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駅前に水飲み場リニューアル
JR伊那市駅前にある水飲み場のリニューアル工事が完了し22日お披露目されました。 駅前には白鳥孝伊那市長やJRの職員、竜西保育園の園児らが集まり除幕式が行われました。 水飲み場のリニューアルは伊那市のおいしい水をPRしようと行われたもので、総事業費は130万円あまりとなっています。 新しい水飲み場には「二つのアルプスの恵み おいしイ~ナの水」というキャッチフレーズと伊那市のイメージキャクラクターイ~ナちゃんのステッカーが貼られています。 伊那市ではキャッチフレーズとイメージキャラクターを水道の検針票にも印刷するなどおいしい水のPRに務めていて利用促進につなげていきたいとしています。
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伊那市体育施設整備計画まとまる
伊那市は管理する体育施設の利用形態や収益性などを検証し今後の継続、廃止を定めた体育施設整備計画をまとめました。 21日、伊那市議会全員協議会が市役所で開かれ、整備計画が報告されました。 計画は、将来にわたって持続可能な体育施設のサービスが提供できるよう策定したものです。 このうち伊那市民プールは、平成30年度を最後に50mプールを廃止し、駐車場にします。 伊那市長谷の伊那里体育館については、来年度フットサル対応の体育館として整備し宿泊施設入野谷とセットで合宿などに活用できるようにします。 廃止すべきスポーツ施設として、高遠町の河南運動場や富県新山総合グラウンド、片倉マレットゴルフ場などをあげています。 伊那市では、今後地元や利用者などと話をして進めていくとしています。 伊那市の体育施設は現在48施設あり、施設に関する管理経費は年間およそ1億4千万円となっています。
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住宅地 商業地とも下落
国土交通省は平成29年1月1日現在の地価公示価格を21日発表しました。 県内の平均は、住宅地で20年連続、商業地で25年連続の下落となりましたが下落幅は縮小しました。 地価公示は、不動鑑定士が1平方メートルあたりの価格を判定したもので、一般の土地の取引価格の指標や、公共事業用地の取得価格算定の基準となります。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、伊那市荒井の商業地が1平方メートルあたり51,100円でマイナス3.2%、上新田の住宅地が30,600円でマイナス0.7%となっています。 箕輪町では、松島の商業地が、31,500円でマイナス3.7%、同じく松島の住宅地が27400円でマイナス2.5%。 南箕輪村では、沢尻の住宅地が18,900円でマイナス1%となっています。 調査は、県内の43市町村、332地点で行われました
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園児にコサージュプレゼント
伊那市高遠町の特別養護老人ホームさくらの里の利用者は、手作りしたコサージュを高遠保育園の園児に、21日、プレゼントしました。 コサージュは、毛糸などを使って作ったもので、毎年卒園する園児にプレゼントしています。 21日は、利用者が保育園を訪れ、卒園する36人の園児ひとりひとりに手渡しました。 高遠保育園の卒園式は27日に行われることになっています。
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地蜂愛好家が女王蜂を配布
伊那市福島の地蜂愛好家、小木曽大吉さんが人工越冬させた女王蜂の配布が、20日に行われました。 この日は、中南信地域の地蜂愛好家4人が小木曽さん宅に集まり、女王蜂の配布が行われました。 女王蜂は、小木曽さんが去年の夏に県外で捕まえて越冬させたものです。 落ち葉を入れた木箱に蜂を入れ、野菜の葉で湿度を計算しながらおよそ3,000匹を越冬させました。 集まった地蜂愛好家は、箱から女王蜂を取り出していました。 小木曽さんによりますと、自然界の蜂より、人の手で越冬さえた蜂の方が生き残る確率が高くなり、巣も近くで見つけやすいということです。 今月いっぱいはそれぞれが保管し4月に放す予定で、女王蜂は5月頃から巣を作り始めるということです。 その後、6月から7月にかけて蜂追いを行う予定です。
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長野高専の学生 西天の円筒分水工調査結果を報告
西天竜幹線水路の円筒分水工の測量調査を行った長野市の長野工業高等専門学校の3年生は、21日箕輪町の白鳥政徳町長に調査結果を報告しました。 この日は、長野高専3年の鶴田尚吾さんと柳沢吉保教授が町役場を訪れ、調査結果をまとめた報告書を白鳥町長らに手渡しました。 長野高専環境都市工学科の3年生は去年11月、西天竜幹線水路の円筒分水工の測量調査を行いました。 土木遺産として価値があり、長野県の農業と深く関係している点に着眼しました。 円筒分水工は、流れてきた水が中央部分から吹き出し、縁から放射状に流れる仕組みになっていて、およそ25キロの幹線沿いに30個あります。 今回は、箕輪町内にある6つを調査しました。 構造を細かく調べたり水の量を計るなどしてデータ化し、報告書にまとめました。 白鳥町長は「農業と関わりのあるものに目を向けていただきありがたい」と感謝していました。 報告書は、200部つくられ、上伊那の各図書館に寄付されます。
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箕輪町人事異動内示 52人小規模
箕輪町は、4月1日付けの人事異動を、21日に内示しました。 異動は52人の小規模で、課長級の昇任は2人です。
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南箕輪村人事異動内示 52人中規模
南箕輪村は、4月1日付けの人事異動を21日に内示しました。 異動は52人の中規模で、課長級の昇任は2人です。
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春の高校伊那駅伝 地元住民が声援送る
男子が今年で40回の節目を迎える「春の高校伊那駅伝2017」が19日、伊那市陸上競技場を発着に行われ、沿道では市民が熱の入った声援を送っていました。 男子は、午後0時10分にスタートし、6区間42.195キロをタスキで繋ぎました。 今年で40回の節目を迎え、126チームが出場しました。 第2中継所のみぶの里では、施設利用者や職員が手作りの旗を持って応援していました。 折り返し地点の高遠町商店街では、多くの人達が声援を送っていました。 高遠町総合福祉センターやますそ前では、伊那市消防団音楽隊が演奏で選手の背中を後押ししていました。
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井月ゆかりの手良で偲ぶ句会
伊那市手良の住民有志で作る井上井月をしのぶ句会が、19日、中坪公民館で開かれました。 句会は、手良公民館が主催していて今回で18年となります。 地域全体から俳句を募集し、今回も30句ほどが集まりました。 講師を務めたのは、長野県シニア大学で俳句を指導している羽場 桂子さんです。 羽場さんは、提出された句を添削しながら、アドバイスしていました。 「春を待つ 凛々の峰我いやす」という句は、「待春や 木曽駒ヶ岳(きそこま)連峰 凛々と」と添削されました。 羽場さんは、句を見た人が、その句を見ただけで木曽駒の情景が浮かぶように読むことが重要だと話していました。 井上井月を偲ぶ句会は、漂泊の俳人として知られる井上井月のゆかりの土地・手 良で、俳句を楽しもうと毎年句会を開いています。 会では、新しい参加者も増え、活動が定着してきたと話していました。
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榎本たつおさん演劇ワークショップ
東京都在住の俳優 榎本たつおさんが指導する演劇ワークショップが18日、伊那市のいなっせで行われました。 小中学生のクラスには、小学校2年生から中学校3年生までの5人が参加し、発声練習や詩の朗読をしました。 榎本さんは、「保育園の園児に読み聞かせている風景をイメージして読んでみましょう。聞いている人をイメージすると内容が伝わりやすくなります」とアドバイスしていました。 ワークショップは、演劇を通して子どもたちに自信をつけてもらおうと上伊那の演劇愛好家で作るみやまし実行委員会が初めて開いたものです。 ワークショップは20日までの3日間の日程で、台本を使ったレッスンなども行い理解を深めるということです。
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箕輪町子育て支援アプリ「みのむし」お披露目
箕輪町は、子育てに関する情報がわかる子育て支援アプリ「みのむし」を制作し、18日お披露目されました。 箕輪町の子育て支援アプリ「みのむし」です。 予防接種の日程がわかるほか、スケジュール管理や、町の子育て情報を見ることができます。 若い母親に町の子育て情報を発信していこうとアプリを制作しました。 18日は見本の機器が用意され、訪れた人たちが職員から話を聞いたりアプリを試していました。 アプリは27日に公開予定で、無料でダウンロードすることができます。 箕輪町は、女性活躍の機運を高めていこうと、今日、輝く女性フェスティバルin箕輪を町文化センターで初めて開き、アプリのお披露目のほか、マッサージや工作など、女性や親子連れが楽しめる催しが行われました。 ほかに人気お笑いタレントのライブやパネルディスカッションなども行われ、訪れた人でにぎわいました。
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春の高校伊那駅伝 男子40回記念しモニュメント除幕
春の高校伊那駅伝が19日行われます。 18日は男子第40回大会を記念して作られたモニュメントの除幕式が行われました。 伊那市陸上競技場でモニュメントがお披露目されました。 高さ150センチ幅140センチで、南アルプスの緑色岩が使われています。 中央のレリーフ「伊那から世界へ」は、駒ヶ根市在住の彫鍛金作家木下五郎さんが制作しました。 銅でできていて、モチーフは地球とハチマキ、仙丈ケ岳です。 プレートは伊那市のバルブメーカーキッツ株式会社が製作しました。 式では、木下さんとキッツの堀田康之社長に春の高校伊那駅伝実行員会から感謝状が贈られました。 モニュメントは、今年の伊那駅伝が男子40回の記念大会となることから、実行委員会が製作しました。
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劉鉄鋼さん 教室の生徒と来月伊那文化会館で二胡コンサート
県内各地で中国の伝統楽器、二胡の教室を主宰している劉鉄鋼さんは4月22日に伊那文化会館でコンサートを開きます。 17日、当日演奏に参加するメンバーが集まり、リズムやタイミングなどを確認していました。 4月22日にコンサートを開くのは、中国のハルピン出身で二胡奏者の劉鉄鋼さんと、伊那、駒ヶ根、松本、諏訪、飯田の生徒40人です。 伊那文化会館でのコンサートは4年ぶりで、今回はピアノやギターの他、ドラムやベースなどの伴奏が入ります。 劉さんのほかに、教室で生徒を指導している中国出身の二胡奏者も一緒に演奏します。 中国の現代音楽を中心に16曲を披露する事になっていて劉さんは「中国の文化に触れ、美しいメロディーを楽しんでほしい」と話していました。 コンサートは4月22日午後6時から伊那文化会館で開かれる予定です。入場料は1,000円で、チケットの販売が始まっています。
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インドネシアの高校生 伊那市で学習
インドネシアの高校生が17日から3日間の日程で伊那市を訪れています。 18日は、みはらしファームでそば打ちを体験しました。 伊那市では海外からの旅行客を誘致するインバウンド事業を進めています。 インドネシアからの教育旅行の受け入れは今回が初めてで、首都ジャカルタから車で2、3時間のところにある普通高校の1、2年生21人が訪れました。 そば打ち名人会のメンバーが講師をつとめ、英語を交えながら指導していました。 体験した高校生は「お菓子作りに似ていて楽しかったです」と話していました。 伊那市が進めているインバウンド事業では今年度、75団体1,830人が訪れたという事です。 中国からが8割、台湾からが2割ほどを占めていて、東南アジアからは少ないという事です。 伊那市観光協会では「東南アジアからも集客できるようPRしていきたい」と話していました。 一行は市内の農家7軒に分かれて農家民泊をしていて19日まで伊那市に滞在しています。
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春の高校伊那駅伝 開会式
県内外の強豪校が出場する春の高校伊那駅伝は、19日、伊那市陸上競技場発着で行われます。 18日午後4時30分から伊那文化会館で開会式が行われました。 今年は男子136チーム、女子60チームの196チームがエントリーしています。 男子が第40回の記念大会、女子が第33回となる春の高校伊那駅伝は、19日、伊那市陸上競技場発着で行われます。 女子は午前10時、男子は午後0時10分スタートです。 男子は高遠町商店街を折り返す42.195キロ、女子は伊那北・西春近柳沢を折り返す21.0975キロで行われます。
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「合格」に歓喜 高校入試後期選抜合格発表
公立高校後期選抜試験の合格発表が17日に行われ、合格した受験生に春が訪れました。 伊那市の伊那北高校では、朝8時半に掲示板が運ばれると訪れた受験生たちが自分の受験番号を探していました。 合格を確認した受験生は、友達と喜びあったり、保護者に電話をしたりしていました。 上伊那地域の公立高校8校では、983人の受験生が合格しました。 合格したある男子生徒は「ずっと緊張していたのでかなりホッとしている」と話し、ある女子生徒は「部活と勉強を両立して、充実した高校生活を送りたい」と話していました。 長野県教育委員会では公立高校の再募集を行なっていて、上伊那地域では、辰野高校、高遠高校、赤穂高校、箕輪進修高校で再募集をしています。 伊那北高校では、4月5日に入学式が行われることになっています。
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重度身体障がい者グループホームまゆっこ完成
伊那市西箕輪大萱に重度身体障がい者が入居するグループホーム「まゆっこ」が完成し17日内覧会が開かれました。 「まゆっこ」は重度身体障がい者とその家族でつくるNPO法人パンセの会が民家を買い取り改修したもので総事業費は約3,500万円です。 ダイニングのほかに5部屋ありショートステイを受け入れるスペースもあります。 造りはバリアフリーとなっていて車イスでもスムーズに動けるようになっています。 また風呂場には介助の負担が軽減されるようにリフトがついています。 パンセの会では重度の障がいをかかえていても地域住民の1人という自覚をもち暮らしていこうと10年ほど前からグループホームでの生活を計画していました。 パンセの会理事長の唐澤浩さんは「グループホームまゆっこという名の通り繭のようにさまざまなつながりの糸を紡ぎ、絆を結ぶ拠点にしていきたいです。」と話していました。 まゆっこには4月から5人が入居し新たな生活を始めるということです。
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伊那市国土強靭化地域計画案を承認
伊那市防災会議が17日、市役所で開かれ災害に強い地域づくりを進める伊那市国土強靭化地域計画案が承認されました。 計画は防災減災を進める国土強靭化基本法に基づき策定されたものです。 計画では伊那市で想定されるリスクとして地震による災害と土石流による土砂災害の2つをあげています。 また起きてはならない最悪の事態として、大規模な建物の倒壊や住宅密集地における火災による死傷者の発生など19項目をあげています。 市ではこれら対策として現在20%の防災マップ作成済みの自主防災組織率を平成30年度末までに50%に、また平成25年度で82%の一般住宅耐震化率を平成32年度には90%にそれぞれ引き上げるとしています。 ほかには公共施設の耐震化や消防団員の充足率の向上などを目指すとしています。 計画は今年度からの2年間で以降は5年ごとに見直していきます。
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アツモリソウ培養「効率的に」 松田南信が上農に機器を寄贈
南箕輪村の上伊那農業高校バイテク班では、県の認定を受け、絶滅危惧種に指定されているアツモリソウの保全活動に取り組んでいます。 そのバイテク班にこのほど、温度などを効率的に管理することができる研究用機器が寄贈されました。 17日は、バイテク班の生徒と長野県・寄贈した松田南信株式会社が参加して式が行われ、機器がお披露目されました。 電機メーカー「日立」の商品を取扱う、松田南信では、アツモリソウの保全に取り組む上農高校・長野県と「生物多様性保全パートナーシップ協定」を、1月に締結しました。 今回の寄贈は、その協定に基づいて行われました。 寄贈されたのは「インキュベーター」と呼ばれる機器で、温度や光の照射などを精密管理することができます。 松田南信の神田昭夫常務は「苦労をしていたので、インキュベーターを使ってより効率的に研究をしてもらいたい」と話していました。 上農バイテク班の西條雄真班長は「これまでよりも多くのアツモリソウの培養を試すことが出来るようになる。これからの研究が楽しみです」と話していました。 現在バイテク班では、フラスコ内での苗の培養には成功していますが、フラスコから出した時に温度変化などで死んでしまう個体数が多いのが課題となっています。 今後はインキュベーターを活用し、より効率的に研究を進めていきたいとしています。
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パリ・コレの網野さん「私の職業観」テーマに講演
世界的なファッションの祭典、パリ・コレクションなどでヘアメークを担当した網野裕美さんの講演会が17日、伊那市の伊那西高校で開かれました。 網野さんは南箕輪村の美容室シュールのオーナーで伊那中央ロータリークラブの会員です。 これまでにパリ・コレクションやニューヨーク・コレクションでモデルのヘアメークを担当し世界的に活躍しています。 講演会では「私の職業観」をテーマにモデルやスライドを使って話をしました。 網野さんはパリ・コレなどのスタッフに選ばれたことを例にあげ「自分がやりたいことがありそれを思っていたらチャンスは巡ってきます。それは誰にでも平等にあり気付かない人もいます。いつも準備し、やりたいことを心の中で思うこと。 そうするとチャンスをつかむことができます。」と話していました。 講演会は将来の進路について考えてもらおうと伊那中央ロータリークラブが開いたもので生徒約320人が話を聞きました。
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いな少年少女合唱団 21日からハンガリーで演奏
那市のいな少年少女合唱団は、21日から中央ヨーロッパのハンガリーで現地の合唱団とジョイントコンサートを開きます。 17日は、出発を前に北沢理光会長と元団長の加藤さわねさん、指導者の久保田直子さんが市役所を訪れ、白鳥孝市長にあいさつをしました。 合唱団は、19日に日本を出発し、21日と23日にハンガリーで、現地の音楽小学校の児童とジョイントコンサートを予定しています。 コンサートでは、浴衣を来てわらべうたや民謡などを披露するということです。 合唱団では、25周年の平成24年にハンガリーとフィンランドを訪れていて、元団長の加藤さんは、前回の演奏旅行をきっかけに、フィンランドに留学したということです。 加藤さんは「言葉が通じなくても合唱でひとつになれることを感じた。後輩たちにもそういう感覚を感じて欲しい」と話していました。 白鳥市長は「海外に行くことは良い経験になる。良い演奏をしてきてください」と話していました。
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地域桜守10人に修了証 育成は一旦終了
伊那市内の桜の保護・管理を行う「地域桜守」の育成講習会が17日に終了し、受講生に修了証が渡されました。 この日は伊那市役所で修了式が行われ、白鳥孝市長から受講生に修了証が手渡されました。 今年度受講したのは、竜西、竜東、西箕輪の10人で、この日は9人が出席しました。 あいさつで白鳥市長は「伊那市が雇用している桜守だけでは対応できない。みなさんも一緒になって桜を守っていってください」と呼びかけていました。 伊那市には、2,200か所におよそ1万2千本の桜があり、市の桜守だけでは管理できないことから、各地区推薦の地域桜守を育成しようと、6年前から講習会を始めました。 6年目の今年、各地区5人ほどの桜守が育ったことから、伊那市では、講習会は一旦終了することにしています。 地域桜守は、今後、伊那市桜守の会に所属し、会員同士連携をとりながら、保護・管理などの作業を行っていくということです。
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伊那弥生ケ丘高校 全国大会出場・熊本被災地支援報告
少林寺拳法で全国大会に出場する生徒の激励会が、16日伊那市の伊那弥生ケ丘高校で行われました。 少林寺拳法で全国大会に出場するのは、伊那弥生ケ丘高校2年の小林愛海さんです。 大会には、単独演武で出場します。 高校ではインターハイに出場し、中学校3年の時には全国でベスト16に入るなどの成績を残しています。 小林さんは「入賞できるように頑張りたいです」と話していました。 小林さんが出場する全国大会は、24日から香川県で開かれます。
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最も美しい村連合 加盟地域の作品や写真展示
「日本で最も美しい村連合」に加盟している、伊那市高遠町、大鹿村、中川村の魅力を紹介した展示が、かんてんぱぱホールで行われています。 会場には、3地域を紹介した作品や写真およそ150点が並んでいます。 一昨年10月から加盟した高遠町は、今回初めて本格的に出展しています。 江戸時代後期に活躍した高遠石工、守屋貞治の作品や、集落の道祖神などを写真で見ることができます。 石仏は、高遠町が加盟する時に「ブランドとして価値をもち各地区で大切にされている」と評価されました。 主催者を代表し大鹿村は「地域の魅力を知ってもらい実際に足を運んでもらうきっかけにしてもらいたい」と話していました。 展示会は、21日(火)まで、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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箕輪町の県天然記念物の樹木保存へ
長野県の天然記念物に指定されている箕輪町中曽根のエドヒガンと木下のケヤキの保存作業が現在行われています。 16日は、中曽根のエドヒガンザクラで作業が行われていました。 エドヒガンは、木の高さは13メートル、根元の周囲は8.2メートルあり、樹齢の推定は千年です。 平成15年度の作業から13年が経過し、補修や処置が必要となったため今回作業が行われました。 幹の空洞部分はモルタルで閉鎖されていましたが、それを取り払い、根が伸びるのを助けるほか、剪定や支柱の設置などを行います。 県と箕輪町の補助金を受けて所有者が実施するもので、町内の保存樹木を診断している樹木医の粂野 勝さんが作業計画を立て、飯田市の造園業・伍福園が実施しています。 木下北保育園内にある推定樹齢千年のケヤキも今回作業を行う予定です。 県天然記念物の保存作業は、20日までを予定しています。
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大正大学の学生が調査報告会
東京都豊島区の大正大学の学生が、移住者目線で箕輪町の魅力や課題について行った現地調査の報告会が、16日、町地域交流センターで開かれました。 報告会には、白鳥政徳町長のほか役場職員や町議会議員など50人ほどが参加し、学生の発表に耳を傾けました。 大正大学の学生は、今年2月12日から15日にかけて、箕輪町内を回り、住民に聞き取りを行うなど調査を行いました。 大正大学の地域創生学部は、今年度創設された学部で、学生は全員が1年生です。 調査には6人が当たり、移住者の視点で、町の魅力や課題をまとめました。 生かし切れていない地域資源について発表した学生は、「ながたの湯は、つるつるの泉質で町外からも来客しているが、滞在時間が短いのが問題だ。」と発表していました。 UIターンについて発表した学生は、「UIターンのきっかけのほとんどが人との縁との調査結果が出たが、それならば、人と人とのつながりを促進させる取り組みが重要になる」と話していました。
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アルプスいーなちゃんクラブ 卒団式
小学生女子のソフトボールチーム「アルプスいーなちゃんクラブ」の6年生を送る会が5日伊那市の伊那公民館で開かれました。 今年クラブを卒団するのは6年生5人です。 会では後輩たちがメッセージを描いた色紙などが丸山正雄監督から一人一人に手渡されました。 クラブは小学生女子のソフトボールチームとして平成19年に発足しました。 今年度は県大会で優勝するなど県内でも指折りのチームとなり、公式戦の成績は27勝10敗と勝率は7割を超えました。 チーム代表の伊藤易明さんは、中学へ行ってもソフトボールを続けて下さいと選手たちに話していました。 6年生はこれまでをふりかえり、「県大会優勝などいい思い出ができました」「チームを離れるのはさみしいです」などと話していました。 また、チーム発足から10年間、監督を務めてきた丸山監督も今年度で勇退します。 丸山監督は「子供たち、保護者、指導者が一体となって、チーム全体で成長できました。指導者として楽しい10年でした」と話していました。
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イ~ナちゃん応援隊 中間報告
伊那市、JA上伊那、伊那商工会議所の若手職員でつくる「イ~ナちゃん応援隊」の中間報告会が14日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 イ~ナちゃん応援隊は組織の枠を超え、伊那市の将来について考え、イベントの提案や各組織に提言をしていこうと平成27年に発足しました。 結成から1年を迎え、これまでの活動や、目指す方向性について各組織の幹部に報告しました。 隊長で伊那商工会議所の小出勇さんは「自然や子供をキーワードに、各団体が連携する事で効果を上げる事ができるはず」と話し「それぞれの組織が持つ、情報や人材、ノウハウを共有化する事が大切だ」と話しました。 報告を聞いた各組織のトップからは「実績を作る事が大切だ」「周りを巻き込み、取り組んでいくべきだ」「情報発信に積極的に取り組んでほしい」などの意見が出ていました。 応援隊では来年度、自然やこどもに関するイベントの企画を行う事にしています。
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増加する旅行客に対応へ中国語講座
年々増加する中国や台湾からの旅行客に対応する為、伊那市観光協会は農家民泊の受け入れ農家や宿泊施設の関係者を対象にした中国語講座を15日始めて開きました。 15日は、農家民泊の受け入れ農家や宿泊施設の関係者など、10人が受講しました。 講師を務めたのは伊那市観光協会で通訳を務める蘇萍(スー・ピン)さんです。 参加者は、蘇さんから「あいさつ」や「行動」「緊急時」に使う言葉を教わりました。 蘇さんは、「イントネーションが違うと、同じ発音でも意味が違ってくるので気を付けて下さい」と参加者に説明していました。 伊那市観光協会によりますと中国や台湾からの旅行客のうち、若い世代は英語でコミュニケーションをとれますが、40代以上になると中国語しかしゃべれない人が多くなるという事です。 今年度、インバウンドで伊那市を訪れた外国人は1800人になる見込みで、そのうち中国や台湾からは8割の1400人余りになるという事です