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南原区のお年寄り 村長と懇談
南箕輪村南原地区社会福祉協議会は、唐木一直村長を招き村政についての話を聞く集まりを17日、開きました。
17日は、地区のお年寄りおよそ20人が南原コミュニティーセンターに集まりました。
これは、南原地区社協が毎月開いている高齢者の集いの一環として行われたものです。
懇談会で唐木村長は、南箕輪村の人口が増加していることについて「この流れを止めないよう秩序あるむらづくりを続けてく必要がある。そのための1つとして、今年度中に景観行政団体への移行を目指したい」と話していました。
他に、「今年度は南原保育園の増築や田畑公民館の建て替え、役場庁舎の増築など、人口増加対策として必要なハード事業を行う。福祉施策をはじめとしたソフト事業の充実も図っていきたい」と話していました。 -
アルクマが伊那市駅前でPR
長野県観光PRキャラクターのアルクマが、21日伊那市駅前で市民に「ご当地キャラ総選挙2013」への投票をよびかけました。
21日は長野県観光PRキャラクターのアルクマが通勤、通学中の市民に投票を呼びかけました。
ご当地キャラ総選挙2013は日本百貨店協会が行っているもので、投票により「TOP of ご当地キャラ」を決定します。
予備選挙には全国から500以上のキャラクターがエントリーし、アルクマは地区予選に進出する24体に選ばれました。
エントリーしていた伊那市のキャラクター、イーナちゃんは地区予選に進出することができませんでした。
地区予選は6月16日日曜日まで、ご当地キャラ総選挙のホームページで投票することができます。 -
ケア付き共同住宅を考えるパネルディスカッション
障害者が社会の中で暮らすためのケア付き共同住宅を考えるパネルディスカッションが18日伊那市のいなっせで行われました。
ディスカッションには産婦人科医で書画家の根津八紘さんと障害者やその家族でつくるパンセの会の会員4人が参加しました。
パンセの会は、社会福祉法人を設立し、障害者が地域の中で暮らせる施設の建設を目指しています。
パンセの会では、住宅の建設に向け、支援を呼びかけていました。 -
手良小児童が代掻き・どろんこバレー
伊那市の手良小学校5年生は自分たちで代掻きをした学校近くの田んぼでどろんこバレーをしました。
22日は手良小5年生20人が水を張った田んぼに入り、どろんこバレーをしました。
手良小学校では毎年5年生が米を育てていて、今年は昔ながらのやり方で米を育てたいと自分たちで代掻きを行いました。
代掻きをした田んぼで、児童は2つのチームに別れ、ボールを落とさないよう、泥まみれになって楽しんでいました。
代掻きの作業では、児童は一列になり手を繋いで田んぼの土をならしていました。
30日と31日にうるち米ともち米の苗を植え、10月上旬に収穫。
11月の収穫祭で餅やおにぎりにして食べるということです。 -
蜂の子煎餅 試作
伊那市の産直市場グリーンファームは、上伊那の伝統食、蜂の子を使った煎餅づくりに取り組んでいます。
小麦やもち米の粉などを使った生地に、蜂の子を入れ焼いたものです。
買い物に訪れた人は「パリパリして食べやすい」、「蜂の子は高価なものなので、もう少し小さい方くてもいいのでは」と話しながら試食していました。
グリーンファーム会長の小林史麿さんは、地域の食文化を見直し、気軽に食べてもらおうと煎餅を考案し、今年1月から商品化に向け取り組んでいます。
グリーンファームから300メートルほど離れた、加工施設では、煎餅の試作研究が行われています。
昆虫食については、13日に国連食糧農業機関が、栄養価が高く、手に入れやすい事から、今後、理想的な食料であるとの報告書を発表し、注目を集めています。
上伊那では、蜂の子やイナゴ、ザザムシが、貴重なタンパク源として古くから、食べられていました。
現在は、食生活の変化もあり、地域の珍味として守られています。
蜂の子煎餅は、今後、味着けや大きさなど、商品化に向けさらに試作が行われる事になっています。 -
南中伝統 経ヶ岳強歩大会
南箕輪中学校の伝統行事、経ヶ岳強歩大会が22日開かれ、生徒たちは標高2000メートルのゴールを目指しました。
午前7時、1年生から3年生の461人は合図に合わせスタートの大芝高原からゴールの経ヶ岳8合目を目指し一斉に走りだしました。
南箕輪中学校伝統の経ヶ岳強歩大会は、今年で61回目となります。
コースの全長は、およそ8キロでスタート地点とゴールの標高差が1200メートルあります。
スタートから30分後の午前7時30分には、最初のランナーが経ヶ岳2合目を通過していきました。
大会の結果、男子は1時間31分13秒で、3年生の石倉大輔君が優勝。
女子は1時間39分33秒で3年生の清水彩音さんが優勝し、3連覇を果たしました。
学校によりますと、今年の大会では、461人中442人がゴールしたという事です。 -
伊那市長谷で現金数十万円拾う
13日、伊那市長谷の市道脇に現金数十万円が落ちているのを通りがかった人が見つけ、警察に届け出ました。
伊那警察署の発表によりますと、現金が見つかったのは、伊那市長谷の市道脇です。
13日に付近を歩いていた人が、散らばっていた紙幣や硬貨を見つけ警察に届け出たという事です。
翌日の14日に警察官が付近を調べところ、さらに、現金と、金融機関の封筒が見つかったと、22日、警察が発表しました。
今回、拾われた現金数十万円は、拾得物として、伊那警察署に3か月間保管されます。 -
島崎さん「みどりの文化賞」受賞
伊那市坂下在住で元信州大学教授の島崎洋路さんが、公益社団法人国土緑化推進機構より「第23回みどりの文化賞」を受賞しました。
23日は、島崎さんが伊那市の白鳥孝市長に受賞の報告をしました。
みどりの文化賞は、緑や森林に関して功績のあった人や団体に1年に1回送られるもので、長野県での受賞者は島崎さんが初めてです。
今月の11日に東京都で開かれたみどりの感謝祭の式典で、受賞しました。
島崎さんは、昭和26年から信州大学で森林の管理や研究に携わり、退官後は横山の「島崎森林塾」を拠点として山仕事に携わる人を育ててきました。
その数は、10代から80代までのおよそ600人で、日本各地で活躍しているとのことです。
島崎さんは、今後も人材育成を続けて、林業従事者が自立して林業に取り組めるような指導をしていきたいとしています。 -
真夏日 最高気温30.3度
21日の伊那地域の最高気温は、今年最高の30.3度を記録し、8月上旬並みの真夏日となりました。
長野地方気象台によりますと、明日22日も30度近くになると予想しています。
伊那市の鳩吹公園のツツジが見頃を迎えています。 -
ジオパークガイド講座 高校生も参加
南アルプスジオパークの魅力を案内するために必要となるスキルを身に着けるための講座が13日開講し、高遠高校3年生が初めて参加しました。
13日は高遠高校の生徒や昨年度までにジオパークガイドの認定を受けた人など30人が参加しました。
ジオパークガイド講座はガイドのスキルアップを目的に南アルプスジオパーク協議会が開いているもので、今年で3年目です。
高遠高校では、今年度から始まった科目「地域の科学」の一環で、地域の環境を学ぼうと3年生10人が初めて参加しました。
初回の13日はジオパークの概要や、ガイドの心構えなどを学習しました。
ジオパーク協議会では「専門的な用語は使わず、言い伝えや自分の体験を加えながら話すと良い」と話していました。
これまでに48人がガイドの認定を受けています。
今年度の講座は6回開かれ、次回からは認定を受けたガイドが自ら講座を受け持ちます。 -
安川保さん、博さん親子「父子展」
昭和初期に伊那美術協会の発足に携わった安川保さんと、その長男でフランス在住の洋画家安川博さん親子の「父子展」が、伊那市坂下のはら美術で開かれています。
フランス在住の洋画家、安川博さんは現在82歳です。
博さんは、昭和6年に伊那市中央で生まれ、多摩美術大学を卒業後、伊那北高校や高遠高校で美術の指導にあたり、35歳の時にフランスへ渡りました。
会場には、博さんがヨーロッパの風景を題材に制作した作品や、伊那の風景を描いた作品60点が展示されています。
父の保さんは、明治37年に伊那市荒井で生まれ、昭和62年に82歳で亡くなっています。
保さんは、司法書士の仕事の傍ら水彩画を描き、昭和8年の伊那美術協会設立に尽力しました。
会場には、伊那谷の風景を題材にした作品や静物画など
30点が展示されています。
伊那で父子展を開くのは今回が初めてです。
企画したはら美術では、「昭和初期の伊那谷の文化、芸術の発展に尽力した父、保さんと、フランスで活躍する博さんの作品を、合わせて楽しんでほしい」と話していました。
安川保さん、博さんの父子展は、26日(日)まで、伊那市坂下のはら美術で開かれています。 -
消えゆく伝承 平家落人伝説
小松内大臣平清盛と書かれた赤い旗。
この旗を持っている伊那市長谷浦に住む小松忠人さん。
長谷の浦には壇ノ浦の合戦で敗れ逃れてきた平気落人の伝説がありここの住民はその末裔といわれています。 -
信州大学農学部と中部森林管理局が協定締結
信州大学農学部と中部森林管理局は技術開発などに関する協定を21日締結しました。
21日は信州大学農学部で、中村宗一郎学部長と中部森林管理局の鈴木信哉局長が協定書を取り交わしました。
信大農学部と中部森林管理局は平成22年に協定を結んでいて、共同でニホンジカの行動調査や捕獲などを行ってきました。
今回の協定ではより広い分野で協力していこうと、新たに林業の技術開発や実証などを行います。
県内初の取り組みとして、伐採と造林を一貫して行う作業システムを開発し、造林のコスト軽減の効果を調査します。
両者は、今回の協定を通じ、森林資源の有効活用や林業の再生、地域産業の活性化を目指していくとしています。 -
キョウデン小型電気自動車開発
箕輪町に本社を置くプリント基盤などの製造会社、株式会社キョウデンは小型電気自動車を開発しました。
キョウデンでは全国で月、200台を販売目標としています。
21日は、箕輪町の地域交流センター前で試乗会が行われ企業をはじめ、地域住民など200人が訪れました。
キョウデンでは、CO2削減や高齢者の外出支援、宅配の効率化などを目的に2年前から開発を進めてきました。
小型電気自動車は一般自動車と同様の操作性で普通免許があれば運転できます。
キョウデンでは市場調査をしたところ2人乗りの車両にニーズがあるとし国内で唯一2人乗りの小型電気自動車を開発しました。
最高速度は35キロで、低速だが安全をコンセプトとしています。
家庭用のコンセントで充電が可能で走行距離は最大50キロです。
訪れた人たちは担当者から説明を受け実際に運転をしていました。
キョウデンでは電気自動車の普及のカギは低価格だとしていて価格は税込み49万8000円としました。
7月から全国販売されることになっていて月200台を販売目標としています。 -
40歳以上やまびこソフトボール リーグ戦開幕
40歳以上のソフトボールリーグ、やまびこソフトボールのリーグ戦が13日、開幕しました。
13日は富士塚スポーツ公園で開幕式が行われ、参加する7チームから、およそ100人が集まりました。
開幕式終了後、早速試合が行われ選手がハツラツとプレーしていました。
やまびこリーグは今年36年目を迎えます。
リーグ戦は参加7チームが2回ずつ総当たりで9月末まで行われます。 -
広域で野生鳥獣による被害防止を協議
野生鳥獣による農林産物への被害防止に広域的に取り組む上伊那鳥獣被害対策協議会総会が13日、伊那市役所で開かれました。
総会は野生鳥獣による被害防止対策を実施することで農林業の経営安定を図ろうと開かれたものです。
総会には上伊那8市町村のほか農林業の関係者およそ30人が出席しました。
総会では今年度事業として、くくりわなや捕獲檻の購入設置、被害防止施設の調査のほか緩衝帯整備を推進していくことが了承され、事業費は928万円となっています。
協議会では野生鳥獣による農林産物に対する被害は依然として発生しているが対策を実施した地域では効果が着実に表れているとして今後も広域的、継続的な対策を進めていく必要があるとしています。 -
緑色のぼたん「豆緑」咲く
ぼたん寺として知られる伊那市高遠町山室の遠照寺で豆緑と呼ばれる珍しい、緑色のぼたんが花を咲かせました。
遠照寺境内にはおよそ160種類2,000株近くのぼたんが植えられています。
今年は中国ぼたんで5年前に植えた、緑色の豆緑と呼ばれる花が初めて咲きました。
遠照寺によりますと見た目の華やかさはありませんが、珍しい品種だということです。
遠照寺では現在ぼたん祭りが行われていて今週中頃から見頃になるということです。
入園料は高校生以上400円で国の重要文化財に指定されている釈迦堂や多宝塔を見ることができます。 -
桜井区最終判断は投票で
上伊那広域連合が建設を計画している新しいごみ中間処理施設建設の候補地となっている伊那市富県の桜井区は、建設同意の最終判断を区民の投票で決めたいとの考えを示しました。
19日は上伊那8市町村長が桜井区公民館を訪れ、上伊那広域連合の白鳥孝連合長が、桜井区の藤沢繁弘区長に建設同意を求める依頼書を手渡しました。
建設同意については12月上旬頃までを回答時期とし、地元要望については、7月末頃までに取りまとめて欲しいと要望しました。
これに対し藤沢区長は「将来を左右する大きな事項。期限については確約できないが最大限の努力をしていきたい」と答えました。
19日示された施設の計画では、建設予定地が桜井区の水田2.5ヘクタールである事や、周辺地域への影響は極めて小さいとする環境影響評価の結果などが報告されました。
出席したおよそ80人の住民からは質問や意見はありませんでした。
桜井区では各常会から選出された9人で対策委員会を組織し勉強を重ねていて、今後は住民から意見を吸い上げ最終的な判断は投票で決めたいとしています。
上伊那広域連合では、5月31日に隣接する高遠町上山田区に建設に対する協力の申し入れをすることになっています。
新しいごみ中間処理施設は、平成30年度の稼働を目指しています。 -
焼却灰撤去と処分に5億8千万円
南箕輪村の南原住宅団地に焼却灰が埋められていた問題で、村土地開発公社は来年度から除去工事をはじめ、期間は1年半、工事費と処理費を合わせた費用はおよそ5億8千万円になるとの見通しを示しました。
これは20日村役場で開かれた村土地開発公社理事会で示されたものです。
この問題は平成19年に南原住宅団地内に焼却灰が埋設されていることが分かり、その除去作業のために合わせて10世帯が移転するものです。
当初は7世帯が対象でしたが、その後の調査で3世帯が加わったもので、居住者の移転や調査などでこれまでに要した費用は、およそ4億円となっています。
除去工事は対象世帯の移転待ちの状態で村土地開発公社では来年度当初からの工事着手を念頭に工期はおよそ1年半、工事費は4億円。
焼却灰の処理費用についてはおよそ1億8千万円で合わせて5億8千万円を見込んでいます。
工事については対象範囲をテントでおおい、ダイオキシンなどが飛散しないようにするとしています。 -
伊那市でクールビズ始まる
伊那市の職員は、20日から上着やネクタイを着用せずに勤務するクールビズを始めました。
20日は担当職員がクールビズ開始の案内を庁舎内に掲示していました。
職員はネクタイを外した軽装で仕事に取り組んでいました。
伊那市では平成17年度からクールビズに取り組んでいて、東日本大震災をうけ平成23年度からは、5月から実施しています。
今年度は、昨年度と同様冷房の設定温度を28度とするほか、今月末に庁舎南側にグリーンカーテンを設置します。
伊那市によりますと、昨年度の夏のピーク時の最大電力は325kwで、平成22年度の452kwに比べ27.9%減りました。
伊那市では「市民の皆様にご理解をいただき、無理のない範囲で節電に取り組んでいきたい」と話していました。
伊那市のクールビズは9月30日までを予定しています。 -
県シニア大学伊那学部25年度入学式
平成25年度長野県シニア大学伊那学部の入学式が、16日伊那市の伊那合同庁舎で行われました。
伊那学部には、今年度107人が入学します。
長野県シニア大学は、高齢者の仲間づくりや生きがいづくりを目的に、昭和53年に老人大学として開校し、平成20年度からシニア大学に名称を変更しました。
新入生を代表して、伊那市野底の井口尚樹さんは、「精一杯努力をして、それぞれの目標に向かって頑張りたい」と決意を示しました。
今年度、伊那学部では17回の講座を予定していて、環境や医療に関する講演を聞いたり、書道や俳句などの実技講座も行うことになっています。 -
景色を眺めながらウォーキング
景色を眺めながらマイペースで歩くイーナちゃんウォーキングカーニバルが19日、伊那市ますみヶ丘の鳩吹公園を発着点に行われました。
これは、歩くことを通じて健康づくりの場にしようと毎年開かれていて19日は、市民およそ400人が参加しました。
鳩吹公園を発着点にウォーキングのみを楽しむコースと途中のでゲームやクイズを行うウォークラリーコースの2種類が用意されました。
このうちウォークラリーでは、地域にまつわる問題が出題された他、山にあるものを使ったゲームなどがチェックポイントに設けられていました。
参加者たちは仲間同士で協力してゲームをしたり、景色を眺めながらウォーキングを楽しんでいました。
主催した伊那市では「これをきっかけにウォーキングに親しんでもらえればうれしい」と話していました。 -
県少年少女合唱祭
県内の合唱団が一堂に集まり発表する長野県少年少女合唱祭が19日、伊那市の伊那文化会館で行われました。
合唱祭は、日頃の練習の成果を発表するとともに団員同士の交流の場にしようと行われていて今年で24回目です。
19日は県内の市町村で独自に活動している合唱団10団体が出演しました。
合唱祭は平成2年に伊那文化会館の自主事業で始まり、その後各合唱団の持ち回りで行われています。
伊那市での開催は今回で4回目で平成14年以来10年ぶりとなります。
ステージでは、お揃いの衣装に身を包んだ子どもたちが日頃の練習の成果を発表していました。
このうち地元の、いな少年少女合唱団は民謡やわらべうたなど5曲を披露しました。
会場には保護者などが訪れ子供たちの歌声に聞き入っていました。 -
様々な視点から東日本大震災について考える
市民、行政、報道のそれぞれの視点から東日本大震災について考えるフォーラムが19日、伊那市の創造館で開かれました。
フォーラムは、上伊那の有志でつくる市民団体いななき学舎が開いたものです。
伊那市の白鳥孝市長、信濃毎日新聞編集委員の増田正昭さん、被災地で農地の放射能除去活動などを行っている原富男さんの3人がそれぞれの立場から「東日本大震災から見えてきたもの」をテーマに話をしました。
「これからの被災地支援について」白鳥市長は、日が経つにつれて風化してきているのが事実。日本中で再確認して自分達ができることをもう1回、2回も3回もやるべき と話しました。
増田さんは、個々別々のニーズに応じた支援をしていく必要がある と話しました。
「土壌汚染について」原さんは、国は汚染された土壌にメガソーラーを作らないかと農家に話を持ちかけている。土地をきれいにするよりもその方がいいのではと揺れてきている人もいる。元通り土地をきれいにしていく為に国はお金を使うべき と話しました。
「今後の備え」について白鳥市長は、医療関係や社会的インフラの確保に努めていく と話していました。 -
交通安全啓発案山子 再設置
何者かによって壊された、国道361号沿いの交通安全啓発案山子が修復され、20日国道361号権兵衛街道に再設置されました。
案山子が設置された国道361号は去年、交通事故が多発し、3人が亡くなりました。
交通事故防止のために、伊那市高遠町の矢澤親男さんが去年12月に交通安全啓発案山子を設置しました。
しかし、今月の連休明けに案山子を支える土台と支柱が壊されているのが見つかり、矢澤さんが修復作業を行っていました。
修復にあたっては、胴体部分に使う角材などの素材を新しくして、腰や肩の強度を強くしたということです。
矢澤さんは、「風で壊れることは想定していたが、誰かに壊されることは想定外だった。今後は壊されることがないことを祈っている。」と話していました。 -
小沢花の会の芝桜見頃
伊那市小沢の農道沿いにある花の公園で芝桜が見ごろとなっていて、観光客でにぎわっています。
花を管理する小沢花の会によりますと、芝桜は25日頃まで見ごろだということです。 -
試験田に10種類の苗を植える
上伊那地域に適した米の品種を調べるため、10品種の苗が15日伊那市美篶の試験田に植えられました。
15日はJA上伊那や上伊那農業改良普及センターなどでつくる伊那米総合試験地運営委員会の委員25人ほどが広さ11アールの試験田に10品種の苗を植えました。
上伊那地域での推奨品種の選定のため、同じ条件の田んぼの中で収量や品質を調査するものです。
植えられた苗は、うるち米7種類、酒米2種類、もち米が1種類です。
委員は、11平方メートルの区画の中に苗を植えていました。
植えられた苗は生育状況を調査し、9月に収穫。
品質や食味なども調べ、今後の栽培に役立てるということです。 -
山野草や樹木について学ぶ
見頃を迎えた山野草や樹木について学ぶ講座が18日、箕輪町の萱野高原で開かれました。
講座は身近な自然に親しんでもらおうと箕輪町郷土博物館が開いたもので親子連れなどおよそ15人が参加しました。
講師は信州大学農学部で植物の生態などについて研究している荒瀬輝夫准教授が務めました。
荒瀬准教授によりますと、標高およそ1200メートルの萱野高原には山野草や樹木など200種類ほどの植物が群生しているということです。
このうち白い花を咲かせる広葉樹アオダモは大リーグヤンキースのイチロー選手がバットとして愛用している木材だと説明していました。
参加者は萱野高原を散策し楽しみながら、山野草や樹木の生態などについて学んでいました。
町郷土博物館では地域の自然観察にも力を入れることにしていて山野草のほか鳥や昆虫についての講座も計画しています。 -
アツモリソウ・盆栽など250鉢ずらり
絶滅危惧種のアツモリソウや100年ものの盆栽などが並ぶ、伊那市西箕輪の中条盆栽山野草クラブの展示会が、18日から中条公民館で始まりました。
会場にはアツモリソウを中心に山野草や盆栽など、およそ250鉢が並んでいます。
中条盆栽山野草クラブは、33年前の発足当初は盆栽クラブとして活動を始めましたが、現在はアツモリソウの栽培にも力を入れています。
色の白っぽい北海道原産の礼文アツモリ、濃い紫で本州を中心に自生する釜無ホテイアツモリ、淡い紫色の南アルプスアツモリなどが並んでいます。
今年は、芽が出た後の寒の戻りで多くの山野草が霜の被害にあったということで、全体の展示数も例年より50点ほど少なくなっています。
白鳥昭平会長は「33年やっていてこんな陽気に出くわしたのは初めて。厳しい環境の中苦労して咲かせたその成果を見てもらいたい」と話していました。
中条盆栽山野草クラブの展示会は19日まで中条公民館で開かれていて、時間は午前7時から午後4時までとなっています。 -
継続的な支援必要 約50万円を被災地へ
伊那商工会議所青年部は、平成24年度の復興支援リストバンドの収益およそ50万円を、東日本大震災で被災した福島県浪江町と宮城県気仙沼市に義援金として届けました。
伊那商工会議所青年部のメンバー18人は、15日・16日の2日間、5月例会として被災地を訪れました。
1日目に訪れた福島県二本松市にある浪江町役場仮庁舎では、義援金およそ25万円を、浪江町の檜野照行副町長に手渡しました。
青年部では、継続的な被災地支援を行っていこうと、平成23年度から復興支援リストバンドを製作・販売していて、その収益の全額を義援金にしています。
リストバンドは、伊那まつりなどのイベントで販売。平成24年度は約1,000本が売れ、収益は50万円になりました。
おととしの伊那まつりで被災地のご当地グルメを紹介したことが縁で、義援金は福島県浪江町と宮城県気仙沼市に届けています。
宮城県気仙沼市では、市役所の熊谷修一保健福祉部長に義援金およそ25万円を手渡しました。
視察を通して青年部では、復興が進んでいない現状や、支援の意識が薄れてきていることを目の当たりにしたと話します。
青年部の橋爪麻人部長は「喜んでもらいこちらも嬉しかった。復興は進んでいないが、支援する側の意識は薄くなってきている。現状を言葉で伝えるのは難しいので、行動で示してみんなが支援活動に協力してくれるような環境を作っていきたい」と話していました。
復興支援リストバンドは今年もイベントなどで販売され、集まった収益は今年度中に浪江町と気仙沼市に届けたいとしています。