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南箕輪村 身寄りのない人のガイドラインを作成
南箕輪村と村社会福祉協議会は、身寄りのない人が地域で安心して暮らすための支援機関向けのガイドラインを県内で初めて作成しました。
14日は村内で「南箕輪村身寄り問題検討チーム」の会議が開かれ、ガイドラインの案が承認されました。
ガイドラインでは、架空の高齢男性のライフステージに沿って、住まい探しや入院、死後などに「身寄りのない」ことで直面しうる問題と、各機関での対応方法が示されています。
村と村社協では、核家族化や高齢化により孤立する人が増える中、医療・介護施設、法律事務所、葬儀・不動産事業者などの関連機関を集め検討チームを作り、対応方法について検討・合意を進めてきました。
今回、その内容を地域としてのガイドラインにまとめました。
このほか、高齢者が人生の最期を迎えるための情報を記す「まっくんもしもシート」も作成しました。
このガイドラインは、各支援団体で活用される予定です。
長野県社協によりますと、身寄りのない人のガイドラインの作成は県内初めてで、他に長野市でも検討が進められているということです。
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新宿区の卒業生にアルストロメリア
伊那市は友好提携都市の東京都新宿区の小中学校の卒業生にアルストロメリアを贈呈します。
14日は防災コミュニティセンターで市やJAの職員など17人がラッピング作業を行いました。
ラッピングしたアルストロメリアにはお祝いのメッセージが添えられました。
伊那市を身近に感じてもらい、市の魅力を知ってもらおうと毎年友好提携都市の新宿区に特産品のアルストロメリアを贈り今年で7年目です。
この日は19日に卒業式を行う中学校10校の為に1,000本がラッピングされました。
20日にも小学校と特別支援学校用に作業を行い、全部で2,800本を贈るということです。 -
上農高校 ピザ販売協力企業にお礼
南箕輪村の上伊那農業高校加工班の生徒は去年校内で栽培したトマトを使ったピザを販売し、開発や販売に協力した企業に14日お礼をしました。
この日は伊那市のアルプス中央信用金庫本店に上農高校の加工班の生徒2人と教諭が訪れ、職員に感謝を伝え、お礼に校内で作っているりんごを使ったジュースを贈りました。
上農高校の加工班1・2年生の生徒13人は去年校内で採れたトマトでソースを作り、地元食材を使い冷凍ピザ3種類を商品化しました。
ピザは市内の食品業者など4社の協力を得て900枚製造し、ファーマーズあじ~なや東武トップツアーズで販売されました。
上農の生徒は「コストを考えて使う材料を選ぶのが大変だった」と話していました。
あるしんでは希望する職員の注文を取りまとめてピザを購入しました。
ピザは完売したということです。
上農高校では来年度も活動を続けていくということです。 -
箕輪町議会3月定例会 閉会
箕輪町議会3月定例会は、新たに提出された4議案を含む48議案すべてを原案通り可決し13日閉会しました。
このうち、離婚後の共同親権導入について慎重な議論を求める衆議院議長・参議院議長への意見書の提出についての議員提出議案は、賛成7、反対6、棄権1の賛成多数で可決されました。
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南箕輪村 人事異動内示58人
南箕輪村の4月1日付の人事異動が12日内示されました。
58人の異動で、課長級の昇任は1人です。
新設される危機管理課長に、地域づくり推進課企画係長の宮下裕司さんが昇任します。
保育園を除く役場職員の異動は58人ですが、課の名称変更に伴うものが多く、実質的には小規模の異動となっています。
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伊那中学校で110人が卒業
上伊那の小中学校で卒業シーズンを迎えています。
伊那ケーブルテレビ放送エリア内では中学校2校で13日に卒業式が行われました。
このうち、伊那市の伊那中学校では男子51人、女子59人のあわせて110人が卒業を迎えました。
式では有賀稔校長から一人ずつ卒業証書を受け取りました。
在校生は生徒会役員のみが出席し、他の生徒はオンラインで参加しました。
有賀校長は「これからの人生、たんぽぽの花のようにきれいな花を咲かせ、羽ばたいてください」と式辞を述べました。
卒業生を代表して髙橋穂美さんが答辞を述べました。
「毎日学校に通って一緒に授業を受けたり、部活に取り組んだりと仲間とは家族よりも長い時間を過ごしてきた。まだみんなとはサヨナラしたくない想いをこらえて、私たちはまた新しい一歩を踏み出し歩んでいきます」 -
第6回高遠城址公園の桜の開花予想3月31日
民間気象情報会社のウェザーニューズは第6回の桜の開花予想を13日に発表しました。
伊那市高遠町の高遠城址公園の開花は前回の発表よりも1日遅くなって3月31日となっています。
13日の高遠城址公園です。
公園内には12日に降った雪が残っていました。
高遠城址公園の開花予想は3月31日で一週間前の前回の発表よりも1日遅くなっています。
満開も前回より1日遅い4月6日の予想となっています。
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木下保育園 園児が野球体験
箕輪町を拠点に活動する少年野球チームSジャパンは、木下保育園で野球教室を13日に開きました。
13日はSジャパンの柴仁志監督やコーチ、OB6人が年長児にボールの投げ方や打ち方を教えました。
このうち、ゴロの球を取り的に向かって投げる体験では、子ども達は大谷翔平選手が全国の小学校にプレゼントしたグローブをはめて練習しました。
グローブは、箕輪中部小学校から借りたという事です。
打撃では、ボールを見て遠くに飛ばすイメージでバットを振るようアドバイスしていました。
Sジャパンでは、野球の楽しさを知ってもらおうと、町内の保育園で野球教室を毎年開いています。
新型コロナウイルスの影響でここ数年は中止していましたが、今年度は4年ぶりに再開したという事です。
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南箕輪FCジュニアが北信越大会に出場
南箕輪村の南箕輪FCジュニアは16日から松本市で開かれる北信越大会に長野県代表として出場します。
12日は南箕輪村の大芝高原屋内運動場でチーム練習を行っていました。
南箕輪FCジュニアは、2023年11月に県内107チームが参加したJA全農杯全国小学生選抜サッカーの地区予選大会で準優勝しました。
上位4チームが県代表として北信越大会に出場します。
松本市で16日と17日に開かれる北信越大会には長野・福井・石川・富山・新潟の5県から12チームが参加しリーグ戦と決勝トーナメントが行われます。
南箕輪FCジュニアはリーグ戦の初戦で新潟県の代表チームと対戦します。
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能登半島復興支援 ピアノリサイタル
NPO法人クラシックワールドは、能登半島地震の復興支援として、海外でも活躍するピアニスト伊藤順一さんのピアノリサイタルを9日に開きました。
リサイタルでは、ショパンやドビュッシーなど7曲を演奏しました。
伊藤さんは東京都出身で2011年から2018年までフランスに留学していました。
帰国後、2019年に開かれた第4回日本ショパンピアノコンクールで1位を受賞しました。
このリサイタルは1月14日に予定されていましたが能登半島地震により延期され、今回クラシックワールドが復興支援リサイタルとして開きました。
受付では、募金箱での復興支援を呼びかけました。
クラシックワールドでは9日を合わせ主催する3公演で寄付を募り、11万115円が集まったということです。
リサイタルにはおよそ100人が訪れました。
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伊那市上下水道事業運営審議会 経営戦略の概要説明
伊那市上下水道事業運営審議会が14日に市役所で開かれ、今月中の策定を目指す、今後10年の経営施策などをまとめた経営戦略の概要が説明されました。
経営戦略は、来年度から2033年度までの10年間に行う経営基盤強化などの具体的な施策をまとめたものです。
料金については、上下水道ともに2025年度までは据え置きますが、水道料金は2029年度に5%程度、下水道使用料は2026年度に6%程度値上げが必要になる見込みだとしています。
また、コスト削減のため、上伊那での水道事業広域化も検討しています。
伊那市では、あす開かれる市議会全員協議会でも概要を説明し、意見を反映させ、3月中の策定を目指しています。
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伊那RC 阿部惠子さんに顕彰贈る
伊那ロータリークラブは、40年にわたり、上伊那地域の小中学生の卓球指導をしている伊那市の阿部惠子さんに、ロータリー顕彰を2月15日に贈りました。
この日は、伊那市のくぬぎの杜で創立記念例会が開かれ山田益会長から阿部さんに賞状が贈られました。
阿部さんは、伊那少年卓球クラブで、クラブ発足から40年にわたりコーチを務めています。
これまでに500人以上の選手を指導し、卓球の普及と小中学生の健全育成に貢献したことが評価されました。
伊那ロータリークラブでは、地域の発展に貢献した人などを毎年表彰していて、今回で45回目となりました。
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上伊那の小中学校あすから卒業シーズン 南箕輪中で終業式
上伊那の小中学校は13日から卒業式シーズンを迎えます。
13日の卒業式を前に南箕輪村の南箕輪中学校では、3学期の終業式が行われました。
終業式では各学年の代表生徒が3学期の振り返りを発表しました。
3年生を代表して穂高蒼波さんは「気が付くとみんな仲良くなっていた。仲間とともに充実した日々を過ごすことができた」と3年間の感謝を述べていました。
桐山清一校長は「これからも失敗を恐れずに挑戦し、常に前向きな気持ちで次のステップに進んでいきましょう」と話していました。
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故・小松良和さんの作品 伊那北高校同窓会に寄贈
伊那市の伊那北高校の卒業生で1985年に36歳の若さで亡くなった画家の小松良和さんの作品15点が、伊那北高校同窓会に寄贈されました。
12日は小松さんの妻、小山利枝子さんが伊那北高校を訪れ、同窓会に作品を寄贈しました。
1949年生まれの小松さんは伊那北高校卒業後、東京藝術大学に入学しました。
1981年に長野県に戻り美術教師として勤務し、実家のある西箕輪のアトリエで作品を制作しました。
きょう寄贈された15点は、西箕輪のアトリエで制作された最晩年の作品だということです。
小松さんと教師時代同僚だった伊那北高校同窓会事務局長の岩崎靖さんのすすめもあり、多くの人に作品を見てもらおうと今回母校に寄贈されました。
作品は、学校に飾られるほか絵画展の企画も考えているということです。
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伊那地域 雪で被害の報告なし
12日の伊那地域は朝から雪となりました。
上伊那地域の公共交通に影響はありませんでした。
午後4時半現在、伊那市・箕輪町・南箕輪村に被害の報告は入っていないということです。
また今夜も9時頃まで雪が降りますがそこから天気は回復するということです。
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小嶋紗奈さん ゴルフで世界3位
箕輪町の箕輪東小学校3年の小嶋紗奈さんは、2月にスペインで行われたゴルフの世界大会「ワールドジュニアゴルフチャンピオンシップ」の8・9歳女子の部で3位入賞しました。
小嶋さんはスポーツトレーナーの父親の影響で3歳のころからゴルフを始めました。
平日は週3回伊那市内のゴルフ場で練習をしているということで、この日も黙々と練習に取り組んでいました。
小嶋さんが初めて出場した世界大会、「ワールドジュニアゴルフチャンピオンシップ」は、スペインで先月行われました。
世界8か国の11人が出場し、小嶋さんは書類選考で選ばれ出場しました。
1日18ホール 3日間の通算成績で競い、小嶋さんは、通算39オーバーでトップと7打差の3位でした。
今後は、今月25日に栃木県で開かれる世界ジュニアゴルフ選手権の予選大会に出場するということです。
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伊那小5年仁組 番組制作学ぶ
伊那市の伊那小学校の5年仁組は、社会科の授業の一環で伊那ケーブルテレビジョンを12日訪れ、番組制作について学びました。
12日は5年仁組の児童26人が訪れ、アナウンサーやカメラマンなどの仕事を体験しました。
仁組では、社会科の授業の一環で情報について学んでいて、どのようにしてニュースが作られているかを知ろうと伊那ケーブルテレビを訪れました。
児童たちは、自分たちが取り組む総合学習の内容を紹介する番組を収録していました。
仁組では、12日に体験した内容を今後の学習発表などで活かしていきたいとしています。
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ヤングドライバークラブ 優秀クラブを表彰
事業所の若手社員で作るヤングドライバークラブの交通事故防止コンクールで伊那警察署管内から2つのクラブが優秀クラブに選ばれました。
2月27日は伊那市の伊那警察署で表彰伝達式が行われ、小林雄二署長から表彰状が手渡されました。
優秀クラブに選ばれた箕輪町の株式会社伸光製作所では交通安全週間に合わせて啓発活動を行っています。
南箕輪村の信英蓄電器箔株式会社では月に一度社員にシートベルト着用を呼び掛けています。
また、交通安全ポスター部門では信英蓄電器箔の前川太陽さんの作品が佳作に選ばれました。
前川さんは車のライトに照らされた歩行者をえがきました。
コンクールには県内の112クラブが応募し、30クラブが表彰されました。 -
南信工科短期大学校 35人が卒業
南箕輪村の南信工科短期大学校の卒業式が12日に行われ35人が卒業しました。
卒業式では機械システム学科13人、電気システム学科16人、短期課程機械科の6人に、武田三男校長から卒業証書が手渡されました。
武田校長は「これからは卒業生として地域産業の中心となり、地域を牽引してもらいたい」と話していました。
卒業生を代表して機械システム学科の洲原珠唯さんは「それぞれの道を進み、卒業生としてそれぞれの舞台で活躍したい」と話していました。
専門課程卒業生29人のうち企業からの研修生を含めて27人の就職先が内定していて、上伊那には14人が就職します。
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南箕輪村 10年先の自治会の在り方 検討結果を報告
南箕輪村は、燃やせないごみの収集立会いは民間委託、広報紙・回覧板についてはデジタル化を検討するとする今後の方向性を11日、議会に報告しました。
11日は、村議会全員協議会が役場で開かれ、村が自治会検討委員会の検討結果を報告しました。
村では、10年先を見据えた持続可能な地域コミュニティをつくることを目的に、検討委員会を今年度立ち上げました。
ごみの立会いについては、燃やせないごみ・資源プラスチックなどの収集立会いを外部委託するほか、分別できていないごみについて今後は役場が連絡・返却を行うとしています。
4月から可能な区から順次開始し、10月には全ての区で実施するとしています。
広報紙と回覧板の配布については、デジタル化の検討を進めるとしています。
今年7月をめどに3地区を選定してアンケート調査を行い、移行する場合は来年5月から準備を進め、2035年を目標に完全デジタル化するとしています。
藤城栄文村長は、「役員の負担軽減を図る一方で、地域防災や自然環境を守る取り組みなどについては強化していきたい」と話していました。
今年度の検討結果をまとめた冊子は、広報紙4月号とともに配布する予定です。 -
脱原発を訴える上伊那アクション
脱原発などを訴える「上伊那アクション」が10日、伊那市のいなっせ北側広場で行われました。
上伊那アクションには、脱原発活動などを行っている上伊那の35団体からおよそ90人が参加しました。
参加者がリレートークを行った他、原発ゼロへの思いまとめた「集会アピール文」が読み上げられ、採択されました。
向山光実行委員長は、能登半島地震で大きな被害が出た石川県珠洲市に原発の建設が計画されていたことを例に挙げ、「もし計画が凍結されていなかったら上伊那にも大きな影響がでていたと思う。脱原発運動が進むことを願っている」と話していました。 -
東日本大震災から13年 佐藤さん犠牲者の冥福を祈る
東日本大震災から11日で13年になります。
伊那地域でも、震災の発生時刻の午後2時46分にサイレンが鳴らされ、犠牲者への冥福を祈りました。
福島県伊達市から伊那市に自主避難してきた果樹農家佐藤浩信さんです。
11日は、三男の孝樹さんと2人で福島に向かって手を合わせていました。
佐藤さんは、西箕輪のおよそ3.5ヘクタールの農地で、りんごやももの他伊那に来てから始めたというぶどうの栽培を行っています。
11日は、ぶどうの木の剪定を行っていました。
佐藤さんは現在、月に2回ほど妻と長男が暮らす福島に戻り、果樹の手入れをしています。
元日に発生した能登半島地震の際も福島にいました。
「福島と同じだと思った。津波もあり復興には時間がかかるかもしれない。“がんばれ”という言葉は言ってはいけないと思っている」
佐藤さんは、能登半島地震発生後の1月上旬に10キロの支援物資を送ったほか、今月18日にも30キロの物資を送ります。 -
JA上伊那花き部会 日本農業賞で優秀賞
JA上伊那花き部会は、NHKなどが全国の農業者や団体を表彰する日本農業賞で優秀賞を受賞しました。
11日は、伊那市狐島のJA上伊那本所で伝達式が行われ、NHK長野放送局の松谷豊局長から、花き部会の酒井弘道部会長らに表彰状が手渡されました。
日本農業賞は、NHKと全国農業協同組合中央会が、経営や技術の改革に意欲的に取り組み、地域社会の発展に貢献した農業者や団体を表彰するものです。
集団組織の部には全国から91件の応募があり、JA上伊那花き部会は、大賞、特別賞に次ぐ優秀賞に選ばれました。
優秀賞には、ほかに3団体が選ばれています。
花き部会では、上伊那が生産量日本一を誇るアルストロメリアやトルコギキョウを中心に、高品質の花を多く生産していることが評価されました。
ほかに、部会の中に青年部を立ち上げ新規就農者の確保に努めていることや、小学校での花育が評価されました。
花き部会では、今後も生産量を確保し、次世代育成に努めていくとしています。
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地域桜守の育成講習会・修了式
日本一の桜の里づくりを進める伊那市の地域桜守の育成講習会が11日市役所で開かれました。
講習会は去年5月から6回開かれ、最終日の11日は伊那市振興公社の職員で桜守の2人から植樹の仕方について説明を受けました。
10期生となる今年度は男性4人が受講しました。
講師は「桜の特性を理解してその環境に合うかどうかを考えて植樹することが大切だ」などとアドバイスをおくっていました。
講習会のあとには、修了式が行われ、白鳥孝市長から受講生に修了証が手渡されました。
あいさつで白鳥市長は「地域で昔から大切にしている桜を守るため活躍してほしい」と話していました。
また受講生を代表して唐木章さんは「桜を通して地域がますます活性化するように活動していきたい」と話していました。
地域桜守は、伊那市振興公社と連携し地区内の公共施設などにある桜の維持管理を行っています。
現在は40人が活動を行っていて、伊那市では来年度も新たな地域桜守の育成を計画しています。
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唐澤豊さん写真展「四季彩々」
箕輪町上古田の写真愛好家唐澤豊さんによる写真展「四季彩々」が町文化センターで開かれています。
会場には長野県内を中心に撮影した山岳風景や植物などの写真およそ30点が並んでいます。
唐澤さんは伊那谷を中心とする山岳写真愛好家でつくる写真集団アルプの代表を務めています。
展示されている写真は15年ほど前から去年までに撮影された写真です。
こちらは初夏に咲く高山植物「サンカヨウ」を撮影した写真です。
元々は白い花びらの植物ですが、散り際で霧が出ている状況のため花びらが水分を吸い透き通って見えたということです。
唐澤豊さんによる写真展「四季彩々」は町文化センターで14日(木)まで開かれています。
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農家民泊 イスラム教の食事について学ぶ
伊那市は外国人観光客の増加にともない、インドネシアなどイスラム教徒が多い国からの農家民泊を想定した勉強会を10伊那市の日に伊那市のいなっせで開きました。
10日は市内の農家民泊受入れ家庭およそ20人が参加しました。
講師はアフリカのベナン共和国出身で信州大学農学部の特任教授、ファワズ・バグドウさんが務めました。
農家民泊で受入れる際に気を付ける文化の違いや食材について説明しました。
イスラム教では、豚肉を食べること、アルコールの摂取などは禁じられています。
ファワズさんは「イスラム教では野菜や魚、果物などは食べてもいい。日本で買い物や外食をする際には必ず何が入っているのか確認している」と話していました。
勉強会は、外国人観光客の増加が予想されることから、多文化への理解を深めてもらおうと伊那谷民泊協議会と伊那市地域おこし協力隊が開いたものです。
10日は他に、トウモロコシのかき揚げやゆでた野菜、イスラム教の教えに従い加工した唐揚げなどの食事を試食しました。
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公衆衛生専門学校で卒業式
伊那市荒井の長野県公衆衛生専門学校で卒業証書授与式が8日に行われ、18人が学び舎を巣立ちました。
式では小野豊朗校長から卒業証書が手渡されました。
卒業生を代表して下平雪美さんは「試行錯誤した経験は私たちの糧になっている。自分が思い描く歯科衛生士になれるよう頑張っていきたい」と話していました。
小野校長は「理想の歯科衛生士を目指して活躍してください」と話していました。
今年度の卒業生は18人で、就職先の内訳は、県内の歯科診療所に14人、県内の病院に2人、県外の歯科診療所に2人となっています。
地域別では、上伊那が5人、飯田下伊那地域が4人などとなっています。
卒業生は3日に歯科衛生士の国家試験を受けていて、26日に合格発表があるということです。
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VC長野トライデンツ 試合結果
バレーボールVリーグ男子1部VC長野トライデンツの10日の試合結果です。
VC長野トライデンツはアウェーでジェイテクトSTINGSと対戦し、セットカウント0対3で敗れました。
次回は、アウェーで東レアローズと対戦します。 -
外国にルーツを持つ子どもの教育支援を考える
外国にルーツを持つ児童や生徒への教育支援について考える意見交換会が10日に箕輪町の地域交流センターみのわで開かれました。
意見交換会は「言語」という観点からサポートと交流の促進を行う民間団体「多文化LIFE」が主催し開いたもので、パネラーが活動の報告を行いました。
このうち公益財団法人長野県国際化協会の服部珠予さんは外国人の児童や生徒の教育の現状について説明しました。
国の調査では外国籍の41.5パーセントの子どもが日本語の指導を必要としているということで、服部さんは「指導の体制づくりや学校への支援が充分でないことなどが課題だ」と話していました。
意見交換会には上伊那を中心におよそ30人が訪れました。
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ウクライナ侵攻から2年 現状を知る写真展
ロシアのウクライナ侵攻から2年、伊那市のかんてんぱぱホールでは現地の様子を知る事ができる写真展が開かれています。
会場には、ロシアの侵攻を受けるウクライナや世界の紛争、災害をとらえた写真など25枚が展示されています。
この展示会は侵攻直後から支援団体を通して寄付を行なっている箕輪町の電子部品メーカーKOA株式会社が、国際NGO難民を助ける会AARJapanの協力で開いたものです。
ロシアのウクライナ侵攻から2年が経ち、改めて戦争の悲惨さを伝えようと企画しました。
ウクライナ侵攻に関する写真はAARJapan職員の中坪央暁さんが現地で撮影したです。
こちらの写真は、首都キーウの大聖堂に貼られた戦死者の遺影です。
戦死者の家族が遺影を教会に貼っているという事です。
能登半島地震やトルコ地震、ミャンマーのロヒンギャ難民の写真も展示されています。
写真展「非日常を生き抜く私たち」は14日(木)までかんてんぱぱホールで開かれています。