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かんてんぱぱ小学生絵画コンクール表彰式
伊那市の伊那食品工業株式会社が主催する第9回かんてんぱぱ小学生絵画コンクールの表彰式が18日かんてんぱぱホールで行われました。 表彰式では入賞した22人の児童に賞状が贈られました。 最高賞のかんてんぱぱ賞を受賞したのは、伊那小学校1年の佐藤拓海くんです。 参観日に祖父母にふるまうだんごを作っている自分の姿を描いていて、佐藤君によるとエプロンの汚れが上手に描けたということです。 学校奨励賞には高遠北小、手良小、長谷小が選ばれ、各校には20万円相当の備品が贈られます。 かんてんぱぱ小学生絵画コンクールは、ふるさとに愛着を持ってもらおうと毎年開かれているものです。 今年は伊那市内15の小学校と伊那養護学校から927点の応募がありました。 伊那食品工業株式会社の塚越寛会長は、「絵を描くときに、山がきれいだな、というような思いで、ふるさとを見直してほしい」と児童に呼びかけました。 応募作品は、26日(日)まで伊那市のかんてんぱぱホールで展示されています。
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演劇舞台演技セミナー
伊那市の伊那文化会館は演劇舞台演技セミナーを18日開きました。 セミナーには上伊那を中心に高校生31人が参加しました。 伊那谷演劇研究所認定アドバイザーの阿部裕吉さんと、安曇野市で演技の指導を行っている指原和子さんが講師を務めました。 発声練習としてホールの中央から舞台に向かって自己紹介をしました。 阿部さんは、「良い演技をしてもセリフが聞こえないと意味がない。正しい発声をすることが基本」と指導しました。 演劇舞台演技セミナーは、伊那文化会館が演技力向上のために毎年開いているものです。 セミナーでは他に「舞台上で目的をもって歩く」練習をしました。 参加者は、「泥棒」や「友人と待ち合わせをしている人」など状況を考え、動きだけで表現していました。 指原さんは、「その時の気持ちや状況を具体的に想像することが大事」と話していました。
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とことこイーナちゃん今春発売へ
伊那市内の町工場でつくるプロジェクトチームは、伊那市のイメージキャラクターイーナちゃんのプラモデル、とことこイーナちゃんを発売します。 17日は、報道関係者に向けた記者会見が、伊那商工会館で開かれました。 記者会見には、伊那市富県の設計デザイン会社㈲スワニーの橋爪良博社長らが出席し商品の概要を説明しました。 とことこイーナちゃんは、市内7企業が協同して設計から完成まで手がけました。 イーナちゃんの左右の足が違う重さになっていて、斜面に置くと、その反動で歩きます。 プラスチック素材で、組み立て式になっていて、子どもでも簡単に組み立てができるということです。 価格は1個500円~1000円を予定しているということです。 また、Vリーグ昇格を目指すバレーボールチーム、VC長野トライデンツのユニフォームに合わせたサクラコマも発売します。 VC長野トライデンツのえんじ色のホームユニフォームと白いアウェーユニフォームに合わせたものです。 上伊那を中心に活動しているチームと町工場が一緒になって、何か商品を作って盛り上げようと今回開発したということです。 価格は、従来のサクラコマと同じ1,200円です。 とことこイーナちゃんとサクラコマVC長野トライデンツバージョンは、2月22日に開かれるシンポジウムで発売日を発表することになっています。
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火災頻発 伊那消防署注意よびかけ
伊那消防署は、去年12月から今年1月15日までの間に伊那市で5件の建物火災があり、1人が死亡していることをうけ報道機関を通じ注意を呼びかけています。 伊那市を含む伊那消防組合の去年1年の火災件数は、62件で、前の年より14件増えています。 特に3月は、1か月間で23件の火災がありました。 これは、連日の晴天続きで空気が乾燥し、強い風が吹いている中で、たき火や土手焼きを行ったことが主な原因です。 火事による死者は減少していますが、高齢者2人が死亡しています。 放火や放火の疑いによる火災も多く、7件ありました。 伊那消防署では、「寒さが厳しい時期なので、暖房器具など火の取り扱いには、十分注意してほしい」と呼びかけています。 防火のポイントとして、 ●寝タバコをやめる ●ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する ●ガスコンロなどのそばを離れるときは、必ず火を消す ●お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる ことなどをあげています。
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ネクスト:信州新世代のアーティスト展
長野県にゆかりがある若手芸術家をとりあげた「ネクスト:信州新世代のアーティスト展」が18日から伊那文化会館で始まります。 県が若手芸術家支援事業として、2010年から開いているもので、4回目となる今回は、長野市在住でアニメーションの榊原澄人さん、駒ヶ根市在住で現代美術の下平千夏さん、長野市在住でグラフィックデザインの轟理歩さんの作品が並びます。 このうち駒ヶ根市在住の下平千夏さんは、場所や空間を作品にするインスタレーションと呼ばれる表現手法を用いています。 下平さんは、箕輪中学校から伊那北高校に進み、武蔵野美術大学、東京芸術大学大学院で学びました。 現在は、駒ヶ根市在住で東京や神奈川で個展を開催するなどの活動をしています。 作品は、3.5メートル四方の廃材に20万個の輪ゴムを結び、横9メートルほどの空間を生み出しています。 5メートルほどに結んだ直線状のもの320本を廃材に固定し、両側で引っ張りあっています。 中央部分で交差していて、眺める角度で違った風景と質感を感じることができます。 地元が生んだ新しい世代の美術を感じることができる「ネクスト:信州新世代のアーティスト展」は、18日から2月2日まで、伊那文化会館美術展示ホールで開かれます。 入場は無料です。
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伊那市の総合学習 一堂に
伊那市内の15の小学校が一堂に会して、総合的な学習の成果を発表し学びあう発表交流会が17日伊那文化会館で開かれました。 この総合的な学習発表交流会は、他の学校の取り組みを知り、自分たちのこれからの活動に役立ててもらおうと、伊那市教育委員会が初めて開いたものです。 市内15の小学校全てが参加して、日頃から取り組んでいる総合的な学習の成果を発表しました。 音楽劇を披露したり、地域の課題や校内での取り組みをまとめ写真で紹介していました。 このうち伊那小学校の6年正組は、4年生の頃から取り組んでいる中心商店街の活性化について寸劇をまじえながら発表しました。 正組の児童の1人佐藤凛さんは、「街の人たちが声をかけてくれてうれしかった」と活動を振り返っています。 担任の北沢優子教諭は、「子どもたちなりに関わりながら愛着をもっている姿を見ていると良い活動になったと思う。地域の力を感じることができた。」と話していました。 富県小学校の6年虹組は、5年生の時から続けている東日本大震災の被災地支援活動をまとめました。 岩手県大船渡市の吉浜中学校との交流を20人全員で振り返りました。 伊那市の久保村清一教育長は、「今回の発表交流会で、仲間の絆をさらに深めてほしい」と児童に呼びかけていました。
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子育て保育を考える学習会
国が2015年4月からの本格施行を目指している「子ども子育て支援新制度」について考える学習会が12日、伊那市のいなっせで開かれました。 学習会は、子ども子育てを考える会準備会が開いたもので、会場にはおよそ40人が集まりました。 学習会では伊那市の私立つくしんぼ保育園園長の宮田克思さんが新制度について話をしました。 宮田さんは「新制度では保育園の民営化を進めようとしている。 保育士の質や環境など民営化による影響について住民が討論しなければならない。」と話していました。 参加者からは、自治体の財政負担を軽減するために民営化を進めることは心配。」といった意見が出されていました。
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上伊那美術教育研究会OB スケッチ旅行展
美術教諭でつくる上伊那美術教育研究会のOB有志によるスケッチ旅行作品美術展が、16日から、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで始まりました。 会場には、9人による作品40点が展示されています。 今回は、去年5月下旬に2泊3日で福島県の会津若松・磐梯山にスケッチ旅行に行きました。 上伊那美術研究会は長年にわたり、スケッチ旅行をしています。 退職しても、OB有志で旅行し、スケッチ作品を発表しようと展示会を2年に1度開いていて今回で4回目です。 会場には、油絵や水彩画で描かれた福島の風景が飾られています。 上伊那美術教育研究会OB有志によるスケッチ旅行作品美術展は、21日(火)まで、伊那市のいなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
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西春近北小学校 天然リンクでスケート
伊那市の西春近北小学校の児童は、学校の敷地内に作られた天然リンクでスケートを楽しんでいます。 16日は2年生の児童18人が、1時間目の体育の授業で滑りました。 スケートの授業は昨日から始まっていて、今日が2回目です。 天然のスケートリンクは、校舎北側の日影のスペースに毎年作られていて、幅8メートル、長さ15メートルあります。 今シーズンは、PTAと教員が去年11月に作りました。 児童は、転んだり尻もちをつきながら楽しんでいました。 鈴木孝敏校長は、「寒さの中で運動することを学んで、成長してもこの経験を忘れないでほしい」と話していました。 天然リンクを使ったスケートの授業は、2月いっぱい行う予定です。
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蟹澤雪人さん 自宅にほんだれ様
伊那市手良野口の蟹澤 雪人さん(86)の自宅に、小正月の風習・ほんだれ様が飾り付けられています。 住宅の玄関前に、3メートルほどのほんだれ様が飾り付けられています。 ほんだれ様は穂・垂れる・様と書きます。 穂がたれる様子を表現する五穀豊穣を願う小正月の伝統行事です。 ミズブサの木に挿されたヌルデは、アワやヒエの穂に見立てて下半分は皮を削ってあります。 手良地区では昔、養蚕が盛んだったということで、榊の木の先には、まゆ玉が挿されています。 終戦後、昭和30年から40年までは、この辺りのどのうちでも小正月に飾っていました。 しかし、蚕を育てる家が少なくなり、若者が働きに出るようになってから、ほんだれ様を飾る家もなくなったということです。 伝統がなくなっては寂しいと、蟹澤さんは数年前から、飾りを作っているということです。 材料を手に入れることや、重い土台を組み立てることは重労働で、作業はまる一日かかったということです。 ほんだれ様は、本来は20日まで飾るということですが、蟹澤さんは、2~3日後に、解体する予定です。
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田中豊文さん「病に負けない」夫婦ワラ馬づくり
伊那市東春近のワラ細工作家・田中豊文さんは、2月4日の初午に向け夫婦(めおと)のワラ馬づくりに励んでいます。 自宅敷地内に建てられた田中さんの作業小屋です。 中には、ずらりとワラでつくられた馬が並んでいます。 今年は、午年のため入手希望者が多く、去年よりも60体ほど多い160体、80組を制作しています。 田中さんは、55歳のときに大手企業を早期退職し、ワラ細工や木工作品を作り始めました。 わら馬は作り始めて20年になります。 田中さんは、2001年、67歳のときに喉頭がんを患い、半年間の入院生活を余儀なくされました。 2012年には腎臓を患い、現在は週2回、毎回4時間の透析を受けています。 去年12月1日から初午を作り始め、元日と透析の日を除き、毎日作業を行っています。 それでも、1日に作れる馬は、4体が限度です。 特に今年は、自分と同じように透析をしたり、病で苦しんでいる人たちに、ワラ馬を贈りたいと考えています。 病と闘いながらつくられたワラ馬は縁起が良いと口コミで広がり、近年は県外からも、手に入れたいと訪れる人がいるということです。 田中さんのワラ馬づくりは、2月4日の初午まで続きます。
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みのちゃんバス 路線・ダイヤ見直しへ
箕輪町のみのちゃんバスは、利便性向上に向け、路線・ダイヤの見直しを行います。 16日は箕輪町公共交通会議が開かれ、利用状況や利用者のアンケート結果が報告されました。 昨年度の利用者数は、平成23年度よりおよそ4千人多い3万4,904人で、そのうち7割が無料の利用者です。 利用者増加について町では、平成23年10月から無料の対象を75歳以上の高齢者などに拡大したことが要因とみています。 バスの利用者を対象に行い、56件の回答があったアンケートでは、4割が運行時間に不満があると回答しています。 その中で、「中学校の登下校の時間に合わせてほしい」「ながたの湯行きを増やしてほしい」といった意見がありました。 みのちゃんバスは交通弱者対策として平成16年度から運行を始め、現在は町内4つのコースを2台で運行しています。 車両の更新に合わせ、利便性向上のため大規模なダイヤの見直しを初めて行う予定です。 今後は、2月にホームページなどで意見を募集し、7月には路線・ダイヤを決定、10月からの運行開始を予定しています。
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園児が大泉の伝統行事「ホッポンヤ」行う
箕輪村の西部保育園で15日地域のお年寄りが小正月伝統の鳥追いの行事「ホッポンヤ」を園児と一緒に行いました。 ホッポンヤは、田畑を荒らす有害鳥獣から作物を守ろうと祈願する南箕輪村大泉に伝わる伝統行事です。 ホッポンヤという呼び名は大泉だけに伝わるもので一般的には「鳥追や猪(しし)追い」といわれています。 手で持つところだけ残して皮をはぎ、縄を巻き炭で模様をつけた柳の棒をたたきながら歩きます。 この日は園児およそ100人が地域のお年寄りと一緒に、「ホッポンヤ」と掛け声をかけながら列になり、保育園の駐車場や園庭を歩きました。 このホッポンヤは70年ほど前までは、大泉地域の各家で子どもたちが行っていたという事です。
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旧井澤家住宅で新春書画展
伊那市西町の旧井澤家住宅で、今年の干支「午」にちなんだ日本画や地元芸術家の作品が並ぶ新春書画展が開かれています。 展示は、伊那部宿を考える会が毎年開いているもので掛け軸や額装など約400点が並んでいます。 書画のスペースには、干支の午を描いた水墨画や富士山を描いた作品など22点が並んでいます。 地元芸術家にも協力を呼びかけ、漫画家の橋爪まんぷさんの一茶の俳句で描く「馬句異句(うまくいく)」まんが絵馬展や、伊那市内で絵手紙を指導している倉科照子さんの年賀状なども展示されています。 会場ではこの他に15日から高遠焼きの展示即売会も開かれています。 これらの作品は、陶芸家 唐木米之助さんと孫の浦野真吾さんが作った物で去年の12月に窯出しした皿やお椀、壺など200点余りが並んでいます。 新春書画展と高遠焼きの窯出し展示即売会は19日まで、旧井澤家住宅で開かれています。
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小河内神社筒粥神事 今年の世相は7分5厘
箕輪町の小河内神社で15日祈年祭が行われ「筒粥(つつがゆ)神事」で今年の農作物の出来や世相を占いました。 今年の世の中は「7分5厘」と去年より7厘上向きました。 筒粥神事は今年1年の五穀豊穣を祈願する小河内神社の祈年祭で行われます。 100年以上続いていると言われ、毎年小正月の1月15日の早朝に行われています。 朝7時すぎ、2時間ほどかけて炊き上げた大鍋のお粥の中から筒が取りだされ神殿へと運ばれました。 筒は葦の茎を21本束ねた物で米や野菜など農作物の出来や世の中の世相を筒に入った米粒の数で占います。占いの結果、世の中の世相は、去年より7厘上がり7分5厘、農作物では、ナスとトマトが極上となっています。 占いで使ったお粥を食べると1年間病気をしないとされていて、神事が全て終わると神社を訪れた人達にふるまわれていました。
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伊那西高校 ソチ五輪に向け小平選手へ応援旗制作
伊那西高校生徒会は、来月開かれるソチ冬季オリンピック スケート競技に出場する小平奈緒選手に全校生徒が寄せ書きした国旗を贈る計画です。 小平選手は伊那西高校の卒業生です。15日は昼休みの時間を利用して3年生がメッセージを書き込みました。 生徒達は、「ファイト」「頑張って下さい」などと小平選手へのメッセージを書いていました。 国旗は、縦およそ1.5メートル、横2メートルのもので、15日から3日かけて全校生徒462人が寄せ書きをします。 伊那西高校生徒会では、学校での応援の気運を高めようと生徒会役員が中心となり去年の5月にプロジェクトを立ち上げ、生徒玄関前に毎月壁新聞を作ってきました。 応援旗の制作もその一環で、全校生徒の気持ちを伝え、少しでも競技への力にしてもらうと行われました。 小平選手は茅野市出身で平成17年に伊那西高校を卒業しています。 冬季オリンピックへの出場は、2010年のバンクーバーに続き、2大会連続となります。 応援旗は19日に長野市で生徒代表が小平選手に手渡すということです。
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西箕輪上戸の伝統行事 大文字
伊那市西箕輪上戸で今年1年の厄払いや家内安全、五穀豊穣を願う小正月の伝統行事、大文字建てが14日、行われました。 朝4時半、太鼓が打ち鳴らされると大文字が始まります。 色紙で作った巾着を手にした住民が次々と区内の三ツ辻に集まってきます。 大文字は、地区の辻に色紙などで飾り付けをした柱を建て、今年1年の五穀豊穣などを願う西箕輪上戸の伝統行事です。 14日の朝は、地区の男衆およそ50人が長さ13メートルの柱に巾着や酒樽、最上部には紙で作られた花を取り付けました。 柱は、電線などにあたらないよう丁寧にロープを使って立ち上げます。 最後に柱の根元に松を縛り付けて完成です。 無事大文字建てが終わると近くの小屋で御神酒を酌み交わしました。 大文字を建てる日に合わせ上戸では、厄払いとして家の入口前で火を燃やす風習が残っています。 年々行う家庭は減っていますが、鈴木博道さん宅では今もこの風習を守り伝えています。 ワラに付けた火に籾殻やトウガラシを入れるのが特長でこれらは厄払いの効果を高めるためといわれています。 14日に建てられた大文字は20日の早朝に下され巾着や花は持ち帰り神棚や玄関に飾られるということです。
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子育てママ応援フェスタ開催
女性を対象に健康や趣味、子育てなどをサポートする施設wee+のオープンに合わせて15日、子育てママ応援フェスタが開かれました。 wee+は伊那市西春近の国道153号沿いにあり15日オープンしました。 オープンに合わせて開かれた子育てママ応援フェスタでは、ベビーマッサージ教室やネイルアート、ヨガ体験などが行われました。 wee+は健康教室や子育て相談、趣味の講座のほか、ビジネスサポートなどを女性対象に行う施設です。 平日日中の来館は女性限定で、子どもを預けるスペースや喫茶コーナーも設けられています。 また個人で作った雑貨などを置き販売するコーナーもあります。 wee+は入館料が大人270円、子ども160円。 会員になると何度でも来館することができ会費は月額1,080円となっています。 子育てママ応援フェスタは16日も開かれます。
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伊那西小学校スケート教室
伊那市の伊那西小学校は学校近くの伊那西スケート場で、スケート教室を14日から16日までの3日間開いています。 15日は全校児童70人ほどが集まり、学年やレベルに応じて練習をしました。 伊那西小学校のスケート教室は身近にある施設を利用し、体力向上につなげようと毎年行われているものです。 教員らは「腰を低くして、腕をしっかり振るように」と指導していました。 中には18日に開かれる伊那市民体育祭に向け練習しているグループもあり、スタートの合図にあわせ勢いよく滑っていました。 伊那西小学校のスケート教室は16日も開かれます。
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かな書道の香葉会が書き初め会
かな書道を学ぶ香葉会の書き初め会が、伊那市西春近のかんてんぱぱくぬぎの杜で10日に開かれました。 香葉会は、書家の池上信子さんが会長をつとめ、かな書道を学んでいます。 25年ほどの歴史があり、会員は、伊那市を中心に上伊那地域の70人です。 書き初め会は、年の初めの恒例行事で、先輩・後輩・地域を越えて年に一回顔をあわせます。 10日は、池上さんらが、かな文字を作品に仕上げるためのコツを指導していました。 指導者たちは、「かな文字は線が大切で、それは、執筆姿勢。どんなにベテランになっても確認を怠らないでほしい」と参加者によびかけていました。 池上さんは、「かな文字は、日本古来の美しく、生活に密着した文字。伝承していかなくてはならない」と話し、参加者の筆運びを見ながら、時には厳しい口調で指導にあたっていました。
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アルプスい~なちゃんソフトボールクラブ新春餅つき大会
小学生の女子ソフトボールチーム、アルプスい~なちゃんソフトボールクラブは、12日、今年の初練習に合わせて新春餅つき大会を開きました。 餅つき大会は、餅のように粘り強く練習に励み、チームの団結を深めようと初めて行われました。 小学生の女子ソフトボールチーム、アルプスい~なちゃんソフトボールクラブには、現在、伊那市内の小学校に通う1年生から6年生まで25人が所属しています。 毎週日曜日の午後、伊那公園屋内運動場で練習を行っています。 代表の伊藤易明さんは「ソフトボールを楽しみながら、友達を沢山つくってほしい」と話していました。 今年のチームの目標は、県大会でベスト4に入ることです。 チームではメンバーを随時募集していて、「興味のある人はいつでも練習に参加してほしい」と話していました。
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介護落語!笑いは薬!
諏訪市在住のアマチュア落語家、すわこ八福神さんと伊那市在住の高校生落語家、秋風亭隼太朗さんが、伊那市福祉まちづくりセンターで11日、落語を披露しました。 これは、男性介護者と支援者でつくる「おとこ介護もいいもんだに」が主催したものです。 前座を務めた秋風亭隼太朗さんは、伊那市在住の高校生落語家です。 動物園の虎が死んでしまい、代わりにある男が着ぐるみで虎になりすますという内容の落語「動物園」を披露しました。 国内外で落語を披露している諏訪市在住のすわこ八福神さんは、体験談や社会問題を交えながら会場を笑いに包みました。 すわこ八福神さんと秋風亭隼太朗さんが出演した「介護落語!笑いは薬!」は、2月1日からご覧のチャンネルで放送します。
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箕輪町・南箕輪村 消防団出初式
箕輪町と南箕輪村の消防団出初式が12日に行われました。 箕輪町消防団の出初式には、団員206人が参加しました。 団員らは、箕輪町文化センター前で、平澤豊満町長と小松孝寿団長の観閲を受けました。 小松団長は、「大規模災害への備えなど、消防団員への期待は高まっている。火災がなくなるよう、一層、予防消防に務めてほしい」と訓示しました。 去年、箕輪町では14件の火災があり、被害総額は約830万円となっています。
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原油価格高騰で施設園芸農家支援
南箕輪村は、原油価格高騰に伴う施設園芸農家支援として燃料代の一部助成を行います。 14日開かれた村議会臨時議会で一般会計補正予算案が提出され可決されました。 助成にかかる費用は70万円となっています。 燃料代助成の対象となるのは花卉や野菜などを栽培している村内の施設園芸農家です。 去年12月1日から3月31日までにハウスの温度調整に使った燃料費などを補助します。 助成金額は、燃料1リットルあたり3円で上限は5万円となっています。 村では、同じく原油価格が高騰した平成19年度、20年度、24年度にも同様の補助を行っています。
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上古田の天然リンク オープン
箕輪町上古田の町営上古田スケート場がオープンし親子連れが、滑りを楽しんでいます。 上古田スケート場は運動場に氷を張った天然リンクでコース1周がおよそ130メートルです。 12日に滑走可能となり、2日目の13日は親子連れなどで賑わっていました。 コースの内側は初心者が練習できるようになっていて、子どもたちがイスを使って滑っていました。 今年からスケート場を管理している、木下の赤沼節雄さんは「ここ最近の冷え込みで良いリンクができた」と話します。 上古田スケート場は入場無料で2月2日まで土日祝日の午前7時から午前10時まで滑ることができます。
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火伏せと厄除け 大文字建て
箕輪町大出の上村で13日、地域の安全を願う大文字建てが行われました。 上村の大文字建てには住民およそ20人が集まりました。 柱には手作りの巾着のほか、紙でできた梅などを飾りつけました。上村の大文字は町無形民俗文化財に指定されていて毎年小正月に道祖神のある辻に建てられます。 その昔、度重なる火災や疫病が流行ったことから火伏せと疫病を防ぐためにはじまったといわれています。 上村の大文字は19日に下ろされ、飾りつけられた巾着は持ち帰り、厄除けとして家に飾っておくということです。
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今季一番の寒さ 最低気温-8.9度
14日の伊那地域の最低気温は平年より2度程低いマイナス8.9度で、この冬最低となりました。 長野地方気象台によりますと、今週は晴れても気温の変化があまりなく、寒い日が続きそうだということです。
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泰成運輸 箕輪町内で移動販売スタート
箕輪町の運送会社泰成運輸は、買い物弱者の支援を目的に14日から箕輪町内で移動販売をスタートしました。 箕輪町木下のますや旅館の駐車場では、午前9時15分の開店に合わせて住民が来店し、商品を手に取り買い物かごに入れていました。 車内には、魚や肉の生鮮食品やお菓子など、およそ90点が並んでいます。 冷蔵庫が備えつけてあり、生鮮食品の保存が可能です。 泰成運輸では、5年前から毎週土曜日に試験的に移動販売を行っていて、今回町と国が補助を行い、本格的に展開することになりました。 箕輪町によりますと、町内のおよそ5割の住宅は、半径500メートル以内に小売店などが無いということです。 移動販売は、商品を増やしたり車両を改装するなどして5年間の実施を目標にしているということです。 泰成運輸の移動販売は、日曜日以外の月曜日から土曜日に毎日行い、曜日毎に町内の地区を回ります。
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箕輪南宮神社の初祭りにあわせ山車を披露
箕輪町の箕輪南宮神社の初祭りにあわせ、11日と12日に、木下山車飾り保存会と箕輪中部小学校の児童が制作した山車が披露されました。
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羽広の獅子舞 仲仙寺に奉納
伊那市西箕輪羽広に400年伝わる小正月の伝統行事「羽広の獅子舞」が、12日、仲仙寺に奉納されました。 午前7時、仲仙寺の本堂で、地区住民で作る保存会のメンバーが舞を披露しました。 去年400周年を迎えた羽広の獅子舞は、五穀豊穣や家内安全を祈る小正月の伝統行事です。 口を閉じ、勇壮に舞う雄獅子と、口を開け静粛に舞う雌獅子、二頭が同時に舞い合わせをするのが特徴で、剣の舞、豊穣の舞など5つの舞で構成されています。 舞を行うのは男性のみで、獅子頭の担当は一生に一度とされています。 仲仙寺での舞い合わせが終わると、雄獅子、雌獅子が仲仙寺を挟んで南と北に二手に分かれ、各家庭で舞を披露する「戸毎舞」が行われました。 雄獅子が最初に訪れた桐山さん宅では、近所の住民や親せきなど30人が集まりました。 戸毎舞は、昔、羽広区の全家庭を一日かけて回っていましたが、戦争中に途絶えてしまいました。 戦後に保存会が復活させ、今年で40年となります。