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【カメラリポート】自転車・ガーデニングをもっと身近に
自然豊かな伊那谷での生活を楽しんでもらおうと、アウトドアのライフスタイルを提案するイベントが、5月25日(土)、26日(日)の2日間、伊那市高遠町で計画されています。
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第8回西町区「美術作品展」
伊那市の西町区民による「美術作品展」が、17日から西町公民館で始まりました。
西町区「美術作品展」は今回8回目で、会場にはおよそ50人から90点が集まりました。
絵画を中心に、書道や彫刻など、区民が1年間かけて制作した作品が並んでいます。
城倉昭治区長は、「作品展を通して、地域との関わりを大切にしていきたい」と話していました。
第8回西町区美術作品展は、19日日曜日まで、西町公民館で開かれています。 -
「美篶の歌」作曲者見つかる
伊那市の美篶地区で歌い継がれている「美篶の歌」の作曲者や発表年月日などが書かれている楽譜が、この程見つかりました。
今年の3月に見つかった「美篶の歌」の楽譜です。
作詞者で、昭和6年まで旧美篶村の村長を務めた赤羽源一さん宅で見つかりました。
赤羽源一さんが作詞したことは分かっていましたが、作曲者と発表年月日は不明でした。
見つかった楽譜には、現在の伊那市富県新山出身で1980年に亡くなった羽場匡雄さん作曲で、発表年月日は、昭和21年7月18日と書かれていました。
羽場さんは、今の東京芸術大学を卒業後、飯田市を中心に作曲活動をしていました。
美篶の歌は、美篶の地理や歴史が歌詞になっていて、1番から12番まであります。
13日は美篶公民館で「童謡歌唱の集い」があり、40人の美篶区民と講師の有賀千づるさんが美篶の歌を歌いました。
参加した区民は、「素晴らしい美篶の歴史を歌い継いでいきたい」と話していました。 -
伊那市職員エコドライブ体験
伊那市は、自動車から排出される二酸化炭素削減を目指そうと17日、職員を対象にしたエコドライブ講習会を開きました。
受講したのは、市役所本庁と高遠町総合支所、長谷総合支所の職員4人です。
4人は、燃費や走行パターンが計測できる機器を取り付けた車でまず市役所周辺の3キロを走行しました。
普段通りに走った結果、ある職員の燃費は、ガソリン1リットルあたり8.77キロでした。
受講者たちは、その後スタート時の緩やかなアクセルの踏み込みやアイドリングストップなどエコドライブのコツを学びました。
そして再び3キロを走ると燃費は、1リットルあたり11.6キロに改善しました。
今回のエコドライブを実践し、1年間に1万キロを走った場合、ガソリン278リットルの節約につながります。
削減される二酸化炭素の量は、645キロで、杉の木を46本植えたのと同じ効果が得られる計算になるということです。
伊那市では、今後、事業者や市民に対してもエコドライブを広めていきたい考えです。 -
前期高齢者対象脳いきいき教室
骨や関節、筋肉などの疾患や認知症の予防につなげようと伊那市は、前期高齢者を対象にした脳いきいき教室「65歳からの健康クラブ」を17日、初めて開きました。
初開催となる17日は、6人が参加しました。
介護予防などを目的としたのういきいき教室は、市内105か所で開かれ、1,700人が参加しています。
うち、65歳から74歳までの前期高齢者はおよそ22%の332人に留まっています。
「65歳からの健康クラブ」は、前期高齢者の参加を増やすことやこれまでの脳いきいき教室では物足りないなどの声があがっていることなどから、年齢制限を定めて開くものです。
参加者は、職員からトレーニング方法などを教わっていました。
伊那市には、65歳以上の人はおよそ1万9,000人います。
このうち、介護保険サービスを利用している人はおよそ3,000人で、利用額は年間およそ56億円となっています。
65歳以上のうち前期高齢者はおよそ8千人と5割に近いことから、市では早いうちからの体力づくりを呼び掛けています。
65歳からの健康クラブは、毎週金曜日にほっとセンターみすずで開かれます。
また、毎週月曜日には男性限定で、西町のぶぁんて・あんで開かれます。 -
工科短大新設案「ハードル高い」
長野県は、平成29年度までに着工する計画の工科短大南信キャンパスの設置場所について、伊那技術専門校を活用する案が有力との見方を17日駒ヶ根市で開かれた説明会で示しました。
説明会は、駒ヶ根市への設置を要望している伊南地域の教育委員会で組織する上伊那南部市町村教育委員会連絡会が開いたものです。
県からは、商工労働部の西澤清人材育成課長らが出席し、設置場所を上伊那地域とすることが決まった経過や工科短大の内容が示されました。
建設事業費は、南箕輪村の伊那技術専門校を活用する場合が16億円、ほかの地域に新設する場合が38億円と試算されています。
出席した教育関係者からは、駒ヶ根工業高校との連携を視野に入れ、駒工周辺に新設して欲しいとする意見や質問が相次ぎました。
これに対し西澤課長は、「総合的な検討をして建設場所は決定するが、大きな争点は、経済的なもの。早期着工したい観点からも新設案はハードルが高い」として、伊那技専活用案が有力との見方を示しました。
建設場所の決定時期については、26年度当初予算案を作成する今年の秋頃までが一つ目安になると話し、今後は、上伊那広域連合や上伊那産業振興会との協議で絞込みが進むものと見られます。 -
山雅後援会南信州支部来月設立
サッカーJ2の松本山雅FCを応援する南信地区の企業やファンなどで作る山雅後援会南信州支部が、来月設立されることになりました。
16日は、箕輪町内の飲食店で設立に向けた準備総会が開かれ、上下伊那を中心に南信地区の企業や山雅の社員など関係者およそ40人が集まりました。
後援会は、南信地区の会員同士のネットワーク構築や観客・スポンサーの拡大などを目的としています。
松本山雅FCは、平成17年に前身の山雅サッカークラブから名称を改め始動、去年からJ2に昇格しています。
現在、県内には地域支部が上田と塩尻にある他、企業などでつくる職域支部が2つあります。
総会では、地元サッカークラブや学校に選手を招く講習会や会員交流会の開催など事業計画を確認しました。
設立総会・支部認証式は、来月26日に箕輪町の伊那プリンスホテルで開かれます。 -
雑穀ロゴマークお披露目
雑穀を地域ブランドにしようとい縲怩ネ雑穀ネットワークが2月に公募したロゴマークが完成し、17日イベント用ののぼり旗がお披露目されました。
最優秀賞の原画に採用されたのは、上伊那農業高校2年で伊那市山寺の守屋琴音さんの作品です。
原画をデザイン化し17日発表しました。
中学生や高校生を中心に37作品の中からい縲怩ネ雑穀ネットワークが決めました。
17日は、ロゴマーク入りのイベント用のぼり旗がお披露目されました。
のぼり旗は、大を5本、小を30本作りました。
守屋さんは、「家でも食べている雑穀ごはんをイメージしてデザインした。」と話しています。
い縲怩ネ雑穀ネットワークの吉田洋介さんは、「素朴さが雑穀につながるデザイン。PRにつなげていきたい」と期待しています。
ロゴマークは、シールにもして、伊那の雑穀のピーアールに一役買うことになっています。 -
小中学生将棋大会 南信予選
全国小学生、中学生将棋選抜選手権大会の南信予選が12日、伊那市のいなっせで開かれました。
大会には、上伊那を中心に諏訪や下伊那などから、小学生の部に15人、中学生の部に7が出場しました。
大会は、各ブロック総当たり戦で行われ、上位2名が県大会出場の切符を手にします。
対局が始まると、子供たちは、真剣な眼差しで碁盤を見ては、慎重に自分の駒を動かしていました。
大会の結果、伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、小学生の低学年の部は、増澤理久斗君、宮脇彬君、中学生の部は、鈴木麻修君が、19日に松本市で開かれる県大会に出場します。
また、会場では、11日から伊那市を訪れているプロ棋士、阿久津主税七段による指導対局が行われました。
阿久津さんは、試合を終えた子供達や保護者等、一度に6人を相手に将棋をさし、状況にあったさし方などを教えていました。 -
東京都新宿区の中学生 高遠町で田植え体験
伊那市と友好提携を結ぶ東京都新宿区の中学生が、16日、高遠町小原の田んぼで田植えを体験しました。
伊那市を訪れたのは、新宿区立西早稲田中学校の1年生137人です。
西早稲田中では、高遠町の農事組合法人らいふが生産している野菜や米を給食の食材として購入している事が縁で、毎年農業体験に訪れています。
一昨年まで、夏休みを利用して希望する生徒のみが来ていましたが、より多くの生徒に農業体験をしてもらおうと、去年から1年生全員で訪れることになりました。
指導は、らいふの組合員や地元の農家が行い、コシヒカリの苗を約40aの田んぼに植えました。
生徒らは、裸足で田んぼの中に入り、15センチ間隔で、2、3本ずつ苗を植えていました。
この日植えた苗は、らいふが管理し9月に収穫した後、西稲田中学校の給食で提供されることになっています。 -
箕輪町施設お年寄り風船バレー大会
福祉施設の利用者同士で交流を深めてもらおうと、風船を使ったバレー大会が、16日箕輪町のながたドームで行われました。
これは、箕輪町内のデイサービスセンターなどで組織する、福祉施設事業所連絡会が開いたもので、今回で5回目です。
箕輪町にある福祉施設の利用者同士の交流を深め、楽しんでもらおうと風船バレーを行いました。
風船バレーは、テニスコートの中で椅子に座り、10人前後のチームに分かれて、風船でバレーを行います。
相手の床に風船を落としたら1点入り、5点先制したチームが勝ちとなります。
参加したおよそ80人の利用者は、8チームに分かれてプレーを楽しんだり、応援していました。
今回の風船バレー大会の代表で、ケアセンターふれあいの里の横川賢さんは、「外出する機会が少ない利用者にとって交流の場として楽しんでもらいたい」と話していました。 -
根津八紘さんチャリティ展始まる
産婦人科医で書画家の根津 八紘さんによる障害者やその家族で作るパンセの会を支援するためのチャリティ作品展が、伊那市のいなっせで16日から始まりました。
根津さんは、下諏訪町にある医療法人登誠会・諏訪マタニティクリニック院長で、書画家です。
会場には、根津さんの絵画35点、書が5点あります。
根津さんは、左利きで、右手で書を、左手で絵画を描きます。
絵画はレプリカを販売することにしていて、原画サイズが約5万円です。
このチャリティ展は、社会福祉法人の設立を目指す上伊那地域の障害者やその家族でつくるパンセの会が企画したものです。
根津さんと縁があったことから、今回実現しました。
パンセの会は、こうした取り組みを通して、法人を設立し、障害者が地域の中で暮らせる施設の建設を目指しています。
根津さんのチャリティ書画展は21日(火)いなっせ2階展示ギャラリーで開かれています。
収益金は、全てパンセの会に寄付されることになっています。
18日には、いなっせ6階ホールで根津さんによる「社会といのち」と題した講演会も予定されています。 -
南アルプス林道見どころ満載
4月25日から伊那市長谷の南アルプス林道バスが、歌宿まで開通となりました。
林道では、この季節ならではの楽しみが満載です。
林道沿いの石灰岩の岩肌には、赤紫の可憐な花、シナノコザクラが咲いています。
シナノコザクラは長野県版レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている希少種の高山植物です。
今年は例年より、2週間ほど遅く開花し、現在見頃となっています。
林道沿いでは、シナノコザクラのほかにも、七福神の布袋に形が似ていることからその名がつけられた「ホテイラン」や、ミヤマスミレの小群落も目にすることが出来ます。
現在、林道バスが運行している歌宿まで足を運ぶと、正面にはノコギリ岳が見えてきます。
地元の人達が「鹿ノ窓」と呼ぶ風穴のほか、七丈の滝も目にすることが出来ます。
シナノコザクラの見頃は、5月いっぱいだということです。 -
たかずやチャリティー展 116万円寄付
伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」の移転改築を支援するため開かれたチャリティーアート展の売り上げおよそ116万円が、15日、たかずや福祉会に寄付されました。
15日は、チャリティーアート展の北原 勝史実行委員長などが、たかずやの里を訪れ、売上金の一部、116万7063円を、施設を運営するたかずや福祉会の埋橋良和理事長に手渡しました。
チャリティーアート展は、伊那美術協会・信州美術会上伊那支部・伊那市民美術会などが呼びかけ、3月29日から4月2日までの5日間開かれました。
出品者81人から177点が集まり、82人が、127点を購入しました。
額縁代などの材料費を除く収益と、寄付金を合わせ、116万円ほどが集まりました。
埋橋理事長は、「知恵を絞り汗を流していただいた寄付。子どもたちのために使わせていただきたい」と感謝していました。
北原実行委員長は、「大勢の人に作品を見てもらい、社会的にも貢献できてよかった」と話していました。
この寄付金は、移転改築の設備費として活用されるということです。 -
伊那市春日公園のツツジ見頃
伊那市の春日公園のツツジが見頃を迎えています。
春日公園には、ミツバツツジやレンゲツツジなど、およそ2万本が植えられています。
伊那市商工観光部によりますと、春日公園のツツジは5月いっぱいまで楽しめるということです -
6月16日に観光イベント「飯田線と天竜まったり散歩」
箕輪町、辰野町、南箕輪村が集まり、去年4月に発足した上伊那北部観光連絡協議会は、3町村合同の初めての観光イベントを6月16日に行います。
「飯田線と天竜まったり散歩」と題したウォーキングイベントで、6月16日(日)に行われます。
午前11時にJR辰野駅を出発し、3時間かけて箕輪町の伊那松島駅まで歩くコースと、4時間かけて南箕輪村の北殿駅まで歩くコースがあります。
天竜川を眺めながらのウォーキングを楽しみ、ゴールしたら、飯田線を使って辰野駅に戻って、ほたるを鑑賞します。
参加費は、一般が500円、小学生以下が200円となっています。
協議会では、上伊那北部の天竜川の風景を楽しみながら、飯田線を観光資源として見直すきっかけにしていきたいとしています。 -
ごみ減量・資源化 関心9割以上
上伊那広域連合が行ったごみ処理に関するアンケート結果によりますと、ごみの減量化や資源化に非常に関心がる、ある程度関心があると答えた人は合わせて、9割以上となっています。
これは15日、伊那市のいなっせで開かれた、上伊那広域連合の廃棄物政策審議会の中で報告されました。
アンケートは今年の1月から2月にかけ、抽出した3000件に郵送し、そのうち、54%にあたる1,632件から回答がありました。
このうち、ごみの減量化・資源化の関心度に関する質問では、非常に関心があると、ある程度関心があると答えたのは合わせて、94%となっています。
しかし、ごみの減量化や資源化を実践しているかとの問いに対し、いつも実践していると回答した人は37%に留まっています。
また、家庭内でごみの分別について理解していない人の年代については、60代以上の高齢者が全体の37%を占め、次いで20歳未満が全体の34%となっています。
委員からは「分別がこまかすぎると、高齢者は理解しにくい」や「年代にあった教育をすると共に、より簡単な分別の方法を検討し理解度を上げる事が大切」などの意見が出されていました。
審議会では今回まとめたアンケートを参考に、ごみの削減目標などを定めた、ごみ処理基本計画を12月までにまとめる予定です。 -
記念の1枚に スタジオで写真撮影
伊那市西町にある、写真館風の丘デュポンタンは、市内にある障害者福祉関連施設「伊那ゆいまーる」の利用者を招待し、無料で写真撮影を行いました。
15日は、伊那ゆいまーるの利用者、11人が写真館を訪れると、店のスタッフが化粧やヘアメイクを行い、あらかじめ決めていた衣装に着替え、撮影が始まりました。
伊那ゆいまーるの関係者によりますと、障害を抱えた人やその家族は、スタジオでの撮影を遠慮し、成人式等の記念写真が無い人もいるという事です。
伊那ゆいまーるのスタッフから事情を聴いたデュポンタンでは思い出にしてもらおうと、今回、創業100周年の記念事業の一環としてボランティアでの撮影を行いました。
この日撮影された写真は、記念写真としてプレゼントされるという事です -
交通安全啓発案山子壊される
交通事故が多発する国道361号権兵衛街道に設置された交通安全啓発案山子が何者かに壊されていたことが15日分かりました。
交通安全啓発案山子は、伊那市高遠町の矢澤親男さんが制作したもので現在、矢澤さんが修復作業にあたっていす。
矢澤さんによりますと壊されているのがみつかったのは、連休明けで案山子を支える土台と支柱が破損していたということです。
案山子が設置された伊那市西箕輪と南箕輪村南原を通る国道361号は去年2件の交通死亡事故が発生し3人が亡くなっています。
矢澤さんが事故防止のため警察官そっくりの案山子を作り、去年12月に設置したところそれ以降この道路で死亡事故は起きていません。
修復した交通安全啓発案山子は20日に再設置するということで、矢澤さんをはじめ、警察や伊那交通安全協会では「2度とこのようなことを起こさないでほしい」と話しています。 -
権兵衛トンネル補修工事につき片側交互通行に
伊那と木曽を結ぶ権兵衛トンネルの補修工事のため、15日から6月21日まで片側交互通行となります。
規制により、通常時で12分、最大で20分ほどの片側通行の待ち時間が予想されます。
今回の補修工事は、全長4.4キロメートルのトンネル内の伊那側入り口から2.6キロメートル付近で見つかった長さ5メートルほどの亀裂の補修と補強のためです。
亀裂は、去年12月に起きた中央自動車道の笹子トンネルの事故を受け緊急点検を行い、見つかりました。
木曽建設事務所によりますと、特に危険な状況ではありませんが、重要な路線のため補修を行うということです。
現場は駐車帯があり、トンネルの壁が広がるところで、構造的に亀裂が発生しやすい場所だということです。
また、恵那山トンネルの通行規制が6月20日から始まることを受け、20日までには工事を終わらせたいとしています。
木曽建設事務所では、「通過に時間がかかるので余裕をもって出かけてほしい」と話していました。
通行規制の期間は今日から6月21日で、午前8時30分から午後5時までです。
土日と夜間は規制を行いません。
規制により、通常時で12分、最大で20分ほどの片側通行の待ち時間が予想されるということです。 -
箕輪町 移動販売を行う業者を対象に補助事業実施へ
箕輪町は、日常生活に必要な食料品などの買い物が困難な高齢者のための移動販売を行う業者に対し、経費の一部を助成する補助事業を始めます。
これは、14日に開かれた箕輪町議会全員協議会で町が示したものです。
補助事業は、一人で買い物に出かけることが困難な高齢者など、いわゆる「買い物弱者」対策として行うものです。
補助の対象となるのは、町内の業者です。
条件は、1週間に1回以上、町内10地区で、肉、魚、野菜などの移動販売を行うこと、5年以上継続して実施することなどです。
審査に通れば、移動販に必要な車や冷蔵庫などの備品購入費と移動販売の広告宣伝費を、300万円を上限に2分の1を町が補助します。
町では、5月30日に、希望する業者を対象に説明会を開き、事業の周知を図っていくということです。
公募期間は6月3日から、7月1日までで、7月中に審査を行い、補助対象となる業者を決定するということです。 -
桜守が高砂中学校の桜の管理方法を指導
伊那市高遠町の高遠城址公園の桜などを管理する桜守は13日、東日本大震災の被災地宮城県仙台市の高砂中学校で桜の管理方法を指導しました。
13日は、桜守や市の職員などが朝5時に伊那市を出発し、宮城県仙台市にある高砂中学校に向かいました。
高砂中学校の校門には学校のシンボルだった桜の木がありましたが、震災の津波で枯れてしまいました。
それを知った東部中学校の生徒たちは桜を贈ろうと生徒会が中心となって桜プロジェクトを立ち上げ、去年11月に高砂中でタカトオコヒガンザクラを植樹しました。
今回は、桜の状況の確認や今後の手入れの方法などについてアドバイスしようと高砂中を訪れました。
高砂中のよると4月17日に数輪の花が咲いたということで、生徒たちは大喜びだったといいます。
校舎のいたる所に、開花した時の様子が紹介されていました。
桜守たちは、桜の状況を確認し、栄養分を補うための肥料をあたえていました。
桜守の稲辺謙次郎さんは、「根の成長をさせるには桜を観察しながら水を与えていくことが大切」とアドバイスしていました。
稲辺さんは、今後も継続して桜の管理方法などについてアドバイスしていきたいと話していました。 -
超自然の大地 7月7日伊那文化会館で先行上映
伊那市西春近出身でアメリカシカゴ在住の映画監督梶野純子さんが、原発事故に苦しむ福島県の農家を取材した映画「超自然の大地」が、7月7日に伊那文化会館で先行上映されます。
映画は、汚染されてしまった土地で安全な農作物を作ろうと取り組む福島県の有機農家を取り上げたドキュメンタリーです。
梶野さんは、夫で同じく映画監督のエドワード・コジアスキーさんと共に震災のあった年の5月から取材を始めました。
撮影は、2年間で200時間以上に及び、それを90分にまとめたということです。
13日は、梶野さんの活動を支援したいという有志でつくる実行委員会が立ちあがり、上映会に向けた初めての会議を伊那市のいなっせで開きました。
委員長には、梶野さんが伊那北高校在籍時に校長だった唐木近一さんが選ばれました。
梶野さんは「自分の故郷で生き続ける方法を模索し、次の世代へとその成果を残そうとする福島の人の力強い姿を見て欲しい」としています。
先行上映会は、7月7日午前10時からと午後1時からの2回伊那文化会館で開かれます。
チケットは前売りが1,300円、当日は1,500円、高校生以下は800円となっています。
それぞれ上映後梶野さんのトークショーが行われます。 -
伊那まつり Tシャツとうちわデザイン決まる
伊那まつりの公式Tシャツとうちわの図案が決まりました。
Tシャツに採用されたのは、伊那市の高坂智子さんの作品です。
誰にでも親しんで着てもらえるデザインが評価されました。
うちわに採用されたのは香川県の垂水秀行さんの作品です。
切り絵というアイデアがよくその効果が充分でているところが評価されました。
うちわは一口2万円で企業名などが入ったものを200本作ることができるということで伊那まつり実行委員会では協賛する企業などを募集しています。 -
観光だけでない桜の利用 進む
桜を観光だけでなく商品開発の研究素材として活用し、農家の収入アップや遊休農地の解消につなげていこうという取り組みが、伊那市高遠町で行われています。
14日は、高遠町山室の北原昭男さんの庭に植えられたヤエザクラ「関山」の花の摘み取り作業が行われました。
この取り組みは、ヤエザクラの花を利用して和菓子などの食品や化粧品を開発しようと、愛知県の企業や大学などが行っているものです。
この企業は、日本一の桜の里づくりを進めている伊那市に計画を持ちかけ、平成23年度から栽培の講習会を開くなど準備を進めてきました。
伊那市やJA上伊那東部支所などでつくる東部地区農業振興センターが窓口となって農家から希望を募り、去年3月に40戸の農家に桜の苗木1,200本を配りました。
摘み取った花は東部支所に持ち帰り、冷蔵保存したほか一部を塩漬けにしていました。
高遠町地区には、市全体の6割にあたるおよそ230ヘクタールの遊休農地があることから、センターでは遊休農地の解消などに期待を寄せています。
花は、事業を進めている愛知県の企業に1キロ900円で買い取られることになっています。
葉の出荷は、来年以降本格的に行われる計画です。 -
南箕輪中部保育園 こいのぼり運動会
南箕輪村の中部保育園で9日、こいのぼり運動会がありました。
中部保育園では、毎年4月下旬にこいのぼりをあげ、5月上旬にこいのぼり運動会を行っています。
9日は、園児およそ170人が、体操や玉入れなどを行いました。
競技の1つ、「くぐってひろってこいのぼり」は、カラートンネルをくぐり、その先で、年長園児お手製のこいのぼりと、お菓子を受け取るものです。
園児は、出口を目指して一生懸命くぐっていました。
清水ふみえ園長は、「こいのぼりのように元気に成長してほしい。新年度が始まって1カ月経つので、これからも元気に保育園に来て、楽しい日々を過ごしてほしい」と話していました。
中部保育園では、今年度から「なかよしの日」を決め、毎月1回の散歩や歌などで、年齢が違う組の園児同士で、交流する予定だということです。 -
スポーツに親しむ楽々エンジョイ運動塾
スポーツに親しむイベント、楽々エンジョイ運動塾が12日、伊那市高遠町の高遠スポーツ公園文化体育館で開かれました。
このイベントは日頃の運動不足を解消してもらおうと伊那市総合型地域スポーツクラブが開いたもので、会場にはおよそ100人が集まりました。
イベントでは様々な体操が紹介され、ボクシングの動きを取り入れたボクサーエクササイズでは、
参加者が音楽に合わせて体を動かしていました。
今日は他にレクリエーション感覚の運動、3B体操が紹介されました。
この体操はクッションなどを使って体を動かすもので生活習慣病の予防などに効果があるということです。
イベントでは他に東日本大震災からの復興に役立ててもらおうと参加者が義援金を用意された箱に入れていました。 -
ウォーキングで地域の自然や文化に理解深める
伊那市西町の住民が、地域を歩きながら交流する、さわやかウォーキングが、12日行われました。
さわやかウォーキングには、住民およそ120人が参加しました。
このイベントは、子どもからお年寄りまで参加できる行事として、毎年行われているもので今回で10回目となります。
この日は、伊那文化会館を出発し伊那街道などを通り伊那西小学校へと向かうおよそ9キロのコースを歩きました。
文化会館南側の「うぐいす洞」では、地域の自然に詳しい中村昭章さんが、この周辺一帯が昭和36年に県内で3番目に鳥獣保護区に指定された等と説明し、「森を守った先人達に感謝し、後世に憩いの場所としてこの自然を残していきたい」と話していました。
参加人達は、地域の歴史や文化について理解を深めていました。 -
伊那市が交通死亡事故ゼロ300日達成
去年6月4日以降、交通死亡事故ゼロ300日を達成した伊那市は、県交通安全運動推進本部から賞状が伝達されました。
伊那市では、去年6月4日に交通死亡事故が発生して以降13日まで、343日間交通死亡事故が発生していません。
13日に、伊那合同庁舎で行われた伝達式では、上伊那地方事務所の青木一男所長から、白鳥孝伊那市長に賞状が手渡されました。
上伊那地方事務所によりますと、伊那市は、平成18年と平成21年に200日を達成しましたが、300日を達成したのは、今回が初めてということです。 -
「南箕輪村の日」制定へ
南箕輪村の唐木一直村長は、村民に郷土についての理解と関心を深めてもらうため南箕輪村の日を制定する考えです。
明治8年2月18日に村が誕生したことから制定日を2月18日としています。
13日は村役場で議会全員協議会が開かれ、村の日制定に関する説明がありました。
南箕輪村は1875年明治8年2月18日に久保村、大泉(村、北殿村、南殿村、田畑村、神子柴村の6村が合併し誕生したもので、箕輪郷の南に位置することから南箕輪村となりました。
その後塩ノ井、沢尻、など6つの区が加わり今の12区となり、明治8年以降、他の自治体と合併することなく今日に至っています。
村では制定日と考えている来年2月18日に記念式典のほか村の歩みを紹介するビデオを上映する計画です。
唐木一直村長は郷土の歴史を振り返り、郷土を築き上げた先人に感謝する南箕輪村の日の制定を3期目の公約として掲げていました。
村の日制定について議員からは「多くの村民が参加できる事業にしてもらいたい。」などの意見が出されていました。
村では南箕輪村の日を定める条例案を6月議会に提出することにしています。