-
K・絵画サークル 第8回K展
伊那市高遠町の洋画家、北原勝史さんが指導するK・絵画サークルの展示会が、伊那市のいなっせで16日から始まりました。 会場には、会員14人の作品58点が並んでいます。 サークルは、高遠高校に勤めていた北原さんが一般向けに開いていた講座の受講生が立ち上げました。 作品は1年以内に描いた洋画と日本画の近作で、縦横2メートル近い大きな作品もあります。 サークルでは「自分自身の個性をそれぞれが表現しています。個性豊かな作品を多くの人に見てもらいたい。」と来場を呼びかけています。 この展示会は、23日(土)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
-
赤そばの里オープン 1分咲き
高嶺ルビーと呼ばれる赤そばを栽培している箕輪町上古田の赤そばの里開きが16日行われました。 花は例年より1週間ほど遅れていて、現在1分咲きです。 16日は上古田区や町の関係者が、テープカットを行い今シーズンのオープンを祝いました。 広さ4.2ヘクタールの赤そばの里には、高嶺ルビーと呼ばれる赤そばが植えられていて、上古田の住民有志が管理しています。 今年は8月にまいた種が雨で流されてしまい、一週間後に改めて種をまいたということです。 現在は1分から2分咲きで、見ごろは25日頃からだということです。 30日と10月1日には、上古田公民館で手打ちそばが提供される赤そば花まつりが行われます。
-
伊澤修二記念音楽祭に向け公募の合唱団が練習
10月28日に行われる第31回伊澤修二記念音楽祭に向けて、東京芸術大学の学生オーケストラと共演する公募の合唱団の練習が始まりました。 15日は伊那文化会館で1回目の練習が行われました。 音楽祭では、迫昭嘉音楽学部長の指揮で、ベートーヴェンの交響曲第9番第4楽章をドイツ語で歌います。 公募で集まったのは市内を中心に101人で、本番は東京芸術大学声楽科のソリストや市内4つの高校の合唱部と一緒に歌います。 音楽祭は、高遠町出身で東京芸術大学の初代校長を務めた伊澤修二の縁で毎年伊那市で開かれています。 練習は本番までに7回予定されていて、来月13日には迫学部長による指導が予定されています。 伊澤修二記念音楽祭は10月28日(土)に行われます。
-
台風18号 17日夜から18日未明にかけて最接近
大型で非常に強い台風18号は、17日の夜から18日の未明にかけて長野県に最も接近する見通しです。 農家では、台風に備えりんごの収穫に追われていました。 伊那市西箕輪の笠松悟さんのりんご畑では、台風に備えて「つがる」の収穫に追われていました。 20日まで予定していた収穫を4日前倒ししたということです。 30アールの畑には、りんごの木200本ほどが植えられていて、あすまでに一部を残してすべて収穫するということです。 長野地方気象台によりますと、台風18号は17日の夜から18日の未明にかけて長野県に最接近します。 台風の接近に伴い1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るほか、最大瞬間風速30メートルとなる見込みです。 長野地方気象台では、大雨による土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水などに注意するよう呼び掛けています。
-
野溝嘉彦さん 油絵展
伊那市東春近の洋画家、野溝嘉彦さんの油絵展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、3号から50号の風景画およそ40点が並んでいます。 野溝さんは伊那市東春近の洋画家で、全国各地に出向き風景画を描いています。 今回は県内が中心で、残雪のある山の景色にこだわったということです。 野溝さんは「伊那谷の自然豊かな風景を再発見してほしい」と話しています。 この展示は20日(水)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
-
高遠ブックフェスティバル
本に関する様々なイベントを行う「高遠ブックフェスティバル」が16日から始まりました。 今年で9年目となる高遠ブックフェスティバルは、高遠と人を本で繋ごうと地域住民などでつくる実行委員会が開いているものです。 高遠町図書館や商店街など地域一帯に古本が購入できるブースが設けられ、期間中は町歩きなど様々なイベントが予定されています。 実行委員会では、今年初めてブックフェスティバルのグッズを作りました。 作ったのはトートバッグとブックカバーです。 トートバッグは、フェスのロゴマークと、夏目漱石の「吾輩は猫である」の挿絵に使用された高遠町出身の書家で画家の中村不折の猫の絵が印刷されています。 3日間で40個限定で、1つ800円で販売しています。 ブックカバーにもバッグと同じ絵がデザインされていて、指定されたイベントブースで本を購入した人にプレゼントしています。 実行委員会では「グッズを持って町の中を歩いてもらったり家に持ち帰ってもらいたい。本や人、高遠を繋げるきっかけにしたい。」と話していました。 高遠ブックフェスティバルは18日(月)まで開かれています。
-
伊那北小学校で運動会 台風の影響考慮して時間短縮
各地の小学校で運動会シーズンを迎えています。 伊那市の伊那北小学校では、台風の影響を考慮して、時間を短縮して行われました。 16日は生憎のくもり空となりましたが、校庭には児童たちの元気な声が響いていました。 伊那北小学校では、台風18号の影響を考えて綱引きや大玉送りなどをやめて午前中に競技が終わるようプログラムを短縮して行いました。 5年生と6年生の男子児童は、棒倒しを行いました。 相手チームが守る棒を倒した方が勝ちとなる種目で、倒す役の児童は棒に体重をかけて倒していました。 小学校初めての運動会となる1年生は、玉入れを行いました。 曲に合わせてダンスを踊り、間奏でかごに玉を入れます。 赤組白組それぞれの応援にも熱が入ります。 伊那北小学校では「減ってしまった競技もあるが、一生懸命練習してきたので頑張っている姿を保護者や地域の人たちにも見てもらえてよかった。」と話していました。
-
箕輪町で還付金詐欺の予兆電話
15日箕輪町内で還付金詐欺とみられる不審電話が多数かかってきたとして伊那警察署では注意を呼びかけています。 伊那警察署の発表によりますと不審電話は役場職員をかたり「医療費の還付金がある」というもので箕輪町内で多数かかってきたということです。 伊那署では役場からそのような連絡はしないとして、このような電話がかかってきたら家族や警察に相談するよう呼びかけています。 また伊那署は伊那市の50代の女性が198万円をだまし取られる特殊詐欺被害が発生したと発表しました。 詐欺被害は今月発生したもので女性の携帯電話にインターネットサイト関連業者を装う男から「過去の有料サイト料金が未納だから支払え、無視すると訴訟になる」などと言われたということです。 女性は男に指定された口座へ合計198万円あまりを振り込みその後金融機関から連絡を受けて被害に気付いたということです。 伊那署では身に覚えのない料金はすぐに支払わないよう呼びかけています。
-
元県議会議員の小田切行雄さん 死去
元県議会議員で宮田村長も務めた小田切行雄さんが13日宮田村内の老人福祉施設で亡くなりました。103歳でした。 小田切さんは飯島町出身で明治大学商学部を卒業後、高校の教員を経て宮田村役場に入りました。 助役などを経て宮田村長となり1967年から9期県議会議員を務め2002年に引退しました。 小田切さんの葬儀は17日午後1時からグレース虹のホール駒ヶ根で行われます。
-
高遠焼の展示即売
伊那市西町の旧井澤家住宅で16日から高遠焼の展示販売が行われます。 展示販売は旧井澤家住宅を管理運営している伊那部宿を考える会が行うもので高遠町の陶芸家、浦野真吾さんが作った湯呑や花びんなどが並びます。 高遠焼の展示販売は18日まで行われます。
-
建福寺が寺所有の文化財写真集作成へ
伊那市高遠町西高遠の建福寺では寺にある文化財の写真集をつくることにしました。 15日は一般には非公開の国指定重要文化財「紙本中観音左右竜虎図」の撮影が行われました。 紙本中観音左右竜虎図は江戸幕府の御用絵師として栄えた狩野派の画家、狩野興以が描いたものです。 三枚の掛け軸からなり中央に観音、左右に龍と虎が配置された墨絵です。 掛け軸1枚は縦およそ167センチ、幅106センチで江戸時代の終わり頃に当時の建福寺の住職が購入したということです。 狩野派の作品を集めた展示会以外一般には非公開で大正12年に国重要文化財に指定されました。 建福寺ではこれら文化財の写真集をつくることにし15日、伊那市長谷のスタジオに運び込みました。 撮影を担当したのは長谷に写真事務所を構える髙橋博正さんです。 髙橋さんらは手袋をはめ慎重に飾りつけをしてからシャッターを切っていました。 唐木正紀住職は45年ほど建福寺の住職を務め、その集大成として写真集を作ることにしました。 写真集は大正時代以前のものを中心にまとめることにしていて10月までに撮影を終え今年中に完成させたいとしています。
-
高齢者訪問で長寿祝う
今年度100歳になる伊那市西町の畑ときゑさん宅を10日、白鳥孝伊那市長が訪問し長寿を祝いました。 10日は近くに住む友人も畑さん宅を訪れ市長とともに長寿を祝っていました。 畑さんには安倍総理からの祝状のほか肖像画が贈られました。 畑さんは大正6年10月15日生まれです。 茅野市出身で若いときは東京で暮らし、戦後夫の出身地の伊那市で生活するようになりました。 30歳で華道表千家の師範となり93歳まで教室を開いていました。 茶道の師範も務めていたほか日本舞踊やマレットゴルフなどを趣味としていました。 9月1日現在伊那市で100歳以上の人は男性2人、女性23人の合わせて25人で、男性の最高齢は103歳、女性は109歳となっています。
-
JA上伊那 今季から本格的なぶどう出荷
JA上伊那は今シーズンから本格的にぶどうの出荷を始めます。 受け入れ初日の15日は、50キロのぶどうが農家から持ち込まれました。 箕輪町のJA上伊那箕輪果実選果場では15日、ナガノパープルと藤稔が持ち込まれました。 JAの担当者が農家に収穫の注意点を説明しました。 担当者は、「全ての実が色づいたら収穫の時期です。 形がくずれないよう、ひと房ごと箱詰めしてください」と話していました。 JAによりますと、上伊那でぶどうを栽培している農家は80戸ほどだという事です。 これまでは贈答用として個別に出荷したり、直売所へ持ち込んでいました。 ここ数年で栽培量が増えてきたこともあり、JA上伊那として、ぶどうの出荷を始めます。 市場からの要望があり出荷先も安定的に確保できる見込みです。 今年は静岡県を中心に出荷を行い、10月末までに1トンを見込んでいます。
-
ミサイル発射 上伊那でも再び警戒呼びかけ
15日午前7時頃、北朝鮮から弾道ミサイルが発射されました。 上伊那地域でもJアラート・全国瞬時警報システムを通じて情報が伝えられました。 日本政府の発表によりますと15日午前7時頃、北朝鮮から弾道ミサイル1発が発射されました。 政府は12の県と道の住民に対して、建物の中や地下に避難するよう呼びかけました。 ミサイル発射の注意の呼びかけは、先月29日につづいて2回目となりました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内の市町村は、住民向けに緊急メールを配信し、職員が万が一の事態に備えました。 伊那市で2件の問い合わせがあり、箕輪町と南箕輪村ではなかったということです。
-
東部中学校吹奏楽部 18日に定期演奏会
伊那市の東部中学校吹奏楽部の定期演奏会が18日に伊那文化会館で開かれます。 本番に向け、生徒たちの練習も力が入っています。 東部中学校吹奏楽部では、練習の成果の発表の場として毎年、定期演奏会を開いていて今年で13回目です。 定期演奏会は2部構成で15曲を披露する予定で、3年生23人にとっては集大成のステージとなります。 今年度は、長野県吹奏楽コンクールの県大会や中部日本吹奏楽コンクール長野大会で金賞を受賞するなどの活躍をしています。 顧問の小林孝行教諭は「生徒たちが純粋に音楽に打ち込んでいる姿を見てもえればうれしいです」と話していました。 東部中学校吹奏楽部の定期演奏会は、18日の午後1時30分から伊那文化会館で開かれる予定です。
-
天竜川漁協 ブラックバス駆除
天竜川漁業協同組合は、外来魚・ブラックバスの駆除を、14日行い、4時間で110キロ1,820匹がかかりました。 この日は、県企業局が管理する伊那市小沢の西天竜発電所上水槽で駆除を行いました。 刺し網を投げて回収すると、1回につき数十匹の大口バスがかかっていました。 天竜川漁協では年間を通して、各地で外来魚を駆除しています。 この上水槽は普段は立ち入り禁止区域ですが、水路の点検に合わせて14日、駆除を行いました。 組合員10人ほどが参加して朝9時から4時間作業を行ったところ、110キロ、1,820匹のバスがかかりました。 天竜川漁協では、一般の釣り人にも外来魚駆除の協力を呼び掛けていて、外来魚は、1キロ400円で買い取っています。 年間で1トンの買い取りを目標にしているということです。
-
伊那ナイターソフトボール閉会式 5連覇の信濃路に賞状
伊那ナイターソフトボールのリーグ戦閉会式が13日に行われ5連覇を果たした信濃路クラブに賞状などが贈られました。 富士塚グラウンドで閉会式が行われ信濃路クラブに賞状と盾が贈られました。 信濃路クラブは平成3年の発足以来、下位のBリーグに一度も落ちる事なくAリーグで戦っています。 今年のリーグ戦は去年に引き続き全勝優勝で、5連覇を達成しました。 リーグ戦の閉会式に引き続き、秋季トーナメントの開会式が行われ、昨年度優勝したGetsの松永慎太朗さんが選手宣誓しました。 今年はチーム事情で蒼天ドリームが連盟を退会したため16チームで秋季トーナメントを戦います。 決勝戦は10月20日頃を予定しています。
-
新宿区の小学生 伊那市で農家民泊
東京都新宿区の小学生が移動教室で伊那市を訪れ、農家に泊まりながら農業体験や自然体験を行っています。 このうち、伊那市長谷黒河内の蔵の宿みらい宿には、西新宿小学校の6年生4人が宿泊しています。 13日に伊那市に到着し2日目の14日は、咲き終わったアジサイを畑の肥料にするために刈り取る作業を手伝いました。 伊那市では、9月6日から10月13日まで、新宿区にある6つの小学校の移動教室を受け入れていて22か所で農家民泊を行っています。 移動教室は、新宿区の小学校の修学旅行にあたるものです。西新宿小の子どもたちは「大変な活動も最後まであきらめない、伊那の家族の一員になる」などの目標を決めて来たという事です。 西新宿小の6年生36人は15日まで8つのグループに分かれて市内で農家民泊を行う事になっています。
-
箕輪町上古田で青いアサガオが見ごろ
箕輪町の上古田で青いアサガオが見ごろとなっています。 ヘブリンブルーというアサガオで、見ごろは10月上旬頃までだという事です。
-
JCが商店街考えるワークショップ
伊那青年会議所は、商店街の活性化を考えるワークショップを、13日夜、伊那市の創造館で開きました。 ワークショップには、青年会議所の会員や、市内の商店主、行政などから50人が参加しました。 ワークショップのコーディネーターを務めたのは宮崎県日南市の商店街を復活させた木藤 亮太さんです。 木藤さんは、シャッター街になっていた日南市の商店街に、4年間で、29店の新規出店やIT企業を呼び込み活性化させたということです。 伊那青年会議所が50周年記念事業として木藤さんを伊那に招き、木藤さんの講演に続いてワークショップが行われました。 5つのグループに分かれて、参加者は、伊那の「強み」「弱み」をそれぞれ付箋に書いて、模造紙に張り出していました。 木藤さんは、弱みは強みになる可能性があるとして、商店街活性化のために何が必要かを問いかけていました。 話し合いが行われた後、それぞれのグループが考えを発表しました。 伊那青年会議所では、今回ワークショップで出された意見をまとめ、年内にも伊那市に対して提言することにしています。
-
生きくらげ入りローメン完成
伊那市美篶の飲食店萬楽は、地元で栽培した生キクラゲが入ったローメンを10月から提供します。 東春近でキクラゲの栽培をしている北原利道さんが、美篶の飲食店萬楽に持ち込み何かにつかえないかと提案しました。 店主の正木金内衛さんがローメンに入れて食べたところ食感が良く相乗効果があるとして新たにメニューに加えることにしました。 北原さんは、3年前から新たにキクラゲの栽培を始め、JA上伊那の直売所に出荷しています。 キクラゲは、ビタミンDが多く含まれコリコリした食感が楽しめローメンとの相性も良いということです。 萬楽では、10月から700円で提供を始めるということです。
-
マツタケ今年は不作か
秋の味覚と言えばマツタケ。 いつもの年ならこの時期店頭に数多く並びますが、今年は、出がいまひとつのようです。 伊那市の産直市場グリーンファームです。 グリーンファームでは、主に東京や大阪の料亭などへ発送していて、13日も朝から電話で問い合わせを受けていました。 去年の今頃は、1日50キロ近く入ってきたということですが、今年は1日5.6キロしか入ってこないということです。 キロ単価は6万円から7万円で去年より1.5倍高くなっています。 主に、辰野と木曽で採れたもので店頭に並びはじめたもので例年より10日ほど遅かったということです。 買い物客は、足を止めるものの、手が出せないようです。 グリーンファームでは、「これからの入荷に期待したい」と話していました。
-
二十二夜尊大祭
安産や縁結びなどを願う二十二夜尊大祭が、旧暦の7月22日にあたる12日、伊那市の丸山公園で行われました。 二十二夜尊大祭は、坂下区の有志でつくる実行委員会が毎年行っているものです。 旧暦の7月22日は、月の出が1年で最も遅いとされ、この日に願をかけると願いが叶うと伝えられています。 また、短くなったロウソクを持ち帰り陣痛が始まったら火をつけるとロウソクが燃え尽きるまでに分娩が終わるとされています。 12日は、出産を控えた妊婦やその家族などが訪れ二十二夜尊の碑の前で手を合わせていました。 会場では、福引や屋台が並び家族連れで賑わっていました。
-
伊那西高校スポーツフェスティバル
伊那市の伊那西高校のスポーツフェスティバルが13日に開かれ秋空の下生徒たちの歓声が響きました。 スポーツフェスティバルは、伊那西高校の文化祭の一環として毎年9月に開かれています。 学年対抗の4種目と、くじ引きで決めた青、白、赤の3チーム対抗の9種目が行われました。 このうちバラエティーリレーでは、ムカデ競争やタイヤ引き競争など、走者ごとに違う形式で順位を競いました。 スポーツフェスティバルは、生徒たちが自主的に行動し、お互いの頑張りを称え合って団結を深める事を目的としています。 木下美智教頭は「3年生のリーダーシップをみて、1、2年生も成長していってほしい」と話していました。
-
自殺予防週間に合わせて箕輪町が啓発活動
9月10日から16日までの自殺予防週間に合わせて箕輪町は町内3か所で啓発活動を、13日に行いました。 町の職員のほか、警察や消防、人権擁護委員などでつくる自殺予防対策連絡会のメンバーなど19人が参加しました。 このうちローソン箕輪松島店では、3人が相談窓口を紹介するチラシなどを配りました。 セーフコミュニティを推進する箕輪町は、安全・安心なまちづくりの一環で、毎年3月と9月に啓発活動を行っています。 平成23年から平成28年の6年間の町内の自殺者数は26人で町によりますと特に働き盛りの男性が多いという事です。 町では何か気になる事があったら、躊躇せず気軽に相談して欲しいと話していました。
-
伊那市 主防災会連絡会を来年度設置する方針示す
伊那市の白鳥孝市長は、市内にある自主防災会の連携強化とレベル向上のため自主防災会の連絡会を来年度設置する考えを13日に示しました。 伊那市議会一般質問で議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は、「災害時の危険箇所を良く知っている地元の人からの情報は避難勧告を出す際に重要な情報のひとつになる。自主防災会の拡充とレベルアップを図りたい」と話しました。 また、自主防災会の連携強化や情報交換の場として連絡会を来年度立ち上げたいとしています。 一般質問ではほかに、市消防団を来年度再編する方針が示されました。 消防団の人員不足から、実情にあった定数の見直しや分団の再編を行う計画です。 具体的な内容は、26日の市議会全員協議会で示すという事です。
-
特殊詐欺被害を未然に防ぐための学習会
悪質商法や特殊詐欺などの消費者被害に遭わないための知識を身につける学習会が12日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 学習会では、消費生活コンサルタントの北村きぬ子さんが講師を務め、実際にあった事例を紹介しながら説明しました。 北村さんは、「騙す方はプロです。プロ以上の知識を持って常に『騙されるかもしれない』という危機感を持っていてほしい。」と呼びかけました。 また「実際に起こった事件でもおかしいな?と思う点はいくつもあるが、被害者は自分で理屈をつけて納得してしまう。犯人は人間の心理をついてくるので対策をしっかりとしてください。」と話していました。 学習会は、生活協同組合コープながのが開いたもので、会場には10人が訪れました。 なお、去年の県内の特殊詐欺の発生件数は215件で、被害額は約4億円でした。 伊那警察署管内では8件で被害額はおよそ1,300万円、今年8月末現在では、6件およそ400万円の被害が発生しています。
-
子どもの健全育成に サン工業が伊那市に寄付
伊那市西箕輪の金属メッキ業サン工業株式会社は、子どもの健全育成に役立ててもらおうと12日、伊那市に400万円を寄付しました。 この日は、サン工業の川上健夫社長ら3人が市役所を訪れ、白鳥孝市長に目録を手渡しました。 サン工業は平成25年から毎年伊那市に寄付を行っていて、今年は去年よりも100万円多い400万円を寄付しました。 川上社長は「伊那の素晴らしい文化や自然を子どもの時にしっかり体感してもらい、大人になった時にこちらに戻ってきたくなるようなそんな教育に使ってもらいたい」と話していました。 白鳥市長は「毎年の寄付で大変ありがたい。産官で連携して人材育成に取り組んでいきたい」と話していました。 寄付金は、小学校のICT教育や、保育園の備品購入などに活用されるということです。
-
発祥の地「伊那」うまいそば処に初認定
信州そば発祥の地「伊那」のそば文化を発展させようと、伊那そば振興会が今年から始めた認証制度うまいそば処に、伊那市美篶のたんぽぽそば店が認定されました。 11日に伊那市役所で振興会の総会が開かれ、飯島進会長から今回初めて認定された「たんぽぽそば店」を運営する「みすずそばの会」の矢島清会長に認定証が手渡されました。 みすずそばの会では、毎週金曜日と土曜日に、複合型介護施設たんぽぽの家で100%上伊那産のそば粉を使った手打ちそばを提供しています。 会員は30人で、地元の福祉施設でそばを振舞っているほか、そば打ち教室を開いて技術を高めています。 矢島清会長は「地域のそば店みんなで認定を受けて、信州そば発祥の地『伊那』をみんなでPRしていきたい」と話していました。 認証制度は、信州そば発祥の地「伊那」を広く知ってもらおうと、振興会が今年4月から始めたものです。 上伊那産のそば粉を使っていることや、手打ちで提供していること、PR活動を行っていることが認定の条件になっています。 今年はこれまで申請は1件のみで、会では「既存のそば店の数が多いわけではないので、認証を受ける店舗と同時に、そば店自体の数を増やすことも課題」と話しています。
-
カモシカシードル醸造所 アジア最大の審査会で金賞受賞
伊那市横山でリンゴを使った発泡酒などを醸造している、カモシカシードル醸造所のシードルが、アジア最大の審査会第1回フジ・シードル・チャレンジで金賞を受賞しました。 12日には、入倉浩平所長が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長に受賞を報告しました。 今回金賞に選ばれたのは、「ラ・ドゥージィェム・セゾン」と名付けられた紅玉とシナノスイートを使ったシードルの甘口です。 すっきりした飲み口に、程良い甘さと酸味が楽しめるのが特徴だということです。 日本で開催された「フジ・シードル・チャレンジ」は、アジア最大のシードル専門の審査会です。 世界各国からおよそ50の出品があり、本場イギリスやフランスのシードルと並んで、最高賞に次ぐ金賞に選ばれました。国内で金賞を受賞したのはカモシカシードルのみでした。 受賞について入倉所長は「発表された夜は驚いて固まってしまった。美味しいものを造ろうと頑張ってきたのでとてもうれしい。今後も美味しいものを造り続けなければ、というプレッシャーもある」と話していました。 カモシカシードル醸造所は、東京都で福祉施設などを運営する有限会社グルップボエンデが、多角経営の一環で去年8月にオープンさせました。 横山の生産者からリンゴを仕入れているほか、自社でも1ヘクタールの畑で栽培するなど、完全地産で10種類のシードルを生産しています。 白鳥市長は「参入1年目で受賞はすごい。今後に期待したい」と話していました。 ラ・ドゥージィェム・セゾンは1瓶750ミリリットル入り1,620円で、南信地域の酒販店やインターネットで購入することができます。 また、20日に伊那市内で初めて開催されるシードルのイベントにも参加する予定で「地元のみなさんに地元の味を楽しんでもらいたい」と話していました。