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上伊那地域おもてなし向上分科会 目標示す
上伊那地域の観光サービスの向上を目的に今年度発足した、上伊那地域おもてなし向上分科会の今年度最後の会合が18日、伊那市のいなっせで開かれ、平成29年度の観光客満足度調査で「必ず再訪したい」を20%以上獲得する成果目標が示されました。 この日は、観光関係者や商工団体などでつくる委員6人が集まり、事業内容や取り組みについて話し合いました。 分科会では、平成29年度の観光客満足度調査で「必ず再訪したい」を20%以上獲得する成果目標が示されました。 これは、県が定める数値に準じたものです。 目標を達成するための具体的な事業内容は、観光案内広域連携事業、上伊那のおもてなし事例集の作成やツアーコンテストの実施、上伊那にまつわる検定の実施や、ボランティアガイドの養成支援です。 委員からは「検定合格者が活躍できる場を作ればおもてなしにつながるのでは」といった意見や、「もてなす側が地域の知らないことを知ろうという姿勢が大切。地域の人が動いて情報を発信すれば訪れた人は楽しみ方を知る機会が増える」といった意見が出ました。 事業は来年度から平成29年度まで実施する予定で、4月から徐々に実施していくということです。
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箕輪町上古田で農閑期利用し ほうき作り
箕輪町上古田の唐澤正成さん宅のハウスでは、農閑期を利用してのほうき作りが行われています。 作業をしているのは、上古田に住む70代から80代の農家5人です。 唐澤さんのハウスに集まり、12月から毎日作業をしています。 材料は、自分たちで育てて8月に収穫した「ほうき草」を使います。 現在84歳になる唐澤恒男さんが作り方を指導し、10年ほど前から毎年続けています。 作ったほうきは、知り合いに贈ったり、販売もしているということです。 ほうきの他に、町内の山で採ってきた竹を使ってびくも作っています。 このハウスは、稲の苗を育てるためのもので、作業は、農作業が始まる3月半ばまで続くということです。
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食料品や機械部品など物流回復へ
記録的な大雪の影響で一部の区間で通行止めとなっていた中央自動車道は上下線とも通行止め解除となりました。 中央道開通により食料品や機器部品など止まっていた物流が回復しはじめています。 中央道は、諏訪インターチェンジと八王子インターチェンジの上下線で17日夜、通行止めが解除されました。 伊那市狐島のAコープ伊那中央店では、17日まで品薄だった商品が今朝入荷し、店員が陳列していました。 特に、納豆や豆腐、牛乳などが品薄だったということです。 しかし、パン類については現在も品薄が続いています。 一方、自動車メーター表示パネルなどを製造している伊那市西箕輪の株式会社サカイヤ伊那工場では、本社の埼玉県川越市から荷物が4日ぶりに届きました。 18日は、昼過ぎにトラックが到着し倉庫へ部品や製品を積み下ろしていました。 サカイヤでは、部品などが届かず、業務に支障が出たということです。 伊那石油株式会社では、17日から灯油の在庫がなくなり、充分な供給ができていないということです。 伊那バスによりますと18日まで運休していた東京方面への高速バスは19日から通常運行するということです。 JR飯田線は、17日まで伊那松島から辰野間の運転を見合わせていましたが18日の朝から全線が通常運行しています。 上伊那の高校9校は、通常通り授業が行われました。
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信大農学部でジャムの販売
南箕輪村の信州大学農学部の学生が実習で作ったジャムの販売が18日から始まりました。 ジャムは教育実習の一環として栽培した果物を加工したものでりんごやイチゴ、ブルーベリーなど10種類です。 ジャムは信大農学部の生産品販売所で売られ、訪れた人たちが買い求めていました。 中には20個近く買っていく人もいました。 販売されているジャムは1瓶200g入りで合計およそ1万4千個が用意されています。 価格は種類別に330円から500円となっていてなくなり次第販売は終了となります。 ジャムは生産品販売所で平日の午前8時30分から午後5時まで販売されています。 信大農学部では「添加物を使っていないので安心して食べてもらえる。多くの方に味わってもらいたい」と話していました。
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南箕輪村の日 制定記念給食
2月18日の、南箕輪村日に合わせ、村内の保育園と小学校で制定記念のメニューが昼に出されました。 18日は、村内すべての保育園と小学校で統一メニューが出されました。 このうち南箕輪村の南部小学校では、全校児童がランチルームに集まりました。 メニューは、きびご飯に、地元産の野菜を使った味噌汁、南箕輪村のイメージキャラクターまっくんの形に作ったまっくんむしなどです。 このメニューは、村内の学校栄養職員3人が村らしさの給食を制定の日につくろうと企画したものです。 中でも、まっくんむしは手間ひまかけ作ったということです。 胴体の肉団子のまわりにコーンをつけ、目は小豆にしました。 児童たちからは美味しいと好評でした。 中には、まっくんむしを最後まで大事に食べないで残している児童もいました。 途中、まっくんも登場し、子どもたちは質問をしたりしていました。 村では、16日に予定していた村の日制定記念式典について現在、日程調整をして開催したいとしています。
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伊那広域シルバー人材センター 会員作品展示会
伊那市西町の伊那広域シルバー人材センターで会員による作品展示会が開かれています。 会場には、手芸作品や写真など、会員35人の作品100点が並んでいます。 展示会は、会員同士の発表と交流の場を設けようと21年前から毎年開かれています。 職員によりますと、今年は雪の影響で、出展数が例年の半数程しかなく、訪れる人も例年と比べて少ないので、多くの人に訪れてもらいたいということです。 展示会は、20日木曜日まで、伊那広域シルバー人材センターで開かれています。
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確定申告で復興特別所得税も申告
17日から平成25年分の確定申告が始まりました。 平成25年分から復興特別所得税を所得税と併せて申告することになっています。 伊那税務署の申告会場となっている伊那市のいなっせには多くの人が訪れ申告を済ませていました。 確定申告は農家や自営業者、年収が2千万円を超えるサラリーマンなどが対象となっています。 平成25年分からは、基本所得税額の2.1%を復興特別所得税として申告することになっています。 復興特別所得税は東日本大震災の被災者救援にあてられるもので平成49年までの所得に適用されます。 所得税、贈与税の確定申告は3月17日まで伊那市のいなっせで受付が行われています。
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飯田線活性化へ3月に同盟会設立総会
上下伊那の自治体や経済団体と県によるJR飯田線活性化期成同盟会の発起人会が17日、駒ヶ根市で開かれました。 同盟会は伊那市や飯田市など上下伊那の自治体や各商工会議所、観光団体また県などで構成されています。 17日の発起人会は冒頭のみ公開されました。 同盟会は去年9月に設立総会が開かれる予定でしたが、各団体の調整を図るなかで今年3月にずれこむかたちとなりました。 発起人会では、設立総会を3月28日とすることや同盟会の構成団体などが確認されました。 同盟会ではリニア開業を見据え飯田線による広域的な地域振興について協議していくとしています。
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長時間保育の料金改定を答申
南箕輪村保育料審議委員会は保育園の長時間保育の料金改定について17日、唐木一直村長に答申しました。 17日は金井健委員長が村役場を訪れ唐木村長に答申書を手渡しました。 答申では午後7時までの長時間保育で最も人数の多い1か月4,750円が、新たに設けられた午後6時までで2,850円となります。 また長時間保育の一時的な申請については1日一律500円だったものを30分あたり200円、上限を1,000円としています。 この料金改定は4月から適用されます。
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JR飯田線運休区間に代行バス
週末の大雪で乱れていた交通機関はJR飯田線で一部運行が再開されたほか中央道も通行止めの解除が進んでいます。 JR飯田線は箕輪町の伊那松島駅から飯田市の天竜峡駅の区間で折り返し運転が行われました。 ただ伊那松島駅から辰野駅までは17日も終日運転を見合わせたためJR東海では代行バスの運転を行いました。 朝、伊那松島駅では通勤や通学で電車を利用している人たちがJRの職員に運行状況などを確認していました。 代行バスは1時間に1本ほどの運転となり八十二銀行箕輪支店付近からの乗り降りとなりました。 上伊那の高校9校は、高遠高校と駒ヶ根工業高校が通常通り授業を行い赤穂高校は午後から休校、それ以外の6校は朝から休校となりました。 伊那市、箕輪町、南箕輪村の小中学校と伊那養護学校は通常通り授業が行われました。 JR東海では午後4時現在伊那松島駅から辰野駅間など運休となっている区間について18日の再開に向け除雪や点検作業を進めています。 中央道は諏訪インターチェンジから岐阜方面が朝から上下線ともまた長野自動車道は午後から全線通行可能となっています。 午後4時現在、諏訪インターチェンジから八王子インターチェンジまでの間が上下線とも通行止めとなっています。 高速バスは名古屋方面の一部の便を除き全て運休しました。 伊那バスでは18日も新宿方面は運休それ以外は通常運転する予定です。
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調理員ノロウイルス感染 東部中給食中止
伊那市の東部中学校は、給食調理員のノロウイルス感染が判明したため、17日給食を中止しました。 市教育委員会によりますと、ノロウイルスに感染したのは、給食の調理員1人で、きのう本人が病院に行き診察を受けたところ、感染が判明したということです。 この日、学校は給食を中止して各家庭から弁当を持参し、給食室の消毒作業をするなどの対応をとりました。 東部中学校と市教育委員会によりますと、他の職員や生徒への感染は確認されていないということです。 給食は、18日から再開することになっています。
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就活セミナー 企業が回答
来年春に大学や専門学校を卒業する学生を対象にした就活セミナーが17日、伊那市のいなっせで開かれました。 この催しは、伊那職業安定協会が、地元での就職を希望する学生と、人材を求める事業所の接点を作ろうと開かれました。 今年は新たな企画として、グループに分かれて学生が人事担当者に就活について相談する時間が設けられ、学生は15人、企業からも15人が参加していました。 学生の関翔太さんは、「コミュニケーションを取ることが好きですがコミュニケーション能力は必要か」と質問していました。 駒ヶ根市のナパック株式会社の中山万宝管理部長は「コミュニケーションは非常に大事。報連相は特に大事、報告、連絡、相談は先輩たちにきちんとしなくてはいけない」と話していました。 また学生の春日望さんは、「学校では簿記や秘書検定など資格を取っておくことは就職に有利と言いますが、どの資格が本当に必要なのか?」と尋ねていました。 これに対してアルプス中央信用金庫の酒井重三人事課長は、「簿記はあった方が良い。しかし実際は応用が必要になる。自分から積極的に勉強したいと思う資格の所得を目指してほしい」と話していました。 企業人事担当者からは、「履歴書は型にはまったものを記入するのではなく、自分をアピールする事を心がけるとよい」などとアドバイスしていました。 セミナーのあと開かれた、上伊那地区企業説明会には去年より1社多い47社。学生は69人が参加しました。
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西箕輪保育園園児にプレゼント
いーな雑穀ネットワークや伊那地域アマランサス研究会は、アマランサス絵画作品展に応募した、伊那市の西箕輪保育園園児に17日、らくがき帳をプレゼントしました。 この日はアマランサス研究会の根本和洋研究部会会長ら4人が保育園を訪れ、年長園児ひとりひとりに手渡しました。 作品展は、研究会などが幼い頃から雑穀に親しみ、関心を持ってもらおうと開いているものです。 西箕輪保育園ではアマランサスの種をまき、育てた様子を年長、年中園児が描き、104点応募しました。 研究会の根本さんは、「アマランサスはとても栄養価の高い食べ物です。しっかり食べて、アマランサスのように大きくなってください」と話していました。 園児はプレゼントのお礼に歌を歌っていました
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伊那市上牧里山づくり ソリ遊び楽しむ
伊那市上牧の住民で取り組んでいる「上牧里山づくり」の活動で整備した林で16日、ソリ滑りが行われました。 これは、子ども達に昔ながらのソリ遊びを楽しんでもらおうと、上牧区が企画したものです。 この日は、住民およそ50人が、整備されたコースを滑りました。 全長500メートルのコースは、去年の春に住民が松くい虫被害にあった赤マツを伐採し整備しました。 また、今回はプラスチックのソリと昔ながらの木材のソリを比べてもらおうと、上牧在住の宮原勝さんがアカシヤやサクラの間伐材を使って手作りのソリを用意しました。 子どもたちは、何度もコースを滑りながら、現代と昔のソリの違いを楽しんでいました。 上牧区では、里山を活用してウォーキングや自然観察を行っていて、今後は史跡巡りなどを計画しているということです。
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大雪から一夜明け 道路 鉄道で混乱続く
15日まで降り続いた大雪は峠を越えましたが、鉄道や道路で混乱が続いています。 16日の伊那地域は、晴れ間が広がり午前中は、いたる所で雪かきをする人の姿が見られました。 天竜川と三峰川合流地点の雪捨て場では軽トラックに積んだ道路の雪を降ろしている人もいました。 交通機関は、15日に引き続き交通機関は、JR飯田線が終日運転を見合わせました。 高速道路も、午後3時現在、飯田、高井戸間で上下線が通行止めとなっていて、この影響で中央高速バスは、すべてが運休となりました。 また、各地の店舗では、食料品が届かず、品薄状態となった商品がありました。 伊那市のベルシャイン伊那店では、14日から納豆や麺類が欠品となりました。 パン類も品薄状態となっていましたが、16日の午前から少しずつ入荷が再開したということです。 食料品担当者は、「被害が大きく驚いている。状況は回復傾向にあるので、今後もしっかりと対応していきたい」と話していました。 16日に入り、伊那市、箕輪町、南箕輪村に新しい被害の情報は午後3時現在、寄せられていません。 一方伊那スキーリゾートには多くの人が訪れていました。 スキーヤーやスノーボーダーたちがパウダースノーを楽しんでいました。 長野地方気象台では、19日にも雪が降ると予想していてなだれや農業施設の損壊などに注意するよう呼び掛けています。
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伊那市消防団音楽隊定期演奏会
伊那市消防団音楽隊による定期演奏会が16日、伊那市の伊那文化会館で開かれました。 定期演奏会は、音楽を通して防火意識などを高めてもらおうと開かれていて、今年で3回目です。 16日は、テレビの主題歌やアニメソングなどが披露され、会場にはおよそ800人が訪れ演奏を楽しんでいました。 伊那市消防団音楽隊は、現在33人が所属していて、高齢者施設やイベントなどで演奏をしています。 演奏の途中では、駒ケ根市を拠点に活動する劇団サムライナッツの寸劇も披露されました。 また、人気アニメキャラクターも登場したり、手遊びを交えた歌を会場全体で歌うなど、子どもからお年寄りまで楽しめるステージとなっていました。
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記録的豪雪 伊那63.5センチ
前線を伴った低気圧の影響で、伊那地域は14日の降り始めから15日午前11時までに、63.5センチの降雪を観測しました。 飯田市では、これまでの記録を25センチ上回る81センチの積雪があり、記録的な大雪となっています。 伊那消防署によりますと、降り始めの14日午前6時半から15日午前11時までに63.5センチの降雪を観測したということです。 伊那合同庁舎では、55センチの積雪を記録しました。 この雪で、交通機関などに影響が出ています。 午後4時現在、県内の高速道路はほとんどの区間で全面通行止めとなっています。 小黒川パーキングエリアでは、長距離トラックおよそ30台が足止め状態となり、ドライバーは困惑した様子でした。 高速道路が通行止めになった影響で、高速バスは全線運休となりました。 JR飯田線は、線路上に雪が降り積もり終日運休となりました。 国道361号の伊那市中の原から木曽町までの区間は、午前6時半から正午まで通行止めとなりました。 伊那消防署によりますと、伊那市内の70代の男性が15日午前8時50分頃屋根の雪おろし中に転落しけがをするなど、降り始めから15日午後4時までに4人が病院に搬送されているということです。 伊那市は午前9時に災害警戒本部を設置しました。 災害警戒本部が設置されたのは、平成18年7月の豪雨災害以来です。 部長級の職員や消防署員など20人が集まり、現状報告や今後の対応について話し合っていました。 警戒本部は、降雪が峠を越えたため、正午に解散しています。 他に、南箕輪村できょうとあすの2日間の日程で開かれることになっていた村の日制定記念式典は延期となっています。
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洋らんの展示会 大雪のため会期1日延長
春の訪れを告げる洋らんの展示会が15日から箕輪町富田のガーデン和らぎで始まりました。 会期は、大雪のため一日延長し、17日までとなっています。 会場には、270鉢、40種類の洋らんが並んでいます。 展示会は、町内外の愛好家で作る洋らんの花を咲かせる会が一年間の成果の発表の場として毎年開いているものです。 中には、会独自で交配をさせた品種もあります。 会では、「今年は寒さで展示会に合わせて花を咲かせるのに苦労した。会員が一年間努力して咲かせた花を見てほしい」と話していました。 会期は16日までの予定でしたが、大雪の影響で見に来られなかった人たちのために、一日延長します。 洋らんの花を咲かせる会の展示会は17日月曜日まで、箕輪町富田のガーデン和らぎで開かれています。 それでは天気予報です。
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ペタッと貼ってピタッと飲酒運転根絶を
伊那警察署と伊那交通安全協会は、飲酒運転根絶を啓発するシールをつくり、13日伊那飲食店組合に手渡しました。 シールは、台紙からはがし簡単に衣服にはりつけることができます。 これまでバッジやワッペンなどで啓発してきましたが、より使いやすく、効果的なものをとシール式にしました。 13日は、伊那警察署で贈呈式があり、伊那飲食店組合の林孝司組合長に3,000枚が手渡されました。 組合には、伊那市と南箕輪村の305店舗が加盟していて、1店舗あたり10枚ほどが配られます。 これは、ハンドルキーパー運動の一環で、シール式による啓発は県内でも珍しい取り組みだということです。 伊那警察署管内の飲酒運転による交通事故は増加傾向にあるということで伊那署では、効果に期待しています。
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親子で科学の楽しさに触れる
工作を通して科学の楽しさに触れる科学のおはなし会が9日、箕輪町地域交流センターで開かれました。 この催しは理科離れしている児童に科学の楽しさを知ってもらおうと箕輪町図書館が開いたもので会場には22組およそ70人の親子が訪れました。 講師は科学の楽しさを伝える活動をしているNPO法人ガリレオ工房の土井美香子さんが務めました。 風船を使って音の振動を感じる実験では子どもたちが風船に耳をあて、音が伝わる仕組みを学んでいました。 他に紙コップと糸を使い音が伝わる実験も行われ、参加した親子が楽しみながら科学に触れていました。 箕輪町図書館では科学の楽しさを知り、それらの本を読むきっかけにしてもらいたい。」と話していました。
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一水十日会展 はじまる
伊那谷在住の一水会展出品者でつくる一水十日会の作品展が14日から伊那市西春近のかんてんぱぱホールで始まりました。 会期は27日までとなっています。 会場には、去年の一水会に出品した42作品が並んでいます。 100号の大作が22点、小品が20点です。 一水会は、昭和11年、西洋絵画伝統の写実を守り、技術を重んじる芸術を目指そうと設立された団体です。 一水十日会は、その一水会展に出品経験のある11人が所属していて、作品展は今回で5回目。 県内の風景画を中心に写実的な作品が並んでいます。 一水十日会展は、27日までかんてんぱぱホールで開かれています。
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公立高校前期選抜 合格発表
公立高校の前期選抜試験の合格発表が14日県内一斉に行われ、全日制では、4,318人にひと足早い春が訪れました。 このうち多部・単位制の箕輪進修高校では午後1時に校舎前に合格者の受験番号が張り出されると保護者が子や孫の番号を確認していました。 受験生は、それぞれの中学校で合否を確認したということです。 箕輪進修高校の前期選抜は、普通1部、2部、3部、工業1部で行われ108人が受験し65人が合格しました。 前期選抜試験は定時制・多部単位制も含め県内76校で実施され7,153人が受験し4,569人が合格しました。 上伊那では、7校で実施され655人が受験し404人が合格しました。 後期選抜は3月11日に試験が行われることになっています。
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遠照寺で「水行」
伊那市高遠町山室の遠照寺で、水をあびて身を清める修行「水行」が14日極寒の中行われました。 遠照寺の松井教一住職の長男で、副住職の松井大歩上人ら9人が水行をしました。 松井大歩上人は、修行が厳しいことで有名な千葉県の遠寿院で100日間にわたる大荒行を終え、今日遠照寺で帰山報告をしました。 遠寿院では、午前3時起床、午前0時就寝で、その間に7回水行を行ったということです。 松井さんの足は、きびしい修行のあとを物語っています。 遠照寺での水行は、修行の締めくくりとして行われたもので、水温3度の水を20回ほどかぶります。 松井さんのほかの8人は、遠寿院で100日間の修行をともにした全国各地の僧侶たちです。 遠照寺には、檀家らがつめかけ、極寒の中行われた水行を見守っていました。
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また大雪 交通機関に乱れ
上伊那地域に降っている雪は、14日夜から15日の昼前にかけて降り続く見込みで、多いところで40センチの積雪が予想されています。 交通機関にも乱れが出ています。 気象台は、午前10時50分に大雪警報を中部と南部に出しました。 この雪の影響で、上伊那の高校は、すべて午前中で授業を終えました。 伊那小学校、西春近北小学校、高遠小学校、高遠中学校、箕輪町の北小を除く4小学校は下校時刻を早めました。 この雪の影響で交通機関にも乱れが出ています。 JR飯田線にも遅れが出て、下校途中の高校生などに影響がありました。 辰野発午後5時20分飯田行きと飯田発午後5時44分辰野行き以降は上下線とも運休となっています。 伊那市駅では、多くの高校生たちが足止めとなっていました。 JR中央線の特急あずさとスーパーあずさは、上り下りとも運休となっています。 中央自動車道は、午後4時半現在、上りは、諏訪インターチェンジと須玉インターチェンジ間が、下りは、小淵沢インターチェンジと諏訪インターチェンジの間が雪と事故のため通行止めとなっていて、高速バスは、名古屋線を除き午後の便から運休となっています。 長野道は、午後5時現在、安曇野インターチェンジと更埴インターチェンジの間が上下線とも通行止めです。 消防によりますと、午後4時現在3人が転倒などによりけがをしたということです。 JA上伊那では、果樹の支柱の点検や補強をするとともに、パイプハウスのビニールを取り外すよう注意を呼びかけています。 また、伊那文化会館では、あす予定していた行事を中止としました。 中止になったのは開館25周年記念事業の中村不折講演会です。 降雪により東京都在住の講師の交通手段が確保できないため、中止となりました。 文化会館では「楽しみにしていた皆様には大変申し訳ありません。」とコメントしています。
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上伊那猟友会 たかずやの里に100万円寄付
上伊那猟友会は児童養護施設たかずやの里の新築費用に役立ててもらおうと、14日100万円を寄付しました。 この日は、上伊郡猟友会の竹入正一会長ら4人が伊那市役所を訪れ、伊那猟友会の牧田文男会長、高遠猟友会の山田勉会長、長谷猟友会の北原幸彦会長の3人が、白鳥孝市長に100万円を手渡しました。 上伊那猟友会は、高遠長谷地区を主な拠点に野生の有害鳥獣の駆除活動などを行っています。 2年前から、上伊那に10支部ある猟友会の会員600人に声をかけ、寄付を募ってきました。 北原会長は「施設が移転しても子ども達が今までと同じような生活が送れるように、少しでも手助けしたいという気持ちです」と話していました。
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第42回伊那まつり テーマ「集」
今年の第42回伊那まつりは、8月2日3日の2日間、「集(つどえ)」をテーマに行われます。 14日は、伊那市役所で第42回伊那まつり実行委員会が開かれ、およそ40人が出席しました。 今年の第42回伊那まつりは、市民おどりとおまつり広場を8月2日(土)に、花火大会と市役所駐車場で行う遊ingビレッジを3日(日)とし、テーマは「集(つどえ)」とする方針が示され、了承されました。 テーマは、「市民みんなが集い、エネルギッシュに祭りを楽しむこと」 「第50回に向けて、伝統と文化を継承しさらに発展させ新しい時代の魅力ある伊那まつりを目指す」との意味が込められています。 市民おどりは例年通り、伊那節・勘太郎月夜唄とダンシングオンザロードの時間を分けずに実施することなどが決まりました。 この日の実行委員会で了承された案は21日の伊那まつり委員会で報告され、正式に決定されます。
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サンライフ伊那 今後の市の対応、利用者が大筋で了承
伊那市が、老朽化のため平成28年3月に閉鎖する事を決めた西春近のサンライフ伊那について、13日の利用者説明会で市側が今後の対応について修正案を示し、大筋で了承されました。 伊那市は平成28年3月31日をもってサンライフ伊那を閉鎖するとしていますが、閉鎖後の施設について、解体を含めた処分の方法については地元と協議するとしました。 13日の利用者説明会で、今後の対応について市が説明しました。 利用者の意見を踏まえ修正されたのは、▽現在21ある講座は来年度前期までとしていましたが後期まで実施する事▽受講料は値上げせず、これまでの、6か月20回で5千円を据え置く事などです。 市側は、閉鎖後の新たな学習場所として既存の体育館や公民館などをあげていますが、講座ごとに相談しながら順次決定するとしています。 利用者からは、「新たな学習場所を責任をもって探してほしい」「自主サークルとして活動するにはどのくらいの費用が掛かるのか、資料を提示してほしい」などの意見が出されました。 市は、今回の意見を反映させ、さらに具体的な対応を明記した文書を利用者に示し、合意に向けた協議を進めていくとしています。 この問題を巡っては、市が示している、サンライフ伊那、女性プラザ伊那、勤労青少年ホームの閉鎖・解体の方針について、施設利用者から、反対や詳しい説明を求める声が上がっていました。
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南箕輪村北部保育園 雛人形の飾りつけ
南箕輪村の北部保育園の園児は13日、来月の桃の節句に向けて雛人形の飾りつけをしました。 未満児から年長園児がリズム室に集まり、雛人形の飾りつけをしました。 3月3日には雛祭りをする予定で、ちらし寿司を食べてお祝いするという事です。
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箕輪町まちづくり基本条例説明会
箕輪町は、まちづくり基本条例の策定に向けた住民説明会を、12日夜、地域交流センターで開きました。 12日は、初めて条例案の説明会が開かれ、住民13人が出席しました。 去年8月から10回に渡り、条例案について検討してきた委員会から、説明がありました。 条例は、●まちづくりの基本理念や●権利と責務、●町政運営の基本原則などを定めたものです。 基本理念は、●まちづくりは箕輪町に住み、また活動する全てのものにより担われること。●個性豊かで多彩なまちづくりが推進され、相互の協働が活発に行われることなどを挙げています。 まちづくり基本条例は、全国では250を超える市町村で制定されていて、箕輪町の特徴は、安全安心な生活環境の確保や、災害発生時の対応などが取り入れられている点だということです。 説明会では、住民から、「解説書を作るなど、子供や、新たに引っ越してきた人にも理解してもらえるような対応を考えて欲しい」などの意見が出されていました。 説明会は、15日(土)にも、地域交流センターで開かれる予定です。 条例は、6月の策定を目指します。
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とことこイーナちゃん 園児が組み立て
伊那市の製造業がタッグを組んで商品開発している、市のイメージキャラクターイーナちゃんのプラモデルを、今日、富県保育園の園児が組み立てました。 13日は、プラモデルの設計を手がけた、(有)スワニーの橋爪 良博社長らが、商品を持って保育園を訪れました。 この春販売を目指すイーナちゃんのプラモデル。 5歳程度のこどもでも組み立てを楽しめるかどうか、実際に子どもたちに体験してもらい確認したいと、スワニーが保育園に協力を呼びかけました。 子どもたちは、橋爪社長らからアドバイスをもらったり、取扱説明書を見ながら、イーナちゃんを組み立てていました。 このイーナちゃんのプラモデル「とことこイーナちゃん」は、市内の7つの企業が協力して、設計から完成までを手がけています。 とことこイーナちゃんは、左右の足が違う重さになっていて、斜面におくと歩き出すのが特徴です。 子どもたちは、完成品させると早速遊んでいました。 スワニーでは、子ども達が組み立てる様子を見て、取り扱い説明書に工夫が必要と感じたということで、商品改良に生かしたいとしています。 とことこイーナちゃんは、22日に開かれる製造業ご当地お土産プロジェクトのシンポジウムで、300個ほど先行販売する予定です。 また、春の観光シーズンには、市内のスーパーや上伊那のサービスエリアなどで販売したい考えです。