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劉鉄鋼さん 伊那公民館で二胡コンサート
中国出身で諏訪市在住の二胡演奏者、劉鉄鋼さんの新春二胡コンサートが28日、伊那市の伊那公民館で開かれました。 これは、伊那公民館おやじの会が主催したものです。 この日は、劉さんが開いている二胡の伊那教室に通う生徒と一緒に演奏しました。 アニメソングや歌謡曲など、多くの人が知っている曲を中心に演奏しました。 会場にはおよそ150人が訪れ、二胡の音色に浸っていました。 アンコールでふるさとが演奏されると、会場にいた人たちは一緒に口ずさんでいました。 ある人は、「二胡の音色が好きで、素敵な演奏が聴けて良かったです」と話していました。 コンサートの後には、訪れた人達が二胡に触れ、音を出していました。
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ホウキモロコシでほうき作り
穂をほうきやブラシとして利用するために栽培されているホウキモロコシを使ったほうき作りが28日、伊那市長谷で行われました。 これは、昔ながらの手作りの良さを感じてもらおうと伊那市長谷の雑穀レストラン野のものが開いたものです。 28日は、市内などから11人が参加し、ほうき作りに挑戦しました。 指導をしたのは、地元に住むお年寄り2人です。 長谷地区では昔、ホウキモロコシを栽培し手作りでほうきを作る家庭が多かったということですが、栽培農家も減り現在は2件だけだということです。 ホウキモロコシは、アフリカ原産で、草丈は3mほどになります。 10月に収穫したホウキモロコシを乾燥させます。 自分の持ちやすい太さに束ね、針金を巻いて完成させていきます。 参加者たちは、お年寄りたちからポイントを教わりながら作業を進めていました。 参加者は、「思っていたより難しかったです。自宅でさっそく使いたい」と話していました。
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風評被害に立ち向かう 佐藤浩信さん
東日本大震災から間もなく3年を迎えようとしています。 震災以降、伊那市で再起をかけ果樹栽培に取り組んでいる佐藤浩信さん。 風評被害に立ち向かい続けています。 佐藤さんは28日の朝、伊那市西春近でさくらんぼの木の剪定作業をしていました。 ここに植えられている90本の内、30本は、福島県から持ってきたものです。 最初は、西箕輪の畑に植えられましたが、さくらんぼは寒さに弱いため、標高が低いこの場所へ去年植え替えをしました。 福島県で主に贈答用の桃やさくらんぼなどの栽培をしていた佐藤さんは、震災に伴う原発事故の影響で3年前の4月、伊那市で果樹栽培を始めました。 去年4月からは、伊那食品工業株式会社の関連会社、ぱぱな農園の代表を務めています。 福島県伊達市で果樹園を経営している佐藤さんは、長野と福島を往復する生活を送っていましたが、去年12月に代表を長男の祐樹さんへとバトンタッチしました。 2か月に1度福島県へ戻り、剪定方法などを教えているということです。 28日は、さくらんぼの剪定技術をぱぱな農園の社員に教えていました。 佐藤さんは、風評被害はまだまだ深刻で、東京では福島県産の農作物が置かれていないのが現状だと話します。 さくらんぼは、4、5年後に収穫できるようになるということです。 佐藤さんは、「将来この場所をさくらんぼ狩りが出来る観光農園にしたい」と話していました。
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女子中学生バッグ切りつけられる
28日午前7時20分頃、伊那市高遠町西高遠の路上を歩いていた女子中学生が男に持っていたバッグを刃物のようなもので切りつけられる事件が発生しました。 この女子中学生にケガはありませんでした。 伊那警察署の発表によりますと事件があったのは伊那市高遠町西高遠のウッドレックス東の路上です。 登校中の女子中学生が後ろから来た男に無言のまま持っていたバッグを切りつけられたものです。 この女子中学生にケガはなくそのまま登校し、話を聞いた学校が警察に通報しました。 男はそのまま現場を立ち去ったということです。 現場近くの高遠高校では、事件を受け注意して下校するよう指導があったということです。 男は年齢が40歳前後、身長170センチほどで体格は普通。 黒のニット帽に白のマスク、黒の手袋をつけ、焦げ茶色のナイロン製ロングジャンパーに黒のズボンをはいていたということです。
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「富県と井月」 竹入弘元さんが講演
井上井月顕彰会・副会長の竹入 弘元さんによる、富県と井月のかかわりについての講演会が、きょう、伊那市の富県ふるさと館で開かれました。 講演会は、富県公民館よろず講座の一環で開かれ、会場には15人ほどが参加しました。 井上井月は、幕末から明治にかけての30年間ほどを伊那谷で放浪しながら過ごした俳人です。 富県にもゆかりが深い人物だとして、今回の講座が企画されました。 井月は、新潟県長岡市の生まれといわれていて、20代後半で長野県に入り、30代後半で伊那に落ち着くようになりました。 竹入さんは、「富県の多くの家に、井月の作品が残されている。井月と富県とは格別に濃密な交流があった」と話しました。 また、井月が富県に残した作品を中心に解説が行われました。 竹入さんは、「晩年になればなるほど、動作も不自由になり、井月は苦労し、切ない思いをしたような気がする。特別に豊かだったとは思えない伊那の人たちは、井月に対し、親切であり立派だった」と話していました。
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県施設改修後市に移管の方針
伊那市は市内の県の施設、伊那勤労者福祉センターと県営伊那野球場について、市への移管を前提に県が改修工事を行うとの考えを示しました。 これは27日伊那市役所で開かれた伊那市議会全員協議会で報告されたものです。 勤労者福祉センターは敷地内への付属棟の設置などを計画していて、工事期間は今年10月から来年3月までを予定しています。 市によりますと、勤労者福祉センターは年間およそ450万円の収入に対し支出は850万円だということです。
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証明書自動交付機 今年度末で廃止へ
現在、伊那市高遠町総合支所など上伊那で3台稼働している証明書自動交付機が今年度末で廃止されます。 証明書自動交付機はこれまで上伊那に8台が設置され、現在3台稼働しています。 自動交付機については、システム改修に多額の費用を要することから市では3月末で全て廃止することを決めました。 市によりますと平成24年度の住民票の発行件数は3万34件で、このうち自動交付機によるものは288件、コンビニでの交付は3824件でした。 市は自動交付機廃止について、改修費用が多額であることに対し利用件数が少ないと説明しています。
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伊那市景観計画案答申 4月から条例全面施行
伊那市景観審議会は27日、市の景観計画案を白鳥孝市長に答申しました。 この計画案は4月1日から実施される予定で市独自の景観条例が全面施行されます。 27日、伊那市役所で審議会が開かれ上原三知会長が白鳥市長に答申書を手渡しました。 景観計画案は豊かな住環境の実現や観光、経済の活性化、地域の個性創出などを目的に策定されたものです。 伊那市は県の同意により去年11月、景観法に基づく景観行政団体となっています。 これにより市独自で条例を定めることができるようになり4月1日から全面施行されることになっています。 条例の全面施行により建物の新築などについて、高さや面積など基準を超えるものについては市に届出が必要となります。 さらに西箕輪景観形成重点地区については届出の基準がより厳しいものとなっています。 委員からは「伊那市は景観づくりについて底力のある地域。今後は具体的な取り組みが必要」といった意見が出されていました。 景観計画案は市街地や田園、河岸段丘など特性に応じて景観形成が進められることになっていて 市では市民また事業者と連携を図りながら目標実現に向け取り組んでいくとしています。 この案は2月中に市長の決裁で正式に決定されることになっています。
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産業団地分譲で報酬制度
伊那市は産業団地の分譲について成立に至った企業に関する情報提供者に報酬を支払う制度を設けるとの考えを示しました。 この制度は伊那市土地開発公社の解散に伴い産業団地の分譲をすすめるために設けられるものです。 対象は伊那インター工業団地など市内6つの団地、11区画です。 成約報酬は分譲代金に100分の1を乗じた額となっています。 この制度により市に移譲され販売する産業団地について広く周知し分譲を促進したいとしています。
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はらぺこ冬まつり お店屋さんごっこを楽しむ
伊那市東春近の保育園、山の遊び舎はらぺこで27日、冬まつりが行われ園児がお店屋さんごっこを楽しみました。 紙で作ったブレスレットやネックレス、アイスクリームなど、9つのお店屋さんが並びました。 冬まつりは毎年この時期に行われていて、園児が商品を考えて作りました。 中には、「骨屋さん」も・・・ 保育園の裏山を散歩した時に拾った鹿の骨だそうです。 園児らは、欲しいものを探して紙で作ったお金で買っていました。
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無量寺で節分準備 「福ます」作り
箕輪町北小河内の無量寺で、来月の節分の豆まきで使う「福ます」の準備が、27日に行われました。 無量寺の中川弘道住職が、約60個の福ますの準備を行いました。 ますに書かれた文字は、幸せを願う「福」と、健康・長寿を願う「寿」です。 このますは、2月3日の節分の行事で、年男年女などによる福豆まきで使われます。 無量寺の節分の行事は2月3日に行われ、午後3時から護摩祈祷会、午後4時から福豆まきが行われます。
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花粉飛散予測 今年は「やや少ない」
飯田保健福祉事務所は27日、今年のスギ・ヒノキの花粉飛散予測を発表しました。 今年の飛散量は例年よりも「やや少ない」予測です。 飯田保健福祉事務所の発表によりますと、今年の飯田下伊那地域での花粉の飛散量は、例年より「やや少ない」と予測しています。 スギとヒノキを合わせた花粉の量は1平方センチメートルあたり2,635個で、多く飛散した去年の35%、例年の70%とみています。 花粉の飛散開始時期は、2月下旬と予測しています。 飯田保健福祉事務所では、マスクやメガネを使ったり、家の中に入る時は花粉を払い落すなど、早めの花粉症対策を呼びかけています。
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みすゞ俳句会 新年総会
伊那地域をはじめ県内外の俳句愛好者でつくる「みすゞ俳句会」の新年総会が19日伊那市内で開かれました。 総会には上伊那を中心に110人余りが出席しました。 みすゞ俳句会は伊那谷に新しい俳句文化を定着させようと終戦直後に発足しました。昭和21年からは俳句雑誌みすゞを発行していて、今月までに767号となっています。 会を主宰する城取信平さんは「800号という目標が見えてきた。会員同士、競い合いいい俳句を作っていきたい。」とあいさつしました。 総会ではこの他に、昨年度、優れた俳句を作った人などの表彰が行われ、最高賞のみすゞ賞には伊那市の「みついよしこ」さんが選ばれました。 みついさんは「この賞をはげみに、さらにステップアップしていきたい」と話していました。 みすずでは今年俳句雑誌を毎月発行する他各地区で俳句会などを開催する予定です。
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伊那おやこ劇場 新年会で餅つき
親子で演劇を鑑賞する伊那おやこ劇場は、26日伊那市山寺の福祉まちづくりセンターで新年会を開き、親子で餅つきをしました。 26日は伊那おやこ劇場の会員や一般からおよそ30人が参加しました。 伊那おやこ劇場は、親子で観劇したり、会員同士での交流を行っています。 今年の新年会は、初めて臼と杵を使っての餅つきを行いました。 乳児から小6までの子どもたちが保護者と一緒に杵を握り、餅つきに挑戦しました。 つきあがったお餅は、きなこやゴマをまぶして味わいました。 ある保護者は、「臼と杵で餅をつく機会はめったにないので、みんなでにぎやかにできて楽しかった」と話していました。
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河川の景観保全で樹木伐採
伊那市富県地籍の三峰川で26日、河川敷に生えた木の伐採作業が行われました。 これは川の景観を取り戻そうと河川環境の保全に取り組む三峰川みらい会議が行ったもので流域の住民などおよそ40人が参加しました。 参加者は河川敷に生えたニセアカシアをチェーンソーなどを使って切り倒していました。 ニセアカシアは外来種で一帯の植生を変えてしまうほか、治水面からも問題になっているということです。 今回伐採した木は短く切って参加者が持ち帰ることができ燃料などに使われます。 三峰川みらい会議では親しみやすい河川環境をつくるため今後も伐採作業など外来種の駆除に取り組んでいくとしています。
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食生活改善へ 減塩料理コンテスト
塩分を抑えた家庭料理を審査する減塩料理コンテストが26日、伊那市保健センターで開かれました。 コンテストでは伊那市中央の有賀喜志子さんの料理が最優秀賞に選ばれました。 これは、食生活を見直し生活習慣病予防につなげようと伊那市食育推進会議が開いたものです。 コンテストでは市内の主婦など5人から工夫を凝らした減塩料理が出品され審査が行われました。 料理は塩分が3グラム以下、また上伊那産の野菜を一品入れることなどが条件となっています。 最優秀賞に選ばれた有賀喜志子さんの「野菜たっぷり減塩料理」は発芽玄米にしじみのみそ汁、真ダラのアルミホイル蒸しで素材の味を活かした料理です。 窪田愛子さんの「エスニック調だね」はカレー味の肉巻き野菜をメインにした料理です。 金谷隆一さんの「秋の山海まんぷく料理」はサケのムニエルにアサリとキノコが添えられています。 北條千代子さんの「野菜で減塩」は豚肉の揚げ煮と磯辺和えになめこ汁を加えたものです。 奥村憲さんの「三陸海の幸と地元野菜のたっぷりもりつけ」は東日本大震災で被害を受けた三陸沖で採れた昆布を使った料理です。 伊那市では1人1日あたりの塩分摂取量の目標を10グラム以内としていますが、2人に1人がこれを上回っているということです。 今回出品された料理のレシピは市のホームページで紹介され減塩の啓発に役立てられるということです。
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親子ふれあいトンカチ教室
親子で木工を楽しむ親子ふれあいトンカチ教室が25日伊那市の手良小学校で開かれました。 教室には児童とその保護者106人が参加し、木製の椅子を作りました。 親子ふれあいトンカチ教室は、ものづくりを通し地域の温かさを感じてもらおうとPTAや手良活性化促進会議などが毎年開いているものです。 25日使用した木材は、上伊那建設労働組合手良支部の組合員が用意したものです。 親子は、組合員の指導を受けながら、椅子を組み立てていました。 最後に焼印を押したら完成です。 手良小学校の塩澤誠校長は、「普段はあまり使わない道具に慣れ、協力してものを作る楽しさを味わってほしい」と話していました。
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市女性団体がタオルなど寄付
伊那市女性団体連絡協議会は、会員から集めた古布や未使用タオルなどを市内の福祉施設4か所に20日、寄付しました。 この日は、各女性団体の代表10人がタオルなどの仕分けを行い、市内の福祉施設4か所に寄付しました。 伊那市女性団体連絡協議会は、毎年古布や未使用のタオルを寄付していて、今年も会員に呼びかけて集めてきました。 寄付したのは未使用タオル200枚、バスタオル30枚、古布110キロです。 老人保健施設すずたけの浅沼奈穂子施設長は「大変ありがたい。有効に使わせていただきます」と感謝していました。
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飯田線を活かしたまちづくりをテーマにシンポジウム
地域づくりを考える「い~な上伊那地域づくりフォーラム」が25日、駒ヶ根市で開かれ、講演やパネルディスカッションを通して今後の地域づくりの方法などについて理解を深めました。 飯田線を活かしたまちづくりをテーマにしたシンポジウムでは、長野工専教授で交通計画や都市計画に詳しい柳沢吉保さんが、飯田線を活かした元気なまちづくりについて全国各地の事例を挙げながら話をしました。 フォーラムでは他に、平成24年度の地域発元気づくり支援金事業で上伊那地方事務所長表彰を受賞した伊那市高遠町の農家食堂こかげが事例発表を行いました。 代表の藤澤宗子さんは「地元農家を多く巻きこみ、魅力ある地域づくりに繋げることができた。今後は、漬物などの加工品の開発に力を入れるとともに、継続した取り組みを続けていきたい」と話していました。 フォーラムは、地域づくり活動への理解を深めるとともに、団体同士の交流を目的に開かれたもので、行政や地域づくり活動を行っている団体などからおよそ100人が参加しました。
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西箕輪上戸で塞の神
無病息災や五穀豊穣を願う火祭り行事、塞の神が25日、伊那市西箕輪上戸で行われました。 25日は、朝から子ども達が各家をまわり、大文字で持ち帰った花飾りや巾着の他、門松などのお正月飾りなどを集めていました。 塞の神は、せいの神やどんど焼きとも呼ばれています。 上戸では、毎年1月20日の大文字下ろしの後の最初の土日を使って行っています。 近くの田んぼには、木や竹を使って高さ8メートルほどの櫓が組まれていて、そこに針金やビニールを外した正月飾りを運んでいました。 火がつけられると、勢いよく燃えていました。 この火の中に、習字を投げ込んで高く舞い上がると字が上手くなると言われていることから、子ども達は火に近づいて投げ入れていました。 ある保護者は、「子ども達が大人になった時に自分達の子どもに地域の文化や歴史を伝えていってほしい」と話していました。 おきになると、餅やマシュマロ、竹輪などを焼いて味わっていました。
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節分を前に恵方巻きづくり
2月3日の節分を前に、恵方巻き作りが25日、箕輪町の松島コミュニティセンターで行われました。 25日は、松島区の親子30人ほどが参加し、アニメのキャラクターの巻きずしと恵方巻きを作りました。 松島分館が開いたもので、年に2、3回季節の行事や郷土料理作りなどを行っています。 講師を務めたのは、箕輪お花ずしの会代表の原美代子さんです。 恵方巻きは、大阪を中心に関西地方に伝わる風習で、節分に恵方に向かって巻きずしを無言で食べると願い事が叶うとされています。 参加者は、目や口、鼻などパーツごとに作っておいたものを最後に合わせて巻いていました。 松島分館では、「今日は練習です。節分にまた各家庭で作ってください」と呼びかけていました。 なお、今年の恵方は東北東となっています。
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高遠まちづくりネットワーク 今後の活動を協議
伊那市高遠町の活性化に取り組む高遠まちづくりネットワークの今年初めての会議が、24日伊那市高遠町の総合福祉センターやますそで開かれ、今後の活動について協議しました。 高遠まちづくりネットワークは、商工会や農業団体、行政などおよそ50の団体で組織していて、24日の会議には26人が参加しました。 高遠まちづくりネットワークでは、新たに商店街の活性化に取り組む「ご城下プロジェクト」を設置したい考えです。 商店街に癒しの場所を設置したり、食べ歩きできる商品の開発などに取り組んでいきたいということです。 2012年に設置された高遠版内藤とうがらしプロジェクトは、来年度は新宿区と共同して、東京都でとうがらしをPRするイベントを行うことを報告しました。 会議ではほかに、9月21日から23日に行われた高遠ブックフェスティバルの売り上げの一部、4万3,630円を東日本大震災の被災地に義援金として寄付しました。
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プチヴェールまつり 料理ふるまう
伊那市富県で特産化を目指す冬野菜「プチヴェール」をPRするイベント、プチヴェールまつりが25日農林産物直売所たかずやで行われました。 まつりでは、てんぷらやサラダなど手作りのプチヴェール料理がふるまわれ、訪れた人たちが味わっていました。 プチヴェールは、芽キャベツとケールを掛け合わせた野菜です。 ビタミンCや鉄分などが多く、栄養価が高いということです。 外側の葉をめくり、内側の芽の部分を収穫します。 現在富県では30人ほどが生産していて、直売所では、来年度からプランターでの栽培も始めるということです。 プチヴェールは1袋150円で、直売所のほか市内のAコープなどで4月末頃まで販売されています。
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伊那西高校 合唱コンクール
伊那西高校の合唱コンクールが24日に開かれ、3年5組が優勝しました。 コンクールでは、伊那西高校の全クラス15クラスが、これまで練習してきた歌を披露しました。 審査の結果、「海の匂い」を歌った3年5組が優勝しました。 伊那西高校の合唱コンクールの模様は、2月15日(土)から、ご覧のチャンネルで放送します。
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伊那署管内2社が優秀事業所に
若者からの交通安全を進めるヤングドライバークラブ交通事故防止コンクールで、伊那警察署管内からは、2社が優秀事業所として表彰されました。 24日は、伊那警察署で表彰伝達式が行われました。 県内154の事業所が参加したコンクールで、伊那警察署管内からは、信英蓄電器箔株式会社と大明化学工業株式会社が優秀事業所に選ばれました。 最優秀事業所は3事業所、優秀事業所は27事業所でした。 信英蓄電器箔、大明化学のヤングドライバークラブは、交通安全期間中の出勤時間に会社近くで啓発活動をしたり、独自にシートベルト着用調査をしている活動が評価されました。 信英蓄電器箔の井口美穂さんは、交通安全メッセージの部で佳作に選ばれました。 井口さんの祖母が交通事故にあっていることもふまえ、お年寄りの道路横断を気遣う内容のメッセージでした。 ヤングドライバーコンクールは、県警本部や長野県運転管理者協会などが毎年行っていて今回で24回目になります。
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南箕輪村長給与 3%減維持
南箕輪村特別職報酬等審議会は、3パーセント減額している村長や副村長、教育長の給与月額を維持する方針です。 22日に役場で開かれた審議会で、まとまりました。 村長の給与は、月額71万9,000円で、2011年4月から3パーセント減額しています。 村議会議員は、定数が16人から10人に減ったため、2007年2月から10パーセント引き上げられて20万1,000円となっています。 委員からは、「3パーセント減額している分を戻していいのでは」とする意見があった一方で、「減額は妥当」とする意見もあり、最終的に現状維持でまとまったということです。 審議会は、この日の審議結果を2月初旬に唐木一直村長に答申する予定です。
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今年最高 10.5度
24日の伊那地域は、午後2時37分に今年最高となる10.5度を記録し、3月中旬の陽気になりました。 長野地方気象台によりますとこの暖かさは25日まで続くということです。 春の訪れを告げる福寿草が顔を出し始めました。 伊那市長谷溝口にある常福寺。 日当たりが良い裏庭の東側斜面は、春先になると数多くの福寿草が咲きます。 24日は、この暖かさにつられてか、早くも数輪が顔を出していました。 見ごろは、2月中旬ころだということです。 気象台によりますと、この日の伊那地域は、高気圧に覆われ、南から暖かい空気が入ってきたためで、25日も10度くらいまで気温が上がると見られています。 25日の夜遅くから雨となり、26日以降は、再び冬型の気圧配置となり真冬の寒さが戻ってくるということで、体調管理に注意を呼びかけています。
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伊那市観光協会が保科正之公の漫画贈る
伊那市観光協会は、郷土ゆかりの旧高遠藩主、保科正之の漫画冊子を伊那西小学校の5年生に贈りました。 24日は伊那市観光協会の宮澤正巳事務局長が伊那西小学校を訪れ、5年生8人、一人ひとりに冊子を手渡しました。 伊那市の漫画家橋爪まんぷさんが手がけたこの冊子は、伊那市観光協会が郷土ゆかりの歴史上の人物を子どもたちにわかりやすく知ってもらおうと、平成21年に制作したものです。 冊子には保科正之の高遠での活躍が紹介されています。 小学校への配布は、今年で4年目で市内15校の小学5年生およそ690人に届けられました。 伊那西小学校5年の田畑ゆき美教諭は、「6年生になると歴史の授業が始まるので、冊子を使いながら郷土の偉人の活躍を勉強したい」と話していました。
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東海大三 春の選抜高校野球出場決まる
3月21日に開幕する春の選抜高校野球大会に茅野市にある東海大三高校の出場が24日、正式に決まりました。 24日の3時過ぎ、東海大三高校の小池直幸校長に大会選考委員会本部から出場決定の電話がありました。 東海大三の選抜への出場は15年振り3回目の出場となります。 部員数は1、2年生合わせて49人、このうち上伊那の選手が15人で8人がベンチ入りしています。 選抜出場の知らせを受けた選手たちは、甲子園出場を喜んでいました。 東海大三のバッテリーは、エースで南箕輪中出身の高井ジュリアン君、キャッチャーは東部中出身の原雄士君です。 東海大三は去年の秋季大会で地球環境を破り15年ぶりに優勝し、北信越大会では決勝戦に進みました。決勝戦では新潟の日本文理に惜しくも5対6で敗れ準優勝でした。 3月21日に開幕する第86回選抜高校野球大会には、21世紀枠を含む32校が出場することになっています。 組み合わせ抽選会は3月14日に行われることになっています。
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南部小オリンピック
南箕輪村の南部小学校で、全校児童がゲームなどを楽しむ南部小オリンピックが、23日に開かれました。 南部小オリンピックは、年に1回、冬の寒い時期のレクリエーションとして毎年開かれています。 191人の児童が28の縦割り班に分かれ、校内各所に設置されたブースでゲームを楽しみました。 児童会の運動委員会が主体となり行っていて、趣向を凝らした7つのゲームが用意されました。