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北小河内漆戸 大文字おろし
箕輪町北小河内の漆戸常会で小正月の伝統行事「大文字」おろしが22日行われました。 22日はおよそ30人が集まり、区内の四辻に建てられた柱をおろすと集会所へ運んでいきました。 大文字は五穀豊穣や地区の安泰などを願う小正月の伝統行事で、漆戸常会ではおよそ260年前から行われているという事です。 長さ11メートルの柱に、竹と色紙で作った花や御幣を飾り、区内の辻に建て、小正月に近い日曜日におろします。 柱に付けられた、花飾りと御幣は、玄関に飾ると厄除けになるとされています。 持ち帰った飾りは、今年1年間各家庭に飾られ来年のどんど焼きで燃やされるという事です。
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VC長野試合結果 つくばに勝ち7連勝
日本バレーボールリーグの2部リーグ「VチャレンジリーグⅠ」VC長野トライデンツの試合結果です。 VC長野はつくばユナイテッドサンガイアと対戦しセットカウント3対0で勝利し連勝を7に伸ばしました。 リーグ戦は21試合中13試合を消化しVC長野は10勝3敗の2位につけています。 次回は東京都の稲城市総合体育館で首位の大分三好ヴァイセアドラーと対戦します。
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榎本たつおさん講師に演劇ワークショップ 3月開催
上伊那の演劇愛好者で作る「みやまし実行委員会」は、東京都在住の俳優榎本たつおさんを講師に、演劇ワークショップを3月に開きます。 13日は、榎本さんが打ち合わせのため伊那市を訪れました。 榎本さんは、ドラマ「渡る世間は鬼ばかり」にレギュラー出演するなどで活躍している東京都在住の俳優です。 ワークショップは、3月18日からの3日間で、小学生・中高生・一般の3つのクラスに分けて行われます。 主催するのは、このワークショップ開催のために上伊那の演劇愛好者5人で発足したみやまし実行委員会です。 実行委員長の坂井雅子さんは、家庭教師の仕事をしていて、ワークショップを体験することによる参加者の変化に期待を寄せています。 榎本さんは演劇の講師としても活動していて、伊那での公演を機に坂井さんと知り合い、今回のワークショップの講師を引き受けました。 ワークショップは3月18日(土)~20日(月)の3日間、伊那市のいなっせなどで開かれます。 会費は3日間で、小学生3千円、中高生5千円、一般6千円です。 お問合せ:坂井さん090-9813-7952
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手良小親子ふれあいトンカチ教室20周年で掲示板制作
伊那市の手良小学校の児童とその保護者が木工体験をする親子ふれあいトンカチ教室が21日開かれ、教室開催20周年を記念し、掲示板を制作しました。 教室には手良小の児童とその保護者、PTA役員などおよそ110人が参加しました。 21日は掲示板を作りました。 親子ふれあいトンカチ教室は、親子でものづくりや木に親しんでもらおうと手良小PTAが年に1度開いていて、今年で20周年となります。 掲示板は縦1メートル20センチ、幅1メートル35センチで、全校児童が自画像を描きました。 21日は児童が自画像の下に自分の名前を書いていました。 掲示板のほかに、親子で花台を作りました。 指導や木材の準備は手良地域の建設業者で作る手良建設労連が行いました。 掲示板は、今後コルクボードを取り付けるなどの仕上げ作業を行い、学校の廊下に設置するということです。
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芋焼酎みのわ 試飲会
地元のサツマイモを使った「芋焼酎みのわ」の試飲会が、20日JA上伊那箕輪町支所で開かれました。 試飲会には、町内の農家や一般などおよそ60人が参加しました。 芋焼酎みのわは、箕輪町をはじめ上伊那産のさつまいもが使われています。 町内の農家で作る箕輪町焼酎いも生産組合が、遊休農地解消のため10年ほど前に作り始めました。 去年組合では6.2トンのさつまいもを収穫し、飯田市の喜久水酒造に依頼しました。 今回は新酒と古酒をブレンドし、味にまろやかさが出ているということです。 芋焼酎みのわは900ミリリットル入り1,100円で、町内6つの酒店などで購入することができます。
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交流スペースと一体となったシェアハウス 3月オープン予定
空き家を活用した交流スペースと居住スペースが一体となったシェアハウスが、今年3月に伊那市西町にオープンします。 シェアハウスは、伊那市地域おこし協力隊で中心市街地を拠点に活動する齋藤俊介さんが、市の空き家バンクに登録されていた建物を去年10月に賃貸契約したものです。 齋藤さんは、空き家や空き店舗の利活用の推進を活動の1つとして取り組んでいます。 シェアハウスは若者を中心に活用してもらいたいと考えていて、21日は信州大学農学部の学生などが参加して壁塗り作業が行われました。 建物が中心市街地から近く「商店街の活性化に繋がれば」と齋藤さんは話します。 建物の間取りは7LDKで、2階の4部屋と1階の1部屋を居住スペースとして、5人の入居者を想定しています。 1階の残りの部屋は、地域住民が交流できるスペースとして開放する予定です。 内装に使う木材は、県の「信州の木活用モデル地域支援事業」の補助金を活用して、伊那産のアカマツやサワラを使う計画です。 空き家を活用した交流スペースと居住スペースが一体となったシェアハウスは、3月中旬にオープンする予定です。
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VC長野 6連勝で2位キープ
日本バレーボールリーグの2部リーグ「VチャレンジリーグⅠ(ワン)」VC長野トライデンツの21日の試合結果です。 VC長野はトヨタ自動車サンホークスと対戦し、セットカウント3対0で勝利し連勝を6に伸ばしました。 リーグ戦は、21試合中12試合を消化し、VC長野は9勝3敗の2位につけています。 22日は、大町市運動公園総合体育館でつくばユナイテッドサンガイアと対戦します。
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「大寒」 そばの実を川に浸け“寒ざらし”
1月20日は二十四節気のひとつ「大寒」です。1年で最も寒さが厳しくなる頃とされています。 伊那市の高遠そば組合は20日、そばの実を川に浸す「寒ざらし」を行いました。 この日は組合員5人が、伊那市長谷入野谷にある粟沢川(あわざわがわ)にそばの実を浸しました。 この日の伊那地域は、最低気温が-5度まで下がりました。 組合員は、周りに氷が張った冷たい川の中に入り、そばの実が入った袋を紐でしばって固定していました。 「寒ざらし」はその昔、秋に収穫したそばの風味や品質を保つために行われたものです。 冷え込みの厳しい大寒に川に入れて、立春に引き上げ、天日干しをしてから保管します。 組合では5年前に試験的に行ったところ、そばの甘味が増し食感が良くなったことから、毎年大寒の日に行うようになりました。 伊藤亨組合長は「今年の大寒は例年になく寒い。いいものができそう」と話していました。 今回寒ざらししたそばは、7月に製粉し、高遠町内のそば店で150食限定で販売されるということです
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高齢者とボランティア団体をマッチング
高齢者の活躍の場と、ボランティア団体の支援依頼をマッチングする「地域づくり出会いのひろば」が20日、伊那市のいなっせで開かれました。 この日は、シニア大学の学生を中心に、シルバー世代およそ130人が参加しました。 会場には、園芸や手芸のボランティア、出会い応援団体など、上伊那地域の18の団体がブースを設け、活動内容をPRしました。 参加者は、活動の内容や、どのようなやりがいがあるのか、などを聞いていました。 イベントは、「活動を希望する高齢者」と「高齢者の活動を求める団体」をマッチングすることで、高齢者の活躍の場をつくろうと、おととしから開かれています。 ある参加者は「自分で探すのはなかなか難しい。気になった団体がいくつかあったのでしっかり話を聞きたい」と話していました。 一方、ある団体のスタッフは「なかなかこういった機会はない。お互いに良い条件であれば是非参加して欲しい」と話していました。 主催した伊那保健福祉事務所では「情報を交換してもらい、豊富な知識と経験が活きる場所を見つけて欲しい」と話していました。
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西箕輪上戸で大文字下ろし
1年の厄除けや五穀豊穣などを願って伊那市西箕輪上戸に建てられた大文字(でえもんじ)が20日地区住民によっておろされました。 朝5時、集合を呼びかける太鼓の音が地区内に響き、区民が集まり始めます。 区民が集まったところで早速大文字おろしが始まりました。 上戸区の大文字は14日に建てられました。 現在、上戸区にはおよそ60世帯があり、各家庭で家内安全や無病息災を願って作った巾着袋が吊り下げられました。 大文字が横になり、巾着袋や花飾りが外されると、集まった住民が気に入ったものを手に取っていました。 ある住民は「地域の伝統文化。飾りを持ち帰り1年間家族が無事に過ごせれば」と話していました。 持ち帰った巾着袋などは、各家庭で神棚などに飾り、来年のどんど焼きで燃やすとういことです。
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ファーマーズあじ~な4月にリニューアルオープン
南箕輪村のJA上伊那直売所「ファアーマーズあじーな」は「食と農のテーマパーク」をキャッチフレーズに店舗をリニューアルします。 あじーなは今月30日から3月末まで改装工事を行います。 新しい店舗では生産農家の名前が分かる試食コーナーが設置されるほか鮮魚や惣菜を新たに取り扱うことにしています。 ほかにはサービスカウンターと精米コーナーを一体化させて機能の充実を図ることにしています。 店舗の裏側には学校へ新鮮で品質の良いものを送るため給食配送センターを作ることにしています。 総事業費はおよそ2億円で今月30日から改装工事に入り21日と22日は売り尽くしセールを行います。 3月下旬に農産物直売コーナーなどが仮オープンし4月中旬にグランドオープンを予定しています。 JA上伊那では、新しい「あじーな」について「食と農のテーマパーク」をキャッチフレーズに機能の充実を図りたいとしています。
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ぱぱな農園の「野沢菜かぶの粕漬け」を認定
伊那市西春近の有限会社ぱぱな農園が商品開発した「野沢菜かぶの粕(かす)漬け」が農産物の加工、製品化を支援する6次産業化総合化事業計画の認定を受けました。 20日、伊那市役所で交付式が行われ関東農政局の井出進食料産業チーム長から ぱぱな農園生産企画担当の小原大知さんに認定証が渡されました。 一般的に野沢菜は茎の部分のみを収穫し根元のかぶは畑に残されることが多いということです。 今回認定を受けた「野沢菜かぶの粕漬け」はその野沢菜のかぶを商品として開発したものです。 地元の酒造メーカーが作った酒粕に漬け込み1パック140グラムを500円で2月末から、かんてんぱぱショップで販売する計画です。 6次産業化総合化事業計画は新商品の開発や販路開拓などにより農産物の価値を高め生産者の所得向上を目指すもので農林水産省が支援しています。 農林水産大臣の認定を受けることでブランド価値を高め販路拡大につなげるもので県内で92件、上伊那では4件が認定されています。
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伊那市の小学生が総合学習の取り組みを発表
伊那市内の小学生が各学校で取り組んでいる総合学習の発表会が20日、伊那文化会館で開かれました。 発表会は日頃の取り組みの発表を通して互いの交流を図ろうと伊那市教育委員会が開いたもので今年で4年目です。 市内15校の5・6年生の児童が参加しスライドや演劇を交えながら発表していました。 伊那小学校川組の児童は「自分たちの手で手間をかけて米を作ろう」をテーマに、大変な作業だった代かきやカビが生えて困ったこと、収穫の喜びなどについて発表していました。 伊那市の北原秀樹教育長は「総合学習で苦労したことや工夫しことはこれからの力になる。工夫と協力を通して得た自信を感じることができた。」と話していました。
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新型インフルに備え訓練
新型インフルエンザが発生したと想定した訓練が、19日、県庁などで行われ、伊那合同庁舎内の現地機関職員も、対応について確認しました。 この日は、上伊那地方事務所や伊那保健福祉事務所・伊那建設事務所など長野県上伊那地方部の職員が訓練に参加しました。 訓練では、新型インフルエンザが発生した際の仕事の分担や、電話応対、伊那合同庁舎の入場を制限することなどを書面で確認しました。 新型かどうかを調べられる施設は、長野市にあり、検体を搬送するのは地方部の職員が務めます。 この日は、搬送用のケースの紹介もありました。 国内では、平成21年度に豚由来の新型が発生し、飯田市でも感染が確認されています。 上伊那地方部では、管内で新型が確認された場合、24時間の電話相談窓口を設置するなどして、対応していくとしています。
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南アルプスむら長谷の駐車場拡充へ
19日に開かれた伊那市議会臨時議会で、長谷の南アルプスむら長谷の駐車場拡充の測量設計費280万円が提案されました。 現在の駐車場の北側の土地を伊那市が買い取り拡充するもので、普通車50台、大型車10台程度のスペースを新たに整備するものです。 現在は、普通車60台、大型車1台しか止まれず、国道152号との合流が危険との声が上がっているということです。 今年度当初予算で可決された土地取得などを含む事業費は4,500万円となっています。 議員からは、「駐車場が拡充されても、人気のパン屋やレストランで対応ができるのか、市税の使い道として疑問」といった反対意見や、「合併前からの地域住民の要望がある事業だ。ぜひ実現してほしい」という賛成意見が出されました。 採決の結果、賛成16反対4の賛成多数で、駐車場の整備を含む補正予算案は可決されました。
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伊那市ふるさと納税 申請63億円
今年度の伊那市へのふるさと納税の申請額が現時点で63億円ほどになることがわかりました。 全国8位に入った昨年度の25億8300万円を大きく上回る数字となっています。 伊那市によると、家電製品の人気が高く、18日現在で63億円の申請額だったということです。 寄付額に対し、伊那市の場合、返礼品や送料などにかかる費用は5割程度だということです。 現在187種類の返礼品が用意されていて、伊那市内の企業関係する商品などを優先的に扱うことで商工業の支援につなげる狙いもあるということです。 返礼に使った費用を除くと昨年度分も合わせて、現在56億円のふるさと納税が積み立てられています。 伊那市では、寄付者が希望する使い道を念頭に、来年度、当初予算にふるさと納税の寄付金を盛り込んでいきたいとしています。 なお、昨年度の伊那市の当初予算は325億円、そのうち市税からの収入は87億円となっています。
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富県小PTAがキャリア教育で文科大臣表彰
親が子どもたちに仕事をする姿を見せるキャリア教育を実践した伊那市富県小学校のPTAが、キャリア教育優良団体として、文部科学大臣表彰を受賞しました。 19日は、富県小学校の竹松 政志PTA会長など4人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝市長と、北原秀樹教育長に、受賞を報告しました。 富県小PTAは、おととし11月に、参観日に合わせて、親の働く姿を子どもたちに見せる催しを開きました。 医療・建築・美容をテーマに、演劇やパフォーマンスを通して、子どもたちにもわかりやすく、親の仕事について紹介しました。 そうした取り組みが評価され、今回、キャリア教育を推進した関係者に贈られるキャリア教育優良団体として文部科学大臣表彰を受賞しました。 受賞報告を受けて白鳥市長は、「PTAがキャリア教育に力を入れてくれたらありがたい。他校にも広がりを見せてほしい」と話していました。
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園児が防犯の合言葉「イカのおすし」学ぶ
箕輪町の三日町保育園で18日防犯訓練が行われ園児が防犯の合言葉「イカのおすし」について学びました。 訓練は不審者が園舎の中に入ろうとしている想定で行われました。 不審者役の元警察官が園庭に入ると保育士がほうきを持って対応にあたっていました。 また別の保育士が110番通報し不審者が現れたことを警察に伝えていました。 箕輪町の保育園ではいざという時に対応できるよう定期的に防犯訓練を行っています。 1か所に集まった園児を前に不審者役の元警官と伊那警察署の署員が、犯罪に巻き込まれないための合言葉「イカのおすし」について説明していました。 伊那警察署の署員は「怖い目にあったらイカのおすしを思い出し大人のいる方にすぐに逃げてください」と呼びかけていました。
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西春近北小 天然リンクで初滑り
校内に作った天然リンクでのスケートの授業が、伊那市の西春近北小学校で19日から始まりました。 19日は、2時間目の体育の時間に2年生32人が初すべりを楽しみました。 西春近北小では、日の当たらない校舎の北側に、毎年PTAがリンクを作っています。 先週末にマイナス5度以下の気温が3日以上続いたことから厚い氷が張り、今日から授業ができるようになりました。 西春近北小では、冬場のスポーツとして1、2年生がスケートを、3年生以上がスキーをします。 授業では、友達とスピードを競ったり、上手な人が苦手な人の手をとって一緒に滑るなどして楽しんでいました。 西春近北小では、「昭和50年頃まではどこの学校でもスケートの授業をやっていたが、今ではほとんど見られなくなった。子ども達もこの日を楽しみにしていた」と話していました。
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田中豊文さん 初午に向けワラ午づくり
伊那市東春近の稲ワラ工芸品名人田中豊文さんは、2月12日の初午に向けてワラ午づくりに励んでいます。 82歳の田中さんは、20年ほど前から稲ワラを使った工芸品づくりに取り組んでいます。 初午に向けて製作しているのは、雄雌1対の夫婦馬です。 初午は、稲荷社に五穀豊穣を願う祭で、仲むつまじい夫婦馬に無病息災の願いを込めて作っています。 精密機械の製造会社で働いていた田中さんは、「自分の思い通りのものを作りたい」と考えるようになり、55歳で仕事を辞め工芸品づくりを始めました。 大病を患い現在も週に2日病院に通っているということですが、「自分と同じように病気と闘っている人を励ましたいという思いで製作を続けている」と言います。 細かい作業を要するワラ午は、1日に2セットしかできないということで、今年は50セット100体を目標にしています。 作業は来月上旬まで行われ、作品は近所の人や病と闘っている人達に贈るということです。
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西箕輪小の2年生が豆腐 3年生がアップルパイづくり
伊那市の西箕輪小学校の児童が、農業体験で育て収穫した農産物を使って、料理を作りました。 伊那市西箕輪の体験施設やってみらっしで調理が行われました。 2年生は、自分たちで育てた大豆を使って豆腐を作りました。 5月に1キロ種をまき11月に52キロ収穫できました。 3クラスのうち、今日はさわら組が豆腐を作りました。 大豆はまだまだ残っているということで、黄な粉にするなど大豆を使った料理に挑戦するほか、節分などの行事で使うということです。 3年生はアップルパイづくりに挑戦しました。 西箕輪のりんご農家の手伝いを行ってきた3年生は、農家からリンゴをもらいました。 摘果作業を行ったほか、毎月、畑を訪れ成長を観察したということです。 3クラスのうちふじ組がパイを作りました。 西箕輪小学校では、やってみらっしが完成し、調理体験が充実していると話していました。 なお、2年生と3年生のほかのクラスも、順次調理体験を行う予定です。
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上伊那でもインフルエンザ注意報レベルに
伊那保健福祉事務所管内の1週間のインフルエンザ患者数が、10.25人と、注意報レベルをこえました。 長野県の発表によりますと、9日から15日までの上伊那の1医療機関当たりの患者数は10.25人で、注意報レベルの10人をこえました。 県は、先週全県に注意報を発令しましたが、上伊那でも基準値を超えました。 全県では15.74人、一番多い上田地域では警報レベルの33.13人となっています。 また、18日は伊那市内の小学校2校3クラスで学級閉鎖となりました。 箕輪町、南箕輪村では学級閉鎖はありません。 県では手洗いをこまめに行うこと、症状が現れた場合は早めに医療機関を受診し、感染拡大防止に努めるよう呼び掛けています。
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女性の移住考える 初の移住女子会
箕輪町を中心とした上伊那地域への移住者や移住を考えている女性を対象にした初の移住女子会が18日、箕輪町の田舎暮らし体験住宅で開かれました。 移住女子会は情報共有や横のつながりを作る場として箕輪町が開いたもので20代から60代の11人が集まりました。 女子会では参加者が出身地や箕輪町での暮らしなどについて話をしていました。 参加者からは「雪道に慣れていないので冬の車の運転に不安がある」「自然の中での生活にあこがれているが1人で暮らしていけるか心配」といった声が聞かれました。 町への移住定住を進めている、みのわの魅力発信室によりますと去年7月から運用が始まった田舎暮らし体験住宅は去年12月末までに21件70人が利用したということです。 また去年4月から12月末までにみのわの魅力発信室を通して移住した人は43人だということです。
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第4回井月忌の集い 3月に東京で開催
井上井月顕彰会は、3月4日に東京都で第4回井月忌の集いを開きます。 18日は、井月顕彰会の北村皆雄会長と平澤春樹副会長が伊那市の伊那図書館に準備に訪れていました。 井月忌の集いは、幕末から明治にかけて伊那を放浪した俳人・井上井月が亡くなった3月10日に合わせ、井月の生きた時代や伊那の風土を広めていこうと毎年開かれています。 今年は新しく発見された井月の句や、井月が愛用していたとされる木刀を展示します。 俳句大会や「井月と山頭火」「上伊那の祭りと行事」の映画鑑賞、連句体験が行われます。 第4回井月忌の集いは、3月4日(土)東京都千代田区のアルカディア市ヶ谷で開かれます。
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上伊那広域消防職員意見発表会
上伊那広域消防職員が、日頃の業務の中で感じた消防・防災に関わる意見の発表会が18日、伊那市の上伊那広域消防本部で開かれました。 意見発表会では、消防本部と6つの消防署から7人が発表しました。 このうち、伊那消防署の戸枝大樹さんは、心肺蘇生の講習を受けた人に定期的に復習してもらうためのカードの導入を提案しました。 また、箕輪消防署の岩﨑剛さんは、子どもたちに119番通報の仕方を講習したらどうかと提案しました。 審査の結果、最優秀賞には伊南北消防署の天野努さんが選ばれました。 優秀賞には、伊那消防署の戸枝大樹さんと、箕輪消防署の岩﨑剛さんが選ばれました。 最優秀賞に選ばれた天野さんは、来月佐久市で開かれる県大会に出場することになっています。
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キャリア教育で文部科学大臣表彰
箕輪町の箕輪進修高校は将来の進路について考えるキャリア教育の取り組みが評価され文部科学大臣表彰を受賞しました。 17日東京で表彰式が行われ箕輪進修高校の花岡秀樹校長が賞状を受け取りました。 箕輪進修高校では平成20年に多部・単位制となって以降PTAや同窓会などの支援を受けながらキャリア教育に本格的に取り組んでいます。 生徒は年間およそ30時間の就業体験を行い将来設計について考えます。 1年生は福祉施設で実習を行い、社会参画などについて学んでいます。 2年生は就業体験を行うほか、受け入れた事業所を招待して報告会を実施しています。 また3年生は課題研究を行い課題解決能力を育てています。 進路指導係でキャリア教育担当の小関篤教諭は「生徒は積極的にキャリア教育に取り組みその成果が表れ始めている」と話しています。 キャリア教育の発展充実に貢献した学校や団体を表彰する文部科学大臣表彰には伊那市の富県小学校PTAも選ばれています。
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伊那少年剣道クラブ 鏡開き・初稽古
伊那市内の小中学生が通う伊那少年剣道クラブの鏡開きと初稽古が9日伊那市の伊那東小学校で行われました。 伊那少年剣道クラブには、市内の園児から中学3年生までの33人が所属しています。 代表の飯島浩さんは「感謝の気持ちを忘れず、目標を持って稽古を行い、去年以上の成績を残しましょう」とクラブ員に呼びかけました。 また、代表児童2人が誓いの言葉を述べました。 鏡開きの後は、今年最初の稽古が行われました。 子供たちは、一つ一つの動作を確かめ、練習相手に竹刀を打ち込んでいました。
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唐木一直氏 選挙に向け政策を発表
任期満了に伴う南箕輪村長選挙に出馬を表明している現職の唐木一直村長は17日、記者会見を開き4期目の政策について発表しました。 唐木村長は、初当選から一貫して子育て・福祉・教育にやさしい村づくりを基本方針に掲げてきました。 これまでの3期12年である程度の成果が出たとし4期目は「さらに活力ある元気な村を、さらに安心して暮らせる住みよい村を目指す」としています。 主な施策として、人口増に伴う施設不足の対応として村内の小中学校の教室の増改築に取り組む他、教育専門員を設置し、学校生活の充実と学力向上を図るとしています。 他に、大芝高原の道の駅登録と活性化、高齢者や障がい者を対象とした無償の福祉移送サービス車の利用範囲の拡大、空き家対策、農業の担い手不足の解消などを挙げています。 唐木村長は、昭和23年5月14日生まれで現在68歳です。 昭和42年に村職員となり、総務課長、助役などを歴任し平成17年に南箕輪村長に初当選し現在3期目です。 南箕輪村長選は4月4日告示、9日に投票が行われ即日開票されます。 これまでのところ現職の唐木さんの他に目立った動きはありません。
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村民の歌を合唱曲に 2月18日に披露
南箕輪村文化団体連絡協議会は、合唱曲に編曲した村民の歌を、2月に開かれる南箕輪村の日のイベントで披露します。 16日は、村公民館に園児から大人までおよそ50人が集まり、元小学校音楽教諭の小倉信子さんから指導を受けました。 村民の歌は、昭和36年に村歌として制定されされました。 村文化団体連絡協議会では、「村民の歌を合唱曲として歌いたい」という声が多く寄せられていたことから、今回混声四部合唱に編曲して、来月18日の村の日に披露することにしました。 箕輪町在住の音楽家唐沢史比古さんに編曲を依頼し、去年9月に完成しました。 本番に向け歌い手を募り、去年11月から練習を重ねています。 村の日では、中学生も参加して合同で演奏を披露します。 本番まであと5回の練習が予定されていて、26日には編曲を手掛けた唐沢さんが合唱指導をします。 協議会では、随時歌い手を募集しているということです。 (76-7007)
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上古田スケート場オープン
箕輪町の天然リンク上古田スケート場が17日から滑走可能となりました。 この日をまちわびた児童たちが早朝からスケートを楽しんでいました。 今年は10日のオープンを予定していましたが気温が下がらず氷がはりませんでした。 ここ数日の冷え込みでようやく滑走できるようになりました。 17日は、朝8時から開場となりスケート場近くの箕輪西小学校の児童が初滑りを楽しんでいました。 得意な児童は、友達とスピードを競い、初心者の児童は、椅子を使って練習をしていました。 上古田スケート場は、箕輪町唯一の天然リンクで1周250mのコースとなっています。 17日の午前8時の伊那地域の最低気温はマイナス8・5度と厳しい寒さとなりましたが、児童たちは元気に風を切って滑っていました。 今シーズンの一般開放は今月28日、29日までの土日のみで午前7時から10時までです。 入場無料となっていて無料の貸し靴も用意されています。 スケート場を管理する箕輪町教育委員会では「数少ない天然リンクで冬のスポーツを楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けています。 伊那市の伊那西スケート場は、早ければ20日にオープンしたいとしています。