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木下南宮神社夏祭り 鼓笛隊パレード
箕輪町木下の南宮神社の例大祭に合わせ、南宮神社夏祭りが12日行われました。 夏祭りでは、児童による鼓笛隊パレードが行われました。 木下地区内で3つに別れ、区内を練り歩きました。 鼓笛隊パレードは、祭りを盛り上げようと毎年行われています。 児童は6月末から練習をしてきたということで、「ミッキーマウスマーチ」と「線路は続くよどこまでも」の2曲を演奏しました。 区の中心部を周る中隊は、ますや旅館駐車場など7か所で演奏を披露しました。 13日は、南宮神社伝統の雨乞いの行事、鹿頭踊りが行われることになっています。
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ひと味ちがう箕輪の子ども育成事業10周年記念イベント
運動あそびや英語を幼少期から取り入れる、箕輪町の「ひと味ちがう箕輪の子ども育成事業」の10周年記念イベントが12日、町文化センターで行われました。 イベントでは、10周年を記念して運動あそびと英語あそびの実践報告が行われました。 三日町保育園の園児が逆上がりや蛙飛びなどを披露していました。 ひと味ちがう箕輪の子ども育成事業は、健康で知力に富み、国際舞台で活躍できる子どもをめざし、「運動あそび」「英語あそび・英語活動」「読育」「食育」の4点を柱に取り組んでいるものです。 イベントでは、運動遊びを考案した松本短期大学名誉教授の栁澤秋孝さんが実績を報告をしました。 それによりますと、運動あそび導入当時保育園の年中だった子どもの、小学校5年時点での体力測定の結果が、全国トップクラスだったということです。 栁澤さんは、脳科学の研究結果から、幼少期の体験が発育に大切だと話していました。 また、英語あそびの実践報告も行われました。 おごち保育園の園児は野菜の名前や色を英語で発表していました。 松島保育園の園児による英語の手遊び歌では、来場者も一緒になって手を動かしていました。 箕輪町では、今年度箕輪中学校にタブレット端末を導入するなど、ICT教育にも力を入れていきたいとしています。
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みのちゃんバス 新ルートとダイヤ決まる
箕輪町内を走る巡回バス「みのちゃんバス」の、新たなルートとダイヤが決まりました。 これは、11日に役場で開かれた、箕輪町地域公共交通会議で決まったものです。 みのちゃんバスは、6つのコースがあり、そのうち「南東コース」と「北西コース」のルートとダイヤの見直しがありました。 南東コースは、役場を発着点とし、中学生の登下校に合わせた時間が新たに決まりました。 北西コースも発着点は役場で、高齢者の声を元に、ダイヤ変更により、ながたの湯での滞在時間が増えるとしています。 両コースとも、これまで運行していなかった月曜日も運行することが決まりました。 また、バスの運行の変更が始まる10月1日に合わせて、バスのデザインも変わり、青空をイメージした青色に、自然・文化・産業を表す三本線が描かれる予定です。
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東部中学校 露頭の火山灰の実験・プレゼンテーション
伊那市の東部中学校の生徒は、デジタル教科書の作成に活かすため、学校近くの火山灰を調べる実験を11日行いました。 この日は、1年7組の生徒32人が、学校北側にある露頭から採取した火山灰と、周辺地域の山の鉱物を比較する実験を行いました。 これは、市内に務める教員やIT関係者などが東部中学校の露頭を教材にした、デジタル教科書の作成に活かそうと理科の授業の中で行われたものです。 この日は、上伊那の理科教員およそ50人が授業を見学しました。 学校の露頭の火山灰はどこから来たものかを探るため、県内の山から得た鉱物と比較しました。 比べたのは、佐久地域の浅間山、木曽地域の御嶽山、諏訪地域の八ヶ岳、松本地域の焼岳の鉱物です。 生徒達は、粒の大きさや形、色などを見比べてどの山に近いかグループ毎に結果をまとめ、プレゼンテーションしました。 実験の結果、全てのグループで「御嶽山」の鉱物と同じだという結論になりました。 次回は、火山灰が本当に御嶽山のものなのかについて、露頭に詳しい研究者を招き授業を行う予定です。
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みのわ健康アカデミー 楽脳フィットネス
みのわ健康アカデミーの卒業生を対象に認知症予防の「楽脳フィットネス」が11日、箕輪町の町民体育館で開かれました。 指導したのは、長野市のフィットネスサポートセンター代表の三浦弘さんです。 この日は、みのわ健康アカデミーの卒業生と今年度受講している10期生およそ100人が参加しました。 フィットネスは、リズムに合わせて足や手を動かしながら、しりとりをしたり、色や数字を覚えるゲームをしました。 三浦さんは「60歳を境に、脳が衰える傾向がある。定年退職などで仕事から離れても社会参加をすることが必要です」と参加者に呼び掛けました。 健康アカデミーでは、卒業生を対象に、昨年度から健康講座と体力測定を行っていて、卒業しても健康づくりの意欲を持ち続けてほしいとしています。
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県支援金 第2次募集分を選定
県が市町村や公共的団体の取り組みを支援する「地域発 元気づくり支援金」の第2次募集分の採択事業の選定が11日行われました。 採択事業は、上伊那地方事務所長が7月中旬をめどに公表します。 第2次募集は、約890万円の支援額に対し、上伊那の5つの市町村から16件、1,300万円余りの要望があります。 市町村別では、伊那市が8件776万円、駒ヶ根市が1件176万円、辰野町が2件95万円、中川村が3件235万円、宮田村が2件93万円となっています。 事業区分別では、産業振興・雇用拡大に6件539万円、教育・文化の振興に4件336万円、地域協働の推進に2件、224万円などとなっています。 11日は、7人の選定委員が採択事業を選定しました。 決定は、上伊那地方事務所長が行い、7月中旬をめどに公表される予定です。
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南箕輪村がガイドライン策定へ
南箕輪村環境審議会は、太陽光発電施設などを建設する際の事業者の努力目標を定めたガイドラインの策定を11日唐木一直村長に答申しました。 村環境審議会の武田孝志会長です。 唐木一直村長に答申書を手渡しました。 審議会が答申したガイドラインは、太陽光や小水力、風力などの発電施設の容量が10キロワット以上のものを建設する際に対象となります。 事業者に対し、計画書の提出や住民への説明会の開催などに努めるよう規定する内容ですが、拘束力や罰則はありません。 唐木村長は、「自然エネルギーは推進したいが、無秩序では困るので、一定のルールは必要」としています。 武田会長は、「難しい問題だが、地域のことは、地域の中で収めてもらうのが理想」と話していました。 現在村内では、企業による大型の太陽光発電施設の建設や優良農地への大規模施設建設計画がもちあがっています。 ガイドラインは、8月1日に施行される予定で、村の広報誌などで周知をはかる考えです。
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台風8号 農作物被害なし
台風8号は、10日深夜に長野県に最も接近しましたが、上伊那地域への影響はありませんでした。 県内有数のスイートコーンの生産地南箕輪村の農家もほっと一息です。 南箕輪村大泉の清水忠雄さん。 若干倒れたものもあるということですが、台風の影響は少なくひと安心です。 台風一過の11日、伊那地域の最高気温は、30.3度と真夏日となりました。 台風8号は、10日深夜、長野県に最も接近しましたが、雨や風の影響はありませんでした。 10日午後4時48分に上伊那地域に出された大雨洪水警報は、午後11時22分に解除されました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村によりますと、雨や風による被害はなかったということです。 10日午後6時から運休していた南アルプス林道バスは、11日午前8時から運行を再開しました。 JA上伊那によりますと、11日現在、辰野町から中川村までの上伊那管内で、被害の報告はないということです。
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「信州機能性食品開発研究会」が乳酸菌の機能を学ぶ
産学官の連携による機能性食品の開発を進める「信州機能性食品開発研究会」が11日に伊那市内で開かれ、乳酸菌の機能と活用をテーマにパネルディスカッションが行われました。 研究会は、機能性食品に関する信大農学部の研究を活用し、企業同士が情報交換をしながら新たな産業の創出を図ろうと平成20年に発足しました。 この日は「乳酸菌の機能とその利用」をテーマにパネルディスカッションが行われました。 今年度から新しく研究会の会長に就任した、箕輪町のニチノウ食品(株)社長の有賀哲哉さんは「植物性、動物性、生きたまま腸に届く、などいろいろな乳酸菌の種類があるが、食品業界としてどう活用すればいいのか」と質問を投げかけました。 これに対し信大農学部の大谷元教授は「腸の悪い菌を退治するには生きたままでなければならないが、免疫機能を高めるのは細胞の成分なので生きていなくてもいい。目的とする保健機能に応じて使い分けが必要」と話していました。 研究会では、今年度、会員を対象にした信大農学部による無料技術相談に力を入れていくということです。
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南箕輪村戦没者慰霊祭
戦争で亡くなった人達の霊を慰める、南箕輪村の戦没者慰霊祭が、11日に行われました。 日清・日露戦争から太平洋戦争までに命を落とした170の御霊に、黙とうを捧げました。 慰霊祭は、南箕輪村社会福祉協議会と村が毎年行っているものです。 村社協の孕石勝市会長は「戦争を知らない世代が増える中、尊い犠牲を語り継ぎ悲しみの歴史を繰り返さないよう誓います」と祭祀を読み上げました。 参列した遺族らは、花を手向け冥福を祈っていました。 南箕輪村遺族会の山口一男会長は謝辞で、「終戦から69年、家族と生き別れて75年ほどになる。それだけ平和な日本が続いてきたという事かもしれないが、集団的自衛権の問題や特定秘密保護法の成立など、今の日本は戦争前夜であるような気持すらする。あの悲しみを経験した者として永久の平和を望みたい」と話していました。
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台風8号 10日夜遅くから11日未明最接近
台風8号は、10日夜遅くから11日未明にかけて長野県に最接近します。南信では、多いところで1時間に50ミリの非常に激しい雨が降ると予想されていて、長野地方気象台では、土砂災害、低地の浸水、河川の増水などに注意を呼びかけています。 長野地方気象台によりますと、10日午後4時現在、台風8号は、高知県の南40キロを45キロの速さで東に進んでいて、長野県に最も接近するのは、10日夜遅くからから、11日の未明にかけてです。 南部では多いところで1時間に50ミリの非常に激しい雨が降るところもあると予想されています。 また、24時間雨量で200ミリの雨が降ることが予想されていて、気象台では、土砂災害、低地の浸水、河川の増水に注意を呼びかけています。 県内全域で、強いところでは風速13メートルの風が吹く可能性があります。 雷注意報も発令されていて、落雷や竜巻などの突風、降雹にも注意が必要です。 JA上伊那では農作物などへの対策を呼びかけていました。 伊那市西箕輪与地の畑では、収穫期を迎えたナスを台風から守ろうと、農家の唐沢 佑浩さんが、ロープを張る作業を行っていました。 唐沢さんは、一日かけて、台風対策をしたということです。 南箕輪村では、村内の小学校の下校時間を早め、全校が一斉に、午後3時に集団下校しました。途中まで職員が安全確保のため付き添いました。中学校は通常通りでした。 11日の村内の小中学校の登校については、11日午前6時に判断するということです。 伊那市でも、全ての小学校で集団下校としたほか、中学校では10日と11日朝の部活を中止しました。 箕輪町では、全ての小学校で集団下校、中学校は通常通りでした。 午後4時現在、伊那市の高遠第4保育園で、倒木があったということですが、けが人はなく、園舎への被害もありません。 箕輪町、南箕輪村には被害の報告はありません。 台風は徐々に勢力を弱めているということですが、各市町村では、風雨が強く身の危険を感じたときは、外出をせず、建物の2階にとどまるなどの対応を呼びかけています。
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県社協が福祉の職業PR DVD制作
長野県社会福祉協議会は、未来を担う若者達に福祉の仕事について関心を持ってもらおうと、県内で福祉の仕事をしている人たちを取材したDVDを制作しました。 県の委託をうけて、県社会福祉協議会・県福祉人材センターが制作したのは、「笑顔を支えるプロになる」というDVDです。 中学生や高校生に、未来の職場として福祉事業に関心を持ってもらおうと制作しました。 伊那市社会福祉協議会の春日 優美さんも出演しています。 DVDには県内全体から17人の介護福祉士や、介護士などが出演しているほか、事業所や福祉の仕事全体についても紹介しています。 県社会福祉協議会では、このDVDを2,400枚作成し、県内の高校に配布したほか、介護の仕事に興味を持つ人向けのセミナーなどで活用していくということです。
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万引き防止尽力 アピタ伊那店表彰
長野県万引防止対策協議会連絡会は万引き防止活動に尽力したとして伊那市のアピタ伊那店を表彰しました。 9日は表彰の伝達が伊那警察署で行われ小山光彦署長からアピタ伊那店の長谷川守店長に賞状が渡されました。 アピタ伊那店では、従業員の声掛けや死角となる場所の巡回防犯カメラを増やすなどして万引防止につとめています。 長谷川店長は「人間は魔がさすことがあるので万引きができない環境づりををしていきたい」と話していました。
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美和湖で水難救助訓練
夏の本格的なウォーターシーズンを控え、高遠消防署と美和ダム管理支所は美和湖で水難救助訓練を行いました。 訓練は美和湖で人がおぼれたとの想定で行われました。 消防署員らは、ボートを使い、おぼれた人役の署員にロープを投げ、船に引き寄せていました。 高遠消防署管内に高遠、美和のダム湖がありモーターボートやカヌーなどが楽しめることから水難事故が発生した場合、適切な救助活動ができるよう定期的に訓練に取り組んでいます。 高遠消防署の下平晃さんは、「救助の手順を確認できた。万が一のときには迅速に救助できるよう備えたい。」と話していました。 美和ダム管理支所によりますと、昨年度の美和湖で水上バイクやボートの利用台数はおよそ500台で、そのうちの半数が7月と8月となっていて、水難事故は無かったという事です。
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医療と介護連携へ 箕輪町検討会設置
箕輪町は、重度な要介護状態となった人でも最後まで地域で暮らし続けられるよう医療や介護、生活支援を一体的に提供できるシステム構築に向け検討会を設置しました。 「箕輪町医療と介護の連携検討会」は8日町役場で開かれ、医師や介護支援専門員など15人に平澤豊満町長から委嘱状が手渡されました。 箕輪町の人口に占める65歳以上の割合は、去年10月の時点では25.7%でしたが、団塊の世代が75歳以上となる2025年には30.2%になると予測されています。 今後高齢化が進み、介護が必要な状態となっても住み慣れた地域で最後まで生活できるように「住まい」や「医療」「介護」「生活支援」が一体的に提供できるシステムの構築が課題となっています。 会議では、現在抱えている課題について2つのグループに別れ意見を出し合いました。 出席者からは「一人暮らしや高齢者世帯が増え、連絡が年々難しくなってきている。」などの意見が出されていました。 検討会では、来年1月までに連携方法について意見をまとめる事にしています。
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中国から西箕輪保育園を視察
中国の海南島から伊那市を訪れている、教育旅行団が9日、伊那市の西箕輪保育園を視察しました。 視察に訪れたのは、中国の海南島の幼稚園の園長15人と関係者など、23人です。 歓迎セレモニーでは、西箕輪保育園の園児による、歌が披露され、訪れた人たちは元気のある歌に手拍子していました。 今日は、保育園の歯科指導の様子を見学しました。 訪れた人たちは、その様子をビデオカメラやタブレットで撮影していました。 海南島では、幼稚園が不足していて、十分な教育ができないまま小学校に入学する子どもがいるということです。 訪れた人たちは、日本の保育園で学んだ事を活かしていきたいと話していました。
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伊那西小の通学路にクマ避けの電気柵設置
伊那市のますみヶ丘に出没するクマの対策として、伊那西小学校関係者や地区住民、信州大学は、餌場となっているトウモロコシ畑に電気柵を9日、設置しました。 この日は、小学校の教諭やPTA、信州大学の関係者など30人が作業を行いました。 参加した人たちは、餌場となっている畑を囲むように支柱を打ち付け、そこに、ワイヤーを、固定していました。 地元の人によると、この付近ではおよそ10年前からクマによる食害が発生しているという事です。 人への被害も報告されている事から、伊那西小では、平成23年にクマに対する安全会議を設置し、県や市、信州大学と共に対策を検討してきました。 今回、信州大学が行動調査も行う為、部材代を負担し、通学路に面しているトウモロコシ畑に電気柵を設置しました。 作業は、午前中に行われ、5か所の畑に総延長1.5キロの柵を設置しました。 伊那西小によりますと、今年は熊の目撃情報は無いということです。
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井月の人物像を探る「井月の日記」出版
井上井月顕彰会幹事の伊那市手良の宮原達明さんは、「漂泊の俳人、井月の日記」を出版しました。 9日はタウンステーション伊那まちで記者会見が開かれました。 本を出版したのは、伊那市手良の宮原達明さんです。 宮原さんは、井月が30年もの間、なぜ人々の家で食べさせてもらったり、泊まったりできたのかを日記や逸話などから探り、1年間かけて書き上げたということです。 顕彰会の竹入弘元副会長は、「今まで日記の整理ができていなかったが、この本は全て時系列に沿っていて、人物像が表現できている」と話していました。 井上井月は、幕末から明治にかけての30年間ほどを伊那谷で放浪しながら過ごした俳人で、新潟県長岡市の生まれといわれています。 本は、1冊定価1,500円で20日頃から書店に並ぶということです。
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上農生 雑穀・アマランサスの活用考える
信州大学農学部大学院の根本和洋助教は南箕輪村の上伊那農業高校で「アマランサスの特産品化について講義をしました。 講義を受けたのは上伊那農業高校生産環境科2年A組の生徒41人です。 生産環境科では、雑穀について勉強していて3年の時には各種雑穀の栽培を行う事にしています。 根本さんは「農産物の中には、昔から地域で作られ、地元では気づかない良さが隠れている場合がある。今まで気づいていない価値を見い出す事が、特産化につながると」話していました。 また、南米原産の雑穀・アマランサスを活かした地域活性化の取組について説明しました。 生徒達からは、アマランサスのピーアールや栽培について意見が出されていました。 根本さんは「生徒達から出された意見を参考にし、コマーシャルの制作に取り組んでみたい」と話していました。
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職人がボランティア作業
上伊那建設労働組合西春近分会のメンバーが6日、伊那市の西春近南小学校の学童クラブでボランティア作業を行いました。 西春近分会は、県の建労連住宅デーに合わせ組合の活動を知ってもらおうと、毎年技術を生かしたボランティア活動を行っています。 西春近分会では毎年、保育園や小学校の要望にこたえて活動しています。 今年は西春近南小学校の学童クラブに申し入れ、学童クラブが本棚の作成や網戸の張り替えなどを要望しました。 6日は、職人10人が分担して要望のあった場所の作業を行っていました。 小松正徳分会長は「子どもたちに、地元にも職人がいることを知ってもらえる機会になれば」と話していました。 西春近南小学校学童クラブでは「普段手がいきとどかない所まで作業してもらいありがたいです」と話していました。
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伊那市消防団 上伊那大会激励
13日に飯島町で開かれる消防団ポンプ操法、ラッパ吹奏の上伊那大会に出場する伊那市消防団の3チームの激励会が8日、市役所で開かれました 8日は、朝5時30分から伊那市役所駐車場で上伊那大会に出場する3チームが、白鳥孝市長らが見守る中、操法などを披露しました。 上伊那大会に出場するのは、自動車ポンプの部が竜東分団第一部。 小型ポンプの部が美篶分団第二部末広班。 ラッパ吹奏の部には、ラッパ隊で選抜された20人が出場します。 選手たちは、きびきびとした動作でそれぞれの種目を披露していました。 白鳥市長は「伊那市の代表として立派な成績を収めることを期待する」と激励していました。 それぞれの分団長は「県大会出場をめざしチーム一丸となって頑張りたい。上伊那大会では最高のパフォーマンスをしたい」と話していました。 上伊那大会は13日に飯島町の飯島運動場で開かれることになっています。
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信大農学部でキャンドルナイト
ろうそくの明かりで七夕の夜を楽しむキャンドルナイトが7日、南箕輪村の信州大学農学部で行われました。 これは、信大農学部の環境ISO学生委員会などが開いたものです。 7日は、午後6時15分に部屋の電灯が消されました。 伊那市でキャンドルを扱っているワイルドツリーの協力を得て200個のキャンドルに火が灯されました。 会場には、学生を始め一般からの参加者もあり多くの人で賑わいました。 信大生によるアカペラやマンドリンなどの演奏が行われました。 また、伊那市長谷で鹿を使った料理を提供している長谷部晃さんが、鹿カレーと鹿バーガーを販売し学生から好評でした。 ローソクの光が幻想的に輝き、訪れた人たちは音楽を聞きながら食事を楽しんでいました。
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新宿高野へ ブルーベリー出荷作業
伊那市は、JA上伊那と協力して東京都新宿区にあるフルーツの老舗専門店新宿高野でブルーベリーフェアを18日から開催します。 それを前にフェアで使用するブルーベリーの出荷作業が伊那市高遠町で始まっています。 新宿高野で商品として使用されるのは伊那市高遠町勝間のブルーベリーです。 特別養護老人ホームさくらの里近くにある30アールの畑に6種類およそ1000本のブルーベリーが植えられています。 地元有志でつくる勝間ブルーベリー生産組合「さんベリー」が桜以外の観光資源にしようと10年前から栽培しています。 大粒で味が良いことから今回、勝間のブルーベリーが選ばれました。 8日は、メンバーたちが朝早くからびくを腰に巻いて収穫作業をしていました。 新宿高野へ出荷するのは、酸味があるブルークロップと甘味が強いブルーレイの2種類です。 今年は、色づくまえに落ちてしまった実もあるということですが、甘味が強く出来は良いということです。 朝摘んだブルーベリーは篩で選別した後、パック詰めされます。 新宿高野への出荷は7日から始まっていて8日は、12キロを発送しました。 ブルーベリーフェアは今月18日から31日まで新宿高野で開かれます。 期間中は伊那産のブルーベリーを使ったパフェが提供される他生産者が品種の特徴や食べ方を教えるフルーツ教室も開かれる予定です。
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高遠第2第3保育園 七夕流し行事
伊那市高遠町の高遠第2第3保育園で8日、七夕流しの行事が行われました。 高遠第2第3保育園では、きのうの七夕に合わせて6月中旬から保育園に飾り付けをした笹を飾っていました。 今日は、園児24人で七夕流しの行事として笹を燃やしました。 全員で「たなばたさま」を歌うと手を合わせて願いを込めていました。
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信州の陶芸作家15人展
県内在住の陶芸家、「長野県陶芸作家協会」の会員による作品展が伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。 会場には、15人の作品およそ500点が並んでいます。 15人は県内外で活動をしていて、年に1回集まり伊那市で展示会を開いているということです。 伊那市長谷在住の陶芸家、竹島覚二さんは、日本各地で個展を開いています。 花瓶や茶碗など、色や模様にこだわった作品を作っているということです。 ある作家は、「1人ずつの個性を、作品を見て触って感じてもらいたい」と話していました。 「信州の陶芸作家15人展」は14日(月)まで伊那市のかんてんぱぱホールで開かれています。
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春の高校伊那駅伝 来年3月22日開催
来年の春の高校伊那駅伝の日程が、3月22日(日)に決まりました。 これは、8日伊那市の越後屋で開かれた春の高校伊那駅伝実行委員会総会で決まったものです。 春の高校伊那駅伝2015は、来年3月22日(日)に行われます。 コースは例年通り、伊那市陸上競技場を発着点とし、男子は42.195キロ、女子は21.0975キロを走ります。 また、同じ日に県内の学校に在籍する中学生を対象とした長距離競走も行われます。 今年の駅伝には、男子121チーム、女子59チームが出場し、共に過去最多となる出場数となりました。
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三ツ星受賞の「ときわの命水」人気
伊那市富県の有限会社いすゞが販売する天然水「ときわの命水」がこのほど国際味覚審査機構で最優秀賞にあたる三ツ星を受賞しました。 販売している、いすゞには連日この水を求める人たちが訪れています。 ときわの命水は地下水を汲み上げた天然水です。 会社は伊那市富県貝沼にあり評判を聞きつけた人たちがポリタンクを持参し訪れています。 行列ができるほどの人気で大量に買い込む人も珍しくないということです。 ときわの命水は6月に世界中の食品や飲み物の味を審査する国際味覚審査機構から最優秀賞にあたる三ツ星を受賞しています。 また生活製品の国際評価機関のモンド・セレクションでは去年と今年の2年連続で最高金賞を受賞しています。 この水はいすゞの織井常和社長が自宅の庭に井戸を掘り汲み上げたものです。 飲んだ人から「体の調子が良くなった。」など評判が評判を呼び国際機関から認められるほどになりました。 ときわの命水は伊那市富県のいすゞで購入できるほか、ペットボトルでの販売も行われています。
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第10回伊那経営フォーラム
地域のリーダー像について学ぶ伊那経営フォーラムが5日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 このフォーラムは伊那青年会議所などでつくる実行委員会が開いているもので、今年で10年目です。 これまでは大ホールで開催していましたが、参加者との距離を縮めようと今年は小ホールで開かれました。 パネルディスカッションでは株式会社織建の織井常昭社長など4人が「今、自分にできること」をテーマに話しました。 織井さんは、父親から経営を引き継いだときのことについて話していました。 質疑応答のコーナーでは、伊那食品工業株式会社の塚越寛会長らが参加者の質問に答えていました。 フォーラムにはおよそ400人が参加し、経営者の話に耳を傾けていました。
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ムシ採り名人がクワガタを贈る
地元でカブトムシやクワガタ採りの名人として知られる伊那市東春近の森登美男さんは7日東春近小学校の児童にクワガタをプレゼントしました。 森さんは現在75歳。 毎年孫が通う東春近の保育園や小学校に自分で捕まえたカブトムシやクワガタをプレゼントしています。 今年は6月におよそ200匹のノコギリクワガタを捕まえたということです。 森さんはクワガタを入れたケースを1、2年生の児童1人一人に配っていました。 受け取った児童らはうれしそうにのぞきこんだり、触ったりしていました。 森さんは天竜川や三峰川沿いの柳の木などたくさんいる場所を知っていて毎年この時期がくるのを楽しみにしているということです。 学校や保育園へのプレゼントは10年ほどになるということで、森さんは「子どもたちの笑顔を見るためまだまだ続けていきたい。」と話していました。
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リニアトンネル工事発生土 活用量示す
リニア中央新幹線のトンネル工事に伴い発生する土の活用について長野県はJR東海に対し目安となる土の量を示しました。 それによりますと伊那建設事務所管内は公共事業で10万立方メートル以上、100万立方メートル未満を使用するとしています。 7日、飯田合同庁舎でリニア中央新幹線建設発生土活用関係自治体会議が開かれ下伊那の自治体のほか上伊那からは伊那建設事務所、広域連合などおよそ40人が出席しました。 リニアのトンネル工事に伴い発生する土は東京ドームの7.6倍にあたる950万立方メートルとされています。 各自治体では公共事業や窪地の埋め立てにその土を活用する方針で 飯田市や豊丘村では100万立方メートル以上、伊那建設事務所では10万立方メートル以上、100万立方メートル未満を使うと推計しています。 JR東海では発生土についてその搬出や運搬、活用などについて住民生活や自然環境への影響の低減に向け取り組むとしています。 リニア中央新幹線は2027年に東京、名古屋間での開通を計画していて、トンネル工事に伴う土は2年後からおよそ10年間にわたり発生する見通しです。