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青野恭典さん水をテーマに写真展
東京都出身で山岳写真家の青野恭典さんの写真展「水の物語り」があすから伊那市のかんてんぱぱホールで始まります。 ホール常設のギャラリーには近作を含む、43点が並んでいます。 写真は、水をテーマに日本各地で撮影されていて、水辺の風景や田んぼ、渓流など様々です。 青野さんは、「今年は残雪が多く、山の奥に入ることが出来なかったが、水の様々な変化や表情を写すことができた」と話していました。 写真展は、あすから11月15日(土)まで、伊那市西春近のかんてんぱぱホールで開かれます。
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「こんにちは伊那まち」富県住民喜ぶ
食料品や、生活雑貨など様々な商品を車に乗せ、伊那市内を移動しながら販売するサービス、「こんにちは伊那まち」が18日、初めて富県地区で行われました。 「こんにちは伊那まち」は、中心市街地の商店主らでつくる「伊那まちの再生やるじゃん会」が、高齢者の買い物支援サービス事業として始めたもので、月一回のペースで実施しています。 この日は初めて富県地区での販売を行いました。 これは、富県北福地の北和田常会が、日頃買い物に苦労しているなどとして、やるじゃん会に要請したものです。 9時20分の販売と同時に多くの住民が訪れ、生鮮食品や農機具、衣料品などを買い求めていました。 訪れた人たちは、買い物と一緒に再生やるじゃん会メンバーや近所の人たちと会話も楽しんでいました。 伊那まちの再生やるじゃん会は今後、「販売用のトラックを用意して、効率よく多くの地区を回りたい」と話していました。
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上伊那口腔保健センターまつり
口の中の健康を見直すきっかけにしてもりらおうと、伊那市の保健センターで上伊那口腔保健センターまつりが8日開かれました。 歯科医師10人による無料の歯科検診コーナーには、多くの人達が訪れ、子どもの歯の状態を診てもらっていました。 中には、虫歯の治療と勘違いして泣き出す子どももいました。 上伊那口腔保健センターまつりは、歯や口の中の健康について考えるきっかけにしてもらい、センターを広く一般にPRしようと毎年行われていて、今年で5回目になります。 会場内では、長野県公衆衛生専門学校の学生が虫歯予防に関する劇を披露や子供を対象にした無料のフッ素塗布のコーナーなどが設けられ多くの家族連れでにぎわっていました。 上伊那歯科医師会の下島丈典会長は「虫歯や歯周病は生活習慣病。定期的に健診を受け、歯の健康を意識してもらえるきっかになれば」と話していました。
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信大の新商品りんご・ナイアガラワイン発売
南箕輪村の信州大学農学部は17日から新商品ナイアガラワインとりんごワインの販売を始めました。 新商品販売初日の17日は、朝からワインを買い求める人の姿が見られました。 農学部では、教育実習の一環として食料生産科学科の2、3年生が農場で農作物を栽培、加工し商品化しています。 今回初めて、去年11月に収穫したりんごフジで作ったワインと試験的に作ったぶどうナイアガラのワインを生産しました。 フジ、ナイアガラ共に、フルーティーで飲みやすい味に仕上がったということです。 また17日は、りんごワインのラベルをデザインした食料生産科学科3年の前田沙綾香さんに記念品が贈られました。 ワインはともに720ml入り1500円となっています。 りんごワイン730本、ナイアガラワイン160本のみの限定販売となります。 平日の午前8時45分から午後5時まで信大農学部の生産品販売所で販売されています。
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やまぶどうワイン18日から販売
伊那市と信州大学農学部が連携し7年の歳月をかけ開発してきたやまぶどうワイン「山紫」が18日から市内で試験販売されます。 17日は、高遠さくらホテルでやまぶどうワイン「山紫」がお披露目されました。 伊那市は、農業の担い手不足、遊休農地解消を目的に平成18年度から信大農学部とやまぶどうワインの開発に取り組んできました。 現在は戸の農家が、やまぶどうを栽培しています。 去年、ヤマブドウおよそ380キロを収穫し、720ml入りの295本のワインが出来ました。 アルコール度数は11度で辛口だということです。 17日は、伊那市観光㈱が全国公募をおこなったワインラベルの表彰式も行われました。 20点の応募の中から選ばれたのは松本市の斉木久美子さんの作品です。 やまぶどうワインは、2200円で市内の小売店や伊那市観光が経営する宿泊施設で販売することになっています。 今年は、750キロのやまぶどうが収穫される見込みで、伊那市では生産者の拡大を図りたいとしています。
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おもてなし向上プロジェクト実行委員会設置へ
県や上伊那8市町村などは観光地の魅力アップにつなげようと上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会を今年度中に設置します。 17日は、伊那市のいなっせで上伊那地域観光戦略会議が開かれ行政や観光関係団体など20人が出席しました。 会議では、観光情報の共有化と観光案内の連携強化のための基盤づくりを目的とした上伊那地域おもてなし向上プロジェクト実行委員会を設置することが報告されました。 委員は、市町村や商工団体、観光事業者などで組織し今年度から29年度までに、おもてなし向上に向け具体的な事業を実施します。 具体的事業として上伊那地域のおもてなしに係る事例集の作成や、地域の自然、歴史、食などを活用したツアーコンテスト、地域資源をテーマにした地域版の検定試験などを実施します。 実行委員会では地域住民を巻き込んだおもてなし向上に向け具体的な事業を集中的に実施していきたいとしています。
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伊那中学校出身宮島優哉さんが伊那市で演奏指導
伊那中学校出身で東京藝術大学音楽部の宮島優哉さんが15日、伊那市のいなっせで行われた講習会で市内の中学生に演奏指導を行いました。 宮島さんは、伊那中学校出身で、自身も中学生の時に東京藝術大学の学生から指導を受けました。 この日は、東京藝術大学の学生28人が市内5つの中学校の吹奏楽部に所属する生徒159人に指導を行いました。 宮島さんも中学生8人に吹く時の姿勢や息の使い方などを指導しました。 宮島さんは「息をしっかり使って音を遠くまで響かせるようにしましょう」とアドバイスしていました。 講習会は12月にも開かれることになっています。
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伊那市 戸籍や住民票等の入力業務民間委託
伊那市は、経費削減のため10月1日から戸籍や住民基本台帳などの入力業務を、民間の業者に委託します。 これは、17日伊那市役所で開かれた伊那市議会社会委員会協議会で報告されたものです。 伊那市では、10月1日から戸籍や住民基本台帳等の入力業務を、民間の業者に委託します。 請け負うのは、行政サービスの事務処理等を行っている名古屋市の会社です。 業者が行うのは入力業務で、届け出の受付と内容の審査は職員が行います。 契約期間は、平成32年3月31日までの5年6か月で、契約金額はおよそ4千200万円です。 市では、これにより年間960万円の経費削減を見込んでいます。 市民課での入力業務を民間の業者に委託するのは、県内では飯田市に次いで2例目ということです。
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伊那市地域自治区制度審議会 初会合
伊那市の地域自治区のあり方について検討する「伊那市地域自治区制度審議会」の初会合が17日、伊那市役所で開かれました。 審議会は、伊那市の地域自治区の今後のあり方について審議・検討するもので、委員は地域自治区代表など14人です。 この日は白鳥孝伊那市長が、地域自治区のあり方について諮問しました。 市内9つの地域自治区のうち、高遠町と長谷については、地域協議会が“議会に代わる機関”と位置づけられています。 また、規定により設置期限が平成28年3月31日までとなっていることから、両協議会は引き続き地域自治区を存続させるよう要望しています。 会長に選ばれた中村孝夫さんは「現状を見つつ、よりよい制度になるように協働の街づくりを目指していきたい」と話しました。 今後、協議会は月に1回のペースで会議を開き、12月をめどに市長に答申する予定です。
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上伊那一斉に道路クリーン作戦
長野県建設業協会伊那支部などは16日、県や市町村が管理している道路のゴミを拾う、「道路クリーン作戦」を行いました。 道路クリーン作戦は、長野県建設業協会伊那支部が地域貢献の一環として昭和56年から毎年行っているものです。 このうち南箕輪村では、建設業関連団体などの約40人が参加し道路に落ちているゴミを拾いました。 国道361号の権兵衛トンネル付近では、ペットボトルや空き缶などトラックいっぱいのゴミが集まりました。 中には車のタイヤやオイルの空き缶など大きなものもありました。 伊那建設事務所によると、この日の清掃活動で空き缶51.5袋、ビン20.5袋、可燃ゴミ123袋、不燃ごみ254袋、ペットボトル20袋のゴミが回収されたということです。
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消防救助技術大会 連覇狙う
21日に長野市で開かれる県消防救助技術大会の激励会が、16日、伊那消防署で行なわれ、連覇を狙う伊那消防署、引揚訓練が披露されました。 大会には、引揚救助に伊那消防署が、ほふく救出訓練に高遠消防署が出場します。 この日は、伊那消防組合長の白鳥孝伊那市長らが見守る中、訓練が披露されました。 伊那消防署が出場する引揚救助は、5人一組となり、8メートルの塔の上から空気呼吸器を背負って塔の下に降り、要救助者を塔の上に引き揚げるという種目です。 タイムや、技術が優れた署員を選抜し、厳しい練習に励んできたということです。 去年は伊那消防署チームが77秒の好成績で県内優勝していて、関東大会に出場しました。 今年の大会は76秒が優勝ラインと予想されています。 高遠消防署は、ほふく救出に出場します。 白鳥組合長は、「日頃から、万が一に備えての努力に感謝する。タイムを縮めて、立派な成績で帰ってきて欲しい」と激励しました。 長野県消防救助技術大会は、長野市の県消防学校で、21日(土)に開かれ、県下消防本部から13チームが出場します。 優勝チームは8月27日に千葉県で開かれる、関東大会の出場が決まります。
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茅野⇔仙流荘 路線バス運行
今年度から新たに夏山の登山シーズンに合わせてJRバス関東による、茅野と仙流荘間の路線バスの運行が始まります。 これは16日伊那市役所で開かれた、伊那市地域公共交通会議と協議会で報告されたものです。 去年までJRバス関東が試験的に導入していた、夏の茅野、仙流荘間の路線バスが、今年から新たに路線に加わることになりました。 これは今年、南アルプス国立公園指定50周年を迎えたことと日本ジオパーク全国大会が9月に予定され、エコパーク登録も決まったことから、伊那市観光課とJRバス関東が協議し決定したものです。 バスは、7月5日(土)から、11月3日(月)までの土日祝日の運行予定で、8月2日(土)から17日(日)までの間は、毎日運行します。 伊那市観光課によりますと、1日の乗車人数が往復で18人に満たない場合、市が補助をするということです。 この他、会議では市内循環バスや路線バス、デマンドタクシーの利用者が減少していることなどから、運行計画の見直しが承認され、7月中には住民アンケートを実施したいとしました。
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南アルプスの歴史“井筋”を後世に
南アルプスジオパークの認定ガイドは南アルプスに残る田んぼに引く水路「井筋」を知ってもらおうと整備作業を行っています。 16日は認定ガイドの穴澤辰幸さんが井筋に興味のある地域住民2人を連れその歴史や先人の苦労について説明していました。 穴澤さんが案内したのは伊那市長谷黒河内の和泉原井筋です。 この井筋は戸台発電所近くの川から和泉原集落までおよそ9キロにわたり作られたものです。 1939年昭和14年から工事を始め、およそ5年の月日をかけて 完成させ和泉原集落でも米をつくることができるようになりました。 急な斜面での作業に加え硬い岩盤があるなど難工事だったということです。 穴澤さんはこの歴史を知ってもらおうと井筋跡まで歩いていけるように道を作ったり看板を設置するなど整備を行っています。 穴澤さんらは「井筋跡を知ることで先人の苦労やこの地域の歴史を伝えていきたい。」と話しています。
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産業用地の売却見通し
伊那市土地開発公社が所有していた産業用地が伊那市に引き継がれてから始めて、売却される見通しであることがわかりました。 これは16日、伊那市役所で開かれた市議会経済建設委員会協議会で報告されたものです。 それによりますと、売却される見通しの用地は西箕輪の産業団地で、 価格は2千万円以上、広さは5千平方メートルを超えているということです。 市によりますと用地取得を希望する企業との間でほぼ合意が得られたということで、売却が成立すれば伊那市が土地開発公社から引き継いで初めてとなります。 用地売却については7月に臨時議会が開かれ可決されたのち正式な契約が結ばれる見通しとなっています。
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北沢峠こもれび山荘 看板除幕
去年、12月に決定した南アルプスの旧長衛荘の新しい名称「北沢峠こもれび山荘」の看板の除幕式が今日、行われました。 15日は、伊那市の関係者や新しい名称の採用者など20人が参加し看板の除幕式が行われました。 伊那市では、長衛荘の近くにある北沢駒仙小屋の名称を長衛小屋に戻したことから登山客の混乱を避けるため新しい名称を募集しました。 応募総数は1,301点で、名称が採用されたのは6人でした。 15日は、6人のうち5人が訪れ、酒井茂副市長から表彰状などが贈られました。 受賞者を代表して富山県黒部市の中康行さんは「これから先に名前が残ることに、ほこらしい気持ちです。今まで以上にみなさんに愛される山荘になってほしい」と話していました。 看板の背景は、針葉樹に囲まれた仙丈ヶ岳のふもとにある小屋をイメージし、字体は歴史を感じられ、みんなに親しまれるデザインにしたということです。 北沢峠こもれび山荘は11月中旬まで利用できます。 また、南アルプス林道バスは15日から北沢峠までの運行が始まりました。
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横山ミヤマシジミを守る会 コマツナギの植樹
絶滅危惧種に指定されているミヤマシジミの保護活動に取り組んでいる「横山ミヤマシジミを守る会」は15日、伊那市横山の鳩吹公園東側の道路沿いにコマツナギを植樹しました。 この日は、伊那市横山の住民でつくる会のメンバー10人が、鳩吹公園東側の道路沿いにミヤマシジミの幼虫のエサとなる「コマツナギ」を30本植えました。 ミヤマシジミは絶滅危惧種に指定されていて、横山地区は数少ない生息地と言われています。 会では、5年前からコマツナギの植樹や草刈り作業などをしてミヤマシジミの保護活動に取り組んできました。 鳩吹公園周辺では、毎年およそ40匹が確認できるということです。 この日は他に、ミヤマシジミの説明が書かれた看板の設置も行われました。 7月下旬頃に成虫が飛ぶピークを迎えるということで、会では観察会を予定しています。
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ルートインBCL信濃×新潟 8-8で引き分け
ルートインBCリーグ信濃グランセローズ対新潟アルビレックス・ベースボール・クラブの試合が15日、伊那市の県伊那運動公園野球場で行われました。 父の日のこの日、会場にはプロの野球選手の試合を観ようと、多くの親子連れが観戦に来ていました。 試合前には、信濃グランセローズ応援団のパラレルドリームが会場を盛り上げていました。 試合は8対4、信濃のリードで迎えた6回表、新潟に満塁ホームランを打たれ同点に追いつかれました。 試合は8対8の同点で引き分けました。
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鹿の活用法や魅力を伝える
鹿の活用法や魅力を伝える鹿まつりが15日、伊那市高遠町のポレポレの丘で開かれ、鹿を使った工芸品などが並びました。 まつりは、食害が深刻化しているニホンジカの活用法の紹介や興味を持っている人たちの交流の場にしようと市内で鹿に関わっている人たちでつくる伊那鹿同盟会が初めて開いたものです。 会場には、鹿の皮を使ったバッグにスマートフォンのケース、骨でつくったネックレス、太鼓など様々な商品が並び訪れた人たちの目を引いていました。 伊那市長谷で鹿肉料理を提供している、ざんざ亭の長谷部晃さんです。 長谷部さんは、鹿祭りにあわせて鹿の骨で出汁とったラーメンを考案しました。 麺は、上伊那産の小麦粉ハナマンテンを使った手打ち麺で、具にも鹿肉が使われています。 また、鹿肉をミンチしたものをパンにのせたホットサンドの販売も行い訪れた人たちから好評でした。 鹿祭りは16日の午前中まで夜通しで行われることになっています。
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荒井区少年少女球技大会
伊那市荒井区の少年少女球技大会が7日伊那小学校で開かれ、子どもたちがキックベースで交流を深めました。 荒井区の小学生167人が参加しキックベースを楽しみました。 球技大会は、学年の枠を超えて地域の絆を深めてもらおうと荒井区が毎年開いているもので、今年で37回目です。 大会では、地区ごとの9チームで総当たり戦が行われました。 荒井区の飯沼晃二区長は、「1年生から6年生までが協力し、仲良く試合ができた。これからも続けていきたい」と話していました。 大会の結果、錦町と東町の合同チームが優勝しました。
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表千家長野吉祥会茶会
茶道の表千家長野吉祥会による茶会が8日伊那市山寺の常円寺で開かれました。 表千家長野吉祥会は、上伊那を中心に110人の会員がいます。 茶会では、会員が点前を披露し、訪れた人たちをもてなしました。 気軽に楽しめるようテーブルと椅子の席も用意され、親子連れなどがお茶を味わっていました。 長野吉祥会の春宮千春会長は、「茶会に向けて練習してきた成果が出ていると思う。来ていただいた方に楽しい気持ちになっていただけたら嬉しい」と話していました。
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父の日前に お父さんとピザづくり
あすの父の日を前に、家族一緒に料理を楽しんでもらおうとピザ作りの体験講座が14日、南箕輪村公民館で開かれました。 講座には4家族14人が参加し、じゃがいもを生地にしたピザを作りました。 この講座は、父の日を前に家族で料理を楽しんでもらおうと南箕輪村公民館開いたものです。 ジャガイモをゆでてつぶした生地の上に、トマトやピーマン、シメジなどをトッピングしました。 父親も、慣れない手つきで料理に挑戦していました。 ピザが焼きあがると、全員で味わいました。 ある父親は、「普段家族で料理をすることはないので楽しめた。これを機会にまた家でも作りたい」と話していました。
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伊那美術協会 油絵具学ぶ講習会
伊那美術協会は、油絵具について学ぶ講習会を14日伊那市の伊那文化会館で開きました。 講習会には、会員や一般40人が参加しました。 講師は、東京都に本社を置く松田油絵具株式会社の三浦卓也さんです。 色の基となる顔料と専用の油をペインティングナイフで混ぜ、油絵具を作りました。 今回製作したのはウルトラマリンという色です。 ウルトラマリンは、アフガニスタンなどでとれるラピスラズリという石が原料です。 その石が海を超えて西洋にきたことから「ウルトラマリン」と名付けられたということです。 混ぜて艶が出たら完成で、一人ひとりチューブに詰めていきました。 伊那美術協会の北原勝史会長は、「知識として知っていることを実際に体験することができ、理解が深まった」と話していました。 この講習会は、伊那美術展の90回を記念して開かれました。
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長谷中音楽部 花壇の前で演奏披露
伊那市長谷の長谷中学校の音楽部の生徒7人は、全校生徒で作りあげた花壇を多くの人に見てもらおうと、地域の人に歌を披露しました。 コンサートを開いたのは、長谷中学校音楽部の生徒7人です。 音楽部では、毎月昼休みにコンサートを開いたり、老人ホームで演奏をしたりするなどの活動をしています。 今回は、全校生徒で作った花壇を多くの人に見てもらおうと、初めて企画しました。 花壇は、春と秋に全校生徒全員で整備しています。 長谷中学校は今年度、学校花壇の美を競うフラワーブラボーコンクールで3位にあたる優秀賞に選ばれました。 パンジーやビオラなど5種類の花で作った花壇は、輝きをテーマに「1人ひとりの個性が輝いている」ことをイメージしているということです。 保護者や地域住民などおよそ40人を前に、生徒らはアニメソングやJポップなど8曲を披露しました。 部部長) 音楽部では今後、合唱コンクールに出場する他、老人ホームなど地域での演奏も引き続き行っていくということです。
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高遠商店街にバラカフェオープン
しんわの丘バラ祭りが行われている伊那市高遠町の商店街で、絵画を見ながらバラのスイーツを味わうことができる「バラカフェ」が14日、オープンしました。 店内では、高遠高校の生徒が訪れた人をもてなしました。 バラカフェは、バラ祭りの協賛イベントとして商店街にある仙醸蔵にオープンしました。 店内では、高遠高校情報ビジネスコースの3年生24人が、交代で接客をしていました。 このイベントは、商店街の活性化を図るとともに、高校生に地元に対する愛着心を育んでもらおうと、伊那市や松本市で絵画を使って地域貢献しようと活動しているアートレボリューション実行委員会と伊那市観光協会が、初めて企画したものです。 店内には、アールグラージュと呼ばれる日本人技術者が開発した技法で描かれた絵画3作品が展示されています。 この技法は、特殊なライトを使うことで、1枚の絵の中で時間と季節の移りかわりをみることができます。 バラカフェの営業は、15日と21日、22日の3日間となっています。
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県華道教育会伊那支部の生け花展
長野県華道教育会伊那支部の生け花展が、14日と15日の2日間、伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、辰野から飯島町まで10の流派69人の会員の作品が並べられています。 生け花展は、会員の発表の場として2年に1回開かれているもので、今年で15回目です。 作品は、涼しさを演出したものや、新緑が美しい山の景色を表現するなど初夏をテーマにしたものが多く並んでいます。 カキツバタやモミジ、タケノコなどを取り入れています。 会員らは「69人がそれぞれの思いを生け花に込めて表現しているので多くの人に見てもらいたい」と来場を呼び掛けています。 県華道教育会伊那支部の生け花展は、15日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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民謡発表交流会 10団体が出演
第六回民謡発表交流会が14日、南箕輪村の南殿コミュニティセンターで開かれました。 発表会には、県内を中心に東京や埼玉などから10団体が参加し40曲を披露しました。 地元から参加したのは、伊那市の伊那節保存会、南箕輪村のみつわ会と伊那谷民謡会の3団体です。 交流会は、発表の場として2年に1回開かれているものです。 伊那谷民謡会の伊藤てつ子さんは「多くの人に聞いてもらい民謡の良さを知ってもらいたい」と話していました。
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生産年齢人口増へ
伊那市の白鳥孝市長は、若者の雇用の確保や雇用の創出を目的とした雇用奨励金制度を創設する考えを示しました。 13日の一般質問で、議員の質問に答えたものです。 白鳥市長は、「生産年齢人口を増やすには、地元の商工業の活性化が不可欠。雇用奨励金制度の創設を検討したい」と答弁しました。 市によりますと、雇用奨励金は、若者を継続的に正規雇用し、育成した企業に対し支援を行うもので、これから検討を進め、早ければ来年度からの事業化を目指します。
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150種のバラ オープンガーデン
南箕輪村南原のvidaFeliz(ビダフェリース)一級建築士事務所、辻井俊恵さんは、14日と15日の2日間、事務所の庭を一般に開放するオープンガーデンを行います。 450坪の辻井さんの事務所周辺の庭には、150種類、200本のバラをメインに、数多くの宿根草が植えられていて、この時期に見ごろを迎えます。 場所は南原保育園の西側です。 辻井さんは、2005年から庭を開放するオープンガーデンをおこなっていて、今回で8回目です。 2007年には、主婦の友社の全国ガーデニングコンテストでグランプリを受賞しています。 事務所の改築のため、去年と一昨年は、行わなかったため、3年ぶりとなります。 今年は、5月末からの暑さでいっきに花が進みました。 3年前に比べ、バラの背丈も伸びて、見ごたえある空間へと変化しました。 辻井さんは、『「庭に住まう」をテーマにつくってきている庭なので、ハーブティーや手作りのクッキーでゆっくりと過ごして欲しい』と話しています。 オープンガーデンは、14日と15日 午前10時から午後3時半までとなっています。
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集団的自衛権 憲法解釈変更はNO
南箕輪村議会は、集団的自衛権に関する憲法解釈を変更しないことを衆議院議長などに求める意見書の提出を13日賛成多数で可決しました。 意見書では、「集団的自衛権の行使については、その時々の政府の判断で解釈を変更する性格のものではない。政府見解を変更することは、憲法のみならず、歴代の国会答弁をも形骸化させるものと言わざるを得ない。」などとして、集団的自衛権に関するこれまでの政府見解を堅持し、集団的自衛権の行使につながる憲法解釈の変更を行わないよう要望しています。 採決の結果、この意見書の衆議院議長などへの提出は、賛成7、反対2の賛成多数で可決されました。
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大型太陽光発電施設設置 条例制定提言
南箕輪村議会は、大型の太陽光発電施設設置に関して、村の自然環境や景観を守るため設置事業者や地権者の責務などを規定したガイドラインや条例制定を求める提言を13日村に提言しました。 13日、南箕輪村役場で、原悟郎議長が唐木一直村長に提言書を手渡しました。 このところ村内では、大芝の優良農地への大規模な発電施設の設置の動きや森林を伐採しての施設整備が進められています。 提言によりますと「法的には設置可能ではあるが、バランスのとれた開発を行うため、子孫に残すべき良好な環境は何かを住民にも考慮いただきながら、村内の貴重な自然環境や景観を守っていかなくてはいけない。」として設置事業者や地権者の責務等を含んだガイドライン、条例制定を求めています。 唐木村長は、「もっともな提言。担当課にガイドラインづくりを指示している。」 と提言を尊重する姿勢です。