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箕輪町で若者の交流と出会いのスポーツ大会
若者同士の交流と出会いを目的としたスポーツ大会が箕輪町のながたドームで15日に開かれました。 上伊那を中心に県内外の20代から40代の男女60人が参加しました。 チーム対抗で行われた「チャンバラ合戦」は、相手チームの腕についているボールをたたき落とし、残った数が多いチームが勝ちとなるゲームです。 この大会は、職業や年齢、住んでいる地域がそれぞれ違う若者同士の交流と出会いの場として箕輪町が開いたもので、今年で2回目になります。 町によりますと、去年はこの大会をきっかけに3組のカップルが成立したという事です。
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辰野高校 コールド負け
15日行われた夏の高校野球長野大会の上伊那勢の結果をお伝えします。 しんきん諏訪湖スタジアムで行われた辰野対東海大諏訪の試合は0対23(5回コールド)でで、東海大諏訪が勝ちました。
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最高気温33.8度 暑い一日
15日の伊那地域の最高気温は、この夏最高の33.8度まで上がり、うだるような暑い一日となりました。 上伊那広域消防本部によりますと午後5時現在、熱中症とみられる症状で宮田村の40代男性1人が病院に搬送されましたが、症状は軽いということです。 伊那市民プールの今シーズンの営業が15日から始まりました。 オープン初日の15日は、無料開放され小中学生や親子連れで賑わっていました。
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市街地と登山口を結ぶジャンボタクシー運行
伊那市の中心市街地と南アルプスの登山口を結ぶジャンボタクシーの無料運行が15日から始まりました。 ジャンボタクシーは9人乗りで、JR伊那市駅前から伊那市長谷仙流荘前の南アルプス林道バス営業所まで結びます。 朝5時に伊那市駅前を出発し、仙流荘を6時5分発の南アルプス林道バスに乗り継げるようにしています。 運行初日の15日は、東京や名古屋方面から6人が乗車しました。 大都市圏の登山客のニーズに応えるとともに、前泊需要を生みだし、中心市街地と山岳観光の活性化につなげようと、山岳関係者や飲食店などでつくるアスタルプロジェクトが企画したものです。 15日は、出発式が行われ乗車した6人に記念品が贈られました。 運行期間は15日から10月8日までの土曜日と祝日前日の日曜日で、ハイシーズン中の7月31日から8月12日までは毎日運行します。 今シーズンは、団体や個人の協賛金を活用して無料で運行する計画です。 また、伊那市が去年試験運行した伊那と木曽間を結ぶバス「パノラマライナー」の運行が15日から始まりました。 パノラマライナーは、JR木曽福島駅と伊那市長谷の仙流荘を結びます。 去年、好評だったことから運行期間を23日間から51日間に拡充させた他、一日1往復だった便を2往復に増やしました。 伊那市では、中京、関西方面からの登山客の利便性向上につなげたいとしています。 南アルプスの登山道では、現在、色とりどりの高山植物が楽しめるということです。
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芝平山絵図の虫干し
伊那市無形民俗文化財に指定されている芝平山絵図の虫干し行事が、伊那市高遠町の栗田多目的集会施設で15日、行われました。 この行事は、江戸時代の山争いをきっかけに作られた絵図を1年に1回虫干しするものです。 15日は、山争いに関係していた高遠町の芝平、御堂垣外、荒町、北原、栗田、四日市場の6地区の代表などおよそ10人が集まりました。 江戸時代の1708年に高遠の6つの村と諏訪の12の村が薪や建築材として使う木材を目当てに、芝平山の境界を巡り争いがおきました。 絵図は、その争いを収めるため、幕府が境界を定め双方に渡したものです。 それ以降高遠側の6つの村は絵図を持ち回りで保管し300年以上にわたり虫干しを行っています。 参加した各地区の代表は地域で長年にわたり保管されている絵図を感慨深げに眺めていました。 行事の最期には次に絵図の保管を担当する四日市場区の代表が受け取り書にサインをしていました。
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61歳の女性 塩見岳で滑落し大ケガ
南アルプス塩見岳で15日、61歳の女性が滑落し県警ヘリで救助されました。 女性は首の骨などを折る大けがを負っています。 伊那警察署の発表によりますと大ケガを負ったのは兵庫県の片岡順子さん61歳です。 片岡さんは14日2人で山に入り15日午前8時頃、塩見岳を登山中足を滑らせ約6メートル滑落したものです。 午前10時28分に県警ヘリで救助後、伊那市内の病院に運ばれました。 片岡さんは首の骨などを折る大ケガを負っています。
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路線バスと乗用車が接触事故
15日午前9時55分頃伊那市西町の国道で路線バスと乗用車が接触する事故がありました。 この事故によるけが人はいませんでした。 伊那警察署の発表によりますと事故があったのは伊那市西町の国道153号のT字路交差点で路線バスが右折した際、信号待ちをしていた乗用車と接触したものです。 路線バスの男性運転手と乗客2人、また乗用車を運転していた男性にケガは無く、乗客は代わりのバスに乗り換えたということです。 事故の原因については伊那署で調べを進めています。
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寒ざらしそば 15日から限定販売
江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されたとされる「寒ざらし蕎麦」が15日から限定で伊那市高遠町のそば店4店舗で提供されます 江戸時代、高遠藩から将軍家に献上されていたとされる「寒ざらし蕎麦」です。 提供店舗のひとつ「壱刻」です。 店主の山根健司さんがあすからの提供に向け、試食し今年の出来を確かめていました。 蕎麦は、30秒から40秒、ゆでて完成です。 寒ざらし蕎麦は、高遠産の蕎麦の実を、寒さの厳しい大寒に殻のついたまま清流に浸します。 これは、江戸時代にそばの実を保存するために始まったとされています。 2月4日の立春に水から引き揚げ寒風にさらして乾燥させてからそば粉にする手打ちそばで、あくが取れて甘みが増すといわれています。 寒ざらし蕎麦は、そばの実のタンパク質を取り除き、でんぷんや糖分を多く含んだ粉を使います。 山根さんは、そば粉だけの10割でうつ為、手間がかかると話します。 今年は、あすから高遠町内の、壱刻、華留運、ますや、楽座 紅葉軒の4店舗で「暑中信州寒晒蕎麦」として限定販売されます。 各店限定150食で、1人前1200円です。
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きゅうりを供えて無病息災「瓜天王」
伊那市手良中坪で「きゅうり」を供えて無病息災を願う全国的にも珍しい祭りが14日おこなわれました。 神社に設けられた祭壇に供えているのは「きゅうり」です。 中坪では江戸時代からきゅうりを供えて無病息災を祈る「瓜天王」が毎年7月14日に行なわれています。 この日は、中坪八幡社の氏子や区の役員が神事を行い、地域住民の無病息災、五穀豊穣を祈りました。 瓜天王は、江戸時代に疫病が流行した中坪で初物のきゅうりを供え厄払いをしたのが始まりとされています。 祭りは午後9時まで行われ、住民がきゅうりをお供えに訪れるという事です。
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学生が製造業者からものづくりへの思い聞く
長野県南信工科短期大学校の学生が地域の製造業者からものづくりに対する思いを聞く講演会が14日開かれました。 話をしたのは伊那市富県で製品設計を行っている有限会社スワニー社長の橋爪良博さんで、ものづくりに関わる地元企業が授業の中で話をするのは今回が初めてです。 講演ではスワニー開発の金型を造る期間とコストが従来の6分の1で済む「デジタルモールド」と呼ばれる技術を紹介しました。 橋爪さんは製造業の拠点が海外にシフトしていくなか日本で、ものづくりができる方法を考えたとしたうえで「今は製品の移り変わりが早い多様消費型の時代で大量にものを作れない。技術で仕事を生み出し頼ってもらえる会社にしていきたい。」と話していました。 講演が終わると学生たちが実際にスワニーの製品を手にとりものづくりの技術の一端に触れていました。 講演会は地元企業でつくる南信工科短大振興会などが開いたもので学生約40人が話を聞きました。 振興会では企業との交流会や見学会のほか技術研修なども企画していて南信工科短大を地域の人材が学び社会で活躍できるための教育の拠点としていきたいとしています。
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南ア北部地区遭対協西村さん 警察部外功労者表彰
半世紀以上に渡り南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会の隊員として活動した伊那市長谷の西村和美さんは、警察庁長官が贈る最高位の表彰「警察部外功労者表彰」を受賞しました。 13日は、西村さんが伊那警察署を訪れ、熊谷猛彦署長に受賞を報告しました。 西村さんは、昭和39年19歳の時に南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会に入隊しました。 平成5年から28年まで救助隊長を務め、52年にわたり山岳遭難の現場に立ち、また若手隊員の育成に尽力しました。 警察部外功労者表彰は、犯罪の予防や人名救助などに功績があった人に贈られるものです。 西村さんは、「隊長を務めた23年間は、二次災害がおきないようにすることを念頭において活動した。登山者は、自分にあった山に登ってほしい」と話していました。 今年、功労者表彰を受賞した人は41人で、長野県では西村さんのみとなっています。
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ICT活用の教育を推進
箕輪町総合教育会議が12日、箕輪中部小学校で開かれ情報通信技術ICTを活用した教育の進め方について意見交換しました。 総合教育会議は町教育委員会が開いたもので白鳥政徳町長、唐澤義雄教育長、町教育委員など12人が出席しました。 平成25年度に県からICT教育のモデル校に指定された箕輪中学校ではタブレット端末140台が導入され授業で活用されています。 委員からは「話し合いの中で育つ思考力を養う授業ができればよい」「地域の中にはICT教育に取り組んでいることを知らない人もいるのでPRも必要だ」といった意見が出されていました。 町教育委員会では、生徒が主体的に話し合いまとめたものを発表、評価する授業を実践するほか公開授業により外部の意見を聞き、ICTを活用した教育を推進していくとしています。
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北京の小学生が伊那で交流
中国北京の小学生が14日西春近北小学校を訪れ児童と交流しました。 北京の小学生7人は13日伊那市に到着しインバウンドの受け入れをしている農家で一泊しました。 14日は西春近北小学校を訪れプレゼントを交換したほか工作をして交流しました。 引率の教諭は「日本のアニメは有名で中国でも人気です。子どもたちには国際関係を養う機会にしてもらいたいです。」と話していました。 伊那市観光協会によりますと昨年度のインバウンドの受け入れは78団1,929人でしたが宿泊先の農家の負担を少なくするため受け入れを減らしているということです。 農家民泊の登録をしているのは約70軒ですが実際に受け入れているのは40軒ほどだということで今後は受け入れ農家の増加に力を入れていく考えです。 北京の小学生は15日以降飛騨高山や京都の観光地を巡り18日に帰国するということです。
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広域農道沿いの観光地周遊バス運行へ
長野県上伊那地域振興局は、南箕輪村から駒ヶ根市の広域農道沿いにある観光施設をめぐるバス「上伊那風土記(ふどき)街道周遊バス」を8月に運行させます。 13日は、伊那合同庁舎で、バスの運行に関する記者会見が開かれました。 上伊那風土記街道周遊バスは、8月1日から27日まで運行します。 JR伊那市駅を出発し、南箕輪村の大芝高原、伊那市のはびろ農業公園みはらしファーム、かんてんぱぱガーデン、駒ケ根市の駒ヶ根高原を1日2往復します。 料金は、区間は関係なく、1回降車するごとに大人200円となっています。 1区間10人ほどの利用を見込んでいます。 これは、長野県が各地域の振興局へ独自予算として配分している地域振興推進費を活用した事業で、事業費はおよそ230万円となっています。
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伊那市で木材利用のこれからの展開を考える講演会
地域の森林資源を地域内で使う仕組みをつくろうと、伊那市50年の森林(もり)人材育成協議会は、木材利用のこれからの展開を考える講演会を5日に開きました。 講師は国立研究開発法人森林総合研究所の大貫肇さんがつとめました。 「これからの木材利用の展開」をテーマに、利用促進と森林保全について話しました。 国産の木材の生産量は昭和42年をピークに減少し続けているという事で、「大規模建築物で木材が利用されるよう、鉄やコンクリートにかわる新たな部材を開発できるかどうかがこれからの課題です」と話していました。 「森林が富と雇用を支える50年後の伊那市」を基本理念としたビジョンを策定した市では、公共建築物に地元産材を取り入れる事や木質バイオマスの普及をさらに進めていきたいとしています。
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みんなで支える森林づくり上伊那地域会議 支援金の配分額示す
みんなで支える森林づくり上伊那地域会議が13日、伊那市の伊那合同庁舎で開かれ、今年度の森林づくり事業への支援金配分額が示されました。 この日は今年度1回目の会議が開かれ、森林づくり県民税を活用した今年度の計画案が示されました。 今年度上伊那全体では、1,324万円の配分額となっています。 伊那市は、松くい虫枯損木処理事業などで504万円。 箕輪町は、森林整備事業で133万円。 南箕輪村は、大芝村有林測量設計委託などで113万円となっています。 森林づくり県民税は平成20年度から導入されたもので、今年度で10年を迎えることから今後も継続していくべきかどうか意見が交わされました。 委員からは「多くの人が山に価値観が見出せるよう方法を考えていきたい」といった継続賛成の意見が出されました。
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伊澤修二記念音楽祭 ポスター原画に横山さんの作品
10月に伊那市内で開かれる第31回伊澤修二記念音楽祭のポスターの原画に、伊那西高校3年の横山弥央菜さんの作品が選ばれました。 ポスターの原画に選ばれた、伊那西高校3年の横山弥央菜さんの作品です。 横山さんの作品は、ポスターやチラシの原画として活用されます。 原画は、伊那市内の高校から20点の応募がありました。 第31回伊澤修二記念音楽祭は、10月28日(土)に開かれます。
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南箕輪村 戦没者慰霊祭
太平洋戦争で亡くなった人の霊を慰める南箕輪村戦没者慰霊祭が13日、村公民館で行われました。 慰霊祭には遺族などおよそ70人が出席し、戦没者に黙祷を捧げ花を手向けていました。 戦没者慰霊祭は、南箕輪村と村社会福祉協議会が毎年この時期に行っています。 南箕輪村では、太平洋戦争で170人の尊い命が失われています。 唐木一直村長は「悲惨な戦争を二度と繰り返さないこと、希望に満ち溢れた心豊かな社会を永遠に築いていくことが私たちに課せられた責務です」と話していました。 南箕輪村遺族会を代表して唐澤正吉副会長は「戦後から70年以上が経過し次の代へと変わっていく遺族もいる。戦争で犠牲になった人たちへの感謝と不戦への誓いを決して忘れてはならない」と話していました。
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農作物 生育遅くヤキモキ
春先の低温や降雨不足などにより農作物の生育が遅れています。伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームでは、観光客の受け入れに間に合うかヤキモキしました。 7月2日にオープンしたブルーベリー農園。 例年より1週間ほど色づきが遅く、オープンに間に合うかヤキモキしました。 4月・5月の夜に気温が上がらなかったことなどが影響しているとしています。 みはらしファームでは、2.1ヘクタールのブルーベリー農園があり、観光客を受け入れています。生育は遅れましたが、たま伸びや味に問題はないということです。 15日土曜日にオープンを控えているのがスイートコーン狩りです。 南箕輪村沢尻のこちらの受け入れ農園でも、生育が遅れています。 トウモロコシは温度の積算で生育が進むということですが、今年は、全体の気温が足りていません。 15日のオープンまでに実が生るか心配していましたが、何とか間に合いそうです。 15日には、ツアー客70人ほどを含め10組ほどを受け入れる予定です。 上伊那農業改良普及センターによりますと、今年は、春先に朝晩の気温が上がらず、全般的に生育が遅れているということです。 また、4月下旬から6月上旬は降水量が平年に比べかなり少なかったことが、草丈の生長に影響を与えたとみています。 ただ、6月下旬に気温が上がり、7月にまとまった雨が降ったのでここにきて生長は回復しているということです。
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伊那市西町の旧井澤家住宅で二胡の演奏会
伊那市西町の旧井澤家住宅で中国の伝統楽器、二胡の演奏会が12日に開かれました。 伊那部宿を考える会が開いた演奏会です。 伊那市内で二胡の教室に通っている12人が、映画音楽や歌謡曲、民謡などを演奏しました。
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南箕輪村社会福祉協議会 車いす用の車両を更新
南箕輪村社会福祉協議会は、村民を対象に貸し出している車いす用の乗用車が老朽化した事から新しい車両を購入し12日に納車式を行いました。 南箕輪村社会福祉協議会の金井健会長らが、納車式を行いました。 新しい車両は車いすに乗ったまま乗車できます。 これまで車いすを後ろから手で押して乗車していましたが自動で巻き上がるベルトを接続して楽に乗せる事ができるようになりました。 購入費用は168万円で、うち7割が赤い羽根共同募金の配分を受けています。 村社協では村内在住者を対象に車いす用車両の貸し出しを無料で行っています。 昨年度は、のべ88件の利用があったという事です。
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夏の全国高校野球長野大会 上伊那勢12日の結果
夏の全国高校野球長野大会12日の上伊那勢の試合結果です。 松本市野球場で行われた箕輪進修 対 池田工業の試合は2対8で箕輪進修が敗れました。
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高遠町総合支所のあり方について住民懇談会
高遠町保健センターへの機能移転の方針案が示されている伊那市の高遠町総合支所のあり方について住民懇談会が開かれ現地建て替えを望む意見が多くあがりました。 11日、伊那市高遠町総合福祉センターやますそで住民懇談会が開かれ、約200人が参加しました。 伊那市は、老朽化や耐震性の不足から現在の総合支所の機能を高遠町保健センターへ移転する方針案を示しています。 昨夜の懇談会は、市からの説明を改めて聞き、意見を交換する機会にしようと高遠町地域協議会と高遠町地区区長会が開いたものです。 住民からは、「今の庁舎は地域の人たちが心のよりどころとしてきた場所だ。経済効率を優先した判断ではなく、住民の思いや歴史、文化など数値化できないような事を踏まえて考えるべき」といった意見や「保健センターは現在のままその機能を残してほしい」などの意見があり、現地での建て替えを望む声が多くあがっていました。 高遠町地区では、8月1日に地域協議会と区長会の合同会議が、9日には白鳥孝市長と住民の懇談会が予定されています。 それまでにさらに多くの意見を集約し、高遠町地域の意見として市に届けるという事です。
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7月の河川愛護月間に合わせ個人や団体に感謝状
7月の河川愛護月間に合わせて、天竜川やその流域の美化活動などに功績のあった個人や団体に感謝状が贈呈されました。 12日、駒ヶ根市の天竜川上流河川事務所で表彰式が行われ、椎葉秀作事務所長から、2人と3団体に感謝状が贈られました。 このうち伊那市美篶の矢島信之さんは、三峰川堤防に関する活動を行っています。堤防の歴史や役割を調べ地元の小学生や地域の人たちに伝えています。 伊那市を拠点に活動している伊那ミヤマシジミを守る会は、天竜川や三峰川で保護活動を行っています。ミヤマシジミのエサとなるコマツナギの保全、外来植物の駆除が河川環境の保全にも繋がっているという事です。 伊那市の美篶区区長会は、三峰川の樹木の伐採を行っています。住民に河川環境について関心をもってもらおうと、地域のイベントなどでも植物の生育環境について紹介しているという事です。 椎葉事務所長は「河川空間をより身近なものにしているみなさんの活動に感謝します」と話していました。
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ドローンで間伐材の搬出作業軽減へ
伊那市と上伊那森林組合はドローンでワイヤーを張ることにより間伐材の搬出作業の安全と労力削減を進める計画です。 12日伊那市役所で開かれた新産業技術推進協議会でドローンの活用について検討している作業部会が報告したものです。 間伐材の搬出は山の上の起点となる場所に滑車を取り付け、そこにワイヤーロープを張り山の下の重機まで下ろしています。 その距離は約100メートルでワイヤーロープを担いで登るということです。 ドローンを活用すれば時間と労力が削減できるほか安全性も高まるということです。 まずドローンで軽いナイロンロープを張りそれにワイヤーロープを取り付けていきます。 伊那市と林業関係者は9月末までに実証実験を行い実用化していきたいとしています。
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シード校 伊那北の夏終わる
夏の全国高校野球長野大会で34年ぶりにシード権を獲得した伊那北高校は11日しんきん諏訪湖スタジアムで松商学園と対戦し8対0 7回コールドで敗れました。 2点を先制された伊那北は1回裏先頭の鈴木陽が出塁しますが後続が続きませんでした。 5回には馬場律がヒットを打ちますがここもあと1本が出ませんでした。 伊那北、守備では随所でファインプレーをみせます。 8点を奪われた伊那北はこの試合8対0の7回コールドで敗れました。 試合後は勝利を願う千羽鶴を松商ナインに手渡していました。 松商の藤井大地キャプテンは「伊那北の分もがんばります」と勝利を誓っていました。
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高校野球 上伊那勢11日の結果
第99回夏の全国高校野球長野大会、上伊那勢の11日の試合結果です。 松本市野球場で行われた、高遠 対 松本県ヶ丘 の試合は、4対8で高遠が敗れました。 県営上田野球場で行われた、赤穂 対 長野 の試合は、4対5で赤穂が敗れました。 しんきん諏訪湖スタジアムで行われた、辰野 対 蘇南 の試合は、8対3で辰野高校が勝利しました。 勝った辰野高校は、15日の午前9時30分からシード校の東海大諏訪と対戦する予定です。
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伊那西高校新体操クラブ2人 県の育成支援選手に
伊那市の伊那西高校新体操クラブに所属する池上優菜さんと小池萌々華さんは、2020年の東京オリンピック出場を目指す選手を県が支援する「オリンピアン育成支援事業指定選手」に選ばれました。 伊那西高校新体操クラブに所属する2年の池上優菜さんと1年の小池萌々華さんです。 池上さんは、県の支援が始まった2014年から4年連続で、小池さんは今回初めて指定選手に選ばれました。 「オリンピアン育成支援事業」は、東京オリンピックなどの国際舞台で活躍が期待できる選手を県が支援するものです。 遠征費や競技にかかる費用について補助をします。 今回は、体操の他に陸上や水泳など6つの競技から18人が選ばれました。
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秋の味覚「サンマ」の初物 伊那の市場に入荷
秋の味覚「サンマ」の初物が、伊那市西春近の市場「丸水長野県水」に11日に入荷しました。 丸水長野県水に並んだサンマは、10日に北海道釧路で水揚げされたものです。 大きさは旬の時期の3分の2ほどですが、値は10倍の1尾1,000円がつけられました。 この日は丸水に通って58年、日課になっているという伊那市坂下の佐藤良一さんの姿もありました。 佐藤さんは「やっぱり初物は高い。中国産の影響もあると聞く。今少しすると値段も下がり良いものが出てくる」と話していました。 ここ数年は中国や台湾の漁船による乱獲により、サンマの漁獲数は減り、価格が上がっているということです。 今年は、今のところ海水温が例年より2度から3度低く、サンマにとっては良い環境になっているということです。 丸水長野県水・伊那水産グループの花塚和浩グループ長は「豊魚が期待されるのではないかと言われているが、実際にあがってみないとわからない。初物なのでサイズは小さいが、この時期にしては珍しいもの。価格もご祝儀相場になっている」と話していました。 本格的なサンマのシーズンは8月の盆明け頃からになるということです。
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山岸道子さん レザークラフト展
伊那市山寺の山岸道子さんが製作したレザークラフトの作品展が、南箕輪村南原の喫茶店で開かれています。 会場には、山岸さんが製作した作品およそ120点が並んでいます。 中学や高校で家庭科を教えていた山岸さんは、授業で扱ったことがきっかけでレザークラフトの作品をつくるようになりました。 作品は、牛や鹿の革に特殊な工具を使って模様を付けています。 バッグや財布の他、1枚の革からつくった干支の置き物もあります。 中には、細かい模様を丁寧につけるため、完成までに1年以上かかる作品もあるということです。 山岸道子さんのレザークラフト展は、29日(土)まで、南箕輪村南原のコーヒー&ギャラリーなごみの樹で開かれています。