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箕輪町 平成26年度各課による目標管理発表会
箕輪町の各課が、今年度の重点施策と取り組みについて発表する「目標管理発表会」が30日、役場で開かれました。 この日は、15の課から発表があり、職員や住民などおよそ30人が集まりました。 発表会は、それぞれの課の情報を職員全体で共有し、町民の意見も反映させながら町全体のさらなるレベルアップを図ろうと開かれています。 総務課は、庁舎の維持管理経費の削減のため、エアコンの温度設定や電気代の削減を徹底して、3カ月に1回のペースでデータを全職員に公表するとしています。 また、町教育委員会は昨年度に引き続き、教員の研修を行ったりタブレット端末を導入するなど、さらなる学びの質の向上を目指すとしています。
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伊那市観光フォトコンテスト 最優秀賞決まる
伊那市の魅力をテーマに昨年度募集した「伊那市観光フォトコンテスト」の審査会が30日、伊那市役所で行われ、5部門それぞれ1点の最優秀賞が決まりました。 花・自然部門には、駒ヶ根市の太田秀男さんの作品「薄暮に浮かぶ城址公園」が選ばれました。 イベント・祭り部門には、宮田村の佐伯英徳さんの作品「伊那路を駆ける」が選ばれました。 観光地・文化施設等部門には、駒ヶ根市の春日芳人さんの作品「さわやか鳩吹公園」が選ばれました。 南アルプス部門には、愛知県名古屋市の宮下文彦さんの作品「山行」が選ばれました。 特別部門には、伊那市富県の小林兼久さんの作品「清々しい夏の美和湖」が選ばれました。 作品は、58人から215点の応募がありました。 最優秀作品は、観光パンフレットやホームページに活用されることになっています。
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黒河内線・戸台線で土砂崩落
土砂崩落で通行止めとなっている伊那市長谷の市道・黒河内線の迂回路となっている市道戸台線で、29日朝、土砂崩落がありました。 復旧には時間が必要で2つの道路は、現在通行止めとなっています。 土砂崩落があったのは、市道戸台線の橋本山荘付近です。 土砂崩落を予防していたネットやコンクリート塀も崩れ、道路を塞いでいます。 21日に、市道黒河内線の戸台大橋から発電所手前で土砂崩落があり、通行止めになっています。 黒河内線は、現在は、土砂が除去されていますが、更に崩落する危険があります。 その迂回路として使用されていた戸台線ですが、29日未明、土砂崩落があったことが伊那市に報告されました。 現場では、地元の建設業者が、現場の確認作業を行っていました。 通行止めに関係するのは戸台集落の1戸1人です。 伊那市では、31日までには、通行できるよう作業を行いたいとしています。
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リニア県民調査 期待は「知名度」と「観光」
長野県世論調査協会が行ったリニア中央新幹線に関する県民意識調査によりますと、開業による伊那谷へのメリットについて、4割を超える人が、知名度アップ、観光客の増えることに期待しています。 これは、長野県世論調査協会が、3月13日から4月8日にかけて、20歳以上の800人を対象に郵送調査で行ったもので、64.8%の回収率でした。 リニア中央新幹線の安全についは、信頼できる・ある程度信頼できるを合わせると45%が安全だと回答しています。 品川~名古屋間の86%が地下トンネルで、運転士は不在であることを知っているは31%で、68.2%が知らないと回答していて、構想が現段階では浸透していないとしています。 開業によるメリットについては、複数回答で、飯田・伊那谷の知名度アップが48.1%、観光客が増えるが42.2%、飯田線など新駅アクセスの交通整備が進むが31.8%となっています。 開業により心配なことについては、新駅周辺のみが発展し既存商店街は沈滞するが43.3%、信州の自然環境が悪くなるが36.8%などとなっています。
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実技を交えて介護予防講演会
効果的に身体を動かすポイントを学ぶ実技を交えた介護予防講演会が、29日、伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれました。 講演会には100人ほどが参加しました。 講師を務めたのは、東京を中心に活動する健康運動指導士の藍 早瀬さんです。 藍さんは、高遠町地区で普及している健康づくり・転倒予防のための「筋力つくつく体操」を考案し、指導しています。 講演会では、椅子に座ったままできる筋力トレーニングが行われました。 健康であり続けるための秘訣をまとめた健康十訓を、身体を動かしながら歌いました。 ほかに、筋力つくつく体操を、普段と違う曲を使って、全員で踊りました。 藍さんは、「筋肉は優秀で、年齢を重ねても、鍛えることができる。筋力を鍛えれば、転倒を防ぎ、寝たきり予防にもつながります」と話し、定期的な運動を呼びかけていました。
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南箕輪村公民館子育て学級「すくすく玉手箱」開講
南箕輪村公民館主催の子育て学級「すくすく玉手箱」の今年度の講座の開講式が、29日、行われました。 この日は、公民館で開講式が行われました。 すくすく玉手箱は、村公民館が主催している子育て学級で、保育園に入る前の子どもたちが対象です。 今年度「すくすく玉手箱」には親子38組が参加します。 開講式では、音楽に合わせて親子で踊ったり、地区ごとに自己紹介をしたりしました。 村公民館の清水道直館長は、「子どもたちが健やかに育つことが村の願いです。親子で仲良く遊び、良い思い出を作りましょう」と挨拶しました。 すくすく玉手箱では年間を通して、11回の講座を予定していて、サツマイモの栽培や、運動会などを行います。
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JA健康長寿へウォーキング
長野県内のJAが進めている健康寿命創造運動の一環で、県内で初めてとなる大規模なウォーキング大会が、29日、伊那市の西箕輪地区で行われました。 この日は、西箕輪のみはらしファーム東側駐車場を出発し、西箕輪地区、7.6キロを歩きました。 ウォーキングにはJA上伊那の女性組織生活部会のメンバーを中心に162人が参加しました。 長野県は、寿命は、男女ともに全国1位となっていますが、日常生活を支障なく送れる健康寿命は、平成22年度で男性6位、女性17位となっています。 JA健康寿命創造運動は、この健康寿命を伸ばそうという取り組みで、食生活セミナーや、口腔ケアの講座などが開かれてきました。 ウォーキング大会もその一環で、今回のような大規模な取り組みは、県内でも初めてです。 佐久総合病院の農村医学研究所の主任研究員を務める柳澤和也さんが指導しました。 柳澤さんは、ストレッチの方法や歩き方のコツなどを参加者に教えていました。 参加者は、初夏の高原を、元気よく歩いていました。 JA上伊那では、こうした取り組みを通して組合員の健康増進につなげたいとしています。
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鎌倉國光さん ヒマラヤ山脈の山を題材に写真展
駒ヶ根市在住の鎌倉國光さんが撮影した、ヒマラヤ山脈の山を題材にした写真の作品展が、伊那市のいなっせで開かれています。 ヒマラヤ山脈で撮影した標高8,000m級の山の写真38点が展示されていす。 鎌倉さんは、山岳写真を30年以上撮り続けています。 今回は、パキスタンから撮影したヒマラヤ山脈をテーマに展示しています。 去年8月トレッキングツアーに参加し、7日間、氷河の上を歩いてテントで寝泊りしながら撮影したということです。 鎌倉さんは、目の前にある風景をありのままに撮影する事を心がけているという事で「日本では見られない、非日常的な風景を楽しんで欲しい」と話していました。 鎌倉國光さんの山岳写真展は6月3日(火)まで伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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伊那市手良 羽柴晴雄さん宅で2千株のクリンソウが見頃
伊那市手良の羽柴晴雄さん宅では、2千株のクリンソウが見頃となっています。 伊那市手良野口の羽柴晴雄さん宅です。 自宅を囲むように2千株のクリンソウが植えられています。 29日は、野口高齢者クラブのメンバーが訪れ、見頃となった花を楽しんでいました。 羽柴さんは、15年前、伊那市振興公社が毎年行っている花の苗の無料配布で2株のクリンソウの苗をもらい、自宅の庭先に植えました。 少しずつ株を増やし、現在は2千株となっています。 29日の伊那地域の最高気温は27.7度と7月中旬並みの暑い一日となりまた。 長野地方気象台では、30日も晴れて気温が上がると予想しています。 羽柴さん宅のクリンソウは来月上旬まで見頃だということです。
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南箕輪村 有害鳥獣対策協議会 平成25年度カラス93羽駆除
南箕輪村は、平成25年度に銃と罠で駆除したカラスの数が93羽だったと27日報告しました。 これは、27日南箕輪村役場で開かれた有害鳥獣対策協議会で報告されたものです。 南箕輪村では、年々カラスによるとうもろこしや大豆等の作物への被害が増えています。 特に被害の大きい久保地区では、6日間で60羽程が駆除されています。 南箕輪村では、昨年度から猟友会などに支払う駆除出動費に加えて1羽につき300円の報奨金を設けています。 なお、罠での駆除はキツネが12頭、イノシシ・ハクビシン・タヌキがそれぞれ8頭、サルが5頭、ニホンジカが2頭となっています。
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倫理法人会 経営講演会
明るく元気な会社作りをめざす長野県伊那・木曽倫理法人会は27日伊那市内で経営講演会を開きました。 講演会には、企業経営者などおよそ120人が参加しました。 講演会では、税理士でさいたま市浦和区倫理法人会の小滝敏郎さんが「あきらめない」をテーマに話しをしました。 小滝さんは「現代社会では、企業の技術や情報の差別化は難しい。」と話し、「挨拶や時間を守る、赤信号で渡らないなど小学生でもできる簡単な事を常に実践する事は、信頼関係を築くことに繋がる。 基本的な事をあたりまえに行い、人間力を高める事で社員の鏡となり、しいては企業の業績に繋がる」と話していました。
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特殊詐欺 60代男性128万円被害
伊那市内の60代の男性が金融業者を名乗る男に現金128万円を騙し取られる特殊詐欺被害にあっていたことが分かりました。 伊那警察署の発表によりますと、被害にあったのは伊那市内に住む60代の男性です。 今年5月に低金利・無担保の融資を勧誘するファクシミリが届き、電話をかけたところ、金融業者を名乗る男から500万円融資できると言われました。 男性が融資の申込書をファクシミリで送ると、別の男から事務手数料などが必要と言われ、指定された口座に3回にわけ現金128万円を振り込みました。 その後、別の男から5月に融資できないと言われ、不審に思い消費生活センターに相談したところ詐欺の被害に気づき、伊那署に被害を届け出たものです。 伊那署では「ファクシミリにより融資を勧誘し、無担保だったり、低金利のものは、詐欺の可能性が高く、現金を振り込む前に警察に相談してほしい」などと、注意を呼びかけています。
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伊那まつり花火大会 一般から募金
8月3日の伊那まつりの花火大会に向け、今年は企業からの協賛金に加え、初めて市内に募金箱を設置し一般からの協力をつのります。 28日は、伊那市の伊那商工会館で伊那まつり花火委員会の吉澤文男委員長らが記者会見を開き市民に協力を呼び掛けました。 吉澤院長は募金について「市民からの協力を得る事で将来を見据えた市民参加の花火大会にしていきたい」と話ました。 伊那まつりの花火大会は例年企業の協賛金の額により番組数がきまります。 協賛金の額は、平成10年度の2200万円をピークに減少していて、去年は過去最低のおよそ1380万でした。 花火委員会では、減少傾向に歯止めをかけると共に将来を見据えた市民参加の花火大会にしていこうと今回初めて一般からの協力を求めます。 募金箱の設置は、今月中を予定していて市役所や金融機関、JAなど15か所を目途に行います。 花火委員会では、募金を今年限りとせず、継続する事で一つの核となる番組を作っていきたいとしています。 第42回伊那まつり花火大会は、8月3日に行われる予定です。
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上伊那広域連合が要望書提出
上伊那広域連合は医療問題など上伊那地域が抱える課題をまとめた要望書を28日、県議会の県民文化健康福祉委員長に提出しました。 この日は、県議会の県民文化健康福祉委員会の現地調査が伊那合同庁舎で行われました。 広域連合長の白鳥孝伊那市長をはじめとする、上伊那8市町村長らが出席し、要望書を提出しました。 伊那市や箕輪町などは、安心して子どもを産める体制整備の支援を求めました。 出産体制については、上伊那地域の医師数が県の平均を大きく下回っていて、産科医、小児科医の不足で連携の構築に支障が出ているとして、産科医と小児科医の確保に向けた支援を要望しました。 南箕輪村は、人工透析の通院支援について要望しました。
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春富中と台湾の中学生が交流
伊那市東春近の春富中学校に28日、台湾からの修学旅行生が訪れ、生徒たちと交流しました。 訪れたのは、台湾の中西部に位置する彰化県から、陽明国民中学と大同国民中学の2年生35人です。 春富中学校の生徒はバスが見えると教室から手を振って歓迎していました。 到着後に行われたセレモニーでは、歌や吹奏楽の演奏で交流していました。 春富中学校の北原友哉生徒会長は、「みなさんの来るのを待ちわびていました。短い時間ですが一緒に勉強しましょう」と挨拶していました。 台湾の生徒たちは、「伊那市はとても彰化県と雰囲気が似ている」と話していました。 今後は、学校同士、メールや手紙などで交流していくということです。
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市農委 農林水産大臣賞 受賞
伊那市農業委員会は、地域農業の発展と農業者の地位向上に尽力したとして、農林水産大臣賞を受賞しました。 28日は、伊那市農業委員会の田中哲雄会長ら3人が伊那市役所を訪れ、白鳥孝伊那市長に受賞を報告しました。 農業委員会は、平成23年度から24年度にかけて、耕作放棄地対策として、伊那市東春近田原のおよそ16ヘクタールを引き受け、ネギや麦などを栽培しました。 伊那市の「人・農地プラン」として、伊那市周辺の農地を集積し、担い手の育成や農地の有効活用に努めてきました。 これらの活動が評価され、農林水産大臣賞が贈られました。 田中さんは「耕作放棄地対策や人・農地プランをこれからも続けていく。今後は日陰や山間地などの農地に向かない、耕作不能土地の解消に力を注ぎたい」と話していました。 白鳥市長は「市でも農作物の販促に協力していきたい」と話していました。
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南ア北部遭対協 総会
南アルプスでの遭難防止や救助活動などを行っている南ア北部地区山岳遭難防止対策協会の定期総会が21日伊那市の長谷総合支所で開かれました。 総会では、新しい救助隊副隊長や班長に任命書が交付されました。 新たに副隊長に任命されたのは、市役所高遠長谷水道課の宮下健吾さんです。 宮下さんは、「二次遭難で家族を悲しませないよう訓練に精進し、チームワークを大切に活動していきたい。」と誓っていました。 平成25年度の南アルプス北部での山岳遭難件数は、6件で内救助隊が出動したのは3件でした。 愛知県と神奈川県の2人が亡くなっています。 会長をつとめる白鳥孝伊那市長は、「今年は山の日制定などで登山者が増えることが予想される。先人が残してくれた山を大切に、遭難事故防止対策に取り組んでもらいたい。」と出席者に呼びかけていました。
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松島信幸さん 伊那谷の成り立ちについて講演
高森町在住で、理学博士の松島信幸さんによる伊那谷の成り立ちについての講演会が23日、伊那市のいなっせで開かれました。 松島さんは高森町在住の理学博士で、元小中学校の理科の教諭です。 かつて伊那谷の段丘の多くは天竜川の侵食でできたものと解釈されていましたが、松島さんの調査で活断層の変動地形だということがわかってきました。 松島さんは「段丘は大地の動き。これを頭に入れながら山を歩くと楽しくなる。伊那市は断層が段丘を造った街」と話しました。 会場にはおよそ120人が訪れ、松島さんの解説に耳を傾けていました。
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ハッチョウトンボの羽化始まる
27日の伊那地域の最高気温は25.4度と暑い一日となりました。 伊那市新山のトンボの楽園ではハッチョウトンボの羽化が始まりました。 日本一小さなトンボといわれているハッチョウトンボの体長はおよそ2センチです。 今年は例年より5日ほど早い5月10日に羽化が確認されました。 トンボの楽園は、地元有志でつくる新山山野草等保護育成会が平成17年度に県の支援金を受け整備をしてきました。 27日は、会のメンバーが訪れのハッチョウトンボの状況を確認していました。 ここには、ハッチョウトンボ以外にもシオヤマトンボやアジアイトトンボなど様々なトンボを観察することができます。 新山山野草等保護育成会では、来月8日にトンボの楽園の整備を行う他、7月13日には観察会を予定しています。 ハッチョウトンボは8月の中旬まで観察できるということです。
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息子かたるオレオレ詐欺前兆の電話相次ぐ
きのうから、伊那警察署管内で息子をかたるオレオレ詐欺の前兆とみられる電話が相次いでいます。 犯行の手口は、「首に腫瘍ができた」「熱があって具合が悪い」などと言った後に「現金100万円が必要だ」と言って現金を要求してくるものです。 犯人の電話番号は、 080‐8162‐4282 080‐8742‐7124 080‐8162‐4494 です。 伊那警察署では、「この番号からかかってきた場合や、同様の内容の電話がかかってきた場合は対応せずに伊那警察署に相談してほしい」と呼びかけています。
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伊那市と新宿高野 ブルーベリーフェア開催
伊那市は、JA上伊那と協力して東京都新宿区にあるフルーツの老舗専門店「新宿高野」と「ブルーベリーフェア」を7月に東京で開催します。 白鳥市長が27日の定例記者会見で概要を説明しました。 ブルーベリーフェアは7月18日から31日までの14日間、新宿高野本店で開かれます。 期間中、伊那産のブルーベリーを使ったパフェの提供や伊那市の生産者が品種の特徴や食べ方を教えるフルーツ教室などを予定しています。
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伊那市肉付け予算 14億5800万円
伊那市は27日、市長選に伴う平成26年度の肉付け予算となる補正予算案を発表しました。 一般会計補正予算案の総額は14億5800万円となっています。 伊那市では、4月に市長選挙が行われたため、当初予算は骨格予算でした。 このため、肉付けとなる新規事業を盛り込んだ一般会計補正予算案を27日、白鳥孝市長が発表しました。 主な新規事業では、学校給食の整備事業に670万円となっていて、現状の施設単位を基本に老朽化した学校給食施設整備を行うとしています。 この他小中学生が農業体験をしながら作物を育てる食育事業に129万円。 中心商店街の空き店舗で起業する人の店舗改修費補助に300万円。 南アルプスの三峰川上流に生息するヤマトイワナの原種保護事業に40万円、市民大学卒業生が専門コースで学ぶ市民大学大学院の設置に12万円などとなっています。 一般会計補正予算案は6月2日に開会する6月定例会に提出されることになっています。
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南箕輪中学校の生徒が林業体験
南箕輪村の南箕輪中学校の1年生は27日、大芝高原内にあるみんなの森で林業体験をしました。 地元にある大芝高原を身近に感じてもらおうと南箕輪中学校の1年生150人が参加しました。 みんなの森の一部が中学校林に指定されていて年に1回中学生が作業を行っています。 27日は、地元住民でつくる大芝高原親林自然保護の会のメンバー16人が作業に協力しました。 中学生たちはグループに別れ、ノコギリを使って事前に間伐されたヒノキの枝を切りました。 中学生たちは、自然保護の会のメンバーからコツなどを教えてもらいながら作業していました。 中学生たちが切った枝などは、破砕機にかけチップにしてセラピーロードにまくということです。
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不法滞在のフィリピン人の女摘発
伊那警察署は27日、不法残留の疑いで、伊那市のアパートに住む23才のフィリピン人の女を摘発しました。 伊那署の発表によりますと、摘発されたのは23才のフィリピン人の女で不法滞在期間は4か月です。 「不法滞在と思われる外国人が伊那市内に居住している」との通報に基づき、伊那警察署と東京入国管理局が合同で27日、午前9時30分に摘発したものです。
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山寺住民が地元に残る石仏を見学
伊那市の山寺霊園に並べられている石仏の見学研修会が25日行われ参加者が地元に残る文化遺産や歴史について学びました。 見学研修会は山寺公民館が開いたもので山寺区の住民などおよそ30人が参加しました。 山寺霊園の石仏は区内の白山社八幡社合殿横の集会所裏にあったものを、集会所建て替えに伴い、去年この場所に移したものです。 25日は、移動の時の地区役員で石仏について調べた杉田純治さんが話をしました。 石仏は64体ありそのうち40体ほどが馬頭観音です。 馬頭観音は昔の人が家族同然に飼っていた馬が死んだときその冥福を祈るために建てたということです。 1793年、寛政5年の馬頭観音は山寺区内で一番古く、怒りを表した表情が特長です。 一方、1838年、天保9年のものは目元と口元がゆるみ、微笑んだような表情となっています。 杉田さんは、「本来の馬頭観音は怒ったような顔だったがやがて穏やかで優しい表情が現れてくる。死んだ馬への愛情が表情を変えさせていったのではないか。」と話していました。
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上古田で土砂災害想定の訓練
県から土砂災害警戒区域に指定される予定の箕輪町上古田で26日、大雨による土砂災害を想定した訓練が行われました。 箕輪町上古田の箕輪西小学校では町から避難勧告が発令されたとの校内放送が流れ児童が防災頭巾をかぶり、避難場所の上古田公民館に向かいました。 訓練は大雨の影響で地区内に土石流発生の危険があるとの想定で行われました。 土砂災害全国統一防災訓練として伊那建設事務所と町が行ったもので、地区住民などおよそ250人が参加しました。 災害対策本部長の平澤豊満町長も現地本部の上古田公民館に入り各部署から現場の様子や住民の避難状況などについて報告を受けていました。 上古田は今年度、土砂災害防止法に基づき県から土砂災害警戒区域に指定されることになっています。 上古田の島﨑明区長は「災害は同時多発的におこるものなので行政機関に頼るのではなく住民が主体となって自分たちを守る必要がある。」と話していました。 伊那建設事務所によりますと警戒区域では避難体制の整備が図られるということで、町の新たな地域防災マップを作成するなど住民の防災意識の高揚に努めていくとしています。
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オフロードバイクで2時間耐久レース
オフロードバイクの2時間耐久レース「スーパーエンデューロ・イン天竜」が25日、伊那市の天竜川中州に設けられた特設会場で行われました。 レースには上伊那をはじめ、関東や中京方面から80組、110人が出場しました。 大会は地元のバイク店有志でつくる実行委員会が開催しているもので28回を数えます。 楽しみながら走る、ファミリークラスやジュニアクラスのほか、本格的なオフロードバイクを駆使してスピードを競う、スポーツバイククラスのレースが行われました。 1周1.5キロのコースを2時間で何周走れるかを競うものでライダーたちは、砂地のコースを砂煙をあげながら走り抜けていました。 レースには小学生も参加し大人に混じって懸命にバイクを操っていました。 実行委員会によりますと、大規模なオフロードバイクの大会は年々減少しているということで、「バイクの楽しさを知ってもらうためにも続けていきたい。」と話していました。
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レンジでチン!いなかっぷローメン販売
電子レンジで調理する即席タイプのローメンが伊那市御園のアクセス通り沿いにあるラーメン大学伊那インター店で販売されています。 発売から1か月余り。その本格的な味にファンも増えつつあります。 その名もいなかっぷローメン。 ラーメン大学伊那インター店を経営している有限会社コマックスが開発しました。 麺・マトンとキャベツ、ソース、パッケージデザインまで全てオリジナルで、完全上伊那産にこだわりました。 3年ほど前から構想をあたため、去年9月頃から本格的に開発に着手。 上伊那郡内の製麺所と試行錯誤を重ね、ようやく納得できる味に仕上がり4月6日から販売を始めました。 いなかっぷローメンは、ワンカップ580円で、伊那市御園アクセス通りラーメン大学伊那インター店で販売されています。
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伊那文化会館 新館長に宮澤敏夫さん内定
伊那市の伊那文化会館の新しい館長に、和歌山県和歌山市の宮澤敏夫さんが内定しました。 宮澤さんは、和歌山県和歌山市在住の70歳です。 大阪フィルハーモニー交響楽団事務局長や、(財)札幌交響楽団事務局長などを歴任しました。 伊那文化会館の館長は、3月20日から4月19日まで全国から公募し、6人の応募がありました。 小論文選考や面接を行い、宮澤さんが内定したということです。 宮澤さんは6月1日付けで採用となります。
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カルミナ・ブラーナ総合練習
6月8日公演の手づくりの演奏会カルミナブラーナの総合練習が25日、伊那市の伊那文化会館で行われました。 出演者は公演を間近に控え息のあった歌声を響かせていました。 手づくりの演奏会カルミナブラーナは音楽文化の普及などを目的に実行委員会が企画したもので、去年2月から練習が始まりました。 総合練習には小学生から一般まで公募で集まった合唱団のほか、伊那フィルハーモニー交響楽団、ソロの歌い手、舞踊団などおよそ250人が参加しました。 カルミナブラーナはドイツのクラシック音楽で恋愛をテーマにしたものなど25曲で構成されています。 総合練習ではこれまで各パートごとに行ってきた合唱や合奏、舞踊などを合わせるタイミングなど最終調整が行われました。 手づくりの演奏会カルミナブラーナは6月8日、伊那文化会館で開かれます。 入場料は1,000円です。