-
みはらしファームで福豆まき
あすの節分を前に一足早い豆まきが2日伊那市西箕輪のみはらしファームで行われました。 農業の敵として、原子力発電所の鬼や台風の鬼などが登場し、訪れた人たちが豆を投げてやっつけました。 みはらしファーム関係者による福豆まきでは、とれたて市場で販売している農産物加工品や野菜がもらえるものが混じっていて、多くの人が手をのばしていました。
-
方言カレンダーを紙芝居で
伊那市美篶青島の矢島信之さんは、伊那谷の方言を集めたカレンダーを紙芝居で2日に演じました。 カレンダーは、1月から12月まであり、その季節に応じた方言が盛り込まれています。 南箕輪村の太田光子さんがつくりました。 矢島さんは、このカレンダーを広く知ってもらおうと紙芝居で演じました。 長靴にハンチング姿で登場した矢島さん。 2日は、青島地区の天神様の行事があり、交流センターには、小学生とその保護者が紙芝居を見ました。 トークロは、ゲンゴロウ、ハソンは、修繕することなどと演じ、方言や道具を実物を使って子どもたちに説明していました。 矢島さんは、機会があれば敬老会でお年よりにも見てもらいたいと話していました。
-
高遠伝統のだるま市 11日に開催
今月11日に伊那市高遠町でだるま市が開かれます。 名物の人形飾りは、今年7体が登場する予定です。 伊那市高遠町の春日医院では、地域を盛り上げようと去年から人形飾りづくりを行っています。 今年制作しているのは、去年流行語大賞となった「おもてなし」をテーマにした6体のだるまです。 小さいものが5体と大きいものが1体で、かごを骨組みにして制作しました。 春日医院では、休日などを使い職員総出で制作しています。 見よう見まねで初めて参加した去年よりも楽しく協力して制作できていると話します。
-
高遠高校芸術コース音楽専攻 卒業定期演奏会
高遠高校芸術コース音楽専攻の卒業定期演奏会が26日伊那市高遠町の信州高遠美術館で開かれました。 演奏会には、音楽専攻の生徒19人の他、合唱団に所属する生徒やOBなども出演しました。 高遠高校芸術コースは、毎年この時期に定期演奏会を開いていて、一年間の学習の成果を披露しています。 会場には保護者やOBなど160人が訪れ、生徒の演奏に耳を傾けました。 音楽専攻の生徒全員と有志が所属する合唱団の発表では、混声四部合唱を披露しました。 ある3年生は、「3年間のまとめとして、精いっぱいパフォーマンスをがんばりました」と話していました。
-
4月上旬の気温 13.7度
1日の伊那地域は、午後から気温が上がり、最高気温は4月上旬並みの13.7度と今シーズン1番の暖かさとなりました。 長野地方気象台によりますと、この暖かさはあさってまでで、5日水曜日からは冬型の気圧配置となり、冷え込む日が続くとみています。
-
飯舘村の住民の話を聞く集い
東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故で、高濃度汚染地域として全村避難している福島県飯舘村の住民の話を聞く集いが1日、南箕輪村公民館で開かれました。 これは、脱原発などを訴える「さよなら原発上伊那の会」が開いたもので、住民およそ100人が集まりました。 飯舘村は、福島第一原発から20キロ圏内にあり、県内外に3,200世帯7,000人程が避難するなど全村避難が続いています。 会のメンバーが被災地を訪れた際に知り合った飯舘村の村議会議員佐藤八郎さんと、福島市在住でボランティアを行っている佐藤真紀さんが話をしました。 佐藤八郎さんは、原発事故により今なお苦しむ住民の思いについて訴えかけました。 震災後東京から帰省し、仮設住宅で2,000人以上の被災者にマッサージを通じた心と体のケアを行っている佐藤真紀さんは、住民との会話で学んだ「人を思いやることの大切さ」について話しました。 震災後、福島県から伊那市高遠町に避難している大井友継さんは「自分の生活を何とかしようという思いでやっているが、久しく忘れていた気持ちを思い出した。地域コミュニティの大切さについて再確認した」と感想を述べていました。 さよなら原発上伊那の会では、3月9日に脱原発を訴えるデモ行進を行う考えです。
-
伊那北高校理数科の生徒による課題研究発表会
伊那市の伊那北高校理数科の生徒による課題研究発表会が1日、同窓会館で開かれました。 1日は、理数科の2年生40人が、去年4月から取り組んできた課題について発表しました。 今年で20回目となる発表会には、在校生や来年度入学を希望する中学生などが集まりました。 生徒らは、10のグループに別れ、夏休みや放課後を使って研究してきました。 スクリーンや実験器具を使いながら与えられた10分の中で発表していました。 ある班は、振り子の先にもう1つの振り子を付けた「二重振り子」の不規則な運動についての研究結果を発表しました。 生徒らは「コンピューター上でのシミュレーションと実際に行った実験の違いに驚いた。振り子の運動について少しでも理解できてよかった」と話していました。 澤井淳校長は「身近な生活の中に大きなヒントがある。知識と感性を磨いて今後の人生に活かしていってほしい」と話していました。
-
生協宅幼老所あがっといで 竣工
伊那市西箕輪上戸に完成した生協宅幼老所あがっといでの竣工記念式典が1日行われました。 式典には地域住民など50人が集まり、テープカットで竣工を祝いました。 施設は民家を改修したもので、木造二階建て。 宅幼老所として使用する1階には、機能訓練室や静養室などがあり、風呂も備わっています。 吹き抜けの食堂はキッチンと対面式になっていて、暖炉があります。 2階は職員の控室などに使われます。 総事業費は1,700万円で、そのうち500万円を市の補助金で賄っています。 定員は10人で、通所介護のほか、子どもの一時預かりも行います。 営業時間は午前8時30分から午後5時までで、土日やお盆、年末年始は定休日になっています。 上伊那医療生活協同組合の小林伸陽理事長は、「この施設を中心に地域のみなさんとの連携を深めていきたい」と話していました。
-
全中スケートでもワンツー狙う東部中
2月1日から長野市で開かれる全国中学校スケート大会に伊那市の東部中から3人が出場します。 3年の松本芽衣さんは、県大会1,000メートルで優勝しました。 松本さんは、500メートルと1,000メートルに出場します。 3年生の平澤春佳さんは、県大会1,000メートルで準優勝、500メートルで優勝しています。 平澤さんは、松本さんと同じく500メートルと1,000メートルに出場します。 1,000メートルでワンツーフィニッシを決めた2人は、最大のライバルです。 1年生の松本竜弥くんは、県大会3,000メートルで18位でした。 松本芽衣さんの弟です。 県大会各種目20位以内が全国大会に出場できます。 松本くんは、1,500メートルと3,000メートルに出場します。 3人は、宮田村出身で元オリンピック選手の新谷志保美さんから指導を受けています。 きのうは、伊那市の久保村清一教育長の激励を受け、大会での健闘を誓っていました。 全国中学校スケート大会は、2月1日から4日まで長野市のエムウェーブで開かれます。
-
南アルプスと伊那山地、その神秘と魅力
伊那ビデオクラブが2月の伊那映像祭で上映する作品「南アルプスと伊那山地、その神秘と魅力」が完成し、30日に試写会が開かれました。 今年南アルプスが国立公園指定から50年の節目を迎え、ジオパーク全国大会も予定されていることから、その魅力やなりたちを25分にまとめました。 伊那市世界自然遺産登録推進室の藤井利衣子さんの協力を得て、会員20人が役割分担して共同制作しました。 地域の行政や関係機関の協力で、空撮やコンピューターグラフィックを駆使して構成しています。 試写会には、ビデオクラブ会員や中央構造線に詳しい人などが参加し、字幕やナレーションの修正点などを指摘しあっていました。 作品は、修正を加え、2月23日にいなっせで開かれる映像祭で公開されます。 伊那ビデオクラブは、今年結成21年目で、映像祭は、活動の集大成の場として、平成19年に第一回目を開き今回で6回目となります。 クラブでは、「南アルプスの景観のすばらしさを映像を通して再認識してもらうことも狙いの一つ」と話しています。
-
伊那北英語部 準優勝を報告
去年12月の全国高校生英語ディベート大会で準優勝した伊那北高校の英語部は、30日に白鳥孝伊那市長を表敬訪問しました。 そろいのユニフォームで市役所を訪れたのは、伊那北高校英語部の2年生9人です。 全員が英語で自己紹介をすると、白鳥市長と久保村教育長は、「すばらしい」と拍手で応えていました。 伊那北英語部は、11月の県大会で優勝と3位になりましたが、大会規定で1チームのみ全国大会への出場となりました。 12月に松本市で開かれた全国大会では、優勝は神戸女学院高校で伊那北は並み居る進学校をおさえての準優勝でした。 ディベートのテーマは、農業政策について。 白鳥市長は、「農業がテーマだったのは何かの縁。伊那谷は農業するのに最高の場所。みなさんが大学に行っても日本一の地域ということをまわりにPRしてほしい」と喜んでいました。 2年生は、これから受験勉強に集中するといことで、部活は、今の1年生12人に引き継がれます。
-
小中学生の携帯電話所持増 中学生は2割
伊那市の小中学生の携帯電話を持っている割合は、4年前に比べて増加していて中学生の約2割が自分専用のものを持っていることがわかりました。 さらに、インターネットで知り合った相手と実際に会ったことのある小中学生がいることもわかりました。 31日開かれた伊那市教育委員会の1月定例会でアンケート結果が報告されました。 アンケートは、平成25年11月から12月にかけて、市内の15の小学5・6年生1,306人と6つの中学校の全ての生徒1,927人を対象に行われました。 4年前に行ったアンケートと比べ、小学生と中学1年生の所持率が特に増加していて、低年齢化が進んでいます。 さらに中学生全体の2割が自分専用の携帯電話を持っています。 保護者との約束事については、約束がないと回答した小学生は4割近くにのぼり、中学生では、4割を超えていてともに前回より増えています。 有害サイトへのアクセスを制限するフィルタリング機能の使用については、中学生の使用率が大幅に減少していて、わからないと回答している小中学生の割合は6割を超えています。 さらに、インターネットで知り合った人と実際にあったことがあると回答した児童・生徒は、小学生で1.2パーセント16人、中学生は、3.2パーセント58人ありました。 特に中学生は、県の調査に比べ2倍となっています。 これを受け松田泰俊教育委員長は、「ものすごい勢いで携帯電話がおおいかぶさってきている。深刻に受け止め、具体的な個別指導で1人1人のカルテを作っていっそう対策に力を注いでもらいたい」と述べました。 久保村清一教育長は、「中学校への240台のタブレットを予算要求しているが、これを機会に注意喚起していきたい」と述べました。 委員からも「使用のルールやフィルタリングの必要性など学校を通じて保護者に啓発してもらいたい」と対応を求める意見がありました。
-
南箕輪村いずみ苑 改築工事終了
防災施設として改築工事が行われていた南箕輪村大泉の農業集落排水施設いずみ苑の工事が終了し、30日、唐木一直村長らが、現地を視察しました。 改築工事が完了したいずみ苑に30日、村の理事者など関係者が訪れ、視察しました。 いずみ苑は、大泉・大芝・北原の一部の下水処理を行ってきた農業集落排水施設です。 施設が老朽化していたことや、年間1,500万円の経費節減につながることなどから、これまで処理していたものを村の公共下水終末施設に統合し一本化して処理することになりました。 それに伴い、施設を改修し、防災備蓄倉庫や防水タンクを備えた防災施設として、また、郷土資料の保管場所として活用することにしました。 1階部分は、これまで分散して管理していた郷土資料の保管庫に、地下部分の、汚泥貯留槽は防火水槽として活用します。施設の外にあるタンクも防火水槽として活用していきます。 施設ののべ床面積は343平方メートルで、改築費用はおよそ3,800万円ということです。 2月13日には、村議会議員も視察を行うことになっています。 施設の供用開始は4月1日を予定しています。
-
12月月間有効求人倍率0.97倍 5か月連続上昇
上伊那の去年12月の月間有効求人倍率は0.97倍で11月から0.02ポイント上昇し、5か月連続の上昇となっています。 ハローワーク伊那によりますと、新規求人数は前の年の同じ月を0.5%上回る1,043人でした。 新規求職者数は、前の年の同じ月を9.8%下回る626人でした。 これにより、去年12月の月間有効求人倍率は、11月を0.02ポイント上回る0.97倍でした。 ハローワーク伊那によりますと、季節関連のサービス業の求人が増えたことが、有効求人倍率の上昇の主な要因の1つだということです。 また、長野県全体の有効求人倍率は、5年5か月ぶりに1.00倍に達しました。 ハローワーク伊那では、「全国や県内の倍率と比べて管内はやや低いが、徐々に上がってきていて、景気回復の傾向にある」ということです。 雇用情勢については、「一部に厳しさが見られるものの、緩やかに持ち直している」として、前月から上方修正しました。 一方、新規高卒者の求職者数は357人に対し、求人数は372人で求人倍率は、1.04倍となっています。 また、内定率は前の年の同じ月より3.0ポイント上昇し、88.5%となっています。 ハローワーク伊那では、「個別に面談を行い、求職者と求人のミスマッチがなくなるように個別に開拓していきたい」と話していました。
-
西箕輪産の焼酎と酒 試飲会
伊那市西箕輪産のサツマイモを原料とする焼酎と、米を原料とする日本酒の試飲会が、29日夜、伊那市のJA上伊那西箕輪支所で開かれました。 29日夜は、去年12月に完成した芋焼酎「権兵衛魂(ごんべえだましい)」と、生原酒「第六天(だいろくでん)」が用意されました。 試飲会は、西箕輪焼酎芋生産組合が、新酒の完成と消費拡大を目指してはじめて開きました。 権兵衛魂は、権兵衛トンネルの開通に合わせて、8年前から西箕輪産のイモを使って生産されています。 焼酎は、720ミリリットル入りで、1250円となっています。 また、お披露目された日本酒は、組合長の鈴木 光市さんが、西箕輪で生産した酒米美山錦をつかって今年初めて作ったものです。 西箕輪の上戸・中条で信仰されている通称「第六天」と呼ばれている西山神社の名前を取りました。 市内の造り酒屋「宮島酒店」に、1トンの美山錦の加工を依頼し810本のお酒ができました。 こちらは、1升2100円となっていて、ファーマーズあじ~ななどで購入できます。
-
園児がのびのび描くアマランサス
雑穀「アマランサス」をテーマにした保育園児の絵画作品展が伊那市役所1階市民ホールで開かれています。 ホールには、伊那市内の保育園の年長、年中園児が描いた作品144点が展示されています。 年長園児の作品はくれよんと絵の具で、年中園児は筆を使わず、手に絵の具を付けて、アマランサスを描いています。 作品展は伊那市やい~な雑穀ネットワークなどが、幼い頃から雑穀に親しみ、関心を持ってもらおうと開いているもので、今年で4回目です。 作品展は来月4日火曜日まで伊那市役所1階市民ホールで開かれています。
-
箕輪北小学校 給食でザザムシ味わう
箕輪町の箕輪北小学校の児童は、30日、給食でザザムシを味わいました。 これは、1月24日から始まった給食週間に合わせて、伊那谷の三大珍味のひとつを味わってもらおうと学校の栄養士が企画したものです。 近くにすむ関二千六さんが天竜川でとったザザムシを佃煮に加工したものを購入しました。 1年生は、ほとんどの子どもがザザムシを食べるのが初めてです。 給食室の前には、生きたザザムシも展示され、子ども達が興味深そうに観察していました。
-
信州の花の品評会 信州フラワーショー
栽培技術の向上と信州の冬の花のPRを目的とした品評会、信州フラワーショーが、30日から伊那市狐島のJA南信会館で開かれています。 長野県が日本一の生産量を誇り、上伊那がその9割を占めるアルストロメリアを中心に、ダリアやアネモネなど416点が出品されました。 冬の時期に行われる品評会は全国的にも珍しく、今回で45回目になります。 審査の結果、最高賞の農林水産大臣賞には、伊那市東春近の酒井弘道さんのアルストロメリアが選ばれました。 今回は、東京や大阪、名古屋などの生花市場の関係者も審査に加わり花の発色や開き具合、全体のバランスを基準に審査を行いました。 品評会に出品された切り花は一般公開され、市場に出ている価格よりも安く購入する事ができます。 一般公開は31日も行われ時間は午前9時から午後1時となっています。
-
自衛隊が演奏 箕輪ふれあいコンサート
群馬県に拠点を置く陸上自衛隊第12音楽隊の箕輪ふれあいコンサートが25日、箕輪町の町文化センターで開かれました。 箕輪ふれあいコンサートは、箕輪町自衛隊協力会が2年に1回開いているものです。 会場には500人が訪れ、満席となりました。 陸上自衛隊第12音楽隊は、群馬県が活動の拠点で、群馬、栃木、長野、新潟の4つの県で演奏活動を行っています。 25日は交響曲やドラマのテーマソングなど12曲を演奏しました。 箕輪町自衛隊協力会の市川治實会長は、「地域の安全を守ってくれる自衛隊の活動を音楽を通じて知ってもらいたい」と話していました
-
伊那市上下水道事業 民間委託拡大へ
伊那市は、水道事業・下水道事業の経営健全化を図るため、市直営でなければならない業務以外を民間に委託する、包括的民間委託を進める方針です。 29日夜は、伊那市役所で上下水道事業運営審議会が開かれました。 会では、市から包括的民間委託導入方針案が審議会に示され、了承されました。 上下水道事業では、これまでに窓口業務や検針・収納・水質検査などが民間委託されています。 更なる経営健全化を図るため、伊那市の職員が行う義務がある、予算編成・滞納処分など一部業務を除き、委託できるものは民間に委託していく考えです。 委託されるものの例としては、取水・浄水施設、送水・排水施設の維持管理、給水工事の受付審査などが上げられます。 委託は平成31年度までに段階的に進める考えで、最終的には、1企業体に一括で委託したいとしています。 伊那市の下水道事業は、累積赤字の解消など経営の健全化を目指す、下水道事業経営健全化計画を平成21年度に定め、施設の統廃合など赤字圧縮を進めてきました。 しかし、長引く不況の影響や、節水意識の高まり、人口の減少などにより給水収益の減少が進んでいるため、更なる経営改善が求められています。 伊那市では、料金体系を維持するためにも、民間委託を進めてきたいとしています。 包括的民間委託実施計画は、今年度中の策定を目指します。 なお、県内19市の中では、料金の徴収・検針業務の一括委託は実施しているところはありますが、上水道の運転管理業務や下水道処理場の包括的民間委託まで実施している市町村はまだ少ないということです。
-
南信高卒予定者 内定率91.2%
この春、南信地域で公立高校を卒業する生徒の就職内定率は、去年12月末現在91.2パーセントとなっています。 これは30日長野県教育委員会が発表したものです。 南信地域の就職希望者数は1067人で、内定者数は973人となっています。 内定率は91.2パーセントで、県内4地区のうちで一番高くなっています。 89パーセントだった去年の12月と比べると2.2ポイント上回っています。 県全体では、公立高校卒業予定者のうち、就職希望者は3,126人で、そのうち就職内定者は2,768人です。 内定率は88.5パーセントと、前の年の同じ時期と比べ、0.4ポイント上昇しました。
-
中国深圳市の園児と富県保育園の園児が交流
中国深圳市の深圳広電集団幼稚園の園児らが17日、伊那市の富県保育園を訪れ、園児と交流しました。 この日は、深圳広電集団幼稚園の園児8人と、保護者らが富県保育園を訪れました。 中国の団体が伊那市内の保育園児と交流するのは今回が初めてです。 交流会のはじめに、中国の園児から切り絵がプレゼントされました。 お礼に富県保育園の園児は、折り紙の紙飛行機の折り方を教え、全員で飛ばしていました。 広電集団幼稚園は深圳市が管理していて、新しいプロジェクトとして世界各国を訪れ、子どもに広い視野を持ってもらおうと、去年から海外訪問を始めました。 中国は1月末が旧正月にあたる春節で、会の最後には「あけましておめでとう」「新年快楽」と、お互いの言葉で新年を祝いました。
-
若手農業者が情報交換
上伊那の若手農業者が集い事例発表や意見交換等を行う2014アグリフォーラム イン上伊那が29日伊那市のJA上伊那伊那支所で開かれました。 この日は農業者や上伊那農業高校の生徒など80人ほどが参加しました。 フォーラムは「やるぜ!農業」をテーマに農業経営のヒントや、新たな活動のきっかけを作ってもらおうと行われました。 このうち発表会では、果樹農家や酪農家など8人と1団体が、上伊那地域の現状や課題、新たな生産方法の研究について発表しました。 3年前に愛知県から移住し箕輪町の牧場で働いている石郷岡(いしごうおか)直道さんは、「スマートフォンのアプリケーションのひとつラインを活用した、情報共有について紹介しました。石郷岡さんは「これまでの酪農は経験で世話をすることが多く、記録に残していない事が多かった。ラインを活用する事で、牧場の関係者全員が牛の状態について情報を共有でき、記録としても残る。 その結果、牛の健康につながり乳量が多くなった」と話していました。 実行委員会では、フォーラムを通して、農業の価値や魅力を発信し、地域とのつながりを作っていきたいとしています。
-
切りつけ事件受け教諭や警察が通学路を警戒
伊那市高遠町で女子中学生が男に持っていたバックを切りつけられた事件を受け、一夜明けた29日、通学路では中学校の教諭や警察が警戒する中、生徒たちが登校していました。 29日の朝は、高遠中学校の教諭およそ20人が通学路10か所で登校する生徒を見守りました。 学校によりますと事件のあった通学路は普段50人程が利用しているという事ですが、今朝は車で送る家も多くあり普段の半数だったという事です。 警戒にあたっている教諭は、車で巡回している別の職員に一人で歩いている生徒がいた場合は学校近くまで乗せていくよう連絡したり、近くに他の生徒がいる場合は「友達と一緒に歩くように」と声をかけていました。 事件は、28日登校中の女子中学生が背後から近づいてきた男にバッグを刃物のようなもので切りつけられたものです。 この女子中学生にケガはありませんでしたが男は逃走しました。 伊那警察署は29日午後4時50分現在男の行方をおっています。 高遠中学校では当面の間、部活動の練習を中止し登下校の時間帯に教諭らが通学路に立つことにしています。近くの高遠小学校ではPTAが、高遠高校では教職員が通学路に立ち警戒するという事です。 伊那市教育委員会では、市内の集中学校に対し子供の安全に注意するよう各学校に通達したという事です。
-
南ア世界遺産登録に向け講演会
富士山の世界遺産登録に向けたNPO法人の事務局のトップを務めた小田全宏さんの講演会が28日伊那市のいなっせで開かれました。 講演会は南アルプスの世界遺産登録に向け民間レベルから気運を盛り上げ活動のヒントにしようと上伊那や木曽の若手経営者などでつくるグループが企画しました。 講師の小田さんは、NPO法人「富士山を世界遺産にする国民会議」の運営委員長として、10年にわたり活動してきました。 小田さんは講演の中で、文化遺産として世界遺産登録を目指した経緯や、県の職員が登録に反対する地元団体のもとに通い説得したことなどを紹介しました。 小田さんは「世界遺産登録は多くのひとの思いや汗、努力があり実現できた。全力で取り組む事が大切」と話していました。
-
上伊那でインフル警報レベル
上伊那では先週1週間、1医療機関あたりのインフルエンザの患者数が30人を超え、警報レベルとなっています。 長野県のまとめによりますと上伊那の20日から26日の1医療機関あたりの患者数は30.5人で警報レベルの30人を超えました。 県全体では26.67人で注意報が発令されています。 伊那ケーブルテレビの放送エリア内では箕輪中部小学校1年の2クラスが29日、30日の2日間学級閉鎖となっています。 県では手洗いをこまめに行うなど感染予防に努め、症状がある場合は早めに医療機関を受診するよう呼びかけています。
-
伊那地域の気温12.5度 3月下旬並の暖かさ
29日の伊那地域は日中の最高気温が12.5度となり、3月下旬並の暖かさになりました。 暖かさにつられ伊那市の竜東保育園の園児が伊那市役所南のせせらぎ水路に散歩に来ていました。 園児は芝の上で走ったり、転がったりして遊んでいました。
-
村ふるさと大使で元宝塚の但馬さんが合唱指導
南箕輪小学校と南箕輪南部小学校は2月16日の南箕輪村の日、制定記念式典で歌を披露することになっています。 南箕輪村は、去年の6月定例議会で2月18日を南箕輪村の日と定めました。 2月16日(日)に制定記念式典が行れます。 式には地元小学校2校の合唱クラブが招待されていて合同で、「春の小川」、「ふるさと」、「南箕輪村民の歌」の3曲を披露します。 29日は南箕輪小学校で練習が行われ、村ふるさと大使で元宝塚歌劇団の但馬久美さんが合唱指導にあたっていました。 指導にあたった但馬さんは「歌う姿勢で声の大きさも変わる。足を前後にさせましょう」と児童に説明していました。 練習は放課後学校ごと行われますが、合同練習はなく、式典当日に初めて合わせます。 南箕輪小学校の宮澤ミチル教諭は「当日は南部小と一緒に歌うことになっているので、うまく合わせられるかがポイント」と話していました。 式典では、南箕輪小、南箕輪南部小と一緒に、但馬さんも歌うことになっています。
-
給料町長10%減、副町長8%減 審議会が答申
輪町特別職報酬等審議会は、平成26年度の町長の給料について、今年度と同様の10%減額、副町長の給料については、8%減額する答申を28日にしました。 この日は、審議会の黒田重行会長が平澤豊満町長に答申しました。 町長と副町長の給料は、平成21年度から今年度まで5年連続10%減額していました。 来年度、町長は10%の減額を維持し、副町長は8%に緩和する方針を示しました。 審議会では、「東日本大震災の復興やアベノミクス効果で、上伊那の月間有効求人倍率も県の平均まで改善してきているが、4月から始まる増税を前に、町民が景気の回復を実感できるかは不透明。 改革の先頭に立つ町のリーダーとして、引き続き抑制措置を継続する自らの姿勢を明らかにして、この難局に対処する必要がある」としています。 適用されれば、町長の給料月額はこれまで通り74万7千円、副町長の給料月額は13,400円上がり61万6千400円となります。 平澤町長は、この答申を尊重する方針です。
-
劇団歩 朗読劇「そこはかに ただ ただただ そこはかに」稽古
箕輪町文化センター付属、劇団歩は、来月2日に朗読劇「そこはかに ただ ただただ そこはかに」を上演します。 本番を目前に控え稽古にも熱が入っています。 この日は、歩のメンバーを中心に出演する10人が、箕輪町商工会で声を出していました。 朗読劇の主人公は全く別の環境で生活する男女2人です。 主人公を中心に2人を取り巻く周囲の人との関わりを声だけで表現します。 主人公以外は、多い人で1人10役以上やるということです。 この作品の原作は、箕輪町の飯島宗之さんが書き、父で劇団歩の演出を務める飯島岱さんが脚色・演出しました。 劇団歩は2003年に団員12人でスタートし、去年4月に創立10周年を迎えました。 劇団歩の朗読劇「そこはかに ただ ただただ そこはかに」は、 2月2日午後1時と午後4時から、箕輪町文化センターホールで開かれます。 チケットは、一般が1,000円、高校生以下は500円となっています。