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南部小2年生が信大でどんぐり植え
南箕輪村の南部小学校2年生の児童が、去年大芝高原で拾ったどんぐりを28日、信州大学農学部の畑に植えました。 南箕輪村は大芝高原の松クイ虫対策などで、針葉樹から広葉樹への樹種転換を計画していて、その一環で行われたものです 28日は、南箕輪南部小学校2年生32人が参加しました。 子どもたちが去年の秋、大芝高原で拾ってきたどんぐりは信大農学部の畑で発芽させ、大きくなったら大芝高原に植樹する計画です。 どんぐり4つをひとかたまりにして土の中に埋めていきました。 畑で指導したのは信大農学部の小林元准教授と、信大生8人で、植えたどんぐりの水やりなどの管理をしていきます。 どんぐりは、1週間ほどで発芽して、来年の秋には大芝高原に植樹される予定です。
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早くも田植え始まる
上伊那で毎年いち早く田植えをしている伊那市手良の田んぼでは株式会社中坪ノーサンによる代かきや田植え作業が始まりました。 中坪ノーサンは伊那市手良で担い手がいなくなった地域の田んぼで稲作を行っています。 手良の農家登内里見さん夫妻らで経営していて面積が広いことから、毎年早く田植えを行います。 28日は妻の美穂さんが田植え機でコシヒカリを植えていました。 今年はおよそ160トンの生産を計画していて農薬を通常の半分以下しか使わない安心安全な米づくりに取り組んでいます。 一方すぐ近くの田んぼでは夫の里見さんが代かきを行っていました。 おいしい米づくりは土づくりから始まると考える里見さんは、化学肥料は使わず、有機肥料による農業を行っています。 里見さんは、「有機肥料を使うことによる循環型農業を目指したい。」と話していました。 中坪ノーサンの田植えは6月はじめまで続くということです。
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伊那市議会議員選挙 開票結果
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伊那市長選・市議選 あす投票
任期満了に伴う伊那市長選挙はあす投票が行われます。 立候補している現職の白鳥孝さんと新人の有坂ちひろさんの両陣営は街頭演説などで最後の訴えを行い、指示を求めました。 白鳥さんは「伊那を将来に向かいはばたける地方とする為に、ハード、ソフト両面から今、手を打っていかなければならない」と訴えていました。 有坂さんは「消費税が上がり社会保障は後退し続けている。こんな時だからこそ市民の暮らしを守る温かい市政が求められている。」と訴えていました。 同じくあす投票が行われる伊那市議選挙には、定数21に対し25人が立候補しています。 26日現在の有権者数は、男性2万7,134人、女性2万8,764人の合わせて5万5,898人となっています。 25日までに期日前投票を行った人は6,444人で、4年前の選挙と比べ534人増えています。 27日は、市内67箇所で一部の投票所を除き午前7時から午後8時まで投票が行われ、即日開票されます。 伊那ケーブルテレビでは、市長選、市議選の開票速報を午後8時45分から放送します。
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伊那市長選 「関心ある」66.6%
日に投開票が行われる伊那市長選挙について、伊那ケーブルテレビが、市内の有権者589人を対象に行ったアンケート調査で、選挙に関心があると答えた人は、66.6%となっています。 前回の選挙の調査で関心があると答えた人は81.7%で、関心度は15.1ポイント下回りました。 伊那ケーブルテレビでは、今回の伊那市長選挙にあたり、4月20日から24日までの4日間、無作為に抽出した市内の有権者589人に対し電話アンケートを行いました。 それによりますと、今回の伊那市長選挙に関心はありますかとの問いには、「関心がある」が66.6%、「ない」が14.1%、なんともいえないが19.3%となっています。 4年前に行った同様の電話調査で関心があると回答した人は81.7%で、前回に比べ、関心度は下がっています。
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手良野口の住民 満開の桜の下交流深める
伊那市手良野口の住民は26日、満開の桜の下で住民同士交流を深めました。 26日は、地区内にあるかにさわ桜公園にお年寄りなどおよそ60人が集まりました。 地域の活性化に繋げていこうと、蟹沢地区の住民が中心となり13年前から公園内にソメイヨシノなどの桜を植樹していて、現在その数は100本を超えています。 公園祭りは、野口高齢者クラブが去年に続き開きました。 26日は、地元の愛好家が伊那節を披露するなど、集まった人達は満開の桜を眺めながら交流を深めていました。 高齢者クラブの片桐辰雄会長は「今後も地域の結束を固めていきたい」と話していました。 公園内の桜は現在満開で「これから咲くものもあるので今月中は楽しめるのではないか」と話していました。
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町内景観バスツアー 初開催
来年1月を目標に景観計画の策定を進めている箕輪町は26日、町内景観バスツアーを開きました。 ツアーには、景観計画策定委員会の委員など24人が参加しました。 町内各地区をバスでまわり、実際の景色を見ながら計画の策定を請負っている建設コンサルタントから説明を聞きました。 担当者は、今いる場所から遠くの建物までの角度の測り方を説明し「手のひらまでに収まるものが見やすい大きさとされている」と話していました。 町は、来年度中の景観行政団体への移行を目指しています。 バスツアーは景観計画を策定するにあたり地域ごとの景観形成の方針を検討するための材料にしてもらおうと、今回初めて開かれました。 町では、来年1月を目標に景観計画を策定するとしています。
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桜シリーズ⑰ 水上熊野神社
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 26日は、伊那市高遠町藤沢の熊野神社の桜です。 国道152号線沿いの水上集落の熊野神社入口にある枝垂れ桜が見ごろです。 地元の人によりますと、1週間ほど前に咲き始め、25日満開になったということです。
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ジオパーク南ア大会に向け 推進チーム2回目会合
月に開かれる日本ジオパーク南アルプス大会に向け、伊那地域の関係団体がさまざまなイベントを企画する伊那地域推進チームの2回目の会議が、23日、伊那市創造館で開かれました。 この日は、伊那市の職員のほか、商工団体、旅行業者など、40人ほどが参加しました。 日本ジオパーク南アルプス大会は、9月27日から30日まで、伊那市内を会場に予定されています。 期間中に、様々なイベントを同時開催し、全国から訪れる関係者をもてなすほか、開催までにも年間を通じたイベントで機運を盛り上げようと、会議のメンバーが内容について企画しています。 この日は、展示・セッショングループ、食・まちなかグループ、ツアー・イベントグループの3つに分かれて検討を行いました。 食・まちなかグループには信州大学の学生も参加していて、「スタンプラリーやウォークラリーのほか、写真コンテストなどを行いたい」と提案していました。 その他、ジビエ・雑穀・昆虫食を提供できないかといった意見もありました。 展示・セッショングループでは、伊那弥生ヶ丘高校から、関心のある生徒を募り、学んだことの発表を行うほか、子供向けの体験講座を企画・実施したいといった提案もありました。 会議では、それぞれの団体からの提案を元に、具体的に何が実施できるかを検討していくということです。
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山野草自然園ヒノキオでミズバショウ見ごろ
伊那市西春近の山野草の自然園、ヒノキオで、ミズバショウが見ごろとなっています。 ヒノキオは、伊那市西春近の伊那スキーリゾートゲレンデ南側にあります。 広さは、400坪あり、山の地形をいかして、200種類、5,000株の山野草があります。 今見ごろとなっているのは、ミズバショウです。 オーナー、飯島隼人さんが、戸隠から移植した5株を増やし、今では200株になりました。 飯島さんがヒノキオを整備したのは、今から約30年前の昭和61年。 カタクリが自生していた山を生かして自然に近い形で整備しました。 これは、戸隠ショウマと呼ばれる山野草で、県の絶滅危惧種に指定されています。 ミズバショウは、5月中旬ころまでで、ゴールデンウィーク頃には、シラネアオイやサンカヨウなどが見ごろになるということです。
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中央アルプス シーズン幕開け
中央アルプスの開山式が標高2612メートルの千畳敷で23日行われシーズン中の登山者や観光の安全を祈願しました。 式には、観光協会会員や関係機関、一般など約200人が参列し神事が行われました。 この日の午前9時の気温は、5.5℃と暖かく、防寒着もいらないほどでした。 積雪は4mと大雪の影響で、例年より1メートルほど多めで、千畳敷スキー場では訪れた人達が、気持ちよさそうに斜面を滑っていました。 神事の後には、アルプホルンによる演奏も行われ、訪れた人たちは、山に響く音色に耳を澄ませていました。
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箕輪町グリーンツーリズム フリーウォーキングツアー
箕輪町グリーンツーリズムの今年度最初のイベント「健康幸せツアー」が25日、開催されました。 箕輪町グリーンツーリズムは、農業体験などにより都市と農村地域の交流を図ろうと、箕輪町が行っているもので今年で5年目です。 この日は、関東から9人が参加しました。 町内のボランティア有志でつくる健康アカデミーの健康交流隊がツアーガイドを務めました。 参加者は、みのわ天竜公園をスタートして、草花や景色を楽しみながらおよそ8キロかけて箕輪ダム花の広場を目指しました。 参加者は、25日町内の宿泊施設に泊まり、26日は「お花ずし」を作って味わうということです。 箕輪町グリーンツーリズムは今年度ブルーベリー狩り体験や秋のウォーキングを予定しています。
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県元気づくり支援金 1次49事業内定
長野県が、市町村や団体の特色ある活動を支援する地域発元気づくり支援金の上伊那分の採択事業が決まりました。 今年度は、49件6,730万円が採択されました。 市町村別では、伊那市は南アルプス国立公園指定50周年記念事業133万4千円など3件262万1千円が採択されました。 箕輪町と南箕輪村はありません。 この他に、上伊那観光連盟の観光資源の発掘による交流人口増加を目的とした事業に480万円、伊那猟友会手良支部のニホンジカやイノシシの解体処理施設設置に242万6千円、みのわTMOネットワークの商店街の空き店舗を活用して音楽による地域住民の交流を図る事業に74万5千円などとなっています。 今年度は、51団体から57件1億661万円の要望があり、49件6,734万3千円が採択されました。 県では、今後2次募集を行う予定です。
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南アルプス 開山祭
南アルプスの今シーズンの無事を祈願する安全祈願祭と開山祭が25日、伊那市長谷の南アルプス林道「歌宿」で行われました。 この日は、市や山岳関係者らおよそ30人が出席しました。 伊那市は、春山シーズンの幕開けを山岳愛好者にPRしようと、2年前から標高1680メートルの歌宿で式典を行っています。 式で酒井茂副市長は「全国各地の登山愛好者に愛されてきた南アルプス。多くの情報を発信して盛り上げていきたい」と挨拶しました。 開山祭では、長谷中学校の3年生による力強い南アルプス太鼓が披露されました。 南アルプスは今年で国立公園指定50周年を迎え、5月24日に市内で記念式典が開かれることになっています。
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桜シリーズ⑯遠照寺の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 25日は、伊那市高遠町の遠照寺の桜です。 遠照寺境内のコヒガンザクラが見ごろを迎えています。 高遠城址公園よりも遅れて咲くことから、混雑する時期をずらして花見に訪れる花見客も多いということです。 花は現在散り始めていますが、4月いっぱいは楽しめるということです。
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南ア林道バス 運行開始
南アルプスの開山祭にあわせて、伊那市営林道バスの運行が始まりました。 初日の25日、バスを利用した登山客は、20人でした。 南アルプス林道バス営業所では、テープカットが行われ、運行開始を祝いました。 林道バスは、25日から6月14日までは、標高1,680メートルの歌宿までの運行で、15日からは2,032メートルの北沢峠までとなります。 運行本数は、1日4便で、運賃は、片道830円です。 戸台大橋を越えると林道は、傾斜を増していき、車窓からは、南アルプスの大自然を眺めることができます。 出発から35分で、標高1,680メートルの歌宿に到着しました。 昨シーズンの南アルプス林道バスの利用者は、平成17年以来8年ぶりに5万人台を突破し、5万561人でした。
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伊那交通安全緑十字会 「交通安全功労団体」として表彰
高齢者の事故防止に取り組んでいる、伊那交通安全緑十字会は、日ごろの活動が認められ、長野県知事から、「交通安全功労団体」として表彰されました。 24日は、平澤久志会長らが、伊那合同庁舎を訪れ、青木一男上伊那地方事務所長に受賞の報告をしました。 伊那交通安全緑十字会は、伊那市、箕輪町、南箕輪村に175人の会員がいます。 平成23年度から県の支援金を活用し、街頭啓発や家庭訪問、出前講座の開催など、高齢者の交通事故防止に関する活動を行っています。 伊那警察署管内で去年発生した高齢者の交通事故は175件で、けがをした人が111人、死亡は4人となっています。 平澤会長は「じっくりと 腰を据えて息の長い活動をしていきたい」と話していました。
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唐木さん宅ハナモモ見ごろ
伊那市上牧の唐木友視さん宅の庭に植えられたハナモモが見頃となっています。 見頃となっているのは、赤と白の色が分かれて咲く源平ハナモモです。 唐木さんの母・愛さんが、昭和21年に植えたもので、唐木さんが剪定などをして手入れしています。 唐木さんは、現在78歳で、還暦を迎えた60歳から庭づくりを趣味として、手入れを続けてきました。 唐木さんの庭には、源平ハナモモのほかにも、八重・シダレのハナモモが咲き誇っていて、年中、庭木の彩を楽しむことができるということです。 ハナモモの種が自然に芽吹いたものを唐木さんは植え替えて、大切に育てています。 大きくなった苗は、区の施設などにも提供しているということです。 唐木さんのハナモモは、今月末まで楽しめるということです。
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桜シリーズ⑮ 南箕輪村 大芝高原の桜
放送エリア内の桜をお伝えする桜シリーズ。 24日は、南箕輪村大芝高原の桜です。 大芝高原内には、エドヒガンザクラやソメイヨシノなど5種類、400本の桜が植えられていて、現在は大芝荘付近のシダレザクラが満開です。 公園管理事務所によりますと、今週いっぱい見頃だということです。
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春富ふく園と西春近の地元住民が交流
伊那市西春近の地域住民とデイサービスセンター春富ふくじゅ園の交流会が、24日、伊那スキーリゾートで開かれました。 交流会は、西春近の社会福祉協議会と自治協議会が毎年桜の咲く時期に開いているもので、今年で4年目です。 西春近で整備を進めている「桜の里」をふくじゅ園の利用者に見てもらおうと、伊那スキーリゾートを会場に開いています。 この日は、ふくじゅ園の利用者と地域住民合わせて50人ほどが参加しました。 地元で活動しているグループが紙芝居やマジック、ユカイナを披露し交流しました。 ユカイナの演奏では、演奏に合わせて全員で合唱しました。 西春近社協と自治協議会では、「利用者と住民との触れ合いを、これからも大切にしていきたい」と話していました。
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地元の木材で小中学校用の机とイスを製作
上伊那森林組合などでつくる上伊那林業再生協議会は、地元の木材の有効利用などを目的に小中学校用の机とイスを製作しました。今後は木育講座と合わせて普及を図っていく計画です。 県の補助金を活用し、前年度事業で製作しました。 机は上伊那産のカラマツを使用し、縦45センチ、横65センチの天板を作りました。天板の部分のみを取り外して付け替えができるものです。 イスは、カラマツとヒノキの2種類を作り、高さも45センチのものと40センチのものがあります。 地域で育った木を地域で製品化し活用していく流れを確立しようと、上伊那林業再生協議会が前年度事業で製作したものです。 今年度は、伊那市、駒ヶ根市、飯島町、宮田村のいくつかの小中学校へモデル的に導入する計画です。 協議会では、子ども達に森林の大切さを伝えるため、製品の導入と併せて木育講座も実施していくということです。
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2月の大雪被害 農業施設など3億6千万円被害
今年2月の大雪による上伊那地域の農業用パイプハウスなどが壊れる被害は3億6千万円あまりとなりました。 大雪による被害で3億円を超えたのは、平成10年1月以来15年ぶりとなります。 県のまとめによりますと、ことし2月の大雪による農業被害は、上伊那全体で3億6千700万円に上りました。 3億円を超えたのは、平成10年1月の7億8千万円についで、15年ぶりの被害だという事です。 このうち、パイプハウスなどの生産施設の被害は3億5千万円あまりでした。 自治体別では伊那市が最も多く337棟で1億2千万円、続いて駒ヶ根市の8千9百万円、宮田村の7千1百万円となっています。 ハウスの倒壊により花卉や野菜などが枯れてしまう農作物被害は8千9百万円で、自治体別では駒ヶ根市が3千万円、中川村が2千万円、飯島町が1千9百万円あまりとなっています。 県では農業施設の修繕や建設費用や苗の購入費用の一部を補助するなどして、農家を支援することにしています。
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十沢地蔵尊 なでて願掛け
箕輪町長岡の十沢地蔵尊で24日、例祭が開かれ、訪れた人たちが地蔵をなでながら願掛けをしていました この日は、地蔵尊の例祭が行われ、願いをかなえたいと多くの人が訪れていました。 十沢地蔵尊の地蔵は、その昔、長岡地区にあった寺を三日町に移した際、この地蔵だけが重くて動かず、ここに残されたといわれています。 体の悪い部分をなでるとその部分が良くなるといわれているほか、期限を決めて願い事をすると叶うという「日限り地蔵」として知られています。 訪れた人たちは「身体の痛みがとれるように」「具合がよくなるように」などと言いながら、地蔵をなでていました。
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大雪災害の事後検証会議
2月の大雪災害の事後検証を行う会議が、24日、伊那合同庁舎で開かれました。 会議には、上伊那地方事務所管内の8市町村や、警察などの関係者が参加しました。 会議は、2月の大雪を受けて、県が開いているもので、県庁内部にとどまらず、各地域からも課題を抽出し、検証しようと開かれました。 上伊那地方事務所の対応についての検証では、情報提供や共有化、住民への援助などについての検証が行われました。 それによると、大雪に関する情報が不足し、警戒配備態勢に移るタイミングが遅れた、電車の運休などの情報不足により、電車通学の生徒の帰宅が遅れたことなどが上げられています。 情報提供については、情報収集や提供の手段・方法をあらかじめ整理・確認しておく、電車の運休については、迅速な情報提供を要望するなどとしています。 上伊那地方事務所では、「来年もまた大雪になるかもしれないという心構え次につながる対応を考えていきたい」としています。
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信越花便り 飯山城址公園の桜見頃
長野と新潟エリアのケーブルテレビ局から旬な花の情報をお伝えする信越花便り。 24日は、飯山からの情報です。 飯山市の飯山城址公園の桜が開花し、見ごろを迎えています。飯山城址公園では、16日にぼんぼりの設置が行われました。 飯山商工会議所によりますと、飯山市の桜は17日に開花したということです。 この日、飯山城址公園では小学生が元気に遊ぶ姿が見られました。 飯山城址公園の桜は現在見頃を迎えていて、5月4日まで桜まつりが開催されているという事です。
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消費税率引き上げで先行き懸念
アルプス中央信用金庫が4半期に一度まとめている伊那谷経済動向・中小企業景気レポートによりますと、消費税率の引き上げにより先行きを懸念する企業が多いことが見て取れるとしています。 レポートは、アルプス中央信用金庫の取引先215社に対し、今年1月から3月に調査したものです。 消費税率の引き上げの影響と賃金・価格改定の動向についての調査も行っています。 販売価格についてどの程度転嫁できるかという質問には、全てを転嫁できるが40.8%、一部にとどまるが32.5%、まったくできないが5.8%となっています。 消費税率の引き上げは当面の売り上げに対しどのような影響を与えるかという問いには、どちらとも言えないが、28.8%、今年6月末頃まで減少・9月末頃まで減少が16.8%と続きます。 製造業・建設業・不動産業については、個人消費の冷え込み、駆け込み需要の反動も見込まれ、先行きを懸念する企業が多いことが見て取れる回答となりました。 また、アベノミクスにより、この春、賃金を引き上げたかという問いに対しては、85.7%が引き上げていないと回答しています。 賃金を引き上げていない理由としては、景気の見通しが不透明が38.3%、自社の業況低迷が32.7%となっています。
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南ア50周年に向け合唱曲「讃歌-長谷」披露
伊那市長谷小学校の児童は5月24日の南アルプス国立公園指定50周年記念式典に合わせて作られた合唱曲「讃歌-長谷」を23日市の関係者に披露しました。 讃歌-長谷は、南アルプス国立公園指定50周年を記念し、今年の3月に作られた合唱曲です。 長谷小学校の音楽専科の小口稔子(としこ)教諭が作詞と作曲をしました。 これまでは、学年毎に練習を行ってきましたが、全校で合わせて歌ったのは今日が初めてという事です。 小口教諭は「子供達に、長谷の自然や歴史、災害での教訓などを後世に伝え、地域の愛唱歌となってほしいと」と話していました。 歌は1番と2番があり1番は長谷の自然や風景を、2番では、四季の移ろいを表しています。 小口教諭は、本番までに高音と低音のバランスを調整したいと話していました。 長谷小学校の児童が出演する、南アルプス国立公園指定50周年記念式典は来月24日伊那市の伊那文化会館で開かれる事になっています。
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南小ドラゴンズ 夢新聞制作
南箕輪村の少年野球チーム南小ドラゴンズは19日、将来自分の夢がかなった時の事を記事にする「夢新聞」を書きました。 19日は、南小ドラゴンズの児童およそ20人とその保護者が、南殿コミュニティセンターに集まりました。 夢新聞は、自分の夢や目標が実現したことを伝える未来の新聞です。 これは、県内の新聞販売店が各地で展開しているものです。 子ども達は、「夢を叶えるためにどんなことをしてきましたか」などとインタビュー形式で保護者から質問を受け、答えたことを新聞に書いていきました。 南小ドラゴンズ代表の城取健太さんは「夢新聞に書いたことを実現すべく、まずは長野県制覇というチーム目標を達成してほしい」と話していました。
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第43回日本画県展 始まる
第43回日本画県展が、23日から伊那文化会館で始まりました。 日本画県展は、長野県日本画会が開いているもので、会場には県内から出品された、76点が並んでいます。 伊那支部から出品した10人のうち、高遠町の鈴木岬さんの「待月」が、信越放送賞を受賞しています。 鈴木さんの、「待月」は雪がうっすら積もる、冬の初めに高遠町の月蔵山から月が出るのを待っている様子が描かれています。 ある会員は、「年々出品数が減ってきているので、伝統ある日本画の技法を残していきたい」と、話していました。
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伊那少年警察ボラ委嘱
伊那警察署管内の46人が、少年の非行防止や健全育成のための活動を行う伊那少年警察ボランティア協会会員に委嘱されました。 委嘱式が今日、伊那警察署で行われ、今回新たに協会会員として活動する人に、林則行副署長から委嘱状が手渡されました。 今回、委嘱されたのは、補導員と指導委員で伊那警察署管内の伊那市から辰野町までの46人です。 協会の会長には箕輪地区から藤沢照穂さんが任命されました。 補導員は、任期中、警察と協力して、街頭補導などを行います。 林副署長は、「管内では少年犯罪が減少してきている。苦労も多いと思うが、少年の健全育成のためご協力いただきたい」と話していました。 任期は2年となっています。