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通算60回目の伊那まつりテーマ「のぞむ」 実行委員会で承認
伊那まつり実行委員会が20日に開かれ、勘太郎まつりから数えて通算60回を迎える今年の伊那まつりのテーマを「のぞむ」とする方針が承認されました。 この日は、実行委員会が伊那市役所で開かれ、関係者およそ70人が出席しました。 実行委員会では荒井区長の小林建正(けんしょう)さんが実行委委員長に選ばれました。 また、伝統と文化を継承し、発展させ新しい時代の魅力ある伊那まつりを目指そうと、テーマを「のぞむ」とする方針が示され、承認されました。 今年の伊那まつりは、昭和33年に始まった「勘太郎まつり」から数えて通算60回を迎えます。 これに合わせ、記念の勘太郎デザインを作成し、商品のラベルにプリントして販売されます。 この日承認された実施方針については、伊那まつり委員会で協議し、最終決定することになっています。
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シルバー人材センター会員の力作がならぶ
伊那広域シルバー人材センターの会員による展示会が20日から、伊那市のシルバー人材センターで始まりました。 会場には、工芸や手芸、書道など、会員120人の作品150点ほどが展示されています。 展示会は、作品づくりの集大成の場として開かれていて、今年で24回目となります。 伊那広域シルバー人材センターには、伊那市から辰野町までの高齢者およそ650人が登録しています。 センターでは、「会員の力作をみてもらい、何かに挑戦する気持ちを持ってもらいたいです」と話していました。 展示会は、23日木曜日まで開かれています。
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第63回伊那市民体育祭 スキー競技 技術・スピード競う
第63回伊那市民体育祭・スキー競技が19日、伊那スキーリゾートで開かれ、参加者がスピードや技術を競いました。 大会には、小学生から一般までおよそ40人が参加しました。 コースは、伊那スキーリゾートのゲレンデ頂上からおよそ600メートルで、11本立てられたポールを交互に通過しながらゴールを目指します。 全てのポールを通過できたかどうか、ゴールまで何秒かかったか、で順位を競います。 参加者は、急斜面に立てられたポールを交わしながら、スピード感のある滑りを見せていました。 大会の結果、小学生の部優勝は女子が宮下楓さん・男子が岡部豊和くん、中学生の部男子優勝は小牧大晟くん、一般の部優勝は女子が高橋礼子さん・男子が荻原大輔さん、マスターの部優勝は女子が唐木千穂さん・男子が酒井公雄さんでした。
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底辺拡大へ 低学年対象の野球教室
上伊那地域の少年野球チームの低学年を対象にした野球教室が19日、箕輪町の長田ドームで開かれました。 この日は、上伊那地域の少年野球チーム3チームから、およそ40人が参加しました。 教室では、キャッチボールやバッティング、ミニゲームなどが行われ、子どもたちが楽しみながら練習をしました。 この教室は、去年初めて開かれた上伊那ベースボールサミットをきっかけに、野球人口の底辺を拡大していこうと初めて企画されました。 低学年のうちから野球の楽しさを知り、友達の輪を広げてもらおうというもので、箕輪町の少年野球チーム「S-Japan」の指導者の呼びかけで開かれました。 指導にあたったS-Japanの柴仁志監督は「みんなで練習して楽しんだことが重要だと思う。今後取り組みを上伊那の他のチームにも広げていきたい」と話していました。
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春をよぶフルートアンサンブルコンサート
伊那を中心に10代から70代が所属する「伊那フルートアンサンブル」のコンサートが、19日に伊那市のいなっせで開かれました。 「春をよぶフルートアンサンブルコンサート」として毎年この時期に開いていて、今年で14回目です。 年々訪れる人が増え、今年は初めて午前と午後の2回公演を行いました。 コンサートでは、クラシックや映画のテーマ曲など19曲を、音程の違う5種類のフルートを使って演奏しました。
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富県ふるさとまつり 地域の団体がステージ発表
地域で活動しているクラブや芸能団体などが1年間の練習の成果を発表する、伊那市の「富県ふるさとまつり」が19日、富県ふるさと館で行われました。 富県公民館や地域で活動しているクラブのほか、芸能団体、小学校など19団体、250人が発表しました。 このうち富県小学校1年ひかり組は、けん玉を披露しました。 ほとんどの児童は、保育園からけん玉を練習しているという事です。 難しい技は何度も挑戦し、成功すると会場から拍手が送られていました。 富県ふるさとまつりは、「地域の活性化と文化の発展を目的に毎年この時期に行われていて、今年で37回目となります。
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ラナンキュラス 出荷最盛期
伊那市美篶の花卉農家丸田旭雄さんのハウスでは、冬の花「ラナンキュラス」の出荷が最盛期を迎えています。 丸田さんのハウスでは、黄色やピンク、赤など、色鮮やかなラナンキュラスが花を咲かせていて、きょうは、丸田さんが1本ずつ丁寧に摘み取り作業をしていました。 ヨーロッパ原産の「ラナンキュラス」は、比較的寒さに強いことから、この時期に出荷の最盛期を迎えます。 上伊那地域では、主力品種の「トルコギキョウ」の生産時期が終わる10月頃から春までの期間に栽培されています。 丸田さんのハウスでは、これまでのものに比べて色が豊富な上伊那のオリジナル品種を、去年から育てています。 丸田さんは「色も鮮やかだし、花がかわいらしい。上伊那の気候にも合っている花だと思うので、今後期待できる」と話していました。 ラナンキュラスの出荷作業は、3月末頃まで行われるということです。
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VC長野 19日の試合結果
日本バレーボールリーグの2部リーグ「VチャレンジリーグⅠ(ワン)」VC長野トライデンツの試合結果です。 VC長野は19日、埼玉アザレアと対戦し、セットカウント3対0で勝ちました。 リーグ戦は、21試合中19試合を消化し、VC長野は13勝6敗の3位となっています。 次回は、25日に大同特殊鋼レッドスターと対戦します。
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中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展
上伊那を中心とした小学生の書道作品が並ぶ「伊那谷で育った中村不折に続け!子どもたちの書初め書道展」が18日から伊那文化会館で始まりました。 会場には、上伊那と松川町の小学校5、6年生の作品およそ416点が展示されています。 中村不折は、幼少期を伊那で過ごした書家で画家です。 この展示会は、不折を知ってもらい書道に親しんでもらおうと上伊那書道協会などが開いています。 18日はオープニングセレモニーが行われ、入賞者に賞状が贈られました。 最高賞の中村不折賞には、赤穂南小学校5年の立花愛さんの作品が選ばれました。 上伊那書道協会の池上信子会長は、「不折の不屈の精神を受け継いでさらに筆文字に力を入れていってほしい」とあいさつしました。 子どもたちの書初め書道展は26日(日)まで伊那文化会館で開かれています。 その後、アルプス中央信用金庫本店で3月10日まで、各支店で24日まで展示されます。
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伊那西スケート場 251人が利用
伊那市の天然リンク伊那西スケート場が4日に閉場し、今シーズンは251人が利用しました。 今シーズンの営業日数は、1月21日から2月4日までの13日間でした。 有料利用者は83人、氷上運動会や伊那西小スケート教室などの無料利用者は168人で、合わせて251人が利用しました。 昨シーズンの営業日数は4日、で、30人すべてが無料利用者でした。 伊那市教育委員会によりますと、朝晩の冷え込みは厳しかったものの日中の日差しで氷が薄くなり、降雪後の除雪作業がすぐにできない状況が続いたため、滑走可能日が少なくなったとしています。
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空き家物件案内DAY
伊那市への移住希望者を対象とした見学会「空き家物件案内DAY」が、18日初めて開かれました。 18日は伊那市の空き家バンクに登録されている物件4軒を見学しました。 東京都や大阪府などから4組6人が参加しました。 これは、伊那市に来てもらうきっかけづくりとして、市が初めて開いたものです。 空き家バンクの取り組みは、これまで長谷・高遠地区のみで行われていましたが、今年度から市内全域に広がりました。 平成22年度からこれまでに、述べ72軒の登録があり、48軒が成約につながったということです。 参加者は「トイレはどうなっているのか」「改修の費用はどうなるか」などと担当者に聞いていました。 伊那市では、今後もこうした取り組みを通じて移住促進につなげていきたいとしています。
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南箕輪村の日 混声四部に編曲された村民の歌披露
2月18日は南箕輪村の日です。 記念イベントが南箕輪村民センターで開かれ、総勢180人による「南箕輪村民の歌」が披露されました。 イベントでは、村内の小中学生や一般公募で集まった180人が混声四部合唱に編曲された「南箕輪村民の歌」を披露しました。 村民の歌は、昭和36年に制定されたものです。 「村民の歌を合唱で歌いたい」という声が多く寄せられていたことから、南箕輪村文化団体連絡協議会が、箕輪町の作曲家唐澤史比古さんに編曲を依頼し、去年8月末に完成しました。 イベントに向け、去年11月から8回練習を重ねてきたということです。 また、今日は、村の発展に尽力した個人や団体が表彰されました。 表彰状が贈られたのは、まっくんファームの組合長を10年間務めた倉田庄衛さん 村交通安全協会役員を6年間務めた原浩さん、 村消防団長を4年間務めた藤田政幸さんです。 このほか21の団体と個人に感謝状が贈られました。 南箕輪村は、明治8年2月18日に誕生し、今年で142年となります。
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洋ラン展示会 色とりどりのラン並ぶ
上伊那を中心に中南信地域に住む愛好者でつくる「洋らんの花を楽しむ会」の展示会が、箕輪町富田のガーデン和らぎで開かれています。 会場には、会員が育てた洋ラン40種類およそ350点が並んでいます。 「洋らんの花を楽しむ会」は、上伊那を中心に中南信地域の愛好者でつくり、今年で発足22年目を迎えます。 初心者からベテランまで一緒になって学び、多くの人に洋らんを楽しんでもらおうと丹精込めて育ててきたということです。 代表的な「カトレア」や「シンビジウム」のほか、コクシネアやアングレカムなど、珍しい品種のものも並んでいます。 会では「色とりどりのランの花を見てもらい、一足早く春を感じてもらいたい」と来場を呼びかけています。 第16回洋らん展示会は、19日(日)まで開かれていて、ランの育て方講習会や、花の格安販売、花が当たる抽選会も行われます。
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南小ドラゴンズ 卒団式
南箕輪村の南箕輪小学校の児童でつくる少年野球チーム、南小ドラゴンズの今年度の卒団式が18日、村公民館で行われました。 保護者やチームのメンバーが拍手する中、卒団生1人1人が名前を呼ばれて入場しました。 今年度南小ドラゴンズを卒団するのは、6年生6人です。 卒団生を代表して、福澤奏多くんは「悔しかったことも楽しかったことも忘れない思い出になった。中学校に行っても頑張りたい」と挨拶しました。 根津淳一監督が1人1人にメッセージを贈り、卒団記念のアルバムとメダルを手渡しました。 根津監督は「チームワークや、自分で工夫したり努力したりすることの大切さを感じられたと思う。南小ドラゴンズで学んだことを信じて進んでいってほしい」と激励しました。 今年度、南小ドラゴンズは全日本学童軟式野球選手権大会上伊那大会で優勝しています。 新チームは4月の開幕戦に向けて練習を重ねているということです。
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VC長野 18日の試合結果
日本バレーボールリーグの2部リーグ「VチャレンジリーグⅠ」VC長野トライデンツの試合結果です。 VC長野は18日、つくばユナイテッドSunGAIAと対戦しセットカウント3対0で勝ちました。 リーグ戦は、21試合中18試合を消化し、VC長野は12勝6敗の3位となっています。 次回は19日に埼玉アザレアと対戦します
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箕輪町郷土博物館がガイドボランティア認定
箕輪町の竜東5地区の名所をつなぐ信州みのわ東山山麓歴史の道のガイドボランティア認定式が17日箕輪町文化センターで行われました。 ガイドボランティアに認定されたのは箕輪町郷土博物館の研修会や学習会に参加した10人です。 17日は認定証のほかガイドを行うさいに着用するベストや名札が渡されました。 東山山麓歴史の道は箕輪町の北小河内、南小河内、長岡、三日町、福与の竜東5地区にある史跡や名所をつなぐ道で新日本歩く道紀行100選に認定されています。 ポイントごとに看板が設置されルートなどが分かりやすいようになっています。 ガイドボランティアは町郷土博物館の公認ガイドとして希望者とともにコースを散策しながら詳しい説明をします。 町郷土博物館ではガイドの追加認定や地元の農産物を販売する休憩場所を設けるなど、ガイドボランティアを地域活動として定着させていきたいとしています。
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中ア ジオパーク認定に向け理解を深める
中央アルプスの日本ジオパーク認定に向け、理解を深め、認識を共有しようと16日、箕輪町の地域交流センターで講演会が開かれました。 会場には、上伊那地域の自治体職員などおよそ50人が集まりました。 この日は、京都府、兵庫県、鳥取県の3府県にまたがる「山陰海岸ジオパーク」の公認ガイド・今井ひろこさんが「ジオパークで地域を元気に!」と題して講演しました。 山陰海岸ジオパークは、日本列島がユーラシア大陸から分かれた際にできた貴重な地質や地形が残っていることから、2010年に世界ジオパークに認定されています。 「ジオの恵み」と銘打った海産物の提供や特殊な地形の海岸を活用したカヌー体験など、ジオパークを観光資源として利用した様々な取り組みが行われているということです。 ジオパーク認定に向け重要な点について今井さんは「地域の人たちが地域資源を知り、活用できるかが課題です。地域の盛り上がりが必要です」と話していました。 また、「地質や地形など、地域の宝について説明できるということが大切です。それが観光や防災、地域活性化につながっていく」と説明していました。 講演会は、上伊那地域の自治体や団体事業者など60の組織でつくる「中央アルプスジオパーク構想推進協議会」が、理解を深め、認識を共有しようと開いたものです。
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南ア食害対策 継続の必要性訴える
今年取り組み10年目を迎える「南アルプス食害対策協議会」は17日、活動報告会を開き、活動を継続していく必要があると訴えました。 この日は伊那市役所で報告会が開かれ、関係者などおよそ100人が出席しました。 南ア食害対策協議会は、ニホンジカによる深刻な食害を広域的に食い止めようと、関係市町村や国、県、信州大学農学部などが平成19年に立ち上げました。 伊那地域では主に、仙丈ケ岳の植生保護のためのシカ柵やくくりワナの設置、また猟友会による捕獲などを行っています。 報告会では、信大農学部の竹田謙一准教授は、シカは間伐をした場所よりもしていない場所の方が多くなっていると話しました。 竹田准教授は「これまでの捕獲で、シカは人の入りづらい場所に移動している。減っているという報告もあるが、実際は目に見えない場所で生息している」と話していました。 また、南信森林管理署の相馬夏美さんは、今後の課題について話しました。 管理署がワナ設置に携わった職員に対して行ったアンケート調査によると、39%が「現場の見回りに対し負担を感じる」と答えている一方で、73%が「今後も現状維持での継続が必要だ」と答えています。 この結果から管理署では、非常勤職員となる猟友会会員の雇用や、見回り・捕獲の効率化が今後の課題としています。 協議会長の白鳥孝伊那市長は「暮らす場所からは離れた場所にあり、たどり着くにも苦労する場所での活動なので、大変だがコツコツと続けていくしかない」と話していました。 協議会では、発足10年目を迎えることから、来年度、記念報告会を実施する計画です。
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国道361号全面通行止め解除 21日~片側交互通行に
伊那市高遠町の国道361号の全面通行止めが21日から解除となります。 3月31日までは片側交互通行で、伊那建設事務所では、桜まつりが始まる4月1日には全面通行を間に合わせたいとしています。 道路を管理する伊那建設事務所によりますと、応急工事として、落石防護柵の設置やモルタルの吹き付けなどの工事を進めてきました。 応急工事が20日(月)に完了する見込みとなったことから、21日からは全面通行止めを解除し、片側交互通行にするということです。 片側交互通行の期間は2月21日~3月31日までです。 伊那建設事務所では、4月1日からは高遠城址公園でさくら祭りが始まることから、全面通行が可能となるよう残りの工事を進めていくとしています。 なお、時間帯によっては渋滞が予想されるため、通勤時間などはナイスロードや県道沢渡高遠線を利用するよう呼び掛けています。
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あすは「南箕輪村の日」 村内で特別給食
2月18日は南箕輪村の日です。 村内の保育園や小学校では17日、「村の日 特別給食」が出され、子どもたちが味わいました。 南箕輪村北部保育園では、「まっくんむし」や「おおしばこうげんあえ」など、南箕輪村ならではのネーミングのメニューが出されました。 「まっくんむし」は、肉団子をカレー風味のもち米で包み、地元産の豆を目に見立て、村のキャラクター「まっくん」をイメージしています。 この日は野菜などの生産者も園を訪れ、子どもたちと給食を味わっていました。 子どもたちは「まっくんみたい」「おいしい」と、村ならではのメニューに喜んでいました。 南箕輪村は、1875年2月18日に6つの村が合併してできた村です。 記念日に合わせて村らしい給食を子どもたちに食べてもらい、地域に愛着をもってもらおうと、毎年栄養士が献立を考え提供しています。
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若者対象の料理教室 洋食にチャレンジ
20代・30代の若者を対象にした料理教室が12日、箕輪町保健センターで開れました。 料理教室は、若者同士の交流や自炊のきっかけにしてもらおうと箕輪町公民館が去年から開いているものです。 今回は、箕輪町地域おこし協力隊の岡部園江さんが講師を務め、ベーグルサンドやオニオンサラダなどを作りました。 これまで講座では和食中心のメニューでしたが、今回は初めて洋風のメニューに挑戦しました。 参加者は、互いに料理の手順や焼き加減を確認しながら調理していました。 およそ2時間かけて料理が完成しました。 講座は今年度あと2回の予定で、3月5日と12日に開かれます。
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架空請求詐欺未然に防ぎ ドコモショップ伊那店に感謝状
架空請求詐欺を未然に防いだとして、伊那市山寺の携帯電話販売店ドコモショップ伊那店に、伊那警察署から感謝状が贈られました。 9日は、ドコモショップ伊那店の北森健太店長と伊藤愛美副店長が伊那警察署を訪れ、内川政澄署長から感謝状を受け取りました。 今年1月10日、伊那市在住の50代の女性が「有料動画サイトの閲覧料として11万円を請求された」との相談で来店し、伊藤さんが対応にあたりました。 この女性は「有料動画閲覧サイトの料金が未払いなので連絡を」などと書かれたメールに記載された番号に電話をかけ、料金を支払うつもりでショップに来店したということです。 伊藤さんが警察に相談するよう説得し、架空請求だと気づいたということです。 伊那警察署によりますと、特殊詐欺はこれまでオレオレ詐欺の発生が多く、被害者も高齢者が中心でしたが、最近は、架空請求詐欺が増え、被害者も老若男女問わず幅広い世代が対象になっているということです。 女性の被害が多く、請求額を少額にするなど手口も変わってきているということです。 伊那警察署では「有料サイトの料金が未納、連絡のない場合は法的な処置をとる。この番号に連絡を」などといったメールは詐欺を疑い、絶対に相手と連絡を取らないよう注意を呼び掛けています。
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旧井澤家住宅で雛祭り
江戸時代から現代まで、様々な雛人形を展示する雛祭りが、伊那市西町の旧井澤家住宅で行われています。 昭和初期の内裏雛に、昭和30年代の段飾り雛、平成に入ってつくられた物など、その作りの違いを見ることができます。 他にも、吊るし雛やまゆ玉など、100点以上が並べられています。 雛人形は、旧井澤家住宅を管理している伊那部宿を考える会に寄贈されたもので、雛祭りは今年で12回を数えます。 古いものでは、この住宅の土蔵から見つかった江戸時代の押し絵雛などもあります。 雛祭りは、3月3日まで行われていて、最終日には甘酒が振舞われます。
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天竜川水系 渓流釣り解禁
天竜川水系の渓流釣りが解禁となりました。 この日を待ちわびた釣り人たちが早速、魚との駆け引きを楽しみました。 16日は、天竜川とその支流の渓流釣りが解禁となりました。 午前10時頃、天竜川本流では、川に糸を垂らす人たちの姿が見られました。 イワナやヤマメ、アマゴなどが対象となる渓流釣りは、16日以降、県内の河川で順次、解禁となります。 伊那市西箕輪で天竜川漁業協同組合理事の伊藤伸一さんです。 この日を待ちわびていたという伊藤さんは、今朝4時から、小沢川に入ったということです。 小沢川では、午前10時までに7匹のアマゴが釣れたということです。 30センチを超える大物狙いの本流では、残念ながら釣果はありませんでした。 それでも解禁日からの釣りを楽しんでいました。 午後2時、小黒川では、狐島の塚田 剛さんが釣りを楽しんでいました。 午前中6匹のアマゴを釣り上げたということです。 天竜川漁協によりますと、解禁日の出足はまずまずで、今後水温が上がってくれば、さらに釣果が期待できそうだということです。 また、漁協に報告のあった解禁日に釣れたもっとも大きい魚は57センチのイワナだということです。 なお、遊漁料は年間券が6600円、1日券が1100円です。
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伊那東小と酒井さんロータリー顕彰
伊那ロータリークラブは、伊那東小学校の花委員会と、伊那市西春近の酒井武志さんに、ロータリー顕彰を今日贈りました。 16日は、伊那ロータリークラブの創立記念例会が伊那市のくぬぎの杜で開かれ、顕彰が行われました。 今回は、伊那ロータリークラブの藤澤 秀敬会長から、伊那市の伊那東小学校の小林克彦校長と西春近の酒井武志さんに顕彰が贈られました。 伊那東小学校花委員会は、地元地区から花壇を引き継ぎ、学校近くの花壇の植え替え、水やりなどの手入れを10年以上続けています。 そのほかにも、育てたプランターを保育園や老人ホーム、伊那警察署に贈る活動をし、地域の環境美化に貢献しています。 西春近の酒井武志さんは、父・渡さんが15年前に始めた沢渡駅の自転車の整理を引き継ぎ、毎朝行っています。 沢渡駅前の道路は、道幅が狭く通行量も多いので、自転車の整理は、交通安全・美観にもつながっています。 伊那ロータリークラブは、地元の優れた活動を顕彰していて、今回で38回となります。
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中国茶で日中友好
日中の文化交流を促進しようと、中国文化と中国茶を学ぶ講演会が、16日、伊那市の伊那浄水管理センターで開かれました。 講師を務めたのは、人民中国雑誌社東京支局長のウブンさんと妻のカツさんです。 ウブンさんが、伊那自動車教習所の卒業生であることが縁で、伊那で講演しました。 ウブンさんは、中国茶の歴史や文化、中国茶の効能や飲み方などを紹介しました。 また、茶の先生を務めているカツさんが、数種類のお茶を入れ、参加者が、味わっていました。 ウブンさんは、中国では日本の南部鉄器がとても人気があると紹介しました。 お茶を入れる際に、お湯の温度を高いまま保てるということで、お茶の世界では三大神器と呼ばれているということです。 この講演会は、日中の文化交流を促進しようと、日中友好協会伊那地区本部がおよそ10年ぶりに開いたもので40人ほどが参加しました。
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最高気温13度で3月下旬並み 今年一番の暖かさ
16日の伊那地域の最高気温は13度で今年一番の暖かさとなりました。 伊那市の春日公園では、暖かな日差しの下、シートを広げて昼食を楽しむ親子の姿がありました。 16日の伊那地域の最高気温は午後3時35分に3月下旬並みの13度となり、今年一番の暖かさとなりました。 長野地方気象台によりますと、この暖かさは17日も続く予想ですが、18日以降は冬型の気圧配置となり最高気温、最低気温とも下がる見込みです。
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平成28年分の確定申告の受け付け始まる
16日から、全国一斉に平成28年分の確定申告の受付が始まりました。 伊那税務署が管轄する辰野町から中川村の住民が対象となる申告会場は、伊那市のいなっせに開設されています。 16日の午前9時から申告が始まり9時半には100人ほどが訪れたという事で、多くの人が順番を待っていました。 確定申告は、自営業や給料が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象となります。 会場では、伊那税務署の職員が申告書の作成などをサポートしていました。 申告会場のいなっせは連日込み合うため、伊那税務署では国税庁のHPを使った申告書の作成を呼びかけています。 平成28年分の所得税と贈与税の確定申告は、3月15日までで、いなっせでの受付は、土日を除く午前9時から午後4時までとなっています。
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箕輪町一般会計当初予算案 92億2,000万円
箕輪町は総額92億2,000万円の平成29年度の一般会計当初予算案を、16日に発表しました。 今年度の当初予算と比べ6億7,800万円、率にして6.8%の減となっています。 平成29年度の一般会計当初予算案の総額は92億2,000万円で、今年度の当初予算と比べ6億7,800万円、率にして6.8%の減となっています。 主な新規事業は、町内の若者の定住促進を促すため住宅取得に対して補助する「若者世帯定住支援事業」に1,760万円、間伐材や剪定した枝を薪やチップとして有効活用する「みどりの資源リサイクル事業」に599万円、小学生に野菜栽培キットを配布する「親子でかんたん野菜づくり事業」に60万円、町を広くPRするための住民参加型のナイトランニングイベントの実施に414万円などとなっています。 ほかに、今年度から進めている沢保育園の建設事業で、旧園舎の解体、園庭整備などに9億1,500万円、創業支援施設としての機能を持たせる産業会館の耐震改修に1億5,400万円などとなっています。 白鳥町長は「人と仕事が集まるまちの再構築から、さらにステップアップし、着実に事業を実施していきたい」と話しました。 箕輪町の平成29年度の一般会計当初予算案は3月議会に提出されます。
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農業の動向について情報共有
伊那市内の農家が農業の動向などについて情報共有する「夜なべ塾」が10日、伊那市のJA上伊那本所で開かれました。 夜なべ塾では海外や都市部の学生などを受け入れる民泊を行っている農家が話をしました。 受け入れ農家は「訪れた学生たちは将来の消費者です。観光と農業を組み合わせることで活性化につなげていきたい。」と話していました。 伊那市観光協会によりますと市内で農家民泊を行っているのは40軒ほどで希望者数に対し受け入れ数が少ないのが現状だということです。 ほかにはロボット技術などの活用により作業の省力化や新規就農をサポートするスマート農業も紹介され、参加者は熱心に耳を傾けていました。 夜なべ塾は市内の農家でつくる伊那市農業者協議会が情報共有や研鑽の場として開いたものでおよそ70人が出席しました。