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上農生考案どんぶり登場
南箕輪村の上伊那農業高校の生徒が考案した2種類のどんぶりが来月8日9日に行われるJA上伊那まつりで提供されます。 28日は、完成した2種類のどんぶりがお披露目されました。 こちらが上伊那農業高校の生徒が考案した2種類のどんぶりです。 シカ肉やジャガイモ、上農で取れたリンゴを使った上農鹿りん丼。 信州アルプス牛やしめじなどを使った上伊那まごころ丼の2種類です。 どちらも上伊那産の食材が使われていて、上農生の考案を基にJA上伊那本所の食堂「すずしろ」で調理しました。 これは、地元農産物をPRしようとJA上伊那が上伊那農業高校に依頼し完成したものです。 主に上農の農業クラブの畜産班の生徒が食材から味付けまでを提案しました。 畜産班では、シカ肉の有効活用について学習していて、これまでジャーキーやカレーなど様々な料理を作っています。 解体作業も生徒たちが行っているということです。 生徒は、鹿肉とりんごの相性がとても良いと話していました。 上農の生徒が考案した、どんぶりは、来月8日、9日に伊那市狐島のJA上伊那で行われるJA上伊那まつりで、500円で販売されることになっています。
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青島で集落祭 ミニ運動会楽しむ
伊那市美篶青島では五穀豊穣に感謝する集落祭が26日に行われミニ運動会を楽しんだり、地元でとれた野菜を使った豚汁を味わいました。 これは、五穀豊穣に感謝し、地域住民の交流の場にしようと青島農家組合が開いたものです。 交流センター東側の広場でミニ運動会が開かれ青島区内の9組が満水リレーなど3種目で競いました。 このうち、長さの違うヒモを米俵に繋げある程度の長さになったら引っ張る競技では、地区住民が楽しみながら体を動かしていました。 また、ゲートボールのゲートに5分間でボールを何回通過させられるかを競う競技では、どの組も悪戦苦闘していました。 この後、地区住民は地元で取れた米や野菜を使った料理を味わったということです。
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西春近で新そばまつり賑わう
新そばと新鮮な魚が購入できる新そばまつりが28日、伊那市西春近で行われ、多くの人で賑わいました。 新そばまつりは地域の人たちの交流の場を作ろうと地元有志でつくる西春近みんな元気会が開いたものです。 そばは、そば打ち愛好家でつくる春近そばの会のメンバーが打ったもので600食が用意されました。 メンバーたちは朝から休む間もなくそばを打っていました。 まつりでは、かけそばと盛りそばが1杯500円で用意され昼時には順番待ちの列が出来ていました。 会場は、多くの人で賑わい訪れた人たちは打ちたてのそばを味わっていました。
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おやじの会がごみ拾い
伊那市の伊那公民館講座、おやじの会のメンバーが28日、市内のゴミ拾いをしました。 おやじの会は、伊那公民館が定年退職後の男性の生きがいづくりにつなげようと開いている講座で月に一度料理教室や史跡めぐりなどを行っています。 ゴミ拾いは地域貢献に取り組もうと3年前から年に一度行っていて、今日はメンバー45人が参加しました。 伊那公園を出発し、4つの班に分かれ市内をくまなく歩いてゴミを拾いました。 落ちていた多くのゴミが、ポイ捨てによるタバコの吸いがらでした。 参加したあるメンバーは「歩いてみて、たくさんのゴミが落ちているとことがわかった。マナーを守って欲しいです」と話していました。 半日で軽トラックの荷台に3分の2のゴミが集まったということです。
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人権擁護委員 委嘱式・退任式
人権についての相談に応じたり、啓発活動を行う「人権擁護委員」の委嘱式と退任式が、28日伊那市役所で行われました。 この日は、新たに伊那市西春近の唐澤陽司さんに、法務大臣からの委嘱状が白鳥孝市長から伝達されました。 人権擁護委員は、公民館や企業などで人権についての相談に応じたり啓発活動を行っています。 唐澤さんは昨年度まで高校の教員を務め、長年に渡り生徒指導に携わってきました。 唐澤さんは「自分自身も勉強をしながら幅広い世代の相談に応じて手助けをしていきたい」と話しました。 また、2期6年務めた伊那市西春近の橋爪トミ代さんの退任式も行われました。 橋爪さんは「人と人との繋がりを感じる6年だった。退任しても、地域で人権の輪を広げて差別のない世の中にしていきたい」と話していました。 今回新たに委嘱された唐澤さんを含め、伊那市の人権擁護委員は10人です。
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信州大学農学部 低農薬米販売開始
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で育てた「低農薬米」の販売が、28日から生産品販売所で始まりました。 信州大学農学部では、毎年食料生産科学科の2・3年生が、実習で田植えから収穫まで行っています。 今年は、2.5ヘクタールの田んぼから14トンの米を収穫しました。 信大の米は、手押し式の除草機を使うなど無農薬に近い「低農薬」にこだわっているということです。 農学部では、安心安全な米を多くの人に味わってもらいたいと話しています。 品種はコシヒカリで、5キロ2,000円からとなっています。
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上伊那地区賛助会 作品展示会
シニア大学伊那支部のOBを中心につくる「上伊那地区賛助会の会員による作品展示が、今日伊那市のいなっせで開かれました。 上伊那地区賛助会では、17のグループが作品作りやスポーツ等を行っています。 28日は、ロビーでちぎり絵や俳句などの展示が行われました。
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写真展「澤田正春の木曽路」
木曽に住む人や風景などをテーマにした写真展「澤田正春の木曽路」展が伊那文化会館で開かれています。 澤田正春は兵庫県出身で1958年に土木作業員として木曽に入りました。 仕事のかたわら木曽の風景や人物を写真に収め1992年に亡くなるまでにおよそ7千枚の写真を撮影したということです。 写真展は伊那文化会館や木曽路美術館などでつくる澤田正春作品保存継承実行委員会が開いたもので 会場にはおよそ130点が展示されています。 27日は写真展に合わせてギャラリートークも行われ元信州大学農学部教授でカメラコレクターの建石繁明さんが話をしました。 建石さんは澤田正春の写真について「正方形の写真が多いので主に二眼レフのカメラを使っていたはず」と説明していました。 二眼レフはファインダーと撮影用の二つのレンズがついたカメラで写真が正方形に写るのが特長です。 また当時はフィルムが貴重だったことから「1枚も失敗してはいけない。という思いで写真を撮っていたのではないか。」と話していました。 「澤田正春の木曽路」展は11月16日まで伊那文化会館で開かれています。
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箕輪ダムもみじ狩り賑わう
箕輪町の箕輪ダム周辺では、ここ数日の冷え込みで紅葉が進み紅葉狩りに訪れる人たちで賑わっています。 箕輪ダムは通称もみじ湖と呼ばれていて周辺にはおよそ1万本のもみじが植えられています。 27日は平日にもかかわらず町内外から多くの人が紅葉狩りに訪れていました。 この時期は地元の農産物などを販売する屋台も出ていて訪れた人が買い求めていました。 箕輪町観光協会によりますともみじは今月17日ころから色付き始め27日現在は5割から7割ほどになっているということです。 来月2日には農産物の直売や長ぐつとばし大会などが行われる、もみじ湖夢まつりも計画されています。 町観光協会では気温の変化にもよりますが見頃は今週末頃と予想しています。
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伊那ワイン工房で「山紫」醸造
伊那市と信州大学農学部が共同開発を進めているヤマブドウワイン「山紫」の醸造が伊那市美篶の伊那ワイン工房で行われています。 伊那ワイン工房では今年収穫したヤマブドウの果汁に酵母を入れて寝かす醸造が行われています。 27日は機械を使って果汁を搾り出す作業が行われていました。 伊那ワイン工房は伊那市美篶の国道361号沿いにあります。 下伊那郡松川町のワインやジュースを製造する会社にいた村田純さんが空いていた建物を購入し伊那市で初となるワインの醸造所をつくりました。 自らの工房を構えることが夢だったという村田さんは質が良く、この地域ならではのワインをつくりたいと意欲をみせています。 村田さんがつくるヤマブドウワイン「山紫」は農業振興などを目的に伊那市と信州大学農学部が平成18年から共同で研究開発したものです。 今年は市内の農家3戸がヤマブドウを栽培し664キロが伊那ワイン工房に持ち込まれました。 村田さんはヤマブドウワインについて「アルコール度が高く辛口でしっかりしたワインをつくりたい」と話しています。 ヤマブドウワイン「山紫」は1本720ミリリットル入り2,200円で来年6月の販売を目指します。
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市地域自治区今後の方向性3案示す
伊那市の地域自治区のあり方について検討する「伊那市地域自治区制度審議会」が27日、伊那市役所で開かれ、今後の方向性、3案が示されました。 審議会は、伊那市の地域自治区の今後のあり方について審議・検討するもので、今回が5回目となります。 これまでの審議会では、旧伊那市の地域自治区のあり方について「地域自治区の規模の問題」や「運営方法」、「課題に取り組む体制」などについて意見が出されました。 また地域住民からの聞き取り調査では、「区長会などがあり、自治区は必要ない」、「協議会は市長に対して意見を述べる強い権限があり存続したい」などといった意見が出されています。 これらをもとに、事務局から、旧伊那市の方向性について3案が示されました。 示されたのは ●「協議会は現行のまま継続し、自治区へ移行する」 ●「協議会は現行のまま継続し、自治区へ移行するが、自治区を協議会に位置づけすることも可能」とする ●「自治区を解消し、協議会に機能を負わせる」といったものです。 委員からは、「実状に応じた組織運営が可能などの理由で、自治区を協議会に位置づける」といった意見が多く出ていました。 高遠町、長谷の地域自治区については、合併から10年が経過する、平成28年4月1日からは、地方自治法に基づく地域自治区への移行が決まっています。 審議会の中村孝夫会長は「各地域にあった組織づくりが必要。既に取り組みが活発な地域もある」と話しました。 審議会は来月答申の内容を精査し、12月に市長に答申する予定です。
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市民大学卒業生 活動成果発表
伊那市のまほらいな市民大学卒業生による、同好会の1年間の活動の成果を発表する作品展が、27日から伊那市のいなっせで開かれています。 まほらいな市民大学は、生涯学習の場として伊那市が開いているもので、その卒業生が同好会として活動をしています。 同好会には、現在14期卒業生までの、およそ300人が所属しています。 会場には、8つの同好会の1年間の活動の成果や作品など、およそ100点が展示されました。 作品は、山野草や押し花、俳句などで、訪れた卒業生らが、鑑賞していました。 同好会は、「同好会活動を通じて、人や歴史などに触れ、生きがいとして続ける」と話していました。 作品展示会はあすまで伊那市のいなっせで開かれています。
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気仙沼のサンマ 500匹完売
宮城県気仙沼市で水揚げされたサンマが26日、伊那市のセントラルパークで開かれた「いなまち朝マルシェ」で販売され、用意した500匹が完売しました。 サンマの販売は、東日本大震災以降、故郷に元気を届けようと活動するグループRe:US(リアス)気仙沼が行ったものです。 メンバーの一人が市内に在住していることから、震災直後の夏に気仙沼で企画したイベントに伊那からも多くの人が訪れるなど交流が行われてきました。 今回は、気仙沼で取れたサンマを味わってもらい、さらに交流を深めようと計画されました。 この日は東京や宮城などから訪れたメンバー11人が、サンマの販売をしました。
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北殿公民館で洋ラン並ぶ
ピンクや白など色とりどりの洋らんが26日、南箕輪村の北殿公民館に並びました。 展示したのは、中南信の愛好者でつくる長野県中南信蘭友会です。 毎月、持ち回りで展示会を開いていて、会場には会員が丹精込めて育てた洋らん40点が並び訪れた人の目を楽しませていました。
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伊那市内各地で秋の文化祭
伊那市内各地で26日、秋の文化祭が行われ、地区住民が手掛けた作品の展示や地元農産物を使った料理の振る舞いが行われました。 このうち御園区では区民祭が行われ、朝から多くの人で賑わいました。 御園区では、地区住民の親睦の場にしようと毎年この時期に行っています。 会場には、地区住民が制作した手芸や工芸作品などおよそ800点が並びました。 ステージでは、地元で活動しているグループの発表が行われました 会場の外では、地元産の米をつかったおにぎりや汁物が無料で振る舞われました。 御園区の中村一重区長は「新しい世代も増えている。区民の全体のまとまりを良くしていきたい」と話していました。
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信州伊那新そばまつり
信州そば発祥の地をPRする4週連続の秋の新そばイベント。 2週目初日となる25日は、信州伊那新そばまつりが伊那市西箕輪のみはらしファームで開かれました。 信州伊那新そばまつりでは、1人前500円でふるまわれ、多くの人でにぎわいました。 使われているのは、伊那市西箕輪の標高800メートル以上でとれた新そばです。 まつりは、信州そば発祥の地をPRしようと、今年で3回目です。 二八割、五割、十割のそば粉の配合をあてるソバリエコンテストが行われました。 県内外から10人が参加し、3種類のそばを食べ比べていました。 10人中7人が正解し、正解者にはそば券が贈られました。 信州伊那新そばまつりは26日も行われます。 4週連続新そばイベント、次回は、高遠城址秋まつりの新そば祭りが来月1日(土)から9日(日)まで行われます。
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第11回上伊那創造ものづくりフェア
家庭科や技術の授業で制作した小中学生の作品が並ぶ、第11回上伊那創造ものづくりフェアが、25日と26日の二日間、伊那市のいなっせで開かれています。 会場には上伊那の28の小中学校から、手芸や木工などおよそ200の作品が展示されています。 上伊那創造ものづくりフェアは、技術や家庭科の授業で行っている内容を見てもらおうと、技術や家庭科をの教員でつくる研究会が開いているものです。 研究会では、「力作ぞろいなので、ぜひ見に来てほしい」と話していました。 第11回上伊那創造ものづくりフェアは25日までいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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いなまちハッピーハロウィン
31日のハロウィンを前に、いなまちハッピーハロウィンが伊那市の中心商店街で行われ、家族連れなどでにぎわいました。 25日は、仮装した子どもとその保護者が参加し、ハロウィンを楽しみました。 いなまちハッピーハロウィンは、商店街の活性化を目的に伊那まちの再生やるじゃん会が毎年行っています。 仮装パレードには32人が参加し、商店街を練り歩きました。 子ども達は商店に駆け込むと、お菓子をもらっていました。 伊那まちの再生やるじゃん会では、「イベントをきっかけに町に足を運んでもらい、いろんなお店をみつけてほしい」と話していました。
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伊澤修二の功績たたえる記念音楽祭
東京芸術大学の初代校長で伊那市高遠町出身の伊澤修二の功績をたたえる「伊澤修二記念音楽祭」が、25日、高遠町文化体育館などで行われました。 音楽祭は、昭和62年に東京芸術大学の創立100周年を記念して行われたのを機に毎年行われていて、今年で28回を数えます。 高遠町文化体育館で行われた第1部では、市内4つの小中学校の他、高遠高校の生徒らが音楽劇や金管合奏などを披露しました。 このうち高遠小学校は、武田信玄の5男仁科五郎盛信と織田軍の戦いを表現した孤軍高遠城の音楽劇を披露しました。 他に高遠北小学校の児童は、地球環境に関する音楽劇を披露しました。 森を切り開いてレジャーランドを建設しようとする人間から森を守ろうとする妖精と1人の少女の物語です。 子どもたちは、東京芸術大学音楽学部の佐野靖副学部長からこの日のために歌や合唱の指導を受けてきました。
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あす 気仙沼のサンマで交流
宮城県気仙沼市の出身者で作るグループ「リアス気仙沼」は26日、気仙沼で水揚げされたサンマを伊那市のセントラルパークで開かれるいなまち朝マルシェで販売します。 25日は、市内在住でグループのメンバーの一人野溝清美さんが出迎える中、東京や宮城からメンバー7人が伊那を訪れました。 リアス気仙沼は、東日本大震災以降、故郷、気仙沼に笑顔を届けようと活動しています。 震災直後の夏には、このグループが気仙沼で企画したイベントに伊那からも多くの人が訪れ交流が行われました。 今回は地元で取れたサンマを味わってもらい、さらに交流深めようと計画されました。 25日の午後には、グループをサポートする市内の雑貨店にサンマ500匹が直送されました。 サンマは、26日 午前10時からセントラルパーク開かれる「いなまち朝マルシェ」で販売します。
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ケーブルテレビ主催囲碁大会
伊那ケーブルテレビジョンとエコーシティー・駒ヶ岳などが主催する囲碁大会が、25日、伊那市のサンライフ伊那で開かれました。 大会は、全国のケーブルテレビ局とケーブルテレビで放送している囲碁将棋チャンネルが開いているものです。 全国120か所で開かれ、およそ8千人が参加しています。 このうち上伊那地区の予選会は、25日、サンライフ伊那で開かれ、上位大会の一次予選となる代表選抜戦とレベル別のハンデ戦が行われました。 代表選抜戦の結果、飯島町の浜口善元さんが優勝しました。 浜口さんは、来月8日に開かれるブロック大会に出場し、インターネットを使って対局します。 会場では他に、プロ棋士の宮沢吾朗九段による碁の指導が行われました。
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弘妙寺でもみじみごろ
伊那市高遠町の弘妙寺の境内にあるもみじが、見ごろとなっています。 もみじは、1週間ほど楽しめるということです。
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戦争体験をきく 300人目の取材
伊那ケーブルテレビが制作している番組「戦争体験をきく」の出演者が17日の収録で300人となりました。 17日は、300人目の出演者となった伊那市日影の春日義直さん宅で収録が行われました。 「戦争体験をきく」は、戦争の悲惨な体験談を後世に伝え、記録としても残す目的で伊那ケーブルテレビが2008年から制作をはじめ、現在6年目を迎えています。 番組は、週1回の更新で、年間およそ50人を取材しています。 満蒙開拓で旧満州に渡った人や、南方作戦に携わった人、学徒動員で働いた人や伊那飛行場の建設に携わった人など、これまでに様々な証言が得られています。 戦争体験の高齢化が進む中、来年は戦後70年を迎え、取材にもさらに力を入れていく考えです。 「戦争体験をきく」の放送時間は、月曜日から金曜日の午前5時30分、午前9時、午後5時、午後8時30分他、1日5回から6回放送しています。
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高遠第4保育園で火災想定し訓練
伊那市高遠町の高遠第4保育園で火災を想定した訓練が24日行われ、地元の伊那市消防団河南分団が、避難誘導などを行いました。 この日は、園舎の西側の山林から火災が発生したとの想定で訓練が行われました。 園内放送が流れると園児たちは、園庭に並び避難の準備を始めました。 河南分団の団員が到着し、園児たちを近くの河南グラウンドへ誘導しました。 これは消防団のPR活動と、保育園児との交流を目的に河南分団と高遠第4保育園が合同で行っている訓練で、今年で5年目です。 グラウンドに到着すると、消防団員は、避難の心構えを園児に話しました。 心構えは「おはしも」で、押さない、走らない、しゃべらない、戻らないの頭文字をとったものだということです。 避難訓練の後は、河南分団が、小型ポンプ操法を披露しました。 分団の団員には、園児の父親が多くいるということで、団員は、子供たちの前で、雄姿を披露していました。
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伊那愛石会「第54回水石展」
伊那愛石会の第54回水石展が25日と26日の2日間、伊那市の坂下公会堂で開かれます。 会場には伊那愛石会のメンバーが天竜川水系で見つけた石、32点が並んでいます。 伊那愛石会は上伊那の50代から80代までの16人でつくる会で、毎年この展示会にそれぞれの自慢の作品を出展しています。 山の形をした「山形石」や、石の表面のくぼみが湖のように見える「水溜り石」など、自然や風景を連想させる作品が並んでいます。 会員が投票で決める賞で、伊那ケーブルテレビジョン賞には、箕輪町木下の川上敏夫さんの水溜り石が選ばれました。 川上さんはこの石を5年程前に三峰川で見つけ、海に浮かぶ島のような形と水の溜まるくぼみが気に入っているということです。 伊那愛石会の第54回水石展は、25日と26日の2日間伊那市の坂下公会堂で開かれます。
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簡単シカ肉・雑穀料理教室
産学官が連携し農業を基本とした新たな産業づくりを目指す伊那谷アグリイノベーション推進機構は、シカ肉と雑穀アマランサスの料理教室を、24日伊那市のいなっせで開きました。 教室には、上伊那を中心に28人が参加しました。 シカ肉料理の講師を務めたのは、伊那市長谷のざんざ亭でシカ肉料理を提供している長谷部 晃さんです。 24日は、シカロースユッケ風冷奴と、シカ肉の肉じゃがを作りました。 この教室は、産学官が連携し産業としての新たな農業の可能性を探る伊那谷アグリイノベーションが開きました。 シカ肉料理教室のほかに、雑穀アマランサスを使った餃子づくりも行われました。 シカ肉料理教室には、調理師や主婦などもいて、メモを取りながら話を聞いていました。 シカ肉は、低温で火を通すと柔らかく仕上がるということで、この日は、炊飯器の保温機能で調理を行っていました。 伊那谷アグリイノベーション推進機構では、簡単な調理法で一般でも消費しやすくすることで、地域食材の活用の幅を広げていきたいとしています。
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南小1年生 どんぐり拾い
南箕輪村の南箕輪小学校の1年生は、24日、大芝高原のみんなの森で、どんぐりを拾いました。 この日は、南箕輪小の1年生およそ160人が、みんなの森で、クヌギやコナラのどんぐりを拾いました。 これは、南箕輪村が大芝高原の一部を赤松林から樹種転換するために、広葉樹を育てようと行っているもので今年で3年目です。 子どもたちは、落ち葉を払ってはどんぐりを探して、袋に入れていました。 南みのわ親林自然保護の会のメンバーも参加し、子どもたちにアドバイスを送っていました。 拾ったどんぐりは信州大学農学部で苗として育てられます。
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信大農学部ユリノキ並木見ごろ
南箕輪村の信州大学農学部のユリノキ並木が見ごろを迎えています。 信州大学農学部によると、色づきは平年並みで、これから本格的な見ごろを迎えます。 ユリノキの紅葉は11月中旬まで楽しめるということです。
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平成27年度高校入試志願数発表
来年度の県立高校入学志願数の第1回調査結果が24日、発表されました。 全日制では前期選抜が1.5倍、後期選抜が1.46倍となっています。 上伊那農業は、 生産環境科前期に39人、後期に49人。 園芸科学科前期に62人、後期に89人。 生物科学科前期に41人、後期に43人。 緑地創造科前期に29人、後期に35人が志願しています。
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長谷水道水原虫 11月中旬めどに滅菌装置
伊那市長谷の一部地域で使用している水道水の水源から、ジアルジアという原虫が確認されていた問題で、伊那市は、11月中旬をめどに、滅菌のための装置を設置するとしています。 伊那市長谷の長谷中学校の給食室裏には、500リットルのタンクが用意され、23日も給水車が水を補給していました。 この問題は、月に1度の定例検査により、今月8日、水道水の水源である市野瀬の「汀(なぎ)の沢」から、ジアルジアという原虫が確認されたものです。 配水池で、塩素消毒していますが、ジアルジアには塩素への耐性があるということです。 関係するのは、市野瀬東部、中尾、黒河内、溝口、非持の450戸1200人で、今日現在、健康への被害は報告されていません。 伊那市では生水を飲まないよう、音声告知などを行ってきたほか、公共施設にはタンクを設置しています。 紫外線による照射装置を設置するめどがたったということで、伊那市では11月中旬までに設置したいとしています。