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二十四節気「清明」仲仙寺ミズバショウ
4日は二十四節気の一つ「清明」です。
花が咲き始め、すべてのものが清らかで生き生きとする頃とされています。
伊那市西箕輪の仲仙寺ではミズバショウが咲き始めています。
4日の伊那地域の最高気温は17.7度と4月中旬並みとなりました。
仲仙寺によりますと、見ごろは4月中旬で、ゴールデンウィーク頃まで楽しめるということです。
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伊那市・箕輪町で小中学校入学式
伊那市と箕輪町の小中学校で4日入学式が行われ、新一年生が学校生活をスタートさせました。
このうち、伊那市の西春近南小学校には15人が入学しました。
新入生は、保護者や上級生の手拍子に迎えられて入場しました。
松﨑和美校長は「この広くて大きな学校で、たくさん遊んでしっかり勉強をしてください」と式辞を述べました。
児童会長の中島たくみさんは、「小学校には楽しい行事がたくさんあります。一緒に楽しく小学校生活を送りましょう」と歓迎の言葉を述べました。
式では1年生が歌を披露しました。
教室では学級指導が行われました。
名前を呼ばれると元気に返事をし、ノートを受け取っていました。
今年度の小学校の新1年生は伊那市は515人、箕輪町は185人となっています。
南箕輪村ではあす入学式が行われ、小学校には162人が入学します。
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伊那中央病院 令和10年度までの経営強化プラン
伊那中央行政組合議会全員協議会が3月19日に市役所で開かれ、伊那中央病院の今年度から令和10年度までの経営強化プランが報告されました。
プランは総務省が令和4年に示した「公立病院経営強化ガイドライン」に基づき策定されたものです。
常勤医がいない総合診療科と精神科の医師の常勤化や常勤医が1人体制の診療科の複数体制化を進めるとしています。
令和4年度時点で6室の手術室を8室に拡充し、手術室運用の効率化を図ることで収益の確保につなげるとしていますが、数年は厳しい経営状況が続く見通しです。
伊那中央病院の令和4年度の収入は148億円、支出は149億7,600万円で、純損失が1億7,600万円と6年連続の赤字となっています。
来年度に行われる予定の電子カルテなどの総合情報システムの更新に伴い、減価償却費が増加する数年間は経営が厳しくなる見込みのため、計画期間の最終年度となる令和10年度の黒字化は困難な見通しとなっています。
黒字化は減価償却が終了する令和13年度を見込んでいます。 -
箕輪町住民満足度調査 愛着度81.5%
箕輪町は、昨年度の住民満足度調査の結果をまとめました。
町への愛着度は81.5%で、前回と比べ3.2ポイント減少しました。
調査は町内在住の20歳以上の1,000人を対象に行われ、508人から回答を得ました。
箕輪町ではこの調査を毎年行っています。
町への愛着度は81.5%で、前の年に比べて3.2ポイント減少しました。
生活の満足度は79.2%で3.9ポイント減少しています。
満足している理由としては「自然環境に恵まれている」、不満の理由として「飲食店や娯楽施設が少ない」が一番多くなっています。
また、町内在住の2005年4月2日から2006年4月1日生まれの229人を対象にした「17歳・町民意識生活実態調査」には91人が回答しました。
これからも町に住み続けたいかとの問いには56.1%が「住み続けたい」と回答していて、前の年に比べて5.4ポイント減少しています。
今回初めて追加した「生活の中でジェンダーによる不平等を感じることがあるか」との問いには、59.3%が「ない」、8.8%が「ある」と回答しました。
町では、「結果を受けとめ、これからの施策に反映させていきたい」としています。
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長野県公衆衛生専門学校 20人入学
歯科衛生士を養成する伊那市の長野県公衆衛生専門学校で第56回生の入学式が5日に行われました。
今年度は上伊那出身の15人を含む、20人が入学しました。
新入生を代表して田中美結さんは「経験を通して新しい自分と出会えるよう様々なことにチャレンジしていきたい」と誓いのことばを述べました。
瀬戸斉彦校長は「歯科衛生士としての知識や技術を身に付けるため、常に学び続けてください」と話していました。
新入生の授業は8日から始まり、歯科衛生士の国家資格を目指し、3年間学びます。
昨年度の国家試験は卒業生18人全員が合格したということです。 -
箕輪町地域文化研究会 文化まとめた書籍出版
箕輪町地域文化研究会は、町内の文化や伝統行事をまとめた書籍を作りました。
3月15日は、地域交流センターみのわで出版記念発表会が開かれました。
箕輪町地域文化研究会は、郷土研究家など20人で構成されていて、地域の伝統文化を見直し、書籍化して魅力を伝えていこうと2018年5月に発足しました。
令和4年度と5年度の県の元気づくり支援金を活用したほか、町内企業からの支援を受け、箕輪町の文化や伝統行事をまとめた書籍を出版しました。
五章でまとめられていて、第一章では古田人形芝居などの無形民俗文化財指定の伝統芸能、伝統行事が紹介されています。
第二章は民俗行事、第三章では祭り、第四章は芸能、第五章は暮らしについて書かれています。
写真は、会員自ら現地に行き撮影し、地区に保管されている史料が使用されています。
またQRコードを読み込むと、学校の校歌や行事の様子を動画で見ることができます。
箕輪町の文化や伝統行事をまとめた「伝えていきたい箕輪の文化~過去に学び未来を拓く~」は町内の小中学校や上伊那の図書館に配布されたということです。
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伊那市・箕輪町の保育園で入園式
伊那市と箕輪町の公立保育園で3日、一斉に入園式が行われました。
このうち箕輪町の木下保育園では年少16人、未満児19人のあわせて35人が新たに入園しました。
式では年少園児が、保護者と手をつないで一緒に入場しました。
岡美幸園長は「優しい保育士たちが待っています。毎日、元気に保育園に通ってください」とあいさつしました。
また保育士たちが歌を歌って歓迎しました。
17日まではならし保育を行い、18日から通常保育が始まります。
木下保育園では今年度、未満児から年長園児まであわせて184人が通う予定です。
3日は箕輪町のほかに、伊那市の保育園でも入園式が行われました。
年少園児は伊那市は119人、箕輪町は54人が入園しました。
また南箕輪村の入園式は4日に行われる予定で162人が入園します。
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上伊那医師会付属准看護学院 14人入学
伊那市の上伊那医師会付属准看護学院で3日に第73期生の入学式が行われました。
今年度は上伊那出身の9人を含む、10代から40代の男女14人が入学しました。
入学生を代表して眞崎冬羽さんは「准看護師という目標に向かって努力していきます」と誓いの言葉を述べました。
上伊那医師会会長の髙山伸学院長は「これから学ぶすべての事を将来の患者のために存分に生かしてもらいたい」と話していました。
新入生は4日から授業が始まり、准看護師の免許取得を目指し2年間学びます。
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高遠城址公園 桜開花4日の予想
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第9回の桜の開花予想を3日に発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は4日、満開は10日と予想しています。
3日午前10時ごろの高遠城址公園南側の桜です。
ウェザーニューズによりますと、高遠城址公園の桜の開花は前回予想より1日遅いあす・4日、満開は2日遅い10日となっています。
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ナイスロード沿いの桜並木がライトアップ
伊那市美篶のナイスロード沿いの堤防で、桜並木のライトアップが始まりました。
2日は、三峰川レストパーク付近で点灯式が行われました。
桜並木のライトアップは、美篶地区各種団体協議会が、伊那市協働のまちづくり交付金を活用して行うものです。
桜はまだつぼみで、美篶地区各種団体協議会によりますと、開花は5日、満開は10日頃になるということです。
ナイスロード沿いの堤防400メートル区間にライト15基が設置され、56本のソメイヨシノがライトアップされています。
ライトアップは午後6時から9時頃までで、今月16日までの予定です。 -
伝統を後世へ伊那節まつり
伊那節を後世に歌い継いでいこうと伊那節まつりが2日、伊那市の伊那公園で行われました。
2日は伊那公園にある「伊那節発祥之地」の石碑の前で、上伊那の民謡団体でつくる伊那節振興協会が歌と踊りを披露しました。
石碑の横にあるソメイヨシノは1日に開花したという事で、関係者は桜とともに伊那節を楽しんでいました。
伊那節は、江戸時代に伊那と木曽を行き来するときに歌われていた馬子唄で、古くは「おんたけやま」と呼ばれていました。
2日は神事も行われ、伊那商工会議所や市の関係者などおよそ40人が参加しました。
伊那商工会議所の唐木和世会頭は、「伊那節を後世に伝える義務がある。桜を愛でながら、伊那節を愛して頂きたい」と話していました。
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立正佼成会伊那教会 社協へ米120kg寄附
伊那市御園の立正佼成会伊那教会は、福祉活動に役立ててもらおうと、伊那市社会福祉協議会へ玄米120キロをきょう寄付しました。
3日は立正佼成会の岩楯智由伊那教会長らが福祉まちづくりセンターを訪れ、社協の林俊宏会長に目録を手渡しました。
伊那教会は、昭和36年・1961年の三六災害で被災しました。
その時に支援を受けたお礼にと社協に米を寄付したのが始まりで、今年で63回目となります。
岩楯伊那教会長は「米を食べ元気になってもらいたい。今後も感謝の気持ちを伝えるため寄付を続けていきたい」と話していました。
林会長は「頂いた米は、運営する福祉施設で活用させて頂きます」と感謝していました。
伊那教会では駒ヶ根市と箕輪町の社協にも玄米を寄付する予定です。
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ろうきん伊那支店運営委員会 玩具を寄贈
長野県労働金庫伊那支店運営委員会は箕輪町の学童クラブになわとびやボールなどの玩具を3月5日に寄贈しました。
この日は、長野県労働金庫伊那支店運営委員会の村上俊和運営委員長らが町文化センターを訪れ、町内5つの学童クラブを代表して中部教室主任の小林瑞穂さんに目録を手渡しました。
贈られたのは、なわとびやボール、フラフープなどの玩具およそ11万円相当です。
玩具は町内の5つの学童クラブにそれぞれ分けられたということです。
労働金庫は労働組合や生活協同組合などの働く人たちでつくる金融機関で、運営委員会は各企業の労働組合員で組織されています。
運営委員会では毎年、管内の保育園や福祉施設に寄贈を行っていて、それぞれから要望があった品物を贈っています。
昨年度は他に、伊那養護学校へ卓球台などの寄贈も行ったということです。
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新型コロナ週報 上伊那37人 全県460人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
3日発表の3月25日から31日までの届け出状況は、上伊那は37人で定点あたり4.63人、全県は460人で定点あたり5.23人でした。
3日発表となった3月25日から31日の保健所ごとの患者数は、
伊那保健所は37人、飯田保健所で75人、上田保健所で69人、諏訪保健所で44人、
佐久保健所で34人、松本・長野保健所でそれぞれ32人、北信保健所で23人、
木曽保健所で13人、大町保健所で7人、長野市で52人、松本市で42人、
全県で460人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回と同じ4.63人、
全県は5.86人が5.23人で減少しています。
県内の3月26日午前0時時点の入院者数は175人で、うち中等症は25人、重症は1人です。
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郷土食や保存食の作り方を学ぶWS
郷土食や保存食の作り方を学ぶワークショップが3月12日に伊那市長谷の民宿・みらい塾で開かれました。
ワークショップでは移住者など5人が参加し郷土食「やしょうま」の作り方を伊那市長谷の中島みね子さんから教わりました。
やしょうまは米粉を練ったものに砂糖を加え蒸して色を付けた団子で、主に北信地域で昔からつくられている郷土食です。
場所や講師はテーマによって毎回変わり、今回はやしょうまを50年以上作り続けている中島さんが務めました。
参加者は食紅で色を付けたものを並べて伸ばしチューリップ模様のやしょうまを作りました。
ワークショップは地域おこし協力隊の篠崎希さんと堤耀子さんが、移住者や若い人に郷土食を広め、食を通じて人とのつながりを作ろうと企画したものです。
去年12月から毎月開催していて今回で4回目です。
全部で10回を予定していて、次回は4月20日に五平餅作りをするということです。 -
高遠町図書館で植物の種を配布
伊那市高遠町の高遠町図書館では、2日から植物の種を無料配布しています。
配布しているのは朝顔とふうせんかずらの2種類で、折り紙の包みの中に約20粒入っています。
2日は地域住民が訪れ、包みを持ち帰っていました。
高遠町図書館では、グリーンカーテンとして朝顔とふうせんかずらを毎年育てていて、採れた種を無料配布しています。
朝顔は赤や白、青の花が咲くということです。
また、種の配布に合わせ植物や園芸に関する本のコーナーも設置されています。
朝顔とふうせんかずらの種はそれぞれ100包み用意され、なくなり次第終了となります。
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村マレットゴルフ同好会 初打ち
南箕輪村マレットゴルフ同好会の今シーズンの初打ちが2日に大芝高原マレットゴルフ場で行われました。
初打ちのセレモニーは藤城栄文村長が務めました。
その後、7チームに分かれてプレーを楽しみました。
南箕輪村マレットゴルフ同好会は、現在29人で活動しています。
シーズン中は毎週火曜日と木曜日にプレーを楽しみ、年4回大会を開き、親睦を深めています。
同好会の髙橋宏光会長は「みんなで楽しく、健康でいられるように続けていきましょう」と話していました。
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伊那市観光協会 高遠町の古地図販売
伊那市高遠町の城下町を楽しんでもらおうと、伊那市観光協会では高遠道中古地図を販売しています。
古地図は、旧池上家所蔵の絵図と、高遠町出身の日本画家、池上秀畝が描いた旧高遠城之真景図を使用しています。
桜だけでなく、城下町も楽しみながら歩いてもらいたいと伊那市観光協会が企画し、きのうから販売が始まりました。
この高遠道中古地図の楽しみ方を観光協会の丸山舞さんに教えてもらいました。
高遠道中古地図は、高遠町観光案内所と高遠町歴史博物館で、
1枚100円で販売されています。
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伊那谷の風景 シンポジウム
伊那谷の風景について考えるシンポジウムが伊那市西箕輪の産学官連携拠点施設inadani seesで28日に開かれました。
シンポジウムは参加者に伊那谷の風景の魅力を再認識してもらおうと、「千年つづく風景」をテーマに開かれました。
基調講演では信州大学農学部の上原三知准教授が災害で失われる風景について話しました。
上原さんは「災害時のリスクを見据え、身近な風景を大切にしてほしい」と話していました。
シンポジウムは産学官共同で景観形成を目的に風景に合う看板設置を進める三風の会が開いたもので、今回が2回目です。
三風の会では「伊那谷の風景を次の世代に継承していきたい」と話していました。 -
長藤診療所 診療日を拡充
伊那市高遠町長藤の伊那市国保長藤診療所では整形外科への需要が高いことから4月から診療日数を増やし診療を行っています。
長藤診療所では整形外科と内科の診療を行っています。
今まで、整形外科の診療は水曜日、金曜日の午前に行っていました。
4月からは月曜日、金曜日の午後の診療を増やしました。
月曜日の診療時間は午前8時半から正午までと午後2時から3時までです。
金曜日は午前8時半から正午までに加え、午後2時から5時15分までの午後の診療も行います。
休診日については変更ありません。
なお、内科の診療日については変更はなく、木曜日の午前8時半から正午までとなっています。
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さかさま不動産オープニングイベント
空き家や空き店舗の解消に向けて、家の情報ではなく借り手の情報を掲載して貸主とマッチングするWEBサービス「さかさま不動産」が伊那市内での開始にともない、オープニングイベントが伊那市の創造館で3月9日に行われました。
この日はサービスを提供する伊那市の小嶋郁哉さんが事業の説明などを行いました。
「さかさま不動産」は、物件の情報を公開して借主を探す従来の仕組みとは逆に、「借りたい」人の情報を開示し不動産とマッチングするWEBサービスです。
さかさま不動産は小嶋さんが経営する伊那市西町のDIYショップと飲食店を併設した複合施設、西町ガレージ内に開設されました。
小嶋さんは空き家問題の解決とまちの賑わい創出を目指すとしています。
また、イベントでは「空き家や空き店舗が使えるならこんな活用がしたい」をテーマに参加者が意見を出し合いました。
参加者からは「eスポーツや配信ができるスペースが欲しい」などの意見が出されました。
イベントには空き家活用に興味のある人を中心におよそ20人が参加しました。
さかさま不動産は三重県に本社がある株式会社On-Coが全国展開しているWEBサービスで、長野県では辰野町に続き2ヶ所目の開設となります。
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クリーンセンター八乙女 業務委託
箕輪町のクリーンセンター八乙女の運営維持管理の委託業務開始式が2日に行われました。
クリーンセンター八乙女の運営はこれまで上伊那広域連合の直営でしたが、1日から大阪府の極東開発工業株式会社などで構成する極東・KSE特定業務委託共同企業体に業務委託されました。
委託された極東・KSE特定業務委託共同企業体は全国で31か所のごみ処理施設を運営しています。
業務委託は2034年度末までの10年間で、契約金は21億3,000万円です。
式には関係者19人が出席しました。
極東開発工業執行役員の清水守さんは「施設が古いのでどうしたら長寿命化できるか考え計画的に運営していきたい」と話していました。
上伊那広域連合長の白鳥孝伊那市長は「利用者のサービス向上につながれば」と話していました。
上伊那広域連合では職員2人を常駐させるということです。
極東・KSE特定業務委託共同企業体は昨年度から改修工事も請け負っています。
工事費用は8億7,000万円で、来年度末までの3年間行われます。
クリーンセンター八乙女は1991年の稼働開始から32年が経過しています。 -
唐木さん宅 スイセン・ヒヤシンス見ごろ
伊那市西春近の唐木二三子さん宅でスイセンとヒヤシンスが見ごろを迎えています。
花は唐木さん宅の庭にうえられています。
5年ほど前に球根を植え、毎年花を咲かせています。
今年はいつもより10日ほど遅く咲いたということです。
唐木さんは「家の前を通りかかった人にも楽しんでもらえたら」と話していました。
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南信森林管理署 桜が数輪開花
伊那地域では、先週末から暖かい日が続いています。
伊那市山寺の南信森林管理署では、敷地内にあるタカトオコヒガンザクラが開花しました。
1日正午ごろの様子です。
南信森林管理署の東側には、タカトオコヒガンザクラが6本あり、数輪の開花が確認できました。
南信森林管理署によりますと、過去最速だった去年の3月22日より10日遅いということです。
また、直近10年でみても、4月に開花となったのは2017年の1回だけだということです。
南信森林管理署では、「去年の転出・転入式では満開の桜の下で写真を撮ったことを覚えている。3月に雪が降った影響ではないか」と話していました。
なお、建物の南側にあるコヒガンザクラはまだ蕾となっています。 -
新社会人が新たなスタート切る
新年度が始まり、各地の企業で1日入社式が行われ、新社会人が新たなスタートを切りました。
このうち、箕輪町に本社を置く電子部品メーカーKOA株式会社でも入社式が行われました。
今年度は、男性42人、女性15人のあわせて57人が入社し、このうち上下伊那出身者は37人です。
入社式では、1人ずつ自己紹介し、抱負を述べていました。
花形忠男社長は「大変なことやつらいことがあっても、自分の成長のためにも努力を忘れず、乗り越えてください」と話していました。
向山孝一会長は「会話や実践、行動することで人との信頼関係を築いていってほしい」と激励しました。
新入社員は、ビジネスマナー研修や仮配属部門で現場実習を受け、6月1日から正社員となります。
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伊那市 集落支援員3人と地域おこし協力隊6人を委嘱
伊那市は新たに、集落支援員3人と地域おこし協力隊員6人を1日に委嘱しました。
1日は市役所で委嘱式が行われ、新規採用者と継続する隊員に白鳥孝市長が委嘱書を手渡しました。
集落支援員には、新たに3人が委嘱されました。
3人は、であいサポーターと有機給食コーディネーター、多文化共生推進員としてそれぞれ活動します。
地域おこし協力隊員には、新たに6人が委嘱されました。
高遠石工を通じたまちづくりの推進や、南アルプスの登山道整備などに取り組むもので、6人中5人が県外からの採用となります。
継続者を含めた人数は、集落支援員が16人、地域おこし協力隊員が22人で、ともにこれまでで最も多くなっています。
白鳥市長は、「1日も早く新しい環境に溶け込み、地域活性化に向けた新しい風を吹き込んで欲しい」と訓示しました。
新たに委嘱された支援員と隊員らは、「伊那谷が有機農業の里になるよう取り組みたい」「エンターテイメントの観点から高遠石工を市内外に広めたい」などと、意気込みを語っていました。
なお放送エリア内では他に、箕輪町と南箕輪村がそれぞれ1人を新たに地域おこし協力隊員に委嘱しています。 -
草木染めの作品など並ぶ 糸の森展示会
草木染めなどの作品が並ぶ展示即売会が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
会場には、草木染めのスカーフや手織りの小物など、およそ200点が展示されています。
この展示会は、中信地域で活動しているクラフト作家グループ「糸の森」が伊那市で初めて開いたものです。
糸の森では「草木染めの彩りややわらかさを感じてほしい」と話していました。
染めと手織りの彩り展は4月4日(木)までかんてんぱぱホールで開かれています。
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女子中高生向け プログラミングを学ぶ講座
地元の女子中高生のIT系への進路選択を推進しようと、プログラミングを学ぶ講座が、伊那市のいなっせで3月28日に開かれました。
この日は、上伊那地域の女子中高生9人が参加し、ウェブサイト制作を教わりました。
講師を務めたのは、中高生や大学生向けにプログラミング教育を行う東京都のNPO法人Waffleの講座を修了した7人です。
参加者は、制作に必要なコードを教わりながら、打ち込んでいきました。
高い需要が見込まれるIT分野ですが、2018年の調査では日本の女子中高生でITに関心のある人は3.4%にとどまっているということです。
Waffleでは、今後も地域での活動を続け、講座を開きたいとしています。
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2月有効求人倍率 1.32倍
上伊那の2月の月間有効求人倍率は、前の月を0.02ポイント上回る1.32倍となりました。
2月の月間有効求人数は3,335人、月間有効求職者数は2,529人で、月間有効求人倍率は1.32倍となりました。
全国は1.26倍、県は1.35倍となっています。
雇用情勢については「改善の動きが緩やかになっている。また、物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
また、この春高校を卒業した人の2月末現在の就職内定率は97%となっています。
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森林探索ゲーム「信州の森ずかん」
ドローン計測や拡張現実「AR」の技術を使った森林探索ゲーム「信州の森ずかん」の体験イベントが31日南箕輪村の信州大学農学部で開かれました。
体験イベントは社会実験を兼ねて開かれてもので、森林に親しみ林業に関心を持ってもらおうと、伊那市の精密林業計測株式会社が企画しました。
参加者は、専用のスマートフォンとイヤホンを借り森林を散策します。
歩いているとイヤホンからはAR技術を使った鳥の鳴き声や風の音などが聞こえてきます。
またポイントでは樹木に関する問題が出題されます。
信州の森ずかんは、精密林業計測の計測データを元に、トヨタグループのジェイテクトのAR技術と椙山女学園大学の仮想空間のデザイン技術を使い共同開発しました。
イベントは4月1日も開かれます。