハンバーグや赤飯のほか、デザートのケーキも用意されました。 児童は保育園の時よりも少し量の多い給食を味わっていました。 子ども達は「おいしい」などと言いながら小学校で初めての給食を味わっていました。 箕輪南小の1年生は、しばらくの間は4時間目の途中から給食の準備をする特別編成で、給食当番の仕事などを覚えるということです。
-
蕗原神社の例大祭に合わせて鼓笛隊パレード
箕輪町沢の蕗原神社の例大祭に合わせ、区内の小学生が鼓笛隊パレードを、9日に行いました。 9日は、小学3年生から6年生までの65人が、ピアニカやリコーダーを演奏しながら区内をまわりました。 鼓笛隊パレードは、箕輪町公民館沢分館が30年以上前から行っている恒例行事です。 例年は、区内3キロをパレードしますが、小雨が降る生憎の天候となったため、子ども達は沢公民館周辺をまわって神社に向かいました。 沢分館では、「由緒ある蕗原神社の祭りを、これからも引き継いでいってほしい」と話していました。 神社に着くと、全員でお参りをしていました。
-
老松場の丘・古墳公園 整備状況を東春近の住民が見学
平成26年度から3年間の国の交付金を受け地域住民が整備を進めてきた伊那市東春近の老松場の丘・古墳公園で9日に見学会が開かれました。 東春近の老松場の丘・古墳公園は、地元中組の住民有志20人が整備委員会を立ち上げ、平成26年度から公園化作業を行ってきました。 見学会は、3年間の国の交付金を活用した事業が一端終了した事から初めて東春近全域の住民を対象に開いたものです。 老松場の丘には、7つの古墳が確認されています。委員会ではこの3年間で周辺の樹木を伐採したほか、ウッドチップを敷いた遊歩道の整備、桑やキイチゴの植樹などを行いました。 見学会では、創造館学芸員の濵慎一さんが古墳について解説しました。 濵さんによると、東春近は上伊那でも古墳が多くみられる地域で時代もこの地域では一番古いものではないかという事です。 また、「調査や測量、整備を進めれば県の史跡にも指定されると思う」と話していました。
-
伊那市山寺の南信森林管理署の桜 咲き始める
伊那市山寺の南信森林管理署の桜が咲き始めています。 南信森林管理署にはタカトオコヒガンザクラとコヒガンザクラがあり、市内でも早咲きの桜として知られています。 通りがかった人たちが足を止めて眺めていました。
-
信越花便り 上田城跡公園でソメイヨシノ開花
長野新潟の桜の開花状況などをお伝えする信越花便り。 上田城跡公園のソメイヨシノが8日に開花しました。 上田城跡公園のソメイヨシノは、去年より7日、例年より1日から2日ほど遅い開花となりました。 上田市によりますと、満開は15日ごろだという事です。 上田城跡公園東やぐら門前のシダレザクラは7部咲きとなっていて、10日から11日には満開を迎えそうだという事です。
-
自然の楽校エコツアー 年間を通して開催
年間を通して箕輪町内の様々な場所で自然について学ぶ「自然の楽校(がっこう)エコツアー」が、9日から始まり、参加者が落ち葉の観察などを行いました。 エコツアーには、町内外から11人が参加し、公園内を散策しました。 講師を務めたのは、昨年度まで箕輪町の地域おこし協力隊として活動した橋本浩基さんです。 退任後、橋本さんは近所の大自然を意味する市民団体「ネイバー・ワイルドネイチャーみのわ」を立ち上げ、身近な自然について学ぶエコツアーを企画しました。 初開催の9日は、落ち葉や木に生き物が開けた穴を観察しました。 笹の葉に横一列に穴が開けられていることについて、「葉が広がる前に虫が食べたため」と説明しました。 他に、穴の開いたクルミを見つけ「真っ二つに割るのはリスで、穴をあけるのはネズミです」と説明していました。 エコツアーは、来年3月まで番場原公園や萱野高原などで開かれます。 参加費は、各回高校生以上2,000円、中学生以下は1,500円で、付き添いの保護者は500円です。申込95-4696
-
伊那谷名物珍味弁当 100食完売
伊那市の伊那公園で9日桜まつりが開かれ、その呼び物としてざざむしなどの昆虫や熊肉などのジビエが入った伊那谷名物珍味弁当が販売されました。 桜まつりが開かれた伊那公園では珍味弁当が1つ1,500円で100食販売されました。 珍味弁当にはカイコのさなぎ、オオスズメバチの幼虫、蜂の子、イナゴの佃煮、ざざむしの佃煮、寒ぶな、猪の肉煮、鹿肉のから揚げ、熊肉の味噌和えが入っています。
-
信越花便り 千曲のあんず・カタクリ
続いては、信越花便り。 千曲市からあんずとカタクリの話題をお伝えします。 4月6日に開花宣言を出した千曲市森地区の「あんずの里」は、平地で3分咲きになりました。 あんずまつり推進委員会の開花状況によると、7日は平地で3分咲き、中間地で1分咲き、山間地はつぼみという発表です。 地元の人によると、あんずの里の見頃は、来週半ばの12・13日頃になるのでは、と見ており、あんずまつりが終了する15・16日の週末が、花見客で最もにぎわうのではと話していました。
-
伊那公園のコヒガンザクラ開花
伊那市中央の伊那公園のコヒガンザクラが、8日開花しました。 伊那公園内にある伊那東大社の前では、8日、コヒガンザクラが開花しました。 8日は、伊那公園桜愛護会のメンバーが、9日の桜まつりに向け準備を進めていました。 桜愛護会によりますと、去年より、1週間ほど遅い開花だということです。 見ごろは15、16日になりそうだということです。 伊那公園には430本、10種類ほどの桜が植えられていて、そのうち150本がコヒガンザクラ、100本がソメイヨシノです。 ソメイヨシノの開花は来週末ころになりそうです。 伊那公園の桜まつりは、9日午前10時からで、伊那節保存会による民謡ショーなどが行われます。
-
高遠城址公園 観光客受け入れ始まる
一方、伊那市高遠町の高遠城址公園では、訪れた人たちの受け入れが始まっています。 高遠高校の生徒による観光案内所のガイドが8日から始まり、訪れた人たちに伊那市の観光パンフレットを配っていました。 ガイドをするのは、高遠高校の生徒会など3年生11人です。 生徒のガイドは、伊那市観光協会が今年初めて依頼しました。 伊那市の観光パンフレットを配る他、い~なガイドの会のアシスタントとして、道案内や写真撮影などを行います。 生徒のガイドは、9日と15日・16日に行われます。 8日の公園内の桜はつぼみで公園南側では、1輪花が開き、訪れた人が写真におさめていました。 三の丸では、伊那のご当地グルメが提供される「伊那のうまいもん大集合」が始まりました。 ローメンや餃子、ソースかつ丼のほか、今年はガレットが初めて出店しました。 伊那のうまいもん大集合は、16日(日)まで行われます。
-
伊那スキーリゾート内の「きのこ王国」 営業始まる
きのこの収穫体験が楽しめる、伊那市の伊那スキーリゾート内にあるきのこ王国が、8日から今シーズンの営業を始めました。 伊那スキーリゾートのゲレンデ脇に2つのハウスがあり、ここできのこの収穫体験ができます。 この時期はシイタケが収穫でき、100グラム180円で持ち帰る事ができます。 営業初日のこの日は一人1本無料サービスとなり、大阪から訪れた親子がその場で焼いて味わっていました。 きのこ王国はオフシーズンのゲレンデを活用するため2015年にオープンし、昨シーズンは3万人ほどが訪れたという事です。 4月末にはゲレンデ部分に、食材の持ち込みが可能な有料のバーベキュースペースが新設されます。 きのこ王国の営業は11月26日までを予定しています。
-
伊那市の春日公園で「伊那谷新酒祭り」
「伊那谷新酒祭り」が8日に伊那市の春日公園で行われ、訪れた人が地酒の飲み比べを楽しみました。 春日公園には、辰野町から飯田市までの8つの酒蔵と2つの酒造メーカーのブースが並びました。 祭り開始の午後1時前には30人ほどが列を作っていました。 7枚綴りのチケットが千円で販売され、1枚でグラス1杯の地酒が飲めます。 数量限定でお土産つきチケットも販売され、好きな地酒1本がプレゼントされました。 新酒まつりは、桜の咲く頃に地元の公園と地酒をPRしようと、商店主らでつくるルネッサンス西町の会が毎年この時期に行なっています。 今年は、横山のカモシカシードル醸造所が初めて参加し、地元産のリンゴで作った3種類のシードルを用意しました。 春日公園の桜はこの日はまだ蕾でしたが、訪れた人たちは飲み比べを楽しんでいました。
-
南箕輪わくわくクラブ 現役選手がスポーツ指導
NPO法人南箕輪わくわくクラブの今年度の活動が8日から始まり、バスケットボールやバレーボールなどの現役のスポーツ選手が子供たちを指導しました。 小学生から中学生まで350人が参加し3つの会場に分かれて指導をうけました。 村民体育館では、信州ブレイブウォリアーズの徳川慎之介選手が講師をつとめ、ドリブルの練習が行われました。 南箕輪中学校の体育館では、VC長野トライデンツの選手がバレーボールを指導しました。 NPO法人南箕輪わくわくクラブは19の教室を開催し、スポーツやカルチャーを通して地域住民の健康づくりを進めています。 この日開かれた教室は無料で見学や体験ができるもので、クラブの会員以外の人たちにも活動を知ってもらおうと、毎年この時期に開いています。
-
分杭峠へのシャトルバス 今季の運行開始
伊那市は、花見シーズンに合わせて、7日から伊那市長谷の分杭峠へ向かうシャトルバスの運行を開始しました。 標高1424メートルの峠付近は、3月中旬の降雪で例年にない積雪量となっています。 伊那市では、分杭峠付近の交通の混乱を避けるため、峠に駐車場を設けていません。 そのため、観光客用に春から秋にかけ、シャトルバスの運行を行っていて、昨シーズンは2万1554人の利用がありました。 期間は4月7日から11月26日までで、時間は午前8時から午後3時までとなっています。料金は往復で650円です。
-
西駒んボッカ 薪運びで復活
中央アルプスの西駒ヶ岳山頂直下の西駒山荘まで荷物を運ぶレース「西駒んボッカ」がリニューアルして再開されることが決まりました。 6日は「西駒んボッカ」を主催する西駒こまくさ会の事務局で西駒山荘管理人の宮下拓也さんが、完成したばかりのチラシを発送する作業を行いました。 西駒んボッカは、西駒山荘の建て替えに合わせて、建物に使うレンガを運んでもらおうと4年にわたり開催されてきました。 去年の大会でレンガが必要数に達したことから、大会を終了することにしていましたが、参加者から継続を求める声が多く寄せられ、荷物を変えて開催することを決めました。 参加者がレンガに変わって運ぶのは、長さ40センチほどの薪です。 山荘に設置される予定のストーブで活用するためのものです。 宮下さんは「山荘で役立つものでもなんでも良いから大会を継続してほしいといった声をたくさんいただいた。大勢の人に参加していただき“ぬくもり”を届けて欲しい」と話していました。 西駒んボッカは9月10日に開かれる予定で、受付は7月31日までご覧のところで受け付けています。
-
一夜の城 一夜で築かれなかった可能性「高い」
戦国時代に織田軍が高遠城を攻略するために、伊那市富県につくったとされる一夜の城跡近くから、新たな堀が発掘されました。 この発見により伊那市は、「一夜の城が一夜で築かれたものではない可能性が高い」と発表しました。 7日は発掘現場で報道機関向けに説明会が開かれました。 発掘現場は、伊那市富県貝沼の私有地で家を建てる際に調査したところ、新たな堀が発掘されました。 堀は2段になっていて、水が溜まっている深い部分が古い堀の跡で、後から手前の土を削って「土塁」と呼ばれる城壁を高くした可能性が高いということです。 当時、堀の一番深い部分から土塁の一番上までは5メートルほどあったとみられ、戦で鉄砲が使われるようになり、その対応策として改修が行われたのではないかということです。 このことから、一夜の城は、昔から富県に住み着いていた有力者の城で、その城を織田軍が高遠城攻略のために改修してつかった可能性が高いということです。 創造館学芸員の濱慎一さんは「平成24年の調査でも2段になった堀は発掘されていた。今回2か所で確認されたことから、少なくとも堀は一夜で築かれたものではないことがわかった。調査を進めていけば、富県にどんな有力者がいたのかなど、地域の歴史も明らかになるかもしれない」と話していました。 これまでに周辺から織田軍に関する出土品はなく、織田軍が実際にこの場所を使ったという証拠はないということです。 伊那市では、今後、文化財の範囲を広げるよう県に申請し、さらに詳しい調査を行っていきたいとしています。
-
「まるごと信州 情報ネット」放送始まる
県内各地のケーブルテレビ局がそれぞれの地域で取材したニュースをまとめて放送する「まるごと信州情報ネット」が8日から始まります。 まるごと信州情報ネットは県内16のケーブルテレビ局が取材した地元のニュースや話題をピックアップし1時間にまとめたものです。 テレビ松本ケーブルビジョンが編集し県内ネットワークを使って各局に配信し全県規模で放送します。 地域に根ざしたニュースをケーブルテレビの視点で伝える「まるごと信州情報ネット」はご覧のチャンネルで8日午前9時から放送します。
-
信越花便り
長野新潟の桜の開花状況などをお伝えする信越花便り。 ケーブルテレビ各社が取材した生の情報です。 飯田市からソメイヨシノ開花のニュースです。 6日午後3時、大宮通りのソメイヨシノが開花しました。 5日には、天龍峡のソメイヨシノも開花していて、飯田にも桜の季節がやってきました。 6日午後3時、南信州広域連合は、大宮通りのソメイヨシノの開花宣言をしました。 平年より2日遅い開花で、満開になるまでの目安は、気温の状況により、5日から1週間後とみられてます。 一方、天龍峡では、5日に、ソメイヨシノの開花が宣言されました。 去年より10日遅く、平年並みの開花で、気温によりますが1週間から10日後が見ごろとなりそうです。 観光案内所では、桜に関する問い合わせが殺到しています。
-
フェンシング世界ジュニア大会で銀メダル
箕輪町出身で法政大学フェンシング部の西藤俊哉さんがブルガリアで開かれたフェンシング世界ジュニア選手権大会で銀メダルを獲得しました。 西藤さんは今月1日からブルガリアで開催されたフェンシング世界ジュニア選手権で銀メダルを獲得しました。 大会は総当りの予選を勝ち抜いた64人がトーナメントで争いました。 西藤さんは現在19歳。 箕輪北小学校を卒業後箕輪中学校に入学しました。 2年生のときにフェンシングのJOCエリートアカデミーに入校し高校卒業までの5年間英才教育を受けました。 現在は法政大学のフェンシング部に所属していて東京オリンンピックを目指しています。
-
剣道全国大会へ野溝さん・北原さん出場
今月29日から大阪で開かれる剣道の全国大会に、伊那市の野溝 浩明さんが選手として、北原 一正さんが、監督として出場します。 6日は、野溝さんら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に、大会出場を報告しました。 野溝さんは、2月11日に開かれた県予選会の副将の部で優勝し、全国大会出場を決めました。 大将の部などそれぞれの部の優勝者が長野県の代表チームとして全国大会に出場し、団体戦で、ほかの県のチームと戦います。 野溝さんは、上段からの片手面が得意技だということで、白鳥市長にも構えを披露していました。 監督として出場する北原さんは、野溝さんの高校時代の恩師ということで、野溝さんは、高校では連れて行くことができなかった全国に、今度は一緒に行けると喜んでいました。 全国大会は、29日に、大阪で開かれます。
-
傾斜を歩く「とことこカモシカさん」7日発売
伊那市の製造業でつくるご当地お土産プロジェクトでは、第5弾となる新商品、「とことこカモシカさん」を、7日に発売します。 とことこカモシカさんは、傾斜に置くと、重力と振り子の原理で、とことこと歩きます。 6日は、製造にかかわった企業などが参加して、記者を対象の新商品発表会を開きました。 伊那市の製造業で作るご当地お土産プロジェクトでは、回すと花弁が開くコマ「さくらコマ」や、傾斜で歩く「とことこイーナちゃん」などを開発・製造・販売していきました。 とことこイーナちゃんのパッケージに隠れるようにいたとことこカモシカさんは、シールにしたところ人気が出たということで、今回主役に躍り出ました。 1年ほど前から構想はあったということですが、実際に製造を始めたのは3週間ほど前だということで、プロジェクトのリーダーを務めるスワニーの橋爪良博社長は、工期が短くても対応できる製造業の底力を見せたいと話していました。 とことこカモシカさんは、1体税込みで950円。 7日から、伊那市通り町のタウンステーションいなまちで販売が開始されます。
-
春の全国交通安全運動始まる
春の全国交通安全運動が6日から始まりました。 このうち、箕輪町の国道153号バイパス沿いでは、朝7時30分から、人波作戦が行われました。 箕輪町交通安全協会のメンバーなど100人ほどが通勤するドライバーにチラシとボックスティッシュを渡して安全運転を呼び掛けました。 また、箕輪町のイメージキャラククターのもみじちゃんも、運動に一役かっていました。 春の交通安全運動の基本は「子供と高齢者の交通事故防止」です。 なお、今年に入り、伊那警察署管内では死亡事故が2件発生していて、場所は、箕輪町と南箕輪村です。 春の全国交通安全運動期間は、15日までとなっています。
-
養命酒製造㈱駒ヶ根工場見学施設 リニューアルオープンへ
滋養強壮剤「薬用養命酒」を製造している養命酒製造株式会社は、駒ヶ根市の工場見学施設をリニューアルし、6日に報道陣向けの見学会を開きました。 養命酒製造では、より多くの人に来てもらおうと、今年1月から工事を行い、施設をリニューアルしました。 1602年に中川村で製造が始まり、駒ヶ根工場は1972年に開設されました。 開設当初から行っている工場見学には、県内外から毎年およそ10万人が訪れているということです。 これまで通り自然環境の保全に配慮しながら、新たに「体験型の工場」として五感で楽しみながら健康情報を得ることができる施設となっています。 薬用養命酒に使われている生薬に触れたり香りを楽しめるほか、試飲ができます。 養命酒製造駒ヶ根工場見学施設は、11日にリニューアルオープンします。 見学会は予約が必要で、料金は無料です。 予約・問い合わせ 0265-82-3310
-
伊那市郷土学習読本「わたしたちのふるさと」完成
伊那市教育委員会は、子どもたちに伊那市の自然や文化、歴史などを知ってもらおうと、郷土学習読本「わたしたちのふるさと」を作成しました。 6日は、学習読本の編集委員長で伊那小学校の林武司校長らが市役所を訪れ、白鳥孝市長に完成を報告しました。 市内の教諭や学芸員でつくる編集委員21人が、2年かけて作成しました。 本に掲載されている内容は、その場所まで実際に足を運び情報を集めたということです。 本には、写真つきで伊那市の自然や文化、歴史などが紹介されています。 白鳥市長は「素晴らしいものが完成した。こういった調査はこれからも継続していくことが必要だ」と話していました。 伊那市郷土学習読本「わたしたちのふるさと」は1万冊作成され、市内の小学5年生から中学3年生までの子ども達に今年度から配布されるということです。 子ども達の手元に届いたあとは、社会や理科、総合的な学習の時間で活用される予定です。
-
伊那市長谷黒河内の遊休農地で下草火災
5日午前11時頃伊那市長谷黒河内の遊休農地で下草を焼く火事がありました。 この火事によるケガ人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと火事があったのは、伊那市長谷黒河内の遊休農地です。 火は土手など約4,850平方メートルを焼き午後0時10分に消し止められました。 火事の原因について伊那署では、下草を燃やしていた火が燃え広がったとみて調べを進めています。
-
富県住民の寄付で井月句碑建立へ
伊那市富県の住民有志でつくる富県井月句碑建立委員会は、区民の寄付で火山峠へ続く県道沿いに井上井月の句碑を建立します。 5日は、委員会のメンバーや富県区内各地区の区長などおよそ15人が出席し地鎮祭が行われました。 句碑の建立は、井上井月顕彰会の前の会長の堀内功さんから「井月ゆかりのこの場所に句碑を建立してはどうか」との助言があり、平成25年から動きだしました。 俳句の愛好者や公民館などの協力を得て、平成27年に建立委員会を設置し、多くの人に親しんでもらおうと、区民の寄付により句碑を建てる事にしました。 区内の7割にあたる650世帯からおよそ100万円の寄付が集まりました。 句碑は高さ1.8メートル、幅1.2メートルの大きさで、「落栗の座を定めるや窪溜(くぼだま)り」の句が彫られるという事です。 句碑は、6月頃にお披露目されるという事です。
-
小黒川渓谷キャンプ場 安全祈願
伊那市の小黒川渓谷キャンプ場は8日から今シーズンの営業を始めます。 5日はキャンプ場の事務所前で安全祈願祭が行われました。 安全祈願祭には市の職員と伊那市から業務委託を受けて施設を管理している株式会社伊那リゾートのスタッフが出席し、シーズン中の安全を祈りました。 小黒川渓谷キャンプ場は毎年およそ1万人が利用して、リピーターが増えてきているという事です。 今年度は、キャンプ用品のレンタルができる初心者向けや、料理がセットになったものなど、様々なニーズに対応できるプランを用意しているという事です。 支配人の鷲尾晋さんは「安全第一に、伊那市のファンを増やせるよう頑張りたいです」と話していました。 施設利用料は、テントサイトが1,050円からキャビンが12,400円からとなっています。
-
唐木一直村長 4選から一夜明けて抱負語る
任期満了に伴い、昨日告示された南箕輪村長選挙は、現職の唐木一直さんが3期連続の無投票で4選を果たしました。 今朝は、近隣市町村の理事者が祝福に訪れた他、お祝いの電話がかかってきていました。 当選から一夜明け、現在の心境を伺いました。 ●一夜明けて 「責任の重大さをひしひしと感じているのが現状」 ●4期目の位置づけは 「3期12年の最後の総仕上げという風に位置付けている。しっかりと今まで やってきた施策を完結させたい」 ●抱負 「温かいご支援のお陰で4選を果たせた。まずは当面の課題解決に着手して目途をつけながら、公約として掲げた施策を進めていく」 4日は、午後5時に電話で当選の連絡を受けました。 午後7時から南殿コミュニティセンターで開かれた当選報告会には、支持者およそ200人が集まり4選を祝福しました。 唐木さんは、3人の孫から花束を受け取ると、満面の笑みを浮かべていました。 今朝は、5時に起床し、新聞記事に目を通したということです。 真っ先に取り組むこととして、「老朽化している公共施設のうち、使用頻度の高い村民体育館の改修を進めたい」と話しました。 4期目については、「村民ファーストを基本に、子育てから福祉までバランスよく対応していきたい」と語りました。 唐木さんの初登庁は、17日月曜日で、任期は平成33年4月15日までとなっています。 なお、骨格予算となっている今年度の当初予算の肉付けについては、来月上旬に議会に提出するとしています。