-
たかずやの里 着工
老朽化などにより伊那市の富県から東春近に移転新築される児童養護施設たかずやの里の建設工事が始まりました。 20日は、現地で安全祈願祭と起工式が行われました。 式には、たかずやの里を建設する社会福祉法人たかずや福祉会や支援する上伊那広域連合、地元東春近の関係者が参加し、神事などで施設の無事完成を祈りました。 現在富県にあるたかずやの里は、老朽化が進み耐震面で問題があるほか土砂災害防止法の計画区域になっているため、移転し新築されるものです。 新築される場所は、東春近の東原工業団地の一角で、伊那市が土地開発公社から取得した土地のうち6,000平方メートルを借ります。 施設建設の総事業費は、約4億円で、県の補助が2億2,470万円で、1億7,200万円を上限に上伊那8市町村が支援します。 なお、移転新築のために寄せられている寄付金は、今日現在630件、3千654万6,366円となっています。 起工式でたかずやの里の埋橋良和理事長は、「危険な場所、建物から明るく安全な東原に移転することができる」とあいさつし、「好意的に受け入れてくれた東春近地区や寄付していただいた方々、ボランティアの方々などに限りなく感謝したい」と話しました。 移転新築を支援する上伊那広域連合を代表し、連合長の白鳥孝伊那市長は、「子どもたちの健やかな姿を見守りながら支援をしていきたい」とあいさつしました。 たかずやの里は、来年4月1日に開所する予定です。 定員は40人で現在は31人が生活しています。
-
南アルプスジオパークマップ刷新
南アルプスのジオパークの魅力を観光客にわかりやすく紹介するためのマップが刷新されました。 マップは南アルプスジオパーク協議会が作成しました。 南アルプスの雄大な山々と深い渓谷や伊那市と飯田市、富士見町、大鹿村の4市町村の動植物、文化、歴史などの写真も掲載されています。 高遠エリアでは、高遠城址公園、高遠温泉さくらの湯などの観光地が、長谷エリアでは、戸台の化石資料室やその学習会の様子などが紹介されています。 また、入笠山山頂からの眺めの他、鹿嶺高原から仙丈ヶ岳を望む写真なども掲載されました。 片面は南アルプスの地図に見所が記されています。 マップは伊那市創造館や長谷ビジターセンターなどに設置されています。
-
地価公表 商業地21年連続下落も幅縮小
長野県は、7月1日現在の県内の地価を公表しました。 全体では、住宅地は17年連続、商業地は21年連続の下落となりましたが、下落幅は前年より縮小しました。 県内77市町村394か所で調査が実施され、林地を除く382地点のうち、前年より上昇したのは6地点、横ばいが4地点、下落が372地点でした。 指標となる価格を提供し適正な土地取引が行われるよう調査が行われています。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内市町村の平均変動率は、伊那市がマイナス1.6%、箕輪町がマイナス3.2%、南箕輪村がマイナス1.5%で、それぞれ前年より下落しましたが、下落幅は縮小しました。 地価は1平方メートル辺りの標準価格です。 放送エリアの商業地で下落幅が大きかった地点は、伊那市山寺駐車場付近が、去年の5万1400円より4.3%下落し4万9200円、箕輪町のイオン箕輪店付近で、去年の3万7800円から3.4%下落し3万6500円、南箕輪村神子柴のクスリのサンロード南箕輪店付近が、去年の2万9600円から4.1%下落し、2万8400円となっています。 なお、県内で上昇したのは軽井沢町の6地点のみでした。
-
田中 泯さん 井月の心踊る
今年初開催のイベント千両千両井月さんまつりは、22日までの8日間に渡りさまざまなイベントが行われています。 15日には映画「ほかいびと」で井月を演じた、ダンサーとして世界で活躍する田中泯さんの舞踊公演が、15日に伊那市のいなっせでおこなわれました。 田中さんは、自身が感じた井月の女性観を演じたということです。田中さんが、歌詞つきの曲で踊る事はほとんどないということですが、今回は例外的に、昭和の歌謡曲などにあわせて踊りを披露していました。 公演は入場できない人が出るほどの盛況で、会場は、田中さんが紡ぎだす独特の世界につつまれていました。
-
南箕輪村の湯澤千里さん 青年海外協力隊員としてサモアへ派遣
南箕輪村久保の湯澤千里さんは、青年海外協力隊員として、南太平洋の島国、サモアへ派遣されます。 19日、湯澤さんが南箕輪村役場を訪れ、唐木一直村長に出発前の挨拶をしました。 湯澤さんは、村久保出身の26歳です。 大学時代、東南アジアやアフリカなどの国々へ行き、ボランティアの在り方や豊かさについて考えるようになったということです。 派遣先のサモアでは公立学校で理科の教育を行うことになっています。現地の学校は、13歳から17歳まで490人が在籍していますが、理科の専門教員がいないため、生物の授業しかできていないということです。 湯澤さんは、大学卒業後に埼玉県で塾の講師をしていて、そのスキルを活かしたいということです。 湯澤さんは、10月1日にサモアに向け出発し、派遣期間は2年後の2015年10月までとなっています。
-
虫歯予防などを呼びかけるポスターコンクール 入選作品決まる
上伊那の小中学生を対象に行った虫歯予防などを呼びかけるポスターコンクールの審査が今日行われ入賞作品が決定しました。 ポスターに採用されたのは、飯島小学校4年の柴田春夢さんの作品です。配色が工夫されている点が評価されました。 伊那ケーブルテレビ放送エリア内では、最優秀賞に高遠中3年の保科緯希さんの作品が選ばれました。 優秀賞は、低学年の部で西箕輪小学校3年の井上櫂さん、高学年の部で東春近小4年の奥村弥月さん、富県小4年の小牧真奈さん、中学校の部で伊那中1年の野崎貴裕さん、西箕輪中3年の宮下佑悟さんの作品が選ばれました。 コンクールは、上伊那歯科医師会などが毎年行っているもので、今年は、上伊那の小中学校から651点の応募がありました。 ポスターは250枚作成され保育園や小学校などに配られます。 佳作を含む入選作品は、来月4日から箕輪町役場で、15日から伊那市役所展示されます。
-
日本山岳写真協会南信支部 第19回写真展「貌・季節の中で」
日本山岳写真協会南信支部の第19回写真展が、19日から伊那文化会館で始まりました。 会場には、南アルプスや中央アルプス、八ヶ岳などの写真56点が展示されています。 南信支部には14人の会員が所属していて、この数年で撮影した力作を出品しています。 北アルプスで撮影された山頂にかかる虹、八ヶ岳で撮影した、光の環や朝の雲海など、刻々と変化する山の表情をとらえています。 1995年に発足した南信支部は創立20周年を迎える来年、県内5か所を縦断する記念写真展や写真集の発行を予定しているということです。 日本山岳写真協会南信支部の第19回写真展「貌・季節の中で」は、23日(月)まで伊那文化会館で開かれていて、22日(日)午後2時から山岳写真の見方などを紹介するライブトークも予定されています。
-
南箕輪村久保区 敬老会
南箕輪村では、16日、各区で敬老行事が行われ、長寿を祝いました。 南箕輪久保区の敬老会には、70歳以上のお年寄り193人が招待されおよそ80人が出席しました。式では、今年度80歳を迎える人に、唐木一直村長から祝い金が手渡されました。 長寿者を代表して山口クミ子さんは「80歳になったという実感は無ありませんが、まだ80という気持ちで過ごしていきたい」と話していました。 会場では、地域の園児から大人まで11組が、踊りや歌を披露すると、お年寄りたちは、手をたたきながら、楽しんでいました。 久保区の赤羽英俊区長は「これからも、それぞれの立場で地域を支え、お互いに声を掛け合い、健康で元気に過ごして頂きたい」と話していました。
-
箕輪進修高校生徒と保護者が地域を清掃
箕輪町の箕輪進修高校に通う生徒とその保護者は、学校周辺や通学路などの清掃を14日、行いました。 14日は、生徒とPTA、学校関係者の合わせて260人ほどが7班に分かれて作業を行いました。 このうち木下駅周辺では、およそ30人が駅舎の清掃や草取りをしました。 毎年1回PTAを中心に校舎周辺の整備を行っていて、今年から生徒が利用する駅や通学路の清掃も行うことになりました。 ある保護者は「3年間こどもがお世話になるので、少しでも地域のためになればうれしいです」と話していました。
-
リニア県内駅 飯田市上郷飯沼付近に設置
JR東海は、リニア中央新幹線の県内中間駅の位置について、飯田線の元善光寺駅から1キロ離れた飯田市上郷飯沼付近に設置するとの案を明らかにしました。 JR東海は、リニア中央新幹線の詳しい駅の位置やルートなど最終的な案を示した「環境アセスメントの準備書」を18日公表しました。 準備書では、県内に設置される中間駅の位置の案は元善光寺駅から南西に1キロ離れた、飯田市上郷飯沼付近としています。
-
児童ポルノ製造の容疑で安曇野市の少年を書類送致
伊那警察署と県警情報技術解析課などは児童ポルノ製造の疑いで安曇野市の少年を検挙し18日、長野地方検察庁伊那支部に書類送致しました。 伊那警察署の発表によりますと書類送致されたのは、安曇野市に住む19歳の会社員の少年です。 この少年は今年5月、南信地方に住む当時12歳の女子中学生に18歳に満たないことを知りながらLINEのメッセージ機能を利用して裸の写真を送信させ児童ポルノを製造した疑いです。 調べに対し少年は容疑を認めているということです。
-
東京都新宿区の小学生が稲刈り体験
伊那市と友好都市提携をしている東京都新宿区の小学生が18日伊那市美篶の田んぼで稲刈りを体験しました。 稲刈りを体験したのは新宿区立江戸川小学校の6年生14人です。 江戸川小学校では社会科で学習した稲作について体験を通して理解を深めていこうと毎年伊那市を訪れています。 18日は7アールの田んぼで春に別の新宿区の小学生が植えた稲を刈り取りました。 児童はJAの職員からやり方を教わると、根元から刈って束ねていきました。 持田裕代校長は、「体験を通して農家の苦労やお米の大切さを学んでほしい」と話していました。 刈り取った稲は精米され、新宿区にある29の小学校の給食に使われるということです。
-
「起業・創業ウィーク」展示
事業の立ち上げに関する資料が並ぶ起業・創業ウィークが、伊那市の伊那図書館で開かれています。 会場にはパンフレットや書籍、ポスターおよそ40点が展示されています。 展示は日本政策金融公庫伊那支店などが、起業についての取り組みを知ってもらおうと企画したもので、今年で2回目になります。 日本政策金融公庫では、去年全国で起業・創業のために1万9,469件の融資を行ったということで、このうち県内では162件、伊那支店では19件になっています。 起業・創業ウィークは22日(日)まで伊那図書館で開かれています。
-
橋爪まんぷさん「川柳まんが展」
伊那市の漫画家橋爪まんぷさんの「川柳まんが展」が、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。 会場には、川柳に漫画を添えた作品、31点が並んでいます。 このイラストは川柳集「旬」の見開きに、およそ20年前から掲載しているものです。 橋爪まんぷさんの川柳まんが展は、10月31日木曜日まで、伊那市のニシザワ双葉食彩館で開かれています。
-
学童クラブ交流会
放課後に小学生をあずかる、学童クラブの指導員などを対象にしたスキルアップ交流会が18日、伊那合同庁舎で開かれ、伊那市の西春近南小学童クラブの事例発表が行なわれました。 スキルアップ交流会は指導員に、学童クラブ運営の参考にしてもらおうと伊那保健福祉事務所が毎年開いているもので、上伊那からおよそ50人が参加しました。 学童クラブは昼間保護者が家庭にいない小学生を、放課後や長期休暇中、あずかるものです。 交流会では伊那市の西春近南小学童クラブ指導員の村山武子さんが事例発表を行いました。 村山さんは、「入所申請書には何も書かれないケースがある、特に低学年の場合は、ただわがままに育ってきただけなのか、障害があるのか、判断が難しい」と話していました。 また、実践していかなくてはいけないこととして、「指導員としてできることと出来ない事を明確にする」ことをあげていました。 このほか、学校との連携や情報の共有方法などの意見交換が行われました。
-
体力知ってロコモ予防
伊那市総合型地域スポーツクラブは、骨や関節などの機能低下を防いでもらおうと12日、伊那市の女性プラザでロコモ予防教室を開きました。 12日は伊那市内にある接骨院のロコモ予防指導士の4人が講師をつとめました。 参加者は、講師からロコモトレーニングの指導を受けて、体に負担のかからない程度にストレッチや簡単な筋力トレーニングなどで汗を流していました。 足腰の動きが衰えることを、ロコモティブシンドロームといい、略称がロコモです。 50歳以降に多く見られる症状で、悪化すると寝たきりなど介護が必要になる場合があるということです。 教室は毎月2回開かれていて参加者のデータを元に、無理のないプログラムでできるようになっています。
-
台風18号 上伊那地域でも被害
大型の台風18号の通過により上伊那地域にも倒木や、停電、果樹被害などがありました。 17日は、果樹農家が台風で落ちた梨の片付けに追われていました。 台風18号は16日の午前9時から10時にかけて県南部を通過し上伊那地域も強い風と大雨をもたらしました。 伊那地域の、15日午前0時の降りはじめからの雨量は81ミリで、午前10時36分に最大瞬間風速10.4メートルを観測しました。 伊那市のまとめによりますと台風の影響で41か所で倒木があった他、電柱が倒れる被害がありました。 これにより若宮団地付近など5か所で通行止めになりました。 箕輪町によると町内では、倒木の被害が35か所、物置小屋の損壊などがありました。 南箕輪村によると住宅の一部損壊が2件、倒木が25か所となっています。 田畑区では住宅の屋根が飛び、隣の家の屋根の一部と物置を壊しました。 3市町村ともけが人はいませんでした。 倒木に伴う断線により広い範囲で停電となりました。 中部電力長野支店によりますと伊那市、箕輪町、南箕輪村で6770戸が停電となり16日の午後9時半すぎにすべて復旧したということです。 一夜あけ、17日は青空が広がりました。 南アルプス林道バスは17日の午前10時から運行を再開しました。 南箕輪村の久保では倒れた桜の木の枝の撤去作業が行われていました。 台風の影響で果樹の被害もありました。 伊那市西箕輪の果樹農家、笠松悟さんの梨園では、多くの梨が落ちました。 JA上伊那によりますと特に伊那市から辰野町にかけて梨の落下が多かったということです。 落ちた梨は加工品として取扱うということです。 長野県農政部では市町村を通じて農作物の被害状況を調べています。
-
中央アルプスビジネスフェア 来年3月開催
上伊那のものづくりをPRする中央アルプスビジネスフェアが来年3月に伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれます。 実行委員会は企業数を増やし規模を拡大したい考えです。 17日は、伊那商工会議所副会頭で中央アルプスビジネスフェア実行委員会の川上健夫実行委員長らが記者会見を開き概要などを説明しました。 ビジネスフェアは上伊那の産業の情報発信や商談の場にしようと開かれていて今回で3回目です。 今年は、金属加工や電気、電子機器などの製造業を中心に115社が参加し2日間でおよそ1800人の来場者があったということです。 今回は規模をさらに拡大し150社の参加を目指します。 実行委員会では各企業が技術や情報を共有し生かすことでビジネスチャンスが広がるものと期待しています。 中央アルプスビジネスフェアは来年3月6日、7日の2日間伊那市の伊那勤労者福祉センター体育館で開かれることになっています。
-
高齢者訪問 肖像画贈る
敬老の日の16日、伊那市は高齢者訪問を行いました。 この日は、白鳥孝市長や伊那市出身で佐久市在住の画家 三浦輝峰さんが、伊那市長谷の池上きくのさん宅を訪れ、祝い金や肖像画を贈りました。 三浦さんは、平成18年から毎年、故郷のお年寄りに肖像画を贈っています。 肖像画を手にした池上さんは、96歳の時の写真を基に、描かれた事から、「これは若い」と感想を言うと周囲から笑いが起きていました。 池上さんは大正3年生まれの100歳。 若い頃に夫を亡くし、農業を営みながら、子供2人を養育し、93歳までは、畑仕事をするのが日課だったという事です。 今でも食事は3食残さず食べ、お風呂に入るのが楽しみだという事です。 伊那市の100歳以上のお年寄りは61人で、市内最高齢は西町の106の歳女性です。
-
キッツ伊那工場40周年記念祭でたかずやの子どもが太鼓披露
伊那市東春近の株式会社キッツ伊那工場の操業40周年記念祭が14日行われ、工場の隣に移転改築される児童養護施設たかずやの里の子どもたちが太鼓を披露しました。 祭ではたかずやの里で暮らす子どもや職員7人が太鼓を披露しました。 バルブの製造・販売を行っている株式会社キッツ伊那工場は今年で操業40周年を迎えます。 児童養護施設たかずやの里が隣に移転することが縁で、記念祭に招待しました。 キッツ伊那工場の加藤岳志工場長は、「これからお隣同士のお付き合いをしていきたい。協力できることはしていきたい」と話していました。 たかずやの里は、来年3月の移転を目指します。
-
映画「山姫」 伊那市高遠町で撮影
南箕輪村出身の大学生高木清香さんが監督を務める映画「山姫」の撮影が15日伊那市高遠町で行われました。 15日は、地元住民などから募ったエキストラを交えてクライマックスとなる祭りのシーンを撮影しました。 高木さんは日本大学芸術学部映画学科の4年生で、卒業制作として自ら脚本を手がけた映画「山姫」の監督を務めます。 山姫はふるさとをテーマにしていて、故郷に帰った若者が家族のために奮闘する姿を描きます。 撮影は伊那谷フィルムコミッションの協力のもと、6日から始まり、19日まで行われる予定です。 高木さんは、「いろんな方に協力をしていただいたので、恥ずかしくない、面白い作品を作り上げたいです」と話していました。 作品の完成は来年1月を予定しています。
-
第1回西駒んボッカ開催
中央アルプスにある標高2690メートルの西駒山荘に建設用のレンガを持って登りそのタイムを競うレース、第1回西駒んボッカが、15日行われました。 西駒山荘まで持ってあがるのは、2.5キロのレンガです。 参加者はスタート会場となっている鳩吹公園で受付を済ませると、早速、レンガを受け取っていました。 午前6時30分、合図とともに参加者が一斉にスタートしました。レースには、県内を中心に全国から121人が参加しました。 このレースは、任意団体「西駒こまくさ会」が主催しています。 レースは、鳩吹公園を出発し、舗装されたロード5.1キロと桂小場から西駒山荘までの登山道6.5キロの、合わせて11.6キロを走ります。 トップランナーは、出発から30分後の午前7時前には桂小場から登山道へ入っていきました。 その後も、雨が降る中、続々とランナーが山を登っていきました。 鳩吹公園から、標高2690メートルの西駒山荘までは、標高差が1750メートルあります。
-
上古田 赤そばの里開き
高嶺ルビーという品種の赤そばが一面に広がる箕輪町上古田の赤そばの里開きが15日行われました。 上古田の遊休農地、4.3ヘクタールに、赤そばが植えられています。花は現在3分咲きとなっています。 里開きの15日は、あいにくの雨となったため、そば畑に向かう途中の直売所でテープカットが行われました。 畑を管理する古田の里赤そばの会の唐沢 清光会長は、「年々観光客も増えてきている。不備を克服し、素晴らしい赤そば畑にしていきたい」と挨拶しました。 平澤豊満箕輪町長は、「観光地としての地盤ができ、継続できている。素晴らしいおもてなしに期待します」と挨拶しました。 赤そばの里が開かれているのは、10月5日までで、期間中は、地元の農産物や、そばが販売されます。 28日、29日には、上古田公民館で地元産そばが提供される赤そば祭りを予定して、その頃にはちょうど花も見頃になりそうだということです。
-
伊那市日影区敬老祝賀会
16日の敬老の日を前に、伊那市日影区の敬老祝賀会が15日地区の公民館で開かれました。 敬老祝賀会には日影区に住む75歳以上のお年寄り68人が参加しました。 日影区の敬老祝賀会は区内のお年寄りに楽しんでもらおうと毎年開かれています。 祝賀会では、紙芝居などの発表の他、男性には肩たたき、女性にはプロによる化粧のサービスが行われました。 歳をとってもきれいになることで、喜んでもらおうと初めて行われたものです。 参加者は、口紅の色を選んだり、化粧の仕方を聞くなどして楽しんでいる様子でした。 日影区の田中利幸区長は、「みなさん交流を深めてもらいさらに健康で長生きをしてほしい」と話していました。
-
14日夜から台風最接近
気象庁によりますと、14日から15日にかけて台風18号が長野県に接近する見込みです。 気象庁では河川の増水や倒木に注意するよう呼びかけています。 伊那市西箕輪の重盛りんご農園では、台風の接近に備え収穫作業が行われていました。 収穫したりんごは、9月いっぱいが旬の品種だということで、14日からりんご狩りを予定していました。 しかし、台風の接近を受け、りんご狩り用の一部を残してすべて収穫するということです。 気象庁によりますと、台風18号の影響で、南信地域に明日の夜から明後日の午前中にかけて強い雨が断続的に降る見込みだということで、河川の増水や倒木に注意するよう呼びかけています。
-
定時制高校 生活体験発表大会
南信地区の定時制高校に通う生徒による生活体験発表大会が14日、箕輪町の文化センターで開かれ、箕輪進修高校の2人が優秀賞に選ばれました。 生活体験発表大会は、南信地区の定時制高校4校が持ち回りで開いているもので、今年は箕輪町で開かれました。 大会では、学校生活を通して感じたことや学んだことを7分間にまとめて話します。 このうち箕輪進修高校3年の羽場竜志さんは「荒野の道を往く決意」をテーマに話しました。 同じく4年の杉本結衣さんは、「今を生きる」をテーマに話しました。 大会の結果、飯田OIDE長姫高校の加山由峻さんが最優秀賞に、箕輪進修高校の2人が優秀賞に選ばれました。 3人は、来月12日に長野市で開かれる県大会に出場します。
-
箕輪西小学校で運動会
箕輪町の箕輪西小学校で14日、運動会が開かれました。 14日は、箕輪西小学校の全校児童102人が白組と赤組に別れ22の種目で得点を競いました。 初めての運動会となる1年生のかけっこでは、1つでも順位をあげようと懸命に走る姿がありました。 全校児童による綱引きでは、体を低くして歯を食いしばっていました。 松島ゆかり校長は「人数は少ないけれど一人ひとりが全力を出している姿が印象的だった。箕輪西小学校らしさが表れたいい運動会になったと思う」と話していました。
-
千両千両井月さんまつり 始まる
漂泊の俳人井上井月を広く知ってもらい中心市街地の活性化につなげていこうという初めての取り組み「千両千両井月さんまつり」が、14日から、伊那市で始まりました。 初日の14日は、井月の生涯を描いた映画「ほかいびと」の再上映会が、伊那旭座で開かれました。 井月は、幕末から明治にかけおよそ30年間伊那谷を放浪し、多くの句を残しました。 酒をこよなく愛していたということで、俳句や書のお礼に酒を振舞われると「千両千両」というのが口癖だったということです。 上映会では、酒好きの井月にちなんで酒を題材にした句会も開かれました。 上映会は、20日金曜日まで伊那旭座で開かれ、時間は午前10時、午後1時、午後3時半からの3回となっています。
-
創造館企画展 千両千両井月展
伊那市の創造館では井月をテーマにした企画展が14日から始まりました。 企画展は、まつりに合わせて開かれたもので、会場にはほかいびとで使用された衣装5点の他、井月の真筆などが並べられています。 この瓢箪は、井月が実際に持ち歩いていたもので、井月と縁のある民家から見つかったものです。 他にも井月に関する貴重な資料が展示されています。 千両千両井月展は、12月27日金曜日まで伊那市の創造館で開かれています。 なお、15日は舞踊家田中泯さんによる踊りがいなっせで披露される他、期間中は講演会やシンポジウムが開かれる予定です。
-
茅野駅から仙流荘まで直行バススタート
ジェイアールバス関東は、紅葉時期の南アルプス利用者の交通手段として14日から、茅野駅から伊那市長谷の仙流荘までの直行バス、南アルプス号の運行を始めました。 初日の14日は、乗客はいませんでしたが、午前10時20分に茅野駅を出発したバスは、午前11時50分に仙流荘へ到着しました。 現在、茅野方面から仙流荘まではJRを使った場合、およそ4時間30分かかりますが、南アルプス号は、1時間30分で結ぶことができ、およそ3時間の短縮になります。 運行は1日1往復で、14日から9月23日までは土、日、祝日のみ、9月28日(土)から10月27日(日)までは毎日運行する予定で、運賃は片道1,700円となっています。 ジェイアールバス関東では、「今日は宣伝が足りなかったことと、天候が不安定だったことが重なってしまって残念」と話していました。