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小黒川スマートIC 地区協議会年度内発足へ
中央自動車道の小黒川パーキングエリアのスマートインターチェンジ化に向け、白鳥孝伊那市長は、実施計画の決定機関となる地区協議会を今年度中に立ち上げたいとの考えを示しました。 これは、4日開かれた伊那市議会の一般質問の中で、議員の質問に答えたものです。 地区協議会は、国、県、伊那市、ネクスコ中日本など関係機関で組織され、実施計画を決定や申請手続きを行う組織です。伊那市では、平成21年度から関係機関と勉強会を開いてきましたが、国の方針転換により一旦計画を休止しました。平成24年度から検討を再開し、ETCを搭載している二輪車から長さ12メートル以下の大型車までが、上下線ともに24時間出入りできるスマートインターチェンジ整備の検討をしています。 白鳥市長は、「リニア中央新幹線へのアクセスの利便性など果たす役割は大きい。地域経済、企業活動、観光などへの効果も期待される」と話していました。 中央自動車道小黒川スマートインターチェンジは、平成27年度の供用開始を目指します。 また白鳥使用は、リニア中央新幹線の開業による上伊那地域のメリットについて「飯田線への特急乗り入れといった高速化や、153号バイパスの整備促進など、中間駅へのアクセスをいかに向上させていくかが課題」と話していました。
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「写遊学舎」3回目の写真展
伊那市内の写真愛好家でつくる「写遊学舎」の写真展が4日から、伊那図書館で始まりました。 写遊学舎は、上手い下手ではなく、「写真で遊んで学ぶ」をテーマに活動していて、3年前から毎年写真展を開いています。 会場には、会員6人と特別会員の近作、およそ72点が展示されています。 作品は、会員一人ひとりがテーマを決めて出品していて、被写体や撮影方法にこだわっているということです。 事務局螺良徹さんは、「上手いか下手かはわかりませんが、作品を見て何かを感じ取ってもらえたら・・」と話していました。 訪れた人は、「作品を見ると作者の思いが伝わってくる、自分でも写真を撮ってみようと思う」と話していました。 写遊学者の写真展は、9月12日木曜日まで、伊那市の伊那図書館で開かれています。
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東春近小レコードコンサート
古きよきアナログの音の世界を子どもたちにも知っておうと伊那市東春近小学校の理科教諭が企画したレコードコンサートが、8月28日、小学校の体育館で開かれました。 28日夜は、東春近小の児童や一般100人ほどが、会場に足を運びました。 レコード盤を知らない子ども達が多いと知った東春近小の理科教諭2人が、市内のオーディオ専門店や、東京にあるオーディオ機器メーカーの協力を得て開きました。 コンサートでは、同じ曲をレコードとCDで流し、アナログとデジタルの音の違いを聞き比べたり、音が出る電気の仕組みが紹介されました。 企画した理科教諭の一人、北澤 夏樹教諭は、「音の鳴る仕組みは物理やものづくりにも関係する。理科は素敵な世界の入り口だと感じてもらえればうれしい」と話していました。
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県代表として箕輪中合唱部 関東甲信越ブロック出場へ
7日に埼玉県で開かれる第80回NHK全国学校音楽コンクールの関東甲信越ブロックに出場が決まっている、箕輪町の箕輪中学校合唱部の壮行会が3日、中学校で開かれました。 合唱部は先月24日に岡谷市で開かれた長野県大会で金賞に選ばれ、県代表として初めて出場します。 3日は、自由曲の「この楽器を」を全校生徒に披露しました。 コンクールは7日に埼玉県で開かれ、関東甲信越地方から16校が出場します。
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舞踊家田中泯さん15日に伊那市で舞踊を披露
9月14日から幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人井上井月のイベントが始まります。 15日に、舞踊家田中泯さんが井月の知られざる心の内を舞踊で表現します。 3日は伊那市のいなっせで映画「ほかいびと」の監督を務めた北村皆雄さんと主役を務めた田中泯さんがイベントの概要などについて説明をしました。 田中泯さんは映画「ほかいびと」で、幕末から明治にかけて伊那谷を放浪した俳人、井上井月の役を務めました。 田中さんは世界的に知られている舞踊家として活動しています。 日本はもちろん世界各地で舞踊やオペラ、演劇などの振付、演出などをこなしています。 ソロダンス公演は世界各地で2000回を超えているということです。 国内外で数多くの賞を受賞しています。 田中さんは関連イベントの中で井月のしられざる心の内を舞踊で表現するということです。 田中さんは「今回の踊りは大変珍しく誰でも知っている唄が音楽として聞こえてくる。見るには損のない舞踊になっている」と話していました。 田中泯さんによる舞踊公演は15日、日曜日いなっせ6階ホールで行われることになっていて前売り券1000円となっています。 千両千両井月さんまつりと題したイベントは井上井月を一般の人にも知ってもらおうと9月14日から22日まで中心市街地で行われます。 期間中は映画「ほかいびと」の上映やシンポジウム、俳句大会などが予定されています。
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上伊那消防広域化協議会 職員の定数案示す
上伊那消防広域化協議会が4日、開かれ、広域化後の職員の定数を現在の実人員と同数の207人とする事務局案が示されました。 4日は、11回目の協議会が伊那市のいなっせで開かれました。 現在の伊那消防組合と伊南行政組合に所属する消防職員は合わせて207人で、事務局が示した案も広域化後の定数を207人とするものです。 ただし、組織管理や財政運営などを考慮し、発足後5年を目処に実人員の削減や合理化を図るとしています。 5年後の平成32年度までに、207人から196人に減らす計画です。 具体的な人数については、事務部門を20人から17人に、通信指令を21人から13人に減らし、消防救急に出動する現場部門は対応力を維持するために現在の166人を据え置く考えです。 この案については11月に開かれる会議で協議し、決定するということです。
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おたっしゃ祝品 カタログ完成
介護認定を受けていない88歳のお年寄りに対し伊那市が今年度から贈る「おたっしゃ祝品」のカタログが完成しました。 カタログは、4日から地区の区長を通して配られます。 カタログは、A3サイズで生活雑貨や健康用品、菓子など22事業所の商品37品目が掲載されています。 伊那市では、毎年敬老の日に合わせ88歳を迎えるお年寄りに対し祝金として1人5,000円を贈っています。 おたっしゃ祝品は、88歳を迎える人のうち介護認定を受けていないお年寄りを対象に祝金とは別に贈られるものです。 市によると、今年度88歳を迎える人はおよそ440人で、うち介護認定を受けていない人は250人だということです。 商品は、カタログに付いている引換券を店頭に持っていき交換することができます。 商品の引き換えは来年3月31日までとなっています。
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オレオレ詐欺未然に防ぎ感謝状
オレオレ詐欺を未然に防いだとして3日、伊那警察署から長野銀行箕輪支店に感謝状が贈られました。 3日は、長野銀行箕輪支店支店長の北原昭彦さんが伊那警察署の青木辰夫署長から感謝状を受け取りました。 先月8日に、箕輪町に住む80歳の女性から「定期預金を解約し600万円をおろしたい」と申し出がありました。 しかし、行員が高齢者の多額の現金の払い戻しを不審に思い、女性の自宅へ行き事情を聞いた所、詐欺だと分かり未然に防ぐことが出来ました。 伊那警察署管内の今年に入ってから7月末までの特殊詐欺による被害は8件で、被害額は4500万円にのぼるということです。 伊那署によると2日から3日にかけて「株をやって損をした」「取りに行くからお金を用意して欲しい」などの不審電話が市内で連続発生しているということで「不審な電話だと思ったらまずは警察に連絡して欲しい」と呼びかけています。
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セジュール1周年感謝フェア
不登校などの悩みを抱えた若者と地域をつなげる拠点施設セジュールが9月16日でオープン一周年を迎えます。 セジュールは、去年9月16日に伊那市のいなっせ北側の空き店舗を改装してオープンしました。 悩みを抱えた子供たちを支援する上伊那子どもサポートセンターなど16団体で構成する若者参加のまちづくり協議会が運営しています。 一周年を迎えることから店内には、これまでの活動などが紹介されています。 一階はドリンクなどを提供するカフェとなっていて現在、中学生から高校生までの10人が職場体験を行っています。 オープンから9月2日までの来客数はおよそ1200人ということです。 セジュールではオープン1周年を記念した作品展や講座などを予定しています。
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伊那節大会・ふるさと芸能祭
伊那節のうたごえを競う唄い手コンクールと、上伊那各地の伝承芸能団体が踊りを披露するふるさと芸能祭が1日、伊那市のいなっせで開かれました。 これは、長野県を代表する民謡のひとつ、伊那節を次世代に歌いついでいきたいと、上伊那の伝承芸能団体で組織する実行委員会が2年に1度開いています。 唄い手コンクールには、高校生から70代まで、上伊那を中心に県内各地から36人が参加し、自慢のうたごえを披露しました。 それぞれ1番のみを歌いましたが、その歌詞は自由となっていて、自分の好きなものや地域に歌い継がれる歌詞を歌っていました。 最優秀賞には、伊那市の堀田 弘子さんが選ばれました。 第二部のふるさと芸能祭では、伊那市長谷のざんざ節保存会や、美篶の下県かっぽれクラブなど6団体が、踊りを披露しました。
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花とライオン児童合唱音楽賞受賞
全国の優秀な合唱団に贈られる、花とライオン児童合唱音楽賞を受賞した、いな少年少女合唱団は東京で開かれた贈呈式で音楽賞運営委員らを前に歌声を披露しました。 8月30日に東京で贈呈式が行われ、団員らおよそ30人が出席しました。 花とライオン児童合唱音楽賞は童謡作家の小黒恵子さんが設立した児童合唱音楽振興基金が選考、運営しているものです。 今年で18回目となり、毎年優秀な児童合唱団1団体が表彰されています。 贈呈式では小山つね子運営委員長から賞状や盾のほか助成金100万円が贈られました。 いな少年少女合唱団は、その音楽性の高さに加え、音楽を通じたボランティア活動の実施などが評価されました。 これまでの受賞団体は関東を中心とした大規模な合唱団で、今回の受賞は長野県では初となります。 会長の北沢理光さんは、地方の小さな団体が受賞したことは、今後の活動の励みになると話します。 団長で高校2年大前美沙子さん。 中学1年で入団した大前さんは8月に団長になったばかりで、団員のまとめ役を担います。 賞の名称は「花のように美しく、ライオンのようにたくましく音楽に親しんでほしい」との願いが込められています。 いな少年少女合唱団では受賞を機にさらに地域の音楽文化発展に貢献していきたいとしています。
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小出太鼓 打DA鼓が3位入賞
第16回日本太鼓ジュニアコンクール長野県予選大会が1日箕輪町文化センターで開かれ、上伊那からは、伊那市西春近の小出太鼓打DA鼓が3位に入りました。 打DA鼓は、「打楽」という組太鼓でエントリーし、県内各地から参加した12団体中、3位に入り健闘しました。 優勝したのは、北安曇郡松川村の信濃国松川響岳太鼓子供会です。 「化心」という曲で躍動感あふれる演奏を披露しました。 信濃国松川響岳太鼓子供会は、来年3月に福島県で開かれる全国大会に県代表として出場することが決まりました。 地元のみのわ太鼓保存会ジュニアチームは、「暴れ天龍黄金飛沫」という曲を15人で演奏しました。 残念ながら3位以内に入ることはできませんでした。 太鼓のジュニアコンクール長野県予選大会は、今回で16回目になります。 審査委員長は、「演奏は格段に上達した。楽しみながら、めりはりをつけたたくともっと良い」と講評しました。 会場は立ち見も出る盛況ぶりで、訪れた人は、迫力ある太鼓の音色に聞き入っていました。
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園児・児童がお化け屋敷で交流
伊那市の富県保育園と富県小学校の交流会が2日、富県保育園で開かれました。 保育園と小学校の交流は3年前から始まっていて年間を通して農作物づくりや水泳など様々な事を行っています。 2日は、8月30日に保育園で行われた夏まつりで年長園児が行った、お化け屋敷を富県小の1年生が体験しました。 園児はお面やマントなどでお化けに扮して児童を脅かしていました。 お化けのトンネルの中には手作りのお化け人形や、保冷剤などが吊るされていて、児童が悲鳴をあげていました。 体験した児童は「暗くてとても怖かった」また、園児は「上手に脅かすことができた」と話していました。 次回の交流は今月開かれる運動会になるということです。
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やさしいエアロビ教室
日頃の運動不足解消などを図ろうと箕輪町で「やさしいエアロビクス教室」が28日から、始まりました。 エアロビ教室は日頃の運動不足の解消と参加者の親睦を深めようと、箕輪町の生涯学習課が毎年開いているものです。 教室は9月末までに5回が予定され、28日はその第1回です。 町内の50代から70代までの13人が参加しました。 講師はスポーツ指導員の木下順子さんがつとめました。 参加者は軽快な音楽と、掛け声に合わせて、前に後ろにステップを踏みながら、腕を上げたりおろしたり、身体のストレッチを中心に汗を流していました。 「やさしいエアロビクス教室」の第2回は9月4日に予定されていて、誰でも参加ができます。
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町議会9月定例会 20議案を提出
箕輪町議会9月定例会が2日開会し、一般会計補正予算案など20議案が提出されました。 一般会計補正予算案は1億5千万円を追加するものです。 主な事業として、太陽光発電設置者に対する補助として1,400万円、住宅リフォーム補助として1,000万円などとなっています。 箕輪町議会9月定例会は、9日、10日に一般質問、17日に委員長報告、採決が行われます。
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村議会9月定例会 15議案が提出
南箕輪村議会9月定例会が2日開会し、一般会計補正予算案など15議案が提出されました。 一般会計補正予算案は2億5千万円を追加するものです。 主な事業としては、商工振興事業の「南箕輪村の日」プレミアム商品券の補助金に500万円。 南殿屯所改修費用に600万円などとなっています。 南箕輪村議会9月定例会は、11日、12日に一般質問、13日に委員長報告、採決が行われます。
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避難所に一泊 村で初の宿泊訓練
南箕輪村は8月31日、大地震発生を想定して村民が避難所に一泊する訓練を初めて行いました。 訓練は、村内で震度5強の地震が発生したとの想定で行われ、31日午後4時北殿公民館には避難所が開設されました。 南箕輪村では、避難所の生活を実際に体験する事により、万が一の事態に備えていこうと初めて宿泊訓練を実施しました。 訓練は、北殿区と北原区の2か所で実施され、両区合わせて30人余りが参加しました。 避難所では、停電や断水を想定して室内には灯光器が置かれ参加した人たちにはペットボトル入りの水や非常食が提供されました。 寝るスペースは、公民館の広間に縦横2.3メートル高さ1.8メートルのビニール製の布でできた仕切りを設置し、家族毎に別れ寝ました。この仕切りは、プライベート空間の確保や、授乳の時など他の人の目を気にせず行えるよう、村が昨年度100個購入したものです。 避難所を訪れた唐木一直村長は、「村として、住民の要望を聞きながら、避難所の設備を整えていきたい」と話していました。 1日午前6時、参加した人たちは起床すると、仕切りをかたづけていました。 今後村では、大規模の災害を想定し、村民体育館などより広い場所で、宿泊訓練を行っていきたいとしています。
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長谷地区孤立想定 伊那市総合防災訓練
伊那市は、大雨による土砂災害と大規模地震により長谷地区が孤立したとの想定で1日、総合防災訓練を行いました。 訓練は、超大型で猛烈な台風が伊那市を直撃すると予想される中、東海地震が発生し、橋の損壊や土砂崩落により道路が寸断され長谷地区が孤立したとの想定で行われました。 基幹避難所となった長谷小学校の体育館には、長谷地区全域からおよそ130人が避難しました。 午前9時、伊那市長谷の美和湖グランドには、伊那市内の医師4人を乗せたヘリコプターが到着しました。 これは、災害によりケガ人が多数発生する中、孤立した長谷に陸路では入れない事から、市が県に要請しヘリコプターで移送したものです。到着した4人は、基幹避難所となっている、長谷小学校に移動し、ケガ人の手当てを行いました。
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箕輪町地震総合防災訓練
9月1日の防災の日に合わせ、各市町村では防災訓練が行われます。 このうち箕輪町では31日、地震総合防災訓練が町内15地区一斉に行われました。 訓練は、東海地震と大雨による土砂災害などの複合災害を想定して行われました。 午前8時20分。 地震発生の可能性が高くなっているとの警戒宣言が発令され、その5分後には避難勧告が出されました。 箕輪町大出の大出コミュニティセンターには、住民126人が自宅から避難してきました。 常会ごと避難者の人数を確認すると自主防災組織の本部に報告していました。 午前8時45分、地震発生を知らせるサイレンがなると住民らは地面にしゃがんで頭を守る姿勢をとっていました。 避難者の人数と負傷者を把握すると、町が今年度運用を始めたデジタル防災行政無線を使って、役場に設けられた対策本部に報告していました。 各地区ではこの後、消防団の指導のもと初期消化や救護訓練が行われました。 他に、今回モデル地区となった木下区は、障害者や支援を必要とする人の為の福祉避難室を箕輪進修高校の体育館に開設しました。 住民らは仮設トイレの組み立て方や目の不自由な人への支援方法を学びました。 平澤豊満町長は「セーフコミュニティ国際認証都市として災害に強い街づくりを進めていきたい」と話していました。
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台風低気圧に変わるも注意
本州に近づいていた台風15号は31日未明に温帯低気圧に変わりましたが、南部では今夜からあすの明け方にかけて所により雷を伴う雨が予想されます。 長野地方気象台では、大雨、雷、突風に関する気象情報を発表し、土砂災害や低い土地の浸水などに注意を呼び掛けています。
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伊那警察署で地震総合防災訓練
伊那警察署は、防災週間初日となった8月30日、地震総合防災訓練を行いました。 署員の災害対処能力を向上させようと行われたもので、若手を中心に60人が参加しました。 庁舎内の消火栓を使用した放水訓練では、消火栓の使い方の説明を聞いた後、署の外にホースを延長して実際に中庭に放水をしました。 南側駐車場では、チェーンソーの操作訓練が行われました。 東日本大震災の時に被災地でも救助活動にあたった元県機動隊の中内巡査部長が、取り扱う際の注意点を経験に基づいて説明しました。 当時被災地では、防風林の木が散乱している状態でそれを取り除くためにチェーンソーを使用する機会が多くあったということです。 訓練では、停電時に信号を動かすことができる発電機や密閉された部屋やガス漏れ現場でも使用できる圧縮空気を利用した機器の説明もありました。 青木辰夫所長は、「万一災害が発生した場合は、警察が安全・安心のよりどころとなる。普段から準備をしていきたい」と話していました。
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東部中生徒会が祖父母に感謝会
地域のお年寄りを招いての、「祖父母に感謝する会」が31日、伊那市の東部中学校で開かれました。 東部中学校生徒会が地域のお年寄りに学習の成果を見てもらおうと毎年開いているもので、今年で48回目になります。 3年生の実行委員長安江渓太くんは「日頃の感謝の気持ちを伝えるとともに、東部中の様子を見てもらいたい」と挨拶しました。 会では、学年ごとの合唱や学習発表、また部活の発表が行われました。 その中で、演劇部の発表では笑いの起きる場面もありました。 合唱部の歌の発表では「故郷」が歌われ、祖父母も一緒に歌っていました。 最後は吹奏楽部による演奏で会場は盛り上がっていました。
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伊那小学校恒例のPATバザー
伊那小学校伝統のPTAバザーが31日、伊那小学校体育館で開かれ、会場は多くの人で賑わいました。 会場には、児童やPTAなどが25店を出店しました。 伊那小学校のPTAバザーは、家庭で使わなくなった雑貨の販売や、児童の総合学習の発表の場として毎年開かれています。 総合学習の販売エリアでは、子どもたちが手作りしたものなどが店頭に並び、多くの人が買い求めていました。 このうち、5年敬組では草木染めのコースターやのれんを販売したほか、体験コーナーも設けられ、訪れた人達がハンカチなどを赤や黄色に染めていました。 体験した人は「きれいな模様が出て良かった」などと話していました。 バザーの収益は子どもたちの学習環境の整備に充てられることになっています。
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伊那混声合唱団が東日本大震災の義援金贈る
上伊那の合唱愛好者でつくる伊那混声合唱団は、7月に開いた第43回演奏会のチケットの売り上げの一部を、29日、東日本大震災の被災地などへ寄付しました。 団長の竹松成史さんが伊那市役所を訪れ、白鳥誠保健福祉部長に義援金10万円を届けました。 伊那混声合唱団は2年に1度演奏会を開いていて、前回、2011年の演奏会から、東日本大震災復興支援チャリティーコンサートとして義援金を贈っています。 今年は、伊那市富県の児童養護施設たかずやの里へ5万円、全日本合唱連盟に5万円など、義援金も含めて25万円を寄付しました。 今年の演奏会には850人が訪れ、当日会場に設置した募金箱にも約6万円が集まったということです。 義援金は、伊那市を通して被災地に贈られることになっています。
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高遠高校文化祭「兜陵祭」あすまで一般公開
伊那市高遠町の高遠高校文化祭「兜陵祭」が31日から始まりました。 生徒玄関前には、全校制作のモザイクアートが展示されています。 写真はクラスマッチなどのイベントで撮影されたもので、およそ3,000枚が使われています。 体育館では、福祉コースによるキッズ王国が行われ、輪投げや風船プールが設けられました。 キッズ王国では、図書委員による紙芝居の読み聞かせも行われ、子どもたちは耳を傾けていました。 高遠高校の文化祭「兜陵祭」はあすも一般公開が行われ、時間は午前11時から午後2時半までです。
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伊那北高フェンシング部町長に入賞報告
8月4日から7日まで大分県で開かれた全国高校総体、フェンシング競技で入賞した箕輪中学校出身の伊那北高校生6人が30日、箕輪町役場を訪れ平澤豊満箕輪町長に入賞の報告をしました。 入賞したのは、女子個人エペ競技に出場した2年の上田果歩さんと、男子個人サーブル競技に出場した3年の大槻達哉君の2人で、男子団体フルーレの5人はベスト8でした。 上田さんは、全身を突きのみで攻撃する「エペ」で、長野県初の準優勝を果たしました。 大槻くんは、上半身を突いたり切ったりする「サーブル」で同じく準優勝を果たしました。 男子団体は、胴体を突きのみで攻撃する「フルーレ」で長野県初のベスト8に入りました。 生徒たちは、「箕輪中学校時代からの気心のしれた友達で、チームワークは最高でした。しかし目標は優勝だったので、少し悔しい」と話していました。 山本政典監督は「今年のチームはまとまりがあり、技術も高かったのでベスト8は残念」と話していました。
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リニア500キロ 走行試験再開
JR東海による山梨リニア実験線の延伸工事が完了し最高時速500キロの走行試験が再開されました。 山梨県にある実験線は、これまで18.4キロの区間で行われていました。 平成23年から延伸工事が行われ総延長は42.8キロとなり29日L0系と呼ばれる新型車両のリニアによる最高時速500キロの走行試験が再開されました。
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中尾歌舞伎9年ぶり熱田神社で公演
伊那市無形民俗文化財に指定されている中尾歌舞伎。10月12日に、国重要文化財の熱田神社で9年ぶり2度目となる公演を行ないます。 29日夜は、伊那市長谷の中尾座で歌舞伎保存会のメンバーが、10月の公演に向けて練習を行っていました。 今回の演目は、「人情噺(にんじょうばなし)文七元結(ぶんしちもっとい)」。中尾歌舞伎が得意とする演目のひとつです。 これは、平成16年に、熱田神社でおこなわれた公演の様子です。悲劇を演じることが多い中尾歌舞伎の演目の中で、文七元結はコミカルな部分もありハッピーエンドの演目です。
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有効求人倍率0.72倍 再び県内最低に
上伊那の7月の月間有効求人倍率は、0.72倍で、再び県内最低となりました。 ハローワーク伊那では、雇用情勢は、依然として厳しい状況にあり、持ち直しの動きに足踏みがみられるとしています。 新規求人数は、6月を下回ったものの去年を24.8パーセント上回る1,204人でした。 新規求職者数は、6月を上回ったものの去年を4.6パーセント下回る791人でした。 これにより7月の月間有効求人倍率は、6月より0.02ポイント低下し0.72倍でした。 求人倍率が低下した主な要因は、6月に大幅に増加した派遣社員の求人が半数近くに減った為です。 ただ新規求人の全数に占める正社員の割合は36.5パーセントと6月に比べ10パーセント近く増えていて、ハローワークでは、良い傾向と見ています。
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上伊那トップ切って手良で稲刈り
上伊那のトップを切って、30日、伊那市手良で稲刈りが行われました。 稲刈りを行ったのは、手良の㈱中坪ノーサンです。 中坪ノーサンでは、高齢化した農家などから委託を受けて、現在27ヘクタールで米を栽培しています。 29日、収穫したのはコシヒカリで、4月下旬に、やはり上伊那のトップを切って植えた稲です。 中坪ノーサンの登内 里見さんは「今年は暑かったが、朝晩が涼しかったので高温障害も少なかった。平年並みの良いお米ができていると思います」と話し話していました。 関東農政局長野地域センターでは県内全ての地区で水稲の作柄は平年並みと見込んでいます。 南信は穂数が「やや少ない」1つの穂もみ数は「平年並み」全もみ数は「やや少ない」登熟は「平年並み」で作柄は「平年並み」としています。 中坪ノーサンでは、10月上旬まで、 天気がよければ毎日稲刈りに追われます。