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新型コロナ週報 上伊那101人 全県813人
新型コロナウイルス感染症の週報です。
4日発表の9月25日から今月1日までの定点医療機関あたりの届け出状況は、上伊那は101人で定点あたり12.63人、全県は813人で定点あたり9.24人でした。
4日発表となった9月25日から1日の保健所ごとの定点あたりの患者数は、
伊那保健所は101人、上田保健所で107人、佐久・飯田保健所でそれぞれ80人、
諏訪保健所で78人、北信保健所で56人、松本保健所で49人、長野保健所で47人、
大町保健所で18人、木曽保健所で12人、長野市で87人、松本市で98人、
全県で813人でした。
患者届け出数が、上伊那は定点あたり前回の9.13人に対し12.63人で増加、
全県は10.39人が9.24人で減少しています。
県内の3日午前0時時点の
入院者数は、136人でうち中等症は33人、重症は1人です。 -
伊那青年会議所 親子対象スポーツイベント 28日に開催へ
伊那青年会議所は、小学生とその保護者を対象にしたイベント「親子で参加!秋のスポーツフェスティバルin箕輪」を箕輪町の町民体育館で28日に開きます。
3日は、箕輪町役場で記者会見が開かれ、概要が説明されました。
参加対象は伊那市、辰野町、箕輪町、南箕輪村の小学生とその保護者です。
アトラクションブースでは、ゴール枠内の的を狙うキックターゲット、フリースロー、ストラックアウトを楽しむことができます。
キックターゲットのブースには、元松本山雅FC選手が参加する予定です。
事前申し込みは不要です。
また、コンピューターゲームを使った競技eスポーツのブースも設けられ、親子8組によるリーグ戦が行われます。
事前申し込み制で、応募が8組を上回った場合は抽選となります。
「親子で参加!秋のスポーツフェスティバルin箕輪」は28日の午前11時から午後4時まで、町民体育館で開かれます。
入場は無料です。
また、伊那青年会議所では、eスポーツブースの参加者を募集しています。
ご覧のQRコード、または電話番号から応募できます。
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伊藤権司さんプリント展
伊那市東春近の伊藤権司さんがおよそ20年にわたり配信しているHPの画像をプリントした展示会が、長谷のジャズカフェ蔵ZENで開かれています。
伊藤さんが蔵ZENで展示会を開くのは、今回が2回目です。
2004年1月に自身のHPを開設し、当時会長を務めていた木裏原地区の社会福祉協議会の活動や、地域の行事などを発信してきました。
HPをA3サイズに印刷したものは今日までに1750枚になりました。
今回は、旧長谷村出身で2011年1月に81歳で亡くなった中国画家、伊藤環雪さんと巡った中国の旅をテーマに、およそ20点を展示しています。
伊藤環雪さんの活動を支援する後援会会員だった伊藤さんは、会員とともにと2004年、2007年、2009年の3回、中国の世界遺産を旅した思い出を展示しています。
プリント作品の他に、環雪さんが中国で絵付けした花瓶や湯呑なども展示しています
伊藤権司さんのプリント展、環雪先生と巡った中国の旅は30日まで伊那市長谷のジャズカフェ蔵ZENで開かれています。
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もみじ湖紅葉祭りで無料の野点体験会
箕輪町の地域おこし協力隊、山野邉智美さんは、もみじ湖で行われるもみじ湖紅葉祭りで、野点体験ができる無料の休憩所を開きます。
休憩所はもみじ湖の末広広場に設置されます。
山野邉さんは京都府出身で、今年から地域おこし協力隊になりました。
京都では外でお茶を楽しむ野点の文化が多くあり、その文化を箕輪の人や観光客に知ってもらおうと野点が体験できる休憩所を企画しました。
野点には町で作られたものが使われます。
長椅子は、長岡に工房があるKOJIMAYAが作っています。 -
緑十字銅章表章表彰 6人が受章
交通安全の推進に功績のあった人や長年無事故無違反の人を表彰する「緑十字銅章表彰」の表彰伝達式が伊那市の伊那警察署で3日に行われました。
今回6人が受章し、出席した4人が伊那警察署の小林雄二署長から表彰状を受け取りました。
6人の内訳は交通安全功労者が3人、優良運転者が2人、優良安全運転管理者が1人です。
緑十字銅章表彰は交通安全に尽力し功績のあった人に贈られます。
小林署長は「表彰は長年の交通安全活動の成果、今後も地域の為に尽力してもらいたい」と話しました。
受章者を代表して伊那交通安全協会幹事の湯沢文雄さんは「地道な啓発活動が大切。今後も継続していきたい」と謝辞を述べました。 -
八十二銀行と長野銀行が合同でイルミ飾り付け
7日から始まる南箕輪村の大芝高原イルミネーションフェスティバルを前に、6月に経営統合した八十二銀行と長野銀行の行員が、3日合同で飾り付けをしました。
長野市に本店がある八十二銀行と、松本市に本店がある長野銀行は6月に経営統合をし、2025年度をめどに合併を目指しています。
3日は、八十二銀行の南箕輪担当者ら4人と長野銀行伊那支店の6人が参加し、イルミネーションの設置作業をしました。
両行では、合併を前に懇親会や勉強会を開くなど支店同士でも交流を深めています。
八十二銀行は銀行のキャラクターを、長野銀行はサッカーのゴールを題材にしたものを飾ります。
3日は道具の貸し借りをしたり、写真を撮るなどしながら作業を進めていました。
完成したイルミネーションは、7日から始まる大芝高原イルミネーションフェスティバルで見ることができます。
期間は28日までで、時間は午後5時から午後9時、入場は無料です。
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日比谷松本楼で伊那の農産物PR
伊那市の白鳥孝市長などは、東京都日比谷公園にあるレストラン「日比谷松本楼」で伊那の農産物などをPRしました。
1日は、白鳥市長や、JA上伊那の西村篝組合長、日比谷松本楼の小坂文乃社長らが、訪れた人に伊那の農産物や加工品をPRしました。
日比谷松本楼は、伊那市西箕輪出身の小坂駒吉さんの子、梅吉さんが1903年に開いた洋風レストランで、創業120年となります。文乃さんは4代目です。
訪れた人は、伊那の果物や酒などを買い求めていました。
この日は、首都圏などに住む、伊那市にゆかりのある著名人や財界人を招いて食事を楽しむレセプションも開かれました。
伊那産イチジクと生ハムを使った料理や、森の茸と信州サーモンのキッシュ、信州アルプス牛のステーキなどが提供されました。
ジャガイモとビーツのポタージュは、高遠の桜をイメージしていて、混ぜるとピンク色に替わります。
参加者は、伊那の食材を使った料理を楽しんでいました。こちらの特別コースは11,000円で提供されています。
また、伊那プレートは2,800円で提供していて、伊那のフェアは今月15日までとなっています。
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北福地 諏訪社奉納演芸大会
伊那市富県北福地の諏訪社の秋の例大祭に合わせ、奉納演芸大会が2日開かれました。
奉納演芸大会では、北福地住民らによる14演目が披露されました。
演芸大会は、北福地の諏訪社の秋の例大祭の宵祭りとして開かれました。
コロナ禍は中止となっていましたが、北福地祭事会が4年ぶりに開きました。
富県小4年生から6年生の児童約20人は、こども神輿を披露しました。
これまでは昼間に区内を練り歩いていましたが、区民の負担軽減のため演芸大会で披露することにしました。
子どもたちは掛け声に合わせ、神輿を担いでいました。
出演者には会場内で使える食事券が配られました。
会場には出店が並び、訪れた人たちが祭りの雰囲気を楽しんでいました。
北福地祭事会では「4年ぶりに演芸大会を開くことができ、コロナ禍で薄れてしまった地区の絆が深まった」と話していました。
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ミニバスCATV杯男女決勝戦
第21回ケーブルテレビ杯争奪ミニバスケットボール選手権大会が30日に、伊那市のエレコム・ロジテックアリーナで開かれ、男子は箕輪ミニバスケットボールクラブが、女子は伊那ダイヤモンドツインズが優勝しました。
大会には、南信地域の男子8チーム、女子10チームが出場しました。
男子決勝は、白のユニフォーム辰野ミニバスと、紺のユニフォーム箕輪ミニバスケットボールクラブの2年連続同じ顔合わせとなりました。
去年決勝で敗れた箕輪は、序盤からテンポよく得点を重ねます。
試合は、61対32で箕輪が勝利し、去年の雪辱を果たしました。 -
箕輪町 定額「まちなかタクシー」運行開始
箕輪町は、町内に住む65歳以上などを対象に、自宅から目的地まで定額で移動することができる「まちなかタクシー」の運行を、2日から始めました。
2日は、役場で出発式が行われました。
まちなかタクシーは、町内での移動の際、目的地まで定額で利用できるものです。
式では、白鳥政徳町長がタクシーに乗り込み、役場を出発しました。
運行は、伊那タクシーみのわ営業所が、既存のタクシー5台で行います。
65歳以上の高齢者、妊婦などの移動困難者は500円で、免許返納者や障害者手帳を持っている人などは、半額の250円で利用できます。
事前登録制で、乗車の際は受付専用番号に電話してタクシーを呼びます。
こちらの81歳の女性は、松島の接骨院から上古田の自宅までの移動に利用しました。
乗車の際登録証を提示し、運転手は専用のタブレット端末でQRコードを読み込み出発します。
町内での移動時にのみ利用できるもので、目的地に着いたら定額料金を支払って降車するだけです。
運転手は、通常料金が表示されたメーターを撮影し、差額分を町に申請します。
町によりますと、9月末現在520人が登録していて、そのうち9割近くは割引対象者だということです。
町では、令和3年度に行った乗合のデマンド型タクシーの実証実験の結果、ドアツードアでの移動を希望する人が多かったことなどから、定額タクシーを運行することにしました。
今年度は、町負担分やシステムの導入費として、当初予算に1,300万円を計上しています。
町では、今年度の実績などを基に、来年度以降の運行に活かしたいとしています。 -
伊那西高校生徒 冬服に衣替え
10月に入り衣替えの季節となりました。
伊那市の伊那西高校の生徒は2日、冬服で登校していました。
伊那西高校では今年から、9月25日から10月6日までのおよそ2週間の移行期間を設け、その日の気温に応じて夏服と冬服を選べるようにしました。
ある生徒は「10月に入り、先週と比べて多くの生徒が冬服を着ている」と話していました。
2日朝の伊那地域の最低気温は午前5時43分に10.8度を記録し、今シーズン最も低くなりました。
長野地方気象台では、3日の朝も最低気温が10度前後になると予想しています。
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小学生向け能楽体験講座
11月19日に伊那市の伊那文化会館で開かれる「第32回伊那能」を前に、小学生を対象にした体験講座が富県小学校で2日に開かれました。
講座では、富県小学校の5年生12人が能楽を体験しました。
講師はシテ方観世流能楽師で伊那市西箕輪在住の中家美千代さんが務めました。
講座は日本の伝統芸能に触れてもらおうと伊那能実行委員会が2018年から開いています。
児童たちは能の台本にあたる謡を声に出して読んでいました。
扇を使った舞の型も教わり、謡と舞を合わせて体験していました。
また、能面や装束を実際に身につけていました。
中家さんは「能面をつけると正面しか見えないため、舞台では柱を目印にしながら動いている」と話していました。
伊那能実行委員会では「能楽を身近に感じてもらい、楽しさや奥深さを知ってもらいたい」と話していました。
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コロナ簡易検査キット 市に2万個寄付
伊那市手良に研究所がある臨床検査薬・基礎研究用試薬メーカーの株式会社医学生物学研究所は新型コロナウイルス抗原検査簡易キット2万個を9月19日伊那市に寄贈しました。
この日は市役所で寄贈式が行われ株式会社医学生物学研究所の伊藤浩毅社長が白鳥孝市長に目録を手渡しました。
寄贈された新型コロナウイルス抗原検査キットは研究所の自社製品で使用して15分ほどで検査結果が出ます。
検査キットは市内の保育園や学校、高齢者施設などに配られます
白鳥市長は「感染拡大防止のため有効に使わせてもらいたい」と話していました。
医学生物学研究所は去年3月にも2万キットを寄贈しています。 -
白鳥市長 8日からフィンランド視察へ
伊那市の白鳥孝市長は、8日から5泊8日の日程で林業分野で協力の覚書を締結している北欧フィンランドの北カルヤラ県を訪問します。
9月27日に市役所で定例会見が開かれ、白鳥市長が視察の日程などについて説明しました。
視察は8日から15日までの5泊8日日程で、白鳥市長や市の職員、教育委員、県の職員など14人が参加します。
協力の覚書を締結しているフィンランドの北カルヤラ県の木質バイオマス発電施設や現地の森林管理組合などを視察します。
また、世界的にも先進的なフィンランドの教育システムについて学ぶ為、小中学校や大学などを訪問するという事です。
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伊那市環境展 環境やエコなど22ブース出展
環境や省エネを学ぶイベント「伊那市環境展2023」が、伊那市の上伊那クリーンセンターで1日に開かれました。
環境展は「伊那から減らそうCO2」をキャッチフレーズに、再生可能エネルギーの推進やごみの減量化などに関するブースが並び、午前中から多くの人が訪れていました。
このうち日産自動車は市内で回収したペットボトルのキャップで作ったモデルカーを使用する「わくわく日産エコスクール」を開催しました。
参加した子供たちは、ハンドルを回し、モデルカーに充電するとコースを走らせていました。
スクールでは、電気自動車の仕組みやゴミの分別についても教えていました。
また、上伊那クリーンセンターの4階では、子ども環境学習発表会が開かれました。
子ども達は「リサイクルやリユースを実践したい」「給食を残さず食べ、残飯を減らしたい」「ゴミの分別をしっかりと行いたい」などと話していいました。
伊那市環境展は、環境やエコについて楽しみながら学んでもらおうと、伊那市などでつくる実行委員会が開いているもので、企業や団体などが22のブースを出展しました。
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「童謡で伝える会」由紀さおりさん園児と歌
「童謡で伝える会」が1日伊那市の竜東保育園で開かれ歌手で女優の由紀さおりさんが参加者と一緒に歌を歌いました。
この日は竜東保育園年長の園児とその保護者50人が参加し由紀さんとめだかの学校や手のひらを太陽になどを一緒に歌いました。
由紀さんは園児に歌詞の意味を想像しながら歌ってほしいと話しました。
また保護者には「子どもは常に親の表情を見ている。豊かな表情で接してほしい」と話していました。
「童謡で伝える会」は童謡を通して日本語の美しさ伝えようと由紀さんが全国で行っている活動です。
伊那市ではコロナ禍で休んだ年もありますが、10年前から市内の保育園で開いています。 -
春日神社例大祭 4年ぶりに浦安の舞奉納
伊那市の春日神社の例大祭で浦安の舞が4年ぶりに奉納されました。
例大祭は、9月30日と10月1日の2日間行われました。
本祭りの1日は、総代や区の関係者が見守る中、地元の小学生6人が浦安の舞を披露しました。
浦安の舞は、安らかな心で平和を祈る意味が込められています。
児童は、9月下旬から練習を重ねてきたということです。
ある氏子は、「神社での行事を通して、今後も地元の子どもたちと交流をしていきたい」と話していました。
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旧井澤家住宅でおからこ作り
伊那市西町の旧井澤家住宅で十五夜に月に供えて五穀豊穣に感謝するおからこ作りが30日行われました。
伊那部宿を考える会では、地域の風習を伝えていこうとおからこづくりを行っています。
30日は、もち米で作ったおからこや地元で採れたかぼちゃやネギなどを縁側に並べました。
作ったものは1日の夕方、おからこ汁にして味わうということです。
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上伊那岳風会 吟道大会
上伊那の詩吟愛好者で作る上伊那岳風会の吟道大会が、伊那市のニシザワいなっせホールで30日開かれました。
30日は、上伊那にある教室に通う約120人が日頃の練習の成果を披露しました。
大会では、一人で吟じる「独吟」や複数人で吟じる「合吟」などが披露されました。
青少年吟では、伊那北高校2年生の伊藤璃泉さんが吟じました。
伊藤さんは小学校4年生のときから詩吟をはじめ、現在はバスケットボール部と両立して取り組んでいるということです。
上伊那岳風会の下平岳渓会長は、「先人が長年に渡り作り上げた吟道の素晴らしい文化を守り、次世代につなげていきたい」と話していました。
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処理水海洋放出を受けてデモ行進
8月24日から福島県の福島第一原発の処理水が海洋放出されていることを受け、抗議集会とデモ行進がきょう伊那市内で行われました。
抗議集会では参加者によるリレートークや内閣総理大臣へ送る抗議文の読み上げなどが行われました。
集会はフクシマを忘れない上伊那アクションが行ったもので賛同する人たち40人程が参加しました。
参加者は政府が関係者の理解なしに処理を行わないとしていたにも関わらず処理水を海洋放出していることに対し中止を求めると訴えました。
また処理水の海洋放出中止を求めるデモ行進が行われました。
いなっせ北側広場から入舟交差点までを往復しました。
このデモ行進と集会には福島県や新潟県からの参加もあったということです。 -
上伊那の中学校で文化祭シーズン
上伊那の中学校は文化祭シーズンを迎えています。
箕輪町の箕輪中学校では「ふきはら祭」が29日から始まりました。
51回目を数える今年のテーマは「挑戦~新たな可能性~」です。
これからのふきはら祭や節目の100回目につながるように挑戦したいとの想いが込められています。
開祭式では、各クラスが文化祭への意気込みをまとめた動画が流されました。
総合的な学習の時間の発表は各学年ごと行いました。
2年生は7月の西駒ケ岳の登山の経験をまとめて発表しました。
ある生徒は「岩があって登るのが大変だったが、みんなと助け合いながら登ることができた」と話していました。
今年は4年ぶりに新型コロナの制限はなく、保護者や地域の人も訪れていました。
吹奏楽部の発表では、美術部が製作したステージバックの前で演奏を行いました。
この日は、スポーツフェスティバルのほか、学級展示も行われました。
30日は展示のほか演劇部の発表と合唱祭が開かれます。
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8月有効求人倍率 1.29倍
上伊那の8月の月間有効求人倍率は、前の月と同じ1.29倍となりました。
8月の月間有効求人数は3,157人、月間有効求職者数は2,442人で、月間有効求人倍率は1.29倍となりました。
全国は1.29倍、県は1.44倍となっています。
雇用情勢については、「改善の動きが緩やかになっている。物価上昇等が雇用に与える影響を注視する必要がある」として判断を据え置いています。
ハローワーク伊那では「原材料価格やエネルギー価格の上昇で経営を圧迫しているという声もあるので引き続き注視していきたい」と話していました。
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みのわ山野草クラブ秋の展示会 あすから
箕輪町の信州みのわ山野草クラブの秋の展示会が、30日と10月1日の2日間、木下公民館で開かれます。
29日は木下公民館で準備が進められていました。
会場には赤そばなど秋にまつわる作品、250点が展示されます。
今年は暑い日が続いたため、枯れてしまったり葉が焼けたりしてしまい、管理に苦労したということです。
信州みのわ山野草クラブ秋の山野草展示会は、あすとあさっての2日間、木下公民館で開かれます。
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長谷保育園の園児が「ガーランド」作り
伊那市長谷の長谷保育園の園児は、地域のイベントを盛り上げようと、三角形の旗状の装飾品「ガーランド」作りを29日、行いました。
29日は、長谷保育園の園児26人がオリジナルのガーランドを制作しました。
秋から冬に長谷で行われるイベントを子どもたちと一緒に盛り上げようと、地域おこし協力隊の宮川沙加さんが企画しました。
去年は、古布で地域の人たちがガーランドを制作し12月のクリスマスイベントで飾りました。
今年は、地元の保育園児に制作を依頼しました。
園児たちは、白布に思い思いの絵や文字を書いていました。
書いた絵は、クラスカラーの三角の布にボンドで貼り付けていきます。
これをつなぎ合わせて完成です。
園児が制作したガーランドは、南アルプスふるさと祭りから名称が変更となった11月5日に開かれる長谷フェスや、12月に予定されているクリスマスイベントで飾る予定です。
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はらぺこの園児が稲刈り
29日の伊那地域の日中の最高気温は30.8度まで上がり真夏日となりました。
厳しい残暑が続いていますが、伊那市富県で園児と保護者が稲刈りを29日、行いました。
稲刈りをしたのは、伊那市手良の認定こども園「NPO法人山の遊び舎はらぺこ」の園児と保護者およそ70人です。
毎年地域の人から田んぼを借りて、コシヒカリを栽培しています。
29日は、園児と保護者が稲をカマで刈っていきました。
今年は6月の豪雨で土砂が田んぼの一部に流れこんだり夏の暑さなど、稲の生育を心配しましたが、例年並みの出来になったということです。
園児たちは、刈った稲を両手いっぱいに持って運んでいました。
収穫した米は、来月予定している祖父母参観で味わうことになっています。 -
南アルプス食害対策協議会 シンポジウム開催
高山植物の保護を目的に活動する南アルプス食害対策協議会は啓発の一環としてシンポジウムを29日伊那市のinadani seesで開きました。
シンポジウムは静岡大学客員教授の増澤武弘さんが講師をつとめ南アルプスの高山植物について講演しました。
増澤さんは植物生態学や極限環境に生育する植物の研究を専門としています。
ケショウヤナギとドロノキはおよそ2万年前の氷河期に北極圏から北アルプスの上高地まで分布が広がったことがわかっています。
南アルプスにもドロノキがあり、なぜドロノキだけが南アルプスまで分布を広げることができたのか、これから解明していきたいということです。
高山植物を理解することでより保護活動に尽力してほしいと話しました。
南アルプス食害対策協議会は関係市町村や県、信州大学農学部などで構成していて高山植物の保護をおこなっています。
今回のシンポジウムには協議会関係者を中心におよそ50人が参加しました。 -
高遠高校生徒 交流授業でオリジナルCDを制作
伊那市の高遠高校芸術コースは演奏修学旅行で長野県に来ている東京芸術大学附属音楽高校の生徒16人と交流授業を行いオリジナルCDを制作しました。
27日は高遠高校芸術コースの音楽・美術・書道コースの生徒と芸大付属高校の生徒が交流授業を行いました。
音楽コースでは演奏を録音してCDにしました。
ベルやチャイム、ギターなどを使い合同で演奏をしました。
書道コースでは芸大付属高校の生徒が自分のCDのラベルを作りました。
好みの書体を練習したあと本番の紙に筆でタイトルを書きました。
美術コースではCDを入れる袋のデザインをそれぞれ制作しました。
授業で制作したオリジナルCDは芸大付属高校の生徒が修学旅行の記念にするということです。 -
果物づくりに異業種が参入
実りの秋、果物のおいしい季節です。意外な業種から、果物づくりのチャレンジです。
南箕輪村のとある場所で梨の選果が行われていました。
玉のサイズをそろえ、袋詰めし、ラベルを張り付けていきます。
作業が行われているこの場所は、自動車の整備場の一角です。
南箕輪村神子柴の(有)オートレック。自動車の販売・修理・レッカーなどを行っています。
社長の安藤英彦さんです。6年前からなしとぶどうの生産を始めました。
大芝高原向かいの80アールの畑でぶどうを栽培しています。
特に果樹栽培の経験のなかった安藤さんは、本を読んで勉強し、試行錯誤を繰り返してきました。
梨を育てることになったのはたまたまでした。
荒れた畑の整備から始め、初年度に採れた梨は、これですべてでした。
現在は自動車事業のほかに、農業部門を立ち上げ、新たに人を雇用しました。中心となるのは、もともとの自動車事業の事務員です。働きやすさを大切に、フレックスタイムを取り入れ、希望した時間帯に勤務できるようにしています。
車に貼るステッカー製造機で、オリジナルラベルを自作します。果物の売れ行きは順調です。
担い手不足が懸念される農業の新たな形です。
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上伊那の主力品目 白ねぎの出荷作業
上伊那の野菜の主力品目のひとつ、白ねぎの出荷が始まっています。
伊那市西春近の「農事組合法人ゆいにしはる」では、15人がハウスで27日に収穫したおよそ480キロの出荷作業を行っていました。
いらない葉や皮を1本ずつ手で取り除いていきました。
根と葉を切り取る専用の機械で58センチに揃えていました。
9月20日から出荷を始め、10月中旬にピークを迎えるということです。
ゆいにしはるでは、およそ90アールの畑で白ねぎを栽培していて、11月中旬までにおよそ25トンを出荷する計画です。
先月の雹の影響で、去年より出荷量は減少するということです。
JA上伊那によりますと県内の上伊那の白ねぎの出荷量は松本に次いで2番目だということです。
今年はおよそ1,700トンを出荷し、6億4,000万円の売り上げを見込んでいます。
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認知症や障害のある人へ 編み物「マフ」づくり
認知症や障害者のある人が触ると気持ちが落ち着く効果があると言われている編み物「マフ」の制作が進められています。
こちらがマフです。
毛糸でつくられていて、大きさは縦が15センチほど、横が40センチほどです。
筒状になっていて、両側から手を入れることができます。
外側や内側に毛糸でつくられた飾りが付いているのが特徴で、手で触り、感触を楽しむことで、気持ちを落ち着かせる効果があるということです。
この日はボランティアサークル「マフの会」のメンバー6人が集まり作業を行いました。
伊那市社会福祉協議会が6月に市民から家に眠っている毛糸の寄付を募ったところ、多くの毛糸が集まったため、マフをつくることにしました。
マフの会は編み物を趣味にしている人に声をかけ、今年7月に発足しました。
月に1回集まり、活動を行っています。
およそ40個のマフが完成しています。
製作したマフは来月、市内の高齢者施設や児童施設に届ける予定です。
利用した人から感想を聞き、より使い心地のよいマフづくりに役立てていくということです。