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弥生男子ソフトボール部 全国へ
伊那市の伊那弥生ケ丘高校の男子ソフトボール部は、山口県で開かれる全国大会に出場します。
14日は伊那弥生ケ丘高校で激励会が開かれ、藤原傑主将・坂井彦斗さん・髙橋晃大さんの3人が下島典子同窓会長に出場することを報告しました。
去年10月に開かれた県大会で優勝し、2年連続26回目の全国大会に出場します。
部はマネージャー合わせて14人で活動していて、チームワークが強みだということです。
伊那弥生ケ丘高校男子ソフトボール部の初戦は23日に山口県で行われます。
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伊那市 4月1日付の人事異動内示
伊那市は、4月1日付けの人事異動を19日、内示しました。
196人の異動と小規模で部長級の昇格は3人です。
農林部参事・農政課長に農林部農政課長の下島聡さんが昇格します。
長谷総合支所長 兼 総務課長に市民生活部生活環境課長 兼 伊那市消費生活センター所長の篠崎和博さんが昇格します。
議会事務局長に企画部副参事・企画政策課付上伊那広域連合派遣の白鳥英一さんが昇格します。
組織改編では、50年の森林推進室を「50年の森林推進課」に、長谷総合支所の山岳高原観光課の名称を「南アルプス課」に変更します。
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今年の大芝高原まつり 8月24日に開催
南箕輪村の大芝高原まつり実行委員会が18日村役場で開かれ、来年度のまつりが8月24日(土)に行われることが承認されました。
18日は実行委員およそ20人が参加し、今年度の反省や来年度の祭りの日程について話し合いました。
来年度の第39回大芝高原まつりは8月24日(土)に行われます。
来年度は村政150周年の記念の祭りということで、実行委員会ではイベントの内容について検討していくということです。
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第7回桜の開花予想 高遠城址4月1日
民間気象情報会社のウェザーニューズは、第7回の桜の開花予想を19日発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は前回の予想より1日遅い4月1日となっています。
19日の高遠城址公園です。
例年早く開花する公園南側の桜の木のつぼみが膨らんでいました。
ウェザーニューズによりますと、高遠城址公園の開花は4月1日、満開は7日で、13日に発表された前回の予想と比べそれぞれ1日遅くなっています。
19日は23日の公園開きを前に、出店やイベントの準備が行われていました。
なお去年は3月25日に開花しました。
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春の高校伊那駅伝 で「ときわの命水」提供
ミネラルウォーターの製造販売を行っている伊那市の有限会社いすゞは自社商品の「ときわの命水」を24日に開かれる春の高校伊那駅伝に出場する選手に無償で提供します。
19日に伊那市富県のいすゞで「ときわの命水」500ミリリットルのペットボトル、2,000本の積み込み作業が行われました。
「ときわの命水」は井戸を掘り汲み上げたミネラルウォーターです。
国際評価機関のモンドセレクションで味覚など審査基準を満たした商品として最高金賞を受賞しています。
伊那駅伝に出場する選手への提供はいすゞの織井常和社長が伊那市で開かれる大会を応援しようと決めたものです。
24日の大会当日は発着点の伊那市陸上競技場のほか、各中継所に置き選手に配られます。
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高校後期選抜 合格発表
公立高校後期選抜の合格発表が19日一斉に行われ県内では9,100人あまり、上伊那では808人が喜びの春を迎えました。
伊那市の伊那弥生ケ丘高校では午前8時30分に合格者の受験番号が書かれた紙が張り出されました。
自分の受験番号を見つけた受験生は保護者や友人と喜び合い、写真を撮影していました。
伊那弥生ケ丘高校では、194人が受験し、全員が合格しました。
入学式は4月4日に行われる予定です。
公立高校の後期選抜の県内の受験者数は、全日制、定時制、多部単位制合わせて9,528人で、合格者は9,142人です。
上伊那では814人が受験し、808人が合格しています。
上伊那で再募集する高校は辰野高校の普通で1人、商業で8人、高遠高校で1人、伊那北高校の普通で7人、伊那弥生ケ丘高校で6人、赤穂高校の商業で2人、定時制で若干名、駒ケ根工業高校の機械・電気・情報技術一括で14人、箕輪進修高校の普通Ⅰ部・Ⅱ部・Ⅲ部、工業Ⅰ部でそれぞれ若干名となっています。
再募集の受け付けは19日から22日(金)午後5時までとなっています。
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春の高校伊那駅伝 地元校が練習
春の高校伊那駅伝が24日に開かれます。地元から出場する高校では、練習に熱が入っています。
地元からは男子に上伊那農業と伊那北高校、女子に伊那北高校と南信合同で伊那西高校が出場します。
それぞれの高校では24日に向け練習が行われています。
上伊那農業高校男子は、前回大会は欠場してしまい、2年振りの出場です。
伊那北高校は、男子が第1回大会からの連続出場、女子は18年振りの単独での出場です。
今年は男子が過去最多の134チーム、女子が58チーム、合わせて192チームがエントリーしています。
前日の23日には、女子の40回大会記念として、田中希実さんのオンライントークショーが予定されています。
田中さんは2017年の春高駅伝で3区を走り、東京オリンピック女子1,500メートルで8位入賞しました。
春の高校伊那駅伝は、24日(日)伊那市陸上競技場を発着に、女子が午前10時、男子は午後0時10分にスタートします。
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箕輪町フォトコンテスト表彰式
箕輪町観光協会のフォトコンテストの表彰式が役場で18日に行われました。
この日は、町観光協会の釜屋美春会長から受賞者に表彰状が手渡されました。
写真の部の最優秀賞には、箕輪町松島の池上敏夫さんが選ばれました。
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箕輪町移住体験ツアー
箕輪町への移住を考えている人を対象にした日帰りの体験ツアーが16日に行われました。
ツアーには、東京都や埼玉県などから10人が参加しました。
参加者は、はじめに福与の展望台を訪れ、職員から地形などについて説明を受けました。
そのあと、郷土食五平餅づくりを体験しました。
町によりますと、今年度町へ移住した人は、2月末現在でおよそ120人だということです。
ツアーには白鳥政徳町長も訪れ、参加者と交流していました。
白鳥町長は「大きな町ではありませんが、コンパクトで利便性が高く暮らしやすいです」と話していました。
この日はほかに、保育園の見学や、すでに移住をした人との交流なども行われました。 -
東駒ヶ岳開山200周年記念事業実行委員会
伊那市と山梨県にまたがる南アルプス東駒ヶ岳の、長野県側からの開山200周年記念事業の実行委員会の初会合が伊那市役所で14日に開かれました。
この日は、伊那市の関係者で構成する実行委員6人が出席し、事業計画について話し合いました。
地元で東駒ヶ岳と親しまれる甲斐駒ヶ岳は、伊那市と山梨県北杜市にまたがる標高2,967メートルの山です。
今年は、長野県側からの開山が200周年となることから、伊那市が記念事業を計画しています。
事業では、現在甲斐駒ヶ岳の表示のみの山名標識に東駒ヶ岳も追加するほか、携帯トイレの普及活動やトイレごみの清掃活動、200周年を記念したリーフレットの作成を行う計画です。
実行委員会では、市内外の人に南アルプスに関心を持ってもらい、環境保全や地域の活性化を図っていくとしています。
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伊那スタジアム・市営野球場 ネーミングライツ決定
伊那市の伊那スタジアムと市営野球場の愛称が、「伊那ニッパツスタジアム」と「伊那ニッパツ野球場」にそれぞれ決まりました。
市では、所有する施設についてネーミングライツスポンサーを募集していて、このうち伊那スタジアムと伊那市営野球場について神奈川県に本社がある日本発条株式会社に決まりました。
愛称は、伊那スタジアムが「伊那ニッパツスタジアム」に、伊那市営野球場が「伊那ニッパツ野球場」にそれぞれ変更となります。
期間は、4月1日から2030年3月31日までの6年間で、金額は2つの施設合わせて年額税込み100万円となっています。 -
聞き書き甲子園 伊那を取材した2人が最高賞を受賞
全国の高校生が農山村漁村の名人から話を聞き、記録・発信する「聞き書き甲子園」で、伊那市の名人を取材した2人が、それぞれ最高賞を受賞しました。
18日は、市役所で定例記者会見が開かれ、白鳥孝市長が結果を紹介しました。
4つの最高賞のうち、松茸名人の藤原儀兵衛さんを取材した愛知県の国際高校2年成田和香さんが農林水産大臣賞を、木工ロクロ・漆塗り名人の宮原勝さんを取材した石川県の金沢大学付属高校2年の西田空麗さんが環境大臣賞をそれぞれ受賞しました。
今年度の聞き書き甲子園では、県内4つの市と村を含む全国13市町村の88人の名人を高校生が取材しました。
伊那市は今年度初めて協力市町村として高校生の受け入れを行い、7人が名人を取材しました。
今月25日には東京都でフォーラムが開かれ、表彰式の他、受賞した生徒や取材を受けた名人による対談などが行われます。 -
渡場花の会 道路美化で表彰
長年にわたり道路花壇の整備を行った伊那市東春近の「渡場花の会」は道路河川愛護活動知事表彰を受賞しました。
18日は伊那市の伊那合同庁舎で伝達式が行われ、渡場花の会代表の奥村徳一さんに伊那建設事務所の石田良成所長から知事感謝状が手渡されました。
今回、上伊那では渡場花の会と宮田村の中越小田切川愛護会の2団体が表彰されました。
渡場花の会は2005年から県道沢渡高遠線の花壇を整備しています。
渡場区の70~80代の有志17人で組織され、年間およそ20回作業を行っています。
表彰は1969年度から行われ、上伊那では今回を含めて56団体が受賞しています。
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美術教諭の加藤博美さん チャリティー作品展
伊那市の西箕輪中学校美術教諭の加藤博美さんの絵画のチャリティー作品展が、伊那市のアートギャラリーミヤマで開かれています。
会場には、油絵やアクリル画、日本画など30点が展示されています。
静物画や抽象画など、テーマも様々です。
加藤さんは、南箕輪村田畑在住で、西箕輪中学校で美術教諭をしています。
能登半島地震のチャリティー作品展として初めて個展を開きました。
会場では募金を受け付けるほか、代表作数点をポストカードにして販売し、その収益を被災地の学校などへの支援金に充てるということです。
作品展は、30日(土)まで、アートギャラリーミヤマで開かれています。
入場は無料です。
なお、火曜日と水曜日は休館となっています。
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創造館でまが玉カード配布
長野県埋蔵文化財センターは、県内各地で出土した縄文・弥生・古墳時代の装飾品「まが玉」のカード15種類を作製しました。
このうち伊那市の創造館所蔵のヒスイ製のまが玉がカードになりました。
昭和52年1977年に西春近中村・下島の中村遺跡で出土したものです。
カードは、表側に遺物の写真が載り裏側はデータ欄になっています。
好評だった「縄文カード」に続く第3弾として長野県埋蔵文化財センターが企画・製作したものです。
カード作成に合わせて創造館では、「伊那市のまが玉大集合展」と題しカードになったものを含む市内3か所で出土したまが玉7点を展示しています。
このうちカードに選ばれたヒスイ製のまが玉は、長さは3.2センチ幅1.5センチ、厚さ1.1センチ、重さは13.2gです。
まが玉が見つかった中村遺跡では6軒の弥生時代後期の住居跡が見つかっていて、中でも有力者の家と考えられる住居跡から発見されたということです。
展示では他に、西春近白沢の鎮護塚東古墳や美篶笠原で出土したまが玉も展示しています。
創造館の伊那市まが玉大集合展は、5月20日まで開かれています。
創造館では中村遺跡のカードを配布していてなくなり次第終了となります。
まが玉を展示している博物館など県内15の施設1つにつき1枚カードが作製されていて、各施設で配布されています。
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VC長野 17日試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの17日の試合結果です。
VC長野トライデンツは、アウェーで東レアローズと対戦し、セットカウント1対3で敗れました。
VC長野トライデンツは今シーズン最後の試合となり、2勝34敗で最下位に終わりました。
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弥生制服リユース事業 クリーニング店が協力
伊那弥生ケ丘高校同窓会は去年に引き続き不要になった制服を新入生に譲渡する制服リユース事業に取り組みます。
今年から制服のクリーニングを(有)矢野クリーニングに依頼します。
16日は、伊那弥生ケ丘高校同窓会の下島典子会長らが南箕輪村田畑の矢野クリーニング本社工場に集まったおよそ40着を持ち込みました。
これまではクリーニング済の制服を受け入れ、新入生に無償で譲渡していましたが、提供する側の負担軽減のため、業者に依頼することにしました。
矢野クリーニングでは同窓会の依頼により、社会貢献につなげようとリユース用の制服を半額以下でクリーニングします。
今後は制服を受け取る新入生が1着200円を負担します。
去年は約20人の新入生が利用したということです。
制服の受け入れ・譲渡は伊那弥生ケ丘高校同窓会館で通年行っていて、19日から24日は譲渡の集中期間として土日も対応するということです。
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最高気温20.4度 ロトウザクラが開花
16日の伊那地域の日中の最高気温は今年最高の20.4度と4月下旬並みの暖かさとなりました。
伊那市の中央区公民館ではロトウザクラが開花しました。
正午頃、中央区公民館のロトウザクラは数輪が開花していました。
公民館によりますと開花時期は例年並みだという事です。
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秀畝生誕150年企画展 伊那・高遠との交流を中心に
伊那市高遠町で生まれ花鳥画や山水画を得意とした日本画家、池上秀畝の生誕150年を記念した企画展が伊那市創造館で16日から始まりました。
会場には伊那小学校や伊那高等女学校、現在の伊那弥生ケ丘高校などに贈られた秀畝の作品40点が展示されています。
秀畝は伊那の学校や寺など様々な施設に作品を残しています。
これらは幼馴染で坂下の茶商・伊藤巨摩治郎が贈る手助けをしました。
こちらの「富嶽と三保の松原」は昭和6年に上伊那図書館の開館を記念し寄贈されたものです。
池上秀畝は明治7年1874年高遠町生まれの日本画家で、生誕150年の今年は県内外の文化施設で記念展が企画されています。
創造館では、秀畝と伊那・高遠との交流に着目し、市内の学校や寺社などに寄贈された作品や資料などを展示しています。
池上秀畝生誕150年記念展伊那・高遠との交流を中心には5月27日まで伊那市創造館で開かれています。
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信州国画会・南信支部展 17日まで
全国規模の展覧会「国展」に出品している南信地方の画家による信州国画会・南信支部展が16日と17日の2日間、伊那市の伊那文化会館で開かれています。
会場には国画会の会員や一般の油絵やアクリル画など14点が展示されています。
中には「STOP WAR」と書かれた物や、きのこ雲を中心に人で銃やドローンなどの兵器を描いた物など反戦をテーマにした作品もあります。
展示されている作品は5月から東京で開かれる国展に出品されるということです。
南信支部展はあすまで伊那文化会館で開かれています。
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VC長野 16日の試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの16日の試合結果です。
VC長野トライデンツはアウェーで東レアローズと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
17日もアウェーで東レアローズと対戦します。
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伊那北高校の上島さん提出の請願が採択
伊那市議会3月定例会が15日に閉会し、伊那北高校2年の上島実来さんから提出されていた市の子育て環境の改善を求める請願が採択されました。
15日は、請願を提出した上島さんが傍聴席で採決の様子を見ていました。
上島さんは総合的な探究の時間で「子育てに優しい伊那市を作るには」をテーマに保育園児保護者約1,500人を対象に独自のアンケートを行いました。
366件の回答があり、新たな子どもの遊び場の検討や子育てに関する情報発信方法の見直しなどアンケート結果から要望をまとめ市に伊那市における子育て環境の改善を求める請願を提出しました。
採決では全会一致で採択となりました。
15日は3月定例会に提出されていた来年度の一般会計当初予算案など51議案がすべて可決し閉会しました。
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箕輪町人事異動68人中規模
箕輪町は、4月1日付けの人事異動を15日、内示しました。
68人の異動と中規模で課長級の昇格は3人です。
こども未来課保育園室長に総務課長補佐兼総務係長の前島昌子さんが昇格します。
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東春近保育園 木のメダル作り
伊那市の東春近保育園の年長園児は、老松場の丘古墳公園で、木のメダル作りを15日、行いました。
15日は、年長園児38人が公園を訪れました。
地元住民でつくる老松場の丘古墳公園整備委員会が5年ほど前から卒園する園児を招待し、思い出づくりにしてもらおうと木のメダルづくりを行っています。
木は、一昨年12月に公園内のヒノキを間伐し乾燥させたものです。
直径8センチ厚さ1センチの木に、園児たちは、絵などを書きました。
公園は、保育園のすぐ近くにあることから、園児たちは、アスレチックやそり滑りなど四季を通して活用しています。
書き終えると整備委員会のメンバーがリボンを通し、園児の首にかけていました。
最後に園児たちは、お礼に手作りのペン立てを整備委員会のメンバーに手渡しました。
東春近保育園の卒園式は、25日に行われることになっています。
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伊那まつり8月3日開催へ
伊那市の今年の伊那まつりは8月3日の1日開催で行われることが14日、決まりました。
14日は、伊那まつり実行委員会が伊那市のいなっせで開かれ、祭りの実施方針や組織などについて承認されました。
新型コロナの影響で2020年から3年間の中止を経て開催された去年の伊那まつりは、これまでの2日開催から市民おどりを中心とした1日開催としました。
市民主体のまつりを目指そうと、8月3日の1日開催で今年も実施し花火大会は、市民おどり終了後に行うとしています。
去年のまつりに磨きをかけて一歩進もうとテーマは「前進」に決まりました。
まつりの詳しい内容については、実行委員会や専門委員会などで検討していく予定です。 -
木彫りの渓流魚作品展
木彫りの渓流魚などを製作する箕輪町松島の柴和彦さんの作品展が15日から、伊那市のかんてんぱぱホールで始まりました。
会場にはイワナやアマゴなど木彫りの作品、およそ150点が展示されています。
渓流釣りが趣味だという柴さんは釣った魚を表現したいと独学で作品づくりに取り組むようになり、展示会は今回で14回目です。
こちらは、去年9月に長野県工芸美術会で信濃毎日新聞社賞を受賞した作品です。
カジカの主が古木から出てくる様子を表現したということです。
ここ最近では、渓流沿いで見られる鳥なども製作しています。
この他に、アマゴやイワナなどのストラップや花台や花入れなども展示販売しています。
柴和彦さんによる作品展は21日(木)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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小野御柱で着用 衣装展示
去年春に辰野町小野と塩尻市北小野で行われた御柱祭「小野御柱」で着用された衣装が南箕輪村のJA上伊那南箕輪支所に展示されています。
展示されているのは去年行われた小野御柱で、辰野町小野の雨沢地区の青年会が身につけた衣装8人分です。
衣装をデザイン、展示しているのは南箕輪村田畑在住のイラストレーター加藤恵理子さんです。
これらの衣装は御柱祭で長持ちを担いだり、踊りを披露して祭りを盛り上げる「雲助」の衣装です。
加藤さんは布に描くためのカラーの墨を使い、より本物の入れ墨姿に見えるよう肌着の上下に絵柄を手描きしました。
雨沢地区の「雲助」の衣装担当者が高齢になったことから、雨沢地区の青年会から依頼を受け加藤さんが受け継ぐことになったということです。
会場には他にも御柱の里曳きをする雲助の様子を描いた油絵も展示されています。
展示は19日までJA上伊那南箕輪支所で行われています。
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ペレットストーブフェア 16日まで
木質ペレットを生産・販売する上伊那森林組合は、ペレットストーブの普及を図ろうと15日と16日の2日間フェアを伊那市高遠町のバイオマスエネルギー工場で開いています。
上伊那森林組合バイオマスエネルギー工場では、国内4社のストーブメーカーが40万円から80万円ほどのペレットストーブの展示を行っています。
上伊那森林組合では、上伊那地域などのカラマツやアカマツを材料に使った木質ペレット「ピュア1号」を生産しています。
環境意識の高まりもあってか、昨年度の販売量はおよそ4500トンで販売開始から右肩上がりに伸びていて、今年の秋にはペレット製造ラインを増設する計画です。
薪ストーブと比べコストがかからず取り扱いも楽だということで、一般家庭や公共施設などで普及が進んでいます。
森林組合も販売・設置を行っていて、昨年度は取り扱い台数が初めて100台を超えたということです。
15日は、購入を検討している人たちが訪れ担当者から説明を受けていました。
他に、ペレットストーブを使ったサウナも展示されています。
価格はおよそ230万円です。
2050年カーボンニュートラルの実現に向けて二酸化炭素などの温室効果ガスの削減に取り組む伊那市では設置費用の3分の2以内の最大42万円の補助制度を行っています。
今年度は、これまでに25件の申請があったということです。
ペレットストーブフェアは16日まで、伊那市高遠町のバイオマスエネルギー工場で開かれています。
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南箕輪小学校 卒業生が学び舎巣立つ
上伊那の各地の小学校で卒業式が行われています。
南箕輪村の南箕輪小学校でも14日卒業式が行われ、6年生が学び舎を後にしました。
南箕輪小学校では、128人が卒業を迎えました。
式では大島俊彦校長からひとりひとりに卒業証書が手渡されました。
大島校長は「苦しいことがあった時、あきらめずに努力し続けた小学生の時の自分を思い出してください」と式辞を述べました。
式では、卒業生が歌を披露しました。
式が終わると、クラスで最後の学活が行われ、6年4組では担任の教諭が生徒ひとりひとりにメッセージを贈っていました。
児童から担任の教諭に花束が贈られました。
下校時には、廊下に職員が並び、卒業生と保護者を見送っていました。
放送エリア内の小中学校の卒業式は18日まで行われます。
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伊那新校 新校舎は2029年度末完成の方針
伊那北高校と伊那弥生ケ丘高校が再編統合する伊那新校について、長野県教育委員会は、新校舎の完成は開校2年後の2029年度末とする方針を13日の懇話会で示しました。
工事中の3年間は伊那弥生ケ丘高校で授業が行われる計画です。
13日は伊那市の伊那合同庁舎で伊那新校再編実施計画懇話会が開かれ、県教委が校舎建設の方針を説明しました。
伊那新校は、2028年4月開校予定で、新校舎は現在の伊那北高校の校舎を解体し建設します。
県教委の方針では、新校舎の建設工事開始は2027年度、完成は2029年度、利用開始は2030年度からとしています。
工事期間となる開校前の1年間、開校後の2年間、生徒は伊那弥生ケ丘高校の校舎を活用します。
検討が進められていた統合の方法については開校時に伊那北・弥生の在校生が伊那新校の生徒となる「一斉統合」が望ましいとしています。
参加者からは「生徒数に対しスペースが足りないのではないか」「理科など、専門設備が必要な学習が十分に行えるのか」「建物ありきではなく人ありきで議論をしてほしい」といった意見が出ていました。
県教育委員会では、「生徒の安全を考えると工事中は弥生の校舎を利用するのが良いと考えている。中学生に対して十分な説明をするため工事の時期を2027年度からとした」としています。