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南箕輪村マレット同好会 夏大会
南箕輪村マレット同好会の夏大会が、今日、大芝マレットゴルフ場で開かれました。 6日は、55人ほどが参加し、36ホール、パー144のあかまつ・ひのきコースを回りました。マレット同好会は、毎週2回例会を開いています。 大会は年に7回あり、夏大会はその一つです。 参加者は、仲間と会話をしながら、プレーを楽しんでいました。 同好会の倉田 喜隆会長は、「上手な人も初心者も一緒に回り楽しめるのがマレットの良さ。自然の中でできるのもいい」と話していました。 また一度プレーすると、4~5千歩歩くことになり、健康にもいいということです。 なお、夏大会の結果、男性は110打で松本 孝志さん、女性は116打で山﨑 節子さんが優勝しています。
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最高気温30.4度 熱中症に注意を
6日の伊那地域の最高気温は、8月上旬並みの30.4度まで上がり、暑い一日となりました。 長野地方気象台によりますと、7日は6日よりも日中の気温が高くなる見込みで、伊那地域の最高気温の予想は32度となっています。 蒸し暑さが続くため、気象台では熱中症など体調管理に気を付けるよう呼びかけています。
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南アルプス遭対協が夏山シーズンに合わせて救助訓練
南アルプスでの救助活動や遭難防止に向けた取り組みを行っている南アルプス北部地区山岳遭難防止対策協会のメンバーは6日、伊那市長谷で救助訓練を行いました。 この日は、長谷の鷹岩で、南ア遭対協の救助部のメンバー19人が救助訓練を行いました。 訓練は、本格的な夏山シーズンに合わせて毎年行っています。 この日は、滑落した人を引き上げて救助する訓練を行いました。 メンバーは、伊那市役所の職員を中心に30代から40代の人たちです。 南ア遭対協の主な管轄エリアは、南アルプスの北部、鋸岳から塩見岳までです。 去年は7月と9月に出動し、それぞれ1人ずつの救助にあたりました。 救助者は、いずれも単独で入山し、道に迷ってしまい救助の要請をしたということです。 夏山では道に迷うケースが多く、遭対協では「山に入る際は、最低限地図やコンパスを持ち歩くなど山を甘く見ないで登山を楽しんでもらいたい」と話していました。
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アルプス中央信用金庫 献血に長年協力して表彰
伊那市荒井に本店を置くアルプス中央信用金庫は、40年以上に渡り献血に協力したとして、県献血推進協議会長表彰を受賞しました。 6日は、アルプス中央信用金庫の地田俊彦常勤理事総務部長に表彰状が伝達されました。 あるしんでは、年に1回献血を行っていて、昨年度は23人が協力したということです。 40年以上に渡り組織的に協力していて、400ml献血にも積極的に参加しているということです。 地田総務部長は「今回の受賞が今後の励みにも繋がる。多くの人に献血の輪が広がることを願っています」と挨拶しました。 この他に、辰野町の米玉堂食品株式会社が、上伊那郡市献血推進対策協議会表彰を受賞しました。
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とにかく元気!83歳 現役審判
伊那市美篶の桜田浅吉さん。 日本ソフトボール協会の公認審判員です。 昭和9年生まれの83歳で孫が2人います。 審判歴は30年以上。とにかく元気でジャッジの正確さには定評があります。
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バーチャル高校野球で全試合を生配信
朝日新聞長野総局と長野朝日放送、日本ケーブルテレビ連盟信越支部長野県協議会の3者は、高校野球情報サイト「バーチャル高校野球」で全試合を生配信します。 バーチャル高校野球は、朝日新聞と朝日放送が共同で運営する高校野球の情報サイトです。 4回戦までを県内のケーブルテレビ19社が準々決勝以降は長野朝日放送が撮影し、各高校の試合を配信します。 大会の全試合を生中継で配信するのは全国的にも例がありません。
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ブルーベリーの出荷始まる
夏にかけて収穫期を迎えるブルーベリーの出荷作業が伊那市高遠町の勝間で5日から始まりました。 伊那市高遠町勝間の、地元有志でつくる勝間ブルーベリー生産組合「さんベリー」は、桜以外の観光資源にしようとブルーベリーの栽培に取り組んでいます。 作業は、5日から始まり、組合のメンバーたちがびくを腰に巻いて色づいたブルーベリーを収穫していました。 今年は、春先に雨が少なかったことから10日ほど収穫が遅いということですが、甘みが強く出来は上々だということです。 収穫した品種は、甘みと酸味が程よく混ざったブルーレイとブルークロップの2種類です。 ここで採れたブルーベリーは4年前から東京都の老舗フルーツ専門店新宿高野で開かれているフェアで販売されています。 今年も13日まで開かれているフェアで店頭に並ぶ他、地元の直売所などでも販売する予定です。 朝、摘んだブルーベリーは、選別した後、大きさごとにパック詰めされます。 ブルーベリーの収穫作業は、今月いっぱい行われることになっています。
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箕輪町沢で区民運動会 スポーツを通して親睦深める
箕輪町沢の区民運動会が2日に開かれ参加者がスポーツを通して親睦を深めました。 毎年この時期に開かれている運動会で、50年以上続いています。 この日は沢区内の13常会対抗で競技が行われました。 ゴールまで紐を結びその速さで順位を決める紐つなぎ競争や、リレー、綱引きなど13種目を行いました。 常会のテントからは声援が送られていました。 運動会は、隣近所の親睦を深めるとともに健康づくりを目的に開かれています。 沢区は、約千世帯4千人が暮らしています。運動会は大勢の区民が参加する、区でも大きな行事の一つだという事です。
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高遠高校振興会総会 地域づくりの核となる学校づくりを
伊那市高遠町の高遠高校振興会総会が5日に開かれ今年度も地域と連携した教育活動を実施していく事などが報告されました。 高遠高校で総会が開かれ、地域と連携して生徒が取り組む教育活動について報告がありました。 今年度は新たに、福祉コースで「高遠町バリアフリーマップ」を作成するほか、文理進学コースで「高遠検定」を創設するという事です。 長野県教育委員会は、今年3月に新たな教育の推進と県全体の高校再編計画の基本理念を盛り込んだ「学びの改革 基本構想」を策定しました。 来年度以降に旧通学区ごとに具体的な検討を進め個別の再編計画を策定する計画です。 振興会会長の白鳥孝市長は「地域に根差した活動を発展させ、なくてはならない学校となるようあり方を考えていきたい」と話していました。
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伊那市平成28年度ふるさと納税受入れ額 全国2位
伊那市の平成28年度のふるさと納税の受入れ額が、全国2位だったことが4日にわかりました。 総務省は、平成28年度のふるさと納税に関する調査結果をまとめ、4日に発表しました。 それによりますと、伊那市は5万9千件、72億500万円で、1,788の自治体の中で2番目の額となっています。これは、前年度の25億8,300万円の2.8倍となっていて、順位も6つ上がっています。 最も多かった宮崎県都城市は、52万8千件、73億3,300万円でした。 伊那市によると、平成28年度に返礼品として多く選ばれていたのは、ドライブレコーダーやロボット掃除機などの家電製品だということです。 商工業の活性化を目的に、地域企業が関係する家電製品などを、ふるさと納税の返礼品として扱ってきましたが、総務省からの見直し要請を受け、6月から家電製品やカメラなどを返礼品から除外しました。 白鳥孝市長は「2位だったということは結果として捉え、納税してくださったみなさんに何に使ったのかわかるようにすること、また、ふるさと納税という素晴らしい制度が続いていくように、国とのやりとりをきちんとしていくことが大事だと思う」と話していました。 伊那市では、薪やペレットの宅配を返礼品として扱い始めているほか、体験型ツアーなども検討しています。 また、事業者を対象に返礼品のアイデアを募集していて、多くの参加を呼びかけています。
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西駒登山を前に中学生が市長から山の魅力学ぶ
今月末に西駒登山を控える伊那中学校の2年生は4日、白鳥孝市長から山の魅力などについて教わりました。 伊那市が、開かれた市政の推進を目的に行う「市長と語りた伊那」の一環で行われました。この日は、2年生およそ120人が、登山の経験が豊富な白鳥市長から話を聞きました。 白鳥市長は、標高が100メートル上がるごとに気温が0.6度下がることなどを説明し「過酷な環境でもきれいな花を咲かせる高山植物を見たり、仲間と助け合ったりしながら登ることが登山の魅力です」と話していました。 ある生徒から「西駒ケ岳で絶滅したコマクサが、持ち込まれたことで復活したのは良いことですか」との質問があがると、白鳥市長は「別の場所から持ってきて植えることが良いこととは言えないけれど、この花しか食べない虫もいる。生態系を守っていくためには、今は残しておかなければならない」と答えていました。 ある生徒は「山の上は不便なことも多いと思うけど、登ってみないとわからない魅力がたくさんあることがわかった」と話していました。 伊那中の西駒登山は、27日から2日間行われる予定です。
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美しい道路環境に 標識の清掃作業
道路環境の整備を行う事業所などでつくる「県交通安全環境施設協会」は4日、標識やカーブミラーの清掃作業を行いました。 この日は、協会に加盟する上伊那地域の6事業所が参加して、道路沿いに立てられた標識などを掃除しました。 作業は上伊那地域の国道など、17路線、総延長227キロの道路沿いで行われました。 作業員は、汚れた標識の前に車を停めると、水をかけてブラシでこすり、汚れを落としていました。 清掃作業は、安全で快適な道路環境の確保を目的に、毎年この時期に行われていて、今年で30回目になります。 協会では「活動を通じて、地域のみなさんに標識の重要性を知ってもらうことで事故防止につながればうれしい」と話していました。
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出産前に知識身につける「こんにちは赤ちゃん教室」
箕輪町は、出産を控えている妊婦を対象に、出産や産後の知識を身につけてもらおうと「こんにちは赤ちゃん教室」を4日、町保健センターで開きました。 教室には、今年10月から12月に出産予定の妊婦9人が参加しました。 出産に備えて知識を身につけてもらいながら妊婦同士の交流の場にしてもらおうと箕輪町が開いているものです。 この日は、伊那市富県で助産所を開業している助産師の鹿野恵美さんが話をしました。 鹿野さんは「胎動を感じる・感じないで精神面にも繋がりますが、妊娠18週目くらいまでには感じるようになるので安心してください」と話していました。 また「冷え予防をしっかり行い、夏でも手首や足首を冷やさないようにしてください」と呼びかけていました。 この他、子どもと一緒にできるわたべうたも紹介されました。 教室は出産予定の月毎に開かれていて、予約は、箕輪町健康推進課で受け付けています。 箕輪町健康推進課・・・電話79-3111(内線120)
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キャリアフェスin春富中
地元の企業や団体が参加し、仕事に対する思いなどを伝え地域のことを知ってもらう「キャリアフェスin春富中」が、伊那市の春富中学校で4日に開かれました。 キャリアフェスには、伊那市内から42の企業と団体が出展しました。 春富中学校の全生徒と長谷中学校の1、2年生合わせて480人が参加しました。 上新田の美容院のブースではヘアメイク体験が行われ、美容師の仕事を学んでいました。 長谷の中尾歌舞伎保存会のブースでは、実際に使っている衣装を着る体験が行われました。 春富中PTAでつくる「おやじのブース」では、昭和の生活を再現したちゃぶ台返し体験が行われました。 キャリアフェスin春富中は、産学官が連携してつくる「伊那市キャリア教育推進委員会」が初めて開いたものです。 伊那市キャリア教育推進委員会では「生徒たちには地域の産業や文化を知ってもらう機会になり、地域の活性化に繋げていきたい」と話していました。
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南箕輪村南部保育園で七夕飾り
7日の七夕まつりを前に、南箕輪村の南部保育園で飾り付けが3日、行われました。 3日は、地域の人からもらった笹竹に子どもたちが手作りした飾りや願いごとを書いた短冊を取り付けました。 短冊などを飾り付けた笹竹は10日に庭で行う七夕おくりの行事で燃やすということです。
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伊那市民プールで清掃作業
15日のオープンに向け、伊那市の伊那市民プールでは、清掃作業が行われています。 3日は、伊那市と伊那市振興公社の職員7人が清掃を行いました。 水を抜いたプールには、オフシーズン中の泥や落ち葉がたまっていて職員らはスポンジなどを使って取り除いていました。 今年度、老朽化に伴い50mプールが廃止となることから、利用料金を100円値下げし、大人が500円、中学生以下が200円となります。 昨シーズンは平年並みの1万5,973人が利用しました。 今シーズンは15日から営業することになっていて初日は入場無料となっています。 また、高遠スポーツ公園プールも、15日からオープンします。
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立教大学野球部部長と監督による講演会
立教大学野球部部長と監督の講演会が、1日、伊那市の信州INAセミナーハウスで開かれました。 講演会は、上伊那地域の立教大学OB・OGでつくる伊那立教会が開いたもので、市内の中学校野球部員などおよそ130人が集まりました。 立教大学野球部部長の前田一男さんと監督の溝口智成さんが話をしました。 立教大は、1909年に創部し、1921年に東京六大学に加盟しました。 OBには、読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄さんがいます。 立教大は、今年の春のリーグ戦で、平成11年秋以来35シーズンぶり13度目の優勝を果たしました。 部長の前田さんは、大学が目指す文武両道の精神について話しをしました。 監督の溝口さんは、「人との比較だけでなく自分の力が増すことに楽しみを持って練習をしてほしい」と、集まった野球少年たちに呼び掛けていました。 講演の最後には、リーグ戦のV2を願って伊那立教会から大学に米俵2俵が贈られました。
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路線価公表 いなっせ前は22年連続下落
相続税や贈与税を算定する基準となる路線価が、3日に公表され、伊那税務署管内の最高路線価は22年連続の下落となりました。 関東信越国税局によりますと、伊那税務署管内の最高路線価は伊那市荒井のいなっせ前で、1平方メートルあたり4万2千円、去年に比べて千円減でした。 管内の最高路線価の下落は、平成8年から22年連続となっています。 路線価は、道路に面する宅地の1平方メートルあたりの標準的な価格です。 相続税や贈与税の算定基準となるもので、毎年7月に国税庁が公表しています。 なお、県全体では10ある税務署の最高路線価のうち、長野市、佐久市、上田市、諏訪市が横ばいで、それ以外の6つの地域で下落したということです。
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伊那市 子育て世帯の負担軽減でごみ袋を贈る
伊那市は、乳幼児がいる子育て世帯の負担軽減を目的に、出生祝いとして燃やせるごみの指定袋を贈ります。 贈られるのは、燃やせるごみの指定袋10枚5セットで、市長からのメッセージを添えてきんちゃく袋に入れられて贈られます。 対象は、今年4月1日以降に生まれた子どもを育てる市内在住者と転入者で、1人につき1回支給されます。 贈呈は3日からで、窓口では出生届を出しに来た人が受け取っていました。 今年度の事業費は160万円で、およそ650人分を想定しています。 なお4月から6月末までに出生届けか転入届けを出した家庭には、乳幼児健診の時に渡すことになっています。
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深妙寺のあじさい見ごろ 2,500株
伊那市西春近の深妙寺のあじさいが見ごろとなり、アマチュアカメラマンや家族連れなどで賑わっています。 深妙寺には、200種類、2,500株のあじさいが植えられていて、県下最大規模のあじさい寺といわれています。 3日も、市内外から多くの人が訪れ、仏像や建物を絡めて写真に収めていました。 あじさいは、30年ほど前に住職の重盛快典さんの母親が少しずつ増やしていったのが始まりです。 今年は、空梅雨の影響を心配したということですが、ここ数日のまとまった雨で開花が一気に進んだということです。 本堂から裏山までの遊歩道には、33体の観音像に寄り添うように色とりどりの花が咲いています。 小高い丘からは、境内を一望することもできます。 毎年1万5,000人以上が訪れるということで、重盛さんは「今年は1週間ほど遅れたが、きれいに咲いたので是非見に来てほしい」と呼び掛けています。 花は、7月中旬まで楽しめそうだということです。 8日土曜日まではあじさい祭りが行われていて、無料の休憩所が設けられお茶が振舞われています。
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BCリーグ南箕輪村デー 信濃は石川に敗れる
ルートインBCリーグの公式戦、信濃グランセローズ対石川ミリオンスターズの試合が2日、伊那市の伊那スタジアムで行われ、信濃は8対11で敗れました。 この日は、グランセローズのキャンプ地となっている南箕輪村の日として、唐木一直村長や村のマスコットキャラクター「まっくん」が試合前のイベントに登場しました。 また、村の少年野球チーム「南小ドラゴンズ」の子ども達が、スターターキッズとして選手とともに入場しました。 試合は、5回までに11点を奪われた信濃グランセローズが最終回に3点を奪い反撃しましたが、8対11で敗れました。
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ハッチョウトンボ観察会 賑わう
全長2センチほどで日本で一番小さいと言われるトンボ「ハッチョウトンボ」の生息地、伊那市新山のトンボの楽園で2日、観察会が開かれました。 観察会は、トンボの楽園を管理する「新山山野草等保護育成会」が、毎年、ハッチョウトンボが最も多く発生するこの時期に開いています。 ハッチョウトンボは全長2センチほどで、日本で一番小さいトンボと言われています。 赤いのがオス、黄色と黒の縞模様がメスです。 訪れた人たちは、会のメンバーから説明を聞きながらその姿を探していました。 ハッチョウトンボを初めて見たという男性は「想像以上に小さくてかわいいトンボで驚いた」と話していました。 会場では、観察会の他メダカの採取や五平餅の販売なども行われ、訪れた人が楽しんでいました。 山﨑美治会長は「イベントを通じて、ハッチョウトンボを知ってもらうだけでなく、いろんな人が新山を訪れるきっかけになればうれしい」と話していました。 会によりますと、ハッチョウトンボは7月いっぱいは見ることができそうだということです。
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南箕輪村大芝公園で七夕とうろう祭り
南箕輪村の大芝公園で七夕とうろう祭りが1日夜に行われました。 村内の保育園や学校、公民館などで手作りしたとうろう162基が設置されました。 午後7時30分に一斉に火が灯されました。 村内のボランティアグループや社協、民生児童委員などでつくる実行委員会が毎年行っている祭りで今年で16回目です。 年々とうろうの数も増えているという事です。 段ボールで枠を作り和紙を貼った手作りのもので、思い思いの絵や、子どもたちの夢などがかかれています。 ろうそくの火が燃え尽きるまでの約30分間、訪れた人たちは写真を撮るなどして楽しんでいました。
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南箕輪村の全12区を対象に地域懇談会始まる
住民同士が支え合いお互い様の地域づくりを進めるための地域懇談会が南箕輪村の全12区を対象に始まりました。 今年度から始まった取り組みで、初回の今日は北殿区で地域懇談会が開かれました。 区民約20人が参加し、4つのグループに分かれて近所付き合いについて意見を交わしました。 参加者からは、「引っ越してきた人が大勢いて顔が覚えきれない」「子ども達が登下校の途中で元気に挨拶してくれる」「一人暮らしを心配して声をかけてくれる人に感謝している」など日ごろ感じている事を発表していました。 懇談会は、少子高齢化が進む中、住民同士が繋がり支え合って生活できる地域をつくろうと、村が村内の12区を対象に開いているものです。 次回は22日に神子柴区で開かれ、来年2月までに全ての区で開催される予定です。
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戦争の体験を後世に 箕輪町で手記朗読会
箕輪町郷土博物館は戦争の体験を後世に伝え平和について考える機会にしようと、「戦争体験手記朗読会」を2日に開きました。 箕輪町で活動している朗読ボランティアグループ「せせらぎ会」のメンバーが手記を読み上げました。 朗読会は戦争の体験を後世に伝えていこうと毎年開かれているもので訪れた町民が耳を傾けました。 箕輪町松島出身で数年前に亡くなった元特攻隊員の男性が平成21年に残した手記には、人間魚雷、回天の操縦訓練の様子などが記録されていました。 敵の戦艦を沈めるために人間が操縦して体当たりする魚雷で、脱出装置がないため生還する事ができない特攻兵器です。 手記を書いた男性は、出撃前に終戦をむかえたという事です。 朗読会ではほかに東京から疎開してきた小学生の日記や、開拓団として旧満州に渡った女性の手記が朗読されました。 箕輪町郷土博物館では、戦争の体験を語れる世代が少なくなる中、朗読を通して次世代に伝えていきたいと話していました。
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伊那市西箕輪の新しい診療所 起工式
JA長野厚生連が伊那市西箕輪に建設する新しい西箕輪診療所の起工式が1日に行われました。 開所は来年1月を予定しています。 診療所は、旧西箕輪公民館跡地に建設されます。 現地で起工式が行われ、関係者が工事の安全を祈願しました。 新しい診療所は、伊那市が運営する国保西箕輪診療所にかわり建設されます。 鉄骨造り平屋建て、延床面積は約780平方メートルです。 診療科目は内科、神経内科、小児科、整形外科、泌尿器科、リハビリテーション科を予定していて、訪問診療も行う計画です。 総事業費は4億円でうち2億円は伊那市からの補助です。 JA長野厚生連の宮澤清代表理事専務理事は「地域の特性を活かし生活に根差したケアに取り組んでいきたい」と話していました。 新しい西箕輪診療所は今年12月に完成し、来年1月中の開所予定です。
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株式会社パネックス 伊那市の東原工業団地にパンの新工場
伊那市東春近の東原工業団地で空き工場を購入し12月からパン工場を稼働させる岐阜県の株式会社パネックスは、環境保全に関する協定を伊那市などと6月30日に締結しました。 調印式では、株式会社パネックスの前野朝彦社長、地元の東春近地区農政対策委員会の伊東正幸委員長と、たかずや福祉会の登内孝理事長、伊那市の白鳥孝市長が環境保全に関する協定書を取り交わしました。 岐阜県可児市に本社を置く株式会社パネックスは東原工業団地の空き工場を購入し12月から操業を開始します。 山口県の工場が手狭になったため首都圏に近い伊那市に新たな長野工場を作る事にしました。 正社員を30人、パート従業員を12人新規雇用し、月200万個のパンを製造する計画です。 前野社長は「イタリアの天然酵母を使ってパンを製造している。伊那市には綺麗な水と空気がありヨーロッパの環境と似ている」と話していました。 白鳥市長は「市としても応援していきたい」と話していました。
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伊那ビデオクラブ作品コンクール表彰式
伊那ビデオクラブ作品コンクールの表彰式が伊那市のいなっせで1日に行われ、伊那市長賞に富県の吉澤豊さんが選ばれました。 吉澤さんの作品は、地元富県に、漂泊の俳人井上井月の碑が建立された様子をまとめた「せいげつパワー」です。 吉澤さんに表彰状などが贈られました。 吉澤さんは「130年前の井月からパワーをもらった。伊那ビデオクラブもさらにパワーアップして活動を続けていきたい」と話していました。 伊那ケーブルテレビジョン賞には、地域の行事や風景などを4K撮影した竹内上男さんの作品が選ばれました。 映画監督の後藤監督賞には、台風の被害でりんごが落とされ落胆する農家の気持ちを伝えた武田忠芳さんの作品が選ばれました。 今回は、ビデオクラブの会員14人から20作品の応募がありました。 平成9年から始まったコンクールは今年で20回目となり、これまでで517作品が寄せられています。 赤羽仁会長は「風景や伝統、人物など地域の記録として大事にしていきたい」と話していました。 コンクールを共催している伊那ケーブルテレビジョンの向山公人会長は「長い歴史の積み重ねの中で努力し技術の向上を図られている皆さんが放送に色どりを添えてくれています」と話していました。 入賞作品は後日、伊那ケーブルテレビで放送予定です。
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信州農林科学振興会 助成金贈呈式
若手研究者や留学生などを支援する公益財団法人信州農林科学振興会の教育研究助成金の贈呈式が1日、南箕輪村の信州大学農学部で行われました。 贈呈式では、助教2人に研究助成金が20万円ずつ、留学生2人に教育助成金42万円と36万円が贈呈されました。 信大OBでつくる信州農林科学振興会は、長野県の農林業の振興につなげようと、伊那中央ロータリークラブなどの協力を得て助成金を贈っています。 信州大学学術研究院の荻田佑助教は「さらに研究活動に力を入れ、信州の学術の発展に寄与していきたいです」と謝辞を述べました。 振興会の辻井弘忠理事長は「研究の筋道を開くきっかけになることを願っています」とあいさつしました。
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高遠さくらホテルで「高遠ダムカレー」提供開始
伊那市高遠町の高遠さくらホテルは、「高遠ダムカレー」を考案し、1日から提供を始めました。 さくらホテルの窓の外に広がる高遠ダムを表現した「高遠ダムカレー」です。 ルーが水を、ご飯がダムを表しています。 ごはんの上には高遠城址公園にちなみ桜の塩漬けが添えられています。 伊那谷の名物「ソースかつ丼」にちなんだ豚のヒレカツもあります。 そばは月蔵山をイメージしていて、ガーリックバターで和えた洋風の味付けになっています。 このカレーを考案したのは、レストランの洋食料理長、益山達男さんです。 1日から始まった信州DCに合わせ、レストランから望める高遠ダムを見ながらカレーを味わってもらい、県内外の客にPRしようと考案しました。 高遠ダムカレーは税込み980円で、さくらホテルのレストランで提供されています。