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中央道で事故 39人病院搬送
27日午後0時35分頃、中央自動車道の駒ヶ根インターと伊那インター間の上り線で、大型トラックが観光バスに追突する事故がありました。
この事故により、バスの乗客など39人が伊那市と駒ケ根市の病人に搬送されました。
警察などの発表によりますと、27日、午後0時35分頃中央自動車道の上り線、伊那市小沢川の高架橋付近で、大型トラックが観光バスに追突する事故がありました。
バスは、大阪から軽井沢に向かう途中で乗客乗員合わせて40人が乗っていました。
この事故により、乗客など39人が伊那市と駒ケ根市の病院に搬送されましたが、いずれも怪我の程度は軽いということです。
事故当時、現場付近では別の場所で発生した事故により渋滞していて、徐行運転していたバスに後ろから来たトラックが追突したという事です。
警察ではこのトラックの運転していた東筑摩郡山形村の男を自動車運転過失傷害の容疑で現行犯逮捕しました。
この事故により、中央自動車道の上り線は、駒ケ根ICと伊那ICの間が、午後1時頃から午後7時40分まで通行止めとなりました。 -
平成25年度入学志願者第1回予定数調査
(募集人員は平成24年度)
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中尾歌舞伎 本番に向け衣装合わせ
11月4日の中尾歌舞伎秋季公演に向け23日は、出演する役者が、本番で着る衣装を身にまとい、伊那市長谷の中尾座で稽古を行いました
着付けを担当するのは、復活以来、20年以上にわたり裏方として舞台を支える地元の女性2人です。
初舞台となる役者に対しては、着る順番や帯の位置などを確認しながら衣装を着けていました。
秋季公演の演目は、「義経千本桜 鮨屋の段」です。
源平合戦に敗れた、平家の大将、平維盛をかくまった鮨屋を舞台に、親子関係などを描いた悲話です。
中尾歌舞伎は、江戸時代からの歴史がありますが、太平洋戦争中に一時途絶えました。
戦後、40年のときを経て、昭和61年に地域の若者が、お年寄りの指導を受けて復活させ、今年で27年になります。
中尾歌舞伎秋季定期公演は、11月4日に伊那市長谷の中尾座で開かれます。 -
県の環境基本計画 骨子案について意見交換
県の第三次長野県環境基本計画の骨子案について話し合う上伊那地域懇談会が26日、伊那合同庁舎で開かれ、参加者が意見交換しました。
26日は、地域住民や市町村の職員などおよそ30人が出席し、基本計画について県の担当者から説明を受けました。
計画は、環境保全に関する施策を計画的に推進していこうと県が策定するもので、期間は来年度から平成29年度までの5年間です。
計画によると上伊那地域については▽自然エネルギーの活用と事業者の取り組み支援▽水環境の保全と景観育成 などを主な施策としています。
参加者からは、計画についての意見が出されました。
懇談会は、県内10か所で開かれることになっていて、県では出された意見を参考に、今年度中に計画をまとめるとしています。 -
南箕輪村水道ビジョン 検討結果を答申
今年度から10年間の水道事業について定める「南箕輪村水道ビジョン」について検討してきた審議会は、原案の通り策定するとの検討結果を26日、唐木一直村長に答申しました。
26日は、南箕輪村上下水道事業運営審議会の木下功会長と増澤宮雄副会長が役場を訪れ、唐木村長に答申書を手渡しました。
南箕輪村水道ビジョンは、水道施設の耐震化や飲料水確保のための対策など今後10年間の計画を定めたものです。
主な実施施策は▽水源の保全・整備▽施設の耐震化▽水道事業の経営の強化と効率化 などです。
答申では他に、耐震性を備えた新たな非常用水源の開発・整備の推進を図ること、水需要の動向に合わせ定期的に事業計画の見直しを図ることを求めています。 -
飯田線上り1本運休
26日午前6時5分発の飯田線伊那松島発竏駐V竜峡行きの上り列車が、出発前の点検で異常か所が見つかり全区間運休となりました。
これにより、およそ150人に影響がでました。
26日午前5時40分頃、飯田線上り列車の運転士が、箕輪町の伊那松島運輸区で出発前の点検をしていた際、ブレーキの動力源となるタンクから空気が漏れているのを発見しました。
これにより、伊那松島6時5分発のこの列車が全区間運休となりました。
JR東海では、原因について調べを進めています。
運休により、通勤通学などおよそ150人に影響が出ました。 -
伊那愛石会 水石展
天竜川水系の自然石を集めた伊那愛石会の第52回水石展が27日から伊那市の坂下公会堂で開かれます。
会場には、山などの風景を連想させる石や模様が浮き出たような石など32点が並んでいます。
伊那愛石会は、上伊那地域の60代を中心に18人の会員がいて、自慢の逸品を持ち寄っています。
天竜川水系の中でも三峰川は、石の種類も豊富で全国的にも有名な河川だということです。
会員が投票で各賞を決め、伊那ケーブルテレビ賞には、伊那市東春近の河野三千昭さんが出品した水溜石が選ばれました。
沢渡の天竜川で見つけた巣立真黒石と呼ばれる種類だということです。
この道40年以上という会長の中村章さんは、「気に入った石を探し当てた時の喜びはひとしお。山や岩、滝などを石の中に見つけ出し、連想して楽しんでほしい」と話しています。
伊那愛石会の水石展は、27日と28日の2日間、伊那市の坂下公会堂で入場無料で開かれます。 -
竜西保育園で収穫祭
伊那市の竜西保育園で25日、収穫祭が行われ手づくりランタンに火が灯されました。
25日は、園児とその保護者の他、野菜作りでお世話になった地域のお年寄りなど260人が集まりました。
収穫祭では、手づくりのランタンに火が灯され、幻想的な雰囲気を味わっていました。 -
上伊那地方事務所 工事現場パトロール
上伊那地方事務所は、工事現場で建設リサイクル法が守られているかを見回る一斉パトロールを23日、行いました。
23日は、上伊那地方事務所の職員8人が、管内8か所の解体工事現場をまわりました。
建設リサイクル法は、資源の有効利用を目的に分別解体などについて定めたものです。
パトロールは、春と秋の年2回行われていて、表示板が設置してあるかや分別解体が実施されているかなどを確認しました。
パトロールの結果、表示板を設置していない現場が4件あったということで、設置するよう指導したということです。 -
箕輪町と自主団体が農地・水保全管理に関わる協定締結
箕輪町は町内の3つの自主団体と農地・水保全管理に関する協定を結びました。
24日は箕輪町役場で調印式が行われ、北小河内農地・水環境の融和の小島一実代表、南小河内農地・水保全の会の井澤文明会長、長岡農村環境保全の会の永岡文武会長らが出席しました。
この協定は、農地や水路の保全管理活動などを行う自主団体に対し国などが支援するもので、金額は、10アールあたり田んぼは4400円、畑は2800円です。
箕輪町では、北小河内、南小河内、長岡の3地区が自主団体を立ち上げました。
期限は24日から平成29年度末までです。
平澤町長は、「区民全体で地域の水や農地を守り、地域の活性化に取り組んでもらいたい」と話していました。 -
伊那小児童がカボチャの提灯づくり
伊那市の伊那小学校の児童が今日、27日に行われる「いなまちハッピーハロウィン」に向けカボチャの提灯を作りました。
25日は伊那小の4年生と5年生60人ほどが提灯を作りました。
カボチャの提灯150個が作られ、27日に中心商店街で行われるいなまちハッピーハロウィンで飾られます。
中心商店街のハロウィンは11年前に八幡町を中心に行われるようになり、現在は商店街の活性化に取り組んでいる伊那まちの再生やるじゃん会などが企画しています。
児童は、カボチャの中身を取り除き、思い思いの顔の形にくりぬいていました。
ある児童は、「手や服がべたべたになったけれどうまくできてたのしかった」と話していました。
いなまちハッピーハロウィンは27日に伊那北駅北広場などで行われます。
カボチャの提灯は全部で300個作られることになっていて、当日は午後5時に点灯式が行われます。 -
まほらいな市民大学同窓会総会
伊那市のまほらいな市民大学同窓会の総会が22日にいなっせで開かれました。
総会にはおよそ130人が出席しました。
まほらいな市民大学は、生涯学習の場として伊那市が開いているもので、その卒業生が同窓生として活動を行っています。
平成24年度の事業計画案では、一泊二日の研修旅行や、年3回会報を発行することなどが示され、了承されました。
平成24年度の予算はおよそ60万円となっています。
また、総会に合わせ、同好会の作品展示発表会が行われ、1年間の活動の成果、150点ほどが展示されました。 -
伝統行事「まんど」守れ 大麦の種まき
お盆の伝統行事・振りまんどで使用する大麦のワラが手に入らず、今年の夏は行事を中止とした南箕輪村大泉の住民は、地域の伝統行事を守るため、大麦の栽培を始めました。
25日は、大泉の8アールの畑に、6キロの大麦の種が蒔かれました。
作業を行ったのは、伝統行事を後世に伝えようと、9月から活動を始めた地域住民有志です。
大泉では、古くからお盆の伝統行事・振りまんどが行われていましたが、50年ほど前に一時途絶えました。
およそ30年前に、地区の住民が復活させ毎年行われてきましたが、今年の夏は、大麦のワラが手に入りにくいなどの理由から実施を見送りました。
このまま、伝統行事が途絶えてしまうのは寂しいと、住民有志が大麦を育てる事にしました。
種が蒔かれたのは、3年ほど遊休農地となっている畑で、地区の遊休農地解消につなげるねらいもあります。
住民有志は、11月中には、大泉の伝統行事を継承する会を立ち上げ、12月上旬には、子ども達に協力してもらい、麦ふみなども行うことにしています。
地域で大麦を育てていない事から、近年は、大麦のワラを他地区から入手したり、小麦で代用してきたという大泉のまんど。
来年は、地域で栽培された大麦でのまんどを見ることが出来そうです。 -
木のおもちゃプレゼント
伊那市は、木育事業の一環として来月から、生後6か月の子供に5千円相当の木のおもちゃをプレゼントする、ウッドスタート事業を始めます。
24日は伊那市役所で、定例記者会見が開かれ白鳥孝市長は、ウッドスタート事業のねらいについて、「伊那の木、伊那の職人が作ったおもちゃで遊び、自然への意識を高めてもらい、木工産業の振興につなげていきたい」と話していました。
プレゼントされるのは、積み木や、写真たて、離乳食用の食器など全部で6種類あり、市内の木工職人グループが制作したものです。
使われているのは、山桜や、カエデ、ナラなどの木材で、多くが伊那市内から出たものだという事です。
市では、来月からの6か月児相談で、絵本3冊か、木のおもちゃ1種類のどちらかを選んでもらい、希望した物を保護者に贈る事にしています。
伊那市では、平成22年度から、保育園などに木のおもちゃをプレゼントする木育事業を進めています。
市によりますと、伊那市では年間に600人あまりの子供が生まれているという事で、木のおもちゃが、広く使われる事により、木工産業の振興を図っていきたいとしています。 -
南大東小の児童17人来伊
青パパイヤが縁で伊那市と市民レベルの交流を続けている沖縄県南大東島の子どもたちが今日、伊那市役所を訪れました。
24日は、南大東小学校の5・6年生17人が、市の職員にに挨拶をしました。
伊那市と南大東島では、青パパイヤが縁で、市民レベルの交流を、6年前の平成17年から続けています。
今回の訪問では初めて、5年生が、伊那市内の企業6社で2日間にわたり職場体験を行う計画です。
また、6年生は、伊那西小学校の児童と交流を行う計画です。
5年生の代表児童は「いろいろな事を学んで島に帰りたい」、6年生の代表児童は「友達と思い出をいっぱいつくりたい」と話していました。
挨拶を済ませると、子供たちは、早速、市の担当者や、受け入れ企業の担当者に、手作りの名刺を配りPRしていました。 -
特別展「砲術家 阪本天山」
砲術家で「高遠藩学の祖」とされる阪本天山の直筆の書や、天山が発明した大砲の模型などを展示した、特別展が、伊那市立高遠町歴史博物館で24日から始まりました。
会場には、1778年に天山が世界に先駆けて発明した、角度を変える事ができる大砲「周発台」の模型や、当時使われていた火縄銃、火縄銃用の火薬入れなど85点が展示されています。
今回の特別展は、砲術家としての阪本天山に光をあて再評価しようと企画されたものです。
阪本天山は、1745年に高遠藩の家に生まれ、大阪で砲術を、江戸で儒学を学びました。
文武両道の気風を築いた高遠藩学の祖と称され、幕末に欧米の軍隊と唯一互角に戦う事ができたとされる和式砲術を発明しました。
オープニング式典では、白鳥孝伊那市長や、多くの資料を寄贈した天山の子孫の坂本悠紀子など4人が、テープカットを行い、特別展の開催を祝いました。
特別展は112月16日まで開かれています。 -
手作りおやつのレシピを配布
22日南箕輪村中部保育園で手作りのおやつとレシピが配られました。
22日は地域の主婦などでつくる食生活改善推進協議会の会員5人が保育園を訪れ、手作りのおやつとそのレシピを、迎えに来た保護者に配りました。
協議会では、手作りおやつの良さを広め、家でも作ってもらおうとレシピを配っています。
22日は保護者に会員が作ったサツマイモを使ったプリッツと、きなことマカロニを使ったあべかわ風のお菓子がふるまわれました。
食生活改善推進協議会の倉田和子会長は、「簡単なので子供と一緒にぜひ作ってほしい」と話していました。
ある保護者は、「普段お菓子を手作りすることはあまりないが、家にある食材で簡単に作れそうなのでやってみたい」と話していました。 -
安心安全な地域づくりへ 意識高める
暴力や犯罪、事故のない安全な社会を目指す、暴力追放・地域安全伊那市民大会が20日、伊那市のいなっせで開かれました。
この日は大会に先駆けて、音楽を通じて消防団活動をPRしている伊那市消防団音楽隊が4曲を演奏しました。
大会には、消防団や交通安全協会などおよそ300人が参加しました。
白鳥孝伊那市長は「伊那市をあげて、暴力追放・地域安全を推進していきたい」とあいさつしました。
大会では、伊那警察署から事件や事故に関する報告があったほか、伊那市防犯協会女性部による朗読劇が披露されました。
夜間の自己防衛として、誰でもできる安全な服装の例を紹介していました。
最後に、暴力追放、犯罪や事故の防止に努めるとする大会宣言を確認し、参加者が「がんばろう」を三唱して意識を高めていました。 -
大芝高原で下草刈り
南箕輪村の大芝高原で21日、住民およそ120人が下草刈りなどを行いました。
21日は、大芝高原で育樹祭が行われ、11区からおよそ120人が参加しました。
育樹祭は、先人が残した貴重な大芝高原を守り育てていこうと5年前から行われています。
参加者は、鎌やのこぎりを使って森林内の下草刈りや除伐を行いました。
ある参加者は「ウォーキングや観光などで多くの人が訪れる大芝高原の環境を守っていきたい」と話していました。
参加者は、およそ1時間黙々と作業にあたっていました。 -
箕輪中部ヤンキースが優勝
少年野球上伊那選手権大会が、20日から2日間、箕輪町の番場原競技場で開かれ、箕輪中部ヤンキースが優勝しました。
大会には上伊那6市町村から18チームが出場し、トーナメント形式で優勝を争いました。
21日は、準決勝と決勝の2試合が行われました。
決勝は、白のユニフォーム、伊那市の美篶野球スポーツ少年団と、青のユニフォーム、箕輪町の箕輪中部ヤンキースの対戦となりました。
序盤は投手戦となりましたが、3回の裏、箕輪中部はランニングホームランを皮切りに、一挙4得点をあげます。
一方の美篶は、箕輪中部のピッチャー栗林悠人君のコーナーをつくピッチングと守備陣の固い守りに苦戦します。
箕輪中部は、栗林君のノーヒットピッチングの活躍もあり、6対0で美篶を破り優勝を果たしました。
主将でピッチャーの栗林君は「みんなが打ってくれたので安心して投げられた。バントから始まって打線がかみ合って勝てて良かった」と話していました。 -
光と音楽の共演
幻想的なイルミネーションと日本の伝統音楽の共演「伊那雅楽平安の調べ」が21日、南箕輪村の大芝高原で開かれました。
21日は、イルミネーションフェスティバル期間中の大芝高原で演奏会が開かれました。
演奏したのは、上伊那地域の神職らでつくる伊那雅楽会のメンバー12人です。
雅楽は、神社などで奏でられる日本古来の音楽や舞です。
大芝高原での演奏は、地域貢献を目的に2年前から行われています。
演奏会では、古典楽曲などおよそ10曲を披露し、訪れた人は足を止めて聞き入っていました。
伊那雅楽会では「普段聞く機会の少ない日本の音楽に少しでも興味をもってもらえたらうれしい」と話していました。 -
下県かっぽれくらぶ 保育園で踊り披露
伊那市美篶下県の有志でつくる下県かっぽれくらぶは23日、美篶保育園を訪れ、踊りを披露しました。
23日は、孫が保育園に通っているくらぶのメンバー5人が、「下県かっぽれ」を披露しました。
かっぽれは、宴会や祝い事などのおめでたい席で披露される踊りです。
下県かっぽれくらぶは、30年ほど前に発足し、年に10回ほど地域のイベントなどで踊りを披露しています。
今回は保育園からの要望に応え初めて行われました。
メンバーらは、踊りの振り付けを教え、園児と一緒に踊っていました。
他に、歌に合わせて踊りを披露すると、園児からは笑いが起きていました。
下県かっぽれくらぶの北原正男会長は、「地域の伝統を守るのと同時に、集落の繋がりを大切にしていきたい」と話していました。 -
上伊那の業況 先行き不透明
アルプス中央信用金庫の伊那谷経済動向調査によりますと7月から9月の業況について業況感を表す指数はマイナス41.0で前期より7.1ポイント悪化していることがわかりました。
上伊那地区内で7月から9月の業況について良かったとする企業は7.8%、悪かったとする企業は48.8%で業況感の指数はマイナス41.0と4月から6月に比べ7.1ポイント悪化しました。
アルプス中央信用金庫では、円高や海外経済の減速などに加え中国との関係悪化が予想され、先行きが不透明な状態となっていると見ています。
業種別では卸売業を除いたすべての業種でマイナスとなっています。
特に、小売業は28.1ポイント大きく悪化しました。
10月から12月の業況については5.5ポイント改善となると予想しています。 -
い~な伊那プレミアム商品券 早めの利用を
今年7月1日に発売された「い縲怩ネ伊那プレミアム商品券」の有効期限は10月31日までとなっています。
昨日現在の利用率はおよそ90%となっていて伊那商工会議所では早めの利用を呼び掛けています。
い縲怩ネ伊那プレミアム商品券は1万円で1万1000円分の買い物が出来る商品券で総額は2億2千万円が販売されました。
事務局の伊那商工会議所によりますと10月22日までに精算された商品券の換金状況はおよそ1億9700万円で、率にしておよそ90%となっています。
内訳は大型店が8100万円で41%。
JAが4400万円で22%。
商店などが7100万円で37%となっています。
商品券は市内の加盟店440店舗で利用することができ、期間は10月31日までとなっています。
伊那商工会議所では早めの利用を呼び掛けています。 -
果樹の収穫最盛期 今年は豊作
ぶどうやリンゴなど果樹の収穫が最盛期を迎えています。
今年は天候にも恵まれたことから出来は上々で豊作だということです。
伊那市西箕輪の、みはらしぶどう園。
ここでは、ぶどう狩りが楽しめる他、全国各地への発送も行って今が収穫の最盛期です。
夏、気温が高かったことや、ここ最近の朝晩の冷え込みで甘味が増し出来は上々だということです。
一方みはらしリンゴ生産組合長の笠松悟さんのリンゴ園。
笠松さんのリンゴ園では色が鮮やかで酸味があるジョナゴールドが収穫の最盛期を迎えています。
笠松さんは「玉伸びも良く甘さも十分」と話していました。
JA上伊那によりますと「今年は、病害虫の被害もなく、台風の影響なども少なかったことから果樹は全体的に豊作の年」と話しています。 -
新ごみ中間処理施設の建設候補地の地元、桜井区が学習説明会
上伊那広域連合が進めている新しいごみ中間処理施設の建設候補地の地元、伊那市富県桜井区は、21日、環境影響評価・環境アセスメント準備書の学習説明会を開きました。
21日に開かれた学習説明会には、桜井区にある4つの常会から80人が参加しました。
上伊那広域連合が進めている新しいごみ中間処理施設の建設候補地の地元、桜井区では、一昨年「新ごみ中間処理施設桜井区対策委員会」を立ち上げ、去年からは、年3回を目途に区が主催する学習説明会を開いています。
昨夜の学習説明会では、今月4日に公告された環境アセス準備書について、上伊那広域連合の説明を聴きました。
住民からは、「調査で出された数値は何年担保されるのか」「アセスを実施したのに、建設後問題が発生したという事例はあるのか」などの質問や、「桜井区を通る一般車両が何台増えるのか予測する必要があるのではないか」などの意見が出されていました。
桜井区では、新しいごみ処理施設について、区民全員で学習し考えていくために、今後も区主催の学習説明会を開催していくということです。 -
伊那市手良でトラクター事故
伊那市手良の60代男性が運転するトラクターが、近くを流れる川に転落する事故がありました。
事故があったのは、伊那市手良の棚沢川です。
60代後半の男性が運転していたトラクターが、川に転落しました。
午後1時5分に伊那警察署に通報がありました。
知人の話によると、男性は午前中に、田んぼを掘り返す作業をし、昼食をとりに帰る途中に転落したのではないかということです。
男性は意識があり、腰が痛いと話していたということで、伊那市の伊那中央病院に搬送されました。
伊那警察署によりますと、22日の事故をあわせて、今年は2件の農機具の事故が発生しています。
JA上伊那では、「秋起こしが始まる時期なので、農機具を使うときは充分注意して欲しい」と呼びかけていました。 -
西春近北小児童が山林で枝打ち作業
伊那市の西春近北小学校の児童が近くの山林で枝打ち作業を行いました。
22日は財産区議員の指導のもと、5年生と6年生60人ほどがヒノキの枝打ちを行いました。
枝打ち作業は、山の整備作業を通して森林の役割を学び、ふるさとの自然を大切にする心を育ててもらおうと毎年西春近北小と財産区が行っているものです。
22日作業が行われたのは、西春近柳沢のモチクイ平の山林で、児童たちは、のこぎりを使い、木材にするヒノキの枝を切り落としていました。
25日には西春近南小学校も藤沢川上流で枝打ち作業を行うことになっています。 -
友好提携の新宿区で伊那市の農産物販売
伊那市が友好提携を結んでいる東京都新宿区で21日、区民まつり「ふれあいフェスタ2012」が開かれました。
会場では伊那市の農産物なども販売され多くの人達で賑わいました。
「人とつながる 未来へつなげる ふれあいタウン新宿」をテーマに、およそ80団体が参加したイベントは、新宿区内最大規模の区民まつりです。
21日は、新宿区と友好提携を結んでいる伊那市からも白鳥孝伊那市長や市民などが参加しました。
友好提携は、旧高遠藩主内藤家が縁で旧高遠町と昭和61年に結びました。
平成18年に伊那市と合併したため新たに伊那市と友好提携が締結されました。
会場となった都立戸山公園のメインステージでは伊那市消防団音楽隊による演奏が行われました。
物産品のコーナーでは伊那市の花や野菜・くだものなどが販売され多くの人が買い求めていました。
伊那市の間伐材をつかった木工教室のコーナーでは、訪れた親子が木のおもちゃや、木の笛「ユカイナ」作りに挑戦していました。
新宿区によりますとふれあいフェスタにはおよそ6万3000人の人出があったということです。 -
語り継ぐ戦争 少年の塔慰霊祭
太平洋戦争中、満蒙開拓青少年義勇軍として満州に渡り命を落とした青少年の霊を慰める「少年の塔慰霊祭」が22日、伊那市の伊那公園で行われました。
22日は出席者およそ30人が少年の塔の前で黙祷を捧げました。
慰霊祭は今年度、公益社団法人となった上伊那教育会が毎年行っているものです。
少年の塔は、鍬を持ち、遠い大陸から望郷の念にふける少年の像で昭和36年に建立されました。
22日は、大陸に渡ったまま再び古里の土を踏むことなく、亡くなった10代の少年たちの霊を慰めようと出席者が少年の塔に花を手向けていました。
満蒙開拓青少年義勇軍は戦時中の満州開拓事業の一環として組織されたもので、教育会が中心となり奨励していました。
しかし敗戦後、飢えや寒さ、病気で犠牲者が続出し、上伊那出身者で義勇軍となったおよそ800人のうち91人が命を落としています。
上伊那教育会では「若くして犠牲となった少年たちの記憶を風化させず語り継いでいかなげればならない。」と話し平和への誓いを新たにしたいました。